JPH08238773A - インクジェット記録ヘッドとその製造方法および駆動回路 - Google Patents

インクジェット記録ヘッドとその製造方法および駆動回路

Info

Publication number
JPH08238773A
JPH08238773A JP4762595A JP4762595A JPH08238773A JP H08238773 A JPH08238773 A JP H08238773A JP 4762595 A JP4762595 A JP 4762595A JP 4762595 A JP4762595 A JP 4762595A JP H08238773 A JPH08238773 A JP H08238773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording head
ink
diffusion layer
resistors
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4762595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3079003B2 (ja
Inventor
Tetsuro Asaba
哲朗 浅羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4762595A priority Critical patent/JP3079003B2/ja
Publication of JPH08238773A publication Critical patent/JPH08238773A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3079003B2 publication Critical patent/JP3079003B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクジェット記録ヘッドの製造コストを低
減する。 【構成】 同一基板内にインクを加熱するヒーターとト
ランジスタを形成し、電圧供給源→ヒーター→トランジ
スタ→接地の順に結線する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録ヘッ
ドとその製造方法および駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ヒーターを加熱することによっ
て、インク内に発泡を誘起し、そのエネルギーによっ
て、インクを吐出するタイプのインクジェット記録ヘッ
ドの駆動方式に対し、種々のものが提案されてきた。特
に、シリコン基板に駆動回路の一部を取り込み、ヒータ
ーアレイをオン・チップに構成した形式のものはヒータ
ー数に対してボンディングワイヤーの数を大幅に減らす
ことが可能で、種々の方式が提案されている。中でも特
開平2−283454号公報に示された、ダイオードを
各ヒーターごとに直列に結線し、ブロックごとに駆動す
ることによって、行列に配置されたヒーター中の特定の
ヒーターのみを駆動する方式は特に優れている。図6
(a)にその回路概念図を示す。それぞれn個のヒータ
ーをブロックとし、ヒーターRH1…RHnに一端がダイオ
ードD1 …Dn を介して電圧印加のためにパッドV1
m に結ばれ、各ヒーターRH1…RH2の他端は接地のた
めのパッドH1 …Hn に接続されている。上記方式によ
ればヒーター数をN個とすると、外部端子、つまりボン
ディングパッド数は理論上、2 N個まで減らすことが
できる。一例を上げれば、64ビットのヒーターアレイ
の場合、ボンディングパッド数は16個で駆動できるこ
とになる。但し、基板アース用のパッドが1つ必要にな
るので、実際には17個となる。
【0003】このボンディング・ワイヤ結線数の削減
は、配線の信頼性確保の上で、非常に重要な意味を持
ち、上記ダイオード方式は実際のインクジェット記録ヘ
ッドに長期にわたって採用されてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、同一基板内にダイオードアレイを形成するの
で、ダイオードはブロックごとに電気的に絶縁されてい
る必要がある。そのため絶縁領域の設置が不可欠にな
り、二端子素子の割には、異様に複雑な構造を持つこと
になる。まず、p領域とn領域をプレーナ技術で形成す
る、最も単純な構造を考えてみる。ヒーターへの供給電
圧VH を正電位とすると、基板はアース状態にしなけれ
ばならない制約から、基板の導電型はp型になる。する
と、基板とダイオード間でPNPのバイポーラトランジ
スタが構成されてしまい、ほとんどの電流はヒーターに
流れず、基板電流として逃げてしまう。そのため、現
在、製品となっているインクジェット記録ヘッドのダイ
オードは、図6(b)に示すような、コレクタ・ベース
