JPH08240345A - 発熱体および吸気加熱装置および暖房機および加熱装置 - Google Patents

発熱体および吸気加熱装置および暖房機および加熱装置

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JPH08240345A
JPH08240345A JP7044204A JP4420495A JPH08240345A JP H08240345 A JPH08240345 A JP H08240345A JP 7044204 A JP7044204 A JP 7044204A JP 4420495 A JP4420495 A JP 4420495A JP H08240345 A JPH08240345 A JP H08240345A
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JP
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reaction
heating element
reaction material
material storage
heater
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Application number
JP7044204A
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English (en)
Inventor
Michio Yanatori
美智雄 梁取
Yoshito Watabe
義人 渡部
Takeshi Yokomori
剛 横森
Yoshiaki Yamada
良秋 山田
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Hitachi Ltd
Hitachi Tsuchiura Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Tsuchiura Engineering Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24VCOLLECTION, PRODUCTION OR USE OF HEAT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F24V30/00Apparatus or devices using heat produced by exothermal chemical reactions other than combustion

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱機関等の吸気を一時的に反応材利用発熱体
で加熱、又はパネル暖房器、ホットプレート・保温盆等
に、この発熱体利用時の重要な構造を提供する。 【構成】 熱機関の主要構成は、ケーシング115、シリ
ンダ102、ピストン101、ルーツブロワ108、吸気口109、
排気口107、噴射弁105、排気弁106、噴射ポンプ104、ク
ランクシャフト110、コネクティングロッド111、燃焼室
103から構成され、起動時に周辺の空気が低温度のとき
には、燃焼室103内にて着火しない。このため吸気口109
の周りに、反応材2(例えば酸化鉄)を収納した袋1を
設け、反応材2部に被反応材(例えば空気)を導入して
発熱させ、もって吸気口109を加熱して、その中に入る
空気を予熱する。これによって着火が容易となる。 【効果】 熱機関等の吸気の加熱を電気なしで簡易形発
熱体で容易にでき、又パネル型暖房機に好適な構造によ
りコードレス暖房機が作れ実用上便利となった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発熱体および吸気加熱装
置および暖房機および加熱装置に係り、特に、発熱性反
応材を用いた構造の発熱体、それを用いた吸気加熱装
置、パネル形の暖房機やホットプレート等の構造を有す
る加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連する公知例としては、特開
平2−193620号公報、特公昭63−177857
号公報、実公平6−8457号公報、実公平6−845
8号公報、実公平6−8459号公報がある。これらは
反応材として、たとえば生石灰、被反応材としてたとえ
ば水を用い、これらの接触による発熱反応を用いて食品
等の加熱、人体の加熱に用いる発熱体の構造について開
