JPH08239751A - スパツタ装置 - Google Patents
スパツタ装置Info
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- JPH08239751A JPH08239751A JP7066804A JP6680495A JPH08239751A JP H08239751 A JPH08239751 A JP H08239751A JP 7066804 A JP7066804 A JP 7066804A JP 6680495 A JP6680495 A JP 6680495A JP H08239751 A JPH08239751 A JP H08239751A
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Abstract
が発生するのを実用上十分に防止し得るスパツタ装置の
実現を目的とするものである。 【構成】上述のように本発明によれば、ターゲツトと当
接するように配置され、内部に上記ターゲツトを冷却す
るための冷却水を流す第1の水路内が設けられた第1の
冷却手段に皮膜形成対象物の皮膜形成領域を規制するマ
スク部が取り付けられたスパツタ装置において、第1の
冷却手段の内部に第1の水路と独立して第2の水路を設
け、供給される冷却水を第2の水路を介してマスク部に
供給すると共に、当該マスク部に供給した冷却水を第1
又は第2の水路を介してマスク部から排出するようにし
てマスク部に冷却水を順次供給するようにしたことによ
り、アーキングや皮膜形成対象物に不良が発生するのを
実用上十分に防止し得るスパツタ装置を実現できる。
Description
えば光デイスクの反射膜の形成工程に使用するスパツタ
装置に適用して好適なものである。
ーザデイスク(LD)などの光デイスクは、一面(以
下、これを信号記録面と呼ぶ)に記録信号に応じた凹凸
パターンが形成されてなる円盤形状の基板をポリカーボ
ネイト等の透明な合成樹脂材を用いて作成し、当該凹凸
パターンの表面上に反射膜を形成した後、当該反射膜上
に保護膜を積層形成するようにして製造されている。
他面側から光ビームを照射したときに当該光ビームが反
射膜において基板(及び反射膜)の凹凸パターンに応じ
た反射光となつて反射するため、この反射光に基づいて
記録信号を再生し得るようになされている。ところでこ
のような光デイスクの製造工程において、反射膜の形成
作業は、通常、専用のスパツタ装置を用いて基板の信号
記録面上に高反射物質(通常はアルミニウム)をスパツ
タリングにより堆積させることにより行われている。
来提案されているマグネトロン方式のスパツタ装置1を
示すものであり、このスパツタ装置1では、ハウジング
2の内部にスパツタリングを行うための空間領域(以
下、これをスパツタリング領域と呼ぶ)2Aが設けら
れ、当該スパツタリング領域2A内にガス導入部3を介
してアルゴン(Ar )ガスを導入し得るようになされて
いる。
グ領域2Aを上側から閉塞するように絶縁材4を介して
バツキングプレート5が固定されており、バツキングプ
レート5の下面には高反射物質(通常はアルミニウム)
からなるターゲツト6が取り付けられている。またター
ゲツト6の中央部には、加工対象の基板7のセンター部
に反射膜が形成されるのを防止するための棒状のセンタ
ーマスク8が取り付けられていると共に、ハウジング2
の内部下端にはこの基板7の外周部に反射膜が形成され
るのを防止するためのリング状の外周マスク9が取り付
けられている。
5及び絶縁体10に嵌め込まれたボルト11を順次介し
て陰極電源(図示せず)に接続される一方、ハウジング
2はボルト12を介してアース接地されており、動作時
にはターゲツト6及びセンターマスク8がアノードとし
て作動し、その他のスパツタリング領域2Aの周囲がカ
ソードとして作動することにより、ターゲツト6及びセ
ンターマスク8とこれ以外のスパツタリング領域2Aの
周囲との間に放電を生じさせて当該スパツタリング領域
2A内にプラズマを発生させ得るようになされている。
13と、プツシヤ部14と、プツシヤ部14の先端に取
り付けられた基板受部15とが配設されており、搬送テ
ーブル13により搬送されてきた加工対象の基板7を基
板受部15で支持してプツシヤ部14で押し上げること
により、この基板7をターゲツト6の下面と平行で、か
つその信号記録面がセンターマスク8及び外周マスク9