間がショートされたタイプのNPNバイポーラを使用し
てきた。具体的な構造断面図を図6(c)に示す。10
1はp型シリコン基板、106はn型埋込み層、107
はp型シリコンエピタキシャル層、108は深いn型拡
散層、109は濃く、浅いp型拡散層、110はn型の
濃く、浅い拡散層である。111は絶縁膜、112はコ
レクタ・ベース電極、113はエミッタ電極、114は
アイソレーション用電極である。
【0005】NPNバイポーラを構成するだけなら、3
重拡散も考えられるが、ベース−コレクタ−基板間に形
成されるPNP寄生バイポーラトランジスタが作動して
しまい、前述の単純ダイオード同様ヒーターを流れない
基板電流となって、電流が逃げてしまう。以上のような
理由によって、図6(c)に示すような複雑な構造を回
避することができず、高価な製造工程を採用し続けてき
た。
【0006】この結果、実質的には二端子素子であるに
もかかわらず、埋込み層を含む拡散層で4層を必要と
し、更に、最も高価な工程であるエピタキシャル層の堆
積工程までをも必要とした製造工程になっている。
【0007】以上説明したように、従来例では、その構
造上の問題から、不必要な程、高価な製造工程を必要と
している。
【0008】本出願の第1の目的は、前述した従来例の
ような、複雑な構造を必要とせず、単純な構造を用いる
ことにより、エピタキシャル層の堆積工程を不要とし、
製作コストを従来例の60%以下に抑制することであ
る。
【0009】また同時に、構造を単純化することによっ
て一素子当たりの配置ピッチを縮小し、多ビット化した
際のダイオード占有面積の縮少を目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるインクジェット記録ヘッドは、第1の
導電型のシリコン基体内に該第1の導電型と異なる第2
の導電型の第1拡散層が複数形成され、該複数の第1拡
散層のそれぞれに第1の導電型の第2拡散層が複数形成
され、複数の第2拡散層のそれぞれにインクを加熱して
気泡を生ぜしめよってインクを吐出するための抵抗体が
1個ずつ接続され、該複数の抵抗体の第2拡散層側と異
なる側が第1拡散層毎に互いに接続されていることを特
徴とする。
【0011】本発明による製造方法は、上記インクジェ
ット記録ヘッドの製造方法において、p型シリコン基体
内に、イオン・インプランテーション法によってリンを
打ち込んで、第1拡散層を形成することを特徴とする。
【0012】さらに本発明による製造方法は、上記イン
クジェット記録ヘッドの製造方法において、n型シリコ
ン基体内に、ホウ素を導入して第1拡散層を形成するこ
とを特徴とする。
【0013】また、本発明によるインクジェット記録ヘ
ッドは、インクを加熱して気泡を生ぜしめ、よってイン
クを吐出するための複数の抵抗体と、該複数の抵抗体の
それぞれへの通電を制御するための複数の機能素子が同
一の基体内に形成されているインクジェット記録ヘッド
において、前記複数の機能素子がバイポーラトランジス
タであり、複数のバイポーラトランジスタのコレクタは
前記基体と同一導電型でかつ互いに接地電位で接続され
ており、複数のバイポーラトランジスタのエミッタのそ
れぞれに前記複数の抵抗体の一つの一端が接続されてお
り、該複数の抵抗体のそれぞれの他端が該抵抗体へ電圧
を印加するための端子に接続されていることを特徴とす
る。
【0014】本発明による駆動回路は、インクジェット
記録ヘッドの駆動回路において、同一基体内に、インク
を加熱して気泡を生ぜしめ、よってインクを吐出させる
ための複数の抵抗体と、複数のバイポーラトランジスタ
が形成されており、該複数のバイポーラトランジスタの
コレクタは前記基体と同一の導電型であり、かつ互いに
接地電位で接続されており、複数のバイポーラトランジ
スタのそれぞれに前記複数の抵抗体の一つの一端が接続
され、該複数の抵抗体のそれぞれの他端が該抵抗体へ電
圧を印加するための端子に接続されており、記録ヘッド
外部の駆動手段から前記抵抗体への供給電圧の印加と前
記複数のバイポーラトランジスタのそれぞれのベースの
電位を制御することによって、特定の抵抗体を加熱する
ことを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明においては、従来例と異なり、ヒーター
への電圧供給電源から接地方向に向かって、ダイオード
→ヒーター抵抗の順に結線するのではなく、ヒーター抵
抗→ダイオードの順で直列結線する。そのために、ヒー
ターとp型シリコン基板との間に故意にPNPトランジ
スタを構成し、このPNPトランジスタをp領域、n領
域の単純ダイオード構成とする。
【0016】上記構成において基板電流、すなわちPN
Pトランジスタのコレクタ電流は当然、大量に発生する
が、この電流は従来例の配置と異なり、ヒータ電流とし
て実効的に作用する。すなわち、ヒーター抵抗とダイオ
ードの位置関係を逆にすることで、基板電流を積極的に
