JPH0823935A - 洋風茶碗蒸し及びその製造法 - Google Patents

洋風茶碗蒸し及びその製造法

Info

Publication number
JPH0823935A
JPH0823935A JP6160880A JP16088094A JPH0823935A JP H0823935 A JPH0823935 A JP H0823935A JP 6160880 A JP6160880 A JP 6160880A JP 16088094 A JP16088094 A JP 16088094A JP H0823935 A JPH0823935 A JP H0823935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
milk
starch
style
chawanmushi
gelling agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6160880A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Kato
榮信 加藤
Shinya Hosoda
真也 細田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOSODA SHOTEN KK
Original Assignee
HOSODA SHOTEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HOSODA SHOTEN KK filed Critical HOSODA SHOTEN KK
Priority to JP6160880A priority Critical patent/JPH0823935A/ja
Publication of JPH0823935A publication Critical patent/JPH0823935A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カルシウムの摂取に有用な乳製品を利用し,
これまでにない風味豊かな洋風茶碗蒸しを提供する。 【構成】 牛乳又は乳製品,澱粉,熱不可逆性ゲル化剤
及び調味料からなる液を加熱して洋風茶碗蒸しを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,カルシウムの豊富な牛
乳や乳製品に熱不可逆性ゲル化剤を加えてゲル状にした
風味豊かな洋風茶碗蒸しに関するものである。
【0002】
【従来の技術】卵製品における代表的なものとして茶碗
蒸しがあるが,知られているのは卵液と調味しただし液
の混液に鶏肉,海老,茸などの具材を加えて蒸したもの
であり,和風である。一方,乳製品を利用したものとし
ては,グラタン,クリームシチュー,ポタージュスープ
などの料理やプリン,アイスクリーム,ヨーグルトなど
のデザートがある。しかし,乳製品を原材料に用いた洋
風の茶碗蒸しの製品は未だ見当たらない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,食生活のよ
り一層のバラエティー化を目指し,日本人の食事で不足
傾向にあるカルシウムの摂取に有用な乳製品を利用した
新しい食品の開発を目的としてなされたものであり,こ
れまでにない風味豊かな洋風茶碗蒸し及びその製造方法
を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】発明者らは,上記の課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果,ホワイトソースに
卵白を加えて加熱したところ,良好なテクスチャーを有
するゲルが得られることを見い出し,本発明を完成する
に到った。即ち,本発明は,牛乳及び/又は乳製品,澱
粉,熱不可逆性ゲル化剤及び調味料からなる液を加熱し
てなることを特徴とする洋風茶碗蒸し及びその製造方法
を提供するものである。
【0005】本発明で言う牛乳及び乳製品とは,牛乳,
部分脱脂乳,脱脂乳,加工乳,練乳,クリーム,全脂粉
乳,脱脂粉乳,バター,チーズ,植物性油脂と粉乳から
製造した代替牛乳などを指し,単一又は混合して用い
る。濃縮物及び非液状物にあっては水に溶解して使用す
る。必要ならば,それらに水を加えて希釈して使用する
ことができる。また,風味及び食感を改善するために,
必要に応じて油脂を添加することができ,大豆油,パー
ム油などの植物性油脂,牛脂,ラードなどの動物性油
脂,それらの水素添加油,マーガリン,粉末油脂などが
挙げられる。
【0006】本発明において後述の熱不可逆性ゲル化剤
と相互作用してテクスチャー改変のために使用する澱粉
は,小麦粉,コーンフラワーなどの穀粉,小麦澱粉,馬
鈴薯澱粉,コーンスターチなどの澱粉及びそれらを原料
にして加熱処理,酸処理,エーテル化処理などの種々の
加工を施した加工澱粉などの単一物または混合物であ
り,その使用量は,全組成量に対し,0.1〜10重量
%,好ましくは0.5〜5重量%の範囲である。0.1
重量%以下では,クリーミーな滑らかさがなく,プリン
様のテクスチャーを与え,10重量%以上では,団子様
のテクスチャーとなり好ましくない。
【0007】茶碗蒸しは通常温めて食するために再加熱
時にゲルが溶解したのでは商品価値を失うので,加熱し
ても溶解しない熱不可逆的なゲルが要求される。したが
って,本発明で言う熱不可逆性ゲル化剤とは,熱不可逆
性のゲルを形成するゲル化剤を指し,卵白,全卵,乾燥
卵白,乾燥全卵,カゼイン,乳清蛋白などの乳蛋白,血
漿蛋白,それらの加水分解物及び改質物などの動物性蛋
白,小麦蛋白,大豆蛋白などの植物性蛋白,カードラ
ン,ジェランガム,アルギン酸及びその塩などの多糖類
が挙げられ,1種単独又は2種以上を組み合わせて用い
る。その使用量は,全組成量に対し,0.05〜40重
量%,好ましくは0.2〜30重量%の範囲である。
0.05重量%以下では,ゲルが形成されず,40重量
%以上では,プリンのような固い食感となり,茶碗蒸し
のテクスチャーと異なり,好ましくない。
【0008】本発明において,風味を整えるために食
塩,グルタミン酸ナトリウム,グリシンなどのアミノ酸
調味料,5’−イノシン酸ナトリウム,5’−グアニル
酸ナトリウムなどの核酸系調味料,コハク酸,クエン酸
などの有機酸及びその塩,酵母エキス,動植物蛋白加水
分解物,蓄肉エキス,魚介類エキス,野菜エキスなどの
天然調味料,それらを適宜組み合わせた複合調味料及び
スープベース,醤油,魚醤,味醂,ワインなどの発酵及
び醸造調味料,砂糖,キシロオリゴ糖,グリチルリチン
などの甘味料,コショウ,唐辛子,ターメリック,クロ
ーブ,ガーリックなどの香辛料,バターフレーバ,香辛
料抽出物などの香料,塩酸,炭酸ナトリウムなどのpH
調整剤などを使用する。
【0009】内容を充実させるために着色料,卵黄,野
菜ペーストなどの食品素材,肉類,魚介類,練製品,粉
チーズ,マカロニなどの具材を添加することができる。
また,健康維持のために必要ならば貝カルシウム,ヘム
鉄などのミネラル類,トコフェロール,カロチンなどの
ビタミン類,DHA(ドコサヘキサエン酸の略)含有油
脂,キトサン,結晶セルロースなどの多糖類を配合する
こともできる。なお,前記重量%の算出には具材を除い
た原材料の重量比を示している。
【0010】本発明の洋風茶碗蒸しは次のようにして製
造することができる。 牛乳,乳製品の水溶液又はそれらの混合物に油脂,澱
粉及び調味料を加え,必要ならば加熱して均一な液とす
る。均一液に熱不可逆性ゲル化剤又はその水溶液を加
え,必要に応じて香辛料,香料及び具材を添加して加熱
することにより洋風茶碗蒸しが得られる。
【0011】牛乳,乳製品の水溶液又はそれらの混合
物に油脂及び澱粉を加え,次いで熱不可逆性ゲル化剤又
はその水溶液を加え,必要に応じて香辛料,香料及び具
材を添加して加熱する。加熱液に調味料及びpH調整剤
を添加してゲルを形成させた後,再加熱することにより
洋風茶碗蒸しが得られる。
【0012】牛乳,乳製品の水溶液又はそれらの混合
物に油脂,澱粉及び調味料を加え,更にカルシウム塩及
びpH調整剤を添加した後,熱不可逆性ゲル化剤又はそ
の水溶液を加え,必要に応じて香辛料,香料及び具材を
添加して加熱することにより洋風茶碗蒸しが得られる。
【0013】本発明を実施するに当たり,カチオン及び
pH非依存性の熱不可逆性ゲル化剤を使用する場合は,
配合物の組合せや添加順序は特に問題とならないが,ア
ルギン酸や乳清蛋白などのように依存性がある場合は,
乳酸,フマル酸,塩酸,炭酸カリウム,水酸化ナトリウ
ム,塩基性及び酸性アミノ酸などのpH調整剤,クエン
酸,リン酸などの多塩基酸及びその塩,アミノ酸などの
金属イオン封鎖剤,硫酸カルシウム,リン酸一水素カル
シウムなどのカルシウム塩及び調味料を適宜組み合わせ
て添加順序を制御することによりゲル化を調節する必要
がある。また,卵白のように加温により容易にゲル化す
る熱不可逆性ゲル化剤を用いる場合は,予備加熱後に添
加する方が好結果を与える。
【0014】
【実施例】以下に,本発明を実施例により詳細に説明す
る。 実施例1 牛乳80gに攪拌しながらバター1g,加工澱粉3g,
蓄肉エキス含有スープベース1g,白ワイン4g,淡口
醤油1g,炭酸ナトリウム0.3g及びコショウ0.0
2gを加え,加熱して均一な液とした後,乾燥卵白3g
及びDHA含有油脂の乳化製剤1gを水20gに溶かし
た液を加える。混合液を加熱容器に移し,剥き海老,剥
きアサリ,スライスマッシュルーム及びマカロニを入れ
て粉チーズを振りかけ,蒸器内で40分間蒸して洋風茶
碗蒸しを得る。本茶碗蒸しはシーフードグラタンに似た
風味を有し,卵豆腐に似た食感を呈した。
【0015】実施例2 水80gに攪拌しながら脱脂粉乳5g,粉末油脂5g,
小麦粉2g,蓄肉エキス含有スープベース1g,白ワイ
ン4g,食塩0.1g,魚醤0.6g,及びコショウ
0.01gを加え,加熱して均一な液とした後,卵白2
5g及び粉末バターフレーバ0.3gを加える。混合液
を加熱容器に移し,ローストビーフ,熱処理玉葱及びマ
カロニを入れて粉チーズを振りかけ,オーブン内で30
分間加熱して洋風茶碗蒸しを得る。本茶碗蒸しはマカロ
ニグラタンに似た風味を有し,和風茶碗蒸しに似た食感
を呈した。
【0016】実施例3 水75gに攪拌しながら代替牛乳(ミルクール;ミヨシ
油脂製)23g,生クリーム5g,粉末油脂2g,コー
ンフラワー2g,小麦澱粉2g,大豆蛋白4g,カード
ラン2g,魚介エキス含有スープベース2g,卵黄2
g,食塩0.2g,粉末貝カルシウム0.3g,コショ
ウ0.02g,粉末バターフレーバ0.7g及び香辛料
抽出物0.1gを順次加え,加温して粘度が現れたとき
加熱容器に移す。熱処理鶏肉,熱処理玉葱及び芽キャベ
ツを入れ,蒸器内で30分間蒸して洋風茶碗蒸しを得
る。本茶碗蒸しはクリームシチュウに似た風味を有し,
和風茶碗蒸しに似た食感を呈した。
【0017】実施例4 牛乳40gに攪拌しながらカボチャペースト25g,大
豆油2g及び加工澱粉5gを加え,次いで乳清蛋白2g
を水35gに溶かした液及び熱処理玉葱を加えて加熱す
る。温かい液にエキス系総合調味料2g,淡口醤油0.
5g,魚醤0.5g及びグルコノラクトン1.5gを加
えた後,加熱容器に移して静置する。ゲル化後,蒸器内
で30分間蒸して洋風茶碗蒸しを得る。本茶碗蒸しはカ
ボチャ風味を有し,和風茶碗蒸しの食感を呈した。
【0018】実施例5 水46gに攪拌しながら代替牛乳(ミルクール;ミヨシ
油脂製)24g,粉末油脂0.5g,加工澱粉1g,乳
酸ナトリウム1g,クエン酸ナトリウム0.2g,酒石
酸ナトリウム0.1g,リン酸一水素カルシウム0.5
g,複合調味料0.5g,食塩0.3g,砂糖2g及び
フマル酸を油脂で被覆したマイクロカプセル1.3gを
順次加えた後,アルギン酸ナトリウム0.3gを水30
gに溶かした液を加える。混合液を加熱容器に移し,水
浴中で30分間加熱して洋風茶碗蒸しを得る。本茶碗蒸
しは冷やすとヨーグルトスープの風味を有し,卵豆腐の
食感を呈した。
【0019】本実施例で得られた洋風茶碗蒸しは,いず
れも再加熱して同様に美味しく食することができるだけ
でなく,冷やしても風味豊かなものであった。
【0020】
【発明の作用・効果】以上説明したようにカルシウム豊
富な牛乳及び乳製品を主原料とし,澱粉と熱不可逆性ゲ
ル化剤でゲル化させた本発明の洋風茶碗蒸しは,風味豊
で美味なので,食生活のバラエティー化をもたらすとと
もにカルシウム摂取不足の改善に有用である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 牛乳及び/又は乳製品,澱粉,熱不可逆
    性ゲル化剤及び調味料からなる液を加熱してなることを
    特徴とする洋風茶碗蒸し。
  2. 【請求項2】 牛乳及び/又は乳製品,澱粉,熱不可逆
    性ゲル化剤及び調味料からなる液を加熱することを特徴
    とする洋風茶碗蒸しの製造法。
JP6160880A 1994-07-13 1994-07-13 洋風茶碗蒸し及びその製造法 Pending JPH0823935A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6160880A JPH0823935A (ja) 1994-07-13 1994-07-13 洋風茶碗蒸し及びその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6160880A JPH0823935A (ja) 1994-07-13 1994-07-13 洋風茶碗蒸し及びその製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0823935A true JPH0823935A (ja) 1996-01-30

Family

ID=15724375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6160880A Pending JPH0823935A (ja) 1994-07-13 1994-07-13 洋風茶碗蒸し及びその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0823935A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006149285A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Q P Corp 乳化状レトルトソース類
JP2009136247A (ja) * 2007-12-10 2009-06-25 Kirin Food-Tech Co Ltd 卵白様食品素材及びその製造方法
JP2010239928A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Ifuji Sangyo Co Ltd 茶わん蒸しの素及びその製造方法
JP2012235737A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Asahi Kasei Chemicals Corp 冷凍保存可能なゲル状卵加工食品

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006149285A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Q P Corp 乳化状レトルトソース類
JP2009136247A (ja) * 2007-12-10 2009-06-25 Kirin Food-Tech Co Ltd 卵白様食品素材及びその製造方法
JP2010239928A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Ifuji Sangyo Co Ltd 茶わん蒸しの素及びその製造方法
JP2012235737A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Asahi Kasei Chemicals Corp 冷凍保存可能なゲル状卵加工食品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0779640B2 (ja) こんにゃくを利用した加工食品及びその製造方法
JPH0448414B2 (ja)
WO2017061628A1 (ja) 食品改質剤
JP2022014126A (ja) 麺類の品質改良剤
JP2002186424A (ja) 共役トリエン酸系油脂を含有する飲食品
CA2379396C (en) Flavored solid-form food product and method of preparation
JP2004154028A (ja) ルウの製造方法
JPS6127035B2 (ja)
JP3163339B2 (ja) 食用蛋白の改質
JP3124394B2 (ja) 調理加工食品の品質改良剤
JPH0823935A (ja) 洋風茶碗蒸し及びその製造法
JP6530154B1 (ja) カルボナーラソース
TWI774851B (zh) 食品用油脂感增強劑及含有該增強劑之食品
EP0668022B1 (en) Hamburger-type food material
US5571545A (en) Hamburger type food material and process of making it
JP3995222B2 (ja) 呈味料
KR100296648B1 (ko) 떡볶이조리용양념조성물및이를포함하는즉석조리용떡볶이
JP7398592B1 (ja) ウニ様加工食品
JP7644184B1 (ja) 加工食品及びそれを用いた複合食品
JP2001224339A (ja) 生ウニをベースとした練り食品及びその製造方法
KR102952425B1 (ko) 장어뼈 분말을 포함하는 튀김용 파우더 제조방법
CN116019208B (zh) 一种速食汤粉/块及其制备方法
JP7776944B2 (ja) 麺類の品質改良剤
JP4631143B2 (ja) 肉加工食品の製造方法
KR850001149B1 (ko) 인스탄트 삼계탕스프의 제조방법