JPH08239097A - 無人ヘリコプタ - Google Patents

無人ヘリコプタ

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JPH08239097A
JPH08239097A JP4557095A JP4557095A JPH08239097A JP H08239097 A JPH08239097 A JP H08239097A JP 4557095 A JP4557095 A JP 4557095A JP 4557095 A JP4557095 A JP 4557095A JP H08239097 A JPH08239097 A JP H08239097A
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JP
Japan
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payload
warning
speed
weight
engine speed
Prior art date
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Application number
JP4557095A
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English (en)
Inventor
Akira Sato
彰 佐藤
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペイロードを考慮して常に安定した飛行を行
えるようにする。 【構成】 現在のエンジン回転数を予め定めた低揚力回
転数と比較するペイロード警告手段26を備える。この
ペイロード警告手段26によって、現在のエンジン回転
数が低揚力回転数以下になったときにワーニングランプ
13を点灯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷物を搭載して飛行す
る無人ヘリコプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば田畑に薬剤を散布するに当
たり無線操縦式無人ヘリコプタを使用することがある。
この種の無人ヘリコプタは、操縦者が送信機の操作子を
操作することによって、機体の方位、傾斜角度および高
度等を遠隔操作により制御する構造になっていた。な
お、薬剤は機体に取り付けた薬剤散布装置から噴霧して
いた。
【0003】この薬剤散布装置は、薬剤を溜める薬剤タ
ンクと、機体の左右に張り出した噴霧ノズル付きブーム
などを備え、飛行中に薬剤をタンクから噴霧ノズルに導
いて噴霧するように構成されていた。また、薬剤タンク
は、一度の薬剤補給で可及的に広い範囲に薬剤を散布す
ることができるようにその容量を可能な限り大きくなる
ようにしていた。すなわち、薬剤タンクの容量は、この
薬剤タンクを薬剤で満たしたときの薬剤総重量と、燃料
の総重量との和からなる積載物総重量がこの無人ヘリコ
プタのペイロード(最大積載可能重量)を越えない最大
重量となるように設定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、このように
構成された無人ヘリコプタでは、薬剤タンクが薬剤で満
たされている状態、すなわち積載物総重量が最も重くな
る状態で飛行しているときに、急停止操作を行うなどし
て機体が大きく傾斜すると、機体高度が急速に低くなっ
てしまうという問題があった。これは、機体を大きく傾
斜させるときにはメインロータのロータブレード角度を
増大させて揚力を高めるが、積載物総重量がペイロード
に近い関係から、ロータブレード角度が増大して抵抗が
大きくなった分だけエンジン回転数およびメインロータ
回転数が低下してしまうからである。
【0005】また、機体のペイロードは機体周辺の空気
密度、すなわち気圧および気温に応じて変化するので、
地面近傍の低空では飛行状態が安定していても高度が高
くなると揚力不足になることがあった。
【0006】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、積載物総重量がペイロードに近いこ
とを操縦者に認識させることによって、安定した飛行を
行えるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る無人ヘ
リコプタは、自動回転制御装置によりメインロータの回
