JPH08243906A - 非真円工作物研削盤 - Google Patents

非真円工作物研削盤

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JPH08243906A
JPH08243906A JP4394195A JP4394195A JPH08243906A JP H08243906 A JPH08243906 A JP H08243906A JP 4394195 A JP4394195 A JP 4394195A JP 4394195 A JP4394195 A JP 4394195A JP H08243906 A JPH08243906 A JP H08243906A
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grinding
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仁史 赤羽
Yukio Otsu
征雄 大津
Masahiro Ido
雅裕 井▲土▼
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Toyoda Koki KK
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】プロフィルデータに基づいて制御手段が主軸1
3と、アンギュラ砥石台22を制御し、このアンギュラ
砥石台22が現在研削を行っていない他の研削面Cに干
渉することなく、アンギュラ砥石台22に取付けられた
小径砥石車G2が研削を行う非真円工作物の研削面Bに
接触し、プロフィル創成運動を行って研削加工を行う。 【効果】アンギュラ砥石台22は小径砥石車G2の略後
方に位置することになり、アンギュラ砥石台22と主軸
13および研削面Cの間の距離を大きくとることでき、
研削面Bに隣接する研削面Cと小径砥石車G2を干渉さ
せることなく研削する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カム等の非真円工作物
(以下、単に「カム」ともいう。)を加工する非真円工
作物研削盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、数値制御装置により主軸軸線と交
差する方向の砥石車の送りを主軸回転に同期して制御
し、カム等の非真円工作物を研削加工する方法が知られ
ている。近年、カムの形状はエンジンの高性能化に伴
い、その形状への要求が複雑かつ高精度になり、図10
に示すような凹部Aを有するようなカムWの需要が多く
なってきた。
【0003】このような凹部Aを有するようなカムWを
研削する場合、その凹部Aに接触可能な径の小さい砥石
車Gを用いる必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、小径砥石車
の外周面Gaが、図11に示すように砥石車Gを支承す
る砥石台1の主軸側の面(前面)より砥石車Gの外周面
Gaが後退した位置になるような径まで小さくなると、
図11に示すようにカムWに複数の研削箇所B,Cを有
する、特に研削箇所Bと研削箇所Cの非真円形状の最大
径の位置が円周上で異なっているものでは、研削個所B
を研削するときに砥石台が研削箇所Cと干渉してしま
い、凹部Aを有するような工作物の研削が困難であっ
た。
【0005】また、これと同様に砥石台1が非真円工作
物Wを支承する主軸2と干渉する恐れがあった。本発明
は、砥石台1の前面より後退した位置にある砥石車Gに
て凹部Aを有するカムを研削するのに、砥石台1が隣設
する研削箇所に干渉せずに研削を行える非真円工作物研
削盤を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの請求項1の発明は、砥石車を前記研削面の仕上げ研
削が可能な径の小径砥石車とし、前記砥石台を前記複数
の非真円形状の研削面のうちの1つを研削中に他の研削
面と干渉しない前記砥石車の砥石軸線と前記主軸軸線と
の交差角としたアンギュラ砥石台としたものである。
【0007】また、請求項2の発明は前記小径砥石車の
外周面の形状を円形とし、前記制御手段に創成運動とと
もに前記小径砥石車と前記非真円工作物とを主軸軸線方
向に相対移動させるトラバース制御手段を備えたもので
ある。また、請求項3の発明は、アンギュラ砥石台とは
別に、このアンギュラ砥石台に保持された小径砥石車よ
り大きな外径を有する大径砥石車と、前記大径砥石車を
回転可能に保持した粗研削砥石台と、前記主軸と粗研削
砥石台とに非真円工作物の粗研削形状に沿ったプロフィ