の各下面にそれぞれ密着するような所定位置(以下、こ
れをスパツタリング位置と呼ぶ)に位置させるようにな
されている。
スパツタリング領域2A内に発生されるプラズマによつ
て、スパツタリング領域2A内にAr ガスとして供給さ
れたAr 原子がイオン化してターゲツト6に衝突するこ
とによりターゲツト6表面からアルミニウム原子が飛び
出し、これがスパツタリング位置にある基板7の信号記
録面上に堆積する。これによりこのスパツタ装置1で
は、スパツタリング時間等の種々の条件を選定してAr
原子の堆積量を調整することで加工対象の基板7上に所
望厚の反射膜を形成し得るようになされている。
では、Ar 原子の衝突により当該Ar 原子のもつ運動エ
ネルギーがターゲツト6の表面に与えられることによ
り、当該表面が発熱する問題がある。
常、バツキングプレート5の内部に図8(A)及び
(B)に示すような所定形状の水路5Aが設けられてい
ると共に、当該水路5A内には給水器16(図7)及び
図示しない排水器をそれぞれ介して入口5B又は出口5
Cからそれぞれ冷却水を供給し又は排出し得るようにな
されている。
この冷却水によつてバツキングプレート5を介してター
ゲツト6を冷却し得、かしくてスパツタリング時におけ
るターゲツト6表面の温度上昇を抑え得るようになされ
ている。
バツキングプレート5の上方に、例えば図9(A)及び
(B)に示すような板状のヨーク20の一面にリング状
の第1の磁石21と円柱状の第2の磁石22とが同心状
に固定されてなる磁界装置23が、図7のようにモータ
(図示せず)の出力軸24に偏心をもつて連結されるよ
うにして配設されている。
の磁界装置23によつてスパツタリング領域2A内に磁
界を形成してイオン化されたAr 原子をこの磁界内に閉
じ込めることにより、当該Ar 原子を効率良くターゲツ
ト6表面に衝突させ得る一方、発生させた磁界を偏心を
もつて回転させることにより効率良くターゲツト6を利
用し得るようになされている。
ツタ装置1に用いられている磁界装置23は、上述のよ
うにリング状に形成された外側の磁石21(以下、これ
を外磁21と呼ぶ)と円柱状に形成された内側の磁石2
2(以下、これを内磁22と呼ぶ)とで形成されてお
り、このような磁界装置23では発生させる磁力ピーク
が図9(C)に示すようにX方向及びY方向にそれぞれ
1点ずつの合わせて2点しかない。
スパツタ装置1では、上述のように磁界装置23を偏心
をもつて回転させてもスパツタリング領域2Aの中央部
には常に磁力ピークが通るため、この場所にプラズマが
集中し易く、過酷な運転条件(例えば短サイクルでの運
転や放電出力がハイパワーな場合)になるとセンターマ
スク8や基板7が加熱されるために、オーバーヒートし
てセンターマスク8及び基板7間にプラズマのアーキン
グ(異常放電)が発生したり、基板7に傷が生じ又は不
純物が付着するなどのトラブルが生じる問題があつた。
しては、例えばバツキングプレート5と同様にセンター
マスク8の内部にも冷却水を供給することにより当該セ
ンターマスク8や当該センターマスクを介して基板7を
冷却してオーバーヒートを防止する方法が考えられる。
では、バツキングプレート5の水路5A(図8)はター
ゲツト6の冷却のみを目的として形成されているために
当該バツキングプレート5を介して冷却水をセンターマ
スク8に供給するようなことは難しく、またこの種のス
パツタ装置1では、通常、上述のようにバツキングプレ
ート5のすぐ上側に磁界装置があるためにセンターマス
ク8用の特別の水路を設けることも難しい問題があつ
た。
で、アーキングや皮膜形成対象物に不良が発生するのを
実用上十分に防止し得るスパツタ装置を提案しようとす
るものである。
め本発明においては、ターゲツトと当接するように配置
され、内部に上記ターゲツトを冷却するための冷却水を
流す第1の水路内が設けられた第1の冷却手段に皮膜形
成対象物の皮膜形成領域を規制するマスク部が取り付け
られたスパツタ装置において、第1の冷却手段の内部に
第1の水路と独立して第2の水路を設け、供給される冷
却水を第2の水路を介してマスク部に供給すると共に、
当該マスク部に供給した冷却水を第1又は第2の水路を
介してマスク部から排出するようにしてマスク部に冷却
水を順次供給するようにした。
とにより、皮膜形成対象物と当接するマスク部を冷却す
ることができる。従つてマスク部がオーバーヒートする
のを防止できためターゲツトと皮膜形成対象物との間の
空間領域内にアーキング等が発生するのを未然に防止す
ることができる。
する。
よるマグネトロン方式のスパツタ装置を示し、ハウジン
グ31、第1の外枠ブロツク32、第2の外枠ブロツク
33、外周器34、第3の外枠ブロツク35、上壁ブロ
ツク36、モータ取付けプレート37及び上面プレート
38をそれぞれ順次積み重ねることにより形成された容
器39内部に、バツキングプレート40、ターゲツト4
1、センターマスク42、外周マスク43及び磁界装置
44がそれぞれ収納されている。
グプレート40は外周器34の下面に絶縁材50を介し
て固定されており、その下面に高反射物質からなるドー
ナツ状のターゲツト41が支持ブロツク51を介してね
じ52により固定されている。
には、特に図2において明らかなように、ターゲツト4
1のセンターホールを嵌通するように、かつターゲツト
41及びバツキングプレート40と導通しないように冷
却ブロツク60がテフロンからなる絶縁材61を介して
止めねじ62により固定されており、この冷却ブロツク
60の下面にセンターマスク42が止めねじ43を用い
て固定されている。
ハウジング31の内部下端にねじ止めされており、この
外周マスク43上にはハウジング31の内周面と外周マ
スク43の上面とを一体に覆うように防着シールド64
が固定され、ハウジング31の内部上端にはターゲツト
41を避けて当該ハウジング31を覆うように防壁ブロ
ツク65が固定されている。
の下方には、搬送テーブル66と、プツシヤ部67と、
プツシヤ部67の先端に取り付けられた基板受部68と
が配設されており、搬送テーブル66により順次搬送さ
れてくる加工対象の基板70を基板受部68で支持して
プツシヤ部67で押し上げることにより当該基板70を
スパツタリングセツト状態にセツトし得るようになされ
ている。
ツト41、防壁ブロツク65、防着シールド64、内周
マスク43及び基板70に囲まれるようにしてスパツタ
リング領域71が形成される。このためハウジング31
の周側壁にはガス導入部72が設けられていると共に、
外周マスク43には排気口43Aが設けられており、か
しくて動作時にスパツタリング領域71内にガス導入部
72を介してAr ガスを供給し得る一方、不要なAr ガ
スを排気口43Aを介してスパツタリング領域71外に
排出し得るようになされている。
40と、絶縁体73により容器39から絶縁されたボル
ト74とを順次介して陰極電源に接続されていると共
に、容器39は上壁ブロツク36に固定されたボルト7
5を介してアース接地されており、かくして動作時には
ターゲツト41がカソードとして作動し、かつスパツタ
リング領域71の他の周囲がアノードとして作動し得る
ようになされている。
時、ターゲツト41にマイナス電圧が与えられられたと
きに、ターゲツト41と、スパツタリング領域71のそ
の他の周囲との間で放電が生じてスパツタリング領域7
1内にプラズマが生じ、この結果図7のスパツタ装置1
の場合と同様にして、スパツタリング状態にセツトされ
た基板70上に反射膜を形成し得るようになされてい
る。
ようにイオン化されたAr 原子が衝突するときに当該A
r 原子から与えられる運動エネルギーによつて発熱す
る。このためこのスパツタ装置30では、バツキングプ
レート40を銅等の熱伝導率の高い材料を用いて形成す
ると共に、その内部に図3に示すような所定形状の第1
の水路40Aを設け、当該第1の水路40A内に給水器
80(図1)及び図示しない排水器をそれぞれ介して入
口40B又は出口40Cからそれぞれ冷却水を供給し又
は排出し得るようになされている。これによりこのスパ
ツタ装置30では、給水器80(図1)からバツキング
プレート40に順次供給される冷却水によつて当該バツ
キングプレート40を介してターゲツト41を冷却する
ことができ、かくしてスパツタリング時におけるターゲ
ツト41表面の温度上昇を抑え得るようになされてい
る。
ベアリング保持ブロツク81及びモータ取付けブロツク
37とによつて外輪を固定保持されるようにしてベアリ
ング82が取り付けられていると共に、当該ベアリング
82の内輪には中央部に楕円形状の凹部83Aを有する
マグネツト取付けプレート83が取り付けられ、このマ
グネツト取付けプレート83の下面に磁界装置44が当
該マグネツト取付けプレート83の回転中心に対して偏
心をもつように取り付けられている。
モータ85がその出力軸の先端をマグネツト取付けプレ
