JPH0824488A - 洗濯機の電源スイッチ回路 - Google Patents

洗濯機の電源スイッチ回路

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Publication number
JPH0824488A
JPH0824488A JP6161797A JP16179794A JPH0824488A JP H0824488 A JPH0824488 A JP H0824488A JP 6161797 A JP6161797 A JP 6161797A JP 16179794 A JP16179794 A JP 16179794A JP H0824488 A JPH0824488 A JP H0824488A
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JP
Japan
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power
transistor
relay
turned
voltage signal
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JP6161797A
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English (en)
Inventor
Satoru Matsumoto
悟 松本
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロコンピュータの暴走時にも、電源オ
フ用のプッシュスイッチを操作することにより電源をオ
フ可能にし、しかも、マイクロコンピュータによる電源
オフ状態の誤判断を防止する。 【構成】 本発明の洗濯機の電源スイッチ回路は、電源
オン用の常開形プッシュスイッチ81及び電源オフ用の
常閉形プッシュスイッチ75を設け、マイクロコンピュ
ータ67とサイリスタ77とによって、常開形プッシュ
スイッチ81が操作されたときに電源ライン44のリレ
ー51をオンし、常閉形プッシュスイッチ75が操作さ
れたときに上記リレー51をオフするように構成したも
のにおいて、リレー51のオンオフ状態に応じた電圧信
号を発生する電圧信号発生手段56を設け、マイクロコ
ンピュータ67によって、リレー51のオフ状態を表す
電圧信号が設定時間継続したときに電源がオフされたと
判断すると共に、脱水運転時には電源オフ判断用の上記
設定時間を長く設定するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源オン用または電源
オフ用のプッシュスイッチの操作に応じて、負荷の電源
ラインに設けられた電源スイッチとしてのリレーを駆動
制御する洗濯機の電源スイッチ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電源スイッチ回路の一例を、図
8に示す。この図8において、交流電源1から導出され
た電源ライン2、3間には、図示しないモータ等の負荷
が接続されている。上記一方の電源ライン2には、リレ
ー4のリレースイッチ4aが設けられている。このリレ
ー4のリレーコイル4bとNPN形のトランジスタ5と
から成る直列回路が、直流電源端子Vとアースとの間に
接続されている。上記トランジスタ5のベースと直流電
源端子Vとの間には、PNP形のトランジスタ6と抵抗
7とから成る直列回路が接続されている。そして、トラ
ンジスタ6のベースは、抵抗8、9を介してマイクロコ
ンピュータ10のポート10aに接続されている。上記
マイクロコンピュータ10内には、ポート10aの電圧
レベルをハイレベルまたはロウレベルに設定するNPN
形のトランジスタ11が設けられている。
【0003】また、電源オフ用の常開形のプッシュスイ
ッチ12が、直流電源端子Vと抵抗8及び9の中間接続
点との間に接続されていると共に、上記中間接続点がマ
イクロコンピュータ10のポート10bに接続されてい
る。更に、電源オン用の常開形のプッシュスイッチ13
が、直流電源端子Vとマイクロコンピュータ10のポー
ト10cとの間に接続されている。
【0004】上記構成の場合、電源オン用のプッシュス
イッチ13がオン操作されると、マイクロコンピュータ
10のポート10cがハイレベルとなり、マイクロコン
ピュータ10は、プッシュスイッチ13のオン操作を認
識し、トランジスタ11をオンしてポート10aをロウ
レベルにする。これにより、トランジスタ6がオンされ
ると共に、トランジスタ5がオンされることから、リレ
ーコイル4bが通電駆動され、もって、リレースイッチ
4aがオン(即ち、電源スイッチがオン)される。
【0005】一方、上記リレースイッチ4aがオンされ
ている状態で、電源オフ用のプッシュスイッチ12がオ
ン操作されると、抵抗8及び9の中間接続点がハイレベ
ルとなることにより、トランジスタ6がオフされると共
に、トランジスタ5がオフされ、もって、リレーコイル
4bが断電されてリレースイッチ4aがオフ(即ち、電
源スイッチがオフ)される。これと共に、マイクロコン
ピュータ10のポート10bがハイレベルとなり、マイ
クロコンピュータ10は、プッシュスイッチ12のオン
操作を認識し、トランジスタ11をオフしてポート10
aをハイレベルにする。これにより、トランジスタ6の
オフ状態及びトランジスタ5のオフ状態が保持されるこ
とから、リレースイッチ4aのオフ(即ち、電源スイッ
チのオフ)が保持されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、電源がオンしている状態で、マイクロコン
ピュータ10が何らかの原因で暴走してポート10aが
ロウレベルのままとなることがあると、電源オフ用のプ
ッシュスイッチ12をオン操作しても、電源をオフする
ことができなくなることがあった。具体的には、電源オ
フ用のプッシュスイッチ12をオン操作すると、オンし
ている間は、抵抗8及び9の中間接続点がハイレベルと
なってトランジスタ6、5をオフすることが可能である
が、上記プッシュスイッチ12の操作を止めると、マイ
クロコンピュータ10のポート10aがロウレベルのま
まであるから、トランジスタ6、5が再びオンしてしま