示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公知例に
は、本出願の主眼とする熱機関等の吸気加熱装置、ほぼ
垂直な面を有するパネル形暖房機、あるいはホットプレ
ート等の加熱装置において、反応材を利用した発熱体の
構造については開示されていない。
【0004】本発明の目的は、熱機関等の吸気を一時的
に反応材を用いた発熱体によって加熱するときの構造、
ほぼ垂直な面を有するパネル形暖房機等に反応材を用い
た発熱体を利用するときの構造、あるいはホットプレー
ト等の加熱装置に反応材を用いた発熱体を利用するとき
の構造を提供するものである。また発熱体としては、特
にほぼ垂直に立てた面を有する構造において、反応材に
被反応材を接触させて発熱させる際、重力の作用が一様
に行き渡らず、接触が阻害されることがあるが、このよ
うな難点を解決する技術を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下のような手段を採用した。熱機関たと
えばディーゼルエンジンを起動させるとき、吸気温度が
低い場合には起動し難く、また電気による吸気加熱は野
外においては極めて困難である。このため、本発明の吸
気加熱装置においては、吸気口の周りに生石灰等の反応
材を入れた袋等の部材を設け、起動時、これに被反応材
(たとえば水)を接触させて発熱反応を起こさせてい
る。
【0006】また、簡易なパネル形暖房機においては、
アルミニウムやポリエチレン製の板の内部に反応材と被
反応材を収納した袋等の部材を入れておき、所望時に被
反応材と反応材とを接触させて発熱させ、この熱を表面
の板に伝熱して、暖房を行うようにした。
【0007】また、簡易なホットプレート式加熱装置に
おいては、アルミニウム等の板で構成された枠内に、反
応材と被反応材を収納した袋を入れて、所望時にそれら
を接触させて発熱反応を起させ、その熱を板に伝熱して
調理品の加熱を行なうことができるようにした。
【0008】また、本発明においては、反応材と被反応
材をほぼ垂直状の袋または容器内に入れて用いるものが
主体となっているが、このようなときには、被反応材を
収納した袋等の部材を破って、反応材と接触させると
き、一様に反応材に被反応材が混ざり合わず、温度むら
を生ずる。このため毛細管作用を有する多孔体を反応材
部に設けた。
【0009】
【作用】熱機関の吸気加熱においては、所望時に反応材
と被反応材とを接触させて発熱させると、この熱は吸気
に伝わり外気が低温度でも吸気の温度がすぐに上昇し、
起動が直ちに始まる。
【0010】簡易なパネル形暖房機においては、反応材
と被反応材との接触によって発熱した熱は、板の表面に
伝わる。この板の表面より輻射および対流によって伝熱
し、暖房が行なえる。この際、板によって反応材および
被反応材の入っている袋を、しっかり支持することによ
り形が変形し難く、したがって、伝熱は時間が経過して
も良好に行われる。
【0011】簡易なホットプレート式加熱装置において
は、反応材と被反応材との接触によって発熱した熱は、
板表面を介して調理品に伝わり、それを加熱する。この
際、限定空間内に、反応材を収納した袋、被反応材を収
納した袋を入れることにより、袋と板との密着が良好と
なり、伝熱も極めてよくなる。以上の応用例において
は、野外等において電源がないときの急速加熱や暖房に
極めて効果を発揮する。
【0012】また、ほぼ垂直状の袋または容器内におい
て、反応材と被反応材とを接触させる場合、被反応材が
一様に反応材に接触し難いが、毛細管作用を有する多孔
物質によって被反応材は一様に拡散され、その後、これ
より反応材は被反応材を受け取って、均一に発熱し、温
度むらが少なくなるという作用がある。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して説
明する。図1は、本発明の一実施例の構造図である。こ
れは熱機関、たとえばディゼルエンジンの吸気加熱装置
である。この熱機関の主要構成は、ケーシング115、
シリンダ102、ピストン101、ルーツブロワ10
8、吸気口109、排気口107、噴射弁105、排気
弁106、噴射ポンプ104、クランクシャフト11
0、コネクティングロッド111、燃焼室103等から
構成されている。
【0014】起動時には吸気口109より空気を燃焼室
103に導入し、また噴射弁105より燃料を噴射して
燃焼させるが、吸気口109に吸入される空気が低温度
のときには、燃焼室103内にて着火しない。このため
何らかの方法で吸気口109に導入される空気の温度を
高めてやる必要があるが、特に野外においては、電気を