転数を飛行可能回転数に維持する制御が行われている状
態で現在のエンジン回転数を予め定めた低揚力回転数と
比較し、現在のエンジン回転数が前記低揚力回転数以下
になったときに、警告装置を駆動するペイロード警告手
段を備えたものである。
【0008】第2の発明に係る無人ヘリコプタは、機体
に装着した気圧センサおよび気温センサと、機体に積載
された積載物の重量を求める重量検出装置と、前記両セ
ンサが検出した気圧と気温に基づいて機体が飛行できる
最大積載可能重量を求めるペイロード演算手段と、前記
重量検出装置が求めた積載物重量と前記ペイロード演算
手段が求めた最大積載可能重量とを比較し、積載物重量
が最大積載可能重量より大きいときに、警告装置を駆動
するペイロード警告手段とを備えたものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、操縦者は機体が揚力不足にな
ることを警告装置が駆動されることによって認識する。
【0010】
【実施例】
実施例1 以下、第1の発明の一実施例を図1ないし図4によって
詳細に説明する。図1は本発明に係る無人ヘリコプタの
側面図、図2は自動回転制御およびペイロード警告制御
を行うための構成を示すブロック図、図3は自動回転制
御およびペイロード警告制御を行うときのCPUの動作
を説明するためのフローチャート、図4は自動回転制御
が行われているときのエンジン回転数の変化を示すグラ
フである。
【0011】これらの図において、1はこの実施例によ
る無線操縦式無人ヘリコプタの機体、2はメインロー
タ、3はテールロータ、4は前記メインロータ2および
テールロータ3を回転駆動するエンジン、5はこのエン
ジン4の回転数を制御するエンジンコントローラサーボ
モータである。なお、図示していないが、この機体1に
はメインロータ2のロータブレード角度を調整したりメ
インロータ2の軸線を傾斜させるコレクティブサーボモ
ータと、テールロータ3のロータブレード角度を調整す
るラダーサーボモータと、機体1の姿勢を検出するため
のセンサ類などを搭載してある。
【0012】6は薬剤散布装置で、この薬剤散布装置6
は、機体1の下部の左右両側から機体側方へ突出する左
右一対のブーム7と、このブーム7の機体後側に装着し
た薬剤タンク8などから構成しており、薬剤タンク8か
ら供給された薬剤をブーム7の複数のノズル7aから噴
霧する構造になっている。なお、薬剤タンク8も機体下
部の左右に搭載している。
【0013】9は送信機10から送信された電波を受信
する受信機、11はこの機体1の姿勢や前記薬剤散布装
置6および後述する警告装置などを制御するコントロー
ラ、12は機体1に搭載した各電装品に給電するバッテ
リで、このバッテリ12はエンジン4より機体右側に配
置している。13は本発明に係る警告装置としてのワー
ニングランプで、このワーニングランプ13は前記コン
トローラ11によって点灯が制御される構造になってお
り、機体下部の前後方向略中央に配置している。
【0014】前記受信機9は、送信機10が発信したパ
イロット指令信号を受信部9aが受信してコントローラ
11に出力すると共に、コントローラ11からの制御信
号を前記エンジンコントローラサーボモータ5に伝える
アンプ9bを内蔵している。前記コントローラ11は、
図2に示すように、受信機9に接続され各種演算を行う
CPU14と、このCPU14にワーニングランプ13
やエンジン回転数検出センサ15などを接続するための
インターフェイスとから構成している。なお、前記エン
ジン回転数検出センサ15は、前記エンジン4のクラン
ク軸の回転数を検出する構造になっている。
【0015】前記CPU14は、機体姿勢検出用センサ
類と姿勢制御用サーボモータが接続され、後述する自動
回転制御やワーニンクランプ制御の他に、送信機10か
ら送出されたパイロット指令信号に応じて機体1の飛行
姿勢、飛行方位、飛行速度、飛行高度などの飛行制御を
行う構造になっている。なお、飛行制御を行うに当たっ
ては、送信機10から送られたパイロット指令信号に基
づいて目標とする姿勢角、方位、高度を演算し、機体1
の各種センサによって検出した実際の飛行状態が目標と
する飛行状態になるように前記姿勢制御用の各サーボモ
ータを制御することによって行う。
【0016】これらのサーボモータを制御するに当たっ
ては、送信機10の手動式制御スイッチ16(図2)が
ON状態にあるときには目標飛行状態に実際の飛行状態
を一致させ、OFF状態にあるときにはパイロット指令
信号通りに各サーボモータを動作させる構成になってい
る。
【0017】前記送信機10は、前記制御スイッチ16
以外にスティック(図示せず)が設けられ、このスティ
ックの操作量(スティック傾斜角度)をセンサによって
検出してこの操作量に対応したパイロット指令信号を発
信するように構成されている。このため、上述した目標
とする姿勢角、方位、高度は、スティック操作量に相当
する値になる。図2に示した送信機10中の符号17は
前記パイロット指令信号などを生成する送信機内CP
U、18はA/Dコンバータ、19はインターフェイス
である。
【0018】ここで、CPU14による前記自動回転制
御およびワーニングランプ制御について説明する。これ
らの制御を行うに当たりCPU14には、制御スイッチ
16のON,OFF状態を判別する信号判別処理部21
と、エンジン回転数を飛行可能回転数に維持するときの
各種演算やワーニングランプ13を点灯させるための演
算を行う演算処理部22と、この演算処理部22が求め
た目標エンジン回転数となるようにエンジンコントロー
ラサーボモータ5に駆動信号を送出する信号生成部23
とを設けている。
【0019】前記演算処理部22は、後述する目標回転
数算出手段24と、サーボモータ制御量演算処理手段2
5と、ペイロード警告手段26とを備え、エンジン始動
後であって制御スイッチ16をON操作したときにエン
ジン回転数を予め定めた上昇率をもって上昇させて飛行
可能回転数に維持するとともに、飛行可能回転数に達し
た後は、エンジン回転数が予め定めたワーニング回転数
以下になったときに前記信号生成部23に制御開始信号
を出力する構成になっている。なお、この無人ヘリコプ
タは、エンジン4の回転数を前記飛行可能回転数に維持
した状態で、メインロータ2のロータブレード角度を変
えることにより推力を増減させることによって上昇や下
降を行う。
【0020】前記目標回転数算出手段24は、制御スイ
ッチ16がON状態であるときに現在のエンジン4の回
転数(n)を目標エンジン回転数の初期値(N0 )に設
定し、この初期値(N0 )に一定の上昇制御回転数ΔN
を加算して目標エンジン回転数(N)を求めるように構
成している。この目標エンジン回転数(N)の最大値は
前記飛行可能回転数になっている。
【0021】前記サーボモータ制御量演算処理手段25
は、エンジン4の現在の回転数(n)が前記目標エンジ
ン回転数(N)となるようにスロットル制御を行う構成
になっている。詳述すると、このサーボモータ制御量演
算処理手段25は、現在のエンジン回転数が前記目標エ
ンジン回転数(N)に達するまで、一定スロットル開度
だけスロットル弁(図示せず)が開くような制御信号を
信号生成部23に繰り返し送出する。そして、現在のエ
ンジン回転数(n)が目標エンジン回転数(N)に達し
た後、前記目標回転数算出手段24に制御を戻す。この
制御は目標エンジン回転数(N)が最大値になるまで繰
り返し行うように構成している。
【0022】このため、制御スイッチ16をON操作し
た後は、エンジン回転数は前記上昇制御回転数(ΔN)
に応じて徐々に上昇し飛行可能回転数に達する。そし
て、エンジン4は、制御スイッチ16がOFF操作され
るまでコントローラ11によってその回転数が飛行可能
回転数となるように一定に維持される。
【0023】なお、このサーボモータ制御量演算処理手
段25は、前記制御スイッチ16をOFF操作したとき
にはエンジン回転数がエンコンスティック(図示せず)
の操作量に応じた回転数になるように制御信号を信号生
成部23に送出する構成になっている。前記エンコンス
ティックとは、送信機10に設けた操作子の一つのこと
であり、このエンコンスティックを操作することによっ
てエンジン回転数を増減させることができる構造になっ
ている。
【0024】現在のエンジン回転数(n)が目標エンジ
ン回転数(N)の最大値、すなわち、飛行可能回転数に
達した後は、前記ペイロード警告手段26による制御が
行われる。このペイロード警告手段26は、現在のエン
ジン回転数(n)が予め定めたワーニング回転数に達し
ているか否かを常に検出し、ワーニング回転数に達した
ときにワーニングランプ13を点滅させるように構成し
ている。ワーニング回転数は、機体1を離陸させるに当
たって最小限必要な回転数より僅かに高回転側の値に設
定されている。なお、このワーニング回転数は、本実施
例では薬剤積載量および燃料積載量を最大とした状態で
機体1を実際に飛行させ、揚力が不足するまでエンジン
回転数を徐々に低下させることによって求めた。また、
ワーニングランプ13を点滅させるに当たっては、遠方
からでも操縦者が認識できるようにこれを1秒間隔で3
回だけ点滅させる。なお、この警告(ワーニングランプ
13の点滅)を一度だけとしたのは、ワーニングランプ
13が点滅した後に操縦者の操作によって揚力不足とな
る状態から脱したときには、これが点滅していないよう
にするためである。すなわち、現在のエンジン回転数
(n)がワーニング回転数にまで低下したときにその都
度警告を発することができるように構成している。
【0025】次に、CPU14が自動回転制御およびワ
ーニングランプ制御を行うときの動作を図3に示すフロ
ーチャートによって説明する。エンジン4を始動させた
後に送信機10の制御スイッチ16をON操作するまで
は、エンジン4はアイドリング回転を継続する。このと
きの状態を図4中の符号Aで示す。図4では、エンジン
4の回転数変化を実線で示し、目標エンジン回転数を一
点鎖線で示している。
【0026】しかる後、前記制御スイッチ16をON操
作すると、ステップS1 にて信号判別処理部21がこれ
を検出する。その後、目標回転数算出手段24がステッ
プS2 にて現在エンジン回転数(n)を目標エンジン回
転数の初期値(N0 )に設定し、ステップS3 にて前記
初期値(N0 )に上昇制御回転数(ΔN)を加算して目
標回転数(N)を求める。
【0027】次に、ステップS4 においてサーボモータ
制御量演算処理手段25が一定開度だけスロットル弁が
開くように制御信号を信号生成部23に送出する。制御
信号を入力した信号生成部23は、受信機9のアンプ9
bにエンジンコントローラサーボモータ駆動信号を送出
する。これによって、エンジン4のスロットル弁が一定
開度だけ開いてエンジン回転数が上昇する。サーボモー
タ制御量演算処理手段25は常にエンジン回転数を検出
しており、ステップS5 にて前記スロットル操作により
上昇した現在のエンジン回転数(n)が前記目標エンジ
ン回転数(N)以上に上昇したか否かを判定する。この
判定結果がNOであるときには前記ステップS4 に戻っ
て再度制御信号を信号生成部23に送出する。すなわ
ち、現在エンジン回転数(n)が目標エンジン回転数
(N)に達するまでスロットル弁が一定開度ずつ開くこ
とになる。
【0028】現在エンジン回転数(n)が目標エンジン
回転数(N)に達した後は、このサーボモータ制御量演
算処理手段25はステップS6 にて目標エンジン回転数
(N)が最終目標回転数(最大値)に達しているか否か
を判定する。この判定結果がNOであるときには前記ス
テップS1 に戻って制御を目標回転数算出手段24に戻
す。すなわち、上述したステップS1 〜ステップS6 の
制御フローは、現在エンジン回転数(n)が最終目標回
転数〔目標エンジン回転数(N)の最大値〕に達するま
で繰り返し行われる。このため、エンジン回転数は図4
中Bで示すように、上昇制御回転数(ΔN)に応じた上
昇率をもって一定の割合で最終目標エンジン回転数まで
上昇する。
【0029】このようにエンジン回転数が上昇した後、
機体1を離陸させて薬剤散布を行う。このとき、エンジ
ン回転数は、図4中Cで示すように最終目標エンジン回
転数と一致するように略一定に維持される。
【0030】現在エンジン回転数(n)が最終目標エン
ジン回転数に達した後は、ペイロード警告手段26がス
テップS7 で示すように現在エンジン回転数(n)がワ
ーニング回転数以下になったか否かを判定する。そし
て、この判定結果がNOのときにはステップS1 に戻っ
て上述した制御フローを繰り返す。
【0031】飛行中に、例えば機体1が前進している状
態で機首を急に上に向けるとともにメインロータ2のロ
ータブレード角度を急に増大させるフレアーと称する急
制動をかけたり、機体1を左右に大きく傾斜させるに当
たって揚力を確保するために前記ロータブレード角度を
増大させると、薬剤の残量が多いときにはメインロータ
2を回転させるときの抵抗が過大になってエンジン回転
数が低下する。このとき、図4中Dに示すようにエンジ
ン回転数がワーニング回転数まで低下すると、ペイロー
ド警告手段26がステップS7 でYESと判定し、ステ
ップS8 にてワーニングランプ13を1秒間隔で3回点
滅させる。
【0032】これによって操縦者は薬剤総重量とペイロ
ードとの差が少なく、機体1が揚力不足になっているこ
とを認識することができる。ワーニングランプ13が点
滅したときには、直ちに機体1が可及的水平になるよう
に操縦する。
【0033】実施例2 積載物総重量とペイロードとの差が少ないことを検出す
るに当たっては、前記実施例1で説明したようにエンジ
ン回転数を用いる他に、気圧および気温を用いることも
できる。これは、メインロータが回転することによって
得られる推力は空気密度に略比例するからである。すな
わち、空気密度は気圧を気温で除することによって得ら
れるので、気圧および気温を検出することによってメイ
ンロータの推力(ペイロード)を算出することができ
る。このように構成するときの実施例を図5および図6
によって説明する。なお、本実施例が第2の発明に係る
無人ヘリコプタの一実施例である。
【0034】図5は気圧および気温を用いてペイロード
を検出して制御を行うときの構成を示すブロック図、図
6はCPUの動作を説明するためのフローチャートであ
る。これらの図において前記図1ないし図4で説明した
ものと同一もしくは同等部材については、同一符号を付
し詳細な説明は省略する。
【0035】図5および図6において、符号31は気圧
を検出するための気圧センサ、32は気温を検出するた
めの気温センサ、33は薬剤タンク8および燃料タンク
(図示せず)の液面高さを検出するためのタンク液面計
で、これらは何れも機体1に搭載し、インターフェイス
を介してCPU14に接続している。なお、タンク液面
計が第2の発明に係る重量検出装置を構成している。
【0036】本実施例で用いるCPU14の演算処理部
22は、前記気圧センサ31および気温センサ32が検
出した気圧、気温に基づいてペイロード(P0 )を演算
するペイロード演算手段34と、前記タンク液面計33
が検出した液面位置に基づいて薬剤および燃料からなる
積載物の総重量(P)を演算する現在積載重量演算手段
35と、積載物の総重量(P)に応じてワーニングラン
プ16を点灯させるペイロード警告手段36とから構成
している。
【0037】前記ペイロード演算手段34は、気圧を気
温で除した値にある定数を乗じることによってペイロー
ド(P0 )を演算する構成になっている。前記現在積載
量演算手段35は、タンク液面計33の出力値に基づい
て薬剤タンク8および燃料タンクの液面高さを検出し、
この値を重量算出用関数に代入して積載物の総重量を求
める構成になっている。なお、薬剤タンク8や燃料タン
クの液面高さに対応する積載物総重量の値をメモリ中に
記憶させておき、タンク液面計33の出力値に応じて積
載物総重量をメモリから読み出す構成を採ってもよい。
【0038】前記ペイロード警告手段36は、前記現在
積載量演算手段35が求めた積載物総重量(P)が、前
記ペイロード演算手段34が求めたペイロード(P0 )
より大きいときにワーニングランプ16を点灯させ点灯
状態に保持する構成になっている。
【0039】次に、このように構成したCPU14の動
作を図6に示すフローチャートによって説明する。送信
機10の制御スイッチ16をON操作すると、このこと
を信号判断処理部21が検出し、ペイロード演算手段3
4がステップP1 にて気圧センサ31の出力に基づいて
気圧を検出し、ステップP2 にて気温センサ32の出力
に基づいて気温を検出する。その後、このペイロード演
算手段34がステップP3 にてペイロード(P0 )を演
算する。
【0040】次に、現在積載量演算手段35がステップ
P4 にてタンク液面計33の出力に基づいて薬剤タンク
8および燃料タンクの液面高さを検出し、ステップP5
にて現在積載重量(P)、すなわち薬剤および燃料から
なる積載物の総重量を演算する。しかる後、ペイロード
警告手段36がステップP6 にて現在積載重量(P)が
ペイロード(P0 )より大きいか否かを判定する。この
判定結果がNOであるとき、すなわち積載物総重量
(P)の方がペイロード(P0 )より小さいときにはス
テップP1 に戻って上述した制御フローを繰り返す。判
定結果がYES、すなわち積載物総重量(P)の方がペ
イロード(P0 )より大きいときには、ステップP7 に
進んでペイロード警告手段36がワーニングランプ13
を点灯させる。
【0041】したがって、ワーニングランプ13が点灯
することによって、操縦者は機体1を離陸させる以前に
これが揚力不足となることを認識することができる。
【0042】また、上述した制御は飛行中にも行うこと
ができる。すなわち、飛行中に機体1の周囲の気圧およ
び気温が変化してペイロード(P0 )が減少した場合に
は、その気象条件および薬剤、燃料の残量に応じてワー
ニングランプ13が点灯する。このように本実施例の制
御は気象状態に適合して行われるので、揚力不足になる
ことを正確に判断することができる。
【0043】なお、本実施例では送信機10の制御スイ