うためである。
【0007】これに対して、本発明者は、マイクロコン
ピュータが暴走することがあっても、電源オフ用のプッ
シュスイッチを操作すれば、電源を確実にオフすること
ができる電源スイッチ回路を考えた。以下、この電源ス
イッチ回路の構成について簡単に説明する。上記電源ス
イッチ回路は、負荷の電源ラインに設けられたリレー
と、このリレーをスイッチングする第1のトランジスタ
と、この第1のトランジスタをオンオフ制御する第2の
トランジスタと、この第2のトランジスタをオンオフ制
御するためのものであって電源オフ用の常閉形プッシュ
スイッチ及びサイリスタからなる直列回路と、前記サイ
リスタをオンする電源オン用の常開形プッシュスイッチ
と、この電源オン用の常開形プッシュスイッチからオン
スイッチ信号を受けたときに前記第1のトランジスタ並
びに前記サイリスタにそれぞれ駆動用直流電圧を供給す
る制御手段としてのマイクロコンピュータとを備えて構
成されている。
【0008】上記構成の場合、リレー(電源)をオンす
るために、電源オン用の常開形プッシュスイッチをオン
操作すると、マイクロコンピュータにより第1のトラン
ジスタ並びにサイリスタにそれぞれ駆動用直流電圧が供
給されるようになり、同時にサイリスタがオンされる。
これによって、第2のトランジスタがオンされると共
に、第1のトランジスタがオンされて、リレーがオンさ
れる。
【0009】次に、上記リレーのオン状態において、リ
レー(電源)をオフするために、電源オフ用の常閉形プ
ッシュスイッチを操作すると、サイリスタが断電される
ので、第2のトランジスタがオフされると共に、第1の
トランジスタがオフされ、リレーがオフされる。この場
合、マイクロコンピュータが暴走していたとしても、電
源オフ用の常閉形プッシュスイッチを操作すれば、サイ
リスタを断電することができるから、リレー即ち電源を
確実にオフすることができる。
【0010】ところで、上記構成の場合、電源オフ用の
常閉形プッシュスイッチをサイリスタに直列に接続して
いるため、該常閉形プッシュスイッチのスイッチ信号を
マイクロコンピュータに与えることができない。このた
め、マイクロコンピュータは、常閉形プッシュスイッチ
が操作されたか否かを、即ち、リレーがオフされたか否
かを判断することができない。そこで、本発明者は、リ
レー(電源)がオフされたか否かをマイクロコンピュー
タにより判断する構成として、次に述べる構成を考え
た。
【0011】この構成は、リレーのオンオフ状態に応じ
た電圧レベルの電圧信号を発生する電圧信号発生手段を
設けると共に、マイクロコンピュータによって、上記電
圧信号発生手段から出力される電圧信号の電圧レベルが
リレーのオフ状態に対応する電圧レベルのままで設定時
間(予め決められた固定時間例えば64ms)継続した
ときに、電源がオフされたと判断するように構成されて
いる。この構成によれば、マイクロコンピュータは、リ
レー(電源)がオフされたか否かを確実に判断すること
ができる。
【0012】しかし、上記構成の電源スイッチ回路を配
設した洗濯機においては、脱水運転時に洗濯機本体に発
生する振動によって、リレー(リレースイッチ)が短時
間オフ動作することがあり、そして、このリレーがオフ
動作している時間が上記電源オフ判断用の設定時間より
も長いと、マイクロコンピュータが誤判断してしまう可
能性があった。
【0013】そこで、本発明の目的は、制御手段として
のマイクロコンピュータが暴走することがあっても、電
源オフ用のプッシュスイッチを操作すれば、電源を確実
にオフすることができ、しかも、マイクロコンピュータ
によるリレー(電源)のオフ状態の誤判断を確実に防止
することができる洗濯機の電源スイッチ回路を提供する
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の洗濯機の電源ス
イッチ回路は、負荷の電源ラインに設けられたリレーを
備え、このリレーをスイッチングする第1のトランジス
タを備え、この第1のトランジスタをオンオフ制御する
第2のトランジスタを備え、この第2のトランジスタを
オンオフ制御するためのものであって電源オフ用の常閉
形プッシュスイッチ及びサイリスタからなる直列回路を
備え、前記サイリスタをオンする電源オン用の常開形プ
ッシュスイッチを備え、この電源オン用の常開形プッシ
ュスイッチからオンスイッチ信号を受けたときに前記第
1のトランジスタ並びに前記サイリスタにそれぞれ駆動
用直流電圧を供給する制御手段を備え、前記リレーのオ
ンオフ状態に応じた電圧レベルの電圧信号を発生する電
圧信号発生手段を備え、この電圧信号発生手段から出力
される電圧信号の電圧レベルが前記リレーのオフ状態に
対応する電圧レベルのままで設定時間継続したときに電
源がオフされたと判断する電源状態判断手段を備え、更
に、前記電源状態判断手段は、脱水運転時には電源オフ
判断用の前記設定時間を長く設定するところに特徴を有
する。
【0015】また、脱水運転時に電源オフ判断用の前記
設定時間を長く設定するという構成に代えて、洗濯機本
体の振動を検知する振動検知手段を備え、電源状態判断
手段は、電圧信号発生手段からの電圧信号の電圧レベル
がリレーのオフ状態に対応する電圧レベルのままで設定
時間継続したときに、前記振動検知手段により振動を検
知しているときには、電源オフの判断をキャンセルする
ように構成することも好ましい。
【0016】更に、この構成の場合、電源状態判断手段
は、電圧信号発生手段からの電圧信号の電圧レベルがリ
レーのオフ状態に対応する電圧レベルのままで設定時間
継続したときに、振動検知手段により振動を検知してい
るときには、電源オフ判断用の前記設定時間を長く設定
するように構成することも考えられる。そして、振動検
知手段を、槽の異常振動を検知するアンバラ検知スイッ
チにより構成することも好ましい。
【0017】
【作用】上記手段によれば、リレー(電源)をオンする
場合、電源オン用の常開形プッシュスイッチをオン操作
すると、制御手段により第1のトランジスタ並びにサイ
リスタにそれぞれ駆動用直流電圧が供給されるようにな
り、同時にサイリスタがオンされる。これによって、第
2のトランジスタがオンされると共に、第1のトランジ
スタがオンされ、リレーがオンされる。そして、リレー
