JPH08242499A - スピーカ - Google Patents

スピーカ

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JPH08242499A
JPH08242499A JP6694495A JP6694495A JPH08242499A JP H08242499 A JPH08242499 A JP H08242499A JP 6694495 A JP6694495 A JP 6694495A JP 6694495 A JP6694495 A JP 6694495A JP H08242499 A JPH08242499 A JP H08242499A
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JP
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frame
screw
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yoke
magnetic circuit
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JP6694495A
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Akira Tanabe
景 田辺
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Alpine Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スピーカのフレーム内において、ねじで磁気
回路を固定することによりがたつきを防止し、その際に
ギャップ内にねじの金属粉が入り込まない構造にする。 【構成】 スピーカのフレーム11内において、磁気回
路A1を構成するリング形状のヨーク17に取付部材1
9が嵌着されている。フレーム11の基端側では、ヨー
ク17の中心穴17bに入り込む筒状部11eが形成さ
れている。ねじ20aは、フレーム11の外側から筒状
部11e内に挿入され、取付部材19に螺着されてい
る。この螺着力により、ヨーク17が取付部材19から
の締め付け力を受け、強固に固定される。ねじ20aか
ら生じる金属粉は、ヨーク17の中心穴17bからフレ
ーム11内に飛散しないため、金属粉が磁気回路A1の
ギャップG1,G2に付着するのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振動板とコイルと磁気
回路がフレーム内に収納されたスピーカに係り、特に磁
気回路がフレーム内に確実に固定されるスピーカに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4(a)は従来の車載用などのダイナ
ミック型のスピーカを示す断面図、図4(b)は同図
(a)に示す磁気回路Aの拡大断面図である。図4
(a)に示すスピーカでは、フレーム1内にコーン状の
振動板2が設けられている。振動板2の円錐底部2a
は、断面が半円状に湾曲された変形接続部4を介してフ
レーム1の開口縁部1aに接続されている。振動板2の
円錐頭部2bの外周は、ダンパー5を介してフレーム1
の内面に支持されている。ダンパー5は樹脂が含浸され
た綿布または化学繊維などにより形成され、同心円状に
多段の波形が形成されている。振動板2は前記変形接続
部4とダンパー5とで振動可能な状態に支持されてい
る。
【0003】振動板2は紙材などにより形成された円錐
形状(コーン状)であり、その円錐頭部2bには球面状
のドーム部3が接合されている。また、振動板2の円錐
頭部2bには円筒状のボビン6が接続されており、この
ボビン6の外周に一対のコイル(ボイスコイル)C1と
C2が巻かれている。ボビン6は、紙材または樹脂フィ
ルムなどにより形成されている。
【0004】フレーム1内の基部側には磁気回路Aを構
成するリング状部材が設けられている。図4(b)にお
いて、ボビン6の内側に設けられているリング状部材は
ヨーク7であり高透磁率の磁性材料により形成されてい
る。ボビン6の外側に設けられているリング状部材は、
軸方向に磁気異方性を有するように着磁された磁石8
と、磁石8の軸方向両端面に接続された高透磁率の磁性
体8a、8bとから構成されている。ヨーク7と各磁性
体8a、8bとの対向部には一対のギャップG1とG2
が形成され、コイルC1とC2はそれぞれのギャップ内
に位置している。
【0005】磁石8から発せられるY軸方向の縦磁場
は、磁性体8a、8bによりギャップG1,G2に向か
う横磁場に変換され、ギャップG1,G2内に位置する