利用することができる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の特徴を最もよく表わす図面で
あり、図1(a)はヒーター抵抗アレイ及び電圧供給電
源とシリコン基体との間に構成されるバイポーラトラン
ジスタマトリクスの回路概念図であり、トランジスタの
グループ化は図6(a)の従来例と同様である。図1
(b)は、バイポーラトランジスタの構造を示す断面図
である。ここで、101は第1の導電型のシリコン基体
でバイポーラトランジスタのコレクタに相当する領域、
102は101と反対の第2の導電型の拡散層で、バイ
ポーラトランジスタのベースに相当する領域、103は
シリコン基体101と同一の第1導電型の拡散層でエミ
ッタ及びコレクタコンタクト層に相当する領域、104
はシリコン基板101と反対の第2導電型の拡散層でベ
ースコンタクト層に相当する領域である。
【0018】以下、図面を用い本発明の一実施例につい
て詳細に説明する。
【0019】簡単のため2×2の行列で従来例と本発明
の比較を行う。図2(a)に従来例の回路図を示した
が、ここでヒーターR11を動作させることを考える。ま
ず、パッドV1 にヒーターへの供給電圧VH を外部駆動
部から印加し、パッドH1 を外部駆動部によって接地電
位に落とす。当然ヒーターR11にはヒーター電流が流
れ、R11が配設されている場所のインクに発泡現象が起
こる。ここで、パッドV2とパッドH2 が外部駆動部に
よりフローティング状態になっている時の電位を考え
る。パッドV1 に電圧VH が印加されればダイオードD
12が順方向なので、当然パッドH2 もVH 近傍の電位ま
で上昇する。またパッドH1 が接地電位ならダイオード
21の順方向はパッドV2 →パッドH1 なのでパッドV
2 は接地電位になる。よってパッドH2 がVH 電位、パ
ッドV2 が接地電位になり、ダイオードD22に電圧が印
加されることになる。ところが、この向きはダイオード
22に対して逆方向になるので、電流は流れない。結局
パッドV1 →D12→R12→R22→D22→D21→R21→パ
ッドH1 という電流通路はダイオードD22によって遮断
され、実質的に電流が流れるのはパッドV1 →D11→R
11→パッドH1 の通路たけである。この結果パッドV1
とパッドH1 を選択することによってダイオードR11
みに電流を流すことができる。
【0020】次に同様にして、本発明の電位状態を考え
てみる。図2(b)に2×2の行列を示す。ここでパッ
ドV1 にヒーターへの供給電圧VH を印加しパッドH1
を接地電位に落とす状態を考える。エミッタフォロア状
態になっているPNPバイポーラトランジスタTr11
ON状態になり、ベース電流とコレクタ電流(基板電
流)が流れる。この時エミッタ電流はベース電流とコレ
クタ電流を加算したものである。ヒーターR11を流れる
ヒーター電流はトランジスタTr11から見た場合、エミ
ッタ電流になるので、ヒーター電流はベース電流とコレ
クタ電流(基板電流)を加算したものになる。このこと
は、パッドV1 に供給された電流は無駄なく、ヒーター
電流として消費されることを意味する。よって従来例の
ように基板電流を抑制する必要は無く、むしろ積極的に
利用した方が、H側パッドの外部駆動部の負荷を軽くす
ることができる。
【0021】次に、従来例と同様、パッドV21とパッド
2 の電位について考える。パッドV1 に電圧VH が印
加された場合、トランジスタTr21のエミッタ−ベース
は順方向なのでパッドH2 はVH 近傍の電位になる。こ
の時トランジスタTr12のベース・コレクタは逆方向接
合になり、ベース−コレクタ間に形成されるダイオード
の耐圧がVH 以上ならコレクタ電流(基板電流)は流れ
ないことになる。言い換えればトランジスタTr12のコ
レクタ・エミッタ間の降伏電圧VCEO がVH 以上あれ
ば、パッドV1 →R12→Tr12基板の通路で流れる電流
は存在しない。
【0022】次にパッドV2 はトランジスタTr21のエ
ミッタ・ベースが順方向なので、パッドH1 と同様接地
電位に安定する。この結果、従来例と全く同じ状態、つ
まり、パッドH2 がVH 近傍の電位、パッドV2 が接地
状態になる。ここでトランジスタTr22に注目すると、
上記の状態でベースがVH 近傍の電位、エミッタとコレ
クタが接地電位になっている。ここで、PNPバイポー
ラトランジスタの等価回路を考えると、図3のようにな
る。つまり、ベースから見れば、逆方向のダイオードD
EB,DBCを2つ並列に結線したものである。ここでエミ
ッタ・ベース間ダイオードDEBとベース・コレクタ間ダ
イオードDBCの双方の耐圧がVH 以上あれば電流はどこ
にも流れないことになる。
【0023】つまり、本発明の構造により、従来例と全
く同様の作用が簡単な構造で得られることになる。
【0024】以下8×16ビットのインクジェットヘッ
ドの製作工程について簡単に記述する。製作工程は全て
