JPH08246820A - 可変バルブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出装置 - Google Patents
可変バルブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出装置Info
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- JPH08246820A JPH08246820A JP7048853A JP4885395A JPH08246820A JP H08246820 A JPH08246820 A JP H08246820A JP 7048853 A JP7048853 A JP 7048853A JP 4885395 A JP4885395 A JP 4885395A JP H08246820 A JPH08246820 A JP H08246820A
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- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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- Testing Of Engines (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 可変バルブタイミング機構を有する内燃機関
において、クランクシャフトに対するカムシャフトの変
位角度の異常を検出するに当たり、誤検出を抑制するこ
と。 【構成】 可変バルブタイミング機構を有する内燃機関
の異常検出装置VCは、吸気側タイミングプーリ27と
タイミングベルト35との間のかけ違い等に起因する、
クランクシャフト14に対する吸気側カムシャフト23
の変位角度の異常発生を検出する。異常検出に当たって
は、校正実変位角度VTから、吸気側カムシャフト23
の最遅角変位角度から構成実変位角度VTまでの変位角
度量を除いた判定変位角度Aを算出する。そして、判定
変位角度AとVVT50構成上の変位角度30°CAと
の偏差が第1所定値e以上である場合に、クランクシャ
フト14に対する吸気側カムシャフト23の変位角度の
バルブタイミングフェイルを検出する。
において、クランクシャフトに対するカムシャフトの変
位角度の異常を検出するに当たり、誤検出を抑制するこ
と。 【構成】 可変バルブタイミング機構を有する内燃機関
の異常検出装置VCは、吸気側タイミングプーリ27と
タイミングベルト35との間のかけ違い等に起因する、
クランクシャフト14に対する吸気側カムシャフト23
の変位角度の異常発生を検出する。異常検出に当たって
は、校正実変位角度VTから、吸気側カムシャフト23
の最遅角変位角度から構成実変位角度VTまでの変位角
度量を除いた判定変位角度Aを算出する。そして、判定
変位角度AとVVT50構成上の変位角度30°CAと
の偏差が第1所定値e以上である場合に、クランクシャ
フト14に対する吸気側カムシャフト23の変位角度の
バルブタイミングフェイルを検出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、運転状態に応じてクラ
ンクシャフトに対するカムシャフトの変位角度を変位さ
せることでバルブタイミングを変更する可変バルブタイ
ミング機構を有する内燃機関の異常検出装置に関し、さ
らに詳細には、クランクシャフトに対するカムシャフト
の変位角度の異常を検出する可変バルブタイミング機構
を有する内燃機関の異常検出装置に関する。
ンクシャフトに対するカムシャフトの変位角度を変位さ
せることでバルブタイミングを変更する可変バルブタイ
ミング機構を有する内燃機関の異常検出装置に関し、さ
らに詳細には、クランクシャフトに対するカムシャフト
の変位角度の異常を検出する可変バルブタイミング機構
を有する内燃機関の異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンにおける各種制御のタ
イミングは、クランクシャフトの回転角度(クランク角
度)を基準に決定されており、吸気バルブ、及び排気バ
ルブの開閉タイミングもクランク角度によって規定され
ている。ここで、多くの吸気バルブ、及び排気バルブ
は、カムシャフトによって所定の開閉タイミングを実現
するよう駆動されており、かかるカムシャフトは、タイ
ミングベルト、またはタイミングチェーン等の伝達部材
を介してクランクシャフトによって回転駆動されてい
る。
イミングは、クランクシャフトの回転角度(クランク角
度)を基準に決定されており、吸気バルブ、及び排気バ
ルブの開閉タイミングもクランク角度によって規定され
ている。ここで、多くの吸気バルブ、及び排気バルブ
は、カムシャフトによって所定の開閉タイミングを実現
するよう駆動されており、かかるカムシャフトは、タイ
ミングベルト、またはタイミングチェーン等の伝達部材
を介してクランクシャフトによって回転駆動されてい
る。
【0003】したがって、タイミングベルト等の歯とび
や、タイミングベルト等のかけ間違い等によって、クラ
ンクシャフトに対するカムシャフトの変位角度が所定の
変位角度からずれてしまうと、吸気バルブ、及び排気バ
ルブが所定の開閉タイミングで開閉されず、エンジン出
力特性が低下してしまう。
や、タイミングベルト等のかけ間違い等によって、クラ
ンクシャフトに対するカムシャフトの変位角度が所定の
変位角度からずれてしまうと、吸気バルブ、及び排気バ
ルブが所定の開閉タイミングで開閉されず、エンジン出
力特性が低下してしまう。
【0004】そこで、クランク角センサによって検出さ
れたクランク角度と、カム角センサによって検出された
カム角度とに基づいて、クランクシャフトに対するカム
シャフトの角度(タイミング)のずれ、すなわち、変位
角度が所定範囲内に存在するか否かを常時判断するタイ
ミング異常検出装置が提案されている。このタイミング
異常検出装置によれば、クランクシャフトに対するカム
シャフトの変位角度が常に検出されており、変位角度が
所定範囲を外れた時点においてタイミングの異常が検出
されることとなる。
れたクランク角度と、カム角センサによって検出された
カム角度とに基づいて、クランクシャフトに対するカム
シャフトの角度(タイミング)のずれ、すなわち、変位
角度が所定範囲内に存在するか否かを常時判断するタイ
ミング異常検出装置が提案されている。このタイミング
異常検出装置によれば、クランクシャフトに対するカム
シャフトの変位角度が常に検出されており、変位角度が
所定範囲を外れた時点においてタイミングの異常が検出
されることとなる。
【0005】ところで、近年、エンジンの運転状態に応
じて、吸気バルブ、排気バルブの少なくともいずれか一
方のバルブタイミングを変更させる可変バルブタイミン
グ機構を有するエンジンが実用化されている。そして、
可変バルブタイミング機構として、例えば、クランクシ
ャフトに対するカムシャフトの回転位相(変位角度)を
連続的に変位させる可変バルブタイミング機構が知られ
ている。
じて、吸気バルブ、排気バルブの少なくともいずれか一
方のバルブタイミングを変更させる可変バルブタイミン
グ機構を有するエンジンが実用化されている。そして、
可変バルブタイミング機構として、例えば、クランクシ
ャフトに対するカムシャフトの回転位相(変位角度)を
連続的に変位させる可変バルブタイミング機構が知られ
ている。
【0006】かかる可変バルブタイミング機構を有する
エンジンでは、特開昭59−105911号公報に記載
されているような位相差検出装置を用いて実回転位相
(実変位角度)を検出し、検出された実変位角度をエン
ジンの運転状態に基づいて決定された目標回転位相(目
標変位角度)に収束させるフィードバック制御が実行さ
れている。
エンジンでは、特開昭59−105911号公報に記載
されているような位相差検出装置を用いて実回転位相
(実変位角度)を検出し、検出された実変位角度をエン
ジンの運転状態に基づいて決定された目標回転位相(目
標変位角度)に収束させるフィードバック制御が実行さ
れている。
【0007】このような可変バルブタイミング機構を有
するエンジンにおいても、タイミングベルト等のかけ違
い等により、クランクシャフトに対するカムシャフトの
変位角度にずれが生じることにかわりはない。この結
果、可変バルブタイミング機構によって、変位角度を変
位させてバルブタイミングを変更した際にも、所定のバ
ルブタイミングを実現することができず、所望のエンジ
ン特性を得ることができないことがある。
するエンジンにおいても、タイミングベルト等のかけ違
い等により、クランクシャフトに対するカムシャフトの
変位角度にずれが生じることにかわりはない。この結
果、可変バルブタイミング機構によって、変位角度を変
位させてバルブタイミングを変更した際にも、所定のバ
ルブタイミングを実現することができず、所望のエンジ
ン特性を得ることができないことがある。
【0008】そこで、タイミングベルト等のかけ違い等
に起因するタイミングの異常を検出する必要が生じる。
かかる場合、通常のエンジンと同様にして、クランクシ
ャフトに対するカムシャフトの変位角度を常に検出し、
タイミングベルト等のかけ違い等に起因するタイミング
の異常を検出すれば良いように思われる。
に起因するタイミングの異常を検出する必要が生じる。
かかる場合、通常のエンジンと同様にして、クランクシ
ャフトに対するカムシャフトの変位角度を常に検出し、
タイミングベルト等のかけ違い等に起因するタイミング
の異常を検出すれば良いように思われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、可変バ
ルブタイミング機構を有するエンジンでは、クランクシ
ャフトに対するカムシャフトの変位角度を変位させるこ
とによって、その時々のエンジンコンディションに最適
なバルブタイミングを実現している。
ルブタイミング機構を有するエンジンでは、クランクシ
ャフトに対するカムシャフトの変位角度を変位させるこ
とによって、その時々のエンジンコンディションに最適
なバルブタイミングを実現している。
【0010】したがって、カムシャフトが目標変位角度
に向かって変位している最中にあっては、クランクシャ
フトに対するカムシャフトの変位角度は、逐次変化して
おり、変位角度が一定値をとることはない。この結果、
通常のエンジンと同様にして一定のしきい値を用い、変
位角度がしきい値内にあるかないかによって異常を判断
するとすれば、誤検出を行ってしまうという問題があっ
た。
に向かって変位している最中にあっては、クランクシャ
フトに対するカムシャフトの変位角度は、逐次変化して
おり、変位角度が一定値をとることはない。この結果、
通常のエンジンと同様にして一定のしきい値を用い、変
位角度がしきい値内にあるかないかによって異常を判断
するとすれば、誤検出を行ってしまうという問題があっ
た。
【0011】また、カムシャフトが目標変位角度に到達
した後に異常を検出する場合であっても、カムシャフト
は様々な目標変位角度をとり得るため、1のしきい値に
よって変位角度の異常検出を行うことはできなかった。
した後に異常を検出する場合であっても、カムシャフト
は様々な目標変位角度をとり得るため、1のしきい値に
よって変位角度の異常検出を行うことはできなかった。
【0012】それならば、目標変位角度毎に判定のしき
い値となる所定値を変更して、タイミング異常を判断す
れば良いように思われる。しかしながら、カムシャフト
を目標変位角度に向けて変位させるにあたっては、変位
応答遅れがあり、目標変位角度と実変位角度とは必ずし
も一致しない。
い値となる所定値を変更して、タイミング異常を判断す
れば良いように思われる。しかしながら、カムシャフト
を目標変位角度に向けて変位させるにあたっては、変位
応答遅れがあり、目標変位角度と実変位角度とは必ずし
も一致しない。
【0013】したがって、単に目標変位角度毎に判定の
しきい値となる所定値を変更し、逐次、変位角度が所定
値内に存在するか否かを判定した場合には、変位角度に
異常が発生していないにもかかわらず、異常が発生して
いると誤検出し易くなるという問題があった。
しきい値となる所定値を変更し、逐次、変位角度が所定
値内に存在するか否かを判定した場合には、変位角度に
異常が発生していないにもかかわらず、異常が発生して
いると誤検出し易くなるという問題があった。
【0014】本発明は、前記従来の問題点を解消するた
めになされたものであり、可変バルブタイミング機構を
有する内燃機関において、クランクシャフトに対するカ
ムシャフトの変位角度の異常を検出するに当たり、誤検
出を抑制することを目的とする。
めになされたものであり、可変バルブタイミング機構を
有する内燃機関において、クランクシャフトに対するカ
ムシャフトの変位角度の異常を検出するに当たり、誤検
出を抑制することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の発明に係る可変バルブタイミング機構
を有する内燃機関の異常検出装置は、回転運動する内燃
機関M1のクランクシャフトM2と、そのクランクシャ
フトM2の回転運動を伝達するための回転運動伝達手段
M3と、その回転運動伝達手段M3を介して前記クラン
クシャフトM2の回転に同期して回転駆動される吸気側
カムシャフトM4及び排気側カムシャフトM5と、前記
両カムシャフトM4、M5の回転に同期して所定のタイ
ミングで駆動され、燃焼室M6に通じる吸気通路M7及
び排気通路M8をそれぞれ開閉する吸気バルブM9及び
排気バルブM10と、前記内燃機関M1の運転状態を検
出するための運転状態検出手段M11と、前記クランク
シャフトM2の回転にともない所定のクランク角度で基
準タイミング信号を発生させる基準タイミング信号発生
手段M12と、前記クランクシャフトM2に対する前記
吸気側カムシャフトM4又は前記排気側カムシャフトM
5のうち少なくとも一方の変位角度を、基準変位角度か
ら目標変位角度に変位させることにより、前記吸気バル
ブM9又は前記排気バルブM10のうち少なくとも一方
のバルブタイミングを基準バルブタイミングから目標バ
ルブタイミングに変更させる可変バルブタイミング機構
M13と、前記運転状態検出手段M11によって検出さ
れた内燃機関M1の運転状態に応じて、前記可変バルブ
タイミング機構M13配設側における前記カムシャフト
M4、M5の目標となる変位角度を決定するための目標
変位角度決定手段M14と、前記可変バルブタイミング
機構M13配設側における前記カムシャフトM4、M5
の回転にともない現実の変位角度に対応した変位タイミ
ング信号を発生させる変位タイミング信号発生手段M1
5と、前記基準タイミング信号発生手段M12により発
生された基準タイミング信号と、前記変位タイミング信
号発生手段M15により発生された変位タイミング信号
とに基づいて、前記クランクシャフトM2に対する前記
可変バルブタイミング機構M13配設側における前記カ
ムシャフトM4、M5の実際の変位角度を算出するため
の変位角度算出手段M16と、その変位角度算出手段M
16によって算出される前記可変バルブタイミング機構
M13配設側における前記カムシャフトM4、M5の実
際の変位角度を、前記目標変位角度決定手段M14によ
って決定された目標変位角度に収束させるよう前記可変
バルブタイミング機構M13を制御するための可変バル
ブタイミング機構制御手段M17と、前記変位角度算出
手段M16によって算出された実際の変位角度と、前記
可変バルブタイミング機構M13が有する基準変位角度
とに基づいて変位角度の変位量を算出する変位量算出手
段M18と、前記可変バルブタイミング機構M13配設
側における前記カムシャフトM4、M5の変位角度が前
記可変バルブタイミング機構制御手段M17によって所
定の目標変位角度に保持制御されている状態にあるか否
かを判断するための保持制御判断手段M19と、その保
持制御判断手段M19によって、前記可変バルブタイミ
ング機構M13配設側における前記カムシャフトM4、
M5が所定の目標変位角度に保持制御されていると判断
され、かつ、前記変位角度算出手段M16によって算出
された実際の変位角度から前記変位量算出手段M18に
よって算出された変位角度の変位量を除いた変位角度が
第1所定値以上である場合には、前記内燃機関M1に異
常が発生していると判定するための異常判定手段M20
とを構成として備えている。
請求項1に記載の発明に係る可変バルブタイミング機構
を有する内燃機関の異常検出装置は、回転運動する内燃
機関M1のクランクシャフトM2と、そのクランクシャ
フトM2の回転運動を伝達するための回転運動伝達手段
M3と、その回転運動伝達手段M3を介して前記クラン
クシャフトM2の回転に同期して回転駆動される吸気側
カムシャフトM4及び排気側カムシャフトM5と、前記
両カムシャフトM4、M5の回転に同期して所定のタイ
ミングで駆動され、燃焼室M6に通じる吸気通路M7及
び排気通路M8をそれぞれ開閉する吸気バルブM9及び
排気バルブM10と、前記内燃機関M1の運転状態を検
出するための運転状態検出手段M11と、前記クランク
シャフトM2の回転にともない所定のクランク角度で基
準タイミング信号を発生させる基準タイミング信号発生
手段M12と、前記クランクシャフトM2に対する前記
吸気側カムシャフトM4又は前記排気側カムシャフトM
5のうち少なくとも一方の変位角度を、基準変位角度か
ら目標変位角度に変位させることにより、前記吸気バル
ブM9又は前記排気バルブM10のうち少なくとも一方
のバルブタイミングを基準バルブタイミングから目標バ
ルブタイミングに変更させる可変バルブタイミング機構
M13と、前記運転状態検出手段M11によって検出さ
れた内燃機関M1の運転状態に応じて、前記可変バルブ
タイミング機構M13配設側における前記カムシャフト
M4、M5の目標となる変位角度を決定するための目標
変位角度決定手段M14と、前記可変バルブタイミング
機構M13配設側における前記カムシャフトM4、M5
の回転にともない現実の変位角度に対応した変位タイミ
ング信号を発生させる変位タイミング信号発生手段M1
5と、前記基準タイミング信号発生手段M12により発
生された基準タイミング信号と、前記変位タイミング信
号発生手段M15により発生された変位タイミング信号
とに基づいて、前記クランクシャフトM2に対する前記
可変バルブタイミング機構M13配設側における前記カ
ムシャフトM4、M5の実際の変位角度を算出するため
の変位角度算出手段M16と、その変位角度算出手段M
16によって算出される前記可変バルブタイミング機構
M13配設側における前記カムシャフトM4、M5の実
際の変位角度を、前記目標変位角度決定手段M14によ
って決定された目標変位角度に収束させるよう前記可変
バルブタイミング機構M13を制御するための可変バル
ブタイミング機構制御手段M17と、前記変位角度算出
手段M16によって算出された実際の変位角度と、前記
可変バルブタイミング機構M13が有する基準変位角度
とに基づいて変位角度の変位量を算出する変位量算出手
段M18と、前記可変バルブタイミング機構M13配設
側における前記カムシャフトM4、M5の変位角度が前
記可変バルブタイミング機構制御手段M17によって所
定の目標変位角度に保持制御されている状態にあるか否
かを判断するための保持制御判断手段M19と、その保
持制御判断手段M19によって、前記可変バルブタイミ
ング機構M13配設側における前記カムシャフトM4、
M5が所定の目標変位角度に保持制御されていると判断
され、かつ、前記変位角度算出手段M16によって算出
された実際の変位角度から前記変位量算出手段M18に
よって算出された変位角度の変位量を除いた変位角度が
第1所定値以上である場合には、前記内燃機関M1に異
常が発生していると判定するための異常判定手段M20
とを構成として備えている。
【0016】また、請求項2に記載の発明に係る可変バ
ルブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出装置
は、請求項1記載の可変バルブタイミング機構を有する
内燃機関の異常検出装置において、前記保持制御判断手
段M19は、前記目標変位角度決定手段M14により決
定された目標変位角度と、前記変位角度算出手段M16
によって算出された実際の変位角度との偏差が第2所定
値以下であり、かつ、前記変位量算出手段M18によっ
て算出された変位角度の変位量が第3所定値以下である
場合に、前記可変バルブタイミング機構M13配設側に
おける前記カムシャフトM4、M5の変位角度が前記可
変バルブタイミング機構制御手段M17によって所定の
目標変位角度に保持制御されていると判断することを構
成として備えている。
ルブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出装置
は、請求項1記載の可変バルブタイミング機構を有する
内燃機関の異常検出装置において、前記保持制御判断手
段M19は、前記目標変位角度決定手段M14により決
定された目標変位角度と、前記変位角度算出手段M16
によって算出された実際の変位角度との偏差が第2所定
値以下であり、かつ、前記変位量算出手段M18によっ
て算出された変位角度の変位量が第3所定値以下である
場合に、前記可変バルブタイミング機構M13配設側に
おける前記カムシャフトM4、M5の変位角度が前記可
変バルブタイミング機構制御手段M17によって所定の
目標変位角度に保持制御されていると判断することを構
成として備えている。
【0017】さらに、請求項3に記載の発明に係る可変
バルブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出装置
は、請求項1または請求項2記載の可変バルブタイミン
グ機構を有する内燃機関の異常検出装置において、前記
保持制御判断手段M19において判断される所定の目標
変位角度は、前記可変バルブタイミング機構M13にお
ける最変位の変位角度であることを構成として備えてい
る。
バルブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出装置
は、請求項1または請求項2記載の可変バルブタイミン
グ機構を有する内燃機関の異常検出装置において、前記
保持制御判断手段M19において判断される所定の目標
変位角度は、前記可変バルブタイミング機構M13にお
ける最変位の変位角度であることを構成として備えてい
る。
【0018】
【作用】上記構成を備えた請求項1に記載の発明に係る
可変バルブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出
装置では、内燃機関M1が始動すると、クランクシャフ
トM2が回転運動を開始する。そして、クランクシャフ
トM2の回転運動は、回転運動伝達手段M3を介して吸
気側カムシャフトM4及び排気側カムシャフトM5に伝
達される。この結果、両カムシャフトM4、M5は、ク
ランクシャフトM2の回転に同期して回転駆動される。
可変バルブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出
装置では、内燃機関M1が始動すると、クランクシャフ
トM2が回転運動を開始する。そして、クランクシャフ
トM2の回転運動は、回転運動伝達手段M3を介して吸
気側カムシャフトM4及び排気側カムシャフトM5に伝
達される。この結果、両カムシャフトM4、M5は、ク
ランクシャフトM2の回転に同期して回転駆動される。
【0019】吸気バルブM9、及び排気バルブM10
は、両カムシャフトM4、M5の回転に同期して所定の
タイミングで駆動され、燃焼室M6に通じる吸気通路M
7、及び排気通路M8を開閉する。
は、両カムシャフトM4、M5の回転に同期して所定の
タイミングで駆動され、燃焼室M6に通じる吸気通路M
7、及び排気通路M8を開閉する。
【0020】また、運転状態検出手段M12は、内燃機
関M1の運転状態を検出し、目標変位角度決定手段M1
4は、運転状態検出手段M12によって検出された内燃
機関M1の運転状態に応じて、可変バルブタイミング機
構M13が配設されている側におけるカムシャフトM
4、M5の目標となる変位角度を決定する。さらに、基
準タイミング信号発生手段M12は、クランクシャフト
M2の回転にともない所定のクランク角度において、基
準タイミング信号を発生させる。
関M1の運転状態を検出し、目標変位角度決定手段M1
4は、運転状態検出手段M12によって検出された内燃
機関M1の運転状態に応じて、可変バルブタイミング機
構M13が配設されている側におけるカムシャフトM
4、M5の目標となる変位角度を決定する。さらに、基
準タイミング信号発生手段M12は、クランクシャフト
M2の回転にともない所定のクランク角度において、基
準タイミング信号を発生させる。
【0021】可変バルブタイミング機構M13は、クラ
ンクシャフトM2に対する吸気側カムシャフトM4又は
排気側カムシャフトM5のうち少なくとも一方の変位角
度を、基準変位角度から目標変位角度に変位させる。こ
の結果、吸気バルブM9又は排気バルブM10の少なく
とも一方のバルブタイミングが、基準バルブタイミング
から目標バルブタイミングに変更される。
ンクシャフトM2に対する吸気側カムシャフトM4又は
排気側カムシャフトM5のうち少なくとも一方の変位角
度を、基準変位角度から目標変位角度に変位させる。こ
の結果、吸気バルブM9又は排気バルブM10の少なく
とも一方のバルブタイミングが、基準バルブタイミング
から目標バルブタイミングに変更される。
【0022】変位タイミング信号発生手段M15は、可
変バルブタイミング機構M13が配設されている側にお
けるカムシャフトM4、M5の回転に伴い、現実の変位
角度に対応した変位タイミング信号を発生させる。そし
て、変位角度算出手段M16は、基準タイミング信号と
変位タイミング信号とに基づいて、可変バルブタイミン
グ機構M13が配設されている側におけるカムシャフト
M4、M5の実際の変位角度を算出する。また、変位量
算出手段M18は、変位角度算出手段M16によって算
出された実際の変位角度と、可変バルブタイミング機構
M13の基準変位角度とに基づいて、変位角度の変位量
を算出する。
変バルブタイミング機構M13が配設されている側にお
けるカムシャフトM4、M5の回転に伴い、現実の変位
角度に対応した変位タイミング信号を発生させる。そし
て、変位角度算出手段M16は、基準タイミング信号と
変位タイミング信号とに基づいて、可変バルブタイミン
グ機構M13が配設されている側におけるカムシャフト
M4、M5の実際の変位角度を算出する。また、変位量
算出手段M18は、変位角度算出手段M16によって算
出された実際の変位角度と、可変バルブタイミング機構
M13の基準変位角度とに基づいて、変位角度の変位量
を算出する。
【0023】可変バルブタイミング機構制御手段M17
は、変位角度算出手段M16によって算出される実際の
変位角度が、目標変位角度決定手段M14によって決定
された目標変位角度に収束するように可変バルブタイミ
ング機構M13を制御する。また、保持制御判断手段M
19は、可変バルブタイミング機構M13が配設されて
いる側におけるカムシャフトM4、M5の変位角度が、
可変バルブタイミング機構制御手段M17によって所定
の目標変位角度に保持制御されているか否かを判断す
る。
は、変位角度算出手段M16によって算出される実際の
変位角度が、目標変位角度決定手段M14によって決定
された目標変位角度に収束するように可変バルブタイミ
ング機構M13を制御する。また、保持制御判断手段M
19は、可変バルブタイミング機構M13が配設されて
いる側におけるカムシャフトM4、M5の変位角度が、
可変バルブタイミング機構制御手段M17によって所定
の目標変位角度に保持制御されているか否かを判断す
る。
【0024】そして、異常判定手段M20は、保持制御
判断手段M19によって可変バルブタイミング機構M1
3配設側におけるカムシャフトM4、M5の変位角度が
所定の目標変位角度に保持制御されていると判断され、
かつ、変位角度算出手段M16によって算出された実際
の変位角度から変位量算出手段M18によって算出され
た変位角度の変位量を除いた変位角度が、第1所定値以
上である場合に内燃機関に異常が発生していると判定す
る。
判断手段M19によって可変バルブタイミング機構M1
3配設側におけるカムシャフトM4、M5の変位角度が
所定の目標変位角度に保持制御されていると判断され、
かつ、変位角度算出手段M16によって算出された実際
の変位角度から変位量算出手段M18によって算出され
た変位角度の変位量を除いた変位角度が、第1所定値以
上である場合に内燃機関に異常が発生していると判定す
る。
【0025】したがって、可変バルブタイミング機構M
13によって基準変位角度から変位させられたカムシャ
フトM4、M5の変位角度変位量を除いた変位角度に基
づいて、内燃機関M1における異常の判定が行われるこ
ととなる。この結果、可変バルブタイミング機構M13
を有する内燃機関M1において、変位タイミング信号の
発生時期が変化することにより、回転運動伝達手段M3
の不具合に起因する内燃機関M1の異常発生が誤って検
出されることが抑制される。
13によって基準変位角度から変位させられたカムシャ
フトM4、M5の変位角度変位量を除いた変位角度に基
づいて、内燃機関M1における異常の判定が行われるこ
ととなる。この結果、可変バルブタイミング機構M13
を有する内燃機関M1において、変位タイミング信号の
発生時期が変化することにより、回転運動伝達手段M3
の不具合に起因する内燃機関M1の異常発生が誤って検
出されることが抑制される。
【0026】また、請求項2に記載の発明に係る可変バ
ルブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出装置で
は、保持制御判断手段M19は、目標変位角度決定手段
M14によって決定された目標変位角度と、変位角度算
出手段M16によって算出された実際の変位角度との偏
差が第2所定値以下であり、かつ、変位量算出手段M1
8によって算出された変位角度の変位量が第3所定値以
下である場合に、可変バルブタイミング機構M13配設
側におけるカムシャフトM4、M5の変位角度が所定の
目標変位角度に保持制御されていると判断する。
ルブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出装置で
は、保持制御判断手段M19は、目標変位角度決定手段
M14によって決定された目標変位角度と、変位角度算
出手段M16によって算出された実際の変位角度との偏
差が第2所定値以下であり、かつ、変位量算出手段M1
8によって算出された変位角度の変位量が第3所定値以
