JPH08239408A - 水性ポリマー分散液 - Google Patents

水性ポリマー分散液

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JPH08239408A
JPH08239408A JP8026677A JP2667796A JPH08239408A JP H08239408 A JPH08239408 A JP H08239408A JP 8026677 A JP8026677 A JP 8026677A JP 2667796 A JP2667796 A JP 2667796A JP H08239408 A JPH08239408 A JP H08239408A
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monomer
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meth
monomers
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JP8026677A
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Bernhard Dr Schlarb
シュラルプ ベルンハルト
Eberhard Dr Schupp
シュップ エーベルハルト
Maria Gyopar Dr Rau
ギョパル ラウ マリア
Guenter Dr Schultes
シュルツ ギュンター
Harm Dr Wiese
ヴィーゼ ハルム
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BASF SE
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    • C08F222/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a carboxyl radical and containing at least one other carboxyl radical in the molecule; Salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof
    • C08F222/02—Acids; Metal salts or ammonium salts thereof, e.g. maleic acid or itaconic acid
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
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    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微細分布の分散性ポリマー粒子およびできる
だけ少ない凝固物形成を伴うポリマー分散液。 【解決手段】 本発明による水性ポリマー分散液は、2
0000を上回る重量平均分子量Mwを有する高分子量
保護コロイドの存在下に、水性乳濁液中でのモノマーの
フリーラジカル重合によって得られる。 【効果】 本発明のポリマー分散液の使用により、良好
な使用技術的性質、高い耐水性、僅かな水分吸収量およ
び高い光輝性が達成された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構成成分として、 − 少なくとも1つの酸基または無水酸基を有する少な
くとも1つのエチレン系不飽和モノマー(モノマーI)
5〜50重量%、 − C原子少なくとも10個を有する脂肪アルコールの
少なくとも1つの(メト)アクリル酸エステル(モノマ
ーII)0.1〜80重量%、 − C1〜C9−アルキル(メト)アクリレート、C原子
20個までを有するカルボン酸のビニルエステル、C原
子20個までを有するビニル芳香族化合物、エチレン系
不飽和ニトリル、ビニルハロゲン化物およびC原子2〜
8個および二重結合1個または2個を有する脂肪族炭化
水素から選択された主要モノマー(モノマーIII)0
〜94.9重量%および − 他のモノマー(モノマーIV)0〜60重量%を含
有し、この場合、重量の記載は、高分子量保護コロイド
に対するものであるような、20000を上回る重量平
均分子量Mwを有する高分子量保護コロイドの存在下
に、水性乳濁液中でのモノマーのフリーラジカル重合に
よって得られる水性ポリマー分散液に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】乳化重合の方法は、常法によれば、重合
すべきモノマーを乳濁させ、かつ得られポリマーを分散
相中で安定させるために、低分子量の乳化剤または保護
コロイド、例えばポリビニルアルコールの存在下で実施