公知の技術を使用しているので、主なプロセスパラメー
タのみを記載しておく。
【0025】シリコン基板101はp型の10〜20Ω
・cm、すなわち不純物濃度1×1015cm-3程度のものを
選んだ。基板の不純物濃度の選択はコレクタ−ベース間
耐圧、ベース−エミッタ間耐圧を考える上で重要であ
る。図1または図4の構造で基板がコレクタになってい
るので、耐圧上は不純物濃度は薄ければ、薄い程よい。
但し極端に低不純物濃度の基板を使用すると、コレクタ
抵抗が上昇しコレクタ電流が流れなくなる。本実施例の
場合、外部駆動部に余裕があり、コレクタ電流がベース
電流と比較して小さい状態でON動作してもかまわず、
ヒーター電流,ベース電流の条件が許される環境にあっ
たので、比較的低不純物濃度の基板を使用した。
【0026】基板選択後、共通ベースの形成を行う。本
実施例では8ビット共通ベースになっている。基板上1
01の表面に酸化膜103を形成し、ベース領域102
に相当する部分のみ、酸化膜の一部をエッチング除去す
る。
【0027】不純物はリンで、酸化膜103の薄い部分
103Aを通してイオン・インプランテーション法にて
リンを打ち込んだ。ドーズ量は4×1012ions/cm2
した。打ち込み後、1200℃で5時間のドライブ・イ
ンを行った。この結果ベース領域102は表面不純物濃
度約8.4×1015cm-3拡散深さ7.8μmの拡散層が
形成された(図4(a))。
【0028】次に、酸化膜のエミッタ及びコレクタコン
タクト層に相当する部分を開口し、エミッタ及びコレク
タコンタクト層104をBBr3 を使用したボロンガラ
スの固相拡散法を用いて形成した。もちろん、イオン・
インプランテーション法で形成してもよい。ドライブ・
インは1100℃で3時間行い、拡散深さを0.2μm
程度にした。前述したように、エミッタ−ベースの耐圧
はヒーターへの供給電圧以上のものが要求され、定格を
35Vとすると、エミッタの曲率は1μm以上必要であ
る。本実施例では、上記ドライブ・インによってエミッ
タエッジ部をゆるやかに丸め、耐圧を確保した。
【0029】次に、酸化膜103Aを除去して新たな酸
化膜を設け、ベースコンタクト領域に相当する部分を開
口し、ベースコンタクトをとるための拡散層104を塩
化ホスホリルPOCl3 を使用した熱拡散法によって形
成した。PSGの固相拡散法を用いて形成してもよく、
もちろん、イオン・インプランテーション法を用いて形
成してもよい。拡散層104は浅い拡散層で何ら問題無
く、1000℃、10分のドライブ・インを施した。つ
づいて、この酸化膜を除去し、新たな酸化膜103Bを
形成した(図4(b))。
【0030】以下、公知の通常シリコン製作技術を用い
て、コンタクトホールを開口し、エミッタE1 〜E8
ベースB、コレクタCのアルミニウム配線を施した(図
4(c))。
【0031】1ブロックの配線概念図を図5に示す。
【0032】窒化タンタル及びハフニウムボライドを使
用したヒーターアレイR1 〜R8 、ベースB1 〜B8
含む共通ベース領域、駆動電圧VH 供給ライン及びコレ
クタ結線ラインが示されている。360DPI(ドット
・パー・インチ)程度のインクジェットヘッドを考える
と、1ピッチ70μmとなり、エミッタ−エミッタ間隔
は、コレクタ領域の存在を考えても65μmピッチ程度
に設置できる。そのため、エミッタE1 〜E8 は1列に
並べることが可能で、エミッタ幅を1mm程度にとれば十
分低いVF(1.5V以下)になり、従来例のダイオー
ドアレイと完全な互換性がとれる。
【0033】なお、ヒーターへの供給電位が負電位の場
合はトランジスタの極性を全て逆にして考えればよい。
【0034】図7は本発明によるインクジェット記録ヘ
ッドを用いたヘッド集合体(アセンブリ)を示す模式的
斜視図である。
【0035】このアセンブリ20は多数のインク吐出口
23をもつヘッド21と、インクを収容するインクタン
ク22と、を備えている。インクタンクにはインクを保
持するインク吸収体(不図示)が収容されている。ヘッ
ド21とインクタンク22とは一体的なものであって
も、互いに着脱自在なものであっても、いずれでもよ
い。
【0036】図8は上記アセンブリ20を有するインク
ジェット記録装置の制御系のブロック図である。
【0037】ヘッドアセンブリ20には駆動制御回路2
5より、画像記録を行うための制御信号が画像データと
ともに送られる。一方、ヘッドアセンブリ20はキャリ
ッジ駆動回路26により、記録媒体PPの一主走査方向
に沿って往復移動される。30は媒体PPを副走査方向
に搬送するための搬送手段としてのローラーである。
【0038】27は装置全体の制御を司どる制御回路で
マイクロプロセッサユニット(MPU)を有する。
【0039】28は画像データの入力端子29と制御回
路27とのインターフェースとなる入力インターフェー
ス回路である。
【0040】図9は本発明によるインクジェット記録ヘ
ッドの基体の平面図であり、31の個所にインク加熱用