ルデータに基づいて創成運動を行わせる粗研削制御手段
と、前記主軸とアンギュラ砥石台とに非真円工作物の仕
上げ形状に沿ったプロフィルデータに基づいて創成運動
を行わせる仕上げ制御手段とを備えたものである。
【0008】
【作用】請求項1の発明では、プロフィルデータに基づ
いて制御手段が主軸と、アンギュラ砥石台を制御し、こ
のアンギュラ砥石台が現在研削を行っていない他の研削
面に干渉することなく、アンギュラ砥石台に取付けられ
た小径砥石車が研削を行う非真円工作物の研削面に接触
し、プロフィル創成運動を行って研削加工を行う。 請
求項2の発明では、小径砥石車の非真円工作物の研削面
への接触が点接触となり、この点接触の状態でプロフィ
ルデータに基づいて制御手段が主軸と、アンギュラ砥石
台を制御し、小径砥石車がプロフィル創成運動を行う。
【0009】そして、これとともに、トラバース制御手
段がアンギュラ砥石台と非真円工作物を相対移動させ、
プロフィル創成とトラバース研削が同時に行われる。請
求項3の発明では、粗研削のプロフィルデータに基づい
て粗研削制御手段が主軸と粗研削砥石台を制御し、非真
円工作物の粗研削を行う。この後、仕上げのプロフィル
データに基づいて仕上げ制御手段が主軸とアンギュラ砥
石台を制御し、非真円工作物の仕上げ研削を行う。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1は数値制御研削盤を示した構成図である。
10は数値制御研削盤のベッドで、このベッド10上に
は工作物テーブル11がZ軸方向に摺動可能に配設され
ている。工作物テーブル11上には主軸13を軸架した
主軸台12が配設され、その主軸の軸線ZLは工作物テ
ーブル11の移動方向Zと平行にされ、主軸13はサー
ボモータ14により回転される。
【0011】また、工作物テーブル11上、右端には心
押台15が載置され、心押台15のセンタ16と主軸1
3のセンタ17とによって複数のカムから成る研削箇所
B,Cを有する非真円工作物Wが挟持され、工作物Wは
主軸13に突設された位置決めピン18に嵌合し、工作
物Wの回転位相は主軸13の回転位相に一致している。
【0012】ベッド10の後方には工作物テーブル11
に沿って平行に移動する工具テーブル20が案内され、
この工具テーブル20には工具送り軸(X軸)に沿って
進退可能な直交砥石台21(粗研削砥石台)およびアン
ギュラ砥石台22が並列して案内されている。なお、こ
の工具テーブル20は直交砥石台21およびアンギュラ
砥石台22を工作物Wの研削位置に位置決めするための
ものであるが、この位置決めを工作物テーブル11の移
動によって行い、工具テーブル20を設けないようにし
てもよい。
【0013】この直交砥石台21およびアンギュラ砥石
台22にはそれぞれモータ23およびモータ24によっ
て回転駆動される大径砥石車G1および小径砥石車G2
が支承され、この直交砥石台21およびアンギュラ砥石
台22は、送り螺子25を介してサーボモータ26およ
びサーボモータ27の正逆転により前進後退される。大
径砥石車G1は図1に示されるように主軸13と心押台
15とを結んだ主軸軸線ZL に対し、平行に砥石軸28
を介して直交砥石台21に支承され、この直交砥石台2
1の前面21aより工作物側に突出した外径の大径砥石
となっている。
【0014】また、小径砥石車G2の軸線GLは図1に
示すように主軸13と心押台15とを結んだ主軸軸線Z
L を通る鉛直面に対して交差し、この小径砥石車G2は
旋回台22aに軸承され、旋回台22aはアンギュラ砥
石台22に旋回可能に載置され、モータ22bによって
旋回する。さらに小径砥石車G2は図2に示されるよう
に旋回台22aの前面22cの延長線より、その外周面
Gaが後方に位置する小径砥石となっており、その外周
面Gaの形状は半径Rの円形に形成されている。
【0015】これによって、小径砥石車G2は非真円工
作物Wと点接触することとなる。なお、小径砥石車G2
の外周面Gaは旋回台22aの旋回によりX軸方向にお
いて、旋回台22aの前面22cより図2に示すように
非真円工作物Wに接近した状態に設定されている。一
方、工具テーブル20は送り螺子31を介してサーボモ
ータ32に結合され、工作物テーブル11は送り螺子3
6を介してサーボモータ34に結合されている。
【0016】DSPX1およびDSPX2はサーボモー
タ26およびサーボモータ27を駆動する第1X軸デジ
タルシグナルプロセッサと、第2X軸デジタルシグナル
プロセッサで、この第1X軸デジタルシグナルプロセッ
サDSPX1と、第2X軸デジタルシグナルプロセッサ
