JPH0824624A - 気泡塔型ループリアクターにおける反応制御方法 - Google Patents

気泡塔型ループリアクターにおける反応制御方法

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JPH0824624A
JPH0824624A JP6160058A JP16005894A JPH0824624A JP H0824624 A JPH0824624 A JP H0824624A JP 6160058 A JP6160058 A JP 6160058A JP 16005894 A JP16005894 A JP 16005894A JP H0824624 A JPH0824624 A JP H0824624A
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JP
Japan
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liquid
reaction
reaction temperature
loop reactor
gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP6160058A
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English (en)
Inventor
Norimichi Minemura
則道 嶺村
Tomika Yamamoto
十三日 山本
Toshihiro Soda
敏弘 祖田
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0824624A publication Critical patent/JPH0824624A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設定温度と反応温度とのずれに応じて、液循
環量を調節することにより、反応温度を制御し、反応を
定常的に行うことができる気泡塔型ループリアクターの
反応制御方法を提供する。 【構成】 液上昇流部、塔頂での気液分離部、液下降流
部及び液流が反転する塔底部から構成される気泡塔型ル
ープリアクターにおいて、液循環ラインに液流量調節弁
を設けるとともに、設定温度と反応温度とのずれを液流
量調節弁と連動させ、反応温度に応じて液流量調節弁を
調節することにより、反応温度を制御することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気泡塔型ループリアク
ターを用いた気液接触反応の反応制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】気泡塔型ループリアク
ターは、その構造が簡単で、かつ混合、伝熱、物質移動
などの効率がよいため、発酵装置や気液接触反応装置と
して注目されている。この気泡塔型ループリアクターに
は、容器内に上下端を開口させたドラフトチューブを設
け、該ドラフトチューブ下方の容器底部に設けたガス分
散器からガスをドラフトチューブ内に連続的に吹き込
み、容器内の反応液をドラフトチューブの内外部の水圧
差より循環させて気液接触を行う内部循環型のものと、
上昇管と下降管からなり、上昇管にガスを吹き込むこと
により密度差により液循環を行わせる外部循環型のもの
がある。
【0003】このような気泡塔型ループリアクターを用
いて、例えば触媒含有ガス−液系の発熱反応を行う場
合、原料液供給量の不安定性や触媒活性の不均一性等の
外乱によって、反応が変動するため、特に大量の発熱を
伴う反応では、反応温度が上昇し、好ましくない副生物
の生成や暴走が起こってしまうという問題がある。この
ため、反応を定常的に行わせるためには、反応温度を制
御する必要があり、大量の発熱を伴う反応には気泡塔型
ループリアクターは使用されていないのが現状である。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、前記問題点を解決し、
設定温度と反応温度とのずれに応じて、液循環量を調節
することにより、反応温度を制御し、反応を定常的に行
うことができる気泡塔型ループリアクターの反応制御方
法を提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、液上昇流
部、塔頂での気液分離部、液下降流部及び液流が反転す
る塔底部から構成される気泡塔型ループリアクターにお
いて、液循環ラインに液流量調節弁を設けるとともに、
設定温度と反応温度とのずれを液流量調節弁と連動さ
せ、反応温度に応じて液流量調節弁を調節することによ
り、反応温度を制御することを特徴とする反応制御方法
に関する。
【0006】本発明において用いられる気泡塔型ループ
リアクターは、液上昇流部、塔頂での気液分離部、液下
降流部及び液流が反転する塔底部から構成されるもので
あり、主として内部循環型と外部循環型がある。特に大
量の熱を発生する反応に用いる場合には、熱交換の効率
の良い外部循環型が好ましい。本発明の特徴は、この気
泡塔型ループリアクターの液循環ラインに液流量調節弁
を設けるとともに、設定温度と反応温度とのずれを液流
量調節弁と連動させ、反応温度に応じて液流量調節弁を
調節することにより、反応温度を制御することにある。
【0007】これについて、以下、図1を用いて説明す
る。図1は、本発明に用いられる気泡塔型ループリアク
ターの概略図である。図1において、反応ガスは、ガス
供給管5から液上昇流部1に送入される。この液上昇流
部1は、塔底部2及び気液分離部3を経て液下降流部4
に連結している。気泡となって分散されたガスは、気液
分離部3において分離され、そしてガス排出管7から排
出される。液下降流部4は、反応により発生した熱を取
り出すための多管式熱交換器となっている。そして、塔
底部2には液流量調節弁10が設けられている。温度指
示調節計12で反応温度を設定し、この設定温度と実際
の反応温度とのずれに応じて、これと連動させた流量指
示調節計11により、液流量調節弁10を調節して液循
環量を増減することができるようになっている。
【0008】一般に気泡塔型ループリアクターにおいて
は、例えば、混相流5巻4号(1991)307頁Fi
g.6に記載されているように、液循環速度ULと気液
物質移動量kLaとは図2に示す関係にある。即ち、液
循環速度ULが大きくなると気液物質移動量kLaは減少
し、逆に液循環速度ULが小さくなると気液物質移動量
Laは増加する関係にある。一方、気液物質移動量kL
aが減少すると反応量が減るので反応温度は下がり、逆
に気液物質移動量kLaが増加すると反応量が増えるの
で反応温度は上昇する。また、液循環速度ULが小さく
なると熱交換の効率が下がるので反応温度は上昇し、逆
に液循環速度ULが大きくなると熱交換の効率が上がる
ので反応温度は下がる。
【0009】そこで、液循環ラインに液流量調節弁を設
けるとともに、設定温度と反応温度とのずれを液流量調
節弁と連動させ、反応温度に応じて液流量調節弁を調節
して、液循環量及び気液物質移動量を増減させることに
より、反応温度を制御することができる。即ち、液流量
調節弁により液循環量を減少させれば、熱交換の効率が
下がることにより反応温度は上昇し、同時に図2の関係
から気液物質移動量も増加して反応量が増えることによ
り、さらに反応温度は上昇することになる。逆に、液流
量調節弁により液循環量を増加させれば、熱交換の効率
が上がることにより反応温度は下がり、同時に図2の関
係から気液物質移動量も減少して反応量が減ることによ
り、さらに反応温度は下がることになる。したがって、
設定温度と反応温度とのずれを液流量調節弁と連動させ
ておくことにより反応温度を一定に保つことができる。
【0010】例えば、ブタジエンを三量化してCDT
(シクロドデカトリエン)とし、次いでCDTを水添し
てCDAN(シクロドデカン)とし、CDANを酸化し
てCDON/OL(シクロドデカノン/シクロドデカノ
ール)を製造する工程において、下記反応式に示すCD
Tを水添してCDANを製造する工程は、気液固触媒反
応であるとともに、発熱反応であるので、水素の反応液
中への移動及び大量の反応熱除去が効率的に行われるこ
とが必要であり、そのための反応器としては気泡塔型ル
ープリアクターが適している。上記反応では、特に、高
温でCDTの水素化分解や異性化が起こるので反応温度
の制御が重要となる。したがって、上記反応に、本発明
の反応制御方法を適用することにより、反応温度を一定
に保つことができるので、副生物の生成を防止でき、安
全で経済的にCDANを生産することが可能となる。
【0011】
【化1】
【0012】
【実施例】以下に、実施例を示す。 実施例1 CDTを水添してCDANを合成する水添反応を図1に
示す気泡塔型ループリアクターを用いて行った。図1に
おいて、液上昇流部1は、CDTとH2が反応してCD
ANになる反応部、液下降流部4は、反応により発生し
た熱を取り出すための多管式熱交換器部となっている。
そして、温度指示調節計12で反応温度を設定し、この
設定温度と実際の反応温度とのずれに応じて、これと連
動させた流量指示調節計11により、液流量調節弁10
を調節して液循環量を増減することにより、反応温度を
コントロールすることができるようになっている。反応
部の容積が0.84lのループリアクターへ、CDAN
に対し水素添加触媒(Ni66%担持SiO2−Al2
3触媒)を0.3wt%添加したスラリー溶液を入れ、
2ガスを56.5Nl/hr、4kg/cm2Gでガス
供給管5から送入し、反応部と熱交換器部の間に液循環
を形成させた。次に、原料供給口6からCDTに対し触
媒を0.3wt%添加したスラリー溶液を0.547k
g/hrで供給して反応を開始し、反応液排出管8より
反応液をオーバーフローにより排出させた。温度指示調
節計12で各温度に設定し、定常状態に達したときの反
応器内温度の設定温度からのずれ、出口反応率及び液循
環量を表1に示す。なお、各設定温度への移行はスムー
ズに行うことができた。
【0013】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に用いられる気泡塔型ループ
リアクターの概略図である。
【図2】 図2は、本発明の実施例における液循環速度
Lと気液物質移動量kLaとの関係を示す図である。
【符号の説明】
1 液上昇流部 2 塔底部 3 気液分離部 4 液下降流部 5 ガス供給管 6 原料供給口 7 ガス排出管 8 反応液排出管 9 ガス分散板 10 液流量調節弁 11 流量指示調節計 12 温度指示調節計 13 冷却液出口 14 冷却液入口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液上昇流部、塔頂での気液分離部、液下
    降流部及び液流が反転する塔底部から構成される気泡塔
    型ループリアクターにおいて、液循環ラインに液流量調
    節弁を設けるとともに、設定温度と反応温度とのずれを
    液流量調節弁と連動させ、反応温度に応じて液流量調節
    弁を調節することにより、反応温度を制御することを特
    徴とする反応制御方法。
JP6160058A 1994-07-12 1994-07-12 気泡塔型ループリアクターにおける反応制御方法 Pending JPH0824624A (ja)

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