JPH08240314A - 点火ロッド - Google Patents
点火ロッドInfo
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- JPH08240314A JPH08240314A JP4524395A JP4524395A JPH08240314A JP H08240314 A JPH08240314 A JP H08240314A JP 4524395 A JP4524395 A JP 4524395A JP 4524395 A JP4524395 A JP 4524395A JP H08240314 A JPH08240314 A JP H08240314A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電極棒等へ未燃焼燃料や空気中の水分等が付
着した場合でも放電によるスパークを確実に発生させる
ことができる点火ロッドを提供すること。 【構成】 絶縁性の基体14と、前記基体14内に互い
に間隔を置いて保持され、該基体14の端面14aと同
一平面上に先端12a,13aをそれぞれ位置させた導
電性の第1及び第2の電極棒12,13とを備え、前記
第1と第2の電極棒12,13間に印加される電圧によ
り、該第1と第2の電極棒12,13の先端12a,1
3a間において放電Sを起こさせるようにしたことを特
徴とする。
着した場合でも放電によるスパークを確実に発生させる
ことができる点火ロッドを提供すること。 【構成】 絶縁性の基体14と、前記基体14内に互い
に間隔を置いて保持され、該基体14の端面14aと同
一平面上に先端12a,13aをそれぞれ位置させた導
電性の第1及び第2の電極棒12,13とを備え、前記
第1と第2の電極棒12,13間に印加される電圧によ
り、該第1と第2の電極棒12,13の先端12a,1
3a間において放電Sを起こさせるようにしたことを特
徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーナ燃焼装置等の点
火の際に用いる点火ロッドに関するものである。
火の際に用いる点火ロッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バーナ燃焼装置の起動時に、主バ
ーナに点火させるための火種をつくる装置として、放電
着火方式の点火装置が用いられている。
ーナに点火させるための火種をつくる装置として、放電
着火方式の点火装置が用いられている。
【0003】図7に示すように、この種の点火装置とし
て実開平5−34456号公報に従来例として開示され
ているバーナ燃焼装置用点火装置1では、絶縁物からな
る略円盤状の基台2の中心部に、基台2を貫通して点火
バーナとしての燃料噴射ノズル3が立設されており、こ
の燃料噴射ノズル3は、その先端部がノズル口3aとさ
れ、その基端部は図示しない燃料供給源に接続されるよ
うになっている。また、前記燃料噴射ノズル3の両側に
は、一対の電極棒4a,4bが立設されており、この一
方の電極棒4aには、その周囲に絶縁碍子5が設けられ
ている。また、前記一対の電極棒4a,4bの先端が所
定の放電ギャップGをもって前記ノズル口3aの近傍に
配設されるようになっており、前記一方の電極棒4a
に、制御部としてのイグナイタ及び点火コイル6を介し
て電源側7が接続されると共に、前記他方の電極棒4b
に接地側8が接続されるようになっている。
て実開平5−34456号公報に従来例として開示され
ているバーナ燃焼装置用点火装置1では、絶縁物からな
る略円盤状の基台2の中心部に、基台2を貫通して点火
バーナとしての燃料噴射ノズル3が立設されており、こ
の燃料噴射ノズル3は、その先端部がノズル口3aとさ
れ、その基端部は図示しない燃料供給源に接続されるよ
うになっている。また、前記燃料噴射ノズル3の両側に
は、一対の電極棒4a,4bが立設されており、この一
方の電極棒4aには、その周囲に絶縁碍子5が設けられ
ている。また、前記一対の電極棒4a,4bの先端が所
定の放電ギャップGをもって前記ノズル口3aの近傍に
配設されるようになっており、前記一方の電極棒4a
に、制御部としてのイグナイタ及び点火コイル6を介し
て電源側7が接続されると共に、前記他方の電極棒4b
に接地側8が接続されるようになっている。
【0004】前記バーナ燃焼装置用点火装置1において
は、点火コイル6側で発生した高電圧が一方の電極棒4
aに加わるようになっており、この電極棒4aに加わる
電圧が放電電圧を越えると絶縁破壊を起こして放電ギャ
ップGにおいて放電が生じ、この放電によるスパークを
点火用火種としてノズル口3aから噴射される燃料が点
火(点火バーナが点火)されるものであり、この点火し
た火炎により主バーナ(図示せず)が点火されるもので
ある。しかし、このバーナ燃焼装置用点火装置1では、
前記公報中でも指摘しているように、燃料として用いる
ガス、重油、灯油等を燃焼した際に発生するカーボンC
が、一方の電極棒4a又は絶縁碍子5全体に付着して汚
損すると、このカーボンC等を介して電極棒4aから基
台2に電流が漏洩するリーク回路9が形成されて、電極
棒4a,4b間に放電によるスパークが発生しなくなっ
てしまう。
は、点火コイル6側で発生した高電圧が一方の電極棒4
aに加わるようになっており、この電極棒4aに加わる
電圧が放電電圧を越えると絶縁破壊を起こして放電ギャ
ップGにおいて放電が生じ、この放電によるスパークを
点火用火種としてノズル口3aから噴射される燃料が点
火(点火バーナが点火)されるものであり、この点火し
た火炎により主バーナ(図示せず)が点火されるもので
ある。しかし、このバーナ燃焼装置用点火装置1では、
前記公報中でも指摘しているように、燃料として用いる
ガス、重油、灯油等を燃焼した際に発生するカーボンC
が、一方の電極棒4a又は絶縁碍子5全体に付着して汚
損すると、このカーボンC等を介して電極棒4aから基
台2に電流が漏洩するリーク回路9が形成されて、電極
棒4a,4b間に放電によるスパークが発生しなくなっ
てしまう。
【0005】そこで、前記公報では、図8に示すよう
に、電極棒4aと点火トランス6間に放電管10を直列
に接続し、放電管10による放電によって極めて短時間
のうちに急激に立上がる高電圧パルスを電極棒4a,4
bに加え、これにより、絶縁硝子5等にカーボンCが付
着してリーク回路9が形成されるような場合でも、放電
管10の放電によって、リーク回路9に漏洩電流が流れ
る時間が殆どなくなり、電極棒4a,4bで放電による
スパークを確実に発生させるようにして、このスパーク
を点火用火種としてノズル口3aから噴射される燃料を
点火させるバーナ燃焼装置用点火装置1を提案した。
に、電極棒4aと点火トランス6間に放電管10を直列
に接続し、放電管10による放電によって極めて短時間
のうちに急激に立上がる高電圧パルスを電極棒4a,4
bに加え、これにより、絶縁硝子5等にカーボンCが付
着してリーク回路9が形成されるような場合でも、放電
管10の放電によって、リーク回路9に漏洩電流が流れ
る時間が殆どなくなり、電極棒4a,4bで放電による
スパークを確実に発生させるようにして、このスパーク
を点火用火種としてノズル口3aから噴射される燃料を
点火させるバーナ燃焼装置用点火装置1を提案した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の通り、前記公報
のバーナ燃焼装置用点火装置1では、一方の電極棒4a
又は絶縁碍子5全体がカーボンC等の付着により汚損し
てリーク回路9が形成されたとしても、放電管10の放
電により電極棒4a,4bで放電によるスパークを確実
に発生させることができる。ところが、カーボンC等の
付着した一方の電極棒4a又は絶縁碍子5の全体に、未
燃焼燃料や空気中の水分D等がさらに付着すると、絶縁
硝子5の絶縁抵抗値が数10MΩまで極端に低下して絶
縁性が悪くなり、その場合には、放電管10によって極
めて短時間のうちに急激に立上がる高電圧パルスを電極
棒4a,4bに加えるようにしたとしても、この未燃焼
燃料や空気中の水分D等を介してリーク回路9が形成さ
れ、電極棒4aから接地側である基台2に電流が漏洩す
るのを防ぐことができないという問題が生じてしまう。
のバーナ燃焼装置用点火装置1では、一方の電極棒4a
又は絶縁碍子5全体がカーボンC等の付着により汚損し
てリーク回路9が形成されたとしても、放電管10の放
電により電極棒4a,4bで放電によるスパークを確実
に発生させることができる。ところが、カーボンC等の
付着した一方の電極棒4a又は絶縁碍子5の全体に、未
燃焼燃料や空気中の水分D等がさらに付着すると、絶縁
硝子5の絶縁抵抗値が数10MΩまで極端に低下して絶
縁性が悪くなり、その場合には、放電管10によって極
めて短時間のうちに急激に立上がる高電圧パルスを電極
棒4a,4bに加えるようにしたとしても、この未燃焼
燃料や空気中の水分D等を介してリーク回路9が形成さ
れ、電極棒4aから接地側である基台2に電流が漏洩す
るのを防ぐことができないという問題が生じてしまう。
【0007】そして、斯かる未燃焼燃料や空気中の水分
D等による電極棒4a、絶縁碍子5の汚損が生じてしま
うと、電極棒4a、絶縁碍子5を軽油、界面活性剤等で
洗浄するか、或は、点火装置の全体を交換しなければな
らなくなり、従って、点火バーナの点火不良を未然に防
ぐためには、電極棒4aや絶縁碍子5の定期的な洗浄作
業が必要で、メンテナンス作業が煩雑且つ長期間に亘っ
てしまうという不都合を有している。
D等による電極棒4a、絶縁碍子5の汚損が生じてしま
うと、電極棒4a、絶縁碍子5を軽油、界面活性剤等で
洗浄するか、或は、点火装置の全体を交換しなければな
らなくなり、従って、点火バーナの点火不良を未然に防
ぐためには、電極棒4aや絶縁碍子5の定期的な洗浄作
業が必要で、メンテナンス作業が煩雑且つ長期間に亘っ
てしまうという不都合を有している。
【0008】本発明は、電極棒等へ未燃焼燃料や空気中
の水分等が付着した場合でも放電によるスパークを確実
に発生させることができる点火ロッドを提供することを
目的とするものである。
の水分等が付着した場合でも放電によるスパークを確実
に発生させることができる点火ロッドを提供することを
目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、絶縁性の基体と、前記基体内に互いに間隔
を置いて保持され、該基体の端面と同一平面上乃至該端
面から外方に僅かに突出した箇所に先端をそれぞれ位置
させた導電性の第1及び第2の電極棒とを備え、前記第
1と第2の電極棒間に印加される電圧により、該第1と
第2の電極棒の先端間において放電を起こさせるように
したことを特徴とする。
に本発明は、絶縁性の基体と、前記基体内に互いに間隔
を置いて保持され、該基体の端面と同一平面上乃至該端
面から外方に僅かに突出した箇所に先端をそれぞれ位置
させた導電性の第1及び第2の電極棒とを備え、前記第
1と第2の電極棒間に印加される電圧により、該第1と
第2の電極棒の先端間において放電を起こさせるように
したことを特徴とする。
【0010】また、本発明は、前記第1と第2の電極棒
の間の前記基体部分で保持され、該基体の端面と同一平
面上乃至該端面から外方に僅かに突出した箇所に先端を
位置させた導電性の中継端子棒をさらに備えているもの
とした。さらに、本発明は、前記中継端子棒を複数備え
ているものとした。また、本発明は、前記中継端子棒を
備えている点火ロッドにおいて、前記電極棒及び中継端
子棒のうち、隣接する棒どうしの間隔が、前記第1と第
2の電極棒のうち電圧が印加される側の電極棒から接地
される側の電極棒に向かうにつれて次第に狭まるように
設定されているものとした。さらに、本発明は、前記基
体の端面が、該基体の長手方向の端部に形成され、前記
端面の延在方向は、前記長手方向に対して傾斜している
ものとした。
の間の前記基体部分で保持され、該基体の端面と同一平
面上乃至該端面から外方に僅かに突出した箇所に先端を
位置させた導電性の中継端子棒をさらに備えているもの
とした。さらに、本発明は、前記中継端子棒を複数備え
ているものとした。また、本発明は、前記中継端子棒を
備えている点火ロッドにおいて、前記電極棒及び中継端
子棒のうち、隣接する棒どうしの間隔が、前記第1と第
2の電極棒のうち電圧が印加される側の電極棒から接地
される側の電極棒に向かうにつれて次第に狭まるように
設定されているものとした。さらに、本発明は、前記基
体の端面が、該基体の長手方向の端部に形成され、前記
端面の延在方向は、前記長手方向に対して傾斜している
ものとした。
【0011】
【作用】一般に放電を起こさせる際の電圧は、空間放電
開始電圧よりも沿面放電開始電圧の方が低いため、本発
明による点火ロッドのように、絶縁性の基体の端面と同
一平面上乃至該端面から外方に突出した箇所に先端をそ
れぞれ位置させた第1と第2の電極棒の先端面間で発生
する放電は、必ず基体の端面に沿った沿面放電となり、
しかも、第1と第2の電極棒の先端面と基体の端面との
位置差が全く、或は、殆どないことから、前記沿面放電
は、第1と第2の電極棒の先端面間で発生する空間放電
と実質的に同じものとなる。
開始電圧よりも沿面放電開始電圧の方が低いため、本発
明による点火ロッドのように、絶縁性の基体の端面と同
一平面上乃至該端面から外方に突出した箇所に先端をそ
れぞれ位置させた第1と第2の電極棒の先端面間で発生
する放電は、必ず基体の端面に沿った沿面放電となり、
しかも、第1と第2の電極棒の先端面と基体の端面との
位置差が全く、或は、殆どないことから、前記沿面放電
は、第1と第2の電極棒の先端面間で発生する空間放電
と実質的に同じものとなる。
【0012】そして、第1と第2の電極棒は基体内に保
持されており、それらの先端面が基体の端面と同一平面
上乃至該端面から外方に突出した箇所に位置しているに
過ぎないので、カーボンやその上から未燃焼燃料や水分
が付着する電極棒部分が大幅に減り、基体の絶縁抵抗値
が低下しにくくなり、仮に基体の絶縁抵抗値が低下した
としても、第1と第2の電極棒の先端面間で発生する放
電が必ず沿面放電となるため、確実に放電を発生させて
燃料への点火を行うことが可能となる。また、各電極棒
間が基体により保持されていることから、各電極棒の先
端面間の間隔が固定化され、交換の際の電極棒間隔の調
整が不要となる。
持されており、それらの先端面が基体の端面と同一平面
上乃至該端面から外方に突出した箇所に位置しているに
過ぎないので、カーボンやその上から未燃焼燃料や水分
が付着する電極棒部分が大幅に減り、基体の絶縁抵抗値
が低下しにくくなり、仮に基体の絶縁抵抗値が低下した
としても、第1と第2の電極棒の先端面間で発生する放
電が必ず沿面放電となるため、確実に放電を発生させて
燃料への点火を行うことが可能となる。また、各電極棒
間が基体により保持されていることから、各電極棒の先
端面間の間隔が固定化され、交換の際の電極棒間隔の調
整が不要となる。
【0013】尚、第1と第2の電極棒間に中継端子棒を
さらに設ければ、沿面放電の発生する箇所が複数形成さ
れ、その分だけ点火確率が増す。また、基体の端面を該
基体の長手方向に対して傾斜する方向に延在させること
で、点火ロッドにより点火させる燃料の放出方向に対す
る点火ロッドの向きを、端面の傾斜の分傾けることが可
能となり、燃料噴射ノズルに対する点火ロッドのレイア
ウトについて自由度が向上する。
さらに設ければ、沿面放電の発生する箇所が複数形成さ
れ、その分だけ点火確率が増す。また、基体の端面を該
基体の長手方向に対して傾斜する方向に延在させること
で、点火ロッドにより点火させる燃料の放出方向に対す
る点火ロッドの向きを、端面の傾斜の分傾けることが可
能となり、燃料噴射ノズルに対する点火ロッドのレイア
ウトについて自由度が向上する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の点火ロッドの実施例について
図1乃至図4を参照して説明する。図1は本発明の第1
実施例による点火ロッドの斜視図であり、図中11はバ
ーナ燃焼装置用点火装置に用いられる点火ロッドを示
す。点火ロッド11は、導電体からなる電極棒12,1
3と、これら電極棒12,13を被覆・保持する例えば
セラミックス等の絶縁体製の基体14を備えている。
図1乃至図4を参照して説明する。図1は本発明の第1
実施例による点火ロッドの斜視図であり、図中11はバ
ーナ燃焼装置用点火装置に用いられる点火ロッドを示
す。点火ロッド11は、導電体からなる電極棒12,1
3と、これら電極棒12,13を被覆・保持する例えば
セラミックス等の絶縁体製の基体14を備えている。
【0015】前記基体14は、本実施例では断面円形の
棒状に形成されており、少なくともその一方の端面14
aは、基体14の軸方向に対して垂直に延在している。
前記電極棒12,13は、前記基体14よりも十分小さ
い径で断面円形の棒状に形成されており、基体14の径
方向に間隔を置いて平行に配置されている。そして、各
電極棒12,13の先端面12a,13aは共に、基体
14の軸方向に対して垂直に延在していて該基体14の
端面14aと同一面上にあり、外部に臨んでいる。
棒状に形成されており、少なくともその一方の端面14
aは、基体14の軸方向に対して垂直に延在している。
前記電極棒12,13は、前記基体14よりも十分小さ
い径で断面円形の棒状に形成されており、基体14の径
方向に間隔を置いて平行に配置されている。そして、各
電極棒12,13の先端面12a,13aは共に、基体
14の軸方向に対して垂直に延在していて該基体14の
端面14aと同一面上にあり、外部に臨んでいる。
【0016】次に、作用について説明する。前記点火ロ
ッド11の電極棒12をイグナイタや点火コイル(図示