コイルC1とC2を横断する磁束が与えられる。コイル
C1,C2にボイス電流が与えられたときに、この電流
と前記磁束とにより、コイルC1,C2に前記Y軸方向
への電磁力(駆動力)が作用し、コイルC1,C2およ
びボビン6と共に、振動板2に振動が与えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4(a)(b)に示
す、スピーカの磁気回路Aでは、フレーム1の基端側に
内周側の段差1cと外周側の段差1dが形成され、その
段差の間に磁気回路Aを構成するヨーク7と、磁石8お
よび磁性体8bが位置決めされ、接着剤で固定されてい
る。
【0007】しかし、コイルC1とC2に流れる交流の
ボイル電流により、コイルC1とC2がジュール熱によ
り発熱し、この熱は、ヨーク7および磁石8と磁性体8
a、8bに伝達される。この熱のために、ヨーク7およ
び磁石8と磁性体8bをフレーム1に接着している接着
剤の接着力が低下し、ヨーク7および磁石8と磁性体8
bがフレーム1から外れやすくなる欠点がある。特に、
スピーカ全体を軽量化するためにフレーム1をABSな
どの樹脂により形成すると、コイルC1,C2と磁気回
路Aの部分の発熱が外部に放熱できずに蓄積され、前記
の接着剤への熱の影響が大きくなり、磁気回路Aを構成
する部材の取付け強度が低下しやすい。また、磁気回路
Aを構成する部材の取付け強度を高くするために、図5
に示すようにヨーク7の上部に取付部材9を設け、ねじ
10aを取付部材9に振動板2側から挿入し、ねじ10
aの先部を、フレーム1の底部に形成された凸状部分の
先端1eのねじ孔10bに螺着する構造が考えられる。
【0008】しかし、図5に示す取付け構造では、ねじ
10aのねじ頭をドライバーなどで締め付け回転させる
際、ねじ10aの雄ねじ部分、またはねじ10aのねじ
頭などから削られる鉄粉が、ヨーク7の上方を通過して
ギャップG1,G2内に入るおそれがある。この鉄粉は
ギャップG1,G2内で、ヨーク7や磁性体8a、8b
に磁気吸着により固着する。ギャップG1とG2は非常
に狭い対向間隔となるように形成されているために、ギ
ャップG1,G2内に鉄粉が吸着すると、コイルC1,
C2の電磁力による振動を妨害することになり、またコ
イルC1,C2の絶縁被覆を破損するおそれもある。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、磁気回路を構成する部材を強固に固定でき、しか
もねじの締め付けにより発生する鉄粉が磁気回路のギャ
ップ部分に入ることを防止できるようにしたスピーカを
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、フレーム内
に、振動板と、振動板に振動を与えるコイルと、コイル
に磁場を与える磁気回路とが設けられ、前記コイルが磁
気回路を構成する部材の対向ギャップ内に位置している
スピーカにおいて、前記磁気回路を構成する部材を振動
板側から押える非磁性材料製の取付部材が設けられ、フ
レームには振動板の方向に延びる筒状部が形成され、フ
レームの外面側から前記筒状部に挿入されたねじにより
前記取付部材が締め付け固定されていることを特徴とす
るものである。
【0011】フレームに形成される筒状部は、磁気回路
の中心側に配置されるリング状部材であるヨークまたは
磁石の内周面に密着し、リング状部材をその中心穴側か
ら位置決めするものにできる。そしてねじは、フレーム
外側から前記筒状部内に挿入され、取付部材は、リング
状部材の中心穴に振動板側から嵌着され、前記ねじによ
り締め付け固定されるものとなる。あるいは筒状部が、
磁気回路の外周側に配置されるリング状部材のさらに外
周部分に設けられ、この外周側に設けられたヨークや磁
石などに取付部材が設置され、フレーム基端側から前記
筒状部内に挿入されたねじにより、取付部材が螺着固定
される構造としてもよい。
【0012】上記において、取付部材は、振動板側に設
置される小型スピーカを支持するものにできる。小型ス
ピーカは例えばツイータであり、いわゆるツーウェイタ
イプのスピーカとすることができる。
【0013】また、フレームは、ABSなどの合成樹脂
材料、アルミニウムまたはアルミニウム合金、しんちゅ
う、亜鉛合金、銅、銅合金などにより形成されているこ
とが好ましい。
【0014】
【作用】本発明では、磁気回路を構成する部材に対し、
振動板側に非磁性材料の取付部材が設置される。フレー
ムには振動板の方向に延びる筒状部が形成され、この内
部にフレームの外側からねじが挿入され、前記取付部材
が締め付け固定される。このねじ締め作業の際、雄ねじ
部やねじ頭部から鉄粉が生じても、この鉄粉は筒状部か
らフレーム外へ飛散しまたは落下することがあっても、