のオン状態において、電源オフ用の常閉形プッシュスイ
ッチを操作すると、サイリスタが断電されるので、第2
のトランジスタがオフされると共に、第1のトランジス
タがオフされ、リレーがオフされる。この場合、制御手
段が暴走していたとしても、電源オフ用の常閉形プッシ
ュスイッチを操作すれば、サイリスタを断電することが
できるから、リレー(電源)を確実にオフすることがで
きる。
【0018】そして、上記構成では、リレーのオンオフ
状態に応じた電圧レベルの電圧信号を発生する電圧信号
発生手段を備え、電源状態判断手段によって上記電圧信
号発生手段から出力される電圧信号の電圧レベルがリレ
ーのオフ状態に対応する電圧レベルのままで設定時間継
続したときに電源がオフされたと判断する構成としたの
で、リレー(電源)がオフされているか否かを判断でき
る。加えて、上記電源状態判断手段は、脱水運転時には
電源オフ判断用の設定時間を長く設定するように構成さ
れているので、脱水運転時の振動に起因するリレーのオ
フ状態の誤判断を確実に防止することができる。
【0019】また、洗濯機本体の振動を検知する振動検
知手段を備え、電源状態判断手段は、電圧信号発生手段
からの電圧信号の電圧レベルがリレーのオフ状態に対応
する電圧レベルのままで設定時間継続したときに、振動
検知手段により振動を検知しているときには、電源オフ
の判断をキャンセルするように構成すれば、脱水運転時
の振動に起因するリレーのオフ状態の誤判断を確実に防
止することができる。更に、この構成の場合、電源状態
判断手段は、電圧信号発生手段からの電圧信号の電圧レ
ベルがリレーのオフ状態に対応する電圧レベルのままで
設定時間継続したときに、振動検知手段により振動を検
知しているときには、電源オフ判断用の設定時間を長く
設定するように構成しても、誤判断を確実に防止するこ
とができる。また、振動検知手段を槽の異常振動を検知
するアンバラ検知スイッチにより構成すれば、部品を共
用することができるから、製造コストを安くすることが
可能である。
【0020】
【実施例】以下、本発明を全自動洗濯機に適用した一実
施例について図1ないし図7を参照しながら説明する。
まず、全自動洗濯機の概略全体構成を示す図3におい
て、外箱21内には、水溜め用の外槽22が弾性吊持機
構を介して揺動可能に設けられている。上記外槽22内
には、洗濯槽と脱水バスケットとを兼用する回転槽23
が設けられており、この回転槽23の内底部に洗濯用の
撹拌体24が設けられている。また、外槽22の外底部
には、モータ25及び駆動機構部26が配設されてい
る。上記モータ25は、正逆回転可能な例えばコンデン
サモータから構成されている。上記駆動機構部26は、
洗濯時には回転槽23を制止してモータ25からの回転
力を減速して撹拌体24へ伝えて該撹拌体24を回転さ
せ、脱水時にはモータ25からの回転力を回転槽23及
び撹拌体24へ伝えて両者を高速回転させるように構成
されている。
【0021】また、外槽22の外下方部には、モータ式
排水弁27及び排水ホース28が配設されており、これ
ら排水弁27及び排水ホース28により外槽22内の水
を外部へ排出する構成となっている。そして、外箱21
の上部には、トップカバー29が装着されている。この
トップカバー29には、例えば二つ折り式の蓋30が開
閉可能に設けられている。この蓋30は、その後端部の
軸31を回動支点として回動可能に設けられている。
【0022】上記蓋30の開閉状態は、トップカバー2
9内の後部に配設された蓋スイッチ32により検知され
るように構成されている。この蓋スイッチ32の操作子
32a(図4及び図5参照)は、蓋30の後端部に突設
された揺動部33及び伝動レバー34を介して操作され
るようになっている。具体的には、図4に示すように、
蓋30が閉塞した状態では、伝動レバー34にコイルば
ね35により一体化された後部レバー部36の上端部3
6aが蓋スイッチ32の操作子32aを押し込み操作し
ており、もって、蓋スイッチ32が例えばオンしてい
る。一方、蓋30が開放されると、図5に示すように、
伝動レバー34が軸37を回動中心として左回り方向へ
回動し、該伝動レバー34の後部レバー部36の上端部
36aが蓋スイッチ32の操作子32aを押し込まなく
なり、もって、蓋スイッチ32が例えばオフするように
なっている。
【0023】尚、図4に示すように、伝動レバー34の
後部レバー部36は、その下端部36bを下方へ延設し
て前記外槽22の周側方に位置させるようにしている。
この構成の場合、脱水運転時に回転槽23が異常振動す
ると、外槽22も一緒に異常振動して、その周側部が伝
動レバー36の下端部36bに当たってこれを押す。す
ると、後部レバー部36がコイルばね35のばね力に抗
して支点部38を回動中心として回動し、蓋スイッチ3
2の操作子32aを押し込み操作することにより、蓋ス
イッチ32をオンするように構成されている。即ち、蓋
スイッチ32は、槽の異常振動を検知するアンバラ検知
スイッチを構成している。
【0024】また、トップカバー29内の後部には、槽
内へ給水するための電磁給水弁39(図1参照)、並び
に、槽内の水位を検知する例えば圧力センサから成る水
位センサ40(図1参照)が配設されている。更に、ト
ップカバー29の前部の上面には、操作パネル41(図
2参照)が配設されている。一方、図3に示すように、
外槽22の上部外周には、振動検知手段として例えば圧
電素子から成る振動センサ42が配設されている。この
振動センサ42は、外槽22(ひいては洗濯機本体)の
振動を検知して、振動の大きさに応じた振動検知信号を
出力する機能を有している。
【0025】さて、全自動洗濯機の電気的構成を示す図
1において、交流電源43から導出された電源ライン4
4、45間には、負荷としてのモータ25、電磁給水弁
39、モータ式排水弁27が並列に接続されている。こ
の場合、モータ25の正転用の端子25aと電源ライン
44との間にトライアック46が接続されていると共
に、反転用の端子25bと電源ライン22との間にトラ
イアック47が接続されている。そして、モータ25の
端子25aと端子25bとの間に、コンデンサ48が接
続されている。
【0026】また、電磁給水弁39は、直列に接続され
たトライアック49により通断電される構成となってい