のヒーターが、32の個所に図5に示した駆動部が配置
される。ここでは配線は省略してある。
【0041】図10はインクジェット記録ヘッドの組み
立て方法を示す図である。
【0042】21Aは、ヒーターの発熱面に対してほぼ
平行にインクを吐出するタイプのヘッドであり、基体1
01上に溝23a付天板35を貼り合わせて作る。1つ
の溝23aには1つのヒーターRHが対応し1つのイン
ク液路(ノズル)を形成する。
【0043】21Bは、ヒーターの発熱面に対して交差
する方向にインクを吐出するタイプのヘッドであり、基
体101上に溝23bとインク吐出口23とを有する天
板35を貼り合わせる。1つのインク吐出口には1つの
ヒーターRHが対応し、1つのインク液路(ノズル)を
形成する。
【0044】インクタンクとインク液路とは不図示の個
所のインク流路によって連通し、インクがインク液路に
供給される。
【0045】図11は本発明のインクジェット記録ヘッ
ドの製造工程のうちインク注入工程を示す模式図であ
る。
【0046】35は、内部にインクを収容するインク注
入器であり、使用者によって、インクタンク22に設け
られたインク注入口あるいは大気連通口34を利用して
タンク22内のインク吸収体にインクを吸収させる。
【0047】この工程はタンク22内のインクが少なく
なった時のインク補充工程と同じ工程である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来例のようにエピタキシャル層を必要とするような複
雑かつ高価な製作工程を使用せず、かつ拡散層を3層形
成するのみで、従来例と同等のヒーター選別特性を有す
る回路を構成できる。この結果、同一性能の素子である
にもかかわらず、35%のコスト低減が可能になった。
【0049】また、本発明により、素子ピッチ間を縮小
することが可能になり、360DPI相当のもので、駆
動素子配列を一列にすることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を最もよく表わす回路図及び構造
断面図である。
【図2】2×2行列での従来例及び本発明の電位関係の
説明図である。
【図3】PNPトランジスタの等価回路図である。
【図4】本発明の一実施例の製作工程図である。
【図5】本発明の一実施例の配線の概念図である。
【図6】従来例の回路図及び構造断面図である。
【図7】本発明によるインクジェット記録ヘッドを用い
たヘッド集合体を示す模式的斜視図である。
【図8】ヘッド集合体を有するインクジェット記録装置
の制御系のブロック図である。
【図9】本発明によるインクジェット記録ヘッドの基体
の平面図である。
【図10】本発明によるインクジェット記録ヘッドの組
み立て方法を示す図である。
【図11】本発明によるインクジェット記録ヘッドのイ
ンク注入工程を示す図である。
【符号の説明】
101 第1の導電型のシリコン基体 102 シリコン基体と反対の第2の導電型の拡散層で
ベース領域 104 第1の導電型の拡散層でエミッタ及びコレクタ
コンタクト領域 105 第2の導電型の拡散層でベースコンタクト領域 106 n型埋込み層 107 p型シリコンエピタキシャル層 108 深いn型拡散層 109 p型拡散層 110 n型拡散層

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の導電型のシリコン基体内に該第1
    の導電型と異なる第2の導電型の第1拡散層が複数形成
    され、該複数の第1拡散層のそれぞれに第1の導電型の
    第2拡散層が複数形成され、第2拡散層のそれぞれにイ
    ンクを加熱して気泡を生ぜしめよってインクを吐出する
    ための抵抗体が1個ずつ接続され、該複数の抵抗体の第
    2拡散層側と異なる側が第1拡散層毎に互いに接続され
    ていることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記抵抗体が窒化タンタルおよびハフニ
    ウムボライドからなることを特徴とする請求項1に記載
    のインクジェット記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 同一の第1拡散層内の複数の第2拡散層
    のそれぞれの間に第2の導電型で、かつ第1拡散層より
    も高濃度の第3拡散層が配置されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のインクジェット記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載のイン
    クジェット記録ヘッドを製造する方法において、 p型シリコン基体内に、イオン・インプランテーション
    法によってリンを打ち込んで、第1拡散層を形成するこ
    とを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 p型シリコン基体内に、イオン・インプ