用いた加熱はできない。
【0015】このため、この実施例では吸気口109の
周りに発熱性の反応材2、例えば生石灰、酸化鉄等、を
収納した袋1を設ける。反応材2が生石灰のときには、
それに水を投入して発熱させる。また反応材2が酸化鉄
のときには、袋1の内部に空気を導入して発熱させる。
このとき発生した熱は、吸気口109の内壁より、その
内部の空気に伝わり、この空気が燃焼室103内に導入
されると、燃焼室103内の温度は高まり、容易に着火
する。
【0016】図2は、図1の吸気口部のA−A′断面図
である。反応材2を収納した袋1としては、和紙、ガラ
ス繊維等の多孔性のものを用い、水あるいは空気を透過
し易いものがよい。しかし、このような透過性の袋1を
そのまま大気に開放しておくと、保管中に外部より水分
あるいは空気を吸って、実使用時には反応が終了して使
えない場合がある。
【0017】このため、図3に示すように、袋1の外部
にビニール、セロハン等の外被4を被せて保管をしてお
き、使用時に外被4の一部4aを切開いて、内部の袋1
を取り出して用いるのがよい。
【0018】図4は、図2の変形実施例の構成図であ
る。図2の実施例では、袋1を丸い吸気口109の外面
に巻きつけたが、本実施例では、4個の反応材2、2
a、2b、2cを収納した袋1、1a、1b、1cを、
図示のように組み合わせ、その外面に鉄、アルミニウ
ム、プラスチック等でできた外枠3によって囲い、それ
らがくづれないようにしたものである。
【0019】図5は、図4の他の変形実施例の構成図で
ある。これは外枠3が吸気口109とほぼ同心の円筒
で、吸気口109と外枠3との間隙部に、反応材2、2
bを収納した袋1、1aを押込むようにして詰めるもの
である。袋1の数としては3個でも4個でもよい。また
外枠3の外面は断熱材を施すといっそうの効果がある。
【0020】図6は、図4のさらに他の変形実施例の構
成図である。これは吸気口109の断面構造を短形とし
て、その外面に袋1、1a、1b、1cが接触し易くし
たものである。また、吸気口109の内側の通路114
部にフイン112を設けてあり、吸気口109の内壁よ
り通路114内の空気へ熱が伝わり易くしてある。フイ
ン112の代りに、銅、しんちゅうなどの焼結金属等の
多孔体を用いることもできる。
【0021】図7は、図6の変形実施例の構成図であ
り、図8は、図7のB−B′断面図である。これは吸気
口109の内側に吸気口109に連なる壁113、11
3aを設け、この壁113、113aで構成された空間
部116に反応材2を収納した袋1を設けたものであ
る。このようにすると反応材2より発生する熱の大部分
は吸気口109内の空気に伝わり、外部に逃げるものは
極めて少なくなる。また吸気口109の内壁と壁11
3、113aとの間に、フィン112、112a、また
は多孔体を設ければ、反応材2で発生した熱は吸気口1
09内の空気に伝わり易くなる。
【0022】図9は、図7の変形実施例の構成図で、図
10は、図9のC−C′断面図である。この吸気口10
9は短形で、この吸気口109の内側に、吸気口109
に連なる壁113、113a、113b、113cを設
けたものである。壁113と113a間には反応材2を
収納した袋1、壁113bと113c間には反応材2a
を収納した袋1aが設けてあり、各反応材部で発生した
熱は壁113、113a、113b、113cを介して
効率よく通路114、114a、114b部の空気に伝
わる。
【0023】図11は、本発明の他の実施例の構成図で
ある。これは輻射を利用したパネル型暖房機に本発明の
発熱体を利用したものである。板10の内側に仕切板2
3、23a、23b、23cが設けてあり、このように
して構成された凹部に反応材2、2a、2bを収納した
袋1、1a、1bが収納され、その後断熱材16を付け
たフタ板24を設けて背面を断熱する。フタ板24は設
けなくても断熱材16のみでもよい。袋1、1a、1b
内で発生する熱は板10に伝わり、板10からは輻射熱
が発生して暖房に利用される。フタ板24、あるいは仕
切板23、23cあるいは板10部にフック13を設け
て壁や天井に吊して取けてもよく、この際、図示のよう
に傾斜させて設けてもよい。
【0024】図12は、図11の変形実施例の構成図で
ある。これは板10を湾曲させて輻射熱が被加熱物ある
いは人体に集中し易くしたものである。フック13の代
りとして吊具13aを設けてもよい。
【0025】図13は、本発明の発熱体の一実施例の構
成図であり、図1〜図12の実施例にも利用できるもの
である。図1〜図12の実施例では、反応材2は袋1内
に収納されてはいるが、被反応材6は外部から別に持っ