ッチ16をON操作したことを検出してCPU14によ
るペイロード演算動作を開始させる例を示したが、機体
1の電装品用メインスイッチ(図示せず)をON操作す
ると同時に前記演算動作を開始させてもよい。
【0044】また、上述した各実施例では警告装置とし
てワーニングランプを用いたが、このように光を用いて
警告する手法を採る他に、音を用いて警告する手法を採
ってもよい。さらに、警告装置は送信機に設けてもよ
い。
【0045】さらに、本発明の対象となる無人ヘリコプ
タは、前記2つの実施例に示した薬剤散布用無人ヘリコ
プタに限定されることはなく、荷物を搭載して飛行する
無人ヘリコプタであればどのようなものにでも適用する
ことができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明に係る無
人ヘリコプタは、自動回転制御装置によりメインロータ
の回転数を飛行可能回転数に維持する制御が行われてい
る状態で現在のエンジン回転数を予め定めた低揚力回転
数と比較し、現在のエンジン回転数が前記低揚力回転数
以下になったときに、警告装置を駆動するペイロード警
告手段を備えたものであり、第2の発明に係る無人ヘリ
コプタは、機体に装着した気圧センサおよび気温センサ
と、機体に積載された積載物の重量を求める重量検出装
置と、前記両センサが検出した気圧と気温に基づいて機
体が飛行できる最大積載可能重量を求めるペイロード演
算手段と、前記重量検出装置が求めた積載物重量と前記
ペイロード演算手段が求めた最大積載可能重量とを比較
し、積載物重量が最大積載可能重量より大きいときに、
警告装置を駆動するペイロード警告手段とを備えたた
め、操縦者は機体が揚力不足になることを警告装置が駆
動されることによって認識することができる。
【0047】このため、揚力不足となることを考慮して
操縦することができるので、常に安定した飛行を行うこ
とができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る無人ヘリコプタの側面図であ
る。
【図2】 自動回転制御およびペイロード警告制御を行
うための構成を示すブロック図である。
【図3】 自動回転制御およびペイロード警告制御を行
うときのCPUの動作を説明するフローチャートであ
る。
【図4】 自動回転制御が行われているときのエンジン
回転数の変化を示すグラフである。
【図5】 気圧および気温を用いてペイロードを検出し
て制御を行うときの構成を示すブロック図である。
【図6】 CPUの動作を説明するためのフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…機体、2…メインロータ、4…エンジン、5…エン
ジンコントローラサーボモータ、8…薬剤タンク、11
…コントローラ、13…ワーニングランプ、14…CP
U、21…信号判別処理部、22…演算処理部、23…
信号生成部、24…目標回転数算出手段、25…サーボ
モータ制御量演算処理手段、26,36…ペイロード警
告手段、31…気圧センサ、32…気温センサ、33…
タンク液面計、34…ペイロード演算手段、35…現在
積載重量演算手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン駆動式メインロータの回転数が
    飛行可能な回転数を維持するようにエンジンを制御する
    自動回転制御装置を備えた無人ヘリコプタにおいて、前
    記自動回転制御装置によりメインロータの回転数を飛行
    可能回転数に維持する制御が行われている状態で現在の
    エンジン回転数を予め定めた低揚力回転数と比較し、現
    在のエンジン回転数が前記低揚力回転数以下になったと
    きに、警告装置を駆動するペイロード警告手段を備えた
    ことを特徴とする無人ヘリコプタ。
  2. 【請求項2】 機体に装着した気圧センサおよび気温セ
    ンサと、機体に積載された積載物の重量を求める重量検
    出装置と、前記両センサが検出した気圧と気温に基づい
    て機体が飛行できる最大積載可能重量を求めるペイロー
    ド演算手段と、前記重量検出装置が求めた積載物重量と
    前記ペイロード演算手段が求めた最大積載可能重量とを
    比較し、積載物重量が最大積載可能重量より大きいとき
    に、警告装置を駆動するペイロード警告手段とを備えた
    ことを特徴とする無人ヘリコプタ。
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