JPH08242589A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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JPH08242589A
JPH08242589A JP7041960A JP4196095A JPH08242589A JP H08242589 A JPH08242589 A JP H08242589A JP 7041960 A JP7041960 A JP 7041960A JP 4196095 A JP4196095 A JP 4196095A JP H08242589 A JPH08242589 A JP H08242589A
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JP7041960A
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Masaki Iwazawa
政記 岩沢
Makoto Tanaka
田中  良
Ryoichi Okada
良一 岡田
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NTT Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、燃料電池出力から多出力で電力を供
給する場合、一方の装置故障時に、他方の装置への電力
供給を停止させることなく、安定に燃料電池の運転を継
続する電力変換装置を提供することを目的とする。 【構成】本発明は、燃料電池1の出力に、直流変換装置
3を介して直流負荷5を接続すると共に、交流変換部2
0,連系リアクトル22,遮断器21,異常検出部2
3,保護・制御回路24,駆動回路25を有する交流電
力交換装置2を介して商用電源6と連系した交流負荷4
を接続する。前記交流電力変換装置2の入力側に逆流防
止ダイオード263と並列に接続した高速で開放する短
絡スイッチ264よりなる入力過電圧防止回路26を接
続する。これにより、燃料電池1の出力電圧の上昇を防
ぎ、交流電力変換装置2が停止した場合にも燃料電池1
から直流変換装置3への電力供給を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料電池の直流出力を
直流負荷および交流負荷に電力を供給する給電システム
において、交流電力変換装置出力または商用電源系統で
発生した異常等により交流負荷への電力供給が停止した
場合においても、燃料電池の出力を直流負荷に供給を継
続する信頼性、安定性の高い電力変換装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】燃料電池は都市ガス等を改質して得られ
る水素と空気中の酸素を化学的に反応させて直接電気エ
ネルギーを取り出すとともに、反応に伴って発生する熱
エネルギーをも有効に利用することにより、クリーンで
効率の高いコージェネレーションシステムを構築するこ
とができる。電気エネルギーおよび熱エネルギーをとも
に利用する場合、電気出力が最大の時に熱エネルギーが
最大に得られたことから、燃料電池を最大効率で運転す
るためには燃料電池の電気出力を定格一定で運転する方
法がとられている。また、燃料電池の電気出力を利用す
る場合の給電システムの構成方法は、燃料電池の直流出
力を交流電力変換装置により交流電力に変換し、商用電
源と連系して交流負荷へ電力を供給する方法が一般的で
あるが、燃料電池の出力が直流電圧であることから、燃
料電池の直流出力を負荷の必要な直流電圧に変換し、直
流負荷へ電力を供給する方法とすることでより高い変換
効率が得られる。給電システムを構成する場合、いずれ
の給電方法とするかは交流および直流負荷の容量によっ
ても選定されるべきであるが、燃料電池出力から交流給
電および直流給電を併用した構成方法もとられている。
このような交流給電と直流給電を併用した給電システム
に用いる電力変換装置の構成例を図6に示す。図6にお
いて、1は燃料電池、2は直流を交流に変換して交流負
荷へ電力を供給する交流電力変換装置、3は直流負荷へ
電力を供給する直流変換装置、4は交流負荷、5は直流
負荷、6は商用電源、20は直流を交流に変換するため
に変換素子で構成する交流変換部、21は遮断器、22
は連系リアクトル、23は異常検出部、24は保護・制
御回路、25は駆動回路、26は入力過電圧防止回路で
ある。入力過電圧防止回路26を構成する261は放電
用スイッチ、262は抵抗である。また、図6の交流電
力変換装置2の交流変換部20の構成例を図7に示す。
図7において、11から16は変換素子、31から36
はダイオード、21は遮断器、22は連系リアクトルで
ある。
【0003】このような従来の給電システム構成におい
て、図6の交流電力変換装置2の出力で過電流または商
用電源6系統で位相急変、周波数変動、過電圧、不足電
圧等の異常が生じた場合には、異常検出部23により異
常を検出して異常信号を送出し、保護・制御回路24に
より駆動回路25の駆動信号をオフさせて、交流電力変
換装置2の運転を停止させるとともに、遮断器開放信号
により遮断器21を開放させる。
【0004】しかしながら、上記の異常時の動作におい
て、交流電力変換装置2の運転を停止する場合には図7
に示す変換素子11から16をゲートオフする手段で行
うため、機械的に遮断する遮断器21の開放時間とゲー
トオフ時間には数十msから百数十ms程度のずれが生
じる。このため、変換素子11から16がゲートオフし
てから遮断器21が開放するまでの期間においては、連
系リアクトル22に蓄えられたエネルギーと商用電源6
からの流入エネルギーが重畳され、変換素子11から1
6と並列に接続されたダイオード31から36を介して
入力側に逆流することがある。この場合、図6の交流電
力変換装置2の入力A点に過電圧が生じるため、燃料電
池1や変換素子11から16および直流変換装置3の素
子類の破壊を防止するため、従来の回路では放電用スイ
ッチ261と抵抗262で構成する入力過電圧防止回路
26により、A点の直流電圧が設定電圧を超えた場合に
放電用スイッチ261を投入し、入力側へ流入するエネ
ルギーを消費させて過電圧を抑制している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
による給電システムの異常検出時の保護動作を図8に示
す。図8において、(1)は図6におけるA点の電圧、
(2)は交流電力変換装置2の入力電流I1 、(3)は
直流変換装置3の入力電流I2 である。燃料電池1の出
力を交流電力変換装置2により商用電源6と並列に交流
負荷4に交流電力を供給し、直流変換装置3により直流
負荷5に直流電力を供給している時に、交流電力変換装
置2の出力で過電流または商用電源6の系統で位相急
変、周波数変動、過電圧、不足電圧等の異常が発生した
場合は,異常検出部23により検出した信号により保護
・制御回路24を介して駆動回路25の駆動信号を停止
させて交流変換部20をゲートオフさせる。この交流変
換部20のゲートオフにより交流電力変換装置2は停止
し、交流電力変換装置2の入力電流I1 は零になる。同
時にまた、異常検出信号により保護・制御回路24が動
作し、遮断器21を開放する。
【0006】しかしながら、交流変換部20のゲートオ
フから遮断器21が開放するまでには時間差があること
から、この期間に連系リアクトル22の蓄積エネルギー
と商用電源6からの流入エネルギーが重畳して入力側に
流れ、入力電流I1 は逆方向に流れて燃料電池1側に帰
還しようとするためA点の電圧が上昇し、遮断器21が
開放することで入力電流I1 が零になりA点の電圧が下
がる。ここで交流変換部20のゲートオフから遮断器2
1が開放するまでの期間においては、A点の電圧が燃料
電池1の出力電圧より高くカットオフ状態になるため、
燃料電池1から供給する直流変換装置3の入力電流I2
は流れなくなり、遮断器21の開放と同時にA点の電圧
が下がるため急激に流れ出す。図8で図6に示す入力過
電圧防止回路26がない場合には、A点の電圧の上昇値
は大きく、入力過電圧防止回路26を接続することでA
点の過電圧はある程度抑制されるものの、燃料電池1の
出力電圧と等しいかそれ以下にすることは困難である。
従って、このような入力電流I2 の変化は、直流負荷へ
の供給が一時途絶えるとともに燃料電池1に対して急激
な電力変動を与えることとなり、特に直流変換装置3の
入力電流I2 の分担量が大きい場合には給電システムの
信頼性や燃料電池の過電圧防止を図るうえで障害となっ
ていた。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するために創
案したものであり、その目的は燃料電池出力から交流負
荷および直流負荷に電力供給中に、交流電力変換装置の
出力で過電流または商用電源系統で位相急変、周波数変
動、過電圧、不足電圧等の異常が発生し、交流電力変換
装置が停止して交流負荷への電力供給が停止した場合に
も、燃料電池の出力電圧を上昇させることなく燃料電池
の運転を安定に継続させ、直流負荷への電力供給を瞬断
なく行える安全で信頼性の高い電力変換装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、燃料電池の出力に交流電力変換装置と直
流変換装置を各々並列に接続し、該直流変換装置には直
流負荷を接続して直流電力を供給するとともに、該交流
電力変換装置は交流電力に変換して、商用電源から得た
交流電力と連系して交流負荷に電力供給する電力変換装
置であって、該交流電力変換装置は該燃料電池の出力を
交流変換部、連系リアクトル、遮断器を介して該交流負
荷に接続し、該連系リアクトルと遮断器間および遮断器
と交流負荷間に異常検出点を設け、該異常検出点を異常
検出部に接続し、該異常検出部の出力信号を保護・制御
回路へ入力し、該保護・制御回路の出力の一方を前記遮
断器に、もう一方を駆動回路に接続し、該交流電力変換
装置出力で過電流もしくは商用電源系統で位相急変、周
波数変動、過電圧、不足電圧等の異常を検出した場合、
前記異常検出部より発生した異常検出信号により該交流
電力変換装置内の前記保護・制御回路を動作させて該交
流変換部の動作を停止させるとともに、出力の遮断器を
開放させる電力変換装置において、前記交流電力変換装
置の入力に逆流防止ダイオードが順方向で直列に接続さ
れ、該逆流防止ダイオードと並列に起動信号送出時およ
び該異常検出信号が消失した時に閉じる短絡スイッチが
接続され、前記異常検出時には該交流電力変換装置を停
止してから該遮断器を開放するまでに、前記短絡スイッ
チを高速に開放する手段を有することを特徴とするもの
である。
【0009】又、本発明は、上記電力変換装置におい
て、前記異常検出時における前記短絡スイッチを高速に
開放する手段として、異常を検出する該異常検出部に、
該交流電力変換装置出力の過電流もしくは商用電源系統
での位相急変、周波数変動、過電圧、不足電圧等の異常
検出に基づく異常検出信号とは別に、該異常検出信号よ
り低いレベルの別の検出値を設け、該別の検出値に基づ
いて送出する信号により前記保護・制御回路を動作さ
せ、前記短絡スイッチを開放することを特徴とするもの
である。
【0010】
【作用】上記手段により本発明は、交流電力変換装置の
入力に起動信号送出時および異常検出信号が消失した時
に閉じる短絡スイッチと、これと並列に逆流防止ダイオ
ードを接続して構成する入力過電圧防止回路を設け、交
流電力変換装置の出力で過電流または商用電源系統で位
相急変、周波数変動、過電圧、不足電圧等の異常が発生
した場合に、交流変換部の変換素子がゲートオフしてか
ら遮断器が開放する間に生じる交流電力変換装置の入力
電圧の上昇を抑制するために、上記の短絡スイッチを高
速に開放させることにより、上記逆流防止ダイオードに
よって入力への帰還電流をカットするように作用させた
ものである。
【0011】また、上記の短絡スイッチを高速に開放さ
せる手段としては、交流変換部の変換素子をゲートオフ
させる前記異常検出信号により開放させる場合と、前記
異常検出信号よりも低いレベルの検出値に基づいて送出
する信号により開放するように作用させる。
【0012】従って、このような上記の入力過電圧防止
回路の作用により、燃料電池出力から交流負荷および直
流負荷に電力を供給している状態で、交流電力変換装置
の出力または商用電源系統で前記の異常が発生し、交流
電力の供給が停止された場合にも燃料電池出力電圧の上
昇を抑制し、燃料電池の運転を安定に継続させて直流負
荷への電力供給を瞬断なく行うことができ、信頼度を高
めている。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。なお、図中、図6〜図8の従来技術で説明
したものと同一部分は、同一符号を付してある。図1は
本発明の一実施例を示す構成図である。1は燃料電池、
2は直流を交流に変換して交流電力を供給する交流電力
変換装置、3は直流負荷へ直流電力を供給する直流変換
装置、4は交流負荷、5は直流負荷、6は商用電源、2
0は交流変換部、21は遮断器、22は連系リアクト
ル、23は異常検出部、24は保護・制御回路、25は
駆動回路、26は逆流防止ダイオード263と高速で開
放する入力短絡スイッチ264で構成される入力過電圧
防止回路、27は起動信号発生回路である。
【0014】燃料電池1の出力に交流電力変換装置2と
直流変換装置3を各々並列に接続し、直流変換装置3に
は直流負荷5を接続して直流電力を供給するとともに、
交流電力変換装置2は交流電力に変換して、商用電源6
から得た交流電力と連系して交流負荷4に電力供給する
電力変換装置であって、交流電力交換装置2は燃料電池
1の出力に交流変換部20、連系リアクトル22、遮断
器21を介して交流負荷4に接続し、連系リアクトル2
2と遮断器21間および遮断器21と交流負荷4間に異
常検出点を設け、該異常検出点を異常検出部23に接続
し、異常検出部23の出力信号を保護・制御回路24へ
入力し、保護・制御回路24の出力の一方を遮断器21
に、もう一方を駆動回路25に接続し、該交流電力変換
装置2の出力で過電流または商用電源系統6で位相急
変、周波数変動、過電圧、不足電圧等の異常が発生して
異常を検出した場合、異常検出部23からの異常検出信
号により交流電力変換装置2の前記保護・制御回路24
を動作させて駆動回路25により交流変換部20をゲー
トオフして停止させるとともに、出力の遮断器21を開
放させる電力変換装置であり、前記交流電力変換装置2
の入力と交流変換部20間に逆流防止ダイオード263
が順方向で直列に接続され、逆流防止ダイオード263
と並列に短絡スイッチ264が接続される。また、短絡
スイッチ264は保護・制御回路24と接続して、前記
異常検出信号が消失された時に閉じる信号を受けるとと
もに、起動信号発生回路27と接続し、起動信号発生時
には閉じる信号を受ける。
【0015】異常検出部23は、異常検出点により交流
電力変換装置2の出力および商用電源6系統の交流電圧
および交流電流を検出して直流電圧レベルに変換し、異
常検出部23で作成する基準の直流電圧と比較して、そ
の出力が一定のレベルを超えた場合に異常検出信号とし
て保護・制御回路24に送出するような構成とする。
【0016】ここで、図1の交流電力変換装置2の異常
検出部23について、周波数異常の場合を例にとり図2
により簡単に説明を加える。図中、231は比較器、2
33は商用電源周波数検出点、234は基準周波数部で
あり、通常47Hz〜53Hz(50±3Hz)に設定
されており、商用電源周波数がこの範囲内の場合は正常
動作範囲であり、比較器231の出力から信号は送出さ
れない。同様に電圧検出、位相検出も商用電源側から検
出される。但し、過電流検出の場合は遮断器21の交流
変換部側から検出するが、基本的検出回路は同様である
ので、ここでは省略する。商用電源周波数が通常の周波
数範囲を逸脱すると比較器231では、基準周波数部2
34と比較し、比較器231の出力から異常検出信号が
保護・制御回路24へ送出される。なお、この異常検出
信号が本発明の実施例で以降説明される信号Xに相当す
る。
【0017】なお、具体的周波数の検出比較方法として
は、検出した周波数と基準周波数を直接比較する方法と
一旦整流して直流電圧レベルに変換して比較する方法が
あるが、機能的にはどちらでも同じであるので、ここで
は、その説明は省略する。
【0018】本実施例における入力過電圧防止回路26
の短絡スイッチ264は、交流電力変換装置2の起動信
号送出時および保護・制御回路24からの異常検出信号
に基づく信号が消失された後、すなわち通常は閉じてお
り、交流電力変換装置2の出力で過電流または商用電源
6系統で位相急変、周波数変動、過電圧、不足電圧等の
異常が発生した場合には、異常検出信号により高速に開
放する機能を持つものとする。従って、交流電力変換装
置2が異常を検出して停止した場合には逆流防止ダイオ
ード263が導通し、正常に運転している場合には短絡
スイッチ264は閉じている。なお、逆流防止ダイオー
ド263を常時導通させ、短絡スイッチ264を設けな
い方法も考えられるが、この場合は常時逆流防止ダイオ
ード263が導通するため損失となるだけでなく、逆流
防止ダイオード263を常時放熱するフィン等も必要と
なり、装置の小形化、高効率化に適していない。
【0019】以上のように構成した一実施例の動作およ
び作用を述べる。図4および図5に異常検出時の動作の
一例を横軸に時間として示す。図4は商用電源系統での
周波数変動の場合の検出例を示し、縦軸は交流電圧を検
出して周波数に比例して変換した直流電圧レベルであ
り、(a)は周波数異常検出レベル、(b)は周波数異
常検出前のレベル、(c)は周波数正常レベルである。
図5は図4の検出時における動作を示し、(1)は図1
におけるA点の電圧、(2)はB点の電圧、(3)は交
流電力変換装置の入力電流I1 、(4)は直流変換装置
の入力電流I2 である。燃料電池1の直流出力を、交流
電力変換装置2を介して交流電力に変換して交流負荷4
に供給し、直流変換装置3を介して直流電力を直流負荷
5に供給している時に、交流電力変換装置2の出力で過
電流または商用電源6の系統で位相急変、周波数変動、
過電圧、不足電圧等の異常のうち、商用電源6の系統で
周波数変動が発生した場合には、まず図4において異常
検出部23は、異常検出点より商用電源6の系統の交流
電圧を検出して、周波数に比例して変換した直流電圧レ
ベルが(a)の周波数異常検出レベルに達することで、
異常検出部23の基準の直流電圧と比較した信号を異常
検出信号として出力する信号Xを、保護・制御回路24
に送出する。信号Xにより図5の動作は、保護・制御回
路24を介して駆動回路25の駆動信号を停止させ、交
流変換部20をゲートオフさせる。この交流変換部20
のゲートオフにより交流電力変換装置2は停止し、交流
電力変換装置2の入力電流I1 は零になる。同時にまた
信号Xにより保護・制御回路24が動作し遮断器21を
開放する。しかしながら、交流変換部20のゲートオフ
から遮断器21が開放するまでには時間差があることか
ら、この期間に連系リアクトル22の蓄積エネルギーと
商用電源6からの流入エネルギーが重畳して入力側に流
れるためB点の電圧は上昇する。ここで、入力過電圧防
止回路26の短絡スイッチ264は、交流電力変換装置
2が正常に運転している場合には閉じているが、異常時
には異常検出する異常検出部23から送出される信号X
により保護・制御回路24を動作させて、高速で短絡ス
イッチ264を開放させるように動作させる。これによ
り、交流電力変換装置2の入力電圧の上昇は逆流防止ダ
イオード263でカットされるため、燃料電池1の直流
出力であるA点の電圧は上昇しない。従って、交流電力
変換装置2の出力または商用電源6の系統で異常が発生
した場合には、交流変換部20がゲートオフして停止
し、遮断器21が開放されて交流電力変換装置2の入力
電流I1 が零になるのに対して、直流変換装置3の入力
電流I2 は一定に保たれ、直流負荷5への電力供給断は
避けられる。
【0020】次にもう一つの実施例として、入力短絡ス
イッチ264を高速で開放する場合について説明する。
図1および上記交流電力変換装置2の構成の中に、交流
電力変換装置2の出力で過電流または商用電源6の系統
で位相急変、周波数変動、過電圧、不足電圧等の異常が
発生した場合、異常検出部23により異常を検出して送
出する信号Xとは別に、該異常検出信号より低いレベル
の検出値を設け、該検出値に基づく信号Yを送出する機
能を設ける。
【0021】本実施例における動作について、前記の商
用電池6系統で周波数変動の場合の検出例を、図4およ
び図5により説明する。燃料電池1の直流出力を、交流
電力変換装置2を介して交流電力に変換して交流負荷4
に供給し、直流変換装置3を介して直流電力を直流負荷
5に供給している時に、交流電力変換装置2の出力で過
電流または商用電源6の系統で位相急変、周波数変動、
過電圧、不足電圧等の異常のうち、商用電源6の系統で
周波数変動が発生した場合の例で、図4において異常検
出部23は、異常検出点より商用電源6系統の交流電圧
を検出して、周波数に比例して変換した直流電圧レベル
が(a)の周波数異常検出レベルに達することで、異常
検出部23の基準の直流電圧と比較した信号を異常検出
信号として出力する信号Xを保護・制御回路24に送出
する。信号Xにより図5の動作は、保護・制御回路24
を介して駆動回路25の駆動信号を停止させ、交流変換
部20をゲートオフさせる。この交流変換部20のゲー
トオフにより交流電力変換装置2は停止し、交流電力変
換装置2の入力電流I1 は零になる。同時にまた信号X
により保護・制御回路24が動作し遮断器21を開放す
る。交流変換部20のゲートオフから遮断器21が開放
するまでには時間差があることから、この期間には連系
リアクトル22の蓄積エネルギーと商用電源6からの流
入エネルギーが重畳して入力側に流れるためB点の電圧
は上昇する。ここで、入力電圧防止回路26の短絡スイ
ッチ264は、交流電力変換装置2が正常に運転してい
る場合には閉じているが、交流電力変換装置2の出力ま
たは商用電源6の系統での異常のうち、一例として商用
電源6の系統で周波数変動が発生した場合には、図4に
おいて異常検出部23により商用電源6系統の交流電圧
を検出して、周波数に比例して変換した直流電圧レベル
が(a)の周波数異常検出レベルに達することで、異常
検出部23の基準の直流電圧と比較した信号を異常検出
信号として出力する信号Xは別に、(a)の周波数異常
検出レベルより低い(b)の周波数異常検出前のレベル
で、異常検出部23の基準の直流電圧と比較した信号を
出力する信号Yを送出することにより、保護・制御回路
24を動作させて高速で短絡スイッチ264を開放させ
るように動作させる。この動作により、交流電力変換装
置2の入力電圧の上昇は逆流防止ダイオード263でカ
ットされるため、燃料電池1の直流出力であるA点の電
圧は上昇しない。従って、交流電力変換装置2の交流変
換部20がゲートオフして停止し、遮断器21が開放さ
れて交流電力変換装置2の入力電流I1 が零になるのに
対して、直流変換装置3の入力電流I2 は一定に保たれ
る。
【0022】ここで、本発明のもう一つの実施例におけ
る異常検出部23について、周波数異常の場合を例にと
り図3により簡単に説明を加える。図中、231,23
2は比較器、233は商用電源周波数検出点、234,
235は基準周波数部1,基準周波数部2であり、23
6はアンド(AND)回路である。234の基準周波数
部1は通常47Hz〜53Hz(50±3Hz)に、ま
た、235の基準周波数部2は49Hz〜51Hz(5
0±1Hz)に設定されており、商用電源周波数がこの
範囲内の場合は正常動作範囲であり、49Hz〜51H
z未満の場合は正常動作範囲であり、比較器231,2
32の出力から信号は送出されない。同様に電圧検出、
位相検出も商用電源側から検出される。但し、過電流検
出の場合は遮断器21の交流変換部側から検出するが、
基本的検出回路は同様であるので、説明はここでは省略
する。商用電源周波数が異常となり49Hz〜51Hz
の範囲を逸脱すると比較器232から異常信号(いわゆ
るY信号)が保護・制御回路24へ送出される。この信
号Yにより入力短絡スイッチ264が開放される。この
後、商用電源周波数が47Hz〜53Hzを逸脱すると
比較器231が動作し、比較器231からの異常検出信
号Xが比較器232からの異常信号Yが加えられている
AND回路236を介して、保護・制御回路24へ送出
される。この信号Xにより交流変換部20の駆動回路2
5への駆動信号の停止と遮断器21の遮断信号を送出す
る。このことにより遮断器21の開放と入力短絡スイッ
チ264の開放に時間差が生じるので、上記実施例のよ
うな課題の解決をはかることが可能となる。
【0023】なお、本説明では異常信号XとYを2本の
信号線で説明したが、両者の信号レベルを変えることに
より、当然一つの信号線で異常信号を送出することは可
能である。
【0024】なお、具体的周波数の検出比較方法として
は、検出した周波数と基準周波数を直接比較する方法と
一旦整流して直流電圧レベルに変換して比較する方法が
あるが、機能的にはどちらでも同じであるので、ここで
は、その説明は省略する。
【0025】本実施例のように、異常値を検出して送出
される信号Xより低いレベルの検出値に基づいて送出さ
れる信号Yにより、短絡スイッチ264を高速で開放さ
せるように動作させることで、前記実施例の動作の中
で、仮に、交流変換部20のゲートオフよりも短絡スイ
ッチ264の開放時間に遅れが生じた場合にも、本実施
例では、交流変換部20のゲートオフよりも早く短絡ス
イッチ264を開放できるので、より安定な動作が可能
である。
【0026】次に、以上の実施例の保護動作において、
交流変換部20がゲートオフする前に、入力過電圧防止
回路26の短絡スイッチ264を開放しない場合と開放
した場合とを比較した実験動作を図9および図10に示
す。図9は短絡スイッチ264を開放しない場合の動作
で、交流変換部20はゲートオフしてから遮断器21が
開放する期間に、交流電力変換装置入力電流I1 が零と
なるとともに、直流変換装置入力電流I2 も一旦零とな
り、遮断器21が開放すると同時に直流変換装置入力電
流I2 が急激に流れる特性を示している。図10は短絡
スイッチ264を開放した場合の動作で、交流変換部2
0のゲートオフにより交流電力変換装置入力電流I1
零になるが、直流変換装置入力電流I2 は一定であり、
直流負荷5への電力供給断は避けられている。
【0027】以上述べたように、本実施例では、交流電
力変換装置2の入力に設けた過電圧防止回路26によ
り、通常運転時には電力損失を発生させず、異常検出時
には、逆流防止ダイオード263と並列に接続した短絡
スイッチ264を交流変換部20のゲートオフする前に
高速で開放することにより、直流変換装置3の入力であ
る燃料電池1の出力電圧の電圧上昇を防止することを特
徴としている。
【0028】このため、異常発生時に交流電力変換装置
2が停止して交流電力の供給が停止した場合にも、燃料
電池1から直流電力は瞬断なく供給が継続でき、また燃
料電池への電力変動も小さく抑制できるため、システム
の信頼性が高く安定した燃料電池の運転状態を維持する
ことが可能である。
【0029】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
電力変換装置は、燃料電池の出力に接続して直流を交流
に変換し、商用電源と連系して交流電力を供給するとと
もに、燃料電池の出力を直流変換装置により直流電力を
供給する交流および直流給電を併用した給電構成におい
て、商用電源系統または交流電力変換装置出力に異常が
発生して交流負荷への電力供給が停止した場合にも、簡
単な短絡スイッチと逆流防止ダイオードで構成する入力
過電圧防止回路と制御回路を付加することにより、燃料
電池の出力電圧の上昇を防止でき、燃料電池から直流負
荷へ瞬断なく電力供給を行うことが可能である。一方、
燃料電池への電力変動も小さく抑えることが可能となる
ため、システムおよび燃料電池の信頼性を向上できると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成説明図である。
【図2】本発明の異常検出部の一例を示す構成説明図で
ある。
【図3】本発明の異常検出部の他の例を示す構成説明図
である。
【図4】本発明の一実施例の動作を説明するための特性
図である。
【図5】本発明の一実施例の動作を説明するための特性
図である。
【図6】従来の電力変換装置の一例を示す構成説明図で
ある。
【図7】従来の交流電力変換装置の交流変換部の一例を
示す構成説明図である。
【図8】従来の電力変換装置の動作を説明するための特
性図である。
【図9】本発明の入力短絡スイッチを閉じない場合の実
験動作の一例を示す特性図である。
【図10】本発明の入力短絡スイッチを閉じた場合の実
験動作の一例を示す特性図である。
【符号の説明】
1…燃料電池、 2…交流電力変換装置、 3…直流変換装置、 4…交流負荷、 5…直流負荷、 6…商用電源、 20…交流変換部、 21…遮断器、 22…連系リアクトル、 23…異常検出部、 24…保護・制御回路、 25…駆動回路、 26…入力過電圧防止回路、 27…起動信号発生回路、 11,12,13,14,15,16…変換素子、 31,32,33,34,35,36…ダイオード、 261…放電用スイッチ、 262…抵抗、 263…逆流防止ダイオード、 264…短絡スイッチ、 231,232…比較器、 236…AND回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料電池の出力に交流電力変換装置と直
    流変換装置を各々並列に接続し、該直流変換装置には直
    流負荷を接続して直流電力を供給するとともに、該交流
    電力変換装置は交流電力に変換して、商用電源から得た
    交流電力と連系して交流負荷に電力供給する電力変換装
    置であって、該交流電力変換装置は該燃料電池の出力を
    交流変換部、連系リアクトル、遮断器を介して該交流負
    荷に接続し、該連系リアクトルと遮断器間および遮断器
    と交流負荷間に異常検出点を設け、該異常検出点を異常
    検出部に接続し、該異常検出部の出力信号を保護・制御
    回路へ入力し、該保護・制御回路の出力の一方を前記遮
    断器に、もう一方を駆動回路に接続し、該交流電力変換
    装置出力で過電流もしくは商用電源系統で位相急変、周
    波数変動、過電圧、不足電圧等の異常を検出した場合、
    前記異常検出部より発生した異常検出信号により該交流
    電力変換装置内の前記保護・制御回路を動作させて該交
    流変換部の動作を停止させるとともに、出力の遮断器を
    開放させる電力変換装置において、 前記交流電力変換装置の入力に逆流防止ダイオードが順
    方向で直列に接続され、該逆流防止ダイオードと並列に
    起動信号送出時および該異常検出信号が消失した時に閉
    じる短絡スイッチが接続され、前記異常検出時には該交
    流電力変換装置を停止してから該遮断器を開放するまで
    に、前記短絡スイッチを高速に開放する手段を有するこ
    とを特徴とする電力変換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電力変換装置において、
    前記異常検出時における前記短絡スイッチを高速に開放
    する手段として、異常を検出する該異常検出部に、該交
    流電力変換装置出力の過電流もしくは商用電源系統での
    位相急変、周波数変動、過電圧、不足電圧等の異常検出
    に基づく異常検出信号とは別に、該異常検出信号より低
    いレベルの別の検出値を設け、該別の検出値に基づいて
    送出する信号により前記保護・制御回路を動作させ、前
    記短絡スイッチを開放することを特徴とする電力変換装
    置。
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