てくるものである。しかし、この実施例では、あらかじ
め被反応材6を小袋5内に用意しておき、被反応材6を
別個に用意することを必要としないものである。たとえ
ば被反応材6が水である場合、水が近くにないような場
所に利用するときに有効である。
【0026】本実施例では、ほぼ垂直状に配置された、
例えば、ビニール、高密度ポリエチレン、アルミニウム
等の外被4内に、反応材2(たとえば生石灰)を収納し
た袋1、被反応材6(たとえば水)を収納した小袋5が
収納されていて、それらの間には穴8の形成されている
スペーサ7が設けてある。
【0027】図14は、実際に使用するときの状態を示
したものであるが、針9を用いて外被4を通して小袋5
を突き破り、その内部の被反応材6をその外部に溢れ出
させる。このとき溢れ出た被反応材6は、スペーサ7の
穴8を通って透過性の袋1(和紙、ガラス繊維などでつ
くられている。)内の反応材2部に到達する。これによ
って発生した熱は袋1および外被4を介して、外部に放
出され、暖房や物体の加熱に利用される。
【0028】図15は、図13または図14に示したス
ペーサ7の立体斜視図であり、多数の穴8が設けられて
いる。スペーサ7の代りとして、プラスチック製多孔
体、連通孔を有する焼結金属、ガラス繊維等を用いても
よい。
【0029】図16、図17、図18は、本発明の発熱
体の他の実施例を示す図で、それぞれ構成図、平面図、
実際に使用している状態図である。本実施例では、外被
4の表面に板10を取付けて保形性を向上させ、また、
外部への放熱性も高めている。板10としては鉄、ステ
ンレス、アルミニウム等の金属あるいは高密度ポリエチ
レン、ベーク等でもよく、またこれらの表面に輻射率を
高める塗料を塗布してもよい。
【0030】また、板10にはサポート11が結合して
あり、袋1内のスペーサ7を締め付けることにより、全
体として構造的に安定性を高めている。このサポート1
1にはフック13を付けて壁等に吊して利用できるよう
にしてもよい。また、この実施例では、袋1の一部に栓
(ゴム等)12を設けてあり、針9を内部に差し込ん
で、小袋5を破り易くしてある。
【0031】図19は、本発明のさらに他の実施例の構
成図である。これは外被4の表面に図20に示すよう
な、両面一体形の板10を取付け、全体として構造的に
安定化を図ったものである。
【0032】図21は、図19の変形実施例である。こ
れは図22に示すように、外被4の4面を取り囲むこと
のできる板10を作り、その空間部に外被4を収納でき
るようにしたものである。板10には穴14、スリット
14aを設け、針9を用いて外被4を通して内部の小袋
5を破り易くしている。
【0033】図23は、本発明のさらに他の実施例の構
成図である。これは外被4の片面にL字型の板10を設
けて構造的安定化を図り、その反対側の面には断熱材1
6を設けて無駄に熱放散しないようにしている。また外
被4内の断熱材16側には多孔体15(ガラス繊維、脱
脂綿、ガーゼ等)を設けてある。また、小袋1の上部と
下部に小袋5、5aを設け、その内部に被反応材6、6
aを入れてある。また、これら小袋5、5aと袋1との
間にはスペーサ7、7aを設けてある。
【0034】小袋5、5aを針で破ったときに溢れ出す
被反応材6、6aはスペーサ7、7aの穴8を通って袋
1に到達する。このとき余剰の被反応材は多孔体15内
に一度流入し、その後袋1の側面部より袋1内に徐々に
入って反応材2と反応する。このため反応材2は上部、
下部、側面部より被反応材6、6aを受け取るので一様
に発熱する。
【0035】図24は、本発明のさらに他の実施例の構
成図である。これはスペーサ7、7aを省略し、それら
の部分に多孔体15を延長して配設したものである。こ
のようにすると反応材2を収納した袋1の外面には、多
孔体15の毛細管力によって一様に被反応材6、6aが
接触するようになる。
【0036】図25は、本発明のさらに他の実施例の構
成図である。これは被反応材6を収納した小袋5を長く
大きくして反応材2を収納した袋1の横に配設し、小袋
5と袋1との間に多孔体15を設けたものである。小袋
5内に被反応材6を封入するときは、真空状態にして減
圧封入すると効果を生ずる。
【0037】図26は、図25の実施例の実際に使用し
ている状態を示したものである。針9により小袋5を破
ると、外圧を受けて小袋5内の被反応材6を容易に外部
に溢れ出す。その後被反応材6は多孔体15内に吸い取
られ、袋1を介して、その内部の反応材2に接触する。
【0038】図27は、本発明のさらに他の実施例の構
成図である。これは多孔体15の代りに、図28に示す
ようなスリット18(または穴)の付いた板17を配設
したものである。多孔体15の場合よりは、速く被反応
材6が袋1部に到達できる。
【0039】図29、図30、図31は、図27の変形
実施例を示す図で、図29はその構成図、図30は図2
9の板17の平面図、図30は実際の使用時の状態図で
ある。
【0040】本実施例は、スリット18の付いた板17
に突起20を付け、この板17の突起20の付いた面に
圧縮性の多孔体19を配設したものである。
【0041】実際に使用するときの状態は、図31に示
すように、外部より小袋5を圧縮し、これにより多孔体
19を縮ませながら、小袋5を板17部の突起20に接
触させて破るものである。これによって溢れ出した被反
応材6は、多孔体19を通り、その後スリット18を通
って袋1部に到達する。
【0042】図32、図33は、本発明のさらに他の実
施例を示す図で、図32はその構成図、図33は実際の
使用時の状態図である。本実施例は、被反応材6を入れ
た小袋5部に、縮小部21、21aを設けたものであ
る。実際に使用しているときの状態は、外被4の上部と
下部とを引張ることにより、縮小部21、21aを切断
して被反応材6を溢れ出させる。溢れ出た被反応材6
は、多孔体15を通って袋1部に到達する。
【0043】図34は、図32の変形実施例の構成図で
ある。これは多孔体15に突起15a、15bを取付け
て、それによって区分された空間に、反応材2、2a、
2bを入れた袋1、1a、1bを設けたものである。こ
のようにすると外被4を垂直に配設しても内部の袋1、
1a、1bは突起15a、15bに支えられて、全体と
して形が崩れなくなる。
【0044】図35は、図34の変形実施例の構成図で
ある。これは小袋5に、図34のような縮小部21、2
1aは設けてないが、針9、9a、9bを用いて外被4
を通して小袋5を破り、被反応材6を溢れ出させるもの
である。
【0045】図36、図37は、本発明のさらに他の実
施例の構成図、およびその平面図である。これは本発明
の発熱体を台22の上に乗せて、簡易形のパネル暖房器
として使い易くしたものである。すなわち小袋5を破っ
てその内部の被反応材6を溢れ出させ、袋1内の反応材
2と接触させ、このとき発生する熱を板10を介して外
部に放熱させて暖房に利用する。台22には複数個の発
熱体を乗せて利用することもできる。
【0046】図38は、本発明のさらに他の実施例の構
成図である。これは板10、10aによって構成させた
空間部に反応材2、2aを収納した袋1、1aを入れた
ものである。一体的に作られた板10、10aは水平に
配置され、台22の上に乗っていて、ホットプレート、
保温盆として利用するものである。板10と10aとに
よって構成された空間部に反応材2、2aを入れ、これ
ら反応材部にて発生した熱は板10を介してその上部に
乗せられた調理品に伝わり、それを加熱する。
【0047】図39は、図38の変形実施例の構成図で
ある。これは図29に示す本発明の発熱体を板10と1
0aによって構成される空間部に挿入するとき、小袋5
を突起20に接触させて破り、被反応材6を袋1内の反
応材2に接触させて発熱させるものである。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
(1)熱機関の吸気の加熱を、電気を用いない簡易形発熱
体によって容易に行なえるようになり、(2)簡易形発熱
体を用いたパネル形暖房機に好適な構造を提供すること
により、電気コードを持たないパネル形暖房機が作れる
ようになり、(3)簡易形発熱体を用いたホットプレー
ト、保温盆に好適な構造を提供することにより、電気コ
ードを持たないホットプレート、保温盆が作れ、野外で
の利用が可能となり、(4)反応材を収納した袋、被反応
材を収納した小袋とを分離して外被内に一体化して設け
る構造、および所望時に反応材と被反応材とを接触させ
るに好適な構造を提供することにより、確実に反応材の
保管と所望時に発熱を行なわせることができるので、例
えば、災害時などにもきわめて有効な加熱装置または発
熱体を提供することができる。また、特に本発明の簡易
形発熱体は垂直方向に長い平面を有する場合に、反応材
と被反応材との接触が各場所で一様に行なえる構造を提
供し、実用に供し便利となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例の構成図。
【図2】図2は図1の吸気口部のA−A′断面図。
【図3】図3は図2の発熱体の保管状態を示す図。
【図4】図4は図2の変形実施例の構成図。
【図5】図5は図4の変形実施例の構成図。
【図6】図6は図4の変形実施例の構成図。
【図7】図7は図6の変形実施例の構成図。
【図8】図8は図7のB−B′断面図。
【図9】図9は図7の変形実施例の構成図。
【図10】図10は図9のC−C′断面図。
【図11】図11は本発明の他の実施例の構成図。
【図12】図12は図11の変形実施例の構成図。
【図13】図13は本発明の発熱体の一実施例の構成
図。
【図14】図14は図13の本発明の発熱体を実際に使
用しているときの状態図。
【図15】図15は図14のスペーサの立体斜視図。
【図16】図16は本発明の発熱体の他の実施例の構成
図。
【図17】図17は図16の平面図。
【図18】図18は図16の本発明の発熱体の実使用状
態を示す図。
【図19】図19は本発明の発熱体のさらに他の実施例
の構成図。
【図20】図20は図19に用いる板の立体斜視図。
【図21】図21は図19の変形実施例の構成図。
【図22】図22は図21に用いる板の立体斜視図。
【図23】図23は本発明の発熱体のさらに他の実施例
の構成図。
【図24】図24は本発明の発熱体のさらに他の実施例
の構成図。
【図25】図25は本発明の発熱体のさらに他の実施例
の構成図。
【図26】図26は図25の本発明の発熱体を実際に使
用しているときの状態図。
【図27】図27は本発明の発熱体のさらに他の実施例
の構成図。
【図28】図28は図27の実施例の板17の平面図。
【図29】図29は本発明の発熱体の変形実施例の構成
図。
【図30】図30は図29の実施例の板の平面図。
【図31】図31は図29に示す本発明の発熱体を実際
に使用しているときの状態図。
【図32】図32は本発明の発熱体のさらに他の実施例
の構成図。
【図33】図33は図32の実施例の発熱体を実際に使
用しているときの状態図。
【図34】図34は図32の変形実施例の構成図。
【図35】図35は図34の変形実施例の構成図。
【図36】図36は本発明の他の実施例の構成図。
【図37】図37は図36の平面図。
【図38】図38は本発明のさらに他の実施例の構成
図。
【図39】図39は図38の変形実施例の構成図であ
る。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c 袋 2、2a、2b、2c 反応材 3 外枠 4a 外被切開部 5、5a 小袋 6、6a 被反応材 7、7a スペーサ 8 穴 9、9a、9b 針 10、10a 板 11 サポート 12 栓(ゴム等) 13 フック 13a 吊具 14 穴 14a スリット 15 多孔体(ガラス繊維、脱脂綿、ガーゼ等) 15a、15b 突起 16 断熱材 17 板 18 スリット(または穴) 19 多孔体 20 突起 21、21a 縮小部 22 台 23、23a、23b、23c 仕切板 24 フタ板 101 ピストン 102 シリンダ 103 燃焼室 104 噴射ポンプ 105 噴射弁 106 排気弁 107 排気口 108 ルーツブロワ 109 吸気口 110 クランクシャフト 111 コネクティングロッド 112 フィン 113、113a、113b、113c 壁 114、114a、114b 通路 115 ケーシング 116 空間部 117 多孔体
フロントページの続き (72)発明者 横森 剛 茨城県土浦市神立町603番地 日立土浦エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 山田 良秋 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所土浦工場内

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱性の反応材を収納する反応材収納部
    と、前記反応材と反応する被反応材を収納する被反応材
    収納部と、前記反応材収納部と前記被反応材収納部との
    間に設けられ、前記反応材と前記被反応材とを分離する
    とともに媒介する分離媒介部材と、これら収納部および
    分離媒介部材を包囲する外被とから構成されていること
    を特徴とする発熱体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発熱体において、前記
    分離媒介部材は、穴付きのスペーサ、スリット付の板、
    または多孔体からなることを特徴とする発熱体。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の発熱体において、前記
    反応材収納部の上部、または下部、または上部と下部
    に、前記被反応材収納部を設けたことを特徴とする発熱
    体。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の発熱体において、前記
    被反応材収納部を反応材収納部の横に配設したことを特
    徴とする発熱体。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の発熱体において、前記
    外被は、縦長に作成してほぼ垂直に配設したことを特徴
    とする発熱体。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の発熱体において、前記
    外被の少なくとも一部に放熱用の板を設けたことを特徴
    とする発熱体。
  7. 【請求項7】 熱機関の吸気口に発熱性反応材を用いた
    発熱体を設けたことを特徴とする吸気加熱装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の吸気加熱装置におい
    て、前記発熱体は、前記吸気口の外面に設けられている
    ことを特徴とする吸気加熱装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の吸気加熱装置におい
    て、前記発熱体は、前記吸気口の内側の壁で構成された
    空間部に設けられていることを特徴とする吸気加熱装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の吸気加熱装置におい
    て、前記発熱体は、前記吸気口の外面と、前記吸気口の
    内側の壁で構成された空間部とに設けられていることを
    特徴とする吸気加熱装置。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の吸気加熱装置におい
    て、前記吸気口の内側に、フィンあるいは多孔体を設け
    たことを特徴とする吸気加熱装置。
  12. 【請求項12】 請求項7ないし11のうちいずれかに
    記載の吸気加熱装置において、前記発熱体は、発熱性の
    反応材を収納する反応材収納部と、前記反応材と反応す
    る被反応材を収納する被反応材収納部と、前記反応材収
    納部と前記被反応材収納部との間に設けられ、前記反応
    材と前記被反応材とを分離するとともに媒介する分離媒
    介部材と、これら収納部および分離媒介部材を包囲する
    外被とから構成されていることを特徴とする吸気加熱装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の吸気加熱装置にお
    いて、前記分離媒介部材が、穴付きのスペーサ、スリッ
    ト付の板、または多孔体からなることを特徴とする吸気
    加熱装置。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の吸気加熱装置にお
    いて、前記反応材収納部の上部、または下部、または上
    部と下部に、前記被反応材収納部を設けたことを特徴と
    する吸気加熱装置。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載の吸気加熱装置にお
    いて、前記被反応材収納部を前記反応材収納部の横に配
    設したことを特徴とする吸気加熱装置。
  16. 【請求項16】 請求項12に記載の吸気加熱装置にお
    いて、前記外被は、縦長に作成してほぼ垂直に配設した
    ことを特徴とする吸気加熱装置。
  17. 【請求項17】 請求項12に記載の吸気加熱装置にお
    いて、前記外被の少なくとも一部に放熱用の板を設けた
    ことを特徴とする吸気加熱装置。
  18. 【請求項18】 放熱用の板と、前記放熱用板の裏側に
    設けた発熱性の反応材を利用した発熱体とから構成され
    ていることを特徴とする暖房機。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の暖房機において、
    前記発熱体を仕切板によって複数に分割したことを特徴
    とする暖房機。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載の暖房機において、
    前記発熱体の非放熱面を断熱したことを特徴とする暖房
    機。
  21. 【請求項21】 請求項18に記載の暖房機において、
    前記発熱体を有する暖房機本体が、台の上に載置されて
    いるか、またはフックあるいは吊具によって固定されて
    いることを特徴とする暖房機。