せず)に接続すると共に電極棒13を接地して、電極棒
12,13間に高電圧を印加すると、これら先端面12
a,13a間で放電Sが発生する。この場合、空間放電
電圧よりも沿面放電電圧の方が一般に低く、しかも、こ
れら電極棒12,13の先端面12a,13aが基体1
4の端面14aにそれぞれ臨んでいることから、前記放
電Sは、基体14の端面14aに沿った沿面放電と実質
上同じになる。
ッド11の電極棒12をイグナイタや点火コイル(図示
せず)に接続すると共に電極棒13を接地して、電極棒
12,13間に高電圧を印加すると、これら先端面12
a,13a間で放電Sが発生する。この場合、空間放電
電圧よりも沿面放電電圧の方が一般に低く、しかも、こ
れら電極棒12,13の先端面12a,13aが基体1
4の端面14aにそれぞれ臨んでいることから、前記放
電Sは、基体14の端面14aに沿った沿面放電と実質
上同じになる。
【0017】従って、本実施例の点火ロッド11によれ
ば、電極棒12,13の先端面12a,13aにカーボ
ン(図示せず)が付着し、さらにその上から未燃焼燃料
や空気中の水分(いずれも図示せず)等が付着して、基
体14の絶縁抵抗が大幅に低下したとしても、その場合
に発生する端面14aに沿った前記沿面放電が、電極棒
12,13の先端面12a,13a間で正常に発生した
放電Sと実質上同じであるため、例えば、基体14の端
面14aに近接して配設した燃料噴射ノズル(図示せ
ず)からの放出燃料に確実に点火させることができる。
そして、電極棒12,13が基体14に保持されている
ことから両先端面12a,13aの間隔が固定化でき、
例えば、点火ロッド11を交換した場合の電極棒12,
13間の間隔調整を不要にしメンテナンス性を向上させ
ることができる。
ば、電極棒12,13の先端面12a,13aにカーボ
ン(図示せず)が付着し、さらにその上から未燃焼燃料
や空気中の水分(いずれも図示せず)等が付着して、基
体14の絶縁抵抗が大幅に低下したとしても、その場合
に発生する端面14aに沿った前記沿面放電が、電極棒
12,13の先端面12a,13a間で正常に発生した
放電Sと実質上同じであるため、例えば、基体14の端
面14aに近接して配設した燃料噴射ノズル(図示せ
ず)からの放出燃料に確実に点火させることができる。
そして、電極棒12,13が基体14に保持されている
ことから両先端面12a,13aの間隔が固定化でき、
例えば、点火ロッド11を交換した場合の電極棒12,
13間の間隔調整を不要にしメンテナンス性を向上させ
ることができる。
【0018】図2は本発明の第2実施例による点火ロッ
ドの斜視図で、図中図1に示す第1実施例の点火ロッド
11と同一の部材、箇所には同一の符号を付して説明す
る。本実施例の点火ロッド11Aは、断面円形の棒状に
形成された絶縁性の基体14と、基体14により被覆・
保持され、この基体14よりも十分小さい断面円形で前
記電極棒12,13と同一径の棒状に形成された導電性
の電極棒12A,13Aを備えている。前記基体14の
少なくとも一方の端面14aは、基体14の軸方向に対
して垂直に延在しており、また、前記各電極棒12A,
13Aは、基体14の径方向に間隔を置いて平行に配置
されている。そして、前記各電極棒12A,13Aの先
端面12b,13bは共に、基体14の軸方向に対して
垂直に延在していて、基体14の端面14aから外方に
僅かに(本実施例では約1mm)突出している。このよ
うに構成された本実施例の点火ロッド11Aによって
も、第1実施例の点火ロッド11と同様の作用効果が得
られる。
ドの斜視図で、図中図1に示す第1実施例の点火ロッド
11と同一の部材、箇所には同一の符号を付して説明す
る。本実施例の点火ロッド11Aは、断面円形の棒状に
形成された絶縁性の基体14と、基体14により被覆・
保持され、この基体14よりも十分小さい断面円形で前
記電極棒12,13と同一径の棒状に形成された導電性
の電極棒12A,13Aを備えている。前記基体14の
少なくとも一方の端面14aは、基体14の軸方向に対
して垂直に延在しており、また、前記各電極棒12A,
13Aは、基体14の径方向に間隔を置いて平行に配置
されている。そして、前記各電極棒12A,13Aの先
端面12b,13bは共に、基体14の軸方向に対して
垂直に延在していて、基体14の端面14aから外方に
僅かに(本実施例では約1mm)突出している。このよ
うに構成された本実施例の点火ロッド11Aによって
も、第1実施例の点火ロッド11と同様の作用効果が得
られる。
【0019】図3は本発明の第3実施例による点火ロッ
ドを図2の点火ロッド11Aとは90°異なる角度から
見た斜視図で、図中図2に示す第2実施例の点火ロッド
11Aと同一の部材、箇所には同一の符号を付して説明
する。本実施例の点火ロッド11Bは、断面円形で前記
基体14と同一径の棒状に形成された絶縁性の基体14
Aと、基体14Aにより被覆・保持され、この基体14
Aよりも十分小さい断面円形で前記電極棒12,13と
同一径の棒状に形成された導電性の電極棒12A,13
Aを備えている。前記基体14Aの少なくとも一方の端
面14bは、基体14Aの軸方向に対して傾斜して延在
しており、また、前記各電極棒12A,13Aは、基体
14Aの径方向に間隔を置いて平行に配置されている。
そして、前記各電極棒12A,13Aの先端面12b,
13bは共に、基体14Aの軸方向に対して垂直に延在
していて、基体14Aの端面14bから外方に僅かに
(本実施例では約1mm)突出している。
ドを図2の点火ロッド11Aとは90°異なる角度から
見た斜視図で、図中図2に示す第2実施例の点火ロッド
11Aと同一の部材、箇所には同一の符号を付して説明
する。本実施例の点火ロッド11Bは、断面円形で前記
基体14と同一径の棒状に形成された絶縁性の基体14
Aと、基体14Aにより被覆・保持され、この基体14
Aよりも十分小さい断面円形で前記電極棒12,13と