    ランテーション法、もしくは固相拡散法によってホウ素
    を不純物とする第2拡散層を形成することを特徴とする
    請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から3のいずれかに記載のイン
    クジェット記録ヘッドを製造する方法において、 n型シリコン基体内に、ホウ素を導入して第1拡散層を
    形成することを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 n型シリコン基体内に、イオン・インプ
    ランテーション法、もしくは固相拡散法によって、リン
    を不純物とする第2拡散層を形成することを特徴とする
    請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 インクを加熱して気泡を生ぜしめ、よっ
    てインクを吐出するための複数の抵抗体と、該複数の抵
    抗体のそれぞれへの通電を制御するための複数の機能素
    子が同一の基体内に形成されているインクジェット記録
    ヘッドにおいて、 前記複数の機能素子がバイポーラトランジスタであり、
    複数のバイポーラトランジスタのコレクタは前記基体と
    同一導電型でかつ互いに接地電位で接続されており、複
    数のバイポーラトランジスタのエミッタのそれぞれに前
    記複数の抵抗体の一つの一端が接続されており、該複数
    の抵抗体のそれぞれの他端が該抵抗体へ電圧を印加する
    ための端子に接続されていることを特徴とするインクジ
    ェット記録ヘッド。
  9. 【請求項9】 前記複数のバイポーラトランジスタは同
    一の共通ベースの中に個々のバイポーラトランジスタの
    エミッタを有することを特徴とする請求項8に記載のイ
    ンクジェット記録ヘッド。
  10. 【請求項10】 前記バイポーラトランジスタのエミッ
    タとベースの間の降伏電圧が、前記抵抗体への供給電圧
    より大きいことを特徴とする請求項8または9に記載の
    インクジェット記録ヘッド。
  11. 【請求項11】 インクジェット記録ヘッドの駆動回路
    において、 同一基体内に、インクを加熱して気泡を生ぜしめ、よっ
    てインクを吐出させるための複数の抵抗体と、複数のバ
    イポーラトランジスタが形成されており、該複数のバイ
    ポーラトランジスタのコレクタは前記基体と同一の導電
    型であり、かつ互いに接地電位で接続されており、複数
    のバイポーラトランジスタのそれぞれに前記複数の抵抗
    体の一つの一端が接続され、該複数の抵抗体のそれぞれ
    の他端が該抵抗体へ電圧を印加するための端子に接続さ
    れており、記録ヘッド外部の駆動手段から前記抵抗体へ
    の供給電圧の印加と前記複数のバイポーラトランジスタ
    のそれぞれのベースの電位を制御することによって、特
    定の抵抗体を加熱することを特徴とするインクジェット
    記録ヘッドの駆動回路。
  12. 【請求項12】 前記基体に設けられたボンディングパ
    ッドの総数が前記基体内にある抵抗体の数よりも少ない
    ことを特徴とする請求項11に記載の駆動回路。
JP4762595A 1995-03-07 1995-03-07 インクジェット記録ヘッドとその製造方法および駆動回路 Expired - Fee Related JP3079003B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4762595A JP3079003B2 (ja) 1995-03-07 1995-03-07 インクジェット記録ヘッドとその製造方法および駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4762595A JP3079003B2 (ja) 1995-03-07 1995-03-07 インクジェット記録ヘッドとその製造方法および駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08238773A true JPH08238773A (ja) 1996-09-17
JP3079003B2 JP3079003B2 (ja) 2000-08-21

Family

ID=12780405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4762595A Expired - Fee Related JP3079003B2 (ja) 1995-03-07 1995-03-07 インクジェット記録ヘッドとその製造方法および駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3079003B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6890066B2 (en) 2003-05-22 2005-05-10 Lexmark International, Inc. Inkjet printer having improved ejector chip