る。更に、モータ式排水弁27は、直列に接続されたト
ライアック50により通断電される構成となっている。
そして、一方の電源ライン44に、リレー51のリレー
スイッチ51aが設けられている。
【0027】ここで、上記リレースイッチ51aがオン
しているか否かを検知するために、検知抵抗52、53
及びダイオード54からなる直列回路が電源ライン4
4、45間に上記各負荷と並列に接続されている。上記
検知抵抗52の両端には、コンデンサ55が接続されて
いる。更に、検知抵抗52の一端(リレースイッチ51
aに接続されている側の端子)は、例えば+5vの直流
定電圧端子Vccに接続されている。この構成の場合、
検知抵抗52、53の中間接続点Aが信号出力端子であ
り、この信号出力端子から出力される電圧信号は、リレ
ースイッチ51aがオフ状態のときに+5Vとなり、リ
レースイッチ51aがオン状態のときに+1Vとなるよ
うに構成されている。即ち、上記信号出力端子からの電
圧信号のレベルにより、リレースイッチ51aのオンオ
フ状態がわかる。この場合、検知抵抗52、53、ダイ
オード54、コンデンサ55から電圧信号発生手段56
が構成されている。
【0028】一方、電源ライン44、45間には、直流
電源回路57が接続されている。この直流電源回路57
は、トランス58、全波整流回路59及び平滑コンデン
サ60から構成されており、平滑コンデンサ60の一端
が直流電圧端子Vpow となっており、平滑コンデンサ6
0の他端がアースされている。また、上記平滑コンデン
サ60の両端には、直流電圧回路である定電圧回路61
が接続されている。この定電圧回路61は、NPN形の
トランジスタ62と、ツエナーダイオード63と、抵抗
64と、瞬停対策用のコンデンサ65とから構成されて
おり、トランジスタ62のエミッタが直流電圧端子Vcc
となっている。この定電圧回路61は、瞬時停電が発生
した場合に、上記コンデンサ65の充電電荷により出力
電圧を定電圧に維持できるように構成されている。
【0029】また、上記各負荷を通断電するトライアッ
ク46、47、49、50は、駆動用のLSI66を介
して制御手段である例えばマイクロコンピュータ67に
よりオンオフ制御されるように構成されている。具体的
には、トライアック46、47、49、50の各ゲート
は、LSI66のポート66a〜66dに接続されてい
る。また、マイクロコンピュータ67は、全自動洗濯機
の洗濯運転全般を制御する機能を有しており、そのため
の制御プログラムを内部のメモリに記憶している。上記
マイクロコンピュータ67は、各トライアックをオンオ
フ制御するための制御信号をLSI66へシリアル通信
することにより、該LSI66が各トライアックをオン
オフ制御し、もって、モータ25を正転通電又は反転通
電又は断電し、電磁給水弁39を通断電し、モータ排水
弁27を通断電することが可能な構成となっている。
【0030】さて、上記直流電源回路57の直流電圧端
子Vpow とLSI66のポート66eとの間には、抵抗
68、前記リレー51のリレーコイル51b及び例えば
NPN形のトランジスタから成る第1のトランジスタ6
9が直列に接続されている。上記トランジスタ69のベ
ースとエミッタとの間には、抵抗70が接続されてい
る。尚、上記リレーコイル51bの両端には、図示極性
のダイオード71が接続されている。また、上記トラン
ジスタ69のベースと定電圧回路61の直流定電圧端子
Vccとの間には、抵抗72及び例えばPNP形のトラン
ジスタから成る第2のトランジスタ73が直列に接続さ
れている。上記第2のトランジスタ73のベースと直流
定電圧端子Vccとの間には、抵抗74が接続されてい
る。
【0031】上記第2のトランジスタ73のベースとL
SIのポート66fとの間には、電源オフ用の常閉形プ
ッシュスイッチ75、抵抗76及びサイリスタ77から
なる直列回路が接続されている。ここで、上記プッシュ
スイッチ75と抵抗76の中間接続点とアースとの間に
は、コンデンサ78が接続されている。この場合、コン
デンサ78は、上記サイリスタ77に並列に接続される
構成となっている。尚、上記LSI66は、マイクロコ
ンピュータ67から与えられる制御信号(該LSI66
のポート66e及び66fの各レベルを指示する制御信
号)に応じて、ポート66e及び66fをハイレベルま
たはロウレベルに設定するように構成されている。
【0032】また、サイリスタ77のゲートと上記直流
定電圧Vccとの間には、抵抗79、図示極性のダイオー
ド80及び電源オン用の常開形プッシュスイッチ81か
らなる直列回路が接続されている。上記抵抗79とダイ
オード80の中間接続点とアースとの間には、コンデン
サ82及び抵抗83からなる直列回路と、抵抗84とが
並列に接続されている。尚、サイリスタ77のゲートと
LSI66のポート66fとの間には、抵抗85が接続
されている。
【0033】更に、常開形プッシュスイッチ81とダイ
オード80の中間接続点と、マイクロコンピュータ67
のポート67aとの間には、図示極性のダイオード86
が接続されている。また、マイクロコンピュータ67の
ポート67aとアースとの間には、抵抗87が接続され
ている。更に、マイクロコンピュータ67のポート67
bには、前記電圧信号発生手段56の信号出力端子(検
知抵抗52、53の中間接続点A)が接続されている。
【0034】また、前記電源ライン44、45間のうち
の交流電源43に近い部位には、瞬停検出手段である例
えば瞬停検出回路88が設けられている。この瞬停検出
回路88は、交流電源43の瞬時停電を検出したとき、
その検出信号をマイクロコンピュータ67のポート67
cに与えるように構成されている。
【0035】そして、マイクロコンピュータ67は、蓋
スイッチ32、水位センサ40及び振動センサ42から
の各検出信号を受けるように構成されている。尚、上記
振動センサ42は、圧電素子42aと増幅回路42bと
から構成されている。更に、マイクロコンピュータ67
は、モータ25のモータ電流の大きさを検出するセンサ
またはモータ25の回転数を検出する回転センサ(いず
れも図示しない)からの検出信号を受けるように構成さ
れており、もって、回転槽23内に投入された洗濯物の
重量を検出可能になっている。
【0036】一方、前述した常閉形プッシュスイッチ7
5及び常開形プッシュスイッチ81の具体的構成につい
て説明する。上記各プッシュスイッチ75、81は、機
械的構成が同じ構成のプッシュスイッチであり、以下、
このプッシュスイッチについて図6及び図7を参照して
説明する。まず、図6において、プッシュスイッチ89
のケース90内には、導電材製の可動接点支持板91が
左端部を支点として上下方向に揺動変形可能に配設され
ている。この可動接点支持板91は、可動ばね92によ
り上方に揺動変形するように付勢されている(図6参
照)。そして、可動接点支持板91は、操作子93が押
し込み操作されることにより下方に揺動変形するように
構成されている。上記可動接点支持板91の右端部の上
下両面には、可動接点94、94が設けられている。ま
た、ケース90内には、2個の固定接点95、96が可
動接点支持板91の可動接点94、94と接離するよう
に設けられている。更に、ケース90の下面部には、3
個の端子97、98、99が突設されており、このうち
の端子97が可動接点支持板91に導通し、端子98が
固定接点95に導通し、端子99が固定接点96に導通
している。
【0037】この場合、上記プッシュスイッチ89を電
気回路で示すと、図7に示すようになり、図7に示す共
通接点Cが端子97に相当し、常開接点Aが端子98に
相当し、常閉接点Bが端子99に相当している。即ち、
上記プッシュスイッチ89を常閉形プッシュスイッチ7
5として使用するときは端子97と端子99を使用し、
常開形プッシュスイッチ81として使用するときは端子
97と端子98を使用すれば良い。
【0038】そして、図2に示すように、全自動洗濯機
の操作パネル41の右端部には、上述した構成の常閉形
プッシュスイッチ75及び常開形プッシュスイッチ81
を電源オフ用の「切」スイッチキー100及び電源オン
用の「入」スイッチキー101として並べて配設されて
いる。この場合、上記常閉形プッシュスイッチ75及び
常開形プッシュスイッチ81の各操作子93は、押し込
み操作可能な防水板または防水シートで覆われる構成と
なっている。そして、防水板または防水シートにおける
各操作子93に対応する部分が、上記「切」スイッチキ
ー100及び「入」スイッチキー101となっている。
尚、操作パネル41には、洗濯条件等(コースや運転時
間等)を設定するための各種の操作スイッチ、並びに、
設定された洗濯条件や運転実行中の行程等を表示するた
めの種々の表示器が配設されている。そして、上記各種
の操作スイッチからのスイッチ信号がマイクロコンピュ
ータ67へ与えられるようになっている。また、種々の
表示器はマイクロコンピュータ67により駆動制御され
る構成となっている。
【0039】次に、上記構成の作用を説明する。まず、
電源をオンする場合の動作について述べる。この場合、
操作者が電源オン用の常開形プッシュスイッチ81
(「入」スイッチキー101)を押し込み操作してオン
すると、マイクロコンピュータ67のポート67aがハ
イレベルとなり、マイクロコンピュータ67は、常開形
プッシュスイッチ81がオン操作されたことを認識し、
制御信号をLSI66へ与えて、LSI66のポート6
6e及び66fをロウレベルにする。これと共に、常開
形プッシュスイッチ81のオンにより、サイリスタ77
にゲート電流が流れるから、該サイリスタ77がオンす
る。このサイリスタ77のオンにより、第2のトランジ
スタ73のベース電流がオンされて流れるようになり、
該第2のトランジスタ73がオンされる。すると、この
第2のトランジスタ73のオンにより、第1のトランジ
スタ69のベース電流がオンされて流れるようになり、
該第1のトランジスタ69がオンされる。
【0040】この結果、リレーコイル51bが通電駆動
されることから、リレースイッチ51aがオンされ、電
源が投入(オン)される。そして、操作者が常開形プッ
シュスイッチ81のオン操作を止めても(常開形プッシ
ュスイッチ81がオフに戻っても)、サイリスタ77が
オンし続けるので、リレースイッチ51aのオン状態、
即ち、電源の投入状態が保持されるように構成されてい
る。
【0041】次に、電源をオフする場合の動作について
述べる。この場合、上記したように電源が投入された状
態において、操作者が電源オフ用の常閉形プッシュスイ
ッチ75(「切」スイッチキー100)を押し込み操作
してオフすると、サイリスタ77が断電されることによ
り、第2のトランジスタ73のベース電流がオフされる
ようになり、該第2のトランジスタ73がオフされる。
そして、この第2のトランジスタ73のオフにより、第
1のトランジスタ69のベース電流がオフされるように
なり、該第1のトランジスタ69がオフされる。この結
果、リレーコイル51bが断電されることから、リレー
スイッチ51aがオフされ、電源がオフされるのであ
る。
【0042】この場合、操作者が常閉形プッシュスイッ
チ75の押し込み操作を止めても(常閉形プッシュスイ
ッチ75がオンに戻っても)、サイリスタ77にはゲー
ト電流が与えられないから、サイリスタ77のオフ状態
が保持される。このため、リレースイッチ51aのオフ
状態、即ち、電源のオフ状態が保持されるようになって
いる。
【0043】また、上記したようにリレースイッチ51
aがオフされて電源がオフされると、電圧信号発生手段
56の信号出力端子(検知抵抗52、53の中間接続点
A)から出力される電圧信号のレベルがVcc(+5
V)となり、これをマイクロコンピュータ67が検知す
る構成となっている。この検知により、マイクロコンピ
ュータ67は、リレースイッチ51a(電源)のオフ、
即ち、常閉形プッシュスイッチ75(「切」スイッチ)
の押し込み操作があったことを認識することが可能にな
っている。
【0044】具体的には、マイクロコンピュータ67
は、電圧信号発生手段56の信号出力端子から出力され
る電圧信号のレベルを例えば16ms毎にスキャン信号
を送って検知しており、通常はこの検知結果が例えば4
回連続して+5Vであったときに、換言すると、上記電
圧信号のレベルが設定時間である16ms×4=64m
sの間+5Vであったときに、リレースイッチ51a
(電源)がオフ状態であると判断するように構成されて
いる。この場合、マイクロコンピュータ67が電源状態
判断手段を構成している。ここで、マイクロコンピュー
タ67は、脱水運転時には、電圧信号発生手段56の信
号出力端子から出力される電圧信号のレベルを16ms
毎にスキャン信号を送って検知した検知結果が、例えば
7回連続して+5Vであったときに、リレースイッチ5
1a(電源)がオフ状態であると判断するように構成さ
れている。即ち、脱水運転時には、上記電圧信号のレベ
ルが16ms×7=112msの間+5Vであったとき
に、リレースイッチ51a(電源)がオフ状態であると
判断するように構成されており、電源オフ判断用の設定
時間を長く設定する構成となっている。
【0045】さて、マイクロコンピュータ67は、リレ
ースイッチ51aのオフ、即ち、常閉形プッシュスイッ
チ75(「切」スイッチ)の押し込み操作があったこと
を認識すると、制御信号をLSI66へ与えて、LSI
66のポート66e及び66fをハイレベルにするよう
に構成されている。この制御によっても、サイリスタ7
7及び第1のトランジスタ69を断電(オフ)する構成
となっている。
【0046】ここで、マイクロコンピュータ67が何ら
かの原因で暴走して、LSI66のポート66e及び6
6fをロウレベルに保持し続けることがあったとして
も、上述したように、常閉形プッシュスイッチ75
(「切」スイッチ)を押し込み操作すれば、サイリスタ
77及び第1のトランジスタ69を確実に断電(オフ)
することができるから、リレースイッチ51aをオフす
ることができるのである。
【0047】ところで、脱水運転時には、回転槽23及
び外槽22が大きく振動することがあり、この振動によ
り洗濯機本体(外箱21)も大きく振動することがあ
る。このような場合、洗濯機本体に発生する振動によっ
て、リレー51のリレースイッチ51aが短時間オフ動
作することがある。このとき、マイクロコンピュータ6
7は電圧信号発生手段56からの電圧信号に基づいてリ
レースイッチ51aがオフ動作していることを検知する
と、電源(リレースイッチ51a)がオフされたと誤判
断してしまうおそれがあった。
【0048】これに対して、上記実施例では、マイクロ
コンピュータ67は、脱水運転時には電源オフ判断用の
設定時間を通常よりも長く設定するように構成、具体的
には、電圧信号発生手段56から出力される電圧信号の
レベルを16ms毎にスキャン信号を送って検知した検
知結果が例えば7回連続して+5Vであったときに、リ
レースイッチ51a(電源)がオフ状態であると判断す
るように構成したので、脱水運転時の振動に起因するリ
レー51のオフ状態の誤判断を確実に防止することがで
きる。
【0049】また、上述した構成の場合、一旦、サイリ
スタ77及び第1のトランジスタ69が断電(オフ)さ
れて、リレースイッチ51aがオフされると、常開形プ
ッシュスイッチ81(「入」スイッチ)を押し込み操作
しない限り、電源をオンすることができない構成となっ
ている。従って、例えば瞬時停電が発生して、サイリス
タ77及び第1のトランジスタ69が断電(オフ)され
て、リレースイッチ32aがオフされた場合、すぐに復
電したとしても、マイクロコンピュータ67はリレース
イッチ51a(電源)を再びオンすることができない構
成であるため、使用者にとって使い勝手があまり良くな
い構成となるおそれがある。
【0050】これに対して、上記実施例では、サイリス
タ77の駆動用直流電圧を生成する定電圧回路61に瞬
停対策用のコンデンサ65を設けると共に、交流電源4
3の瞬時停電を検出する瞬停検出回路88を設け、そし
て、マイクロコンピュータ67は、瞬停検出回路88に
より電源の瞬時停電を検出したときには、制御信号をL
SI66へ送って該LSI66のポート66eをハイレ
ベルにし、第1のトランジスタ69への駆動用直流電圧
の供給を停止すると共に、制御信号をLSI66へ送っ
て該LSI66のポート66fをロウレベルにし続け、
サイリスタ77に駆動用直流電圧を供給し続けるように
構成されている。これにより、第1のトランジスタ69
への駆動用直流電圧の供給が停止されるから、第1のト
ランジスタ69がオフされてリレースイッチ51aがオ
フされる。このとき、定電圧回路61のコンデンサの充
電電荷により、サイリスタ77がオンされ続け、第1の
トランジスタ69のベース電流がオンされ続ける。
【0051】この後、すぐに復電して瞬停検出回路88
により復電が検知されると、マイクロコンピュータ67
は、制御信号をLSI66へ送って該LSI66のポー
ト66eをロウレベルにし、第1のトランジスタ69へ
の駆動用直流電圧の供給を再開する。この再開により、
サイリスタ77がオンされ続け、第1のトランジスタ6
9のベース電流がオンされ続けていることから、第1の
トランジスタ69がオンされて、リレースイッチ51a
が再びオンされるようになっている。これによって、瞬
時停電が発生しても、復電したときには、電源(リレー
スイッチ51a)を自動的にオンすることができるの
で、使用者にとって使い勝手を向上させることができ
る。
【0052】また、上記した構成においては、何らかの
衝撃や振動等の外力で電源オフ用の常閉形プッシュスイ
ッチ75が瞬間的にオフすることがある。このような場
合、常閉形プッシュスイッチ75の瞬間的なオフ動作に
より、サイリスタ77がオフする構成であると、該サイ
リスタ77のオフによりリレースイッチ51a(電源)
がオフしてしまい、電源オン用の常開形プッシュスイッ
チ81をオン操作しない限り、リレースイッチ51aを
オンできなくなり、やはり使い勝手が悪いという問題が
発生する。
【0053】これに対して、本実施例では、サイリスタ
77にコンデンサ78を並列に接続する構成としたの
で、電源オフ用の常閉形プッシュスイッチ75が瞬間的
にオフすることがあっても、コンデンサ78の充電電荷
によりサイリスタ77に電流が流れ続けるから、リレー
スイッチ51aをオン状態のまま保持することができ、
使用者の意思に反してリレースイッチ51aがオフされ
ることを極力防止でき、それだけ使い勝手が向上する。
尚、上記実施例の場合、コンデンサ77の容量は、常閉
形プッシュスイッチ75が0.2〜0.3秒程度以下オ
フしたときに、サイリスタ77に流れる電流(サイリス
タ保持電流)を保持できる程度の容量となっている。従
