JPH08243966A - ワーク移載用ハンド - Google Patents

ワーク移載用ハンド

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JPH08243966A
JPH08243966A JP7845795A JP7845795A JPH08243966A JP H08243966 A JPH08243966 A JP H08243966A JP 7845795 A JP7845795 A JP 7845795A JP 7845795 A JP7845795 A JP 7845795A JP H08243966 A JPH08243966 A JP H08243966A
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JP
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work
transfer
hand
gripping means
air
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JP7845795A
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Rikizo Isozaki
力三 磯崎
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 柱状のワークが収容される容器を、移載装置
に取り付けられるハンドとの干渉を防止する特別な形状
とすることなく、安価な容器の使用を可能とし、また、
ワークの向きをかえてコンベヤ上の容器に移載する際
に、ワークの仮置台等を要することなく、一台のロボッ
ト等の移載手段だけで作業できるようにして、移載設備
費用の低減や、移載作業の効率化を図る。 【構成】 ロボット等の移載手段に取り付けられるワー
ク移載用ハンド10は、第1のワーク把持手段20と第
2の把持手段33とを備える。直立状態で受渡側の容器
に収容された柱状のワークの上端を第1のワーク把持手
段20で把持し、ロータリアクチュエータ15の回動に
よって、ワークを横向きに姿勢変更する。第2の把持手
段33は横向きとなったワークの両側面を上方から把持
して、第1のワーク把持手段20からワークを受取り、
横向きに受取側の容器に移載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つのコンベヤ間等で
ワークの姿勢を変えて移載するために、ロボット等の移
載手段に取り付けられるワーク移載用ハンドに関し、特
に受渡側のコンベヤによって搬入される通箱内に多数直
立して収容されている、複写機部品等の柱状のワークを
前記通箱から取り出して、受取側のコンベヤ上のトレイ
等の容器内に横向きにして移載する場合に好適なワーク
移載用ハンドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、受け渡し側の搬送装置で搬送され
てきたワークを、向きを変えて受け取り側の搬送装置上
を搬送される容器内へ移載するための移載手段として、
例えば特開昭63−127920号公報に記載されてい
るような、多関節ロボットを用いているものが知られて
いる。
【0003】前記特開昭63−127920号公報に記
載されている移載手段では、移載位置に搬入されてくる
ワークを、多関節ロボットのアーム先端に取り付けられ
ているハンドで把持し、手首関節を回動させてワークを
把持しているハンドの向きを変えることによって、受取
側のコンベヤ上の容器内へワークの向きを変えて移載し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した特
開昭63−127920号公報に開示されている移載手
段では、移載前にワークの正確な位置決めが必要であ
り、また、ワークが移載されるコンベヤ上の容器は、多
関節ロボットのアームやハンドとの干渉を回避できるよ
うな形状であることが要求される。
【0005】また、通箱等の容器に直立して多数収容さ
れた複写機部品等の柱状のワークを、トレイ等の偏平な
容器に横向きにして移載するような場合には、通常の多