同一径の棒状に形成された導電性の電極棒12A,13
Aを備えている。前記基体14Aの少なくとも一方の端
面14bは、基体14Aの軸方向に対して傾斜して延在
しており、また、前記各電極棒12A,13Aは、基体
14Aの径方向に間隔を置いて平行に配置されている。
そして、前記各電極棒12A,13Aの先端面12b,
13bは共に、基体14Aの軸方向に対して垂直に延在
していて、基体14Aの端面14bから外方に僅かに
(本実施例では約1mm)突出している。
【0020】このように構成された本実施例の点火ロッ
ド11Bでは、第1及び第2実施例の点火ロッド11,
11Aと同様の作用効果が得られ、さらに、基体14A
の端面14bが、基体14Aの軸方向に対して傾斜して
延在していることから、第1及び第2実施例の基体14
の端面14aよりも面積が大きくなり、不図示の燃料噴
射ノズルからの放出燃料とスパークとの接触面積を拡げ
ることができるという独自の効果が得られる。尚、基体
14Aの端面14bの傾斜方向は、本実施例のように、
基体14の軸方向における位置が同じ箇所上に両電極棒
12A,13Aが並ぶような傾斜であっても、或は、基
体14の軸方向における位置が異なる箇所上に両電極棒
12A,13Aが並ぶような傾斜であってもどちらでも
よい。
ド11Bでは、第1及び第2実施例の点火ロッド11,
11Aと同様の作用効果が得られ、さらに、基体14A
の端面14bが、基体14Aの軸方向に対して傾斜して
延在していることから、第1及び第2実施例の基体14
の端面14aよりも面積が大きくなり、不図示の燃料噴
射ノズルからの放出燃料とスパークとの接触面積を拡げ
ることができるという独自の効果が得られる。尚、基体
14Aの端面14bの傾斜方向は、本実施例のように、
基体14の軸方向における位置が同じ箇所上に両電極棒
12A,13Aが並ぶような傾斜であっても、或は、基
体14の軸方向における位置が異なる箇所上に両電極棒
12A,13Aが並ぶような傾斜であってもどちらでも
よい。
【0021】図4は本発明の第4実施例による点火ロッ
ドを図2の各点火ロッド11Aと同じ角度から見た斜視
図で、図中図2に示す第2実施例の点火ロッド11Aと
同一の部材、箇所には同一の符号を付して説明する。本
実施例の点火ロッド11Cは、断面円形の棒状に形成さ
れた絶縁性の基体14と、基体14により被覆・保持さ
れ、この基体14よりも十分小さい断面円形の棒状で互
いに同一の径に形成された導電性の電極棒12A,13
A及び中継端子棒15とを備えている。前記基体14の
少なくとも一方の端面14aは、基体14の軸方向に対
して垂直に延在しており、また、前記各電極棒12A,
13A及び中継端子棒15は、基体14の径方向に間隔
を置いて平行に配置され、両電極棒12A,13Aの間
に中継端子棒15が配置されている。そして、前記各電
極棒12A,13A及び中継端子棒15の先端面12
b,13b,15aはいずれも、基体14の軸方向に対
して垂直に延在していて、基体14の端面14aから外
方に僅かに(本実施例では約1mm)突出している。
ドを図2の各点火ロッド11Aと同じ角度から見た斜視
図で、図中図2に示す第2実施例の点火ロッド11Aと
同一の部材、箇所には同一の符号を付して説明する。本
実施例の点火ロッド11Cは、断面円形の棒状に形成さ
れた絶縁性の基体14と、基体14により被覆・保持さ
れ、この基体14よりも十分小さい断面円形の棒状で互
いに同一の径に形成された導電性の電極棒12A,13
A及び中継端子棒15とを備えている。前記基体14の
少なくとも一方の端面14aは、基体14の軸方向に対
して垂直に延在しており、また、前記各電極棒12A,
13A及び中継端子棒15は、基体14の径方向に間隔
を置いて平行に配置され、両電極棒12A,13Aの間
に中継端子棒15が配置されている。そして、前記各電
極棒12A,13A及び中継端子棒15の先端面12
b,13b,15aはいずれも、基体14の軸方向に対
して垂直に延在していて、基体14の端面14aから外
方に僅かに(本実施例では約1mm)突出している。
【0022】このように構成された本実施例の点火ロッ
ド11Cでは、電極棒12Aをイグナイタや前記不図示
の点火コイルに接続すると共に電極棒13Aを接地し
て、電極棒12A,13A間に高電圧を印加すると、電
極棒12Aと中継端子棒15の先端面12b,15a
間、及び、中継端子棒15と電極棒13Aの先端面15
a,13b間に、基体14の端面14aに沿った放電S
1,S2がそれぞれ発生する。従って、本実施例の点火
ロッド11Cによっても、第1実施例及び第2実施例の
点火ロッド11,11Aと同様の効果が得られ、さら
に、2箇所で放電S1,S2が発生することから、不図
示の燃料噴射ノズルからの放出燃料に対する点火確率を
倍増できるというさらなる効果が得られる。
ド11Cでは、電極棒12Aをイグナイタや前記不図示
の点火コイルに接続すると共に電極棒13Aを接地し
て、電極棒12A,13A間に高電圧を印加すると、電
極棒12Aと中継端子棒15の先端面12b,15a
間、及び、中継端子棒15と電極棒13Aの先端面15
a,13b間に、基体14の端面14aに沿った放電S
1,S2がそれぞれ発生する。従って、本実施例の点火
ロッド11Cによっても、第1実施例及び第2実施例の
点火ロッド11,11Aと同様の効果が得られ、さら
に、2箇所で放電S1,S2が発生することから、不図
示の燃料噴射ノズルからの放出燃料に対する点火確率を
倍増できるというさらなる効果が得られる。
【0023】尚、電極棒12Aと中継端子棒15の間隔
aと電極棒13Aと中継端子棒15の間隔bは、前記各
放電S1,S2のエネルギー損失を考慮して、a>bに
設定することが望ましい。また、中継端子棒15は1つ
に限らず、前記両電極棒12A,13Aの間に複数配設
してもよく、その場合には、イグナイタや前記不図示の
点火コイルに接続する電極棒12Aに近い中継端子棒1
5から、接地される電極棒13Aに近い中継端子棒15