ート83の凹部83A内に差し込むようにして固定され
ていると共に、当該モータ85の出力軸の先端部には両
端部に丸みが形成されてなた直方体形状の回転力伝達板
86が固定されており、かくしてモータ85が駆動した
ときに当該モータ85の出力軸の回転に伴つて回転力伝
達板86の先端部がマグネツト取付けプレート83の凹
部83Aの内周面に当接し、当該マグネツト取付けプレ
ート83に対して回転力を与えることにより、このマグ
ネツト取付けプレート83と一体に磁界装置44を偏心
をもつて滑らかに回転駆動させ得るようになされてい
る。
時、モータ85が駆動して磁界装置44を回転させるこ
とにより、この磁界装置44がスパツタリング領域71
内に生じさせる磁界を当該スパツタリング領域71内に
おいて回転させ得るようになされ、これによりスパツタ
リング領域71内の磁界を平均化させ得ると共に、ター
ゲツト41の利用効率を向上させ得るようになされてい
る。
1にその内部を一周するように水路31Aが設けられて
いると共に、当該水路31Aには注水口31B及び図示
しない排水口をそれぞれ介して冷却水を供給し、又は排
出し得るようになされており、これにより必要に応じて
ハウジング31を冷却し得るようになされている。
置の場合、図3からも明らかなように、バツキングプレ
ート40の内部には第1の水路40Aとは独立して、バ
ツキングプレート40の外周部から中心部に延びる第2
及び第3の水路40D、40Eがそれぞれ個別に設けら
れている。
D、40Eの外周部に位置する各一端にはそれぞれ図示
しない給水器及び排水器と連結される入口40F、40
Gが設けられていると共に、中心部に位置する各他端に
はバツキングプレート40の下面に通じる貫通孔40
J、40Jがそれぞれ設けられている。
図3において明らかなように、絶縁材61に独立して設
けられた貫通孔61A、61Bをそれぞれ介して冷却ブ
ロツク60内部の水溜部60Aに連結されている。従つ
てこのスパツタ装置30においては、冷却ブロツク60
の水溜部60Aに対してバツキングプレート40に設け
られた第2の水路40D及び貫通孔40Hと、絶縁材6
1に設けられた貫通孔61Aとを順次介して冷却水を順
次供給し得る一方、この水溜部61Aに供給された冷却
水を絶縁材61の貫通孔61Bと、バツキングプレート
40の貫通孔40J及び第3の水路40Eとを順次介し
て水冷ブロツク60から及びバツキングプレート40の
外部に排出し得るようになされ、これにより冷却ブロツ
ク60介して当該冷却ブロツク60と接触するセンター
マスク42を冷却し得るようになされている。
ブロツク60が銅等の熱伝導率の高い材料を用いて形成
されており、これにより効率良くセンターマスク42を
冷却し得るようになされている。またこの実施例のスパ
ツタ装置30の場合、磁界装置44は図4(A)及び
(B)に示すように、楕円形のリング状に形成された外
磁90と、円形のリング状に形成された内磁91とをヨ
ーク92に同心に一体に取り付けることにより構成され
ており、これにより図4(C)及び(D)に示すように
X方向及びY方向にそれぞれ2点ずつ、合わせて4点の
強弱のある磁界ピークを生じさせることができるように
なされている。
装置44の回転時にスパツタリング領域71内により均
一的な磁界空間を形成することができるため、プラズマ
がスパツタリング領域71の中央部に集中するのを防止
でき、かくしてセンターマスク42がオーバーヒートす
るのを未然に防止し得るようになされている。以上の構
成において、このスパツタ装置30では、動作時にバツ
キングプレート40と冷却ブロツク60とにそれぞれ冷
却水が供給されることによりターゲツト41に加えてセ
ンターマスク42も冷却される。従つてこのスパツタ装
置30ではセンターマスク42がオーバーヒートするの
を未然に防止することができる。
プレート40及びターゲツト41のいずれもと絶縁され
た状態でアノードとして冷却されるため、センターマス
ク41及び基板70間においてアーキングも発生せず、
従つて基板70が傷つくことも加熱することも防止でき
る。さらにこのスパツタ装置30では、これに加えて磁
界装置44の外磁90(図4(A))が楕円形のリング
状に選定されると共に内磁91が円形のリング状に選定
されているため、当該磁界装置44が回転しているとき
にスパツタリング領域71内に均一的な磁界を形成する
ことができる。従つてプラズマの局部集中を効果的に防
止でき、かくしてセンターマスク42のオーバーヒート