関節ロボットのハンドでは、移載作業時に容器とハンド
等との干渉を回避できるような容器形状とすることが困
難であるため、ワークを一旦持ちかえ、ワークの把持位
置を変更してワークの向きを変える必要がある。ワーク
を持ちかえる場合には、ワークを一旦仮置き台の上にハ
ンドから解放して仮置き後、ハンドの向きを変えて再度
把持するか、あるいは、複数台のロボットを用いて、そ
れぞれのロボットのハンド間でワークを向きを変えて受
け渡す移載作業を行わなければならない。その結果、移
載のための設備費が増大し、また、移載作業のために広
い作業スペースが必要となるばかりでなく、移載作業に
時間がかかり作業効率が低下する問題がある。
【0006】
【発明の目的】そこで、本発明は、前述した問題を解消
し、柱状のワークが収容される容器を、移載装置に取り
付けられるハンドとの干渉を防止するための特別な形状
とすることなく、安価な容器を使用できるようにし、ま
た、受渡側の容器に収容されているワークを向きをかえ
て受取側の容器に移載する際に、ワークの仮置台等のス
ペースを要することなく一台のロボット等の移載手段だ
けで作業できるようにして、作業スペースや移載設備の
費用を低減でき、移載作業を短時間で効率的に行えるワ
ーク移載用ハンドを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のワーク移載用ハンドは、ロボット等の移載
手段に取り付けられるハンド本体と、水平な回動軸を有
し、前記ハンド本体に固定されたロータリアクチュエー
タと、前記ロータリアクチュエータの回動軸に対して固
定され、直立した柱状のワークの上端を把持するととも
に、前記回動軸の回動によって、前記ワークを横向きに
姿勢変更する第1のワーク把持手段と、前記ハンド本体
に支持され、前記横向きに姿勢変更された柱状ワークの
両側面を上方から把持して、前記第1のワーク把持手段
からワークを受取る第2のワーク把持手段とを備えてい
る。
【0008】そして、前記のワーク移載用ハンドの構成
において、前記第1のワーク把持手段は、前記直立した
柱状のワークの上面に形成された穴に侵入し、空気圧で
外径が膨張して前記穴の内面を摩擦保持するエアピッカ
ーと、前記エアピッカーと協動してワークの上面を吸着
保持するバキュームチャックとを備えていることが望ま
しい。また、前記ハンド本体には、前記ワークに対して
前記第1のワーク把持手段を位置決めをするための撮像
装置を設けてあることが望ましい。
【0009】
【作用】前記の構成において、ロボット等の移載手段に
取り付けられた本発明のワーク移載用ハンドは、受渡側
のコンベヤによって移載位置に搬入される通箱等の容器
内に、多数直立状態で収容された柱状のワークを、前記
容器から取り出して受取側のコンベヤによって搬送され
るトレイ等の容器に、横向きにして移載するために用い
られる。そして、ワークの移載を行う場合には、移載手
段を動作させて、ワーク移載用ハンドの第1のワーク把
持手段を、前記受渡側のコンベヤ上の容器の上方に移動
させ、前記第1のワーク把持手段によって、柱状のワー
クの上端を把持して、前記通箱等の容器から取り出す。
次に、ハンド本体に固定されているロータリアクチュエ
ータの回動軸を駆動して、第1のワーク把持手段をワー
クとともに略90度回動させ、ワークを横向きに姿勢変
更する。
【0010】ワークが横向きとなった位置で、ハンド本
体に支持されている第2のワーク把持手段を動作させ
て、ワークの両側面を上方から把持する。ワークが前記
第2のワーク把持手段で把持されると、前記第1のワー
ク把持手段は、ワークの把持状態を解放し、ロータリア
クチュエータの回動軸の逆方向の駆動によって、原位置
に復帰する。移載手段は、ワーク移載用ハンドを受取側
のコンベヤ側へ移動させ、前記受取側のコンベヤ上のト
レイ等の容器内に、前記柱状のワークを横向き状態で位
置決めを行い、第2のワーク把持手段を解放し、受取側
のコンベヤ上の容器内にワークの移載を完了する。
【0011】ロボット等の移載手段は、前記の一連の動
作を繰り返して行い、受渡側のコンベヤ上の通箱等の容
器内に収容されている柱状のワークを受取側のコンベヤ
上のトレイ等の容器に順次移載する。受渡側のコンベヤ
