JPH08246874A - 自動車用エンジンの冷却液交換装置及び該装置を用いた冷却液交換方法 - Google Patents

自動車用エンジンの冷却液交換装置及び該装置を用いた冷却液交換方法

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JPH08246874A
JPH08246874A JP7074669A JP7466995A JPH08246874A JP H08246874 A JPH08246874 A JP H08246874A JP 7074669 A JP7074669 A JP 7074669A JP 7466995 A JP7466995 A JP 7466995A JP H08246874 A JPH08246874 A JP H08246874A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車用エンジンの冷却液の交換作業性の向
上と、冷却液の交換効率を高めることを目的とする。 【構成】 冷却液収納タンク13と、注入用ホース14
と、中継用ホース15と、排液用ホース16と、を含ん
で構成し、アッパーホース10をラジエータ1の冷却液
入口5から取り外すと共に、冷却液入口5に栓をし、注
入用ホース14を、ラジエータフィーラー4に接続し、
中継用ホース15の他端を、アッパーホース10のラジ
エータ側接続端部10aに接続した状態で、所定の操作
を行うことにより、冷却液の交換を容易に行えるように
し、更に、交換装置12に、タンク13内の冷却液残量
を検出するエア作動式レベルゲージ21を設け、このレ
ベルゲージからのエア信号に基づいて、三方バルブ19
を切換制御することにより、冷却液の交換後は、ラジエ
ータ1とエンジン間の冷却液循環が連続的に行われるよ
うにして、冷却液の交換開始後は装置の操作が不要とな
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用エンジンの冷
却液交換装置及び該装置を用いた冷却液交換方法に関
し、特に、冷却液の交換作業性を向上すると共に、交換
効率を高める技術に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載された水冷式エンジンは、
エンジンで発生した熱を冷却液に伝え、この熱をラジエ
ータ(放熱器)から大気に放散するようにしている。と
ころで、従来、冷却液の交換は次のような方法で行うの
が一般的である。即ち、先ず、ラジエータの冷却液注入
口(ラジエータフィラー)のキャップを外すと共に、エ
ンジンに設けられたドレンの開閉を行うドレンプラグ
と、ラジエータに設けられたドレンの開閉を行うドレン
プラグとを夫々外し、両ドレンから夫々古い冷却液を排
出する。次に、水道水でラジエータ内を洗浄し、前記ド
レンプラグを夫々ドレンに装着する。しかる後、ラジエ
ータの冷却液注入口から新しい冷却液をエンジン内とラ
ジエータ内とに充填する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の冷却液交換方法にあっては、次のような問題点があ
った。即ち、エンジン側のドレンプラグは通常極めて着
脱し難い箇所に設けられているため、現実にはこれを取
り外さないで冷却液の交換作業を行うことが多い。
【0004】又、近年は、車体をジャッキアップしてエ
ンジンのアンダーカバーを外さないと、ラジエータ側の
ドレンプラグを外せない車種が多くなってきており、こ
のような自動車では、ラジエータ側のドレンプラグの取
り外し作業に非常に面倒な手間が掛かる。
【0005】従って、従来では、冷却液の交換に際し
て、古い冷却液を排出するには、上記ドレンプラグの取
り外し作業に手間取り、作業効率の点に問題があり、
又、ラジエータ側のドレンプラグを取り外しても、エン
ジン側のドレンプラグを外さないこととも相まって、古
い冷却液の全てが排出されるわけではなく、車種によっ
ても異なるが、一般には、ラジエータ側のドレンからは
全冷却液量の半分ほどが排出されるに過ぎないため、冷
却液の交換効率が良好とは言えない。
【0006】そこで、本発明は上記に鑑みてなされたも
のであり、自動車用エンジンの冷却液交換に際して、冷
却液の交換作業性の向上を図ることができる共に、冷却
液の交換効率を高めることができる冷却液交換装置及び
該装置を用いた冷却液交換方法を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、交換用の新しい冷却液を収納するタンクと、
一端が前記タンクに接続されると共に、他端がラジエー
タの冷却液注入口、該ラジエータにエンジンとラジエー
タとを結ぶアッパーホースを接続するために設けられて
いる冷却液入口及びアッパーホースを適宜位置で切断し
た場合に2分されたアッパーホースのうちラジエータの
前記冷却液入口に接続されている部分の切断端部、のう
ちいずれか一つに接続される注入用ホースと、一端が注
入用ホースの中途部に接続されると共に、他端がアッパ
ーホースのラジエータ側接続端部及び前記2分されたア
ッパーホースのうちエンジン側接続口に接続されている
部分の切断端部、のうちいずれか一つに接続される中継
用ホースと、一端が前記中継用ホースの中途部に接続さ
れる排液用ホースと、アッパーホースを通過した冷却液
がさらに中継用ホース及び注入用ホースを介してラジエ
ータへ流入されるのが遮断されて排液用ホースに流入さ
れる第1の流路と、該冷却液が排液用ホースへ流入され
るのが遮断されてさらに中継用ホース及び注入用ホース
を介してラジエータに流入される第2の流路と、に選択
的に切り換える流路切換手段と、前記タンク内の冷却液
の残量を検出する残量検出手段と、前記残量検出手段に
より冷却液の残量が所定量に至ったことが検出されるま
では、前記流路切換手段を第1の流路となるように切り
換え、冷却液の残量が所定量に至ったことが検出された
時に、前記流路切換手段を第2の流路となるように切り
換える切換制御手段と、を含んで構成した。
【0008】請求項2記載の発明は、前記流路切換手段
を、中継用ホースと排液用ホースとの接続部に介装され
る三方バルブから構成した。
【0009】請求項3記載の発明は、前記流路切換手段
を、排液用ホースに介装されて、該ホースの開閉を行う
第1の自動開閉バルブと、中継用ホースの前記排液用ホ
ース接続部よりも冷却液流れの下流側部位に介装され
て、該ホースの開閉を行う第2の自動開閉バルブと、か
ら構成した。
【0010】請求項4記載の発明は、前記残量検出手段
を、タンク内に配設されるレベルゲージから構成した。
【0011】請求項5記載の発明は、前記流路切換手段
を、中継用ホースと排液用ホースとの連結部に介装され
る三方バルブであって、パイロットポートと、中継用ホ
ースの一方の端部に接続される第1のポートと、中継用
ホースの他方の端部に接続される第2のポートと、排液
用ホースの端部に接続される第3のポートと、を有し、
常時は、第1のポートと第3のポートとが連通する状態
に切り換えられ、前記パイロットポートへのパイロット
圧力の入力時には、第1のポートと第2のポートとが連
通する状態に切り換えられる流体圧作動式の三方バルブ
から構成し、前記残量検出手段を、タンク内に配設され
て、タンク内冷却液のレベルが所定値以上の時にエア信
号を出力するエア作動式レベルゲージから構成し、前記
切換制御手段を、前記エア作動式レベルゲージからのエ
ア信号の非出力時に、前記三方バルブの第1のポートと
第2のポートとが連通するようにパイロットポートへの
パイロット圧力を出力し、前記エア作動式レベルゲージ
からエア信号が出力されたときに、前記三方バルブの第
1のポートと第3のポートとが連通するようにパイロッ
トポートへのパイロット圧力を非出力とするべくエア制
御を行うエア制御回路から構成した。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のう
ちいずれか1つに記載の自動車用エンジンの冷却液交換
装置を用いた冷却液交換方法であって、アッパーホース
をラジエータの冷却液入口から取り外すと共に、該冷却
液入口に栓をし、注入用ホースを、ラジエータの冷却液
注入口、ラジエータの冷却液入口及び2分されたアッパ
ーホースのうちラジエータの冷却液入口に接続されてい
る部分の切断端部、のうちいずれか一つに接続し、中継
用ホースの他端を、アッパーホースのラジエータ側接続
端部及び2分されたアッパーホースのうちエンジン側接
続口に接続されている部分の切断端部に接続する交換準
備工程;流路切換手段が、アッパーホースを通過した冷
却液がさらに中継用ホース及び注入用ホースを介してラ
ジエータへ流入するのを遮断し、該冷却液が排液用ホー
スへ流入する第1の流路に切り換えられた状態で、エン
ジンを始動して、古い冷却液を排液用ホースから排出し
つつ、新しい冷却液を注入用ホースを介して充填するこ
とにより冷却液を交換する交換工程;流路切換手段が、
新しい冷却液を必要量充填した後、アッパーホースを通
過した冷却液が排液用ホースへ流入するのを遮断し、該
冷却液がさらに中継用ホース及び注入用ホースを介して
ラジエータに流入する第2の流路に切り換えられること
により、冷却液をラジエータとエンジン間で循環させる
循環工程;を含む方法とした。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明において、アッパーホース
を、例えばラジエータの冷却液入口から取り外すと共
に、該冷却液入口に栓をし、注入用ホースを、ラジエー
タの冷却液注入口に接続し、中継用ホースの他端を、例
えば、アッパーホースのラジエータ側接続端部に接続し
た状態で、所定の操作を行うことにより、冷却液の交換
が容易に行え、新旧冷却液の交換率が高く、しかも短時
間で作業を行うことができる。
【0014】更に、冷却液の注入終了後には自動的に、
エンジン内の新しい冷却液が、アッパーホース、中継用
ホース及び注入用ホースを介してラジエータの冷却液注
入口からラジエータ内に流入し、このラジエータ内から
エンジン内に流入するという冷却液循環が連続的に行わ
れるため、交換終了後にエンジンをすぐさま停止しなく
とも良く、僅かな時間であれば装置から離れて別の作業
を行うこともでき、僅かな時間ではあるが、これを有効
利用できるため、作業者の作業能率を高めることができ
る。
【0015】請求項2記載の発明において、三方バルブ
により流路の切り換えが実行される。
【0016】請求項3記載の発明において、第1の自動
開閉バルブと第2の自動開閉バルブとから流路の切り換
えが実行される。
【0017】請求項4記載の発明において、レベルゲー
ジからの信号に基づいて残量が検出される。
【0018】請求項5記載の発明において、タンク内冷
却液のレベルが所定値未満の時には、エア作動式レベル
ゲージからのエア信号は出力されず、エア制御回路によ
り、三方バルブの第1のポートと第2のポートとが連通
するようにパイロットポートへのパイロット圧力が出力
される。又、タンク内冷却液のレベルが所定値以上の時
には、エア作動式レベルゲージからのエア信号が出力さ
れ、エア制御回路により、三方バルブの第1のポートと
第3のポートとが連通するようにパイロットポートへの
パイロット圧力が非出力とされる。
【0019】請求項6記載の発明において、交換準備工
程と、交換工程と、循環工程と言う、主に3つの工程の
実行により、交換装置による冷却液の排出、充填及び循
環の作用を簡単にかつ確実に実行することができ、冷却
液の交換をスムーズに、短時間で行える。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1において、ラジエータ1のアッパタンク2に
はキャップ3により開閉される冷却液注入口(ラジエー
タフィラー)4と、冷却液入口5とが形成され、ロアー
タンク6には冷却液出口7と、ドレンプラグ8により開
閉されるドレン9とが形成されている。
【0021】図示しないエンジンのシリンダヘッド側ウ
ォータジャケット(冷却液通路)と、前記ラジエータ1
の冷却液入口5とは、アッパーホース10を介して接続
され、シリンダブロック側ウォータジャケット(冷却液
通路)と、前記ラジエータ1の冷却液出口7とは、ロア
ーホース11を介して接続される。そして、上記のエン
ジンのウォータジャケット内とラジエータ1内の冷却液
を交換する装置12が設けられている。
【0022】かかる冷却液交換装置12は次のように構
成される。即ち、冷却液交換装置12は、交換用の新し
い冷却液を収納するタンク13と、注入用ホース14
と、中継用ホース15と、排液用ホース16と、流路切
換手段と、残量検出手段と、切換制御手段と、を含んで
構成される。かかる構成を詳述すると、前記タンク13
は、上壁に冷却液の充填口13aが形成され、底壁に冷
却液の供給口13bが形成される。
【0023】前記注入用ホース14の一端は前記タンク
13の供給口13bに接続され、他端にはラジエータ1
のラジエータフィラー4へ着脱自由に接続される接続口
14aが形成されている。この接続口14aには、後述
する接続作業を容易に行うため、中空でかつ略円錐状の
接続用ゴム部材17が取り付けられている。
【0024】前記中継用ホース15の一端は上記注入用
ホース14の中途部に接続され、他端にはアッパーホー
ス10のラジエータ側接続端部10a(ラジエータ1の
冷却液入口5への接続端部)へ着脱自由に接続される接
続口15aが形成されている。この接続口15aにも、
上記のような接続用ゴム部材17が取り付けられてい
る。
【0025】前記排液用ホース16の一端は上記中継用
ホース15の中途部に接続され、他端は図示しない排液
回収タンク等に挿入可能な排液口16aとして開放され
ている。尚、一端が中継用ホース15の中途部であっ
て、前記排液用ホース16接続部位の冷却液の充填時流
れの下流側に位置する部位に接続され、他端が前記排液
回収タンク等に挿入可能なドレン口18aとして開放さ
れたドレンホース18が設けられている。
【0026】一方、前記流路切換手段は、アッパーホー
ス10を通過した冷却液が中継用ホース15及び注入用
ホース14を介してラジエータ1へ流入されるのが遮断
されて排液用ホース16に流入される第1の流路と、ア
ッパーホース10を通過した冷却液が排液用ホース16
へ流入されるのが遮断されて中継用ホース15及び注入
用ホース14を介してラジエータ1に流入される第2の
流路と、に選択的に切り換えるものであり、本実施例に
おいては、中継用ホース15と排液用ホース16との連
結部に介装される例えば直動式3ポートエアオペレート
バルブ等の流体圧作動式の三方バルブ19から構成され
る。
【0027】この三方バルブ19には、図7に示すよう
に、パイロットポートPと第1〜第3のポートA〜Cと
が設けられており、常時は、スプリングにより第1のポ
ートAと第3のポートBとが連通する状態に切り換えら
れ、前記パイロットポートPへのパイロット圧力の入力
時には、第1のポートAと第2のポートBとが連通する
状態に切り換えられる。
【0028】そして、前記三方バルブ19の第1のポー
トAには、中継用ホース15の一方の接続端部が接続さ
れ、第2のポートBには、中継用ホース15の他方の接
続端部が接続され、第3のポートCには、排液用ホース
16の接続端部が接続される。
【0029】前記残量検出手段は、冷却液の残量を検出
し、前記切換制御手段は、残量検出手段により冷却液の
残量が所定量に至ったことが検出されるまでは、前記流
路切換手段を第1の流路となるように切り換え、冷却液
の残量が所定量に至ったことが検出された時に、前記流
路切換手段を第2の流路となるように切り換える。
【0030】そして、本実施例において、前記残量検出
手段と切換制御手段とは次のように構成される。即ち、
前記残量検出手段としては、例えばエア作動式レベルゲ
ージ21が適用される。
【0031】このエア作動式レベルゲージ21は、図8
に示すように、筒状本体部21Aと、該筒状本体部21
Aの先端部に設けられたフロート部21Bとから構成さ
れる。筒状本体部21Aの上端部には、2つのエアポー
トa,bが形成されている。又、フロート部21Bは、
筒状本体部21Aの先端部に、先端開口を取り囲むよう
に取り付けられた箱体21a内に球状のフロート21b
を内蔵した構成であり、前記箱体21aには多数の孔2
1cが形成されている。
【0032】このエア作動式レベルゲージ21の原理を
簡単に説明すると、図8(A)に示すように、フロート
21bが浮いている状態では、筒状本体部21Aの先端
開口が塞がれ、図8(A)に示すように、フロート21
bが浮いていない状態では、筒状本体部21Aの先端開
口が開放されるようになっている。従って、一方のエア
ポートaからエア導入すると、上記のように、筒状本体