をより確実に防止できる。
来のスパツタ装置1(図7)において、センターマスク
8のオーバーヒートに起因して発生し易かつたプラズマ
のアーキングや加工対象の基板70の不良などのトラブ
ルを未然に防止でき、かくして加工対象の基板70に対
して良好な反射膜を形成することができる。
し、スパツタタイムを1.5 〔sec 〕として基板を順次連
続してスパツタする実験を行つたところ、センターマス
ク42を従来の冷却方法で冷却しながら行つた場合には
センターマスク42の先端部の温度が90〜120 〔°
C〕、基板の表面が70〔°C〕になつたのに対して、セ
ンターマスク42を実施例による冷却方法で冷却しなが
ら行つた場合にはセンターマスク42の先端部の温度が
40〜50〔°C〕、基板の表面が40〔°C〕であつた。
スパツタ時にもアーキングが発生せず(従来の方法では
0.1 〜0.2 〔%〕程度発生)、膜の均一性も600 〔Å〕
±5〔%〕に向上(従来の方法では600 〔Å〕±10
〔%〕)することが確認できた。さらにターゲツトライ
フも従来の方法に比べて20〔%〕向上させることがで
き、1.5 〔sec 〕のスパツタタイムで10万回のシヨツト
が可能であつた。
スパツタ装置30において、センターマスク42を内部
に水溜部60Aを有する冷却ブロツク60を介してバツ
キングプレートに取り付けると共に、当該冷却ブロツク
60内部にバツキングプレート42を介して冷却水を順
次供給するようにしたことにより、センターマスク42
のオーバーヒートを未然に防止でき、かくしてアーキン
グや基板の不良の発生を実用上十分に防止し得るスパツ
タ装置を実現できる。
において、磁界装置44の外磁90を楕円形のリング状
に形成すると共に、内磁91を円形のリング状に形成す
るようにしたことにより、スパツタリング領域71内に
おけるプラズマの局部集中を防止でき、かくしてアーキ
ングや基板の不良の発生を実用上十分に防止し得るスパ
ツタ装置を実現できる。
ことによつて、シンプルな構造で複数部分の冷却が可能
である。またデイスク(プラスチツク)のような熱変形
物の成膜にも有効であり、さらに加熱防止によつてシー
ル部分の耐久性を向上させる効果を得ることもできる。
4の外磁90を楕円形のリング状に形成すると共に、内
磁91を円形のリング状に形成するようにした場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図5
(A)のように磁界装置の外磁100及び内磁101と
もに楕円形のリング状に選定するようにしたり、又は図
5(B)のように外磁102を楕円形のリング状に選定
する一方、内磁103を独立した2個の円形のリング状
の磁石103A、103Bで構成するようにしても良
く、要は、X方向及びY方向にそれぞれ複数点の磁力ピ
ークをもち、できる限りセンターマスク42を避けてス
パツタリング領域71内に磁界を発生させることができ
るように磁界装置44を形成することができるのであれ
ば、外磁90及び内磁91の外形形状としてはこの他種
々の外形形状を適用できる。
をテフロンで形成するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、この他セラミツク、プラス
チツク又はポリエチレン等の他の絶縁材を用いて絶縁体
61を形成するようにしても良い。
44を図4のように形成し、この磁界装置44を偏心を
もつて回転させることによりスパツタリング領域71内
に均一的な磁界を発生させ得るようにした場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、例えば内磁91をバ
ツキングプレート40上に絶縁体を介して固定し、外磁
90のみをマグネツト取付けプレート83に取り付ける
ことによりモータ85から与えられる回転力に基づいて
偏心をもつて回転するように磁界装置を構成するように
しても良く、このようにしても実施例の場合と同様の効
果を得ることができる。
グプレート40を図3のように形成するようにした場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、バツ
キングプレート内部に複数の水路をそれぞれ独立に形成
し、各水路を介してそれぞれ所定の冷却対象に対して冷
却水を供給するようにするのであれば、バツキングプレ
ートの構造としてこの他種々の構造を適用できる。
数の水路がそれぞれ互いに独立して設けられたバツキン
グプレートの一構成例を示すものであり、このバツキン
グプレート120は下面に取り付けられる図示しないタ
ーゲツトと、3つの水冷ブロツク130〜132とを同
時に冷却し得るようになされている。すなわちこのバツ
キングプレート120では、その内部にターゲツトを冷
却する冷却水が流れるための第1の水路120Aが設け
られ、当該第1の水路内に入口120Bを介して冷却水
を供給し、この冷却水を出口120Cを介してバツキン
グプレート120外部に排出し得るようになされてい
る。
この第1の水路120Aとは独立に第2及び第3の水路
120D、120Eが設けられており、これら第2及び
第3の水路120D、120Eには入口120Fを介し
て冷却水を供給し得るようになされている。
側とは異なる端部は、貫通孔120Gを介して当該バツ
キングプレート120の下面に取り付けられた第1の水
冷ブロツク130内部の水溜130Aと連結されている
ことにより、入口120Fから供給される冷却水をこの
第1の水冷ブロツク130の水溜130Aに供給し得る
ようになされていると共に、当該第1の水冷ブロツク1
30の水溜130Aに供給される冷却水は、バツキング
プレート120に設けられた貫通孔120H及び水路1
20Jを順次介して第1の水路120A内に排水し得る
ようになされ、これにより第1の冷却ブロツク130を
冷却し得るようになされている。
1を冷却するため、バツキングプレート120には貫通
孔120K、120Lと水路120Mとがそれぞれ設け
られている。さらにバツキングプレート120には同様
にして第4の水路120Nと、貫通孔120P、120
Qと水路120Rと、第4の水路120Nに冷却4を供
給するための入口120Sとが設けられている。
成することによつて、例えば3枚の基板を同時に成膜処
理し得るようなスパツタ装置にも本発明を適用すること
ができる。
トと当接するように配置され、内部に上記ターゲツトを
冷却するための冷却水を流す第1の水路内が設けられた
第1の冷却手段に皮膜形成対象物の皮膜形成領域を規制
するマスク部が取り付けられたスパツタ装置において、
第1の冷却手段の内部に第1の水路と独立して第2の水
路を設け、供給される冷却水を第2の水路を介してマス
ク部に供給すると共に、当該マスク部に供給した冷却水
を第1又は第2の水路を介してマスク部から排出するよ
うにしてマスク部に冷却水を順次供給するようにしたこ
とにより、皮膜形成対象物と当接するマスク部を冷却す
ることができる。従つてマスク部がオーバーヒートする
のを防止できためターゲツトと皮膜形成対象物との間の
空間領域内にアーキング等が発生するのを未然に防止す
ることができ、かくしてアーキングや皮膜形成対象物に
不良が発生するのを実用上十分に防止し得るスパツタ装
置を実現できる。
面図である。
示す断面図である。
ときの様子を示す平面図である。
図と、この磁界装置の磁力分布を示す特性曲線図であ
る。
である。
る。
及び断面図である。
と、この磁界装置の磁力分布を示す特性曲線図である。
ングプレート、40A、40D、40E……水路、41
……ターゲツト、42……センターマスク、43……外
周マスク、44……磁界装置、60……冷却ブロツク、
70……基板、71……スパツタリング領域、90……
外磁、91……内磁、92……ヨーク。
Claims (2)
- 【請求項1】所定のガスが導入される容器と、 上記容器内に固定されたリング状のターゲツトと、 皮膜形成対象物を上記ターゲツトと対向するように支持
する支持手段と、 上記ターゲツトに負電圧を印加することにより、上記タ
ーゲツト及び上記皮膜形成対象物で挟まれる空間領域内
のイオン化された上記ガスの構成成分を加速させて上記
ターゲツトに衝突させる負電圧印加手段と、 上記ターゲツトの上記皮膜形成対象物とは反対側に上記
ターゲツトと当接するように配置され、内部に上記ター
ゲツトを冷却するための冷却水を流す第1の水路内が設
けられた第1の冷却手段と、 上記ターゲツトのセンターホールを嵌挿して上記第1の
冷却手段に取り付けられた、上記皮膜形成対象物の皮膜
形成領域を規制するマスク部とを具え、 上記第1の冷却手段は、 内部に上記第1の水路と独立して単数又は複数の第2の
水路が設けられ、供給される冷却水を上記第2の水路を
介して上記マスク部に供給すると共に、当該マスク部に
供給した冷却水を上記第1又は第2の水路を介して上記
マスク部から排出するようにして上記マスク部に冷却水