上の容器内が空になると、受渡側のコンベヤが駆動さ
れ、前記空の容器は、移載位置から搬出され、新たなワ
ークが収容された容器が移載位置に搬入される。また、
受取側のコンベヤ上のトレイ等の容器は、所定数の柱状
容器が収容されると、受取側のコンベヤが駆動されて、
移載位置から次工程へ搬出され、代わりに空の容器が移
載位置に搬入される。
【0012】前記第1のワーク把持手段が、エアピッカ
ーとバキュームチャックとを備えている場合には、第1
のワーク把持手段が、通箱等の容器から、直立した柱状
のワークを取り出す際に、エアピッカーは、ワークの上
面に形成されている穴に差し込まれ、同時にバキューム
チャックは、ワークの上面に着座する。次いで、エアピ
ッカーには加圧空気が導入され、また、バキュームチャ
ックからは、内部の空気が吸引される。加圧空気が導入
されたエアピッカーは、その外径が膨張して、柱状ワー
クの穴の内面に圧接され、摩擦力によってワークを保持
する。また、バキュームチャックの内部は負圧状態とな
って、ワーク上面を吸着保持し、エアピッカーによって
保持されているワークが移載時に振れないように支持す
る。
【0013】また、前記ハンド本体に、前記ワークに対
して前記第1のワーク把持手段を位置決めをするための
撮像装置を設けている場合には、第1のワーク把持手段
でワークを把持する際に、通箱等の容器内のワークの位
置、および、向きが画像として検出され、第1のワーク
把持手段は、前記画像情報に基づいて、柱状ワーク上端
の把持位置に正確に位置決めされる。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明のワーク移載用ハンドを用いたワ
ーク移載装置の平面図、図2はその側面図であって、ワ
ーク移載手段として、水平多関節型のロボット1が用い
られており、受渡側コンベヤ6上を搬送されてくる通箱
8から柱状のワークWを取り出して、受取側コンベヤ7
上を搬送されてくるトレイ9に移載するものである。ロ
ボット1のアーム2は、関節部3によって、水平面内で
屈曲自在に構成されており、また、アーム2の先端部に
は、図2に示すように、昇降機構4によって昇降される
昇降ロッド5が設けられている。前記昇降ロッド5の下
端には、本発明のワーク移載用ハンド10が取り付けら
れている。受渡側コンベヤ6は、ローラコンベヤによっ
て構成され、多数の搬送ローラ6Aで構成される載置面
上に通箱8を載せて搬送する。
【0015】受渡側コンベヤ6の移載位置には、通箱8
の有無を確認する図示しない通箱在籍センサが配置され
ている。前記通箱在籍センサとしては、通箱に機械的に
当接してその有無を確認するリミットスイッチあるい
は、光学センサ等の非接触式のセンサが用いられる。前
記通箱8は、業者間との受け渡しを行うプラスチック製
のものであって、その内部が本実施例の場合では、30
区画に仕切8Aによって仕切られており、それぞれの区
画内には、例えば複写機等の構成部品のような柱状のワ
ークWが直立した状態で収容されている。
【0016】また、受取側コンベヤ7は、前記受渡側コ
ンベヤ6と同様に構成されたものであり、トレイ9がワ
ークWの移載位置へ供給され、ワークWをトレイ9に受
け取って、次工程である部品組立ラインに搬出する。前
記トレイ9は、低発泡のスチロール等の樹脂で成形され
たもので、ワークWを横向きにして4つ収容できるよう
に構成されている。図示していないが、前記受取側コン
ベヤ7にはワークWの移載位置に、受渡側コンベヤ6に
設けられている通箱在籍センサと同様な構造のトレイ在
籍センサが設けられている。
【0017】次に、前記ロボット1のアーム2先端部に
取り付けられる本発明のワーク移載用ハンド10の構造
について説明する。ワーク移載用ハンド10は、図3に
示すように、受渡側コンベヤ6上の通箱8から直立した
状態のワークWを取り出す第1のワーク把持手段20
と、前記第1のワーク把持手段20からワークWを受け
取って、受取側コンベヤ7上のトレイ9へワークWを横
向き姿勢で移載する第2の把持手段33とを備えてい
る。ワーク移載用ハンド10の構成を詳細に説明する
と、ワーク移載用ハンド10は、前記ロボット1の昇降
ロッド5の下端に取り付けられるハンド本体11を備え