に至るにつれて、隣接する中継端子棒15どうし、或
は、隣接する中継端子棒15と電極棒12A,13Aと
の間隔が次第に狭まるように設定することが、放電中の
エネルギー損失を考慮する上で好ましい。さらに、本実
施例では、基体14の端面14aが該基体14の軸方向
に対して垂直に延在しているものとしたが、第3実施例
と同様に、基体14の軸方向に対して傾斜して延在する
ように該基体14の端面を形成してもよい。
aと電極棒13Aと中継端子棒15の間隔bは、前記各
放電S1,S2のエネルギー損失を考慮して、a>bに
設定することが望ましい。また、中継端子棒15は1つ
に限らず、前記両電極棒12A,13Aの間に複数配設
してもよく、その場合には、イグナイタや前記不図示の
点火コイルに接続する電極棒12Aに近い中継端子棒1
5から、接地される電極棒13Aに近い中継端子棒15
に至るにつれて、隣接する中継端子棒15どうし、或
は、隣接する中継端子棒15と電極棒12A,13Aと
の間隔が次第に狭まるように設定することが、放電中の
エネルギー損失を考慮する上で好ましい。さらに、本実
施例では、基体14の端面14aが該基体14の軸方向
に対して垂直に延在しているものとしたが、第3実施例
と同様に、基体14の軸方向に対して傾斜して延在する
ように該基体14の端面を形成してもよい。
【0024】さらに、上述した第3及び第4実施例で
は、各電極棒12A,13A及び中継端子棒15の先端
面12b,13b,15aをいずれも、基体14A,1
4の端面14b,14aから僅かに突出させる構成とし
たが、端面14b,14aと同一面上に位置させてもよ
い。尚、第3実施例において各電極棒12A,13Aの
先端面12b,13bを基体14Aの端面14bと同一
面上に位置させる場合、それら先端面12b,13bを
端面14bに合わせて傾斜形状に変えるか否かは任意で
ある。
は、各電極棒12A,13A及び中継端子棒15の先端
面12b,13b,15aをいずれも、基体14A,1
4の端面14b,14aから僅かに突出させる構成とし
たが、端面14b,14aと同一面上に位置させてもよ
い。尚、第3実施例において各電極棒12A,13Aの
先端面12b,13bを基体14Aの端面14bと同一
面上に位置させる場合、それら先端面12b,13bを
端面14bに合わせて傾斜形状に変えるか否かは任意で
ある。
【0025】次に、本発明の点火ロッドを用いた点火装
置の実施例について図5及び図6を参照して説明する。
図5は点火装置の第1実施例を示したものであり、この
実施例では、図2で示した第2実施例の点火ロッド11
Aを用いている。図中21で示す本実施例の点火装置
は、点火ロッド11Aと燃料噴射ノズル16を備えてお
り、この燃料噴射ノズル16としては、従来公知のもの
を用いることができる。そして、本実施例では、燃料噴
射ノズル16が燃料ガス(図示せず)を放出する際の中
心方向(以下、放出中心軸方向と称する)Aに対して、
基体14の軸方向が直交し、基体14の端面14aが前
記放出中心軸方向Aと平行すると共に、電極棒12A,
13Aの先端面12b,13b間に発生する放電Sの方
向が前記放出中心軸方向Aと平行する向きで配置されて
いる。尚、電極棒12A,13Aの先端面12b,13
bと燃料噴射ノズル16の噴射口16aの間には、前記
放出中心軸方向A及び基体14の軸方向にそれぞれ間隔
が置かれている。
置の実施例について図5及び図6を参照して説明する。
図5は点火装置の第1実施例を示したものであり、この
実施例では、図2で示した第2実施例の点火ロッド11
Aを用いている。図中21で示す本実施例の点火装置
は、点火ロッド11Aと燃料噴射ノズル16を備えてお
り、この燃料噴射ノズル16としては、従来公知のもの
を用いることができる。そして、本実施例では、燃料噴
射ノズル16が燃料ガス(図示せず)を放出する際の中
心方向(以下、放出中心軸方向と称する)Aに対して、
基体14の軸方向が直交し、基体14の端面14aが前
記放出中心軸方向Aと平行すると共に、電極棒12A,
13Aの先端面12b,13b間に発生する放電Sの方
向が前記放出中心軸方向Aと平行する向きで配置されて
いる。尚、電極棒12A,13Aの先端面12b,13
bと燃料噴射ノズル16の噴射口16aの間には、前記
放出中心軸方向A及び基体14の軸方向にそれぞれ間隔
が置かれている。
【0026】図6は点火装置の第2実施例を示したもの
であり、この実施例では、図3で示した第3実施例の点
火ロッド11Bを用いている。図中21Aで示す本実施
例の点火装置は、点火ロッド11Bと燃料噴射ノズル1
6を備えている。そして、本実施例では、燃料噴射ノズ
ル16による燃料ガスの前記放出中心軸方向Aに対し
て、基体14Aの軸方向が平行し、基体14Aの端面1
4bが前記放出中心軸方向Aと平行すると共に、これら
放出中心軸方向Aと基体14Aの軸方向の間隔方向が、
電極棒12A,13Aの先端面12b,13b間に発生
する放電Sの方向と直交する向きで配置されている。
であり、この実施例では、図3で示した第3実施例の点
火ロッド11Bを用いている。図中21Aで示す本実施
例の点火装置は、点火ロッド11Bと燃料噴射ノズル1
6を備えている。そして、本実施例では、燃料噴射ノズ
ル16による燃料ガスの前記放出中心軸方向Aに対し
て、基体14Aの軸方向が平行し、基体14Aの端面1
4bが前記放出中心軸方向Aと平行すると共に、これら
放出中心軸方向Aと基体14Aの軸方向の間隔方向が、
電極棒12A,13Aの先端面12b,13b間に発生
する放電Sの方向と直交する向きで配置されている。
【0027】本発明の各実施例による点火ロッド11,
11A,11B,11Cによれば、いずれも、以上に説
明した第1及び第2実施例の点火装置21,21Aに代
表されるように、点火装置に組み込む場合に、従来技術
の説明の欄で説明した点火装置のように、放電用電極と
燃料噴射ノズルとを一体化する必要がなく、点火ロッド