を順次供給することを特徴とするスパツタ装置。 - 【請求項2】上記マスク部は、 上記第1の冷却手段に固定された絶縁部材と、 内部に上記第1の冷却手段から供給される冷却水を通す
空間が設けられた、上記絶縁部材に固定された第2の冷
却手段と、 上記第2の冷却手段の先端に取り付けられた、上記皮膜
形成対象物と当接するマスクとでなり、 上記マスクが上記第1の冷却手段及び上記ターゲツトと
絶縁されていることを特徴とする請求項1に記載のスパ
ツタ装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP06680495A JP3729355B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | スパツタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06680495A JP3729355B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | スパツタ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08239751A true JPH08239751A (ja) | 1996-09-17 |
| JP3729355B2 JP3729355B2 (ja) | 2005-12-21 |
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ID=13326429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06680495A Expired - Fee Related JP3729355B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | スパツタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3729355B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100484024B1 (ko) * | 2001-09-25 | 2005-04-20 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 마스크 및 그 제조 방법, 일렉트로루미네선스 장치 및 그제조 방법, 및 전자 기기 |
| JP2007254827A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Fujitsu Ltd | スパッタリング装置及びスパッタリング方法 |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP06680495A patent/JP3729355B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100484024B1 (ko) * | 2001-09-25 | 2005-04-20 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 마스크 및 그 제조 방법, 일렉트로루미네선스 장치 및 그제조 방법, 및 전자 기기 |
| US6930021B2 (en) | 2001-09-25 | 2005-08-16 | Seiko Epson Corporation | Mask and method of manufacturing the same, electro-luminescence device and method of manufacturing the same, and electronic instrument |
| JP2007254827A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Fujitsu Ltd | スパッタリング装置及びスパッタリング方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3729355B2 (ja) | 2005-12-21 |
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