ている。前記昇降ロッド5の下端へのハンド本体11の
取付構造は、図4及び図5に示すように、ハンド本体1
1に設けられた昇降ロッド取付部材12に形成されてい
る昇降ロッド取付穴12Aに、昇降ロッド5の下端を嵌
合して側方から昇降ロッド固定ピース13を介して昇降
ロッド固定ネジ14により締め付けて固定する構造とな
っている。
【0018】ハンド本体11の下方の部分には、空気圧
によって駆動されるロータリアクチュエータ15が固定
されている。ロータリアクチュエータ15は、その回動
軸16が水平方向に設けられ、前記回動軸16は、略9
0度の角度範囲で正逆方向に回動するようになってい
る。回動軸16には、エアシリンダ19が取り付けられ
た取付ブラケット18が、ロータリテーブル17を介し
て固定されている。エアシリンダ19には、空気圧によ
って進退作動されるエアシリンダ軸19Aが設けられて
おり、エアシリンダ19は、常時はエアシリンダ軸19
Aが下方に向くように位置している。エアシリンダ軸1
9Aには、連結ブロック21が取り付けられており、前
記連結ブロック21には、図6に示すように、下方に開
口するエアピッカー軸支持穴24に形成されているとと
もに、連結ブロック21側面には、連結ブラケット22
が一体に取り付けられている。前記エアピッカー軸支持
穴24内には、下方にエアピッカー28を有するエアピ
ッカー軸27が挿入されている。また、前記連結ブロッ
ク21のエアピッカー軸支持穴24の下端の開口部に
は、エアピッカー軸27が摺動自在に挿通される底板2
5が固定されている。
【0019】エアピッカー軸27の上端部には、エアピ
ッカー軸支持穴から抜け出すことを防止するための大径
部27Aが形成されている。前記エアピッカー軸27の
上端面と、エアピッカー軸支持穴24の上面との間に
は、エアピッカー軸27が連結ブロック21に対して軸
方向に変位できるように隙間が設けられており、また、
前記エアピッカー軸支持穴24の内部には、エアピッカ
ー軸27の軸方向の移動距離を制限するためのスペーサ
29が、エアピッカー軸27に貫通されて設けられてい
る。
【0020】前記底板25の下方には、エアピッカー軸
27が貫通する圧縮スプリング26が配置されており、
前記圧縮スプリング26により、エアピッカー軸27
は、常時連結ブロック21に対して下方に変位した位置
に付勢されている。
【0021】エアピッカー28は、ゴム等の可撓性のあ
る材料によって形成されている中空袋状部材28Aを備
えており、ワークWに形成されている穴に前記中空袋状
部材28Aを差し込んだ後、エアピッカー28内部に加
圧空気を導入することによって、その外径が膨張し、穴
内面に圧接してその摩擦力でワークWを把持するように
構成されている。前記エアシリンダ19の駆動によって
エアシリンダ軸19Aが下降されて、前記中空袋状部材
28Aが前記穴に挿入されると、エアピッカー28の端
面28BがワークWの穴の入口表面に当接し、エアピッ
カー軸27は、前記圧縮スプリング26の弾発力に抗し
て連結ブロック21に対して変位し、この変位を、連結
ブロック21に設けられている図示しない検知手段で検
知することによって、エアピッカー28のワークWへの
着座を検出している。
【0022】また、前記連結ブラケット22の連結ブロ
ック21に連結されている側と反対側の端部には、下端
にバキュームチャック30が取り付けられたバキューム
チャック軸31が固定されている。バキュームチャック
30は、カップ状のゴム等の弾性材料で形成されてお
り、その内部が図示していない真空源に連通されてい
る。そして、前記エアピッカー28がワークWを把持す
る際に、エアピッカー28と協動して、ワークWの表面
を吸着保持するようになっている。連結ブロック21を
介して、エアシリンダ軸19Aに連結されている、エア
ピッカー28、バキュームチャック30、及び、これら
を連結している各部材によって、第1のワーク把持手段
20が構成されている。
【0023】ハンド本体11の水平方向に延長されてい
る端部には、第2の把持手段として、エアチャック33
が設けられている。前記エアチャック33には、図7に
示すように、下部に一対の把持爪34、34が設けられ
ている。前記把持爪34、34は、エアチャック33の