11A,11Bを燃料噴射ノズル16から切り離して単
体で取り扱えるので、点火ロッド11A,11Bや燃料
噴射ノズル16のメンテナンスを容易にすることができ
る。また、点火ロッド11A,11Bと燃料噴射ノズル
16が別体であることから、基体14,14Aの端面1
4a,14bの形状が異なる点火ロッド11A,11B
を選択して使用することで、点火装置のレイアウトやス
ペースに応じて燃料噴射ノズル16と点火ロッド11
A,11Bの相対位置を任意に変更することができる。
11A,11B,11Cによれば、いずれも、以上に説
明した第1及び第2実施例の点火装置21,21Aに代
表されるように、点火装置に組み込む場合に、従来技術
の説明の欄で説明した点火装置のように、放電用電極と
燃料噴射ノズルとを一体化する必要がなく、点火ロッド
11A,11Bを燃料噴射ノズル16から切り離して単
体で取り扱えるので、点火ロッド11A,11Bや燃料
噴射ノズル16のメンテナンスを容易にすることができ
る。また、点火ロッド11A,11Bと燃料噴射ノズル
16が別体であることから、基体14,14Aの端面1
4a,14bの形状が異なる点火ロッド11A,11B
を選択して使用することで、点火装置のレイアウトやス
ペースに応じて燃料噴射ノズル16と点火ロッド11
A,11Bの相対位置を任意に変更することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
絶縁性の基体と、前記基体内に互いに間隔を置いて保持
され、該基体の端面と同一平面上乃至該端面から外方に
僅かに突出した箇所に先端をそれぞれ位置させた導電性
の第1及び第2の電極棒とを備え、前記第1と第2の電
極棒間に印加される電圧により、該第1と第2の電極棒
の先端間において放電を起こさせるようにした。このた
め、空間放電開始電圧と沿面放電開始電圧の関係から、
第1と第2の電極棒の先端面間に、基体の端面に沿った
沿面放電が発生するようになり、第1と第2の電極棒の
先端面が基体の端面と同一平面上乃至該端面から外方に
僅かに突出した箇所に位置していることから、前記沿面
放電は、第1と第2の電極棒の先端面間で発生する空間
放電と実質的に同じものとなり、従って、確実に放電を
発生させて燃料に点火させることができる。
絶縁性の基体と、前記基体内に互いに間隔を置いて保持
され、該基体の端面と同一平面上乃至該端面から外方に
僅かに突出した箇所に先端をそれぞれ位置させた導電性
の第1及び第2の電極棒とを備え、前記第1と第2の電
極棒間に印加される電圧により、該第1と第2の電極棒
の先端間において放電を起こさせるようにした。このた
め、空間放電開始電圧と沿面放電開始電圧の関係から、
第1と第2の電極棒の先端面間に、基体の端面に沿った
沿面放電が発生するようになり、第1と第2の電極棒の
先端面が基体の端面と同一平面上乃至該端面から外方に
僅かに突出した箇所に位置していることから、前記沿面
放電は、第1と第2の電極棒の先端面間で発生する空間
放電と実質的に同じものとなり、従って、確実に放電を
発生させて燃料に点火させることができる。
【0029】また、第1と第2の電極棒が基体内に保持
されており、それらの先端面が基体の端面と同一平面上
乃至該端面から外方に僅かに突出した箇所に位置してい
るに過ぎないので、カーボンやその上から未燃焼燃料や
水分が付着する電極棒部分が大幅に減り、従って、基体
の絶縁抵抗値を低下しにくくし、燃料への点火の確実性
をより一層向上させることができる。さらに、各電極棒
間が基体により保持されていることから、各電極棒の先
端面間の間隔が固定化され、従って、交換の際の電極棒
間隔の調整を不要とし、メンテナンス性を向上させるこ
とができる。
されており、それらの先端面が基体の端面と同一平面上
乃至該端面から外方に僅かに突出した箇所に位置してい
るに過ぎないので、カーボンやその上から未燃焼燃料や
水分が付着する電極棒部分が大幅に減り、従って、基体
の絶縁抵抗値を低下しにくくし、燃料への点火の確実性
をより一層向上させることができる。さらに、各電極棒
間が基体により保持されていることから、各電極棒の先
端面間の間隔が固定化され、従って、交換の際の電極棒
間隔の調整を不要とし、メンテナンス性を向上させるこ
とができる。
【0030】尚、第1と第2の電極棒間に中継端子棒を
さらに設けれることで、沿面放電の発生する箇所が複数
形成され、その分だけ点火確率を増加させることができ
る。また、基体の端面を該基体の長手方向に対して傾斜
する方向に延在させることで、点火ロッドにより点火さ
せる燃料の放出方向に対する点火ロッドの向きを、端面
の傾斜の分傾けることが可能となり、燃料噴射ノズルに
対する点火ロッドのレイアウトについて自由度を向上さ
せることができる。しかも、電極棒とこれを内部で保持
する基体とで点火ロッドを単体で構成できるので、燃料
噴射ノズルとの別体化により、交換等のメンテナンス性
を向上させることができる。
さらに設けれることで、沿面放電の発生する箇所が複数
形成され、その分だけ点火確率を増加させることができ
る。また、基体の端面を該基体の長手方向に対して傾斜
する方向に延在させることで、点火ロッドにより点火さ
せる燃料の放出方向に対する点火ロッドの向きを、端面
の傾斜の分傾けることが可能となり、燃料噴射ノズルに
対する点火ロッドのレイアウトについて自由度を向上さ
せることができる。しかも、電極棒とこれを内部で保持
する基体とで点火ロッドを単体で構成できるので、燃料
噴射ノズルとの別体化により、交換等のメンテナンス性
を向上させることができる。
【図1】本発明の第1実施例による点火ロッドの斜視図
である。
である。
【図2】本発明の第2実施例による点火ロッドの斜視図
である。
である。
【図3】本発明の第3実施例による点火ロッドの斜視図
である。
である。
【図4】本発明の第4実施例による点火ロッドの斜視図
である。
である。
【図5】本発明の第2実施例による点火ロッドを用いた
