JPH08242702A - 接ぎ木苗養生装置 - Google Patents
接ぎ木苗養生装置Info
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- JPH08242702A JPH08242702A JP7054174A JP5417495A JPH08242702A JP H08242702 A JPH08242702 A JP H08242702A JP 7054174 A JP7054174 A JP 7054174A JP 5417495 A JP5417495 A JP 5417495A JP H08242702 A JPH08242702 A JP H08242702A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Greenhouses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 活着率の高い接ぎ木苗の養生装置を提供する
こと。 【構成】 接ぎ木された苗を養生するための養生装置内
の養生ミニハウス3内に接ぎ木苗を植え付けたトレイ1
5用ベンチ6とその下方に貯水槽8を設け、該貯水槽8
内に設けられた一対の高圧空気配管11の多数の空気噴
出口から互いに対向する方向に空気が噴出する。対向す
る方向に噴出する空気が衝突することで、細かい気泡1
3が発生し、水蒸気の発散が容易となり、養生装置内の
湿度維持が容易に行われる。
こと。 【構成】 接ぎ木された苗を養生するための養生装置内
の養生ミニハウス3内に接ぎ木苗を植え付けたトレイ1
5用ベンチ6とその下方に貯水槽8を設け、該貯水槽8
内に設けられた一対の高圧空気配管11の多数の空気噴
出口から互いに対向する方向に空気が噴出する。対向す
る方向に噴出する空気が衝突することで、細かい気泡1
3が発生し、水蒸気の発散が容易となり、養生装置内の
湿度維持が容易に行われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば接ぎ木ロボットで
生産された接ぎ木苗を養生する接ぎ木苗養生装置に関す
る。
生産された接ぎ木苗を養生する接ぎ木苗養生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本発明者らの開発した接ぎ木ロボットで
台木苗と穂木苗の各供給装置に配置された台木苗と穂木
苗をそれぞれの切断装置で切断し、切断された穂木と台
木をこれらの接合装置でクリップにより接合する接ぎ木
ロボットと該接ぎ木ロボットで自動的に接ぎ木された苗
を土入れポットに移植する移植装置および移植された接
ぎ木苗を順化、育成させる装置について研究開発を行
い、一連の特許出願(特願平6−172950号など)
を行ってきた。
台木苗と穂木苗の各供給装置に配置された台木苗と穂木
苗をそれぞれの切断装置で切断し、切断された穂木と台
木をこれらの接合装置でクリップにより接合する接ぎ木
ロボットと該接ぎ木ロボットで自動的に接ぎ木された苗
を土入れポットに移植する移植装置および移植された接
ぎ木苗を順化、育成させる装置について研究開発を行
い、一連の特許出願(特願平6−172950号など)
を行ってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記本発明者の開発し
た特願平6−172950号に開示した発明は接ぎ木ロ
ボットで接ぎ木された苗を接ぎ木苗植え付け用容器に入
れ、該容器のハンドリング装置を介して接ぎ木ロボット
に隣接した養生装置に運搬して、接ぎ木を順化、育成す
る接ぎ木苗生産システムである。本発明者の開発した前
記接ぎ木苗生産システムの養生装置には改良の余地があ
り、簡単な構成で効果的な温度、湿度の調整ができる低
コストでメインテナンスの簡単な養生装置の開発が望ま
れていた。そこで、本発明の目的は活着率の高い接ぎ木
苗の養生装置を提供することである。
た特願平6−172950号に開示した発明は接ぎ木ロ
ボットで接ぎ木された苗を接ぎ木苗植え付け用容器に入
れ、該容器のハンドリング装置を介して接ぎ木ロボット
に隣接した養生装置に運搬して、接ぎ木を順化、育成す
る接ぎ木苗生産システムである。本発明者の開発した前
記接ぎ木苗生産システムの養生装置には改良の余地があ
り、簡単な構成で効果的な温度、湿度の調整ができる低
コストでメインテナンスの簡単な養生装置の開発が望ま