  22. 【請求項22】 請求項18ないし21のうちいずれか
    に記載の暖房機において、前記発熱体は、発熱性の反応
    材を収納する反応材収納部と、前記反応材と反応する被
    反応材を収納する被反応材収納部と、前記反応材収納部
    と前記被反応材収納部との間に設けられ、前記反応材と
    前記被反応材とを分離するとともに媒介する分離媒介部
    材と、これら収納部および分離媒介部材を包囲する外被
    とから構成されていることを特徴とする暖房機。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の暖房機において、
    前記分離媒介部材は、穴付きのスペーサ、スリット付の
    板、または多孔体からなることを特徴とする暖房機。
  24. 【請求項24】 請求項22に記載の暖房機において、
    前記反応材収納部の上部、または下部、または上部と下
    部に、前記被反応材収納部を設けたことを特徴とする暖
    房機。
  25. 【請求項25】 請求項22に記載の暖房機において、
    前記被反応材収納部を前記反応材収納部の横に配設した
    ことを特徴とする暖房機。
  26. 【請求項26】 請求項22に記載の暖房機において、
    前記外被は、縦長に作成してほぼ垂直に配設したことを
    特徴とする暖房機。
  27. 【請求項27】 請求項22に記載の暖房機において、
    前記外被の少なくとも一部に放熱用の板を設けたことを
    特徴とする暖房機。
  28. 【請求項28】 加熱用の板と、前記加熱用板の裏側に
    設けた発熱性の反応材を利用した発熱体とから構成され
    ていることを特徴とする加熱装置。
  29. 【請求項29】 加熱用板の裏側に構成されている空間
    部に、発熱性の反応材と、前記反応材と反応する被反応
    材とからなる発熱体を挿入する際に、前記被反応材が漏
    出して前記反応材と接触するようにしたことを特徴とす
    る加熱装置。
  30. 【請求項30】 請求項28または29に記載の加熱装
    置において、前記発熱体を設けた加熱用板を、台の上に
    固定したことを特徴とする加熱装置。
  31. 【請求項31】 請求項28ないし30のうちいずれか
    に記載の加熱装置において、前記発熱体は、発熱性の反
    応材を収納する反応材収納部と、前記反応材と反応する
    被反応材を収納する被反応材収納部と、前記反応材収納
    部と前記被反応材収納部との間に設けられ、前記反応材
    と前記被反応材とを分離するとともに媒介する分離媒介
    部材と、これら収納部および分離媒介部材を包囲する外
    被とから構成されていることを特徴とする加熱装置。
  32. 【請求項32】 請求項31に記載の加熱装置におい
    て、前記分離媒介部材は、穴付きのスペーサ、スリット
    付の板、または多孔体からなることを特徴とする加熱装
    置。
  33. 【請求項33】 請求項31に記載の加熱装置におい
    て、前記反応材収納部の上部、または下部、または上部
    と下部に、前記被反応材収納部を設けたことを特徴とす
    る加熱装置。
  34. 【請求項34】 請求項31に記載の加熱装置におい
    て、前記被反応材収納部を反応材収納部の横に配設した
    ことを特徴とする加熱装置。
  35. 【請求項35】 請求項31に記載の加熱装置におい
    て、前記外被は、縦長に作成してほぼ垂直に配設したこ
    とを特徴とする加熱装置。
  36. 【請求項36】 請求項31に記載の加熱装置におい
    て、前記外被の少なくとも一部に放熱用の板を設けたこ
    とを特徴とする加熱装置。
JP7044204A 1995-03-03 1995-03-03 発熱体および吸気加熱装置および暖房機および加熱装置 Pending JPH08240345A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100935082B1 (ko) * 2009-05-18 2010-01-06 정철희 화합물을 이용한 열반응 기관
EP3368832A4 (en) * 2015-10-29 2019-05-22 Tempra Technology, Inc. PORTABLE HEATER FOR SMALL QUANTITIES OF A CONSUMER PRODUCT

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