上部に設けられている把持爪駆動部35によって、左右
方向に開閉駆動され、前記把持爪34、34の爪部34
A、34A間にワークWを挟んで把持するように構成さ
れている。前記把持爪駆動部35には、エアシリンダが
内蔵され、その動作が把持爪駆動部内に設けられている
連動機構によって、一対の把持爪取付片34B、34B
に伝達され、取付ネジ34C・・によって前記把持爪取
付片34B、34Bに固定されている把持爪34、34
が開閉動作を行うように構成されている。また、エアチ
ャック33の把持爪34、34には、爪部34A、34
A間のワークWの存在を検知するための、ワーク検知セ
ンサ36が設けられている。前記ワーク検知センサ36
には、反射型または、透過型の光学センサが用いられて
いる。
【0024】ハンド本体11には、図4及び図5に示す
ように、第1のワーク把持手段20の上方位置に、ワー
クWの位置を画像として検出するための撮像装置40が
取り付けられており、前記撮像装置40が検出した画像
信号は、図示していない画像処理装置に送られて信号処
理され、ロボットコントローラにワーク移載用ハンド1
0を、ワークWの把持位置へ適正に位置決めさせるため
の信号を供給する。また、前記撮像装置40の両側に
は、前記撮像装置40で撮像されるワークWの照明を行
うためのリングライト41が配置されている。
【0025】次に、前述した本発明のワーク移載用ハン
ド10の動作について説明する。図8は、本発明のワー
ク移載用ハンド10が用いられるワーク移載装置の制御
システムの構成の概略を示すものであって、通箱8を搬
送する受渡側コンベヤ6と、トレイ9を搬送する受取側
コンベヤ7とは、コンベヤ制御盤によって制御される。
前記コンベヤ制御盤には、受渡側コンベヤ6の移載位置
における通箱8の有無を検知する通箱在籍センサと、受
取側コンベヤ7の移載位置におけるトレイ9の有無を検
知するトレイ在籍センサからの検知信号が入力され、こ
れらの信号によって、受渡側コンベヤ6及び受取側コン
ベヤ7の動作が制御される。
【0026】また、前記コンベヤ制御盤には、ロボット
1を制御するためのロボットコントローラが接続されて
おり、相互間で信号の授受を行い、ロボット1とそれぞ
れのコンベヤとが連携動作するように構成されている。
さらに、前記ロボットコントローラには、ワーク移載用
ハンド10の動作を行うためのハンド制御盤が接続され
ており、ロボットコントローラとの間で信号の授受を行
う。また、前記ハンド制御盤には、ワーク移載用ハンド
10に設けられているワーク検知センサ36等の、ワー
クの把持状態を検知するセンサからの検知信号が入力さ
れる。
【0027】前記の制御システムによって、受渡側コン
ベヤ6、受取側コンベヤ7、ロボット1、ワーク移載用
ハンド10のそれぞれが連携して動作を行い、受渡側コ
ンベヤ6上を通箱8に収容されて、移載位置まで搬送さ
れてきたワークWを、ロボット1に取り付けられたワー
ク移載用ハンド10で把持して受取側コンベヤ7上のト
レイ9へ移載するための制御が行われる。
【0028】以下、ワーク移載用ハンド10の動作を、
図9ないし図12のフロー図に基づいて説明すると、ス
テップA−1で、受渡側コンベヤ6の移載位置に設けら
れている通箱在籍センサによって、受渡側コンベヤ6上
の移載位置に通箱8があるか否かが確認される。前記通
箱在籍センサの信号は、コンベヤ制御盤に送り出され、
通箱8が移載位置に存在していない場合には、コンベヤ
制御盤は、受渡側コンベヤ6を駆動して、ワークWが収
容された通箱8を移載位置に搬入位置決めする。また、
移載位置に通箱8が搬入されていることが、通箱在籍セ
ンサによって検知された場合には、ステップA−2へ移
行する。
【0029】ステップA−2では、前記通箱8の場合と
同様にして、受取側コンベヤ7の移載位置に設けられて
いるトレイ在籍センサによって、受取側コンベヤ7上の
移載位置にトレイ9が存在しているか否かが確認され
る。前記トレイ在籍センサの信号は、コンベヤ制御盤に
送り出され、トレイ9が移載位置に存在していない場合
には、コンベヤ制御盤は受取側コンベヤ7を駆動して、
空のトレイ9を移載位置に搬入位置決めする。また、ト
レイ9が移載位置に搬入されていることが、トレイ在籍