される。しかしながら、使用された親水性の助剤は、一
般に、ポリマー分散液から製造された薄膜の耐水性を劣
ったものにしてしまう。
【0003】耐水性の改善は、高分子量の保護コロイ
ド、例えば親水性基、例えば(メト)アクリル酸の高い
含量を有するポリアクリレートを使用することによって
達成することができる。相応するポリマー分散液は、例
えば米国特許第4151143号明細書および欧州特許
出願公開第173300号明細書中に記載されている。
【0004】欧州特許出願公開第320865号明細書
には、保護コロイドとして、2つの溶液共重合体の混合
物が使用されている。
【0005】欧州特許出願公開第597567号明細書
の記載から、乳液重合によって、大きなもしくは特殊に
成形されたポリマー粒子を製造するために、15000
未満の分子量Mwを有する保護コロイドを使用すること
は公知である。
【0006】従来知られていた高分子量保護コロイドを
用いて製造されたポリマー分散液の耐水性は、なお不十
分なものである。
【0007】更に、従来知られていた高分子量保護コロ
イドの使用は、粗大分布の粒子および望ましくない凝固
物形成を伴う分散液を生じることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、微細分布の分散性ポリマー粒子およびできるだけ少
ない凝固物形成を伴うポリマー分散液であった。
【0009】更に、該ポリマー分散液を用いて製造され
た被覆は、良好な使用技術的性質、殊に、高い耐水性、
即ち、僅かな水分吸収量および高い光輝性が望まれてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】従って、冒頭で定義され
た水性ポリマー分散液が見出された。また、該ポリマー
分散液の製造法および被覆剤としてもしくは被覆剤中で
の該ポリマー分散液の使用、含浸剤または粘着剤として
の該ポリマー分散液の使用が見出された。
【0011】以下の実施例は、本発明の有利な実施態様
に関するものである。
【0012】モノマーIの含量は、殊に10〜40重量
%、全く特に10〜30重量%であり、モノマーIIの
含量は、殊に1〜50重量%、全く特に10〜30重量
%である。
【0013】高分子量保護コロイドは、全体的に、構成
成分として、モノマーI10〜40重量%、モノマーI
I1〜50重量%、モノマーIII20〜89重量%お
よびモノマーIV0〜60重量%を含有している。
【0014】特に有利に、高分子量保護コロイドは、モ
ノマーI10〜30重量%、モノマーII10〜30重
量%、モノマーIII40〜80重量%およびモノマー
IV0〜40重量%を含有している。
【0015】重量の記載は、それぞれ、高分子量保護コ
ロイドに対するものである。
【0016】適当なモノマーIは、殊に、少なくとも1
つのカルボン酸基または無水カルボン酸基、例えばアク
リル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、マレイ
ン酸半エステルもしくはフマル酸半エステル、イタコン
酸または無水マレイン酸を有するものである。
【0017】有利なモノマーIIは、C10〜C18−アル
キル(メト)アクリレートである。特に有利なモノマー
IIとしては、例えばラウリル(メト)アクリレートお
よびステアリル(メト)アクリレートが挙げられる。
【0018】モノマーIII(主要モノマー)として
は、例えばC1〜C9−アルキル基、殊にC1〜C8−アル
キル基を有する(メト)アクリル酸アルキルエステル、
例えばメチルメタクリレート、メチルアクリレート、n
−ブチルアクリレート、エチルアクリレートおよび2−
エチルヘキシルアクリレートが挙げられる。
【0019】殊に、(メト)アクリル酸アルキルエステ
ルの混合物も適している。
【0020】C原子1〜20個を有するカルボン酸のビ
ニルエステルは、例えばラウリン酸ビニル、ステアリン
酸ビニル、プロピオン酸ビニルおよび酢酸ビニルであ
る。
【0021】ビニル芳香族化合物としては、ビニルトル
オール、α−メチルスチロール、p−メチルスチロー
ル、α−ブチルスチロール、4−n−ブチルスチロー
ル、4−n−デシルスチロールおよび好ましくはスチロ
ールが該当する。
【0022】ニトリルの例は、アクリルニトリルおよび
メタクリルニトリルである。
【0023】ハロゲン化ビニルは、塩素、フッ素または
臭素で置換されたエチレン系不飽和化合物、有利に塩化
ビニルおよび塩化ビニリデンである。
【0024】C原子2〜8個および1個または2個のオ
レフィン系二重結合を有する非芳香族炭化水素は、ブタ
ジエン、イソプレンおよびクロロプレン並びにエチレ
ン、プロピレンおよびイソブチレンが挙げられる。2個
の二重結合を有する非芳香族炭化水素は、該保護コロイ
ドの製造のための僅かに有利な主要モノマーである。
【0025】主要モノマーは、好ましくは混合して使用
される。