下である場合に、可変バルブタイミング機構M13配設
側におけるカムシャフトM4、M5の変位角度が所定の
目標変位角度に保持制御されていると判断する。
【0027】したがって、可変バルブタイミング機構M
13が目標変位角度に到達するとともに、ほぼ停止した
状態をもって保持制御されていると判断されることとな
る。この結果、安定した状態で内燃機関M1の異常判定
が行われることとなり、誤検出が抑制される。
13が目標変位角度に到達するとともに、ほぼ停止した
状態をもって保持制御されていると判断されることとな
る。この結果、安定した状態で内燃機関M1の異常判定
が行われることとなり、誤検出が抑制される。
【0028】さらに、請求項3に記載の発明に係る可変
バルブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出装置
では、保持制御判断手段M19が判断する所定の目標変
位角度として、可変バルブタイミング機構M13におけ
る最変位変位角度を採用している。
バルブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出装置
では、保持制御判断手段M19が判断する所定の目標変
位角度として、可変バルブタイミング機構M13におけ
る最変位変位角度を採用している。
【0029】したがって、可変バルブタイミング機構M
13がとる変位角度のうち最も安定した変位角度におい
て内燃機関M1の異常判定が実行されることとなり、誤
検出がより一層抑制される。
13がとる変位角度のうち最も安定した変位角度におい
て内燃機関M1の異常判定が実行されることとなり、誤
検出がより一層抑制される。
【0030】
【実施例】以下、本発明を可変バルブタイミング機構を
有するエンジンの異常検出装置に具体化した実施例につ
いて図面を参照して説明する。
有するエンジンの異常検出装置に具体化した実施例につ
いて図面を参照して説明する。
【0031】先ず、本実施例に係る可変バルブタイミン
グ機構を有するエンジンの異常検出装置VCの構成につ
いて図2及び図3を参照して説明する。ここに、図2は
可変バルブタイミング機構を有するガソリンエンジンシ
ステムを示す概略構成図である。
グ機構を有するエンジンの異常検出装置VCの構成につ
いて図2及び図3を参照して説明する。ここに、図2は
可変バルブタイミング機構を有するガソリンエンジンシ
ステムを示す概略構成図である。
【0032】内燃機関としてのエンジン10は、複数の
シリンダが形成されているシリンダブロック11と、シ
リンダブロック11上部に連結されるシリンダヘッド1
2と、シリンダブロック11の各シリンダ内を上下に往
復移動するピストン13とを備えている。また、ピスト
ン13の下端部にはクランクシャフト14が連結されて
おり、ピストン13が上下動することによりクランクシ
ャフト14が回転させられる。
シリンダが形成されているシリンダブロック11と、シ
リンダブロック11上部に連結されるシリンダヘッド1
2と、シリンダブロック11の各シリンダ内を上下に往
復移動するピストン13とを備えている。また、ピスト
ン13の下端部にはクランクシャフト14が連結されて
おり、ピストン13が上下動することによりクランクシ
ャフト14が回転させられる。
【0033】さらに、クランクシャフト14の近傍に
は、クランク角センサ40が配設されており、クランク
角センサ40は、クランクシャフト14に連結されてい
る磁性体ロータ(図示しない)と、電磁ピックアップ
(図示しない)とから構成されている。ここで、ロータ
の外周には等角度歯が形成されており、ロータの等角度
歯が電磁ピックアップの前方を通過する毎に、パルス状
のクランク角度信号が発生し、検出される。
は、クランク角センサ40が配設されており、クランク
角センサ40は、クランクシャフト14に連結されてい
る磁性体ロータ(図示しない)と、電磁ピックアップ
(図示しない)とから構成されている。ここで、ロータ
の外周には等角度歯が形成されており、ロータの等角度
歯が電磁ピックアップの前方を通過する毎に、パルス状
のクランク角度信号が発生し、検出される。
【0034】また、各シリンダブロック11、及びシリ
ンダヘッド12の内壁と、ピストン13の頂部とによっ
て区画形成された空間は、混合気を燃焼させるための燃
焼室15として機能し、シリンダヘッド12の頂部に
は、混合気に点火するための点火プラグ16が、燃焼室
15に突出するように配設されている。
ンダヘッド12の内壁と、ピストン13の頂部とによっ
て区画形成された空間は、混合気を燃焼させるための燃
焼室15として機能し、シリンダヘッド12の頂部に
は、混合気に点火するための点火プラグ16が、燃焼室
15に突出するように配設されている。
【0035】シリンダヘッド12の排気側カムシャフト
33近傍には、ディストリビュータ18が配設されてい
る。そして、ディストリビュータ18には、排気側カム
シャフト33に連結され、クランクシャフト14の回転
数を検出するエンジン回転数センサ41、及び所定の割
合で発生する基準位置信号を検出するための気筒判別セ
ンサ42が配設されている。
33近傍には、ディストリビュータ18が配設されてい
る。そして、ディストリビュータ18には、排気側カム
シャフト33に連結され、クランクシャフト14の回転
数を検出するエンジン回転数センサ41、及び所定の割
合で発生する基準位置信号を検出するための気筒判別セ
ンサ42が配設されている。
【0036】このエンジン回転数センサ41は、クラン
クシャフト14に同期して回転する磁性体ロータ(図示
しない)と、電磁ピックアップ(図示しない)とからな
り、気筒判別センサ42における基準位置信号の発生後
に、発生したパルス信号の数を計測することでエンジン
回転数NE(クランクシャフト14の回転速度)が検出
されることとなる。
クシャフト14に同期して回転する磁性体ロータ(図示
しない)と、電磁ピックアップ(図示しない)とからな
り、気筒判別センサ42における基準位置信号の発生後
に、発生したパルス信号の数を計測することでエンジン
回転数NE(クランクシャフト14の回転速度)が検出
されることとなる。
【0037】また、各点火プラグ16は、プラグコード
等(図示しない)を介してディストリビュータ18に接
続されており、イグナイタ19から出力された高電圧
は、ディストリビュータ18によって、クランク角度に
同期して各点火プラグ16に分配される。
等(図示しない)を介してディストリビュータ18に接
続されており、イグナイタ19から出力された高電圧
は、ディストリビュータ18によって、クランク角度に
同期して各点火プラグ16に分配される。
【0038】シリンダブロック11には、冷却水通路を
流れる冷却水の温度(冷却水温)THWを検出するため
の水温センサ43が配設されている。シリンダヘッド1
2は、吸気ポート22、及び排気ポート32を有してお
り、吸気ポート22には吸気通路20が接続されてお
り、排気ポート32には排気通路30が接続されてい
る。また、シリンダヘッド12の吸気ポート22には、
吸気バルブ21が配設され、排気ポート32には排気バ
ルブ31が配設されている。
流れる冷却水の温度(冷却水温)THWを検出するため
の水温センサ43が配設されている。シリンダヘッド1
2は、吸気ポート22、及び排気ポート32を有してお
り、吸気ポート22には吸気通路20が接続されてお
り、排気ポート32には排気通路30が接続されてい
る。また、シリンダヘッド12の吸気ポート22には、
吸気バルブ21が配設され、排気ポート32には排気バ
ルブ31が配設されている。
【0039】そして、吸気バルブ21の上方には、吸気
バルブ21を開閉駆動するための吸気側カムシャフト2
3が配置され、排気バルブ31の上方には、排気バルブ
31を開閉駆動するための排気側カムシャフト33が配
置されている。また、各カムシャフト23、33の一端
には、吸気側タイミングプーリ27、排気側タイミング
プーリ34が装着されており、各タイミングプーリ2
7、34は、タイミングベルト35を介して、クランク
シャフト14に連結されている。
バルブ21を開閉駆動するための吸気側カムシャフト2
3が配置され、排気バルブ31の上方には、排気バルブ
31を開閉駆動するための排気側カムシャフト33が配
置されている。また、各カムシャフト23、33の一端
には、吸気側タイミングプーリ27、排気側タイミング
プーリ34が装着されており、各タイミングプーリ2
7、34は、タイミングベルト35を介して、クランク
シャフト14に連結されている。
【0040】したがって、エンジン10の作動時にはク
ランクシャフト14からタイミングベルト35及び各タ
イミングプーリ27、34を介して各カムシャフト2
3、33に回転駆動力が伝達され、各カムシャフト2
3、33が回転することにより吸気バルブ21、及び排
気バルブ31が開閉駆動される。これら各バルブ21、
31は、クランクシャフト14の回転及びピストン13
の上下動に同期して、すなわち、吸気行程、圧縮行程、
爆発・膨張行程、及び排気行程よりなるエンジン10に
おける一連の4行程に同期して、所定の開閉タイミング
で駆動される。
ランクシャフト14からタイミングベルト35及び各タ
イミングプーリ27、34を介して各カムシャフト2
3、33に回転駆動力が伝達され、各カムシャフト2
3、33が回転することにより吸気バルブ21、及び排
気バルブ31が開閉駆動される。これら各バルブ21、
31は、クランクシャフト14の回転及びピストン13
の上下動に同期して、すなわち、吸気行程、圧縮行程、
爆発・膨張行程、及び排気行程よりなるエンジン10に
おける一連の4行程に同期して、所定の開閉タイミング
で駆動される。
【0041】さらに、吸気側カムシャフト23の近傍に
は、吸気バルブ21のバルブタイミングを検出するため
のカム角センサ44が配設されており、このカム角セン
サ44は、吸気側カムシャフト23に連結された磁性体
ロータ(図示しない)と電磁ピックアップ(図示しな
い)とから構成されている。また、磁性体ロータの外周
には、複数の歯が等角度毎に形成されており、例えば、
所定気筒の圧縮TDCの前、BTDC90°〜30°の
間に、吸気側カムシャフト23の回転にともなうパルス
状のカム角度信号(変位タイミング信号)が検出される
ようになっている。
は、吸気バルブ21のバルブタイミングを検出するため
のカム角センサ44が配設されており、このカム角セン
サ44は、吸気側カムシャフト23に連結された磁性体
ロータ(図示しない)と電磁ピックアップ(図示しな
い)とから構成されている。また、磁性体ロータの外周
には、複数の歯が等角度毎に形成されており、例えば、
所定気筒の圧縮TDCの前、BTDC90°〜30°の
間に、吸気側カムシャフト23の回転にともなうパルス
状のカム角度信号(変位タイミング信号)が検出される
ようになっている。
【0042】吸気通路20の空気取り入れ側には、エア
クリーナ24が接続されており、吸気通路20の途中に
は、アクセルペダル(図示しない)に連動して開閉駆動
されるスロットルバルブ26が配設されている。そし
て、かかるアクセルペダルが開閉されることにより、吸
入空気量が調整される。
クリーナ24が接続されており、吸気通路20の途中に
は、アクセルペダル(図示しない)に連動して開閉駆動
されるスロットルバルブ26が配設されている。そし
て、かかるアクセルペダルが開閉されることにより、吸
入空気量が調整される。
【0043】そして、スロットルバルブ26の近傍に
は、スロットル開度TAを検出するスロットルセンサ4
5が配設されている。さらに、スロットルバルブ26の
下流側には、吸気脈動を抑制するためのサージタンク2
5が形成されている。そして、サージタンク25には、
サージタンク25内における吸気圧力を検出する吸気圧
力センサ46が配設されている。また、各シリンダの吸
気ポート22の近傍には、燃焼室15へ燃料を供給する
ためのインジェクタ17が配設されている。各インジェ
クタ17は、通電により開弁される電磁弁であり、各イ
ンジェクタ17には、燃料ポンプ(図示しない)から圧
送される燃料が供給される。
は、スロットル開度TAを検出するスロットルセンサ4
5が配設されている。さらに、スロットルバルブ26の
下流側には、吸気脈動を抑制するためのサージタンク2
5が形成されている。そして、サージタンク25には、
サージタンク25内における吸気圧力を検出する吸気圧
力センサ46が配設されている。また、各シリンダの吸
気ポート22の近傍には、燃焼室15へ燃料を供給する
ためのインジェクタ17が配設されている。各インジェ
クタ17は、通電により開弁される電磁弁であり、各イ
ンジェクタ17には、燃料ポンプ(図示しない)から圧
送される燃料が供給される。
【0044】したがって、エンジン10の作動時には、
吸気通路20には、エアクリーナ24によって濾過され
た空気が取り込まれ、その空気の取り込みと同時に各イ
ンジェクタ17から吸気ポート22に向けて燃料が噴射
される。この結果、吸気ポート22では混合気が生成さ
れ、混合気は、吸入行程において開弁される吸気バルブ
21の開弁にともなって、燃焼室15内に吸入される。
吸気通路20には、エアクリーナ24によって濾過され
た空気が取り込まれ、その空気の取り込みと同時に各イ
ンジェクタ17から吸気ポート22に向けて燃料が噴射
される。この結果、吸気ポート22では混合気が生成さ
れ、混合気は、吸入行程において開弁される吸気バルブ
21の開弁にともなって、燃焼室15内に吸入される。
【0045】排気通路30の途中には、排ガスを浄化す
るための三元触媒を内蔵してなる触媒コンバータ36が
配置されている。また、排気通路30の途中には、排ガ
ス中の酸素濃度を検出する酸素センサ47が配設されて
いる。
るための三元触媒を内蔵してなる触媒コンバータ36が
配置されている。また、排気通路30の途中には、排ガ
ス中の酸素濃度を検出する酸素センサ47が配設されて
いる。
【0046】本実施例におけるガソリンエンジンシステ
ムでは、吸気バルブ21の開閉タイミングを変更してバ
ルブオーバラップ量の変更を実現するため、油圧により
駆動される可変バルブタイミング機構50(以下「VV
T」という。)が配設されている。このVVT50は、
クランクシャフト14(吸気側タイミングプーリ27)
の回転に対する吸気側カムシャフト23の変位角度を変
化させることにより、吸気バルブ21のバルブタイミン
グを連続的に変更させるための機構である。
ムでは、吸気バルブ21の開閉タイミングを変更してバ
ルブオーバラップ量の変更を実現するため、油圧により
駆動される可変バルブタイミング機構50(以下「VV
T」という。)が配設されている。このVVT50は、
クランクシャフト14(吸気側タイミングプーリ27)
の回転に対する吸気側カムシャフト23の変位角度を変
化させることにより、吸気バルブ21のバルブタイミン
グを連続的に変更させるための機構である。
【0047】かかるVVT50のシステム構成につい
て、図3を参照して説明する。ここに、図2はVVT5
0が配設された吸気側カムシャフト23近傍の断面、及
びVVT50の制御システム全体を示す説明図である。
て、図3を参照して説明する。ここに、図2はVVT5
0が配設された吸気側カムシャフト23近傍の断面、及
びVVT50の制御システム全体を示す説明図である。
【0048】VVT50の制御システムは、VVT5
0、VVT50に対して駆動力を印加するオイルコント
ロールバルブ80(以下「OCV」という。)、カム角
度信号を検出するカム角センサ44、カム角センサ44
等の各種センサからの入力信号に基づいてOCV80を
駆動制御するECU70を備えている。
0、VVT50に対して駆動力を印加するオイルコント
ロールバルブ80(以下「OCV」という。)、カム角
度信号を検出するカム角センサ44、カム角センサ44
等の各種センサからの入力信号に基づいてOCV80を
駆動制御するECU70を備えている。
【0049】VVT50は、吸気側カムシャフト23と
吸気側タイミングプーリ27との間に配設されており、
吸気側カムシャフト23は、シリンダヘッド12、及び
ベアリングキャップ51間において回転自在に支持され
ている。吸気側カムシャフト23の先端部近傍には、吸
気側タイミングプーリ27が相対回動可能に装着されて
おり、また、吸気側カムシャフト23の先端には、イン
ナキャップ52が中空ボルト53及びピン54により一
体回転可能に取着されている。
吸気側タイミングプーリ27との間に配設されており、
吸気側カムシャフト23は、シリンダヘッド12、及び
ベアリングキャップ51間において回転自在に支持され
ている。吸気側カムシャフト23の先端部近傍には、吸
気側タイミングプーリ27が相対回動可能に装着されて
おり、また、吸気側カムシャフト23の先端には、イン
ナキャップ52が中空ボルト53及びピン54により一
体回転可能に取着されている。
【0050】吸気側タイミングプーリ27には、キャッ
プ55を有するハウジング56がボルト57及び、ピン
58により一体回転可能に取着されており、このハウジ
ング56によって、吸気側カムシャフト23の先端、及
びインナキャップ52の全体が覆われている。また、吸
気側タイミングプーリ27の外周には、タイミングベル
ト35を掛装するための外歯27aが多数形成されてい
る。
プ55を有するハウジング56がボルト57及び、ピン
58により一体回転可能に取着されており、このハウジ
ング56によって、吸気側カムシャフト23の先端、及
びインナキャップ52の全体が覆われている。また、吸
気側タイミングプーリ27の外周には、タイミングベル
ト35を掛装するための外歯27aが多数形成されてい
る。
【0051】吸気側カムシャフト23、及び吸気側タイ
ミングプーリ27は、ハウジング56、及びインナキャ
ップ52間に介在されたリングギヤ59によって連結さ
れている。リングギヤ59は、略円環形状をなし、吸気
側タイミングプーリ27、ハウジング56、及びインナ
キャップ52によって囲まれた空間S内において、吸気
側カムシャフト23の軸方向へ往復動自在に収容されて
いる。また、リングギヤ59の内外周には多数の歯59
a、59bが形成されている。
ミングプーリ27は、ハウジング56、及びインナキャ
ップ52間に介在されたリングギヤ59によって連結さ
れている。リングギヤ59は、略円環形状をなし、吸気
側タイミングプーリ27、ハウジング56、及びインナ
キャップ52によって囲まれた空間S内において、吸気
側カムシャフト23の軸方向へ往復動自在に収容されて
いる。また、リングギヤ59の内外周には多数の歯59
a、59bが形成されている。
【0052】これに対応して、インナキャップ52の外
周、及びハウジング56の内周には、多数の歯52a、
56bが形成されている。これらの歯59a、59b、
52a、56bはいずれも、その歯すじが吸気側カムシ
ャフト23の軸線に対して所定角度で交差するヘリカル
歯となっている。すなわち、歯52aと歯59aとが互
いに噛合し、歯56bと歯59bとが互いに噛合してい
る、ヘリカルスプラインを構成している。
周、及びハウジング56の内周には、多数の歯52a、
56bが形成されている。これらの歯59a、59b、
52a、56bはいずれも、その歯すじが吸気側カムシ
ャフト23の軸線に対して所定角度で交差するヘリカル
歯となっている。すなわち、歯52aと歯59aとが互
いに噛合し、歯56bと歯59bとが互いに噛合してい
る、ヘリカルスプラインを構成している。
【0053】そして、これらの噛合によって、吸気側タ
イミングプーリ27の回転は、ハウジング56、及びイ
ンナキャップ52を介して、吸気側カムシャフト23に
伝達される。また、各歯59a、59b、52a、56
bがヘリカル歯であることから、リングギヤ59が吸気
側カムシャフト23の軸方向に移動すると、インナキャ
ップ52、及びハウジング56に捻り力が付与され、吸
気側カムシャフト23が吸気側タイミングプーリ27に
対して相対移動する。
イミングプーリ27の回転は、ハウジング56、及びイ
ンナキャップ52を介して、吸気側カムシャフト23に
伝達される。また、各歯59a、59b、52a、56
bがヘリカル歯であることから、リングギヤ59が吸気
側カムシャフト23の軸方向に移動すると、インナキャ
ップ52、及びハウジング56に捻り力が付与され、吸
気側カムシャフト23が吸気側タイミングプーリ27に
対して相対移動する。
【0054】空間Sには、リングギヤ59を軸方向へ移
動させるために、リングギヤ59の先端側に第1油圧室
60を有し、リングギヤ59の基端側に第2油圧室61
を有している。そして、ベアリングキャップ51は、第
1油圧供給孔51a、及び第2油圧供給孔51bを有し
ている。また、吸気側カムシャフト23内部には、第1
油圧供給孔51aと第1油圧室60とを連通する第1油
圧供給路62、及び第2油圧供給孔51bと第2油圧室
61とを連通する第2油圧供給路63とが形成されてい
る。
動させるために、リングギヤ59の先端側に第1油圧室
60を有し、リングギヤ59の基端側に第2油圧室61
を有している。そして、ベアリングキャップ51は、第
1油圧供給孔51a、及び第2油圧供給孔51bを有し
ている。また、吸気側カムシャフト23内部には、第1
油圧供給孔51aと第1油圧室60とを連通する第1油
圧供給路62、及び第2油圧供給孔51bと第2油圧室
61とを連通する第2油圧供給路63とが形成されてい
る。
【0055】そして、各油圧供給孔51a、51bに
は、油圧ポンプ64によってオイルパン65から吸い上
げられた潤滑油が、所定の圧力をもってオイルフィルタ
66を介して供給される。また、各油圧供給路60、6
1を介して各油圧室60、61へ選択的に油圧を供給す
るために、各油圧供給孔51a、51bには、OCV8
0が接続されている。
は、油圧ポンプ64によってオイルパン65から吸い上
げられた潤滑油が、所定の圧力をもってオイルフィルタ
66を介して供給される。また、各油圧供給路60、6
1を介して各油圧室60、61へ選択的に油圧を供給す
るために、各油圧供給孔51a、51bには、OCV8
0が接続されている。
【0056】このOCV80は、電磁式アクチュエータ
81、及びコイルスプリング82によって駆動されるプ
ランジャ83が、スプール84を軸方向に往復移動させ
ることにより潤滑油の流れ方向を切り替える4ポート方
向制御弁である。そして、電磁式アクチュエータ81
が、デューティ制御されることによってその開度が調整
され、各油圧室60、61に供給する油圧の大きさが調
整される。
81、及びコイルスプリング82によって駆動されるプ
ランジャ83が、スプール84を軸方向に往復移動させ
ることにより潤滑油の流れ方向を切り替える4ポート方
向制御弁である。そして、電磁式アクチュエータ81
が、デューティ制御されることによってその開度が調整
され、各油圧室60、61に供給する油圧の大きさが調
整される。
【0057】OCV80のケーシング85は、タンクポ
ート85t、Aポート85a、Bポート85b、及びリ
ザーバポート85rを有している。そして、タンクポー
ト85tは、油圧ポンプ64を介してオイルパン65と
接続されており、Aポート85aは、第1油圧供給孔5
1aと、Bポート85bは、第2油圧供給孔51bと接
続されている。また、リザーバポート85rは、オイル
パン65と連通されている。
ート85t、Aポート85a、Bポート85b、及びリ
ザーバポート85rを有している。そして、タンクポー
ト85tは、油圧ポンプ64を介してオイルパン65と
接続されており、Aポート85aは、第1油圧供給孔5
1aと、Bポート85bは、第2油圧供給孔51bと接
続されている。また、リザーバポート85rは、オイル
パン65と連通されている。
【0058】スプール84は、円柱状の弁体であり、2
つのポート間における潤滑油の流れを封止する4つのラ
ンド84aと、2つのポート間を連通し、潤滑油の流れ
を許容するパセージ84b、2つのパセージ84cとを
有している。
つのポート間における潤滑油の流れを封止する4つのラ
ンド84aと、2つのポート間を連通し、潤滑油の流れ
を許容するパセージ84b、2つのパセージ84cとを
有している。
【0059】これらの構成を備えるVVT50では、O
CV80が駆動制御され、スプール84が図面左方に移
動された場合には、パセージ84bはタンクポート85
tとAポート85aとを連通し、第1油圧供給孔51a
に潤滑油が供給される。そして、第1油圧供給孔51a
に供給された潤滑油は、第1油圧供給路62を介して第
1油圧室60に供給され、リングギヤ59の先端側に油
圧が印加される。
CV80が駆動制御され、スプール84が図面左方に移
動された場合には、パセージ84bはタンクポート85
tとAポート85aとを連通し、第1油圧供給孔51a
に潤滑油が供給される。そして、第1油圧供給孔51a
に供給された潤滑油は、第1油圧供給路62を介して第
1油圧室60に供給され、リングギヤ59の先端側に油
圧が印加される。
【0060】これと同時に、パセージ84cは、Bポー
ト85bとリザーバポート85rとを連通し、第2油圧
室61内の潤滑油は、第2油圧供給路63、第2油圧供
給孔51b、及びOCV80のBポート85b、リザー
バポート85rを介して、オイルパン65に排出され
る。
ト85bとリザーバポート85rとを連通し、第2油圧
室61内の潤滑油は、第2油圧供給路63、第2油圧供
給孔51b、及びOCV80のBポート85b、リザー
バポート85rを介して、オイルパン65に排出され
る。
【0061】したがって、リングギヤ59は、先端側に
印加された油圧によって基端側(図面右方)に回動しな
がら移動され、インナキャップ52を介して吸気側カム
シャフト23に捻りが付与される。この結果、吸気側タ
イミングプーリ27(クランクシャフト14)に対する
吸気側カムシャフト23の回転位相(変位角度)が変更
(変位)され、吸気側カムシャフト23は最遅角変位角
度から最進角変位角度に向けて変位し、吸気バルブ21
の開弁タイミングが進角される。
印加された油圧によって基端側(図面右方)に回動しな
がら移動され、インナキャップ52を介して吸気側カム
シャフト23に捻りが付与される。この結果、吸気側タ
イミングプーリ27(クランクシャフト14)に対する
吸気側カムシャフト23の回転位相(変位角度)が変更
(変位)され、吸気側カムシャフト23は最遅角変位角
度から最進角変位角度に向けて変位し、吸気バルブ21
の開弁タイミングが進角される。
【0062】こうして開弁タイミングが進角された吸気
バルブ21は、排気バルブ31が開弁している間に開弁
されることとなり、吸気バルブ21と排気バルブ31と
が同時に開弁するバルブオーバラップ期間が拡大され
る。なお、リングギヤ59の基端側への移動は、リング
ギヤ59が吸気側タイミングプーリ27と当接すること
によって規制され、リングギヤ59が吸気側タイミング
プーリ27と当接して停止した際に、吸気バルブ21の
開弁タイミングが最も早くなる。
バルブ21は、排気バルブ31が開弁している間に開弁
されることとなり、吸気バルブ21と排気バルブ31と
が同時に開弁するバルブオーバラップ期間が拡大され
る。なお、リングギヤ59の基端側への移動は、リング
ギヤ59が吸気側タイミングプーリ27と当接すること
によって規制され、リングギヤ59が吸気側タイミング
プーリ27と当接して停止した際に、吸気バルブ21の
開弁タイミングが最も早くなる。
【0063】一方、OCV80が駆動制御され、スプー
ル84が図面右方に移動された場合には、パセージ84
bはタンクポート85tとBポート85bとを連通し、
第2油圧供給孔51bに潤滑油が供給される。そして、
第2油圧供給孔51bに供給された潤滑油は、第2油圧
供給路63を介して第2油圧室61に供給され、リング
ギヤ59の基端側に油圧が印加される。
ル84が図面右方に移動された場合には、パセージ84
bはタンクポート85tとBポート85bとを連通し、
第2油圧供給孔51bに潤滑油が供給される。そして、
第2油圧供給孔51bに供給された潤滑油は、第2油圧
供給路63を介して第2油圧室61に供給され、リング
ギヤ59の基端側に油圧が印加される。
【0064】これと同時に、パセージ84cは、Aポー
ト85aとリザーバポート85rとを連通し、第1油圧
室60内の潤滑油は、第1油圧供給路62、第1油圧供
給孔51a、及びOCV80のAポート85a、リザー
バポート85rを介して、オイルパン65に排出され
る。
ト85aとリザーバポート85rとを連通し、第1油圧
室60内の潤滑油は、第1油圧供給路62、第1油圧供
給孔51a、及びOCV80のAポート85a、リザー
バポート85rを介して、オイルパン65に排出され
る。
【0065】したがって、リングギヤ59は、基端側に
印加された油圧によって先端側(図面左方)に回動しな
がら移動され、インナキャップ52を介して吸気側カム
シャフト23に逆向きの捻りが付与される。この結果、
吸気側タイミングプーリ27(クランクシャフト14)
に対する吸気側カムシャフト23の回転位相(変位角
度)が変更(変位)され、吸気側カムシャフト23は最
進角変位角度から最遅角変位角度に向けて変位し、吸気
バルブ21の開弁タイミングが遅角される。
印加された油圧によって先端側(図面左方)に回動しな
がら移動され、インナキャップ52を介して吸気側カム
シャフト23に逆向きの捻りが付与される。この結果、
吸気側タイミングプーリ27(クランクシャフト14)
に対する吸気側カムシャフト23の回転位相(変位角
度)が変更(変位)され、吸気側カムシャフト23は最
進角変位角度から最遅角変位角度に向けて変位し、吸気
バルブ21の開弁タイミングが遅角される。
【0066】こうして、吸気バルブ21の開弁タイミン
グが遅角されることにより、吸気バルブ21と排気バル
ブ31とが同時に開弁するバルブオーバラップ期間が縮
小、あるいは、除去される。なお、リングギヤ59の先
端側への移動は、リングギヤ59がハウジング56と当
接することによって規制され、リングギヤ59がハウジ
ング56と当接して停止した際に、吸気バルブ21の開
弁タイミングが最も遅くなる。
グが遅角されることにより、吸気バルブ21と排気バル
ブ31とが同時に開弁するバルブオーバラップ期間が縮
小、あるいは、除去される。なお、リングギヤ59の先
端側への移動は、リングギヤ59がハウジング56と当
接することによって規制され、リングギヤ59がハウジ
ング56と当接して停止した際に、吸気バルブ21の開
弁タイミングが最も遅くなる。
【0067】上記VVT50により変更される吸気バル
ブ21のバルブタイミングは、カム角センサ44から出
力されるカム角度信号と、クランク角センサ40から出
力されるクランク角度信号とに基づいて算出される。
ブ21のバルブタイミングは、カム角センサ44から出
力されるカム角度信号と、クランク角センサ40から出
力されるクランク角度信号とに基づいて算出される。
【0068】すなわち、例えば、ECU70にカム角度
信号(変位タイミング信号)が入力されてから、BTD
C30°のクランク角度信号(基準タイミング信号)が
入力されるまでに要する時間を、エンジン回転数NEを
用いて計測し、その時間を既知の時間とクランク角度の
関係を用い変位角度に換算することによって、クランク
シャフト14に対する吸気側カムシャフト23の実変位
角度VTBが算出されるのである。
信号(変位タイミング信号)が入力されてから、BTD
C30°のクランク角度信号(基準タイミング信号)が
入力されるまでに要する時間を、エンジン回転数NEを
用いて計測し、その時間を既知の時間とクランク角度の
関係を用い変位角度に換算することによって、クランク
シャフト14に対する吸気側カムシャフト23の実変位
角度VTBが算出されるのである。
【0069】続いて、本実施例に係る可変バルブタイミ
ング機構を有する内燃機関の異常検出装置VCの制御系
について図4に示す制御ブロック図を参照して説明す
る。可変バルブタイミング機構を有する内燃機関の異常
検出装置VCの制御系は、電子制御ユニット70(以下
「ECU」という。)を核として構成されている。そし
て、ECU70によって可変バルブタイミング機構制御
手段、異常判定手段、保持制御判断手段、変位角度算出
手段、目標変位角度決定手段、変位量算出手段等が実現
される。
ング機構を有する内燃機関の異常検出装置VCの制御系
について図4に示す制御ブロック図を参照して説明す
る。可変バルブタイミング機構を有する内燃機関の異常
検出装置VCの制御系は、電子制御ユニット70(以下
「ECU」という。)を核として構成されている。そし
て、ECU70によって可変バルブタイミング機構制御
手段、異常判定手段、保持制御判断手段、変位角度算出
手段、目標変位角度決定手段、変位量算出手段等が実現
される。
【0070】ECU70は、メインルーチンとして実行
されるエンジン10における異常を判定する異常判定処
理プログラム、各種条件に対応して吸気側カムシャフト
23の変位角度を変位させるめのマップを格納したRO
M71を有している。また、ECU70は、サブルーチ
ンとして実行されるフェイル判定処理プログラム、継続
時間カウンタCVTERクリア条件判定処理プログラ
ム、停止時間カウンタCVTSTPクリア条件判定処理
プログラム等の各種制御プログラムを有している。
されるエンジン10における異常を判定する異常判定処
理プログラム、各種条件に対応して吸気側カムシャフト
23の変位角度を変位させるめのマップを格納したRO
M71を有している。また、ECU70は、サブルーチ
ンとして実行されるフェイル判定処理プログラム、継続
時間カウンタCVTERクリア条件判定処理プログラ
ム、停止時間カウンタCVTSTPクリア条件判定処理
プログラム等の各種制御プログラムを有している。
【0071】さらに、ECU70は、ROM71に格納
された制御プログラムに基づいて演算処理を実行するC
PU72、CPU72での演算結果、各センサから入力
されたデータ等を一時的に記憶するRAM73、電源供
給停止時にRAM73に格納された各種データを保持す
るためのバックアップRAM74を有している。
された制御プログラムに基づいて演算処理を実行するC
PU72、CPU72での演算結果、各センサから入力
されたデータ等を一時的に記憶するRAM73、電源供
給停止時にRAM73に格納された各種データを保持す
るためのバックアップRAM74を有している。
【0072】そして、CPU72、ROM71、RAM
73、及びバックアップRAM74は、双方向バス75
を介して互いに接続されるとともに、入力インターフェ
ース76、及び出力インターフェース77と接続されて
いる。
73、及びバックアップRAM74は、双方向バス75
を介して互いに接続されるとともに、入力インターフェ
ース76、及び出力インターフェース77と接続されて
いる。
【0073】入力インターフェース76には、クランク
角センサ40、エンジン回転数センサ41、気筒判別セ
ンサ42、水温センサ43、カム角センサ44、スロッ
トルセンサ45、吸気圧力センサ46、酸素センサ47
等が接続されている。そして、各センサから出力された
信号がアナログ信号である場合には、図示しないA/D
コンバータによってディジタル信号に変換された後、双
方向バス75に出力される。
角センサ40、エンジン回転数センサ41、気筒判別セ
ンサ42、水温センサ43、カム角センサ44、スロッ
トルセンサ45、吸気圧力センサ46、酸素センサ47
等が接続されている。そして、各センサから出力された
信号がアナログ信号である場合には、図示しないA/D
コンバータによってディジタル信号に変換された後、双
方向バス75に出力される。
【0074】また、出力インターフェース77には、イ
ンジェクタ17、イグナイタ19、OCV80等の外部
回路が接続されており、これら外部回路は、CPU72
において実行された制御プログラムの演算結果に基づい
て作動制御される。
ンジェクタ17、イグナイタ19、OCV80等の外部
回路が接続されており、これら外部回路は、CPU72
において実行された制御プログラムの演算結果に基づい
て作動制御される。
【0075】次に、上記構成を備えた本実施例に係る可
変バルブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出装
置VCにおける異常判定プログラムについて図5〜図8
に示すフローチャートを参照して説明する。
変バルブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出装
置VCにおける異常判定プログラムについて図5〜図8
に示すフローチャートを参照して説明する。
【0076】ここで、異常判定プログラムは、タイミン
グベルト35と吸気側タイミングプーリ27との間にフ
ェイル(異常)が発生しているか否かを判定するための
フェイル判定処理プログラムを主なサブルーチンとして
有している。そして、異常判定プログラムは、例えば、
エンジン10が作動している際において240°CA毎
に実行される。
グベルト35と吸気側タイミングプーリ27との間にフ
ェイル(異常)が発生しているか否かを判定するための
フェイル判定処理プログラムを主なサブルーチンとして
有している。そして、異常判定プログラムは、例えば、
エンジン10が作動している際において240°CA毎
に実行される。
【0077】以下、図5に示す異常判定プログラムのメ
インルーチンにしたがってサブルーチンにおける各判定
処理プログラムについて説明する。なお、各プログラム
のフローチャート中における「S」は、各ステップを示
すものとする。
インルーチンにしたがってサブルーチンにおける各判定
処理プログラムについて説明する。なお、各プログラム
のフローチャート中における「S」は、各ステップを示
すものとする。
【0078】メインルーチンがスタートすると、サブル
ーチンにて停止時間カウンタCVTSTPクリア条件判
定処理プログラムが実行される(S10)。かかる停止
時間カウンタCVTSTPクリア条件判定処理プログラ
ムは、目標変位角度VTTと校正変位角度VTとの偏差
が、第2所定値bよりも大きい時間をカウントするプロ
グラムである。この継続時間カウンタCVTERクリア
条件判定処理プログラムについて図6に示すフローチャ
ートを参照して説明する。ここで、実変位角度VTB
は、クランクシャフト14に対する吸気側カムシャフト
23の現実の変位角度であり、基準となるクランク角度
信号(基準タイミング信号)とカム角度信号とに基づい
て次のように算出される。
ーチンにて停止時間カウンタCVTSTPクリア条件判
定処理プログラムが実行される(S10)。かかる停止
時間カウンタCVTSTPクリア条件判定処理プログラ
ムは、目標変位角度VTTと校正変位角度VTとの偏差
が、第2所定値bよりも大きい時間をカウントするプロ
グラムである。この継続時間カウンタCVTERクリア
条件判定処理プログラムについて図6に示すフローチャ
ートを参照して説明する。ここで、実変位角度VTB
は、クランクシャフト14に対する吸気側カムシャフト
23の現実の変位角度であり、基準となるクランク角度
信号(基準タイミング信号)とカム角度信号とに基づい
て次のように算出される。
【0079】先ず、カム角センサ44によって検出され
た変位タイミング信号がECU70に入力されてから、
クランク角センサ40によって検出された基準タイミン
グ信号がECU70に入力されるまでの信号間隔(パル
ス間隔)を、エンジン回転数NEを用いて時間として計
測する。次に、既知のクランク角度と時間(エンジン回
転数NE)との関係を用いることによって、計測された
時間をクランク角度に対するカム角度としての実変位角
度VTBに換算するのである。
た変位タイミング信号がECU70に入力されてから、
クランク角センサ40によって検出された基準タイミン
グ信号がECU70に入力されるまでの信号間隔(パル
ス間隔)を、エンジン回転数NEを用いて時間として計
測する。次に、既知のクランク角度と時間(エンジン回
転数NE)との関係を用いることによって、計測された
時間をクランク角度に対するカム角度としての実変位角
度VTBに換算するのである。
【0080】また、目標変位角度VTTは、エンジン回
転数センサ41により検出されたエンジン回転数NEと
吸気圧力センサ46により検出された吸入空気圧PMと
に基づいて決定される。
転数センサ41により検出されたエンジン回転数NEと
吸気圧力センサ46により検出された吸入空気圧PMと
に基づいて決定される。
【0081】そして、校正変位角度VTは、実変位角度
VTBから最遅角学習値GVTFRを減じることによっ
て得られる。さらに、最遅角学習値GVTFRは、クラ
ンクシャフト14に対する吸気側カムシャフト23の最
遅角変位を、VVT50の基準変位角度として学習する
ことによって得られる学習値である。
VTBから最遅角学習値GVTFRを減じることによっ
て得られる。さらに、最遅角学習値GVTFRは、クラ
ンクシャフト14に対する吸気側カムシャフト23の最
遅角変位を、VVT50の基準変位角度として学習する
ことによって得られる学習値である。
【0082】先ず、S100では、校正実変位角度VT
が最進角変位角度VTMAXから近傍値aを引いた最進
角近傍変位角度を用いて、校正実変位角度VTが最進角
近傍の変位角度であるか否かが判断される。また、校正
実変位角度VTと目標変位角度VTTとの偏差が後述す
る「通常の第2所定値c」よりも大きな値に設定された
「第2所定値b」以下であるか否かが判断される。
が最進角変位角度VTMAXから近傍値aを引いた最進
角近傍変位角度を用いて、校正実変位角度VTが最進角
近傍の変位角度であるか否かが判断される。また、校正
実変位角度VTと目標変位角度VTTとの偏差が後述す
る「通常の第2所定値c」よりも大きな値に設定された
「第2所定値b」以下であるか否かが判断される。
【0083】そして、校正実変位角度VTが最進角近傍
変位角度(VTMAX−a)以上であり、かつ校正実変
位角度VTと目標変位角度VTTとの偏差が「第2所定
値b」以下であると判断された場合には(S100:Y
ES)、ステップはS140に移行し、継続時間カウン
タCVTERが「0」にリセットされる。
変位角度(VTMAX−a)以上であり、かつ校正実変
位角度VTと目標変位角度VTTとの偏差が「第2所定
値b」以下であると判断された場合には(S100:Y
ES)、ステップはS140に移行し、継続時間カウン
タCVTERが「0」にリセットされる。
【0084】一方、校正実変位角度VTが最進角近傍変
位角度(VTMAX−a)未満、または、校正実変位角
度VTと目標変位角度VTTとの偏差が「第2所定値
b」より大きい、という判断条件のうち少なくとも一方
が満たされていると判断された場合には(S100:N
O)、次のステップに移る。
位角度(VTMAX−a)未満、または、校正実変位角
度VTと目標変位角度VTTとの偏差が「第2所定値
b」より大きい、という判断条件のうち少なくとも一方
が満たされていると判断された場合には(S100:N
O)、次のステップに移る。
【0085】このように「第2所定値b」として、「通
常の第2所定値c」よりも大きな値を用いる理由を説明
する。すなわち、VVT50の構成部品には部品公差が
存するため、各々のVVT50において実現される最変
位角度には、ばらつきが生じ、実現される最変位角度と
最進角の目標変位角度VTTとは必ずしも一致しないか
らである。
常の第2所定値c」よりも大きな値を用いる理由を説明
する。すなわち、VVT50の構成部品には部品公差が
存するため、各々のVVT50において実現される最変
位角度には、ばらつきが生じ、実現される最変位角度と
最進角の目標変位角度VTTとは必ずしも一致しないか
らである。
【0086】したがって、VVT50によって実現され
る最進角変位角度VTMAXが、最進角の目標変位角度
VTTよりも小さい場合には、機構上、VVT50が最
進角の変位角度を実現していても、偏差は縮小されず、
VVT50内部にフェイルが発生していると誤検出され
るおそれがある。
る最進角変位角度VTMAXが、最進角の目標変位角度
VTTよりも小さい場合には、機構上、VVT50が最
進角の変位角度を実現していても、偏差は縮小されず、
VVT50内部にフェイルが発生していると誤検出され
るおそれがある。
【0087】そこで、校正実変位角度VTが最変位角度
近傍の変位角度である場合には、校正実変位角度VTが
他の変位角度をとる場合と比較して、校正実変位角度V
Tと目標変位角度VTTとの偏差に基づき収束したか否
かを判断するしきい値(第2所定値)を緩和する必要が
あるのである。
近傍の変位角度である場合には、校正実変位角度VTが
他の変位角度をとる場合と比較して、校正実変位角度V
Tと目標変位角度VTTとの偏差に基づき収束したか否
かを判断するしきい値(第2所定値)を緩和する必要が
あるのである。
【0088】ここで、VVT50によって実現される最
遅角変位角度VTMINが、最遅角の目標変位角度VT
Tよりも大きい場合には、機構上、VVT50が最遅角
の変位角度を実現していても、偏差は縮小されず、VV
T50内部にフェイルが発生していると誤検出されるお
それがある。
遅角変位角度VTMINが、最遅角の目標変位角度VT
Tよりも大きい場合には、機構上、VVT50が最遅角
の変位角度を実現していても、偏差は縮小されず、VV
T50内部にフェイルが発生していると誤検出されるお
それがある。
【0089】そこで、続くS110では、校正実変位角
度VTが最遅角変位角度VTMINに近傍値aを加算し
た最遅角近傍変位角度を用いて、校正実変位角度VTが
最遅角近傍の変位角度であるか否かが判断され、また、
校正実変位角度VTと目標変位角度VTTとの偏差が緩
和された「第2所定値b」以下であるか否かが判断され
る。
度VTが最遅角変位角度VTMINに近傍値aを加算し
た最遅角近傍変位角度を用いて、校正実変位角度VTが
最遅角近傍の変位角度であるか否かが判断され、また、
校正実変位角度VTと目標変位角度VTTとの偏差が緩
和された「第2所定値b」以下であるか否かが判断され
る。
【0090】すなわち、校正実変位角度VTが最遅角近
傍変位角度(VTMIN+a)以下であり、かつ校正実
変位角度VTと目標変位角度VTTとの偏差が「第2所
定値b」以下であると判断された場合には(S110:
YES)、ステップはS140に移行し、継続時間カウ
ンタCVTERが「0」にリセットされる。
傍変位角度(VTMIN+a)以下であり、かつ校正実
変位角度VTと目標変位角度VTTとの偏差が「第2所
定値b」以下であると判断された場合には(S110:
YES)、ステップはS140に移行し、継続時間カウ
ンタCVTERが「0」にリセットされる。
【0091】一方、校正実変位角度VTが最遅角近傍変
位角度(VTMIN+a)より大きい、または、校正実
変位角度VTと目標変位角度VTTとの偏差が「第2所
定値b」より大きい、という判断条件のうち少なくとも
一方が満たされていると判断された場合には(S11
0:NO)、次のステップに移る。
位角度(VTMIN+a)より大きい、または、校正実
変位角度VTと目標変位角度VTTとの偏差が「第2所
定値b」より大きい、という判断条件のうち少なくとも
一方が満たされていると判断された場合には(S11
0:NO)、次のステップに移る。
【0092】続くS120では、校正実変位角度VTが
最進角近傍変位角度、及び最遅角近傍変位角度以外であ
る場合において、校正実変位角度VTと目標変位角度V
TTとの偏差が「通常の第2所定値c」以下であるか否
かが判断される。
最進角近傍変位角度、及び最遅角近傍変位角度以外であ
る場合において、校正実変位角度VTと目標変位角度V
TTとの偏差が「通常の第2所定値c」以下であるか否
かが判断される。
【0093】すなわち、校正実変位角度VTが最遅角近
傍変位角度(VTMIN+a)より大きく、最進角近傍
変位角度(VTMAX−a)未満であり、かつ校正実変
位角度VTと目標変位角度VTTとの偏差が「通常の第
2所定値c」以下であると判断された場合には(S12
0:YES)、ステップはS140に移行し、継続時間
カウンタCVTERが「0」にリセットされる。
傍変位角度(VTMIN+a)より大きく、最進角近傍
変位角度(VTMAX−a)未満であり、かつ校正実変
位角度VTと目標変位角度VTTとの偏差が「通常の第
2所定値c」以下であると判断された場合には(S12
0:YES)、ステップはS140に移行し、継続時間
カウンタCVTERが「0」にリセットされる。
【0094】これに対して、校正実変位角度VTが最遅
角近傍変位角度(VTMIN+a)以下、あるいは、最
進角近傍変位角度(VTMAX−a)以上であり、また
は、校正実変位角度VTと目標変位角度VTTとの偏差
が「通常の第2所定値c」より大きい、という判断条件
のうち少なくとも一方が満たされていると判断された場
合には(S120:NO)、次のステップであるS13
0に移る。
角近傍変位角度(VTMIN+a)以下、あるいは、最
進角近傍変位角度(VTMAX−a)以上であり、また
は、校正実変位角度VTと目標変位角度VTTとの偏差
が「通常の第2所定値c」より大きい、という判断条件
のうち少なくとも一方が満たされていると判断された場
合には(S120:NO)、次のステップであるS13
0に移る。
【0095】そして、S130では、すなわち、S10
0〜S120までの判断条件のいずれにも該当しない場
合には、メインルーチンにおけるフェイル検出の開始条
件の1つである継続時間カウンタCVTERが1つイン
クリメントされる。こうして、S130、及びS140
の各処理が終了すると、ステップはサブルーチンからメ
インルーチンに移行する。
0〜S120までの判断条件のいずれにも該当しない場
合には、メインルーチンにおけるフェイル検出の開始条
件の1つである継続時間カウンタCVTERが1つイン
クリメントされる。こうして、S130、及びS140
の各処理が終了すると、ステップはサブルーチンからメ
インルーチンに移行する。
【0096】メインルーチンでは、ステップはS20に
移行し、サブルーチンにおいて、実変位角度VTBが停
止している時間をカウントする停止時間カウンタCVT
STPのクリア条件判定処理プログラムが実行される。
この停止時間カウンタCVTSTPクリア条件判定処理
プログラムについて、図7に示すフローチャートを参照
して説明する。
移行し、サブルーチンにおいて、実変位角度VTBが停
止している時間をカウントする停止時間カウンタCVT
STPのクリア条件判定処理プログラムが実行される。
この停止時間カウンタCVTSTPクリア条件判定処理
プログラムについて、図7に示すフローチャートを参照
して説明する。
【0097】先ず、S200において、クランクシャフ
ト14に対する吸気側カムシャフト23の変位角度変化
量、すなわち、今回検出された校正実変位角度VTと先
回検出された校正実変位角度VTOとの偏差が第3所定
値d以下であるか否かが判断される。
ト14に対する吸気側カムシャフト23の変位角度変化
量、すなわち、今回検出された校正実変位角度VTと先
回検出された校正実変位角度VTOとの偏差が第3所定
値d以下であるか否かが判断される。
【0098】そして、今回検出された校正実変位角度V
Tと先回検出された校正実変位角度VTOとの偏差が第
3所定値d以下の場合には(S200:YES)、吸気
側カムシャフト23の変位角度が変位していないと判断
され、ステップはS210に移行する。これを受けたS
210では、メインルーチンにおけるフェイル検出の開
始条件の1つである停止時間カウンタCVTSTPが1
つインクリメントされる。
Tと先回検出された校正実変位角度VTOとの偏差が第
3所定値d以下の場合には(S200:YES)、吸気
側カムシャフト23の変位角度が変位していないと判断
され、ステップはS210に移行する。これを受けたS
210では、メインルーチンにおけるフェイル検出の開
始条件の1つである停止時間カウンタCVTSTPが1
つインクリメントされる。
【0099】これに対し、今回検出された校正実変位角
度VTと先回検出された校正実変位角度VTOとの偏差
が第3所定値dよりも大きい場合には、吸気側カムシャ
フト23が変位中であると判断され(S200:N
O)、ステップはS220に移行する。そして、S22
0では、停止時間カウンタCVTSTPが「0」にリセ
ットされ、また、今回検出された校正実変位角度VTが
校正実変位角度VTOとしてストアされる。
度VTと先回検出された校正実変位角度VTOとの偏差
が第3所定値dよりも大きい場合には、吸気側カムシャ
フト23が変位中であると判断され(S200:N
O)、ステップはS220に移行する。そして、S22
0では、停止時間カウンタCVTSTPが「0」にリセ
ットされ、また、今回検出された校正実変位角度VTが
校正実変位角度VTOとしてストアされる。
【0100】こうして、S210、及びS220の各処
理が終了すると、ステップはサブルーチンからメインル
ーチンに移行する。そして、メインルーチンではステッ
プはS30に移行し、サブルーチンであるフェイル判定
処理プログラムが実行される。このフェイル判定処理プ
ログラムについて、図8に示すフローチャートを参照し
て説明する。
理が終了すると、ステップはサブルーチンからメインル
ーチンに移行する。そして、メインルーチンではステッ
プはS30に移行し、サブルーチンであるフェイル判定
処理プログラムが実行される。このフェイル判定処理プ
ログラムについて、図8に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0101】かかるフェイル判定処理プログラムでは、
S10、及びS20において実行された判定処理の結果
を基にして、タイミングベルト35と吸気側タイミング
プーリ27との間にフェイルが発生しているか否かが判
定される。すなわち、タイミングベルト35のかけ間違
い、歯とび等によって、クランクシャフト14に対する
吸気側カムシャフト23の所期の変位角度がずれている
か否かが判定されるのである。
S10、及びS20において実行された判定処理の結果
を基にして、タイミングベルト35と吸気側タイミング
プーリ27との間にフェイルが発生しているか否かが判
定される。すなわち、タイミングベルト35のかけ間違
い、歯とび等によって、クランクシャフト14に対する
吸気側カムシャフト23の所期の変位角度がずれている
か否かが判定されるのである。
【0102】先ず、S300において、吸気側カムシャ
フト23が最遅角の変位角度に変位された状態にあるか
否かが判断される。すなわち、フェイル判定処理プログ
ラムは、正確なフェイル判定を実行するために、吸気側
カムシャフト23が所定の目標変位角度VTTに保持さ
れている場合にフェイル判定を実行する構成を備えてい
る。ここで、本実施例では、所定の目標変位角度VTT
として、リングギヤ59がハウジング56と当接し、リ
ングギヤ59(吸気側カムシャフト23)の作動が物理
的に規制される最遅角の変位角度を用いている。
フト23が最遅角の変位角度に変位された状態にあるか
否かが判断される。すなわち、フェイル判定処理プログ
ラムは、正確なフェイル判定を実行するために、吸気側
カムシャフト23が所定の目標変位角度VTTに保持さ
れている場合にフェイル判定を実行する構成を備えてい
る。ここで、本実施例では、所定の目標変位角度VTT
として、リングギヤ59がハウジング56と当接し、リ
ングギヤ59(吸気側カムシャフト23)の作動が物理
的に規制される最遅角の変位角度を用いている。
【0103】そして、吸気側カムシャフト23が最遅角
の変位角度に変位された状態にあると判断された場合に
は(S300:YES)、ステップはS310に移行す
る。一方、吸気側カムシャフト23が最遅角の変位角度
に変位された状態にないと判断された場合には(S30
0:NO)、ステップはサブルーチンからメインルーチ
ンに移行する。
の変位角度に変位された状態にあると判断された場合に
は(S300:YES)、ステップはS310に移行す
る。一方、吸気側カムシャフト23が最遅角の変位角度
に変位された状態にないと判断された場合には(S30
0:NO)、ステップはサブルーチンからメインルーチ
ンに移行する。
【0104】続くS310では、校正実変位角度VTを
最遅角の目標変位角度VTTに収束させるフィードバッ
ク制御処理が実行されてから5sec経過したか否かが
判断される。すなわち、吸気側カムシャフト23を最遅
角の変位角度に変位させてから5sec待機し、吸気側
カムシャフト23の挙動を安定させることで、フェイル
判定の精度を向上させるのである。
最遅角の目標変位角度VTTに収束させるフィードバッ
ク制御処理が実行されてから5sec経過したか否かが
判断される。すなわち、吸気側カムシャフト23を最遅
角の変位角度に変位させてから5sec待機し、吸気側
カムシャフト23の挙動を安定させることで、フェイル
判定の精度を向上させるのである。
【0105】そして、校正実変位角度VTを目標変位角
度VTTに収束させるフィードバック制御処理が実行さ
れてから5sec経過したと判断された場合には(S3
10:YES)、ステップはS320に移行する。これ
に対して、フィードバック制御が実行されてから5se
c経過していないと判断された場合には(S310:N
O)、ステップはサブルーチンからメインルーチンに移
行する。
度VTTに収束させるフィードバック制御処理が実行さ
れてから5sec経過したと判断された場合には(S3
10:YES)、ステップはS320に移行する。これ
に対して、フィードバック制御が実行されてから5se
c経過していないと判断された場合には(S310:N
O)、ステップはサブルーチンからメインルーチンに移
行する。
【0106】続くS320では、停止時間カウンタCV
TSTPが5sec以上であるか否かが判断される。す
なわち、校正実変位角度VTの変化が第3所定値d以下
であると5回以上判断されたか否かが判断されるのであ
る。そして、停止時間カウンタCVTSTPが5sec
以上であると判断された場合には(S320:YE
S)、吸気側カムシャフト23は、最遅角の変位角度に
おいて保持され、非常に安定した状態にあるので、バル
ブタイミングフェイルの判定に向けてステップが進めら
れる。
TSTPが5sec以上であるか否かが判断される。す
なわち、校正実変位角度VTの変化が第3所定値d以下
であると5回以上判断されたか否かが判断されるのであ
る。そして、停止時間カウンタCVTSTPが5sec
以上であると判断された場合には(S320:YE
S)、吸気側カムシャフト23は、最遅角の変位角度に
おいて保持され、非常に安定した状態にあるので、バル
ブタイミングフェイルの判定に向けてステップが進めら
れる。
【0107】一方、停止時間カウンタCVTSTPが5
sec未満であると判断された場合には(S320:N
O)、吸気側カムシャフト23は、最遅角の変位角度に
おいて保持された状態になく、バルブタイミングフェイ
ルの判定に適さないので、ステップはサブルーチンから
メインルーチンに移行する。
sec未満であると判断された場合には(S320:N
O)、吸気側カムシャフト23は、最遅角の変位角度に
おいて保持された状態になく、バルブタイミングフェイ
ルの判定に適さないので、ステップはサブルーチンから
メインルーチンに移行する。
【0108】次に、S330では、継続時間カウンタC
VTERが5sec以下であるか否かが判断される。す
なわち、目標変位角度VTTと校正実変位角度VTとの
偏差が第2所定値b、cより大きいと判断された回数が
5回以下であるか否かが判断されるのである。
VTERが5sec以下であるか否かが判断される。す
なわち、目標変位角度VTTと校正実変位角度VTとの
偏差が第2所定値b、cより大きいと判断された回数が
5回以下であるか否かが判断されるのである。
【0109】そして、継続時間カウンタCVTERが5
sec以下と判断された場合には、(S330:YE
S)、吸気側カムシャフト23が目標変位角度VTT
(最遅角変位角度)に収束していることを意味するの
で、バルブタイミングフェイルの判定に向けてステップ
が進められる。
sec以下と判断された場合には、(S330:YE
S)、吸気側カムシャフト23が目標変位角度VTT
(最遅角変位角度)に収束していることを意味するの
で、バルブタイミングフェイルの判定に向けてステップ
が進められる。
【0110】これに対して、継続時間カウンタCVTE
Rが5secより大きいと判断された場合には(S33
0:NO)、吸気側カムシャフト23は、未だ目標変位
角度VTTに収束しておらず、VVT50の内部におけ
る異物噛み込み等によってフェイル状態にあることとな
る。したがって、本サブルーチンにおける以後のステッ
プは実行されず、ステップはメインルーチンに移行す
る。
Rが5secより大きいと判断された場合には(S33
0:NO)、吸気側カムシャフト23は、未だ目標変位
角度VTTに収束しておらず、VVT50の内部におけ
る異物噛み込み等によってフェイル状態にあることとな
る。したがって、本サブルーチンにおける以後のステッ
プは実行されず、ステップはメインルーチンに移行す
る。
【0111】S340では、先ず、VVT50によって
目標変位角度VTTに変位させられた吸気側カムシャフ
ト23の校正実変位角度VTと、吸気側カムシャフト2
3の基準変位角度としての最遅角変位角度とから、吸気
側カムシャフト23の変位角度の変位量を算出する。そ
して、さらに校正実変位角度VTから得られた変位角度
変位量を除くことにより、判定変位角度Aを算出する。
なお、本実施例においては、VVT50構成上のクラン
クシャフト14に対する吸気側カムシャフト23の変位
角度、すなわち、最遅角変位角度(基準変位角度)とし
て30°CAを有するVVT50を用いている。
目標変位角度VTTに変位させられた吸気側カムシャフ
ト23の校正実変位角度VTと、吸気側カムシャフト2
3の基準変位角度としての最遅角変位角度とから、吸気
側カムシャフト23の変位角度の変位量を算出する。そ
して、さらに校正実変位角度VTから得られた変位角度
変位量を除くことにより、判定変位角度Aを算出する。
なお、本実施例においては、VVT50構成上のクラン
クシャフト14に対する吸気側カムシャフト23の変位
角度、すなわち、最遅角変位角度(基準変位角度)とし
て30°CAを有するVVT50を用いている。
【0112】続くS350では、判定変位角度AとVV
T50の構成上の変位角度30°CA(基準変位角度)
との偏差が第1所定値e以上であるか否かが判断され
る。すなわち、先のS340において算出された判定変
位角度Aは、部品公差等を考慮しても、タイミングベル
ト35と吸気側タイミングプーリ27との間にかけ違い
等のフェイルが発生していない限り、定常的に構成上の
変位角度30°CAに近い変位角度を示すはずである。
そこで、判定変位角度Aと構成上の変位角度30°CA
との偏差が第1所定値e以上であるか否かを判断するこ
とにより、タイミングベルト35と吸気側タイミングプ
ーリ27との間に発生したフェイルを判定することがで
きるのである。
T50の構成上の変位角度30°CA(基準変位角度)
との偏差が第1所定値e以上であるか否かが判断され
る。すなわち、先のS340において算出された判定変
位角度Aは、部品公差等を考慮しても、タイミングベル
ト35と吸気側タイミングプーリ27との間にかけ違い
等のフェイルが発生していない限り、定常的に構成上の
変位角度30°CAに近い変位角度を示すはずである。
そこで、判定変位角度Aと構成上の変位角度30°CA
との偏差が第1所定値e以上であるか否かを判断するこ
とにより、タイミングベルト35と吸気側タイミングプ
ーリ27との間に発生したフェイルを判定することがで
きるのである。
【0113】なお、本実施例においては、吸気側カムシ
ャフト23の変位角度が最遅角変位角度である場合に、
フェイル判定を実行するので、判定変位角度Aと構成上
の変位角度30°CAとの偏差は、さほど大きくならな
い。したがって、第1所定値eとして小さな値を用いる
ことができる。
ャフト23の変位角度が最遅角変位角度である場合に、
フェイル判定を実行するので、判定変位角度Aと構成上
の変位角度30°CAとの偏差は、さほど大きくならな
い。したがって、第1所定値eとして小さな値を用いる
ことができる。
【0114】これに対して、吸気側カムシャフト23が
他の所定の目標変位角度である場合にフェイル判定を実
行すると、判定変位角度Aと構成上の変位角度30°C
Aとの偏差は、前者の場合と比較して大きくなる。した
がって、第1所定値eとしては、例えば、11°CA程
度の値を用いる必要がある。
他の所定の目標変位角度である場合にフェイル判定を実
行すると、判定変位角度Aと構成上の変位角度30°C
Aとの偏差は、前者の場合と比較して大きくなる。した
がって、第1所定値eとしては、例えば、11°CA程
度の値を用いる必要がある。
【0115】そして、判定変位角度Aと構成上の変位角
度30°CAとの偏差が第1所定値e以上であると判断
された場合には(S350:YES)、タイミングベル
ト35と吸気側タイミングプーリ27との間にかけ違
い、歯とび等のフェイルが発生していると判定される。
この判定を受けて、次のS360では、バルブタイミン
グフェイルフラグXVTFが立てられ、ステップはサブ
ルーチンからメインルーチンに移行する。
度30°CAとの偏差が第1所定値e以上であると判断
された場合には(S350:YES)、タイミングベル
ト35と吸気側タイミングプーリ27との間にかけ違
い、歯とび等のフェイルが発生していると判定される。
この判定を受けて、次のS360では、バルブタイミン
グフェイルフラグXVTFが立てられ、ステップはサブ
ルーチンからメインルーチンに移行する。
【0116】そして、バルブタイミングフェイルXVT
Fによって影響を受ける制御量が、所定の制御量に変更
される。また、例えば、メータパネル内における異常警
告灯が点灯される。
Fによって影響を受ける制御量が、所定の制御量に変更
される。また、例えば、メータパネル内における異常警
告灯が点灯される。
【0117】一方、判定変位角度Aと構成上の変位角度
30°CAとの偏差が第1所定値e未満であると判断さ
れた場合には(S350:NO)、タイミングベルト3
5と吸気側タイミングプーリ27との間にかけ違い、歯
とび等のフェイルは発生していないと判定される。した
がって、バルブタイミングフェイルフラグXVTFは立
てられず、ステップはサブルーチンからメインルーチン
に移行する。
30°CAとの偏差が第1所定値e未満であると判断さ
れた場合には(S350:NO)、タイミングベルト3
5と吸気側タイミングプーリ27との間にかけ違い、歯
とび等のフェイルは発生していないと判定される。した
がって、バルブタイミングフェイルフラグXVTFは立
てられず、ステップはサブルーチンからメインルーチン
に移行する。
【0118】以上各実施例に基づき詳細に説明した通
り、上記実施例に係る可変バルブタイミング機構を有す
るエンジンの異常検出装置VCは、吸気側カムシャフト
23の基準変位角度(最遅角変位角度)から目標変位角
度VTTまでの変位角度量を校正実変位角度VTから除
いた判定変位角度Aを算出する構成を備えている。
り、上記実施例に係る可変バルブタイミング機構を有す
るエンジンの異常検出装置VCは、吸気側カムシャフト
23の基準変位角度(最遅角変位角度)から目標変位角
度VTTまでの変位角度量を校正実変位角度VTから除
いた判定変位角度Aを算出する構成を備えている。
【0119】また、判定変位角度Aと構成上の変位角度
30°CAとの偏差が第1所定値e以上である場合に、
クランクシャフト14に対する吸気側カムシャフト23
の変位角度の異常(バルブタイミングフェイル)を検出
する構成を備えている。ここで、バルブタイミングフェ
イルは、例えば、タイミングベルト35と吸気側タイミ
ングプーリ27との間に生じたかけ違い、歯とび等に起
因して発生する。
30°CAとの偏差が第1所定値e以上である場合に、
クランクシャフト14に対する吸気側カムシャフト23
の変位角度の異常(バルブタイミングフェイル)を検出
する構成を備えている。ここで、バルブタイミングフェ
イルは、例えば、タイミングベルト35と吸気側タイミ
ングプーリ27との間に生じたかけ違い、歯とび等に起
因して発生する。
【0120】したがって、VVT50によって吸気側カ
ムシャフト23が基準変位角度とは異なる変位角度に変
位され、クランク角信号(基準タイミング信号)に対す
るカム角度信号(変位タイミング信号)の発生時期が変
化する場合であっても、吸気側カムシャフト23の変位
の影響を受けることなくバルブタイミングフェイルを検
出することができる。
ムシャフト23が基準変位角度とは異なる変位角度に変
位され、クランク角信号(基準タイミング信号)に対す
るカム角度信号(変位タイミング信号)の発生時期が変
化する場合であっても、吸気側カムシャフト23の変位
の影響を受けることなくバルブタイミングフェイルを検
出することができる。
【0121】また、吸気側カムシャフト23が所定の目
標変位角度VTTに保持制御されている場合に、バルブ
タイミングフェイルを検出する構成を備えている。した
がって、バルブタイミングフェイルを検出している最中
に、基準タイミング信号に対する変位タイミング信号の
発生時期が逐次変化することはなく、バルブタイミング
フェイルを正確に検出することができる。
標変位角度VTTに保持制御されている場合に、バルブ
タイミングフェイルを検出する構成を備えている。した
がって、バルブタイミングフェイルを検出している最中
に、基準タイミング信号に対する変位タイミング信号の
発生時期が逐次変化することはなく、バルブタイミング
フェイルを正確に検出することができる。
【0122】さらに、吸気側カムシャフト23が保持制
御されているか否かを判断する所定の目標変位角度VT
Tとして最遅角変位角度を採用している。ここで、VV
T50が最遅角変位角度を実現している際には、リング
ギヤ59がハウジング56と当接し、リングギヤ59の
作動が物理的に規制されることによって吸気側カムシャ
フト23が安定保持された状態にある。
御されているか否かを判断する所定の目標変位角度VT
Tとして最遅角変位角度を採用している。ここで、VV
T50が最遅角変位角度を実現している際には、リング
ギヤ59がハウジング56と当接し、リングギヤ59の
作動が物理的に規制されることによって吸気側カムシャ
フト23が安定保持された状態にある。
【0123】したがって、校正実変位角度VT、判定変
位角度A等を算出するにあたっても算出誤差が抑制さ
れ、バルブタイミングフェイルを検出するに当たって、
より一層検出精度を向上させることができる。
位角度A等を算出するにあたっても算出誤差が抑制さ
れ、バルブタイミングフェイルを検出するに当たって、
より一層検出精度を向上させることができる。
【0124】なお、本発明は、その趣旨を逸脱しない範
囲で種々の変形改良が可能である。例えば、上記実施例
では、カム角センサ44と気筒判別センサ42とを独立
して備えているエンジン10を用いているが、構成部品
を削減するためカム角センサ44を気筒判別センサ42
として共用しているエンジンを用いてもよい。
囲で種々の変形改良が可能である。例えば、上記実施例
では、カム角センサ44と気筒判別センサ42とを独立
して備えているエンジン10を用いているが、構成部品
を削減するためカム角センサ44を気筒判別センサ42
として共用しているエンジンを用いてもよい。
【0125】かかる場合には、変位タイミング信号のみ
ならず、気筒判別信号についてのタイミングフェイルを
も検出することができる。また、VVT50として、油
圧によってクランクシャフト14に対する吸気側カムシ
ャフト23の変位角度を変位させ、吸気バルブ21のバ
ルブタイミングを変更する機構を用いている。しかしな
がら、ステップモータ等の他の駆動手段によってクラン
クシャフト14に対する吸気側カムシャフト23の変位
角度を変位させてもよい。
ならず、気筒判別信号についてのタイミングフェイルを
も検出することができる。また、VVT50として、油
圧によってクランクシャフト14に対する吸気側カムシ
ャフト23の変位角度を変位させ、吸気バルブ21のバ
ルブタイミングを変更する機構を用いている。しかしな
がら、ステップモータ等の他の駆動手段によってクラン
クシャフト14に対する吸気側カムシャフト23の変位
角度を変位させてもよい。
【0126】すなわち、クランクシャフト14に対する
吸気側カムシャフト23の変位角度を変位させる構成の
VVT50であれば、基準タイミング信号に対する変位
タイミング信号の発生時期に変化が生じるので、変位タ
イミング信号の発生時期の変化の影響を受けることなく
バルブタイミングフェイルを検出する必要があるからで
ある。
吸気側カムシャフト23の変位角度を変位させる構成の
VVT50であれば、基準タイミング信号に対する変位
タイミング信号の発生時期に変化が生じるので、変位タ
イミング信号の発生時期の変化の影響を受けることなく
バルブタイミングフェイルを検出する必要があるからで
ある。
【0127】また、上記実施例では、吸気バルブ21の
バルブタイミングを可変制御することによりバルブオー
バラップの期間を変更する構成を備えている。しかしな
がら、排気バルブ31のバルブタイミングを可変制御す
ることにより、あるいは、吸気バルブ21、及び排気バ
ルブ31のバルブタイミングを可変制御することにより
バルブオーバラップの期間を変更する構成としてもよ
い。
バルブタイミングを可変制御することによりバルブオー
バラップの期間を変更する構成を備えている。しかしな
がら、排気バルブ31のバルブタイミングを可変制御す
ることにより、あるいは、吸気バルブ21、及び排気バ
ルブ31のバルブタイミングを可変制御することにより
バルブオーバラップの期間を変更する構成としてもよ
い。
【0128】いずれの場合にも、バルブオーバラップ期
間が変更されることに変わりなく、所望するエンジン特
性が得られるように、採用すれば良いことである。さら
に、上記実施例においては、VVT50のフェイル判定
をカム角センサ44により検出された実変位角度VTB
を最遅角学習値GVTFRによって校正することによっ
て校正実変位角度VTを算出している。しかしながら、
クランクシャフト14に対する吸気側カムシャフト23
の変位角度を検出することができれば、他の方法によっ
て検出してもよい。
間が変更されることに変わりなく、所望するエンジン特
性が得られるように、採用すれば良いことである。さら
に、上記実施例においては、VVT50のフェイル判定
をカム角センサ44により検出された実変位角度VTB
を最遅角学習値GVTFRによって校正することによっ
て校正実変位角度VTを算出している。しかしながら、
クランクシャフト14に対する吸気側カムシャフト23
の変位角度を検出することができれば、他の方法によっ
て検出してもよい。
【0129】また、カム角センサ44により検出された
実変位角度VTBを、最遅角学習値GVTFRによって
校正した校正実変位角度VTを用いているが、最遅角学
習を行わないVVT50において、実変位角度VTBを
用いてもよい。かかる場合にも、バルブタイミングフェ
イルは発生し得るので、本発明を適用することによりバ
ルブタイミングフェイルを正確に検出することができる
からである。
実変位角度VTBを、最遅角学習値GVTFRによって
校正した校正実変位角度VTを用いているが、最遅角学
習を行わないVVT50において、実変位角度VTBを
用いてもよい。かかる場合にも、バルブタイミングフェ
イルは発生し得るので、本発明を適用することによりバ
ルブタイミングフェイルを正確に検出することができる
からである。
【0130】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1及び請求項2
に記載の発明に係る可変バルブタイミング機構を有する
内燃機関の異常検出装置によれば、可変バルブタイミン
グ機構配設側におけるカムシャフトが変位に伴い、変位
タイミング信号の発生時期が変化した場合であっても、
クランクシャフトに対するカムシャフトの変位角度の異
常を誤って検出する事態を回避できる。
に記載の発明に係る可変バルブタイミング機構を有する
内燃機関の異常検出装置によれば、可変バルブタイミン
グ機構配設側におけるカムシャフトが変位に伴い、変位
タイミング信号の発生時期が変化した場合であっても、
クランクシャフトに対するカムシャフトの変位角度の異
常を誤って検出する事態を回避できる。
【0131】また、可変バルブタイミング機構配設側カ
ムシャフトが所定の目標変位角度に保持されている状態
でクランクシャフトに対するカムシャフトの変位角度の
異常が検出されるので、異常検出をより確実に、より正
確に行うことができる。
ムシャフトが所定の目標変位角度に保持されている状態
でクランクシャフトに対するカムシャフトの変位角度の
異常が検出されるので、異常検出をより確実に、より正
確に行うことができる。
【0132】この結果、可変バルブタイミング機構を有
する内燃機関であっても、通常の内燃機関と同様にして
クランクシャフトに対するカムシャフトの変位角度の異
常を検出することができる。
する内燃機関であっても、通常の内燃機関と同様にして
クランクシャフトに対するカムシャフトの変位角度の異
常を検出することができる。
【0133】また、請求項3記載の発明に係る可変バル
ブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出装置によ
れば、可変バルブタイミング機構配設側カムシャフトの
変位角度が最変位変位角度にある場合に異常検出が行わ
れる構成を備えている。
ブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出装置によ
れば、可変バルブタイミング機構配設側カムシャフトの
変位角度が最変位変位角度にある場合に異常検出が行わ
れる構成を備えている。
【0134】したがって、他の変位角度をとっている場
合と比較して、可変バルブタイミング機構配設側カムシ
ャフトは、極めて安定した状態にあり、異常を検出する
にあたって誤検出が一層抑制される。
合と比較して、可変バルブタイミング機構配設側カムシ
ャフトは、極めて安定した状態にあり、異常を検出する
にあたって誤検出が一層抑制される。
【図1】 本発明に係る可変バルブタイミング機構を有
する内燃機関の異常検出装置の基本的な概念構成を示す
概念構成図。
する内燃機関の異常検出装置の基本的な概念構成を示す
概念構成図。
【図2】 本発明が適用されるガソリンエンジンシステ
ムの概略構成を示すシステム構成図。
ムの概略構成を示すシステム構成図。
【図3】 可変バルブタイミング機構システムの概略構
成図。
成図。
【図4】 可変バルブタイミング機構を有するエンジン
の異常検出装置における制御ブロック図。
の異常検出装置における制御ブロック図。
【図5】 異常判定プログラムのメインルーチンを示す
フローチャート。
フローチャート。
【図6】 サブルーチンとして実行される継続時間カウ
ンタCVTERクリア条件判定処理プログラムのフロー
チャート。
ンタCVTERクリア条件判定処理プログラムのフロー
チャート。
【図7】 サブルーチンとして実行される停止時間カウ
ンタCVTSTPクリア条件判定処理プログラムのフロ
ーチャート。
ンタCVTSTPクリア条件判定処理プログラムのフロ
ーチャート。
【図8】 サブルーチンとして実行されるフェイル判定
処理プログラムのフローチャート。
処理プログラムのフローチャート。
10…エンジン、14…クランクシャフト、15…燃焼
室、20…吸気通路、21…吸気バルブ、22…吸気ポ
ート、23…吸気側カムシャフト、26…スロットルバ
ルブ、30…排気通路、40…クランク角センサ、44
…カム角センサ、46…吸気圧力センサ、50…VV
T、70…ECU、71…ROM、73…RAM、M2
…クランクシャフト、M3…回転運動伝達手段、M4…
吸気側カムシャフト、M5…排気側カムシャフト、M1
2…基準タイミング信号発生手段、M13…可変バルブ
タイミング機構、M15…変位タイミング信号発生手
段、M17…可変バルブタイミング機構制御手段、M1
9…保持制御判断手段、M20…異常判定手段、VC…
可変バルブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出
装置。
室、20…吸気通路、21…吸気バルブ、22…吸気ポ
ート、23…吸気側カムシャフト、26…スロットルバ
ルブ、30…排気通路、40…クランク角センサ、44
…カム角センサ、46…吸気圧力センサ、50…VV
T、70…ECU、71…ROM、73…RAM、M2
…クランクシャフト、M3…回転運動伝達手段、M4…
吸気側カムシャフト、M5…排気側カムシャフト、M1
2…基準タイミング信号発生手段、M13…可変バルブ
タイミング機構、M15…変位タイミング信号発生手
段、M17…可変バルブタイミング機構制御手段、M1
9…保持制御判断手段、M20…異常判定手段、VC…
可変バルブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出
装置。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01M 15/00 G01M 15/00 Z
Claims (3)
- 【請求項1】 回転運動する内燃機関のクランクシャフ
トと、 そのクランクシャフトの回転運動を伝達するための回転
運動伝達手段と、 その回転運動伝達手段を介して前記クランクシャフトの
回転に同期して回転駆動される吸気側カムシャフト及び
排気側カムシャフトと、 前記両カムシャフトの回転に同期して所定のタイミング
で駆動され、燃焼室に通じる吸気通路及び排気通路をそ
れぞれ開閉する吸気バルブ及び排気バルブと、 前記内燃機関の運転状態を検出するための運転状態検出
手段と、 前記クランクシャフトの回転にともない所定のクランク
角度で基準タイミング信号を発生させる基準タイミング
信号発生手段と、 前記クランクシャフトに対する前記吸気側カムシャフト
又は前記排気側カムシャフトのうち少なくとも一方の変
位角度を、基準変位角度から目標変位角度に変位させる
ことにより、前記吸気バルブ又は前記排気バルブのうち
少なくとも一方のバルブタイミングを基準バルブタイミ
ングから目標バルブタイミングに変更させる可変バルブ
タイミング機構と、 前記運転状態検出手段によって検出された内燃機関の運
転状態に応じて、前記可変バルブタイミング機構配設側
における前記カムシャフトの目標となる変位角度を決定
するための目標変位角度決定手段と、 前記可変バルブタイミング機構配設側における前記カム
シャフトの回転にともない現実の変位角度に対応した変
位タイミング信号を発生させる変位タイミング信号発生
手段と、 前記基準タイミング信号発生手段により発生された基準
タイミング信号と、前記変位タイミング信号発生手段に
より発生された変位タイミング信号とに基づいて、前記
クランクシャフトに対する前記可変バルブタイミング機
構配設側における前記カムシャフトの実際の変位角度を
算出するための変位角度算出手段と、 その変位角度算出手段によって算出される前記可変バル
ブタイミング機構配設側における前記カムシャフトの実
際の変位角度を、前記目標変位角度決定手段によって決
定された目標変位角度に収束させるよう前記可変バルブ
タイミング機構を制御するための可変バルブタイミング
機構制御手段と、 前記変位角度算出手段によって算出された実際の変位角
度と、前記可変バルブタイミング機構が有する基準変位
角度とに基づいて変位角度の変位量を算出するための変
位量算出手段と、 前記可変バルブタイミング機構配設側における前記カム
シャフトの変位角度が前記可変バルブタイミング機構制
御手段によって所定の目標変位角度に保持制御されてい
るか否かを判断するための保持制御判断手段と、 その保持制御判断手段によって、前記可変バルブタイミ
ング機構配設側における前記カムシャフトが所定の目標
変位角度に保持制御されていると判断され、かつ、前記
変位角度算出手段によって算出された実際の変位角度か
ら前記変位量算出手段によって算出された変位角度の変
位量を除いた変位角度が第1所定値以上である場合に
は、前記内燃機関に異常が発生していると判定するため
の異常判定手段とを備えたことを特徴とする可変バルブ
タイミング機構を有する内燃機関の異常検出装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の可変バルブタイミング機
構を有する内燃機関の異常検出装置において、 前記保持制御判断手段は、前記目標変位角度決定手段に
より決定された目標変位角度と、前記変位角度算出手段
によって算出された実際の変位角度との偏差が第2所定
値以下であり、かつ、前記変位量算出手段によって算出
された変位角度の変位量が第3所定値以下である場合
に、前記可変バルブタイミング機構配設側における前記
カムシャフトの変位角度が前記可変バルブタイミング機
構制御手段によって所定の目標変位角度に保持制御され
ていると判断することを特徴とする可変バルブタイミン
グ機構を有する内燃機関の異常検出装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の可変バル
ブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出装置にお
いて、 前記保持制御判断手段において判断される所定の目標変
位角度は、前記可変バルブタイミング機構における最変
位の変位角度であることを特徴とする可変バルブタイミ
ング機構を有する内燃機関の異常検出装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7048853A JPH08246820A (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | 可変バルブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出装置 |
| US08/605,571 US5626108A (en) | 1995-02-27 | 1996-02-22 | Abnormality detecting apparatus for internal combustion engine |
| EP96102845A EP0733782B1 (en) | 1995-02-27 | 1996-02-26 | Abnormality detecting apparatus for internal combustion engine |
| DE69602049T DE69602049T2 (de) | 1995-02-27 | 1996-02-26 | Vorrichtung zum Auffinden von Anomalien in einer Brennkraftmaschine |
| US08/759,501 US5715779A (en) | 1995-02-27 | 1996-12-04 | Abnormality detecting apparatus for internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7048853A JPH08246820A (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | 可変バルブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08246820A true JPH08246820A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=12814835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7048853A Pending JPH08246820A (ja) | 1995-02-27 | 1995-03-08 | 可変バルブタイミング機構を有する内燃機関の異常検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08246820A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6032623A (en) * | 1997-06-11 | 2000-03-07 | Unisia Jecs Corporation | Control apparatus and control method of variable valve timing structure |
| JP2000097096A (ja) * | 1998-09-16 | 2000-04-04 | Fuji Heavy Ind Ltd | 可変バルブタイミング機構付きエンジンにおける回転位置検出センサ系の診断装置 |
| US6094974A (en) * | 1997-06-12 | 2000-08-01 | Unisia Jecs Corporation | Self-diagnosing apparatus and method of variable valve timing structure |
| US6257184B1 (en) | 1998-08-10 | 2001-07-10 | Unisia Jecs Corporation | Apparatus and method for diagnosing of a hydraulic variable valve timing mechanism |
| JP2002309994A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-23 | Nissan Motor Co Ltd | タイミング巻掛け部材の異常検知装置 |
| JP2005127335A (ja) * | 2005-02-07 | 2005-05-19 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関の制御装置 |
| KR100534989B1 (ko) * | 2002-07-20 | 2005-12-08 | 현대자동차주식회사 | 내연기관의 가변 밸브기구 기능 진단장치 |
| JP2008019867A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-01-31 | Denso Corp | エンジン制御システム |
| CN115306551A (zh) * | 2022-08-12 | 2022-11-08 | 长城汽车股份有限公司 | 发动机正时异常监测方法、装置、车辆及存储介质 |
-
1995
- 1995-03-08 JP JP7048853A patent/JPH08246820A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6032623A (en) * | 1997-06-11 | 2000-03-07 | Unisia Jecs Corporation | Control apparatus and control method of variable valve timing structure |
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| JP2005127335A (ja) * | 2005-02-07 | 2005-05-19 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関の制御装置 |
| JP2008019867A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-01-31 | Denso Corp | エンジン制御システム |
| CN115306551A (zh) * | 2022-08-12 | 2022-11-08 | 长城汽车股份有限公司 | 发动机正时异常监测方法、装置、车辆及存储介质 |
| CN115306551B (zh) * | 2022-08-12 | 2024-05-28 | 长城汽车股份有限公司 | 发动机正时异常监测方法、装置、车辆及存储介质 |
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