センサで検知された場合には、次ぎのステップA−3へ
進む。ステップA−3では、ロボット1は、ロボットコ
ントローラからの指令によって、アーム2を移動させ、
通箱8内の所定の区画の上方にワーク移載用ハンド10
を位置させる。ロボット1の動作手順は、あらかじめロ
ボットコントローラにティーチングされている。
【0030】ステップA−4では、ワーク移載用ハンド
10に設けられている撮像装置40によって、ワークW
が撮像されて、その信号は画像処理され、ワークWの位
置検出が行われる。前記撮像装置40によって、ワーク
Wの検出が行われなかった場合には、制御は、ステップ
A−3に戻され、通箱8の隣の区画へワーク移載用ハン
ド10が移動される。また、ワークWが前記区画に検出
された場合には、ステップA−5に移行して、ワークW
の正確な把持位置へ、ワーク移載用ハンド10が位置決
めされる。ワーク移載用ハンド10の位置決めは、アー
ム2の水平面内での移動と、昇降機構4によって駆動さ
れ、昇降ロッド5の下降動作によって行われる。
【0031】次いで、ステップA−6で、第1のワーク
把持手段20により、ワークWが把持される。前記ワー
クWの把持は、ロッボト1の昇降ロッド5が下降して、
ワークWの穴にエアピッカー28の中空袋状部材28A
が差し込まれ、また、同時にバキュームチャック30が
ワークWの上面に当接される。前記シリンダ軸19Aの
下降動作によって、エアピッカー28の端面28Bが前
記穴の入口表面に当接すると、エアピッカー軸27は、
下降を停止し、下降を続けるシリンダ軸19Aの先端の
連結ブロック21に対して変位し、この変位が図示しな
い検知手段で検知される。前記検知手段からの信号によ
って、昇降ロッド5の下降は停止し、エアピッカー28
には加圧空気が導入されるとともに、バキュームチャッ
ク30内の空気は吸引されて、第1のワーク把持手段2
0としての、エアピッカー28とバキュームチャック3
0とによって、ワークWが把持される。ワークWが第1
のワーク把持手段20によって把持されると、前記把持
動作を制御しているハンド制御盤から、第1のワーク把
持手段20によるワークWの把持完了の信号がロボット
コントローラに送出される。そして、ステップA−7
で、ロボットコントローラが前記把持完了の信号を受信
すると、ステップA−8で、ロボット1の昇降ロッド5
が上昇し、ワークWは、通箱8の区画から上方に抜き取
られる。昇降ロッド5の上昇が完了すると、ロボットコ
ントローラからハンド制御盤へ、上昇が完了したことを
知らせる信号が送出され、ステップA−9で前記信号を
ハンド制御盤が受信すると、ハンド制御盤は、ステップ
A−10で、ロータリアクチュエータ15の回動軸16
を回動させて、第1のワーク把持手段20を90度回動
させ、ワークWを横向きに姿勢変更する。次いでステッ
プA−11で、横向きとなったワークWの両側面を第2
のワーク把持手段として用いられている、エアチャック
33の把持爪34で把持する。エアチャック33によっ
てワークWが把持されたことを、ワーク検知センサ36
が検知すると、ステップA−12で、第1のワーク把持
手段20のエアピッカー28とバキュームチャック30
は、ワークWを解放するとともに、シリンダ軸19Aが
原位置に収縮して、ワークWが第2のワーク把持手段で
あるエアチャック33に受け渡される。その後、ステッ
プA−13で第1のワーク把持手段20は、ロータリア
クチュエータ15の回動軸16の90度の戻り回動によ
って、原位置に復帰する。第1のワーク把持手段20が
原位置へ復帰すると、ハンド制御盤からロボットコント
ローラに持ち替え完了信号が送出される。
【0032】ステップA−14でロボットコントローラ
がハンド制御盤から持ち替え完了信号を受信すると、ス
テップA−15でロボットコントローラは、ワークW移
載先である、受取側コンベヤ7のトレイ9上の所定位置
へアーム2を移動し、ワーク移載用ハンド10をトレイ
9へ向けて降下させ、ハンド制御盤は、第2のワーク把
持手段であるエアチャック33をステップA−16で解
放して、ワークWをトレイ9上へ移載する。エアチャッ
ク33のワーク検知センサ36がワークWがエアチャッ
ク33に把持されないことを検出すると、ハンド制御盤