JP2012051237A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Ricoh Co Ltd 液滴吐出ヘッド、インクカートリッジ及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6890066B2 (en) 2003-05-22 2005-05-10 Lexmark International, Inc. Inkjet printer having improved ejector chip
JP2012051237A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Ricoh Co Ltd 液滴吐出ヘッド、インクカートリッジ及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3079003B2 (ja) 2000-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5850242A (en) Recording head and recording apparatus and method of manufacturing same
US4947192A (en) Monolithic silicon integrated circuit chip for a thermal ink jet printer
US6056392A (en) Method of producing recording head
JP3237881B2 (ja) サーマルジェットプリントモジュール製造方法
US5681764A (en) Method for forming a bipolar integrated ink jet printhead driver
JPH0688414B2 (ja) インクジェット・プリントヘッド
JPH0785931B2 (ja) インクジェット印字ヘッド
JPH07290706A (ja) 整流材料を用いたサーマルインクヒータアレイ
EP0378439B1 (en) Recording head
JP2916006B2 (ja) 記録ヘッド,記録ヘッド用基体およびインクジェット記録装置
US5567630A (en) Method of forming an ink jet recording device, and head using same
JPH0460832B2 (ja)
CN106660366B (zh) 制造流体喷射芯片的方法、打印头、流体喷射芯片和喷墨式打印机
JP2708596B2 (ja) 記録ヘッドおよびインクジェット記録装置
EP0401440B1 (en) Monolithic silicon integrated circuit chip for a thermal ink jet printer
JP3079003B2 (ja) インクジェット記録ヘッドとその製造方法および駆動回路
US4475119A (en) Integrated circuit power transmission array
EP0659564B1 (en) Ink jet head cartridge and ink jet apparatus
JPH08300661A (ja) 記録ヘッドおよび記録装置とその製造法
JPS608956B2 (ja) サ−マルヘッド用ダイオ−ドアレイ
KR930011861B1 (ko) 기록 헤드
GB2096828A (en) Integrated circuit connections
JPH03293147A (ja) 記録ヘッド,記録ヘッド用基板およびインクジェット記録装置
JPS5842835B2 (ja) ネツインサツヘツド
JPH0615244B2 (ja) サ−マルプリンタヘッド用駆動回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080616

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120616

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120616

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130616

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees