JPH0824502A - 蒸留塔 - Google Patents
蒸留塔Info
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- JPH0824502A JPH0824502A JP16700394A JP16700394A JPH0824502A JP H0824502 A JPH0824502 A JP H0824502A JP 16700394 A JP16700394 A JP 16700394A JP 16700394 A JP16700394 A JP 16700394A JP H0824502 A JPH0824502 A JP H0824502A
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- baffle
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- mist
- distillation column
- gas
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Links
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Landscapes
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 気液混合流体が蒸留塔本体内に流入した直後
に生じるミストのバッフル周囲への飛散を防止する。 【構成】 加熱された気液混合流体7を導入し得るよう
蒸留塔本体1内に開口した原料供給口15の周囲を下部
開口のバッフル17により包囲し、該バッフル17の一
部に微小幅のスリット21を形成する。バッフル17内
で気液混合流体7が気液に分離する際に生じたミスト4
bは、バッフル17内の蒸気4aに随伴してスリット2
1に到るが、随伴されたミスト4bの大部分は微小幅の
スリット21の縁部に付着して蒸気4aの流れから除去
され、次々と付着するミスト4bにより液滴となって流
れ落ちるので、ミスト4bのバッフル17周囲への飛散
が防止される。
に生じるミストのバッフル周囲への飛散を防止する。 【構成】 加熱された気液混合流体7を導入し得るよう
蒸留塔本体1内に開口した原料供給口15の周囲を下部
開口のバッフル17により包囲し、該バッフル17の一
部に微小幅のスリット21を形成する。バッフル17内
で気液混合流体7が気液に分離する際に生じたミスト4
bは、バッフル17内の蒸気4aに随伴してスリット2
1に到るが、随伴されたミスト4bの大部分は微小幅の
スリット21の縁部に付着して蒸気4aの流れから除去
され、次々と付着するミスト4bにより液滴となって流
れ落ちるので、ミスト4bのバッフル17周囲への飛散
が防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石油精製等に用いられ
る蒸留塔に関するものである。
る蒸留塔に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4は従来の蒸留塔の一例を示
すもので、図中1は上下方向に延びる蒸留塔本体を示
し、該蒸留塔本体1内には所要の層厚で液体4を貯留し
得るよう堰2を備えたトレイ3が多段に設けられてお
り、これら各トレイ3は各段において堰2を溢流した液
体4を順次下段のトレイ3上に供給し得るよう千鳥状に
配置してある。
すもので、図中1は上下方向に延びる蒸留塔本体を示
し、該蒸留塔本体1内には所要の層厚で液体4を貯留し
得るよう堰2を備えたトレイ3が多段に設けられてお
り、これら各トレイ3は各段において堰2を溢流した液
体4を順次下段のトレイ3上に供給し得るよう千鳥状に
配置してある。
【0003】更に、これらの各トレイ3には、下段のト
レイ3上で液体4から蒸発した蒸気4aを通気せしめる
為の多数の孔5が形成されていると共に、堰2から下段
のトレイ3の上面に近接する位置まで延びて蒸気4aが
上段のトレイ3を迂回して流れないよう遮断する竪プレ
ート6が備えられている。
レイ3上で液体4から蒸発した蒸気4aを通気せしめる
為の多数の孔5が形成されていると共に、堰2から下段
のトレイ3の上面に近接する位置まで延びて蒸気4aが
上段のトレイ3を迂回して流れないよう遮断する竪プレ
ート6が備えられている。
【0004】また、前記蒸留塔本体1には、図示しない
加熱炉等で加熱されて高温となった気液混合流体7を蒸
留塔本体1内の第三段目のトレイ3上に供給する為の原
料供給ノズル8と、蒸留塔本体1の底部まで流下した液
体4を排出する為の液体排出ノズル9と、蒸留塔本体1
頂部から蒸気4aを抜き出す為の蒸気排出ノズル10
と、該蒸気排出ノズル10から抜き出した蒸気4aを凝
縮した液の一部を環流液4’として第一段目のトレイ3
上に供給する為の環流液供給ノズル11とが備えられて
いる。
加熱炉等で加熱されて高温となった気液混合流体7を蒸
留塔本体1内の第三段目のトレイ3上に供給する為の原
料供給ノズル8と、蒸留塔本体1の底部まで流下した液
体4を排出する為の液体排出ノズル9と、蒸留塔本体1
頂部から蒸気4aを抜き出す為の蒸気排出ノズル10
と、該蒸気排出ノズル10から抜き出した蒸気4aを凝
縮した液の一部を環流液4’として第一段目のトレイ3
上に供給する為の環流液供給ノズル11とが備えられて
いる。
【0005】而して、原料供給ノズル8から気液混合流
体7を蒸留塔本体1内に供給すると、該気液混合流体7
は直ちに蒸気4aと液体4とに分離し、分離した液体4
は各段のトレイ3を順次溢流して流下し、各段のトレイ
3上で蒸発した蒸気4aは夫々の上段のトレイ3の孔5
を通過して上昇する。
体7を蒸留塔本体1内に供給すると、該気液混合流体7
は直ちに蒸気4aと液体4とに分離し、分離した液体4
は各段のトレイ3を順次溢流して流下し、各段のトレイ
3上で蒸発した蒸気4aは夫々の上段のトレイ3の孔5
を通過して上昇する。
【0006】このとき、蒸気4aはトレイ3上に貯留さ
れた液体4内を気泡となって上昇することにより液体4
と接触して相対的に沸点の高い成分が凝縮するが、ほぼ
等モルの液体4中の低沸点成分を蒸発させるので蒸気量
としては目減りすることなく蒸留塔本体1内を上昇し、
各段のトレイ3で同様に凝縮と蒸発(蒸留)を繰り返す
ことにより次第に純度の高い低沸点成分となって頂部の
蒸気排出ノズル10から取り出される。
れた液体4内を気泡となって上昇することにより液体4
と接触して相対的に沸点の高い成分が凝縮するが、ほぼ
等モルの液体4中の低沸点成分を蒸発させるので蒸気量
としては目減りすることなく蒸留塔本体1内を上昇し、
各段のトレイ3で同様に凝縮と蒸発(蒸留)を繰り返す
ことにより次第に純度の高い低沸点成分となって頂部の
蒸気排出ノズル10から取り出される。
【0007】特に、各段のトレイ3で純度を高められて
上昇してきた蒸気4aは、第二段目及び第一段目のトレ
イ3において純度の高い低沸点成分の環流液4’と接触
することにより一層純度の高い低沸点成分の蒸気4aと
して蒸留される。
上昇してきた蒸気4aは、第二段目及び第一段目のトレ
イ3において純度の高い低沸点成分の環流液4’と接触
することにより一層純度の高い低沸点成分の蒸気4aと
して蒸留される。
【0008】一方、各トレイ3を流下する間に低沸点成
分を蒸発して蒸留塔本体1底部まで残った液体4は、濃
縮された高沸点成分として前記蒸留塔本体1底部の液体
排出ノズル9から取り出される。
分を蒸発して蒸留塔本体1底部まで残った液体4は、濃
縮された高沸点成分として前記蒸留塔本体1底部の液体
排出ノズル9から取り出される。
【0009】上述した如き蒸留塔においては、蒸留塔本
体1内における原料供給ノズル8の近傍位置にバッフル
12が配設されており、前記原料供給ノズル8から流入
した気液混合流体7の気液分離を促して速やかに且つ安
定して液体4のみをトレイ3上に流下させるようにして
ある。
体1内における原料供給ノズル8の近傍位置にバッフル
12が配設されており、前記原料供給ノズル8から流入
した気液混合流体7の気液分離を促して速やかに且つ安
定して液体4のみをトレイ3上に流下させるようにして
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来こ
の種のバッフル12は、図4に詳細に示す如く原料供給
ノズル8から流入する気液混合流体7に対向するよう配
置した対向板13と、該対向板13の上端を蒸留塔本体
1内面から支持する天板14とにより構成されていた
為、前記気液混合流体7が気液に分離する際に生じた多
量のミスト4bがバッフル12両側の開放部分から周囲
に飛散して蒸気4aと共に上昇し、上方のトレイ3に貯
留された環流液4’内を蒸気4aの気泡に抱持されたま
ま通過して蒸気排出ノズル10から取り出されてしまっ
たり、或いは上方のトレイ3に貯留された環流液4’内
を通過する際に溶け込んで該環流液4’の純度を下げて
しまう等の不具合を招く虞れがあった。
の種のバッフル12は、図4に詳細に示す如く原料供給
ノズル8から流入する気液混合流体7に対向するよう配
置した対向板13と、該対向板13の上端を蒸留塔本体
1内面から支持する天板14とにより構成されていた
為、前記気液混合流体7が気液に分離する際に生じた多
量のミスト4bがバッフル12両側の開放部分から周囲
に飛散して蒸気4aと共に上昇し、上方のトレイ3に貯
留された環流液4’内を蒸気4aの気泡に抱持されたま
ま通過して蒸気排出ノズル10から取り出されてしまっ
たり、或いは上方のトレイ3に貯留された環流液4’内
を通過する際に溶け込んで該環流液4’の純度を下げて
しまう等の不具合を招く虞れがあった。
【0011】即ち、原料供給ノズル8から気液混合流体
7が流入した直後に生じるミスト4bは、未だ高沸点成
分を多く含んだ未蒸留のものであり、このようなミスト
4bが蒸気排出ノズル10から蒸気4aと共に取り出さ
れてしまったり、上方のトレイ3の環流液4’に溶け込
んで該環流液4’の純度を下げてしまったりしたので
は、目標純度の低沸点成分を得ることができない。
7が流入した直後に生じるミスト4bは、未だ高沸点成
分を多く含んだ未蒸留のものであり、このようなミスト
4bが蒸気排出ノズル10から蒸気4aと共に取り出さ
れてしまったり、上方のトレイ3の環流液4’に溶け込
んで該環流液4’の純度を下げてしまったりしたので
は、目標純度の低沸点成分を得ることができない。
【0012】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、気液混合流体が蒸留塔本体内に流入した直後に生じ
るミストのバッフル周囲への飛散を防止し、目標純度の
低沸点成分を確実に得られるようにした蒸留塔を提供す
ることを目的としている。
で、気液混合流体が蒸留塔本体内に流入した直後に生じ
るミストのバッフル周囲への飛散を防止し、目標純度の
低沸点成分を確実に得られるようにした蒸留塔を提供す
ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱された気
液混合流体を導入し得るよう蒸留塔本体内に開口した原
料供給口の周囲を下部開口のバッフルにより包囲し、該
バッフルの一部に微小幅のスリットを形成したことを特
徴とする蒸留塔、に係るものである。
液混合流体を導入し得るよう蒸留塔本体内に開口した原
料供給口の周囲を下部開口のバッフルにより包囲し、該
バッフルの一部に微小幅のスリットを形成したことを特
徴とする蒸留塔、に係るものである。
【0014】更に、前記バッフルは、原料供給口の正面
に対向配置した対向板と、原料供給口の上部を包囲する
天板と、原料供給口の両側部を夫々包囲する一対の側板
とにより下部開口のボックス構造に構成し、スリットは
前記各側板に形成すると良い。
に対向配置した対向板と、原料供給口の上部を包囲する
天板と、原料供給口の両側部を夫々包囲する一対の側板
とにより下部開口のボックス構造に構成し、スリットは
前記各側板に形成すると良い。
【0015】
【作用】従って本発明では、加熱炉等で加熱されて高温
となった気液混合流体を原料供給口から蒸留塔本体内に
導入すると、該気液混合流体はバッフルにより流れを阻
まれて流速を失い、速やかに且つ安定して液体のみが分
離されてトレイ上に流下され、一方、気液混合流体から
分離した蒸気は前記バッフルに形成したスリットからバ
ッフル外に抜け出て上昇する。
となった気液混合流体を原料供給口から蒸留塔本体内に
導入すると、該気液混合流体はバッフルにより流れを阻
まれて流速を失い、速やかに且つ安定して液体のみが分
離されてトレイ上に流下され、一方、気液混合流体から
分離した蒸気は前記バッフルに形成したスリットからバ
ッフル外に抜け出て上昇する。
【0016】このとき、バッフル内で気液混合流体が気
液に分離する際に生じたミストは、バッフル内の蒸気に
随伴してスリットに到るが、随伴されたミストの大部分
は微小幅のスリットの縁部に付着して蒸気の流れから除
去され、次々と付着するミストにより液滴となって流れ
落ちるので、ミストのバッフル周囲への飛散が防止され
る。
液に分離する際に生じたミストは、バッフル内の蒸気に
随伴してスリットに到るが、随伴されたミストの大部分
は微小幅のスリットの縁部に付着して蒸気の流れから除
去され、次々と付着するミストにより液滴となって流れ
落ちるので、ミストのバッフル周囲への飛散が防止され
る。
【0017】更に、前記バッフルを、原料供給口の正面
に対向配置した対向板と、原料供給口の上部を包囲する
天板と、原料供給口の両側部を夫々包囲する一対の側板
とにより下部開口のボックス構造に構成し、スリットを
前記各側板に形成するようにすれば、蒸気を通常の上昇
方向とは異なる側方に導いてスリットを通過させること
により該スリットを通過する蒸気の流れを鈍化し且つ適
当な乱れを与えて効率良くミストをスリットの縁部に付
着させることが可能となる。
に対向配置した対向板と、原料供給口の上部を包囲する
天板と、原料供給口の両側部を夫々包囲する一対の側板
とにより下部開口のボックス構造に構成し、スリットを
前記各側板に形成するようにすれば、蒸気を通常の上昇
方向とは異なる側方に導いてスリットを通過させること
により該スリットを通過する蒸気の流れを鈍化し且つ適
当な乱れを与えて効率良くミストをスリットの縁部に付
着させることが可能となる。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
する。
【0019】図1及び図2は本発明の一実施例を示すも
ので、図3と同一の符号を付した部分は同一物を表わし
ている。
ので、図3と同一の符号を付した部分は同一物を表わし
ている。
【0020】前述した図3の蒸留塔と略同様に構成した
蒸留塔において、蒸留塔本体1の所要位置に挿入配置し
た原料供給ノズル8の先端に開口されている原料供給口
15の周囲を、下部に開口部16を形成したボックス構
造のバッフル17により包囲する。
蒸留塔において、蒸留塔本体1の所要位置に挿入配置し
た原料供給ノズル8の先端に開口されている原料供給口
15の周囲を、下部に開口部16を形成したボックス構
造のバッフル17により包囲する。
【0021】前記バッフル17は、原料供給口15の正
面に対向配置した対向板18と、原料供給口15の上部
を包囲する天板19と、原料供給口15の両側部を夫々
包囲する一対の側板20,20とにより構成されてお
り、該各側板20,20の夫々には微小幅のスリット2
1が複数条形成されている。
面に対向配置した対向板18と、原料供給口15の上部
を包囲する天板19と、原料供給口15の両側部を夫々
包囲する一対の側板20,20とにより構成されてお
り、該各側板20,20の夫々には微小幅のスリット2
1が複数条形成されている。
【0022】而して、図示しない加熱炉等で加熱されて
高温となった気液混合流体7を原料供給ノズル8の原料
供給口15から蒸留塔本体1内に導入すると、前記気液
混合流体7はバッフル17の対向板18により流れを阻
まれて流速を失い、速やかに且つ安定して液体4のみが
分離されてトレイ3上に流下され、一方、気液混合流体
7から分離した蒸気4aは前記バッフル17の各側板2
0,20に形成したスリット21からバッフル17外に
抜け出て上昇する。
高温となった気液混合流体7を原料供給ノズル8の原料
供給口15から蒸留塔本体1内に導入すると、前記気液
混合流体7はバッフル17の対向板18により流れを阻
まれて流速を失い、速やかに且つ安定して液体4のみが
分離されてトレイ3上に流下され、一方、気液混合流体
7から分離した蒸気4aは前記バッフル17の各側板2
0,20に形成したスリット21からバッフル17外に
抜け出て上昇する。
【0023】このとき、バッフル17内で気液混合流体
7が気液に分離する際に生じたミスト4bは、バッフル
17内の蒸気4aに随伴して側板20のスリット21に
到るが、随伴されたミスト4bの大部分は微小幅のスリ
ット21の左右何れかの縁部に付着して蒸気4aの流れ
から除去され、次々と付着するミスト4bにより液滴と
なって流れ落ちる。
7が気液に分離する際に生じたミスト4bは、バッフル
17内の蒸気4aに随伴して側板20のスリット21に
到るが、随伴されたミスト4bの大部分は微小幅のスリ
ット21の左右何れかの縁部に付着して蒸気4aの流れ
から除去され、次々と付着するミスト4bにより液滴と
なって流れ落ちる。
【0024】特に、本実施例の如くスリット21を側板
20に形成した場合には、蒸気4aを通常の上昇方向と
は異なる側方に導いてスリット21を通過させることに
なるので、該スリット21を通過する蒸気4aの流れを
鈍化し且つ適当な乱れを与えて効率良くミスト4bをス
リット21の縁部に付着させることが可能となる。
20に形成した場合には、蒸気4aを通常の上昇方向と
は異なる側方に導いてスリット21を通過させることに
なるので、該スリット21を通過する蒸気4aの流れを
鈍化し且つ適当な乱れを与えて効率良くミスト4bをス
リット21の縁部に付着させることが可能となる。
【0025】尚、例えばスリット21を天板19に形成
した場合には、蒸気4aの流れが通常の上昇方向と一致
してしまい、また、スリット21を対向板18に形成し
た場合には、蒸気4aの流れが気液混合流体7の流入方
向と一致してしまうことになり、何れの場合もスリット
21を通過する蒸気4aの流れが比較的勢いのあるスム
ーズな流れとなってスリット21を通過してしまうミス
ト量が多少増えることが懸念されるので、基本的にスリ
ット21は側板20に形成するのが良い。
した場合には、蒸気4aの流れが通常の上昇方向と一致
してしまい、また、スリット21を対向板18に形成し
た場合には、蒸気4aの流れが気液混合流体7の流入方
向と一致してしまうことになり、何れの場合もスリット
21を通過する蒸気4aの流れが比較的勢いのあるスム
ーズな流れとなってスリット21を通過してしまうミス
ト量が多少増えることが懸念されるので、基本的にスリ
ット21は側板20に形成するのが良い。
【0026】従って上記実施例によれば、バッフル17
内で生じたミスト4bのバッフル17周囲への飛散を防
止することができるので、高沸点成分を多く含んだ未蒸
留のミスト4bが蒸気4aと共に回収されてしまった
り、上方のトレイ3の環流液4’に溶け込んで該環流液
4’の純度を下げてしまったりする不具合がなくなり、
目標純度の低沸点成分を確実に得ることができる。
内で生じたミスト4bのバッフル17周囲への飛散を防
止することができるので、高沸点成分を多く含んだ未蒸
留のミスト4bが蒸気4aと共に回収されてしまった
り、上方のトレイ3の環流液4’に溶け込んで該環流液
4’の純度を下げてしまったりする不具合がなくなり、
目標純度の低沸点成分を確実に得ることができる。
【0027】尚、本発明の蒸留塔は、上述の実施例にの
み限定されるものではなく、バッフルは基本的に原料供
給口を包囲できる下部開口のものであれば良く、その形
状には種々の形状を採用できること、その他、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
み限定されるものではなく、バッフルは基本的に原料供
給口を包囲できる下部開口のものであれば良く、その形
状には種々の形状を採用できること、その他、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
【0028】
【発明の効果】上記した本発明の蒸留塔によれば、バッ
フル内で生じたミストのバッフル周囲への飛散を防止す
ることができるので、高沸点成分を多く含んだ未蒸留の
ミストが蒸気と共に回収されてしまったり、上方の環流
液に溶け込んで該環流液の純度を下げてしまったりする
不具合がなくなり、目標純度の低沸点成分を確実に得る
ことができるという優れた効果を奏し得る。
フル内で生じたミストのバッフル周囲への飛散を防止す
ることができるので、高沸点成分を多く含んだ未蒸留の
ミストが蒸気と共に回収されてしまったり、上方の環流
液に溶け込んで該環流液の純度を下げてしまったりする
不具合がなくなり、目標純度の低沸点成分を確実に得る
ことができるという優れた効果を奏し得る。
【図1】本発明の一実施例を示す部分断面図である。
【図2】図1のII−II方向の矢視図である。
【図3】従来例を示す全体概略図である。
【図4】図3のIV−IV方向の矢視図である。
1 蒸留塔本体 7 気液混合流体 15 原料供給口 17 バッフル 18 対向板 19 天板 20 側板 21 スリット
Claims (2)
- 【請求項1】 加熱された気液混合流体を導入し得るよ
う蒸留塔本体内に開口した原料供給口の周囲を下部開口
のバッフルにより包囲し、該バッフルの一部に微小幅の
スリットを形成したことを特徴とする蒸留塔。 - 【請求項2】 バッフルを、原料供給口の正面に対向配
置した対向板と、原料供給口の上部を包囲する天板と、
原料供給口の両側部を夫々包囲する一対の側板とにより
下部開口のボックス構造に構成し、更にスリットを前記
各側板に形成したことを特徴とする請求項1に記載の蒸
留塔。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16700394A JPH0824502A (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 蒸留塔 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16700394A JPH0824502A (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 蒸留塔 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0824502A true JPH0824502A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15841583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16700394A Pending JPH0824502A (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 蒸留塔 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0824502A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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1994
- 1994-07-19 JP JP16700394A patent/JPH0824502A/ja active Pending
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