フレームの内部には飛散しにくい。よって、鉄粉が磁気
回路のギャップ内に入るおそれが低減される。特に、磁
気回路の中心側に位置するヨークや磁石などのリング状
部材の中心穴内に筒状部が位置するもので、且つ取付部
材がこのリング状部材の中心穴に対し、振動板側から嵌
着されるものである場合には、ねじ締め付けにより生じ
る鉄粉は、筒状部およびリング状部材の中心穴内にのみ
付着する可能性があるが、リング状部材の外側のギャッ
プ部分に付着することは全くなくなる。
【0015】さらに、磁気回路を構成するリング状部材
は、取付部材のねじ止めにより強固に固定される。した
がって、磁気回路を構成する部材が接着剤のみで固定さ
れた場合のように、接着剤の熱劣化により磁気回路を構
成する部材ががたついたりフレームから剥がれるなどの
問題は生じない。また、取付部材は非磁性材料であり、
樹脂などにより構成することも可能であるが、この取付
部材をアルミニウムやアルミニウム合金などの熱伝導率
の良い非磁性金属により形成し、またねじも同様に熱伝
導率の良い金属材料により形成することにより、前記熱
を取付部材およびねじによりフレーム外へ発散させるこ
ともできる。
【0016】また、取付部材の上にサポート部材を設
け、このサポート部材にツイータなどの小型スピーカを
設置することができる。あるいは取付部材に、ツイータ
などを直接支持させてもよい。すなわち、取付部材を、
磁気回路を構成する部材の固定機構と、ツイータなどの
小型スピーカの支持部材の双方として兼用することがで
きる。
【0017】さらに、取付部材を非磁性材料により形成
し、さらに好ましくはねじを同じく非磁性材料により形
成すると、鉄系金属を使用した場合のようなうず電流損
やヒステリシス損も生じなくなり、磁気回路への悪影響
を防止できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の第一実施例として、車載用など
として使用されるダイナミック型のスピーカを示す断面
図、図2は第二実施例を示すスピーカの断面図、図3は
第三実施例を示すスピーカの断面図である。図1、図2
および図3の各実施例において、これらスピーカでは、
フレーム11がABSなどの合成樹脂材料により射出成
型されたものとなっている。したがって、スピーカ全体
が軽量となる。また、フレーム11は合成樹脂以外のア
ルミニウム合金や亜鉛合金などの軽量合金によりダイキ
ャスト成型されたものであってもよい。
【0019】振動板12は紙材などにより形成された円
錐形状(コーン状)であり、その円錐頭部12bには球
面状のドーム部13が接合されている。振動板12の円
錐底部12aの縁部は変形接合部14を介してフレーム
11の開口縁部11aに接合されている。変形接合部1
4は、振動板12とは別体に円錐底部12aの縁部に沿
って円周形状に設けられたものであり、その断面形状は
所定曲率半径の半円形状(半円筒形状)である。
【0020】振動板12の円錐頭部12bの外周は、同
心円にて多重に形成された波形変形部を有するダンパー
15を介してフレーム11に支持されている。振動板1
2は、変形接合部14とダンパー15とで、振動可能に
支持されている。振動板12の円錐頭部12bにボビン
16が接続されている。ボビン16は、紙材、樹脂材な
どのシート状材料により円筒状に巻かれたものである。
このボビン16の外周面に一対のコイル(ボイスコイ
ル)C1とC2が巻かれている。
【0021】フレーム11の基部11bの内部には、磁
気回路A1を構成するリング状部材が収納されている。
ボビン16の内側に設けられたリング状部材はヨーク1
7であり、ソフトフェライトなどの高透磁率の磁性材料
により形成されている。ボビン16の外側に設けられた
リング状部材は磁石18である。この磁石18は、磁性
粉末(磁石粉末)が樹脂により固められたボンド磁石
(プラスチック磁石)である。ヨーク17と磁石18と
の対向部に2箇所のギャップG1とG2が形成されてお
り、それぞれのギャップ内にコイルC1とC2が位置し
ている。この実施例での磁石18は、コイルC1に対向
する部分がN極で、コイルC2に対向する部分がS極に
着磁されている。
【0022】フレーム11の基部11b側では、フレー
ム内部すなわち振動板12の方向へ突出して延びる筒状
部11eが形成されている。筒状部11eの中心穴11
fは、フレーム11の内方およびフレーム11の底部側
にそれぞれ開口している。フレーム11の内側では、筒
状部11eの基部に段差11cが形成され、この段差1
1cよりも外周側には段差11dが形成されている。ヨ
ーク17は内周側の段差11cにて位置決めされ、磁石
18は外周側の段差11dにて位置決めされている。そ
して、ヨーク17と磁石18はフレーム11の内面に接
着剤により接着固定されている。
【0023】図1に示す第一実施例では、ヨーク17の
振動板12側に取付部材19が設置されている。取付部
材19は、非磁性金属材料または樹脂材料などの非磁性
材料により形成されている。取付部材19は、フランジ
部19aと軸部19bが一体に形成されているものであ
り、軸部19bにはフレーム11の基部11b側に開口
する雌ねじ孔19cが穿設されている。この雌ねじ孔1
9cはフランジ部19a側(振動板12側)には開口し
ていない。取付部材19は、フランジ部19aがヨーク
17の図示上端面17aに密着し、軸部19bがヨーク
17の中心穴17b内に嵌着されている。
【0024】取付け用のねじ20aは、フレーム11の
外側から、筒状部11eの中心穴11f内に挿入され、
ねじ20aの先端は、取付部材19の雌ねじ孔19cに
螺着される。このねじ20aの締め付け力により、取付
部材19が磁気回路A1を構成する内側のリング状部材
であるヨーク17を強固に固定する。
【0025】ねじ20aを螺着する際に、ねじ20aの
雄ねじ部またはねじの頭部から金属粉が出ることがあ
る。ねじ20aが鉄などの磁性材料の場合は、磁性の粉
になり、ねじ20aが非磁性材料の場合には、非磁性の
粉になる。ただし、ヨーク17の中心穴17bには筒状
部11eが嵌着し、ヨーク17のフレーム内側の端面1
7aは、取付部材19のフランジ部19aにより塞がれ
ている。よってねじ20aから生じる金属粉は、フレー
ム11の外側に出たり、あるいはヨーク17の中心穴1
7bに付着することはあっても、取付部材19の上方か
らフレーム11内の空間へは飛散しない。よって、取付
部材19の上方の空間からギャップG1またはG2内に
金属粉が入って付着するおそれがなく、この金属粉によ
りコイルC1,C2が挟まれて動けなくなったり、また
はコイルC1,C2の巻線の被覆が、金属粉により破損
を受けることもない。よって、ねじ20aが鉄などの磁
性材料であって、このねじ20aから鉄粉が生じても、
この鉄粉が、ギャップG1とG2内に磁気吸着により、
付着することはない。
【0026】さらに、取付部材19とねじ20aを熱伝
導率のよい金属で形成すると、コイルC1,C2でのジ
ュール熱が磁気回路A1の部分に蓄積された場合に、こ
の熱が取付部材19からねじ20aを経て、フレーム1
1の外部へ発散しやすくなる。よって、フレーム11が
合成樹脂で形成され、磁気回路A1の部分の熱がフレー
ム11から外部に放熱されにくい構造である場合でも、
取付部材19とねじ20aを用いて充分な放熱効果を得
ることができる。
【0027】図2に示す第二実施例では、非磁性材料の
取付部材29が使用されている。この取付部材29は、
図1に示したものと同様に、フランジ部29aと軸部2
9bを有しており、軸部29bには軸方向両端に貫通す
る雌ねじ孔29cが穿設されている。この取付部材29
は、磁気回路A1を構成する内側のリング状部材である
ヨーク17を固定するものであるが、さらに取付部材2
9は、ツイータなどの小型スピーカ22を支持する支持
部材としての機能も有している。
【0028】取付部材29の振動板12側の端部には、
筒状のサポート部材21がねじ23により固定されてい
る。このねじ23は、取付部材29の雌ねじ孔29cに
螺着されている。このサポート部材21の先部に、ツイ
ータなどの小型スピーカ22が嵌着され接着などの手段
で固定されている。図2に示す実施例でも、磁気回路A
1を構成するリング状部材であるヨーク17は段差11
cに位置決めされ、磁石18は段差11dに位置決めさ
れてそれぞれ接着剤によりフレーム11に固着されてい
る。
【0029】ここで、取付け部材29には、フレーム1
1とは離れた作業領域で、サポート部材21がねじ23
で固定され、さらにサポート部材21に小型スピーカ2
2が固定される。その後に、サポート部材21と小型ス
ピーカ22が取付けられた取付部材29が、ヨーク17
の中心穴17bに嵌着される。そして、筒状部11eの
中心穴11fにねじ20aが挿入され、取付部材29の
雌ねじ孔29cに螺着される。この締め付け力により、
取付部材29がヨーク17をフレーム11の底部に固定
する。
【0030】この実施例でも、ヨーク17の中心穴は振
動板12側にて取付部材29により閉鎖されているた
め、ねじ20aから出る金属粉が、フレーム11の内側
に出てヨーク17の外周面へ及ぶことがなく、ギャップ
G1,G2に金属粉が付着することがない。またねじ2
3の締め付けによる金属粉も生じるが、この金属粉はサ
ポート部材21の内部または、取付部材29の雌ねじ孔
29c内に付着することがあっても、これらよりも外部
に飛散することはない。よってこの金属粉も、ギャップ
G1とG2に付着しない。
【0031】またフレーム11が合成樹脂製の場合に、
取付部材29とねじ20aにより、熱を外部に逃がすこ
とができる。またサポート部材21を、アルミニウムま
たはアルミニウム合金などの熱伝導率の高い非磁性材料
により形成しておくと、サポート部材21によっても、
コイルと磁気回路部分に蓄積される熱を、振動板12の
前方へ逃がすことが可能になる。またサポート部材21
を非磁性材料とすると、サポート部材21が磁気回路A
1に悪影響を与えることがない。
【0032】次に、図3に示す第三実施例のように、図
2に示した取付部材29を使用して、小型スピーカ22
を有しない構造とすることもできる。この場合、予め、
取付部材29の雌ねじ孔29cに、フランジ部29a側
から接着剤30を注入しておき、雌ねじ孔29cの振動
板側の開口を塞いでおく。接着剤30を注入した後に、
フレーム11の外側から筒状部11e内にねじ20aを
挿入して、螺着固定すれば、ねじ20aからの金属粉
が、取付部材29の上方からギャップG1とG2の部分
に及ぶことがなくなる。また接着剤30は、ねじ20a
をロックして、弛みを防止する機能も発揮する。
【0033】また、取付部材29とサポート部材21が
一体成形されたものであってもよい。また、磁気回路を
構成するリング状部材は、ボビン16の内側に位置する
ものが磁石で、ボビン16の外側に位置するものがヨー
クであってもよい。また振動板12がコーン状でなく、
ホーン内の空気の振動により音を発するスピーカであっ
てもよい。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、磁気回路
を構成する部材をねじにより強固に固定でき、しかもね
じから出る金属粉が、フレームの筒状部からフレーム外
へ出ることがあっても、この金属粉がフレームの内部に
飛散しない。よって金属粉が磁気回路のギャップ部分に
付着することが避けられる。
【0035】また、ねじの金属粉がフレーム内に飛散し
ない構造にして、しかも取付部材をツイータなどの小型
スピーカの支持部材として兼用することにより、部品を
共通化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における、第一実施例としてダイナミッ
ク型のスピーカを示す断面図、
【図2】第二実施例を示すスピーカの断面図、
【図3】第三実施例を示すスピーカの断面図、
【図4】同図(a)は、従来のスピーカを示す断面図、
図4(b)は磁気回路Aの拡大断面図、
【図5】ねじにより磁気回路を固定した従来のスピーカ
を示す断面図、
【符号の説明】
11 フレーム 11b フレーム基部 11c フレームの内周側の段差 11d フレームの外周側の段差 11e 筒状部 12 振動板 13 ドーム部 15 ダンパー 16 ボビン 17 ヨーク 18 磁石 19、29 取付け部材 20a ねじ 21 サポート部材 22 小型スピーカ(ツイータ) 30 接着剤 A、A1 磁気回路 C1、C2 コイル G1、G2 ギャップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム内に、振動板と、振動板に振動
    を与えるコイルと、コイルに磁場を与える磁気回路とが
    設けられ、前記コイルが磁気回路を構成する部材の対向
    ギャップ内に位置しているスピーカにおいて、前記磁気
    回路を構成する部材を振動板側から押える非磁性材料製
    の取付部材が設けられ、フレームには振動板の方向に延
    びる筒状部が形成され、フレームの外面側から前記筒状
    部に挿入されたねじにより前記取付部材が締め付け固定
    されていることを特徴とするスピーカ。
  2. 【請求項2】 取付部材は、振動板側に設置される小型
    スピーカを支持するものである請求項1記載のスピー
    カ。
JP6694495A 1995-03-01 1995-03-01 スピーカ Withdrawn JPH08242499A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015522230A (ja) * 2012-07-20 2015-08-03 ファン チャン 対称的に配置する磁気回路並びにコイル回路を備えるマルチ駆動器変換器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015522230A (ja) * 2012-07-20 2015-08-03 ファン チャン 対称的に配置する磁気回路並びにコイル回路を備えるマルチ駆動器変換器

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