って、使用者(操作者)が常閉形プッシュスイッチ75
をオフ操作する時間は、約0.5秒程度であるから、使
用者が電源をオフする意思を持って常閉形プッシュスイ
ッチ75をオフ操作した場合、サイリスタ77ひいては
リレースイッチ51aを確実にオフすることができる。
【0054】また、上記実施例では、マイクロコンピュ
ータ67は、脱水運転時に電源オフ判断用の設定時間を
通常よりも長く設定するように構成して、電源オフの誤
判断を防止する構成としたが、これに代えて、振動セン
サ42により検出した外槽22(洗濯機本体)の振動に
基づいて電源オフの誤判断を防止する構成としても良
い。具体的には、マイクロコンピュータ67は、電圧信
号発生手段56からの電圧信号の電圧レベルが+5V
(リレーのオフ状態に対応する電圧レベル)のままで設
定時間継続したときに(電圧信号のレベルを16ms毎
にスキャン信号を送って検知した検知結果が4回連続し
て+5Vであったときに)、振動センサ42により振動
を検知しているときには、電源オフの判断をキャンセル
するように構成されている。
【0055】この構成の場合も、脱水運転等により洗濯
機本体に振動が生じてリレースイッチ51aがオフした
ときの電源オフの誤判断を確実に防止することができ
る。特に、上記構成では、振動センサ42により洗濯機
本体(外槽委2)の振動を直接検知する構成としたの
で、脱水運転時の振動だけでなく、例えば人為的な外力
や衝撃力に起因する振動によってリレースイッチ51a
がオフしたときの電源オフの誤判断を確実に防止するこ
とができる。尚、上記構成においては、振動センサ42
により振動を検知したら電源オフの判断をキャンセルす
る構成としたが、これに代えて、振動センサ42により
予め決めた設定レベル以上の大きさの振動を検知したら
電源オフの判断をキャンセルする構成としても良い。上
記設定レベルとしては、いわゆるアンバラ振動等の大き
な異常振動でも良いし、この異常振動よりも小さい振動
でも良く、実験等により好ましいレベル値を適宜設定す
れば良い。
【0056】また、上記構成の場合、マイクロコンピュ
ータ67は、振動センサ42により振動を検知したら、
電源オフの判断をキャンセルする構成としたが、これに
限られるものではなく、振動センサ42により振動を検
知したら、電源オフ判断用の設定時間を長く設定するよ
うに構成しても良い。この場合、具体的には、マイクロ
コンピュータ67は、電圧信号発生手段56からの電圧
信号の電圧レベルを16ms毎にスキャン信号を送って
検知した検知結果が4回連続して+5Vであったとき
に、振動センサ42により振動を検知しているときに
は、上記検知結果が7回連続して+5Vとなったときに
電源オフであると判断するように構成されている。この
構成においても、マイクロコンピュータ67による電源
オフの誤判断を確実に防止することができる。
【0057】尚、上記した各構成では、外槽22の振動
を検出する振動センサ42からの検出信号に基づいて電
源オフの判断をキャンセルしたり、或いは、電源オフ判
断用の設定時間を長く設定したりする構成としたが、こ
れに限られるものではなく、例えば外槽22の異常振動
を検知するアンバラ検知スイッチとしての蓋スイッチ3
2からの検出信号に基づいて電源オフの判断をキャンセ
ルしたり、或いは、電源オフ判断用の設定時間を長く設
定したりする構成としても良い。このように構成して
も、マイクロコンピュータ67による電源オフの誤判断
を確実に防止することができる。特に、上記構成の場
合、部品を共用することができるから、製造コストを安
くすることが可能である。
【0058】尚、上記実施例では、定電圧回路61に瞬
停対策用のコンデンサ65を設けると共に、交流電源4
3の瞬時停電を検出する瞬停検出回路88を設ける構成
としたが、瞬時停電時の対策が不要であれば、上記構成
は必ずしも設ける必要はなく、省略しても良い。また、
サイリスタ77に並列に接続するコンデンサ78も、絶
対に必要な構成ではなく、常閉形プッシュスイッチ75
の瞬間的なオフ動作によりサイリスタ77がオフしても
構わない構成であれば、上記コンデンサ78を省略する
構成としても良い。更に、上記実施例では、サイリスタ
77を用いたが、これに代えて、トライアックを用いて
も良い。更にまた、上記実施例では、全自動洗濯機に適
用したが、これに限られるものではなく、2槽式洗濯機
に適用しても良い。
【0059】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、負荷の電源ラインに設けられたリレーを備え、この
リレーをスイッチングする第1のトランジスタを備え、
この第1のトランジスタをオンオフ制御する第2のトラ
ンジスタを備え、この第2のトランジスタをオンオフ制
御するためのものであって電源オフ用の常閉形プッシュ
スイッチ及びサイリスタからなる直列回路を備え、そし
て、サイリスタをオンする電源オン用の常開形プッシュ
スイッチを備え、この電源オン用の常開形プッシュスイ
ッチからオンスイッチ信号を受けたときに第1のトラン
ジスタ並びにサイリスタにそれぞれ駆動用直流電圧を供
給する制御手段を備え、リレーのオンオフ状態に応じた
電圧レベルの電圧信号を発生する電圧信号発生手段を備
え、この電圧信号発生手段から出力される電圧信号の電
圧レベルがリレーのオフ状態に対応する電圧レベルのま
まで設定時間継続したときに電源がオフされたと判断す
る電源状態判断手段を備え、そして、電源状態判断手段
は、脱水運転時には電源オフ判断用の設定時間を長く設
定する構成としたので、制御手段が暴走することがあっ
ても、電源オフ用のプッシュスイッチを押し込み操作す
れば、サイリスタを断電することにより、電源を確実に
オフすることができ、しかも、電源状態判断手段による
リレー(電源)のオフ状態の誤判断を確実に防止するこ
とができるという優れた効果を奏する。
【0060】また、上記構成の場合、洗濯機本体の振動
を検知する振動検知手段を備え、電源状態判断手段は、
電圧信号発生手段からの電圧信号の電圧レベルがリレー
のオフ状態に対応する電圧レベルのままで設定時間継続
したときに、振動検知手段により振動を検知していると
きには、電源オフの判断をキャンセルするように構成し
ても、脱水運転時の振動に起因するリレーのオフ状態の
誤判断を確実に防止することができる。更に、この構成
の場合、電源状態判断手段は、電圧信号発生手段からの
電圧信号の電圧レベルがリレーのオフ状態に対応する電
圧レベルのままで設定時間継続したときに、振動検知手
段により振動を検知しているときには、電源オフ判断用
の設定時間を長く設定するように構成しても、誤判断を
確実に防止することができる。また、振動検知手段を槽
の異常振動を検知するアンバラ検知スイッチにより構成
すれば、部品を共用することができるから、製造コスト
を安くすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気回路図
【図2】操作パネルの上面図
【図3】全自動洗濯機全体の縦断側面図
【図4】蓋スイッチ周辺の側面図
【図5】蓋が開放した状態を示す図4相当図
【図6】プッシュスイッチの縦断側面図
【図7】プッシュスイッチの電気回路図
【図8】従来構成を示す電気回路図
【符号の説明】
21は外箱、22は外槽、23は回転槽、25はモータ
(負荷)、27はモータ式排水弁(負荷)、30は蓋、
32は蓋スイッチ(アンバラ検知スイッチ)、39は電
磁給水弁(負荷)、40は水位センサ、41は操作パネ
ル、42は振動センサ(振動検知手段)、51はリレ
ー、51aはリレースイッチ、51bはリレーコイル、
56は電圧信号発生手段、61は定電圧回路(直流電圧
回路)、66はLSI、67はマイクロコンピュータ
(制御手段、電源状態判断手段)、69は第1のトラン
ジスタ、73は第2のトランジスタ、75は常閉形プッ
シュスイッチ、77はサイリスタ、78はコンデンサ、
81は常開形プッシュスイッチ、88は瞬停検出回路
(瞬停検出手段)、89はプッシュスイッチを示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷の電源ラインに設けられたリレー
    と、 このリレーをスイッチングする第1のトランジスタと、 この第1のトランジスタをオンオフ制御する第2のトラ
    ンジスタと、 この第2のトランジスタをオンオフ制御するためのもの
    であって、電源オフ用の常閉形プッシュスイッチ及びサ
    イリスタからなる直列回路と、 前記サイリスタをオンする電源オン用の常開形プッシュ
    スイッチと、 この電源オン用の常開形プッシュスイッチからオンスイ
    ッチ信号を受けたときに、前記第1のトランジスタ並び
    に前記サイリスタにそれぞれ駆動用直流電圧を供給する
    制御手段と、 前記リレーのオンオフ状態に応じた電圧レベルの電圧信
    号を発生する電圧信号発生手段と、 この電圧信号発生手段から出力される電圧信号の電圧レ
    ベルが前記リレーのオフ状態に対応する電圧レベルのま
    まで設定時間継続したときに電源がオフされたと判断す
    る電源状態判断手段とを備え、 前記電源状態判断手段は、脱水運転時には電源オフ判断
    用の前記設定時間を長く設定することを特徴とする洗濯
    機の電源スイッチ回路。
  2. 【請求項2】 負荷の電源ラインに設けられたリレー
    と、 このリレーをスイッチングする第1のトランジスタと、 この第1のトランジスタをオンオフ制御する第2のトラ
    ンジスタと、 この第2のトランジスタをオンオフ制御するためのもの
    であって、電源オフ用の常閉形プッシュスイッチ及びサ
    イリスタからなる直列回路と、 前記サイリスタをオンする電源オン用の常開形プッシュ
    スイッチと、 この電源オン用の常開形プッシュスイッチからオンスイ
    ッチ信号を受けたときに、前記第1のトランジスタ並び
    に前記サイリスタにそれぞれ駆動用直流電圧を供給する
    制御手段と、 前記リレーのオンオフ状態に応じた電圧レベルの電圧信
    号を発生する電圧信号発生手段と、 この電圧信号発生手段から出力される電圧信号の電圧レ
    ベルが前記リレーのオフ状態に対応する電圧レベルのま
    まで設定時間継続したとき電源がオフされたと判断する
    電源状態判断手段と、 洗濯機本体の振動を検知する振動検知手段とを備え、 前記電源状態判断手段は、前記電圧信号発生手段からの
    電圧信号の電圧レベルが前記リレーのオフ状態に対応す
    る電圧レベルのままで設定時間継続したときに、前記振
    動検知手段により振動を検知しているときには、電源オ
    フの判断をキャンセルすることを特徴とする洗濯機の電
    源スイッチ回路。
  3. 【請求項3】 負荷の電源ラインに設けられたリレー
    と、 このリレーをスイッチングする第1のトランジスタと、 この第1のトランジスタをオンオフ制御する第2のトラ
    ンジスタと、 この第2のトランジスタをオンオフ制御するためのもの
    であって、電源オフ用の常閉形プッシュスイッチ及びサ
    イリスタからなる直列回路と、 前記サイリスタをオンする電源オン用の常開形プッシュ
    スイッチと、 この電源オン用の常開形プッシュスイッチからオンスイ
    ッチ信号を受けたときに、前記第1のトランジスタ並び
    に前記サイリスタにそれぞれ駆動用直流電圧を供給する
    制御手段と、 前記リレーのオンオフ状態に応じた電圧レベルの電圧信
    号を発生する電圧信号発生手段と、 この電圧信号発生手段から出力される電圧信号の電圧レ
    ベルが前記リレーのオフ状態に対応する電圧レベルのま
    まで設定時間継続したとき電源がオフされたと判断する
    電源状態判断手段と、 洗濯機本体の振動を検知する振動検知手段とを備え、 前記電源状態判断手段は、前記電圧信号発生手段からの
    電圧信号の電圧レベルが前記リレーのオフ状態に対応す
    る電圧レベルのままで設定時間継続したときに、前記振
    動検知手段により振動を検知しているときには、電源オ
    フ判断用の前記設定時間を長く設定することを特徴とす
    る洗濯機の電源スイッチ回路。
  4. 【請求項4】 振動検知手段は、槽の異常振動を検知す
    るアンバラ検知スイッチから構成されていることを特徴
    とする請求項2または3に記載の洗濯機の電源スイッチ
    回路。
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