から移載完了信号ロボットコントローラに送られる。前
記移載完了信号をロボットコントローラが受信すると、
ステップA−17で、ロボットコントローラにより、ト
レイ9へ移載されたワークWの数がチェックされ、トレ
イ9が満杯となった場合には、トレイ満杯信号がコンベ
ヤ制御盤に向けて送出される。ステップA−18で、コ
ンベヤ制御盤がロボットコントローラよりトレイ満杯信
号を受信すると、ステップA−19で受取側コンベヤ7
が駆動され、ワークWが移載されたトレイ9は、次工程
に向けて移載位置から搬出され、図9のステップA−2
から、各ステップが繰り返される。
【0033】また、トレイ満杯信号が受信されない場合
には、ステップBー1で、ロボットコントローラによっ
て移載数がチェックされ、通箱8内にワークWが「有
り」と判断された場合には、ステップB−2でロボット
1のアーム2は、通箱8上の次の区画のワークWがある
位置へ移動され、前記ステップA−4以降が繰り返し実
行される。また、ステップBー1で、通箱8内のワーク
Wが「なし」と判断された場合には、ステップC−1で
受渡側コンベヤ6が駆動されて、前記空の通箱8が移載
位置から搬出され、ステップA−1から各ステップが繰
り返される。
【0034】前述した実施例では、ワーク移載用ハンド
が取り付けれる移載手段として、水平多関節型のロボッ
トを用いているが、移載手段としては、ワーク移載用ハ
ンドをワークの受取位置と受渡位置との間で移動させる
機能を有するものであれば、他の形式の移載手段を用い
ても同様に実施することができる。また、前述した、実
施例では、第1のワーク把持手段は、エアピッカーとバ
キュームチャックとを備えたものを示したが、第1のワ
ーク把持手段は、直立した柱状のワークの上面を把持で
き、且つ、ワークの向きを横向きとした状態を保持でき
る機能を有するものであれば、他の構造のものを用いる
こともできる。さらに、第2のワーク把持手段として、
前記実施例では、エアチャックを用いているが、これに
限定されるものではなく、横向きとなった柱状のワーク
の両側面を上方から把持できる構成のものであれば、油
圧式や、電動式のチャックを用いてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のにワーク
移載用ハンドは、通箱等の容器内に直立して多数収容さ
れている柱状ワークを、横向きにしてトレイ等の容器へ
移載する際に、直立したワークの上端を把持する第1の
ワーク把持手段と、横向きのワークの両側面を上方から
把持する第2のワーク把持手段との間で、ワークの向き
をかえて受け渡すように構成しているため、ワークが収
容される容器とワーク間や、ワーク相互間の隙間が狭い
場合であっても、ワークの移載元の容器からの取り出し
や、移載先の容器への収容を容易に行うことができる。
その結果、移載元あるいは移載先の容器を、移載装置に
取り付けられたハンドとの干渉を回避するための特別な
形状に形成する必要がないため、ワークを搬送する容器
に安価な通箱等の容器を使用することができる。
【0036】また、本発明のワーク移載用ハンドによれ
ば、移載中にワークを一旦仮置きして持ち替える必要が
ないため、仮置き台等のスペースを設けたり、また、ワ
ークの持ち替えを行うために複数台のロボットを配置し
たりする必要がなく、移載設備にかかる費用を低減する
ことができるとともに、移載のための作業時間を短縮し
て作業の効率化を図ることができる。
【0037】特に、本発明のワーク移載用ハンドにおい
て、前記第1のワーク把持手段が、エアピッカーとバキ
ュームチャックとを備えている場合には、多数のワーク
が通箱等の容器内に、ほとんど隙間なく収容されている
場合でも、容易に取り出すことができ、また、エアピッ
カーとバキュームチャックとの協動によって、振れるこ
となく、確実にワークを把持することができ、ワークを
把持ミスで落下させて破損する等の事故を防止すること
ができる。
【0038】さらに、前記ハンド本体に、前記ワークに
対して前記第1のワーク把持手段を位置決めをするため
の撮像装置を設けている場合には、第1のワーク把持手
段でワークを把持する際に、通箱等の容器内のワークの
位置および、向きが画像として検出され、前記画像情報
に基づいて、第1のワーク把持手段をワーク上端の把持
位置に正確に位置決め制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のワーク移載用ハンドを用いた移載装
置の平面図である。
【図2】 本発明のワーク移載用ハンドを用いた移載装
置の側面図である。
【図3】 本発明のワーク移載用ハンドの1実施例を示
す正面図である。
【図4】 本発明のワーク移載用ハンドの1実施例を示
す左側面図である。
【図5】 本発明のワーク移載用ハンドの1実施例を示
す平面図である。
【図6】 本発明のワーク移載用ハンドにおける第1の
ワーク把持手段の拡大部分断面図である。
【図7】 本発明のワーク移載用ハンドにおける第2の
把持手段の側面図である。
【図8】 本発明のワーク移載用ハンドが用いられるワ
ーク移載装置の制御システム構成図である。
【図9】 本発明のワーク移載用ハンドの動作フロー図
である。
【図10】 本発明のワーク移載用ハンドの動作フロー
図である。
【図11】 本発明のワーク移載用ハンドの動作フロー
図である。
【図12】 本発明のワーク移載用ハンドの動作フロー
図である。
【符号の説明】
1 ロボット(移載手段)、 2 アーム、3
関節部、 4 昇降機構、 5 昇降ロッド、6
受渡側コンベヤ、 7 受取側コンベヤ、 8
通箱、9 トレイ、 10 ワーク移載用ハンド、
11 ハンド本体、12 昇降ロッド取付部材、
15 ロータリアクチュエータ、16 回動軸、
17 ロータリテーブル、 18 取付ブラケッ
ト、19 エアシリンダ、 20 第1のワーク把
持手段、27 エアピッカー軸、 28 エアピッ
カー、30 バキュームチャック軸、33 エアチ
ャック(第2の把持手段)、 34 把持爪、36
ワーク検知センサ、 40 撮像装置、41 リ
ングライト、 W ワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 61/00 B65G 61/00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボット等の移載手段に取り付けられる
    ハンド本体と、 水平な回動軸を有し前記ハンド本体に固定されたロータ
    リアクチュエータと、 前記ロータリアクチュエータの回動軸に対して固定さ
    れ、直立した柱状のワークの上端を把持するとともに、
    前記回動軸の回動によって、前記ワークを横向きに姿勢
    変更する第1のワーク把持手段と、 前記ハンド本体に支持され、前記横向きに姿勢変更され
    たワークの両側面を上方から把持して、前記第1のワー
    ク把持手段からワークを受取る第2のワーク把持手段と
    を備えていることを特徴とするワーク移載用ハンド。
  2. 【請求項2】 前記第1のワーク把持手段は、前記直立
    した柱状のワークの上面に形成された穴に侵入し、空気
    圧で外径が膨張して前記穴の内面を摩擦保持するエアピ
    ッカーと、前記エアピッカーと協動してワークの上面を
    吸着保持するバキュームチャックとを備えていることを
    特徴とする請求項1に記載されたワーク移載用ハンド。
  3. 【請求項3】 前記ハンド本体に、前記ワークに対して
    前記第1のワーク把持手段を位置決めをするための撮像
    装置を設けたことを特徴とする請求項1に記載されたワ
    ーク移載用ハンド。
JP7845795A 1995-03-10 1995-03-10 ワーク移載用ハンド Pending JPH08243966A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109129541A (zh) * 2017-06-28 2019-01-04 发那科株式会社 工具切换保持装置以及机器人系统
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CN114535960A (zh) * 2022-03-15 2022-05-27 黄桦 汽车变速箱主从动链轮总成自动装配吸盘式夹爪

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