れていた。そこで、本発明の目的は活着率の高い接ぎ木
苗の養生装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は接ぎ
木された苗を養生するための養生ハウス内の接ぎ木苗を
植え付けたトレイ用ベンチの下方に貯水槽を設けた接ぎ
木苗養生装置において、該貯水槽内に多数の空気噴出口
を備えた、少なくとも一対の空気配管を並列的に配置
し、前記一対の空気配管の空気噴出口の向きを、それぞ
れの噴出口からの噴出空気が衝突するように互いに対向
する向きに配置した接ぎ木苗養生装置により、達成され
る。
木された苗を養生するための養生ハウス内の接ぎ木苗を
植え付けたトレイ用ベンチの下方に貯水槽を設けた接ぎ
木苗養生装置において、該貯水槽内に多数の空気噴出口
を備えた、少なくとも一対の空気配管を並列的に配置
し、前記一対の空気配管の空気噴出口の向きを、それぞ
れの噴出口からの噴出空気が衝突するように互いに対向
する向きに配置した接ぎ木苗養生装置により、達成され
る。
【0005】
【作用】養生ハウス内では、貯水槽内に設けられた一対
の空気配管の多数の空気噴出口から互いに対向する方向
に空気が噴出する。この互いに対向する方向に噴出する
空気が互いに水中で衝突することで、細かい気泡が発生
する。この水中での気泡の発生により、水蒸気の発散が
容易となり、養生装置内の湿度維持が容易に行われる。
の空気配管の多数の空気噴出口から互いに対向する方向
に空気が噴出する。この互いに対向する方向に噴出する
空気が互いに水中で衝突することで、細かい気泡が発生
する。この水中での気泡の発生により、水蒸気の発散が
容易となり、養生装置内の湿度維持が容易に行われる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面と共に説明する。図1
には本発明の一実施例の養生ハウス1の縦断面図を示
す。養生ハウス1には図示していないが、例えば台木苗
と穂木苗とを自動的に切断、接合する接ぎ木ロボットに
隣接して配置されている。したがって、接ぎ木ロボット
で得られた接ぎ木苗が図1の養生ハウス1内に搬送され
る。図1に示す養生ハウス1の養生室2内には、その長
手方向に養生ミニハウス3が本実施例の場合は4列設け
られている。この養生ミニハウス3は養生ハウス1内の
養生室2とは別の温度と湿度を有する環境を提供するよ
うに透明フィルムからなる仕切り5が設けられている。
また、養生ミニハウス3内には接ぎ木苗を植え付けたト
レイ載置用のベンチ6が設けられている。ベンチ6は多
数のローラで構成されていて容易にベンチ6上をトレイ
が移動できるようになっている。
には本発明の一実施例の養生ハウス1の縦断面図を示
す。養生ハウス1には図示していないが、例えば台木苗
と穂木苗とを自動的に切断、接合する接ぎ木ロボットに
隣接して配置されている。したがって、接ぎ木ロボット
で得られた接ぎ木苗が図1の養生ハウス1内に搬送され
る。図1に示す養生ハウス1の養生室2内には、その長
手方向に養生ミニハウス3が本実施例の場合は4列設け
られている。この養生ミニハウス3は養生ハウス1内の
養生室2とは別の温度と湿度を有する環境を提供するよ
うに透明フィルムからなる仕切り5が設けられている。
また、養生ミニハウス3内には接ぎ木苗を植え付けたト
レイ載置用のベンチ6が設けられている。ベンチ6は多
数のローラで構成されていて容易にベンチ6上をトレイ
が移動できるようになっている。
【0007】養生ミニハウス3の縦断面図を図2に示
し、図2のA−A線視図の部分図を図3(被覆材からな
る仕切り5を図示していない。)にそれぞれ示す。養生
ミニハウス3内のトレイ15の出入口は養生ハウス1の
側面に設けられ、養生ミニハウス3の側面と養生ハウス
1の長手方向とが同一方向になるように配置されてい
る。
し、図2のA−A線視図の部分図を図3(被覆材からな
る仕切り5を図示していない。)にそれぞれ示す。養生
ミニハウス3内のトレイ15の出入口は養生ハウス1の
側面に設けられ、養生ミニハウス3の側面と養生ハウス
1の長手方向とが同一方向になるように配置されてい
る。
【0008】養生ミニハウス3は貯水槽8とその上に設
けられた枠体9と該枠体9上に被せられた透明シートか
らなる二枚の被覆材で仕切り5が形成されている。貯水
槽8内には給排水口7から水が給排水され、所定量の水
が蓄えられている。また、該貯水槽8中には養生ミニハ