DSPX2は図1に示すようにデジタルサーボユニット
38を介して数値制御装置30に接続されている。
【0017】また、サーボモータ32、34、35には
それぞれY軸デジタルシグナルプロセッサDSPY、Z
軸デジタルシグナルプロセッサDSPZ、主軸デジタル
シグナルプロセッサDSPCによって回転制御され、こ
のZ軸デジタルシグナルプロセッサDSPZと主軸デジ
タルシグナルプロセッサDSPCはデジタルサーボユニ
ット28を介して数値制御装置30に接続され、Y軸デ
ジタルシグナルプロセッサDSPYはデジタルサーボユ
ニット29を介して数値制御装置30に接続されてい
る。
【0018】デジタルサーボユニット29は数値制御装
置30から位置指令信号を入力し、この入力された位置
指令信号を指令信号が駆動すべきサーボモータのデジタ
ルシグナルプロセッサ、例えば第1X軸デジタルシグナ
ルプロセッサDSPX1に位置指令信号を出力する。第
1X軸デジタルシグナルプロセッサDSPX1に位置指
令信号が入力されると、第1X軸デジタルシグナルプロ
セッサDSPX1は位置指令信号とエンコーダからの直
交砥石台21の現在位置のフィードバック信号との偏差
に基づいてサーボモータ26の回転制御を行う。
【0019】また、デジタルサーボユニット29および
第2X軸デジタルシグナルプロセッサ、Y軸デジタルシ
グナルプロセッサDSPY、Z軸デジタルシグナルプロ
セッサDSPZ、主軸デジタルシグナルプロセッサDS
PCについては、デジタルサーボユニット38と第1X
軸デジタルシグナルプロセッサDSPX1と同様の機能
なので、説明を省略する。
【0020】数値制御装置30は主として加工サイクル
データを解析して直交砥石台21、アンギュラ砥石台2
2、工具テーブル20、工作物テーブル11の位置およ
び主軸13の回転を数値制御し、工作物Wの研削加工を
制御する装置である。この数値制御装置30は、理想プ
ロフィルデータ、加工サイクルデータを記憶した例えば
磁気ディスク、磁気テープ、紙テープなどの記録媒体の
内容を読み取る読取装置42と、理想プロフィルデー
タ、加工サイクルデータ等のデータの入力および研削加
工の開始等の起動指令を行うキーボード43と各種の情
報を表示するCRT表示装置44が接続されている。
【0021】数値制御装置30は図1に示すように、研
削盤を制御するためのメインCPU37と制御プログラ
ムを記憶したROM33と入力データ等を記憶するRA
M39と入出力インタフェース35、36とで主として
構成されている。RAM39上にはNCデータを記憶す
るNCデータ領域321と工作物Wの仕上げ形状から決
定される実行プロフィルデータを記憶する実行プロフィ
ルデータ領域322が設けられている。その他、各種の
モードを設定する早送りモード設定領域323、研削送
りモード設定領域324、工作物モード設定領域32
5、スパークアウトモード設定領域326が設けられて
いる。
【0022】次に作用を説明する。RAM39には図6
に示す加工サイクルデータを含むNCデータが記憶され
ており、キーボード43の図略の起動ボタンが押下され
ると加工サイクルデータが起動される。これらのNCデ
ータはCPU31により図3のフローチャートに示す手
順に従って解読される。
【0023】ステップ100でNCデータは1ブロック
読出され、次のステップ102でデータエンドか否かが
判定される。データエンドの場合には本プログラムは終
了される。データエンドでない場合には、ステップ10
4以下へ移行して、命令語のコード判定が行われる。ス
テップ104で命令語がGコードであると判定された場
合には、さらに詳細な命令コードを判定するため、CP
U37の処理はステップ106へ移行する。ステップ1
06〜120で、命令コードに応じてモード設定が行わ
れる。ステップ106でG00コードと判定されたとき
は、ステップ108にて早送りモード領域323にフラ
グがセットされ、送りモードは早送りモードに設定され
る。ステップ110でG01コードと判定されたとき
は、ステップ112で研削送りモード設定領域324に
フラグがセットされ、送りモードは研削送りモードに設
定される。
【0024】また、ステップ114でG04コードと判
定されたときは、ステップ116でスパークアウトモー
ド設定領域326にフラグがセットされ、送りモードは
スパークアウトモードに設定される。同様にステップ1
18でG51コードと判定されたときは、ステップ12
0で工作物モード設定領域325にフラグがセットさ
れ、工作物モードがカムモードに設定される。
【0025】上記のモード設定が完了すると、CPU3
7の処理はステップ122へ移行し、NCデータと上記
のステップステップ106〜120で設定されたモード
に応じて後述する処理を行う。ステップ122でモード
設定が早送りモードであるか否かが判定される。そして
早送りモードであると判定されると、ステップ124に
移行し、命令コードに続く移動コード(本実施例では、
直交砥石台21を移動させるX1コード、アンギュラ砥
石台22を移動させるX2コード、工具テーブル20を
移動させるYコード、工作物テーブルを移動させるZコ
ードにあたる)に基づいて直交砥石台21、アンギュラ
砥石台22、工具テーブル20、工作物テーブル11の
移動が行われる。
【0026】また、ステップ122にて早送りモードで
ないと判定されるとステップ126に移行する。ステッ
プ126に進むと、読出しブロックにXコードが有るか
否かが判定され、Xコード有りと判定されると、ステッ
プ130へ移行し、カムモードかつ研削送りモード(以
下、「カム・研削モード」という)か否かが判定され
る。
【0027】このとき、カム・研削モードでかつステッ
プ126でXコードありと判定され、そのXコードが直
交砥石台21を移動する移動コードX1であるときは、
ステップ134でカム創成のためのパルス分配が直交砥
石台21に対して行われる。また、カム・研削モードで
かつステップ133でXコードありと判定され、そのX
コードがアンギュラ砥石台22を移動する移動コードX
2であるときは、ステップ134でカム創成のためのパ
ルス分配がアンギュラ砥石台22に対して行われる。
【0028】一方、カム・研削モードでないときは、ス
テップ132で通常の主軸13の回転と同期しないパル
ス分配が行われる。また、ステップ126でXコードな
しと判定されると、ステップ128に移行してスパーク
アウトモードが設定されているかが判定される。ここで
スパークアウトモードが設定されている場合には、ステ
ップ136にてスパークアウトのパルス分配を行い、ス
パークアウトモードの設定がない場合にはステップ10
0に戻る。
【0029】カム創成は図4のフローチャートに従って
実行される。まず、ステップ200で読出しアドレスI
の初期値が1に設定される。次にステップ202でドラ
イブCPU36からパルス分配完了信号を入力して前サ
イクルでのパルス分配が完了したか否が判定され、完了
したと判定されれば、ステップ204へ移行し、実行プ
ロフィルデータD(I)が読み出され、ステップ206
で主軸1回転当たりの切り込みが完了したか否かが判定
される。この判定はFコードにより指定された数値デー
タで行われる。この場合には0.1mm分の切り込みが
行われたか否かで判定される。主軸1回転当たりの切り
込みが完了していないときにはステップ208で、読み
出された実行プロフィルデータD(I)に単位角当たり
の切込量が加算されて移動量データが生成され、ステッ
プ212でその移動データと速度データを組みとする位
置決めデータが出力される。また主軸1回転当たりの切
り込みが完了しているときはステップ210で、実行プ
ロフィルデータD(I)がそのまま移動量データとされ
る。
【0030】次にステップ214で読出しアドレスIが
実行プロフィルデータの終端アドレスImax以上か否
かが判定される。I≧Imaxのときはステップ218
で読出しアドレスIはテーブルの先頭に戻すため初期値
1に設定されてステップ220に進み、そうでないとき
はステップ216で読出しアドレスIは1だけ更新して
ステップ202に戻る。
【0031】ステップ220ではZ軸の移動を行うZコ
ードが有るか否かが判定され、Zコードがあるときは、
ステップ222に移行し、直交砥石台21もしくはアン
ギュラ砥石台22がカム創成運動をしながら、Zコード
に示された移動量だけ+方向(図1では右方向)までそ
のZコードの後ろに記載されているRコード(送り速度
を示す。)に基づいて工作物テーブル11の送り、同様
にステップ223にて直交砥石台21もしくはアンギュ
ラ砥石台22がカム創成運動をしながら、Zコードに示
された移動量だけ−方向(図1では左方向)に工作物テ
ーブル11の送り、トラバース研削を行うこととなる。
【0032】また、ステップ220にてZコードがない
ときは、直接ステップ224に移行して全切り込みが完
了したか否かが判定される。この判定はXコードにより
指定された数値データにより判定される。全切り込みが
未完了のときはステップ202へ移行して、次の制御サ
イクルへ進む。一方、全切り込みが終了した場合にはカ
ム研削の処理が終了される。
【0033】ここで、図6に示す加工サイクルデータに
従って研削盤の制御について図3ないし図5のフローチ
ャートにて説明する。まず、加工サイクルデータが1ブ
ロック、解読される。そして、ブロックNO10のG0
0コードにより送りモードが早送りモードに設定され、
このブロックNO10のYコードにより、直交砥石台2
1が研削位置に位置決めされることとなる。そして、ブ
ロックNO20に記載されたG51コードにより、工作
物モードがカムモードに設定されるとともに、使用され
る実行プロフィルデータが番号P1234で指定され
る。
【0034】ここで、番号P1234で示される実行プ
ロフィルデータは、図7の実線Jで示されるような形状
を研削するものであり、この実線Jで示される形状は、
非真円工作物Wの仕上げ形状(図7の一点鎖線Kにあた
る)に対し、取り代を残した粗研削の形状である。な
お、この図7の一点鎖線Kの形状は番号P5678で示
される実行プロフィルデータにて研削される。
【0035】次のブロックNO30のG01コードによ
り研削送りモードに設定され、X1コードの存在により
X−0.1だけカム研削の処理が行われる。Fコードは
主軸1回転当たりの研削量を、Rコードは主軸1回転当
たりの研削速度である。Sコードは主軸回転速度を表し
ている。図6のNCデータでは、FコードとRコードの
指定数値が等しいため、主軸の回転に対して連続的に一
定速度で切り込むことを指定している。
【0036】また、このブロックNO30にはZコード
が記載されているので、このZコードにより、工作物テ
ーブル11が20(mm)だけ、一回転する毎に後に続
くRコードに記載された送り速度で往復移動され、トラ
バース研削が行われる。次にブロックNO40のG04
コードのドウェルコードによりスパークアウト加工が図
5に図示する手順で処理される。このフローチャートは
図4のフローチャートと大略において一致しており、切
り込みが行われないことと、主軸が指定回数だけ回転し
た場合にはドウェル処理が停止されることが異なる。
【0037】次にブロックNO50のG00によって早
送りモードに設定され、直交砥石台21がカム創成運動
をしながら早送りで戻されることになる。そして、次の
ブロックNO50のG00コードにYコードにより、ア
ンギュラ砥石台22が研削位置に位置決めされることと
なる。そして、ブロックNO60のG51コードによ
り、工作物モードがカムモードに設定されるとともに、
使用される実行プロフィルデータが番号P5678で指
定される。
【0038】ブロックNO70にてG01コードにより
研削送りモードに設定され、主軸の回転に対してアンギ
ュラ砥石台22は創成運動をしながら切り込むことを指
定している。このとき、小径砥石車G2は軸線GLが主
軸軸線ZLに対して交差し、アンギュラ砥石台22の前
面22aより、その外周面が非真円工作物Wに近くなる
ので、図2に示すようなカムWの凹部を研削する小径の
小径砥石車G2を使用していても隣設する研削面Cに干
渉することなく研削することができる。
【0039】また、このブロックNO70にはZコード
が記載されているので、トラバース研削が行われる。次
にブロックNO80のG04コードのドウェルコードに
よりスパークアウト加工が図5に図示する手順で処理さ
れる。一方、このNCプログラムとは別に小径砥石車G
2の先端の当たり点を変えるためにモータ22bを制御
して砥石台を旋回させてやることが随時行われる。
【0040】以上のように、直交砥石台の砥石車を大径
とし、アンギュラ砥石台22の小径砥石車G2を研削す
るカムの凹部の形状に合わせた小径の砥石車としてアン
ギュラ砥石台の砥石軸を主軸軸線に対して傾けること
で、隣設するカムの研削面Cに干渉することなく凹部を
研削することができる。また、直交砥石台21の大径砥
石車G1にて粗いカム形状を成形し、アンギュラ砥石台
22の小径砥石車G2にて凹部を含めた仕上げ形状の形
成を行うように2つの砥石でカムの研削加工を行うこと
で、加工時間を短縮することができる。
【0041】なお、加工時間を考えなくてもよければ、
凹部の形状に合わせた小径の小径砥石車G2のみで研削
を行ってもよく、この場合は、直交砥石台21を設ける
必要はない。また、カムの凹部以外を大径の砥石車を使
用した直交砥石台21で行い、凹部の形状のみを部分的
に研削するようにしてもよい。
【0042】さらに、小径砥石車G2の形状を図8に示
すように研削面Gaがカム面と平行に成形してもよく、
この場合は、トラバース研削を行う必要がなくなるが、
主軸軸線と砥石軸線の交差角が小さく(鋭角に)なると
小径砥石車G2の両端の外径の差が大きくなるため、研
削したときのカム面がテーパとなる。このため、この研
削したときのカム面のテーパが加工許容誤差以上になる
場合には、図6の加工プログラムを行えば、カム面は砥
石車の外径の最大径の形状となり、カム面のテーパは除
去することができる。
【0043】また、これ以外に図9に示すような研削面
を2段として粗と仕上げに使用するようにしてもよい、
【0044】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明は、砥石車
を前記研削面の仕上げ研削が可能な径の小径砥石車と
し、前記砥石台を前記複数の非真円形状の研削面のうち
の1つを研削中に他の研削面と干渉しない前記砥石車の
砥石軸線と前記主軸軸線との交差角としたアンギュラ砥
石台としたので、砥石台が非真円工作物の現在研削をし
ている研削面とは別の研削面と干渉することなく、小径
砥石車でしか研削できないような凹部を有する非真円工
作物の加工が行える。
【0045】また、請求項2の発明のように、小径砥石
車の外周面の形状を円形にし、制御手段に創成運動とと
もに前記小径砥石車と前記非真円工作物とを主軸軸線方
向に相対移動させるトラバース制御手段を備えれば、非
真円工作物の研削面と小径砥石車の外周面の接触点が1
点となり、非真円工作物の研削面の両端で外径を異なら
せることなく研削することができる。
【0046】また、前記アンギュラ研削台とは別に、こ
のアンギュラ砥石台に保持された小径砥石車より大きな
外径を有する大径砥石車を回転可能に保持した粗研削砥
石台を用い、この粗研削砥石台にて粗研削行わせ、アン
ギュラ砥石台に非真円工作物の仕上げ形状に沿った創成
運動を行わせて仕上げ研削を行うことで、研削効率を向
上でき、研削時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる数値制御研削盤の構成
図である。
【図2】本発明の要旨に係わる部分の拡大図である。
【図3】CPUの処理手順を示したフローチャート図で
ある。
【図4】CPUの処理手順を示したフローチャート図で
ある。
【図5】CPUの処理手順を示したフローチャート図で
ある。
【図6】非真円工作物を研削するNCデータである。
【図7】非真円工作物の研削状態を説明する図である。
【図8】他の実施例における砥石車の形状を示した図で
ある。
【図9】他の実施例における砥石車の形状を示した図で
ある。
【図10】凹部を有する非真円工作物の研削状況の説明
図である。
【図11】従来の非真円工作物の研削状況の説明図であ
る。
【符号の説明】
10 ベッド 11 工作物テーブル 12 主軸台 13 主軸 15 心押台 20 砥石台テーブル 21 直交砥石台(粗研削砥石台) 22 アンギュラ砥石台 30 数値制御装置 G1 大径砥石車 G2 小径砥石車 W 工作物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の非真円形状の研削面を有する非真円
    工作物を支持する主軸と、砥石車を保持した砥石台と、
    前記主軸と砥石台を非真円工作物の仕上げ形状に沿った
    プロフィルデータに基づいて創成運動を行わせる制御手
    段を備えた非真円工作物研削盤において、前記砥石車を
    前記研削面の仕上げ研削が可能な径の小径砥石車とし、
    前記砥石台を前記複数の非真円形状の研削面のうちの1
    つを研削中に他の研削面と干渉しない前記砥石車の砥石
    軸線と前記主軸軸線との交差角としたアンギュラ砥石台
    としたことを特徴とする非真円工作物研削盤。
  2. 【請求項2】前記小径砥石車の外周面の形状を円形と
    し、前記制御手段に創成運動とともに前記小径砥石車と
    前記非真円工作物とを主軸軸線方向に相対移動させるト
    ラバース制御手段を備えたこと特徴とする請求項1に記
    載の非真円工作物研削盤。
  3. 【請求項3】前記アンギュラ砥石台とは別に、このアン
    ギュラ砥石台に保持された小径砥石車より大きな外径を
    有する大径砥石車と、前記大径砥石車を回転可能に保持
    した粗研削砥石台と、前記主軸と粗研削砥石台とに非真
    円工作物の粗研削形状に沿ったプロフィルデータに基づ
    いて創成運動を行わせる粗研削制御手段と、前記主軸と
    アンギュラ砥石台とに非真円工作物の仕上げ形状に沿っ
    たプロフィルデータに基づいて創成運動を行わせる仕上
    げ制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1もしく
    は請求項2に記載の非真円工作物研削盤。
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