部21Aの先端開口が塞がれているときには、他方のエ
アポートbからエアが排出され、筒状本体部21Aの先
端開口が開放されているときには、他方のエアポートb
からエアが排出されない。
【0033】このため、レベルに応じたフロート21b
の浮き沈みにより、エアポートbに接続される後述のブ
ースターマイト32の作動を制御するパイロット圧力の
出力制御を行うことができる。尚、かかるエア作動式レ
ベルゲージ21の作用については、後に詳述する。
【0034】切換制御手段は、図7に示すようなエア制
御回路23から構成される。即ち、この図において、エ
ア供給源33には、ハンドバルブ34とフィルタ35と
レギュレータ36が介装されたエア配管37が接続され
ている。このエア配管37のレギュレータ36下流側か
ら3つのエア配管37A〜37Cに分岐し、第1のエア
配管37Aは、レギュレータ38を介して前記エア作動
式レベルゲージ21のエアポートaに接続される。
【0035】第2のエア配管37Bは、ブースターマイ
ト(圧力変換用切換バルブ)32の第1のポートAに接
続される。このブースターマイト32のパイロットポー
トPは、配管50を介してエア作動式レベルゲージ21
のエアポートbに接続される。又、ブースターマイト3
2の第2のポートBは、配管39を介してリレーバルブ
40の第1のパイロットポートP1 に接続される。この
リレーバルブ40の第1のポートAは、配管41を介し
て前記三方バルブ19のパイロットポートPに接続され
る。又、リレーバルブ40の第2のパイロットポートP
2 は、配管42を介して押しボタンバルブ43の第1の
ポートAに接続される。この押しボタンバルブ43の第
2のポートBには、前記第3のエア配管37Cに接続さ
れ、該第3のエア配管37Cの途中には、前記リレーバ
ルブ40の第2のポートBが配管44を介して接続され
る。
【0036】更に、前記ブースターマイト32とリレー
バルブ40間の配管39には、タンク空表示ランプ45
が配管46を介して、アラーム47とアラーム切れバル
ブ48とが配管49を介して、夫々接続される。尚、上
記ブースターマイト32、リレーバルブ40及び押しボ
タンバルブ43において、Cは大気開放ポートである。
【0037】ここで、前記ブースターマイト32は、常
時はスプリングによりポートAとポートBとが連通さ
れ、かつポートCが遮断され、パイロットポートPから
パイロット圧力が入力されているときには、ポートAが
遮断され、かつポートBとポートCが連通されるように
切り換えられる。
【0038】又、前記リレーバルブ40は、第1のパイ
ロットポートP1 からパイロット圧力が入力されている
ときには、ポートAとポートBとが連通され、かつポー
トCが遮断され、第2のパイロットポートP2 からパイ
ロット圧力が入力されているときには、ポートAとポー
トCが連通され、かつポートBが遮断されるように切り
換えられる。
【0039】更に、前記押ボタンバルブ43は、常時は
スプリングにより、ポートBが遮断され、かつポートA
とポートCとが連通され、押しボタンを押すことによ
り、ポートAとポートBとが連通され、かつポートCが
遮断されるように切り換えられる。
【0040】以上の構成のエア制御回路23とタンク1
3とは、図9に示すような冷却液交換装置本体51内に
格納される。尚、タンク13は高位置に置かれる。
【0041】この冷却液交換装置本体51の表面パネル
51Aには、前述した押ボタンバルブ43の操作ボタン
(充填開始ボタン)43A、タンク空表示ランプ45、
アラーム切れバルブ48の操作ボタン48A、ハンドバ
ルブ34の操作部34A、後述するドレンバルブ31の
操作部31Aが夫々設けられていると共に、タンク13
内の冷却液量を目視可能な透明な液量目盛窓53が設け
られている。又、冷却液交換装置本体51の側面から
は、前記中継用ホース15及び注入用ホース14が導出
されている。かかる冷却液交換装置本体51は、その底
面に設けられたキャスター52により走行移動が可能で
ある。
【0042】一方、図1において、上述の三方バルブ1
9の他に、中継用ホース15の先端側には手動式の排出
手元バルブ29が、注入用ホース14の途中には手動式
の充填手元バルブ30が、ドレンホース18にはドレン
バルブ31が、夫々介装されている。
【0043】次に、かかる冷却液交換装置12を用いて
冷却液を交換する方法について説明する。図1は交換開
始前の状態を示してあり、冷却液はタンク13内に充填
されていない。尚、タンク13をラジエータフィラー4
位置よりも高い位置にセットする必要は特に必要としな
い(後述する冷却液充填時には、エンジン内の冷却液循
環ポンプにより冷却液がタンク13から供給されるた
め)。この場合、レベルゲージ21は、フロート21b
が浮いていない状態であるから、筒状本体部21Aの先
端開口が開放されており、エアポートbからエアが排出
されない状態にある。
【0044】従って、ブースターマイト32は、そのパ
イロットポートPへのパイロット圧力の入力がなく、ポ
ートAとポートBとが連通する。これにより、リレーバ
ルブ40の第1のパイロットポートP1 へのパイロット
圧力の入力がなされるから、該リレーバルブ40のポー
トAとポートBとが連通し、配管41から三方バルブ1
9のパイロットポートPにエアが供給される。これによ
り、三方バルブ19は、そのポートAとポートBとが連
通した状態となっている。又、押ボタンバルブ43及び
アラーム切れバルブ48は夫々OFFされている。
【0045】更に、排出手元バルブ29、充填手元バル
ブ30及びドレンバルブ31は夫々閉じられている。
【0046】図2は交換準備の状態を示してあり、例え
ばLLCを所定濃度に希釈した冷却液をタンク13内に
充填する。充填量は、車種により必要量が異なるので、
これを確認して充填する。冷却液の充填により、レベル
ゲージ21は、フロート21bが浮いた状態となるか
ら、筒状本体部21Aの先端開口が閉塞されており、エ
アポートbから導入エアが排出される状態にある。
【0047】この場合、押ボタンバルブ43はOFFの
ままであるから、三方バルブ19は、そのポートAとポ
ートBとが連通した状態となっている。充填手元バルブ
30を少し開き、ホース内の空気抜きを行う。アラーム
切れバルブ48はOFF、排出手元バルブ29及びドレ
ンバルブ31は夫々閉じられたままである。
【0048】次に、アッパーホース10のラジエータ側
接続端部10aをラジエータ1の冷却液入口5から取り
外し、この冷却液入口5にはゴム栓32を差し込む。ア
ッパーホース10のラジエータ側接続端部10aには、
中継用ホース15の接続口15aを接続する。又、注入
用ホース14の接続口14aをラジエータ1のラジエー
タフィラー4に接続する。
【0049】尚、このように中継用ホース15、注入用
ホース14を接続する前に、押ボタンバルブ43がON
となっていると、三方バルブ19のポートAとポートC
とが連通した状態になるが、この状態では、新しい冷却
液が中継用ホース15の途中で(三方バルブ19のポー
トBで)ストップし、排液用ホース16を通って排出さ
れる虞はない。
【0050】図3は交換開始前にエンジンを始動した状
態を示してあり、充填手元バルブ30及び排出手元バル
ブ29を開き、エンジンを始動して、ヒータレバーを最
高温度位置にし、車室内へのヒータ温風吹き出し用のフ
ァンを全開にする。
【0051】この状態において、エンジンが熱くなけれ
ば、エンジンにおける冷却液の循環が行われず、ホース
内の冷却液はそのままで動かないが、エンジンが熱けれ
ば、エンジンにおける冷却液の循環が行われ、ホース内
の冷却液は図3の矢印のように循環される。
【0052】尚、エンジンを始動する前に、押ボタンバ
ルブ43をONした場合、エンジンが熱ければ、タンク
13のヘッドの関係で、エンジン内の古い冷却液が排液
用ホース16を通って排出し始めるが、その後、エンジ
ンを始動すれば特に問題はない。
【0053】図4は交換開始状態(冷却液排出、充填工
程)を示してあり、押ボタンバルブ43及びアラーム切
バルブ48を夫々ONにする。レベルゲージ21は上記
のようにフロート21bが浮いた状態となるから、筒状
本体部21Aの先端開口が閉塞されており、エアポート
bから導入エアが排出される状態になっているから、三
方バルブ19はポートAとポートCとが連通した状態と
なる。
【0054】かかる状態では、エンジン内及びラジエー
タ1内の古い冷却液が、アッパーホース10、中継用ホ
ース15及び排液用ホース16を介して排液回収タンク
に回収される一方、タンク13内の新しい冷却液は、注
入用ホース14を介してラジエータ1のラジエータフィ
ラー4から充填される。
【0055】具体的には、冷却液交換中はエンジンの冷
却液循環路に介装されたサーモスタットが開いたり、閉
じたりするため、サーモスタットが開くと、ラジエータ
1内及びロアーホース11内に新しい冷却液が流入し、
エンジン内にはラジエータ1及びロアーホース11内に
溜まっていた古い冷却液が流入する。その分、エンジン
内の古い冷却液がアッパーホース10を経由して中継用
ホース15及び排液用ホース16から排出される。その
後、順次ラジエータ1及びロアーホース11内には新し
い冷却液が流入し、サーモスタットの何回かの開閉動作
によりこれが繰り返され、ラジエータ1、エンジン、ア
ッパーホース10、ロアーホース11を含めた冷却液循
環系内が新しい冷却液と置換されることになる。
【0056】この場合、冷却液がエンジン内だけの循環
にとどまらないように、できるだけ早くエンジンを高温
にしてサーモスタットを開放して古い冷却液を排出する
べく、エンジンのアクセルペタル、スロットルバルブの
操作により、エンジン回転数を例えば、2000〜25
00rpmに保持させるようにする。排液回収タンクに
回収された古い冷却液は、該タンクに一旦貯留され、そ
の後所定の廃棄処理がなされる。
【0057】図5は注入終了状態(冷却液循環工程)を
示してあり、タンク13内の冷却液がなくなると(規定
量の冷却液の交換が終了すると)、レベルゲージ21
は、フロート21bが浮いていない状態であるから、筒
状本体部21Aの先端開口が開放されており、エアポー
トbからエアが排出されない状態にあり、アラーム切れ
バルブ48をONしているから、アラーム47が作動し
て鳴ると共にタンク空表示ランプ45が点滅する。
【0058】尚、アラーム切れバルブ48をOFFにす
れば、アラーム47の作動は停止される。同時に、押ボ
タンバルブ43はONのままであるが、レベルゲージ2
1がエアポートbからエアが排出されない状態とされる
ことにより、三方バルブ19のポートAとポートBとが
連通した状態となる。従って、冷却液の循環が開始され
る。
【0059】即ち、エンジン内の新しい冷却液が、アッ
パーホース10、中継用ホース15及び注入用ホース1
4を介してラジエータフィラー4からラジエータ1内に
流入し、このラジエータ1内からロアーホース11を介
してエンジン内に流入するという冷却液循環が連続的に
行われる。
【0060】図6は交換終了の状態を示してあり、アラ
ーム切れバルブ48をOFFにし、押ボタンバルブ43
をOFFにし、エンジンを作動を停止する。これらの操
作の順序は問わない。そして、排出手元バルブ29及び
充填手元バルブ30を閉じる。更に、ラジエータ1の冷
却液入口5からゴム栓32を外し、中継用ホース15の
接続口15aをアッパーホース10のラジエータ側接続
端部10aから外し、該ラジエータ側接続端部10aを
ラジエータ1の冷却液入口5に再び接続する。
【0061】又、注入用ホース14の接続口14aをラ
ジエータフィラー4から外す。アッパーホース10を元
に戻すときにホース及びラジエータ1からこぼれ出た冷
却液分は、別途用意した冷却液をラジエータフィラー4
から補充する。
【0062】尚、リザーバタンク(図示せず)が付設さ
れているエンジンを有する車種の場合には、このリザー
ブタンク内の古い冷却液をポンプ等で排出して、清掃
し、新しい冷却液をフルレベルより約100ml程度多
く注入しておく。
【0063】かかる構成の冷却液の交換装置によると、
次のような効果がある。即ち、交換用の新しい冷却液を
収納したタンク13と、注入用ホース14と、中継用ホ
ース15と、排液用ホース16と、を含んで構成し、ア
ッパーホース10をラジエータ1の冷却液入口5から取
り外すと共に、該冷却液入口5に栓をし、注入用ホース
14を、ラジエータフィーラー4に接続し、中継用ホー
ス15の他端を、アッパーホース10のラジエータ側接
続端部10aに接続した状態で、所定の操作を行うこと
により、冷却液の交換が容易に行え、ラジエータ1のド
レン9からドレンプラグ8を取り外す面倒で手間のかか
る作業が不要で、作業効率に優れている。
【0064】更に、新しい冷却液により古い冷却液を押
し流して冷却液を交換できるため、交換作業中にエアが
混入する虞がなく、エア抜き作業を別途行う必要が殆ど
ない。
【0065】又、従来のように、単にラジエータ側のド
レンプラグを取り外して冷却液を排出する場合と比較し
て、水道水で洗浄しなくとも新旧冷却液の交換率が高
く、排液量が従来と比較して少なく、しかも短時間で作
業を行うことができる。
【0066】これは本発明者らが行った実験結果から明
らかである。即ち、必要冷却液量が8.0リットルの自
動車(トヨタ自動車(株)製「クラウン」)に対して、
タンクから8.0リットルの新しい冷却液を充填して交
換を行ったところ、新旧冷却液の交換率は約82%であ
った。尚、交換率は、新しい冷却液として所定濃度の冷
却液の代わりに水を用い、交換作業前のラジエータ内の
古い冷却液の濃度と、交換作業終了後のラジエータ内の
新しい冷却液の濃度とを比較して求めた。
【0067】又、上記自動車に新しい冷却液を6.0リ
ットル注入した場合と、10.0リットル注入した場合
との交換率を測定したところ、夫々約70%、約88%
であり、必要冷却液量より少ない量でも従来のラジエー
タ側ドレンからのみ排出する場合と比較すれば、かなり
高い交換率を達成できるが、80%以上の高交換率を達
成するためには、次のような方法が可能である。即ち、
例えば、必要冷却液容量8リットルであれば、最初に水
を12リットル充填し(理論的には、この時点で旧液は
勿論のこと、充填した水も4リットル押し出されること
になる)、次に冷却液の原液を4リットル充填する(こ
れにより、水が更に4リットル押し出される)場合等の
ように、必要冷却液容量以上の水を充填してエンジン内
を洗浄してから、所望の希釈濃度となるような容量の原
液を充填する方法が可能であり、これより、交換率が更
に高まる。
【0068】尚、比較のため、前記「従来の技術」の項
で説明した方法について、上記実施例と同じ必要冷却液
量が8.0リットルの自動車(トヨタ自動車(株)製
「クラウン」)に対して、タンクから8.0リットルの
新しい冷却液を充填して交換を行った。但し、エンジン
側のドレンのドレンプラグが取り外さなかった。
【0069】その結果、ラジエータ側のドレンからは古
い冷却液が約4.0リットル程度しか排出されず、新旧
冷却液の交換率は50%程度であった。又、ラジエータ
側のドレンからドレンプラグを取り外す作業に手間ど
り、エンジン内のエア抜きも行う必要があるため、交換
に30分程度とかなり時間を要した。
【0070】更に、交換装置の構成によると、次のよう
な特出した効果がある。即ち、交換装置12に、アッパ
ーホース10を経由した冷却液が中継用ホース15から
ラジエータ1へ流入されるのが遮断されて排液用ホース
16に流入される第1の流路と、アッパーホース10を
経由した冷却液が排液用ホース16へ流入されるのが遮
断されてラジエータ1に流入される第2の流路と、に選
択的に切り換える三方バルブ19を設けると共に、冷却
液の残量を検出するレベルゲージ21を設け、交換終了
が検出されるまでは、三方バルブ19を第1の流路とな
るように切り換え、交換終了が検出された時に、前記三
方バルブ19を第2の流路となるように切り換えるエア
制御回路23を設けるようにしたから、冷却液の注入終
了後には自動的に、エンジン内の新しい冷却液が、アッ
パーホース10、中継用ホース15及び注入用ホース1
4を介してラジエータフィラー4からラジエータ1内に
流入し、このラジエータ1内からロアーホース11を介
してエンジン内に流入するという冷却液循環が連続的に
行われる。従って、交換終了後にエンジンをすぐさま停
止しなくとも良く、僅かな時間であれば装置から離れて
別の作業を行うこともでき、僅かな時間ではあるが、こ
れを有効利用できるため、作業者の作業能率を高めるこ
とができる。
【0071】つまり、単に冷却液の排出・充填だけを行
う構成では、タンク13内の冷却液がなくなって冷却液
の交換が終了した後に、エンジンが作動し続けると、エ
ンジン内の冷却液循環ポンプによって冷却液の排出動作
が継続され、新たに注入した冷却液が排出されてしまう
ため、冷却液の交換開始後はかならず装置の監視や操作
が必要で、エンジンをすぐさま停止する必要がある。こ
のため、作業者が交換動作終了まで、僅かな時間とても
自動車から離れるわけにはいかず、時間を有効利用でき
ず、作業者の作業能率が低下する。
【0072】尚、本発明は、上記の実施例に限らず、次
のような実施態様が挙げられる。即ち、上記の実施例に
おいては、注入用ホース14の接続口14aを、ラジエ
ータフィラー4に接続するようにしたが、エンジンとラ
ジエータ1とを結ぶアッパーホース10を接続するため
に設けられている冷却液入口5、或いは、従来公知のア
ッパーホース10を適宜位置で切断して交換する方法に
本発明を適用する場合には、2分されたアッパーホース
のうちラジエータ1の冷却液入口5に接続されている部
分の切断端部に接続するようにしても良い。
【0073】又、上記の実施例においては、中継用ホー
ス15の接続口15aを、アッパーホース10のラジエ
ータ側接続端部10aに接続するようにしたが、上記の
ように2分した場合には、アッパーホース10のうちエ
ンジン側接続口に接続されている部分の切断端部に接続
するようにしても良い。
【0074】更に、本実施例においては、流路切換手段
を、単一の三方バルブ19により形成したが、排液用ホ
ース16に介装されて、該排液用ホース16の開閉を行
う流体圧作動式の第1の自動開閉バルブ19と、中継用
ホース15の中途部であって、前記排液用ホース16接
続部とドレンホース18接続部間に介装されて、中継用
ホース15の開閉を行う流体圧作動式の第2の自動開閉
バルブ20とを設け、これらをバルブを先の実施例と略
同じようなエア制御回路により選択的に開閉して、流路
を切り換えるようにしても良い。又、流体圧作動式の三
方バルブや自動開閉バルブに代えて、電磁弁を用いるよ
うにしても良い。この場合は、切換制御手段として、電
磁弁用の電気制御回路を設けるようにする。
【0075】又、本実施例においては、冷却液残量検出
手段として、エア作動式レベルゲージを設けるようにし
たが、その他の残量センサでも良いし、冷却液の実際の
交換流量を検出する流量計等、要は、冷却液の残量を検
出できるものであれば良い。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、冷却液の交換が容易に行え、新旧冷却液の
交換率が高く、しかも短時間で作業を行うことができる
と共に、冷却液の注入終了後には自動的に、エンジン内
の新しい冷却液が、アッパーホース、中継用ホース及び
注入用ホースを介してラジエータの冷却液注入口からラ
ジエータ内に流入し、このラジエータ内からエンジン内
に流入するという冷却液循環が連続的に行われるため、
交換終了後にエンジンをすぐさま停止しなくとも良く、
僅かな時間であれば装置から離れて別の作業を行うこと
もでき、僅かな時間ではあるが、これを有効利用できる
ため、作業者の作業能率を高めることができる。
【0077】請求項2記載の発明によれば、単一の三方
バルブから流路の切り換えが実行され、コスト的に有利
である。
【0078】請求項3記載の発明によれば、2つの自動
開閉バルブから流路の切り換えが実行され、コスト的に
有利である。
【0079】請求項4記載の発明によれば、レベルゲー
ジの適用により、タンク内の冷却液残量が容易に検出さ
れ、コスト的にも有利である。
【0080】請求項5記載の発明によれば、簡単な構成
のエア制御回路によって流路の切り換えが可能となり、
コスト的にも有利である。
【0081】請求項6記載の発明によれば、交換準備工
程と、交換工程と、循環工程と言う、主に3つの工程の
実行により、交換装置による冷却液の排出、充填及び循
環の作用を簡単にかつ確実に実行することができ、冷却
液の交換をスムーズに、短時間で行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1〜6記載の発明の共通の実施例を示
す図で、交換開始前の状態を示す概略図
【図2】 同上実施例の作用を説明する図で、交換準備
の状態を示す概略図
【図3】 同上実施例の作用を説明する図で、交換開始
前にエンジンを始動した状態を示す概略図
【図4】 同上実施例の作用を説明する図で、交換開始
状態(冷却液排出、充填工程)を示す概略図
【図5】 同上実施例の作用を説明する図で、注入終了
状態(冷却液循環工程)を示す概略図
【図6】 同上実施例の作用を説明する図で、交換終了
の状態を示す概略図
【図7】 同上実施例におけるエア制御回路図
【図8】 同上実施例におけるレベルゲージの構成と原
理を説明する概略図
【図9】 同上実施例における冷却液交換装置本体を示
す正面図
【符号の説明】
1 ラジエータ 4 ラジエータフィラー(冷却液注入口) 5 冷却液入口 10 アッパーホース 12 冷却液交換装置 13 タンク 14 注入用ホース 15 中継用ホース 16 排液用ホース 19 三方バルブ(流路切換手段) 21 レベルゲージ(残量検出手段) 23 エア制御回路(切換制御手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交換用の新しい冷却液を収納するタンク
    と、 一端が前記タンクに接続されると共に、他端がラジエー
    タの冷却液注入口、該ラジエータにエンジンとラジエー
    タとを結ぶアッパーホースを接続するために設けられて
    いる冷却液入口及びアッパーホースを適宜位置で切断し
    た場合に2分されたアッパーホースのうちラジエータの
    前記冷却液入口に接続されている部分の切断端部、のう
    ちいずれか一つに接続される注入用ホースと、 一端が注入用ホースの中途部に接続されると共に、他端
    がアッパーホースのラジエータ側接続端部及び前記2分
    されたアッパーホースのうちエンジン側接続口に接続さ
    れている部分の切断端部、のうちいずれか一つに接続さ
    れる中継用ホースと、 一端が前記中継用ホースの中途部に接続される排液用ホ
    ースと、 アッパーホースを通過した冷却液がさらに中継用ホース
    及び注入用ホースを介してラジエータへ流入されるのが
    遮断されて排液用ホースに流入される第1の流路と、該
    冷却液が排液用ホースへ流入されるのが遮断されてさら
    に中継用ホース及び注入用ホースを介してラジエータに
    流入される第2の流路と、に選択的に切り換える流路切
    換手段と、 前記タンク内の冷却液の残量を検出する残量検出手段
    と、 前記残量検出手段により冷却液の残量が所定量に至った
    ことが検出されるまでは、前記流路切換手段を第1の流
    路となるように切り換え、冷却液の残量が所定量に至っ
    たことが検出された時に、前記流路切換手段を第2の流
    路となるように切り換える切換制御手段と、 を含んで構成したことを特徴とする自動車用エンジンの
    冷却液交換装置。
  2. 【請求項2】前記流路切換手段は、中継用ホースと排液
    用ホースとの接続部に介装される三方バルブから構成さ
    れたことを特徴とする請求項1記載の自動車用エンジン
    の冷却液交換装置。
  3. 【請求項3】前記流路切換手段は、排液用ホースに介装
    されて、該ホースの開閉を行う第1の自動開閉バルブ
    と、中継用ホースの前記排液用ホース接続部よりも冷却
    液流れの下流側部位に介装されて、該ホースの開閉を行
    う第2の自動開閉バルブと、から構成されたことを特徴
    とする請求項1記載の自動車用エンジンの冷却液交換装
    置。
  4. 【請求項4】前記残量検出手段は、タンク内に配設され
    るレベルゲージからなる請求項1〜3のうちいずれか1
    つに記載の自動車用エンジンの冷却液交換装置。
  5. 【請求項5】前記流路切換手段は、中継用ホースと排液
    用ホースとの連結部に介装される三方バルブであって、
    パイロットポートと、中継用ホースの一方の端部に接続
    される第1のポートと、中継用ホースの他方の端部に接
    続される第2のポートと、排液用ホースの端部に接続さ
    れる第3のポートと、を有し、常時は、第1のポートと
    第3のポートとが連通する状態に切り換えられ、前記パ
    イロットポートへのパイロット圧力の入力時には、第1
    のポートと第2のポートとが連通する状態に切り換えら
    れる流体圧作動式の三方バルブから構成し、 前記残量検出手段は、タンク内に配設されて、タンク内
    冷却液のレベルが所定値以上の時にエア信号を出力する
    エア作動式レベルゲージから構成され、 前記切換制御手段は、前記エア作動式レベルゲージから
    のエア信号の非出力時に、前記三方バルブの第1のポー
    トと第2のポートとが連通するようにパイロットポート
    へのパイロット圧力を出力し、前記エア作動式レベルゲ
    ージからエア信号が出力されたときに、前記三方バルブ
    の第1のポートと第3のポートとが連通するようにパイ
    ロットポートへのパイロット圧力を非出力とするべくエ
    ア制御を行うエア制御回路から構成されたことを特徴と
    する請求項1記載の自動車用エンジンの冷却液交換装
    置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のうちいずれか1つに記載の
    自動車用エンジンの冷却液交換装置を用いた冷却液交換
    方法であって、 アッパーホースをラジエータの冷却液入口から取り外す
    と共に、該冷却液入口に栓をし、注入用ホースを、ラジ
    エータの冷却液注入口、ラジエータの冷却液入口及び2
    分されたアッパーホースのうちラジエータの冷却液入口
    に接続されている部分の切断端部、のうちいずれか一つ
    に接続し、中継用ホースの他端を、アッパーホースのラ
    ジエータ側接続端部及び2分されたアッパーホースのう
    ちエンジン側接続口に接続されている部分の切断端部に
    接続する交換準備工程;流路切換手段が、アッパーホー
    スを通過した冷却液がさらに中継用ホース及び注入用ホ
    ースを介してラジエータへ流入するのを遮断し、該冷却
    液が排液用ホースへ流入する第1の流路に切り換えられ
    た状態で、エンジンを始動して、古い冷却液を排液用ホ
    ースから排出しつつ、新しい冷却液を注入用ホースを介
    して充填することにより冷却液を交換する交換工程;流
    路切換手段が、新しい冷却液を必要量充填した後、アッ
    パーホースを通過した冷却液が排液用ホースへ流入する
    のを遮断し、該冷却液がさらに中継用ホース及び注入用
    ホースを介してラジエータに流入する第2の流路に切り
    換えられることにより、冷却液をラジエータとエンジン
    間で循環させる循環工程;を含むことを特徴とする自動
    車用エンジンの冷却液交換方法。
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