ウス3の長手方向に高圧空気配管11が配置されてお
り、高圧空気配管11に少なくとも一列の空気噴出口1
2が所定の間隔で複数設けられている。この高圧空気配
管11には図示しないコンプレッサーから高圧空気を送
り込み、空気噴出口12から気泡13を発生させる。貯
水槽8の上部には複数の接ぎ木苗を一単位として植え付
けたトレイ15を載置するためのベンチ6が設けられて
いる。
けられた枠体9と該枠体9上に被せられた透明シートか
らなる二枚の被覆材で仕切り5が形成されている。貯水
槽8内には給排水口7から水が給排水され、所定量の水
が蓄えられている。また、該貯水槽8中には養生ミニハ
ウス3の長手方向に高圧空気配管11が配置されてお
り、高圧空気配管11に少なくとも一列の空気噴出口1
2が所定の間隔で複数設けられている。この高圧空気配
管11には図示しないコンプレッサーから高圧空気を送
り込み、空気噴出口12から気泡13を発生させる。貯
水槽8の上部には複数の接ぎ木苗を一単位として植え付
けたトレイ15を載置するためのベンチ6が設けられて
いる。
【0009】上記構成の養生ハウス1の貯水槽8内の高
圧空気配管11の空気噴出口12から気泡13を水中に
放出させると、該気泡13から加湿空気が放出され、養
生ミニハウス3内の湿度は常に100%近くなる。ま
た、養生ミニハウス3内の貯水槽8内の水が緩衝材とな
り、外気の温度変化を和らげて養生ミニハウス3内の温
度変化が小さくなる。さらに、上記構成からなる養生装
置システムが故障の際もベンチ6下に水があるので養生
ミニハウス3内の湿度は接ぎ木苗がしおれない程度に維
持できる長所があり、また、高圧空気配管11の空気噴
出口12から噴出する気泡13により、密閉された養生
ミニハウス3内に常にフレッシュな空気が導入されてい
るので、養生ミニハウス3内の空気が入れ代わり、植物
の放出する老廃物が排出され、また、カビ等の発生も少
なくなる。
圧空気配管11の空気噴出口12から気泡13を水中に
放出させると、該気泡13から加湿空気が放出され、養
生ミニハウス3内の湿度は常に100%近くなる。ま
た、養生ミニハウス3内の貯水槽8内の水が緩衝材とな
り、外気の温度変化を和らげて養生ミニハウス3内の温
度変化が小さくなる。さらに、上記構成からなる養生装
置システムが故障の際もベンチ6下に水があるので養生
ミニハウス3内の湿度は接ぎ木苗がしおれない程度に維
持できる長所があり、また、高圧空気配管11の空気噴
出口12から噴出する気泡13により、密閉された養生
ミニハウス3内に常にフレッシュな空気が導入されてい
るので、養生ミニハウス3内の空気が入れ代わり、植物
の放出する老廃物が排出され、また、カビ等の発生も少
なくなる。
【0010】従来、いわゆる薫風ミニハウスと言われる
養生システムが用いられていたが、薫風ミニハウスには
通風ダクトを設け、そのダクトに水を噴霧する方式を用
いていたため、大量に水を噴霧するとダクトの通風口が
目づまりしたり通風する空気の温度により、水の蒸発状
態が変化したりしていたが、本実施例の養生装置システ
ムではそのような問題は生じない。
養生システムが用いられていたが、薫風ミニハウスには
通風ダクトを設け、そのダクトに水を噴霧する方式を用
いていたため、大量に水を噴霧するとダクトの通風口が
目づまりしたり通風する空気の温度により、水の蒸発状
態が変化したりしていたが、本実施例の養生装置システ
ムではそのような問題は生じない。
【0011】また、従来の薫風ミニハウスシステムでは
ヒートポンプからの空気を通風ダクトに送っているた
め、温度変化が大きく、従って温度変化に伴って相対湿
度も変化していた。しかし、本実施例の養生ハウス1を
用いるシステムでは、ベンチ6下に貯水槽8を設け、該
貯水槽8内の水温をコントロールすることで、養生ミニ
ハウス3内の温度を制御するので、養生ミニハウス3内
の温度変化が緩慢である。また、本実施例の養生装置シ
ステムにはヒートポンプのような高価な設備が不要であ
るので養生ミニハウス3の追加、削減が容易に行える。
また、ヒートポンプを使用する従来方式では、春、秋の
中間期に、例えば、気温の高い時には室内側熱交換器で
十分熱交換ができないため暖房できないことがあるが、
本実施例の場合には、春、秋の中間期の気温の高い時な
どでも水槽内のヒーターを加熱するだけなので暖房が容
易にでき、温度調節域が広がる。接ぎ木苗の養生が完了
した後、貯水槽8の水を排出する。
ヒートポンプからの空気を通風ダクトに送っているた
め、温度変化が大きく、従って温度変化に伴って相対湿
度も変化していた。しかし、本実施例の養生ハウス1を
用いるシステムでは、ベンチ6下に貯水槽8を設け、該
貯水槽8内の水温をコントロールすることで、養生ミニ
ハウス3内の温度を制御するので、養生ミニハウス3内
の温度変化が緩慢である。また、本実施例の養生装置シ
ステムにはヒートポンプのような高価な設備が不要であ
るので養生ミニハウス3の追加、削減が容易に行える。
また、ヒートポンプを使用する従来方式では、春、秋の
中間期に、例えば、気温の高い時には室内側熱交換器で
十分熱交換ができないため暖房できないことがあるが、
本実施例の場合には、春、秋の中間期の気温の高い時な
どでも水槽内のヒーターを加熱するだけなので暖房が容
易にでき、温度調節域が広がる。接ぎ木苗の養生が完了
した後、貯水槽8の水を排出する。
【0012】また、図4〜図6(図4は養生ミニハウス
3の縦断面図、図5は図4のA−A線視図の被覆材を取
り外した状態の図、図6は図4のB−B線視図)に示す
ように、貯水槽8中には養生ミニハウス3の長手方向に
一対の高圧空気配管11が並列配置され、各高圧空気配
管11に少なくとも一列の空気噴出口12が所定の間隔
で複数設けられ、この高圧空気配管11には図示しない
コンプレッサーから高圧空気を送り込み、空気噴出口1
2から気泡13を発生させる。本実施例では一対の高圧
空気配管11の下部には冷暖房用の給水配管16が循環
するように配置されていて、温水または冷水を貯水槽8
内に供給することで間接的に貯水槽8内の水温を調整し
て、ベンチ6に載置されたトレイ15内の接ぎ木苗の養
生用の環境を最適化する。
3の縦断面図、図5は図4のA−A線視図の被覆材を取
り外した状態の図、図6は図4のB−B線視図)に示す
ように、貯水槽8中には養生ミニハウス3の長手方向に
一対の高圧空気配管11が並列配置され、各高圧空気配
管11に少なくとも一列の空気噴出口12が所定の間隔
で複数設けられ、この高圧空気配管11には図示しない
コンプレッサーから高圧空気を送り込み、空気噴出口1
2から気泡13を発生させる。本実施例では一対の高圧
空気配管11の下部には冷暖房用の給水配管16が循環
するように配置されていて、温水または冷水を貯水槽8
内に供給することで間接的に貯水槽8内の水温を調整し
て、ベンチ6に載置されたトレイ15内の接ぎ木苗の養
生用の環境を最適化する。
【0013】図4〜図6に示す実施例の場合は、一対の
高圧空気配管11に設けられた空気噴出口12は互いに
対向する向きに配置されているので、図6に明示される
ように、空気噴出口12から噴出した空気は互いに衝突
して、気泡13が分散する。この気泡13の分散によ
り、養生ミニハウス3全面に湿度が均一に分布すること
になる。また、気泡13の衝突により、各気泡13の径
が小さくなり、水蒸気の発散が効率よく行われることに
もなる。
高圧空気配管11に設けられた空気噴出口12は互いに
対向する向きに配置されているので、図6に明示される
ように、空気噴出口12から噴出した空気は互いに衝突
して、気泡13が分散する。この気泡13の分散によ
り、養生ミニハウス3全面に湿度が均一に分布すること
になる。また、気泡13の衝突により、各気泡13の径
が小さくなり、水蒸気の発散が効率よく行われることに
もなる。
【0014】また、図7に示すように、一対の冷暖房用
の給水配管16を高圧空気配管11の両側に設けた構成
でも良い。また、図8に示すように、一対の高圧空気配
管11に設けられた少なくとも一方の側面に一列に設け
られた空気噴出口12の空気噴出方向をそれぞれ貯水槽
8の壁面にそって、各高圧空気配管11に対して互いに
反対方向に設け、噴出空気を発泡させて、貯水槽8内の
水を回流させる様にしても良い。この場合は、貯水槽8
内の水は良くかきまぜられるので、貯水の温度分布を均
一にすることができる。
の給水配管16を高圧空気配管11の両側に設けた構成
でも良い。また、図8に示すように、一対の高圧空気配
管11に設けられた少なくとも一方の側面に一列に設け
られた空気噴出口12の空気噴出方向をそれぞれ貯水槽
8の壁面にそって、各高圧空気配管11に対して互いに
反対方向に設け、噴出空気を発泡させて、貯水槽8内の
水を回流させる様にしても良い。この場合は、貯水槽8
内の水は良くかきまぜられるので、貯水の温度分布を均
一にすることができる。
【0015】また、図9に示すように、貯水槽8内の冷
暖房用の給水配管16の下側に高圧空気配管11を設
け、高圧空気配管11の空気噴出口12の空気噴出方向
を冷暖房用給水配管16に向けて、高圧空気配管11か
らの噴出気泡13を冷暖房用給水配管16に当てる構成
とすると、貯水槽8内の温度拡散の効率が良くなる。ま
た、この場合、冷暖房用給水配管16に気泡13が当た
ることで気泡13が小さくなり、養生ミニハウス3内で
の温度発散効率が向上する効果もある。
暖房用の給水配管16の下側に高圧空気配管11を設
け、高圧空気配管11の空気噴出口12の空気噴出方向
を冷暖房用給水配管16に向けて、高圧空気配管11か
らの噴出気泡13を冷暖房用給水配管16に当てる構成
とすると、貯水槽8内の温度拡散の効率が良くなる。ま
た、この場合、冷暖房用給水配管16に気泡13が当た
ることで気泡13が小さくなり、養生ミニハウス3内で
の温度発散効率が向上する効果もある。
【0016】また、図10に示すように、貯水槽8内に
二重配管17を設置し、その内管17a内に冷暖房用媒
体を通し、内管17aと外管17bとの間に圧縮空気を
通す構成にしても良い。この場合には、外側に空気噴出
口18を備えた外管17bと冷暖房用の配管である内管
17aの間に圧縮空気が流れるので、冷暖房用媒体の温
度は圧縮空気を介して貯水に伝熱する。したがって、例
えば図9に示す冷暖房用の給水配管16から直接貯水に
伝熱させる場合に比べて、図10に示す二重配管17の
場合は冷暖房用媒体の貯水に対する伝熱表面積が大きく
なり、その分、冷暖房用媒体の熱伝導が良くなる。ま
た、前記二重配管構造を採用すると圧縮空気から噴出す
る空気は冷暖房用媒体からの熱を貯水に伝熱するので、
噴出空気により貯水が冷暖房されるため養生ミニハウス
3内の温度制御のレスポンスが早くなる効果もある。
二重配管17を設置し、その内管17a内に冷暖房用媒
体を通し、内管17aと外管17bとの間に圧縮空気を
通す構成にしても良い。この場合には、外側に空気噴出
口18を備えた外管17bと冷暖房用の配管である内管
17aの間に圧縮空気が流れるので、冷暖房用媒体の温
度は圧縮空気を介して貯水に伝熱する。したがって、例
えば図9に示す冷暖房用の給水配管16から直接貯水に
伝熱させる場合に比べて、図10に示す二重配管17の
場合は冷暖房用媒体の貯水に対する伝熱表面積が大きく
なり、その分、冷暖房用媒体の熱伝導が良くなる。ま
た、前記二重配管構造を採用すると圧縮空気から噴出す
る空気は冷暖房用媒体からの熱を貯水に伝熱するので、
噴出空気により貯水が冷暖房されるため養生ミニハウス
3内の温度制御のレスポンスが早くなる効果もある。
【0017】また、図4、図7〜図10に示す養生ミニ
ハウス3の仕切り5は透明シートからなる二重の被覆材
でできているが、内側の被覆材5bは通気性があり、か
つ吸水して膨張するような材質、例えばポリビニルアル
コールからなるシートなどを用い、外側の被覆材5aに
は通気性のない材質、例えば塩化ビニルからなるシート
などを用いることが好ましい。この場合、接ぎ木苗養生
中は、外側の被覆材5aが通気性がないため、内側の被
覆材5bが空気中の湿度を吸水する。内側の被覆材5b
が十分吸水すると、水分は被覆材5bの微細な通気口を
完全に塞ぎ、ミニハウス3内は密閉状態となり、高湿度
に保つことができる。
ハウス3の仕切り5は透明シートからなる二重の被覆材
でできているが、内側の被覆材5bは通気性があり、か
つ吸水して膨張するような材質、例えばポリビニルアル
コールからなるシートなどを用い、外側の被覆材5aに
は通気性のない材質、例えば塩化ビニルからなるシート
などを用いることが好ましい。この場合、接ぎ木苗養生
中は、外側の被覆材5aが通気性がないため、内側の被
覆材5bが空気中の湿度を吸水する。内側の被覆材5b
が十分吸水すると、水分は被覆材5bの微細な通気口を
完全に塞ぎ、ミニハウス3内は密閉状態となり、高湿度
に保つことができる。
【0018】そして、接ぎ木苗の養生が終わり、次の順
化段階で、貯水槽8の水を給排水口7から排出すれば、
養生ミニハウス3内の湿度が下がり、内側被覆材5bの
通気口も開口する。また、内外の被覆材5b、5aの間
から除々に湿度が抜けるため、ミニハウス3内湿度の急
激な低下を防ぐ事ができ、苗の順化が行われる。
化段階で、貯水槽8の水を給排水口7から排出すれば、
養生ミニハウス3内の湿度が下がり、内側被覆材5bの
通気口も開口する。また、内外の被覆材5b、5aの間
から除々に湿度が抜けるため、ミニハウス3内湿度の急
激な低下を防ぐ事ができ、苗の順化が行われる。
【0019】また、外側被覆材5aに通気性がない材質
のものを使用すると、外気の影響を受けることがなく、
外気の影響で養生ミニハウス3内の湿度が変化するおそ
れはない。また、内側被覆材5bに吸水性があると、養
生ミニハウス3内側に水滴がたまり、それが植物に落ち
るようなことはない。
のものを使用すると、外気の影響を受けることがなく、
外気の影響で養生ミニハウス3内の湿度が変化するおそ
れはない。また、内側被覆材5bに吸水性があると、養
生ミニハウス3内側に水滴がたまり、それが植物に落ち
るようなことはない。
【0020】また、養生ミニハウス3の仕切り5の内側
の被覆材5bは通気口があるシートなどを用い、外側被
覆材5aには通気性のない材質、例えば塩化ビニルから
なるシートなどを用いることもできる。この場合、貯水
槽8に送り込んだ空気は、内側の被覆材5bの通気口か
ら放出されるが、外側にある被覆材5aは通気性がない
ので、直接外気には放出されず、二枚の被覆材5a、5
bの両端から除々に放出される。また、外気の影響は外
側にある被覆材5aが通気性がないので、外気湿度が直
接、養生ミニハウス3内に入ってくることはない。
の被覆材5bは通気口があるシートなどを用い、外側被
覆材5aには通気性のない材質、例えば塩化ビニルから
なるシートなどを用いることもできる。この場合、貯水
槽8に送り込んだ空気は、内側の被覆材5bの通気口か
ら放出されるが、外側にある被覆材5aは通気性がない
ので、直接外気には放出されず、二枚の被覆材5a、5
bの両端から除々に放出される。また、外気の影響は外
側にある被覆材5aが通気性がないので、外気湿度が直
接、養生ミニハウス3内に入ってくることはない。
【0021】本実施例で、上記したような二重の被覆材
5a、5bを設ける構造で仕切り5を設けたので、その
間にある空気層が断熱効果を発揮して、養生ミニハウス
3内の冷暖房が効果的に行われる。
5a、5bを設ける構造で仕切り5を設けたので、その
間にある空気層が断熱効果を発揮して、養生ミニハウス
3内の冷暖房が効果的に行われる。
【0022】また、上記したような二重の被覆材5a、
5bの代わりに、図11に示すように、内側の被覆材5
bは通気口を有する被覆材とし、外側の被覆材5aは通
気性のない二重の被覆材5a−1、5a−2を設け、該
二重の被覆材5a−1、5a−2の間に空気を密閉した
養生ミニハウス3の仕切り5とすることもできる。外側
の通気性のない二重の被覆材5aは遮光性のあるものを
用いても良い。なお、図11には図1〜図10に示す養
生ハウス1でなく、地面上に配置した接ぎ木苗などの養
生中の苗を枠体9を介して当該仕切り5で覆ったトンネ
ル形式の養生ハウスを示す。
5bの代わりに、図11に示すように、内側の被覆材5
bは通気口を有する被覆材とし、外側の被覆材5aは通
気性のない二重の被覆材5a−1、5a−2を設け、該
二重の被覆材5a−1、5a−2の間に空気を密閉した
養生ミニハウス3の仕切り5とすることもできる。外側
の通気性のない二重の被覆材5aは遮光性のあるものを
用いても良い。なお、図11には図1〜図10に示す養
生ハウス1でなく、地面上に配置した接ぎ木苗などの養
生中の苗を枠体9を介して当該仕切り5で覆ったトンネ
ル形式の養生ハウスを示す。
【0023】こうすると、通気口のある被覆材5bから
トンネル内の空気が出ていくが、その外側に通気性のな
い被覆材5aがあるためトンネル内の湿度が下がる事な
く、空気の換気ができる。また、換気された空気は被覆
材5a、5bの両端から除々に排出される。また、外側
被覆材5aは通気性がないため、風等がトンネル内に吹
き込んで湿度が下がる心配がない。さらに、外側の通気
性のない二重の被覆材5aの間の空気層が断熱効果を奏
する。
トンネル内の空気が出ていくが、その外側に通気性のな
い被覆材5aがあるためトンネル内の湿度が下がる事な
く、空気の換気ができる。また、換気された空気は被覆
材5a、5bの両端から除々に排出される。また、外側
被覆材5aは通気性がないため、風等がトンネル内に吹
き込んで湿度が下がる心配がない。さらに、外側の通気
性のない二重の被覆材5aの間の空気層が断熱効果を奏
する。
【0024】従来は図12に示すように遮光被覆材21
(寒冷紗又はこもなど)と、通気性のない被覆材22
(農業用ポリエチレンシートなど)とを二重にしてトン
ネル状に養生中の苗を被覆し、時々通気性のない被覆材
22を開閉して空気の入れ換えを行っていたが、図11
に示す被覆材5a、5bを用いると、これら被覆材5
a、5bを開閉して行う空気の入れ換え作業が不必要に
なる。
(寒冷紗又はこもなど)と、通気性のない被覆材22
(農業用ポリエチレンシートなど)とを二重にしてトン
ネル状に養生中の苗を被覆し、時々通気性のない被覆材
22を開閉して空気の入れ換えを行っていたが、図11
に示す被覆材5a、5bを用いると、これら被覆材5
a、5bを開閉して行う空気の入れ換え作業が不必要に
なる。
【0025】また、図1〜図10に示す構造の養生ハウ
ス1を用いて、貯水槽8内に植物成長に必要な養分を含
んだ養液を満たし、その養液の水面を定期的に上下する
ことで接ぎ木苗のトレイ15底面を所定期間冠水状態に
することもできる。この場合には、貯水槽8内の加湿用
の水を養液としたので、加湿と同時に接ぎ木苗の冠水が
可能となる。また、加湿のために養液内へ空気を噴出し
ているため養液内の溶存酸素量が増し、根圏の発達を促
進する効果もある。
ス1を用いて、貯水槽8内に植物成長に必要な養分を含
んだ養液を満たし、その養液の水面を定期的に上下する
ことで接ぎ木苗のトレイ15底面を所定期間冠水状態に
することもできる。この場合には、貯水槽8内の加湿用
の水を養液としたので、加湿と同時に接ぎ木苗の冠水が
可能となる。また、加湿のために養液内へ空気を噴出し
ているため養液内の溶存酸素量が増し、根圏の発達を促
進する効果もある。
【0026】本実施例では、養生室2内に養生ミニハウ
ス3を設け、該ミニハウス3内のみを接ぎ木苗養生に最
適な温湿度環境とし、さらに、養生ミニハウス3の外部
の養生室内空間)があるため、特に、本実施例のシステ
ムのように自然光利用型養生ハウス1においては、前記
中間の養生室2空間が緩衝となり、外気の影響が少なく
なると同時に省エネルギーにもなる。
ス3を設け、該ミニハウス3内のみを接ぎ木苗養生に最
適な温湿度環境とし、さらに、養生ミニハウス3の外部
の養生室内空間)があるため、特に、本実施例のシステ
ムのように自然光利用型養生ハウス1においては、前記
中間の養生室2空間が緩衝となり、外気の影響が少なく
なると同時に省エネルギーにもなる。
【0027】
【発明の効果】本発明では、比較的簡単な装置で、養生
装置内の温度、湿度の調整が可能となる。
装置内の温度、湿度の調整が可能となる。
【図1】 本発明の一実施例の養生ハウスの断面図を示
す図である。
す図である。
【図2】 図1の養生装置内の養生ミニハウスの縦断面
図である。
図である。
【図3】 図2のA−A線視図の部分図である。
【図4】 本発明の一実施例の養生ハウス内の養生ミニ
ハウスの縦断面図である。
ハウスの縦断面図である。
【図5】 図4のA−A線視図の部分図である。
【図6】 図4のB−B線視図である。
【図7】 本発明の一実施例の養生ハウスの断面図(図
7(a))と図7(aのA−A線視図(図7(b))を
示す図である。
7(a))と図7(aのA−A線視図(図7(b))を
示す図である。
【図8】 本発明の一実施例の養生ハウスの断面図(図
8(a))と図8(aのA−A線視図(図8(b))を
示す図である。
8(a))と図8(aのA−A線視図(図8(b))を
示す図である。
【図9】 本発明の一実施例の養生ハウスの断面図(図
9(a))と図9(aのA−A線視図(図9(b))を
示す図である。
9(a))と図9(aのA−A線視図(図9(b))を
示す図である。
【図10】 本発明の一実施例の養生ハウスの断面図
(図10(a))と図10(a)のA−A線視図(図1
0(b))を示す図である。
(図10(a))と図10(a)のA−A線視図(図1
0(b))を示す図である。
【図11】 本発明の一実施例の養生ハウスに用いる仕
切りを構成する被覆材の斜視図(図11(a))と該被
覆材を用いるトンネル状の養生ハウスの断面図(図11
(b))を示す図である。
切りを構成する被覆材の斜視図(図11(a))と該被
覆材を用いるトンネル状の養生ハウスの断面図(図11
(b))を示す図である。
【図12】 従来技術の苗養生装置を示す図。
1…養生ハウス、2…養生室、3…養生ミニハウス、5
…仕切り、5a…外側被覆材、5b…内側被覆材、6…
ベンチ、7…給排水口、8…貯水槽、9…枠体、11…
高圧空気配管、12、18…空気噴出口、13…気泡、
15…トレイ、16…冷暖房用給水配管、17…二重配
管
…仕切り、5a…外側被覆材、5b…内側被覆材、6…
ベンチ、7…給排水口、8…貯水槽、9…枠体、11…
高圧空気配管、12、18…空気噴出口、13…気泡、
15…トレイ、16…冷暖房用給水配管、17…二重配
管
Claims (1)
- 【請求項1】 接ぎ木された苗を養生するための養生ハ
ウス内の接ぎ木苗を植え付けたトレイ用ベンチの下方に
貯水槽を設けた接ぎ木苗養生装置において、該貯水槽内
に多数の空気噴出口を備えた、少なくとも一対の空気配
管を並列的に配置し、前記一対の空気配管の空気噴出口
の向きを、それぞれの噴出口からの噴出空気が衝突する
ように互いに対向する向きに配置したことを特徴とする
接ぎ木苗養生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7054174A JPH08242702A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 接ぎ木苗養生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7054174A JPH08242702A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 接ぎ木苗養生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08242702A true JPH08242702A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=12963189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7054174A Pending JPH08242702A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 接ぎ木苗養生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08242702A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011004610A (ja) * | 2009-06-23 | 2011-01-13 | Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd | 水耕栽培装置 |
| CN104025991A (zh) * | 2014-06-25 | 2014-09-10 | 金寨县冠友盆景园艺有限公司 | 一种植物快速繁殖育苗孵化器 |
| CN113875414A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-01-04 | 柳州市农业科学研究中心 | 一种夏秋蔬菜嫁接下沉式愈合室及配套管理技术 |
-
1995
- 1995-03-14 JP JP7054174A patent/JPH08242702A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011004610A (ja) * | 2009-06-23 | 2011-01-13 | Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd | 水耕栽培装置 |
| CN104025991A (zh) * | 2014-06-25 | 2014-09-10 | 金寨县冠友盆景园艺有限公司 | 一种植物快速繁殖育苗孵化器 |
| CN113875414A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-01-04 | 柳州市农业科学研究中心 | 一种夏秋蔬菜嫁接下沉式愈合室及配套管理技术 |
| CN113875414B (zh) * | 2021-10-29 | 2023-11-17 | 柳州市农业科学研究中心 | 一种夏秋蔬菜嫁接下沉式愈合室及配套管理技术 |
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