【0026】ビニル芳香族化合物、例えばスチロール
は、例えばしばしば、C1〜C20−アルキル(メト)ア
クリレート、殊にC1〜C8−アルキル(メト)アクリレ
ートと混合して使用される。
【0027】アルキル(メト)アクリレート、スチロー
ルおよびこれらの混合物は、モノマーIIIとして特に
有利である。
【0028】他のエチレン系不飽和モノマー(モノマー
IV)は、殊にヒドロキシル基を有するモノマー、例え
ばヒドロキシアルキル(メト)アクリレート、例えばヒ
ドロキシプロピル(メト)アクリレートまたはヒドロキ
シエチル(メト)アクリレートである。例えば2つのビ
ニル基を有する架橋性モノマーは、確かに一緒に使用す
ることもできるが、しかし、好ましくは、保護コロイド
は、架橋性モノマーを含有していないかまたは場合によ
っては前記モノマーの極く僅少量、例えば保護コロイド
に対して0.2重量%未満を含有している。
【0029】ヒドロキシル基の含量を有するポリマー
は、例えばメラミン樹脂またはポリイソシアネート、殊
に、水乳化可能なポリイソシアネートと架橋することが
できる。ヒドロキシル基を有するモノマーの含量は、好
ましくは、ポリマーのOH数が0〜200、特に有利に
ポリマー1g当たりKOH0〜150mg、全く特に有
利にポリマー1g当たりKOH0〜100mgおよび殊
にポリマー1g当たりKOH0〜30mg(DIN53
240)であるような程度に選択される。更に、このポ
リマーは、例えばカルボニル基を有するモノマーの含量
を有していてよく、従って、例えばポリヒドラジドと架
橋可能である。
【0030】該高分子量保護コロイドの重量平均分子量
(Mw)は、好ましくは50000を上回り、特に有利
に50000〜200000であり、全く特に有利に7
0000〜120000である(ゲル透過クロマトグラ
フィーによって、標準としてポリスチロールおよび溶離
剤としてテトラヒドロフランを使用して測定した)。
【0031】該高分子量保護コロイドの製造は、例えば
塊状重合によって、即ち、溶剤不含で行うことができる
かまたは好ましくは溶液重合によって行うことができ
る。
【0032】溶剤としては、例えば、水性ポリマー分散
液から、望ましい場合には、容易に留去することができ
るような、1バールで100℃未満の沸点を有するもの
または水と一緒になって共沸混合物を形成するものが適
している。溶剤としては、有利には、いわゆる薄膜形成
剤、例えばブチルグリコール、ブチルジグリコールまた
はブトキシプロパノールを使用することもできる。従っ
て、前記の助剤の後の添加は不用である。
【0033】溶剤としては、例えばブタノール、イソブ
タノール、プロパノール、エタノール、メタノールおよ
びメチルエチルケトンが挙げられる。
【0034】エチレン系不飽和モノマーの重合は、例え
ば公知の方法で、好ましくは開始剤の存在下に、陰イオ
ン性かまたは好ましくはフリーラジカル重合によって行
うことができる。ラジカル基を形成する開始剤として
は、例えばアゾビスカルボン酸アミド、アゾビスカルボ
ン酸ニトリル、過酸エステルまたは過酸化物が挙げられ
る。開始剤の量は、モノマーに対して、好ましくは0.
2〜5重量%、特に有利に0.5〜3重量%である。重
合温度は、好ましくは50〜150℃、特に有利に80
〜130℃である。場合によっては、調整剤、例えばメ
ルカプトエタノール、第三ドデシルメルカプタンまたは
ジイソプロピルキサントゲン硫化物を、モノマーに対し
て、好ましくは0〜3重量%の量で添加することもでき
る。
【0035】該高分子量保護コロイドの製造は、例え
ば、一段階または多段階で行うこともできる。殊に、例
えば欧州特許出願公開第320865号明細書に記載さ
れているように、まず、高い酸含量を有するポリマーを
製造し、次に、該ポリマーの存在下に、より低い酸含量
(もしくは酸価が0である)を有するポリマーを製造す
ることができる。
【0036】しかしながら、本発明の場合、高分子量保
護コロイドのこの種の多段階の製造は必要ではなく、従
って、一段階の製造が有利である。重合の際には、モノ
マーを装入することができるかあるいはまた(有利に)
連続的に供給することができる。
【0037】該高分子量保護コロイドの製造後に、有機
溶剤中の高分子量保護コロイドの分散液または好ましく
は溶液が得られる。固体含量は、好ましくは50〜95
重量%、殊に60〜85重量%である。
【0038】こうして、該高分子量保護コロイドは、保
護コロイドとして、乳化重合の際に使用される。
【0039】このために、該高分子量保護コロイドを、
水中に装入することができおよび/または重合すべきモ
ノマーと一緒に乳化重合の間に水に添加することができ
る。
【0040】該保護コロイドは、例えば溶液重合の場合
には、その有機溶液の形で、あるいはまた、塊状重合の
場合には、溶剤不含で使用することができる。あるいは
また、まず、水性分散液または溶液に変えることもで
き、この場合、溶剤は、場合によっては留去される。
【0041】該高分子量保護コロイドの酸基もしくは無
水物基は、水相に変える前または間に、全てまたは部分
的に、塩の基に変えられる。このためには、アンモニア
または別のアミノ化合物、例えば第三級アミノ化合物ま
たは無機塩基、例えばNaOHが適している。
【0042】保護コロイドが、なお水相中に存在せず、
相応して、塩の基への変化が、既に行われている場合に
は、塩の基への変化は、乳化重合の重合バッチ量への保
護コロイドの添加の前または間に実施される。
【0043】該高分子量保護コロイドの重量含量は、乳
化重合によって得られたポリマー100重量部に対し
て、好ましくは、2〜40重量部、特に有利に5〜25
重量部である。
【0044】乳化重合の際に、他の乳化剤、保護コロイ
ドまたはその他の分散助剤は、もはや必要とされず、従
って、好ましくは使用もされない。
【0045】重合すべきモノマーとは、本質的に、既に
記載されたモノマーI〜IVのことであり、この場合、
モノマーIIIとしては、C原子2〜8個および2個の
二重結合を有する脂肪族炭化水素およびモノマーIVと
しては、架橋性モノマー、例えばブタンジオールジアク
リレートおよびジビニルベンゾールも適している。
【0046】乳化重合によって得られたポリマーは、好
ましくは0〜100重量%、特に有利に40〜100重
量%がモノマーIII(主要モノマー)からなるもので
ある。
【0047】モノマーIおよびIIは、一緒に使用する
ことができるが、しかし、必ずしも一緒に使用されなけ
ればならないというものでもなく、該モノマーIおよび
IIの含量は、一般に、それぞれ、10重量%未満、有
利に5重量%未満および特に有利に3重量%未満であ
る。
【0048】他のモノマーIVは、同様に、例えば0〜
100重量%、有利に0〜60重量%の量で、一緒に使
用することができる。重量の記載は、得られたポリマー
に対するものである。
【0049】乳化重合は、常法では、例えば30〜95
℃の温度で、水溶性の開始剤の存在下に実施することが
できる。
【0050】適当な開始剤は、過硫酸ナトリウム、過硫
酸カリウムおよび過硫酸アンモニウム、第三ブチルヒド
ロペルオキシド、水溶性アゾ化合物あるいはまた酸化還
元開始剤である。
【0051】開始剤としての過酸化水素の場合には、好
ましくは、僅少量のCu(II)またはFe(III)
が触媒として一緒に使用される。
【0052】乳化重合により得られた本発明による水性
ポリマー分散液は、好ましくは10〜65重量%、好ま
しくは30〜60重量%、特に有利に40〜55重量%
の固体含量を有している。
【0053】本発明による水性分散液は、被覆剤、含浸
剤または粘着剤として適している。該水性分散液は、そ
れぞれの使用のために、常用の添加剤、例えば消泡剤、
流展剤、顔料、充填剤または染料、濃稠剤等を含有する
ことができる。
【0054】該水性分散液は、被覆剤として、例えば金
属、木材、石、紙またはプラスチックの被覆に使用する
ことができるか、フリース結合剤として、編織布繊維お
よび不織布繊維の含浸もしくは結合のために使用するこ
とができるかまたは種々の物質の粘着のために使用する
ことができる。該水性分散液は、例えば水性印刷インキ
またはオーバープリントラッカー用の結合剤としても適
している。
【0055】本発明による分散液は、僅かな凝固物を含
有しており、かつ、別の高分子量保護コロイドと比較し
て、より微細に分散した粒子を有している。
【0056】該分散液を用いて得られた被覆、含浸物ま
たは粘着物は、高い耐水性、即ち、僅かな水分吸収量、
良好な光輝性および他の良好な使用技術的性質を有して
いる。
【0057】
【実施例】
例 A) 溶液重合による高分子量保護コロイドの製造 還流冷却器、アンカーミキサー、滴下漏斗2個および熱
安定化された油浴を備え付けられたガラスフラスコの中
に、装入物を、窒素雰囲気下で、撹拌しながら105℃
の温度に加熱した。前記温度に達した後に、供給原料2
の供給を開始し、かつ6時間で供給した。供給原料2の
供給開始の15分後に、供給原料1の供給を開始し、か
つ4時間で供給した。この後、ポリマー溶液を80℃に
冷却し、かつ供給原料3により、15分間で中和した。
引き続き、更に15分間撹拌した。この後、このポリマ
ー溶液を、水2kgの撹拌混入によって1時間で分散さ
せた。この組成物および特性値は、第1表もしくは第2
表中に記載されている。
【0058】第1表 ラウリルアクリレートを用いる水性保護コロイドの製
造、グラムでの量の記載(本発明による)
【0059】
【表1】
【0060】第2表 ラウリルアクリレートを用いない水性保護コロイド分散
液もしくは保護コロイド溶液の製造(比較のため)、グ
ラムでの記載
【0061】
【表2】
【0062】略符号: t−BPO:第三ブチルペルオクタン酸塩 IBO:イソブタノール BDG:ブチルジグリコール BG:ブチルグリコール FG:固体含量 LD−値:光電流の測定によって定めた、ポリマー含量
0.01重量%を有する分散液または溶液の水と比べた
混濁。この値は、%での光の透過性を記載するものであ
る(LD−値が大きければ、ポリマー粒子は小さい)。
【0063】B) 乳化重合: 方法 A:装入物を、85℃で、撹拌しながら、窒素雰
囲気下で加熱した。この場合、供給原料1を供給した。
この後、供給原料3 17gを添加した。引き続き、供
給原料2を2時間で供給し、かつ供給原料3の残りを
2.5時間で供給した。引き続き、更に1時間に亘っ
て、85℃で、更に撹拌し、かつこの後、室温に冷却し
た。
【0064】方法 B:装入物を、85℃で、撹拌しな
がら、窒素雰囲気下で加熱した。この後、供給原料1を
90分間で供給し、供給原料2を120分間で供給し
た。この後、更に1時間に亘って、85℃で、更に撹拌
し、かつこの後、室温に冷却した。
【0065】この組成物および特性値は、第3表〜第6
表中に記載されている。
【0066】第3表 上記の保護コロイドを用いる乳化剤不含の分散液の製造
(開始剤は、過酸化水素/Cuである)、方法A(グラ
ムでの量の記載)
【0067】
【表3】
【0068】分散液aまたはdと、b′およびc′の比
較により、ラウリルアクリレートを含有している保護コ
ロイドを用いた場合だけが、記載された組成の安定性の
分散液を製造可能であることが判明した。
【0069】第4表 上記の保護コロイドを用いる乳化剤不含の分散液の製造
(開始剤は、過酸化水素/Cuである)、方法A(グラ
ムでの量の記載)
【0070】
【表4】
【0071】分散液eとf′およびgとh′との比較に
より、保護コロイド中へのラウリルアクリレートの組み
込みの際に、微粒子の分散液が得られることが判明し
た。更に、分散液h′の場合には、ラウリルアクリレー
トなしに、多量の凝固物が残っている。
【0072】第5表 上記の保護コロイドを用いる乳化剤不含の分散液の製造
(開始剤は、t−BHP、ロンガリットCである)、方
法B(グラムでの量の記載)
【0073】
【表5】
【0074】分散液iとl′との比較:保護コロイドを
用いて製造され、ラウリルアクリレートを含有していな
い分散液l′は、より粗大な分布であり(LDはより小
さい)、かつ極めて多量の凝固物をを含有している。
【0075】分散液kとm′との比較:分散液m′(ラ
ウリルアクリレートなし)は、完全に重合しておらず、
かつ極めて多量の凝固物を含有している。
【0076】第6表 上記の保護コロイドを用いる乳化剤不含の分散液の製造
(開始剤は、過酸化水素/Cu)、方法B(グラムでの
量の記載)
【0077】
【表6】
【0078】分散液nとp′およびoとr′との比較:
ラウリルアクリレートの組み込みは、より小さな粒度
(より高いLD−値)、より良好な光輝性およびより少
ない水分吸収量を生じている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エーベルハルト シュップ ドイツ連邦共和国 グリュンシュタット テーオドール−シュトルム−シュトラーセ 29 (72)発明者 マリア ギョパル ラウ ドイツ連邦共和国 バート デュルクハイ ム カイザースラウテラー シュトラーセ 36 (72)発明者 ギュンター シュルツ ドイツ連邦共和国 バート デュルクハイ ム イム レーリッヒ 45 (72)発明者 ハルム ヴィーゼ ドイツ連邦共和国 ハイデルベルク ツェ ーリンガーシュトラーセ 50

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 20000を上回る重量平均分子量Mw
    を有する高分子量保護コロイドの存在下に、水性乳濁液
    中でのモノマーのフリーラジカル重合によって得られる
    水性ポリマー分散液において、該保護コロイドが、 − 少なくとも1つの酸基または無水酸基を有する少な
    くとも1つのエチレン系不飽和モノマー(モノマーI)
    5〜50重量%、 − C原子少なくとも10個を有する脂肪アルコールの
    少なくとも1つの(メト)アクリル酸エステル(モノマ
    ーII)0.1〜80重量%、 − C1〜C9−アルキル(メト)アクリレート、C原子
    20個までを有するカルボン酸のビニルエステル、C原
    子20個までを有するビニル芳香族化合物、 エチレン系不飽和ニトリル、ビニルハロゲン化物および
    C原子2〜8個および二重結合1個または2個を有する
    脂肪族炭化水素から選択された主要モノマー(モノマー
    III)0〜94.9重量%および − 他のモノマー(モノマーIV)0〜60重量%から
    構成されており、この場合、重量の記載は、高分子量保
    護コロイドに対するものであることを特徴とする、水性
    ポリマー分散液。
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