点火装置の説明図である。
点火装置の説明図である。
【図6】本発明の第3実施例による点火ロッドを用いた
点火装置の説明図である。
点火装置の説明図である。
【図7】従来の点火ロッドを用いた点火装置の一例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図8】従来の点火ロッドを用いた点火装置の他の例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【符号の説明】 11,11A,11B,11C 点火ロッド 12,12A,13,13A 電極棒 12a,12b,13a,13b 電極棒先端面 14,14A 基体 14a,14b 基体端面 15 中継端子棒 15a 中継端子棒先端面 S,S1,S2 放電(沿面放電)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】図6は点火装置の第2実施例を示したもの
であり、この実施例では、図3で示した第3実施例の点
火ロッド11Bを用いている。図中21Aで示す本実施
例の点火装置は、点火ロッド11Bと燃料噴射ノズル1
6を備えている。そして、本実施例では、燃料噴射ノズ
ル16による燃料ガスの前記放出中心軸方向Aに対し
て、基体14Aの軸方向が平行し、基体14Aの端面1
4bが、この端面14bの先端側に至るにつれて燃料噴
射ノズル16から離れるように、前記放出中心軸方向A
に対して傾斜すると共に、これら放出中心軸方向Aと基
体14Aの軸方向の間隔方向が、電極棒12A,13A
の先端面12b,13b間に発生する放電Sの方向と直
交する向きで配置されている。
であり、この実施例では、図3で示した第3実施例の点
火ロッド11Bを用いている。図中21Aで示す本実施
例の点火装置は、点火ロッド11Bと燃料噴射ノズル1
6を備えている。そして、本実施例では、燃料噴射ノズ
ル16による燃料ガスの前記放出中心軸方向Aに対し
て、基体14Aの軸方向が平行し、基体14Aの端面1
4bが、この端面14bの先端側に至るにつれて燃料噴
射ノズル16から離れるように、前記放出中心軸方向A
に対して傾斜すると共に、これら放出中心軸方向Aと基
体14Aの軸方向の間隔方向が、電極棒12A,13A
の先端面12b,13b間に発生する放電Sの方向と直
交する向きで配置されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
Claims (5)
- 【請求項1】 絶縁性の基体と、 前記基体内に互いに間隔を置いて保持され、該基体の端
面と同一平面上乃至該端面から外方に僅かに突出した箇
所に先端をそれぞれ位置させた導電性の第1及び第2の
電極棒とを備え、 前記第1と第2の電極棒間に印加される電圧により、該
第1と第2の電極棒の先端間において放電を起こさせる
ようにした、 ことを特徴とする点火ロッド。 - 【請求項2】 前記第1と第2の電極棒の間の前記基体
部分で保持され、該基体の端面と同一平面上乃至該端面
から外方に僅かに突出した箇所に先端を位置させた導電
性の中継端子棒をさらに備えている請求項1記載の点火
ロッド。 - 【請求項3】 前記中継端子棒を複数備えている請求項
2記載の点火ロッド。 - 【請求項4】 前記電極棒及び中継端子棒のうち、隣接
する棒どうしの間隔が、前記第1と第2の電極棒のうち
電圧が印加される側の電極棒から接地される側の電極棒
に向かうにつれて次第に狭まるように設定されている請
求項2又は3記載の点火ロッド。 - 【請求項5】 前記基体の端面は、該基体の長手方向の
端部に形成され、前記端面の延在方向は、前記長手方向
に対して傾斜している請求項1、2、3又は4記載の点
火ロッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4524395A JPH08240314A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 点火ロッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4524395A JPH08240314A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 点火ロッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08240314A true JPH08240314A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=12713823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4524395A Withdrawn JPH08240314A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 点火ロッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08240314A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102248357B1 (ko) * | 2020-10-08 | 2021-05-06 | 김주학 | 점화 안정성이 확보된 휴대용 가스버너의 점화장치 |
-
1995
- 1995-03-06 JP JP4524395A patent/JPH08240314A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102248357B1 (ko) * | 2020-10-08 | 2021-05-06 | 김주학 | 점화 안정성이 확보된 휴대용 가스버너의 점화장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |