JPH08247313A - パイロットチェックバルブ - Google Patents

パイロットチェックバルブ

Info

Publication number
JPH08247313A
JPH08247313A JP7811595A JP7811595A JPH08247313A JP H08247313 A JPH08247313 A JP H08247313A JP 7811595 A JP7811595 A JP 7811595A JP 7811595 A JP7811595 A JP 7811595A JP H08247313 A JPH08247313 A JP H08247313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
check valve
piston
pilot
cylinder
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7811595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2782188B2 (ja
Inventor
Yuji Inoue
裕二 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIKOKU SHATAI KK
Original Assignee
SHIKOKU SHATAI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIKOKU SHATAI KK filed Critical SHIKOKU SHATAI KK
Priority to JP7078115A priority Critical patent/JP2782188B2/ja
Publication of JPH08247313A publication Critical patent/JPH08247313A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2782188B2 publication Critical patent/JP2782188B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Check Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造でチャタリングを有効に防止す
る。 【構成】 パイロットチェックバルブ1は、両側に配設
されている逆止弁体6を開弁するパイロットピストン5
をシリンダー4内に摺動自在に配設している。パイロッ
トピストン5は両端部分に外径の異なる異径ピストン部
5Aを有する。シリンダー4は、異径ピストン部5Aを
液漏れなく摺動させる内径の異なる異径シリンダー部4
Aを有する。シリンダー4には、両側の逆止弁体6で開
閉される排出口10を開口している。逆止弁体6が開弁
された状態で、パイロットピストン5の両側に作用する
押圧力が、大径の異径ピストン部5Aを、小径の異径ピ
ストン部5Aよりも強くするように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として重量物を運搬
する貨物自動車のシリンダーを駆動するのに使用される
パイロットチェックバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】パイロットチェックバルブは、液体の逆
方向の流れを阻止するチェックバルブと、このチェック
バルブの強制的に開弁する機構とを内蔵している。パイ
ロットチェックバルブは、たとえば、重量運搬車のアウ
トリガーを駆動する油圧回路のように、油圧を供給しな
い状態でシリンダーを定位置に停止させる回路に使用さ
れる。アウトリガーは、自動車の荷台の前部両側に垂直
に配設される。アウトリガーは、荷台に重量物の載せ下
ろしするときに、シリンダーのロッドを伸長して、自動
車全体を傾斜させる。アウトリガーを伸長させると、荷
台の前部が上昇して後部が降下されて荷台に重量物を載
せ下ろししやすい姿勢となる。
【0003】図1はアウトリガーを駆動するシリンダー
の油圧回路を示す。この図に示すように、メインシリン
ダーのロッドを伸長した状態に保持するためにパイロッ
トチェックバルブ1が使用される。パイロットチェック
バルブ1は、流入口2に加圧流体を供給しない状態で液
体の逆流を阻止して、メインシリンダー3を定位置に停
止させる。何れかの流入口2に加圧流体を供給するとき
には、パイロットチェックバルブ1を開弁する必要があ
る。メインシリンダー3の一方に加圧流体を供給し、メ
インシリンダー3の他方から液体を排出してピストンを
移動させるためである。
【0004】この種の用途に使用される従来のパイロッ
トチェックバルブ1を図2に示す。この図に示すパイロ
ットチェックバルブ1は、シリンダー4内にパイロット
ピストン5を軸方向に摺動できるように内蔵している。
パイロットピストン5の両端には逆止弁体6が配設され
ている。図においてパイロットピストン5が左右に移動
されると、左右に位置する逆止弁体6が押されて開弁さ
れる。この図に示すパイロットチェックバルブ1は下記
の動作をして、メインシリンダー3を駆動する。
【0005】[メインシリンダーが停止しているとき] 制御弁7が図に示す位置にあると、逆止弁体6がコ
イルスプリング8に押されて閉弁状態にあり、メインシ
リンダー3は図に示す位置に停止される。
【0006】[メインシリンダーを上昇させるとき] 制御弁7を矢印aで示す方向に移動すると、ポンプ
9で加圧された加圧流体が、パイロットチェックバルブ
1の流入口2Aに供給される。 流入口2Aに供給された加圧流体は、パイロットピ
ストン5と左の逆止弁体6とを矢印aで示す方向に移動
させる。すなわち、両方の逆止弁体6は外側に移動され
て、両側の逆止弁体6が弁座12から離れて開弁され
る。 流入口2Aに流入される加圧流体は、流入口2Aか
ら排出口10Cを通過して、メインシリンダー3のピス
トンの下方に流入されてピストンを押し上げる。 メインシリンダー3のピストンが上昇すると、ピス
トンの上方にある液体は、パイロットチェックバルブ1
の排出口10Dから流入口2Bを通過して、制御弁7に
いたり、制御弁7からタンク11にリターンされる。
【0007】[メインシリンダーを降下させるとき] 制御弁7を矢印bで示す方向に移動すると、ポンプ
9で加圧された加圧流体が、パイロットチェックバルブ
1の流入口2Bに供給される。 流入口2Bに供給された加圧流体は、パイロットピ
ストン5と右の逆止弁体6とを矢印bで示す方向に移動
させる。すなわち、両方の逆止弁体6は外側に移動され
て、両側の逆止弁体6が弁座12から離れて開弁され
る。 流入口2Bに流入される加圧流体は、流入口2Bか
ら排出口10Dを通過して、メインシリンダー3のピス
トンの上方に流入されてピストンを降下させる。 メインシリンダー3のピストンが降下すると、ピス
トンの下方にある液体は、パイロットチェックバルブ1
の排出口10Cから流入口2Aを通過して、制御弁7に
いたり、制御弁7からタンク11にリターンされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図1に示すパイロット
チェックバルブは、流入口2A又は流入口2Bに加圧流
体を供給して、メインシリンダー3のピストンを上下に
移動できる。流入口2に加圧流体が供給されると、その
圧力で逆止弁体6が開弁されるからである。しかしなが
ら、実際にこの油圧回路を前記の状態で動作させると、
メインシリンダー3のピストンを降下させるときに、パ
イロットチェックバルブ1が開閉を繰り返すチャタリン
グが発生し、メインシリンダー3のピストンをスムーズ
に降下できないことがある。この弊害は、メインシリン
ダー3に大きな荷重が作用するほど甚しくなる。
【0009】パイロットチェックバルブ1のチャタリン
グは、図2において左の逆止弁体6が開閉を繰り返すこ
とによって発生する。左の逆止弁体6を開弁状態に保持
できないのは、左の逆止弁体6が開弁したときに、パイ
ロットピストン5が、メインシリンダー3のピストンの
下方に作用する圧力で押しもどされるからである。すな
わち、下記の状態になってチャタリング現象が発生す
る。 制御弁7を矢印bで示す方向に移動すると、ポンプ
9で加圧された加圧流体が、パイロットチェックバルブ
1の流入口2Bに供給され、この加圧流体の圧力で、パ
イロットピストン5を左に、右の逆止弁体6を矢印bで
示すように右に移動させる。この状態になると、両方の
逆止弁体6は弁座12から離れて開弁される。 流入口2Bに流入される加圧流体は、流入口2Bか
ら排出口10Dを通過して、メインシリンダー3のピス
トンの上方に流入されてピストンを降下させる。 メインシリンダー3のピストンが降下すると、ピス
トンの下方にある液体は、パイロットチェックバルブ1
の排出口10Cから流入口2Aを通過して、制御弁7に
いたり、制御弁7からタンク11にリターンされる。こ
のとき、メインシリンダー3のピストンに強い荷重が作
用していると、ピストンの下面に作用するバックプレッ
シャーが著しく高くなる。 メインシリンダー3のバックプレッシャーは、左の
逆止弁体6を通過して、パイロットピストン5の左面に
作用する。 メインシリンダー3のバックプレッシャーが、パイ
ロットピストン5の右面に作用する圧力よりも高くなる
と、パイロットピストン5はバックプレッシャーによっ
て押し戻される。 パイロットピストン5が押し戻されると、パイロッ
トピストン5が左の逆止弁体6を押圧できなくなって、
左の逆止弁体6が閉弁される。したがって、メインシリ
ンダー3のピストンが降下できなくなる。 左の逆止弁体6が閉弁されると、パイロットピスト
ン5の左側にはバックプレッシャーが作用しなくなり、
左の圧力が急激に低下する。パイロットピストン5の左
側が押圧されなくなるので、パイロットピストン5は流
入口2Bの加圧流体の圧力で左に移動して、左の逆止弁
体6を開弁する。その後、〜の動作を繰り返して、
パイロットチェックバルブ1はチャタリングを繰り返
す。
【0010】パイロットチェックバルブのチャタリング
を防止するためには、メインシリンダーに作用する荷重
を軽くする必要がある。ただ、メインシリンダーの荷重
は用途によって決定されるので軽くできない。メインシ
リンダーの荷重を軽くできないので、メインシリンダ
ー、ポンプ、配管等の容量を大きく設計して、油圧回路
に対するメインシリンダーの荷重を軽くする必要があ
る。ただ、油圧回路の容量を大きくするには、設備コス
トが高くなるばかりでなく、配管等も太くなって施工に
手間がかかる欠点もある。
【0011】本発明は、従来のパイロットチェックバル
ブが有するこの欠点を解決することを目的に開発された
ものである。本発明の重要な目的は、極めて簡単な構造
でチャタリングを有効に防止できるパイロットチェック
バルブを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のパイロットチェ
ックバルブは、前述の目的を達成するために下記の構成
を備える。パイロットチェックバルブ1は、その好まし
い実施例を例示する図3に示すように、両側の逆止弁体
6を開弁するパイロットピストン5をシリンダー4内に
摺動自在に配設している。パイロットピストン5の両側
には逆止弁体6を配設している。さらに、パイロットピ
ストン5の両側部分に連通して、流入口2を開口してお
り、流入口2から流入される加圧流体でパイロットピス
トン5が軸方向に移動される。片方の流入口2はポンプ
9に連結され、ポンプ9から流入される加圧流体はパイ
ロットピストン5を軸方向に移動する。軸方向に移動す
るパイロットピストン5は一方の逆止弁体6を押圧して
開弁するように構成されている。
【0013】さらに、本発明のパイロットチェックバル
ブは、下記の独得の構成を備えることを特徴とする。 (a) パイロットピストン5は両端部に外径の異なる
異径ピストン部5Aを有する。 (b) シリンダー4は、異径ピストン部5Aを液漏れ
なく摺動させる内径の異なる異径シリンダー部4Aを有
する。 (c) 内径の異なる異径シリンダー部4Aに流入口2
を連通して開口している。 (d) シリンダー4には、両側の逆止弁体6で開閉さ
れる排出口10を開口している。
【0014】
【作用】本発明のパイロットチェックバルブの動作原理
を、好ましい実施例の図3に基づいて説明する。とく
に、本発明のパイロットチェックバルブは、図3に示す
ように、メインシリンダー3に荷重が作用した状態にあ
っても、チャタリングを有効に防止することを特長とす
るので、メインシリンダー3に大荷重が作用した状態に
おける動作を説明する。
【0015】[メインシリンダーが停止しているとき] この状態は、従来のパイロットチェックバルブ1と
同じである。すなわち、逆止弁体6は、コイルスプリン
グ8に押されて閉弁状態にあり、メインシリンダー3は
図に示す位置に停止される。
【0016】[メインシリンダーを上昇させるとき]こ
の動作も、図2に示すパイロットチェックバルブと同
じ。すなわち、下記の動作をする。 制御弁7を矢印aで示す方向に移動すると、ポンプ
9で加圧された加圧流体が、パイロットチェックバルブ
1の流入口2Aに供給される。 流入口2Aに供給された加圧流体は、パイロットピ
ストン5と左の逆止弁体6とを矢印aで示す方向に移動
させる。すなわち、両方の逆止弁体6は外側に移動され
て、両側の逆止弁体6が弁座12から離れて開弁され
る。 流入口2Aに流入される加圧流体は、流入口2Aか
ら排出口10Cを通過して、メインシリンダー3のピス
トンの下方に流入されてピストンを押し上げる。 メインシリンダー3のピストンが上昇すると、ピス
トンの上方にある液体は、パイロットチェックバルブ1
の排出口10Dから流入口2Bを通過して、制御弁7に
いたり、制御弁7からタンク11にリターンされる。こ
のとき、メインシリンダー3のピストンの上方の液体に
はバックプレッシャーが作用しないので、右の逆止弁体
6が開弁しても、パイロットピストン5がバックプレッ
シャーで押し戻されることはない。すなわち、両方の逆
止弁体6が開弁状態に保持されて、メインシリンダー3
は速やかに上昇される。
【0017】[メインシリンダーを降下させるとき] 制御弁7を矢印bで示す方向に移動すると、ポンプ
9で加圧された加圧流体が、パイロットチェックバルブ
1の流入口2Bに供給され、この加圧流体の圧力で、パ
イロットピストン5と右の逆止弁体6を矢印bで示す方
向に移動させる。この状態になると、両方の逆止弁体6
は弁座12から離れて開弁される。 流入口2Bに流入される加圧流体は、流入口2Bか
ら排出口10Dを通過して、メインシリンダー3のピス
トンの上方に流入されてピストンを降下させる。 メインシリンダー3のピストンが降下すると、ピス
トンの下方にある液体は、パイロットチェックバルブ1
の排出口10Cから流入口2Aを通過して、制御弁7に
いたり、制御弁7からタンク11にリターンされる。こ
のとき、メインシリンダー3のピストンに強い荷重が作
用して、ピストンの下面に作用するバックプレッシャー
が著しく高くなる。 メインシリンダー3のバックプレッシャーは、左の
逆止弁体6を通過して、パイロットピストン5の左面に
作用する。 メインシリンダー3のバックプレッシャーがパイロ
ットピストン5を右に押圧する力が、流入口2Bに作用
する加圧流体でパイロットピストン5を左に押圧する力
よりも強くなると、パイロットピストン5はバックプレ
ッシャーに押し戻されて、左の逆止弁体6が閉弁され
る。
【0018】この弊害が発生しないように、本発明のパ
イロットチェックバルブは、パイロットピストン5の左
の異径ピストン部5Aを、右の異径ピストン部5Aより
も小径に設計している。異径ピストン部5Aがパイロッ
トピストン5を押圧する力は、圧力と面積の積に比例す
る。パイロットピストン5の左に設けた小面積の異径ピ
ストン部5Aは、強いバックプレッシャーが作用して
も、パイロットピストン5を強い押圧力で押し戻さな
い。したがって、パイロットピストン5は、流入口2B
に流入する加圧流体で左に押圧されて、左の逆止弁体6
を開弁状態に保持する。このため、図3に示すパイロッ
トチェックバルブ1は、大荷重の作用するメインシリン
ダー3のピストンを降下させるときにあっても、左の逆
止弁体6を開弁状態に保持して、チャタリングを発生さ
せない。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するためのパイロットチェックバルブを例示す
るものであって、本発明のパイロットチェックバルブ
は、構成部品の種類、タイプ、材質、形状、構造、配置
を下記のものに特定するものでない。本発明のパイロッ
トチェックバルブは、特許請求の範囲を逸脱しない範囲
で変更することができる。
【0020】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「作用の欄」、および
「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付
記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0021】図4に示す重量物を運搬する貨物自動車
は、荷台の前部両側にアウトリガー13を備えおり、こ
のアウトリガー13を駆動するシリンダー4の駆動回路
にパイロットチェックバルブ1を装備している。図1
は、アウトリガー13を駆動するシリンダー4の油圧回
路を示す。この図において、アウトリガー13を駆動す
るメインシリンダー3は、パイロットチェックバルブ1
と制御弁7を介してポンプ9に連結されている。パイロ
ットチェックバルブ1は、制御弁7を図に示す停止位置
とした状態で、メインシリンダー3が降下するのを停止
する。
【0022】パイロットチェックバルブ1は、流入口2
を制御弁7に、排出口10をメインシリンダー3に連結
している。パイロットチェックバルブ1は、制御弁7を
操作して加圧流体が供給されると、逆止弁体6が開弁さ
れてメインシリンダー3を上下に移動させる。
【0023】パイロットチェックバルブ1の動作原理を
理解しやすくした概略断面図を図3に示す。この図に示
すパイロットチェックバルブ1は、シリンダー4と、こ
のシリンダー4に軸方向に摺動できるように内蔵されて
いるパイロットピストン5と、このパイロットピストン
5の両側に配設されている逆止弁体6とを備えている。
【0024】シリンダー4は円筒状で、中央部分を、パ
イロットピストン5を液漏れしない状態で摺動できるよ
うに内蔵する異径シリンダー部4Aとし、この異径シリ
ンダー部4Aの両側を逆止弁体6を液漏れしない状態で
軸方向に摺動できるように内蔵する逆止弁シリンダー部
4Bとしている。逆止弁シリンダー部4Bと異径シリン
ダー部4Aとの間には、流入口2と排出口10を連結す
るための流入路14を設けている。
【0025】異径シリンダー部4Aは、右部の内径が左
部の内径よりも太い円筒状である。流入路14は、異径
シリンダー部4Aよりも太い内径に加工している。逆止
弁シリンダー部4Bと流入路14との境界に段差を設
け、段差面を逆止弁体6の弁座12としている。流入口
2は、流入路14に連通して開口されており、排出口1
0は逆止弁シリンダー部4Bに連通して開口されてい
る。
【0026】図5は、現実に製作されるパイロットチェ
ックバルブ1を示している。この図に示すシリンダー4
は、シリンダー本体4Cの両側部にスリーブ15を挿入
して、逆止弁シリンダー部4Bと流入路14とを設けて
いる。スリーブ15はシリンダー本体4Cの定位置に固
定するために、先端部の外径を細くして、シリンダー本
体4Cに嵌入している。さらに、スリーブ15は、先端
部の内径を細くして、段差部を逆止弁体6の弁座12と
している。さらにまた、スリーブ15は、半径方向に複
数の貫通孔16を開口して、貫通孔16を排出口10に
連結している。スリーブ15はキャップ17でシリンダ
ー本体4Cの定位置に固定される。キャップ17は、シ
リンダー本体4Cに設けた雌ネジにねじ込まれてOリン
グ18を挟着し、液漏れしないようにシリンダー本体4
Cに固定されている。
【0027】パイロットピストン5は、異径シリンダー
部4Aに液漏れしないで軸方向に摺動できるように内蔵
されている。パイロットピストン5は、流入口2から流
入される加圧流体に押圧されて、軸方向に移動される。
パイロットピストン5は、加圧流体に押圧されて軸方向
に移動したときに、一方の逆止弁体6を押圧して開弁す
る。パイロットピストン5は、両端部分に外径の異なる
異径ピストン部5Aを有する。図3と図5に示すパイロ
ットピストン5は、右側の異径ピストン部5Aの外径
を、左の異径ピストン部5Aよりも大きく設計してい
る。
【0028】一方の異径ピストン部5Aを他方よりも細
くするのは、図3に示すように、メインシリンダー3の
バックプレッシャーでパイロットピストン5が押し戻さ
れて逆止弁体6が閉弁するのを防止するためである。異
径ピストン部5Aの外径の比率は、バックプレッシャー
が大きいほど大きく、すなわち、バックプレッシャーが
大きいほど、一方の異径ピストン部5Aの外径を小さ
く、他方を大きく設計する。ただ、異径ピストン部5A
が細過ぎると、加圧流体でパイロットピストン5を押圧
して移動できなくなる。このため、異径ピストン部5A
の外径は、流入口2から流入される加圧流体に移動され
て逆止弁体6を開弁できる大きさに設計される。
【0029】両側の異径ピストン部5Aは、シリンダー
4の異径シリンダー部4Aの内面を、液漏れなく摺動す
る。図5に示すパイロットチェックバルブ1は、異径ピ
ストン部5Aの外周に溝を設け、この溝にOリング19
を入れて液漏れを有効に防止している。
【0030】逆止弁体6は、逆止弁シリンダー部4Bに
液漏れなく摺動できるように内蔵されている。さらに、
逆止弁体6は、加圧流体を流入しない状態で閉弁される
ように、弾性体であるコイルスプリング8でもって、弁
座12に弾性的に押圧されている。図5に示す逆止弁体
6は、スリーブ15の内面に設けた弁座12に押圧され
て閉弁される。
【0031】図3と図5に示すパイロットチェックバル
ブは、下記の動作をして逆止弁体を開閉させる。
【0032】メインシリンダー3を停止させるとき、す
なわち、流入口2に加圧流体を供給しない状態において
は、コイルスプリング8が逆止弁体6を弁座12に押圧
して閉弁している。メインシリンダー3を押し上げると
きは、ポンプ9で加圧された加圧流体が、パイロットチ
ェックバルブ1の流入口2Aに供給される。流入口2A
に供給された加圧流体は、パイロットピストン5と左の
逆止弁体6とを矢印aで示す方向に移動して、両方の逆
止弁体6を開弁する。したがって、流入口2Aに流入さ
れる加圧流体は、流入口2Aから排出口10Cを通過し
て、メインシリンダー3のピストンの下方に流入されて
ピストンを押し上げ、ピストンの上方にある液体は、パ
イロットチェックバルブ1の排出口10Dから流入口2
Bを通過し、制御弁7を通過してタンク11にリターン
される。この状態においては、メインシリンダー3のピ
ストンの上方の液体にはバックプレッシャーが作用しな
いので、パイロットピストン5がバックプレッシャーで
押し戻されることはない。
【0033】メインシリンダーを降下させるときは下記
の動作をする。 制御弁7を矢印bで示す方向に切り換える。ポンプ
9で加圧された加圧流体は、パイロットチェックバルブ
1の流入口2Bに供給され、この加圧流体の圧力で、パ
イロットピストン5は左に、右の逆止弁体6は矢印bで
示すように右に移動される。この状態で、両方の逆止弁
体6が開弁される。 両方の逆止弁体6が開弁されると、加圧流体は、流
入口2Bから排出口10Dを通過して、メインシリンダ
ー3のピストンの上方に流入されてピストンを降下させ
る。 ピストンが降下しているメインシリンダー3は、ピ
ストンに強い荷重が作用しているで、ピストンの下面に
強いバックプレッシャーが作用する。メインシリンダー
3のバックプレッシャーは、左の逆止弁体6を通過し
て、パイロットピストン5の左面に作用し、パイロット
ピストン5を押し戻そうとする。
【0034】しかしながら、本発明のパイロットチェッ
クバルブは、片方の異径ピストン部5Aを他方よりも小
径にしているので、小面積の異径ピストン部5Aに、強
いバックプレッシャーの加算された圧力が作用しても、
パイロットピストン5が押し戻されることがない。した
がって、パイロットピストン5は、流入口2Bに流入す
る加圧流体で左に押圧されて、左の逆止弁体6を開弁状
態に保持する。このため、大荷重の作用するメインシリ
ンダー3のピストンを降下させるときにあっても、左の
逆止弁体6を開弁状態に保持して、チャタリングは発生
しない。
【0035】
【発明の効果】本発明のパイロットチェックバルブは、
極めて簡単な構造で、バックプレッシャーに起因するチ
ャタリングを有効に防止できる。それは、本発明のパイ
ロットチェックバルブが、パイロットピストンの両端部
分に外径の異なる異径ピストン部を設けているので、高
圧のバックプレッシャーが作用する排出口を小径の異径
ピストン部に連通して、バックプレッシャーでパイロッ
トピストンが押し戻されるのを防止できるからである。
従来のパイロットチェックバルブは、バックプレッシャ
ーでパイロットピストンが押し戻されると、逆止弁体が
閉弁されるのでチャタリングを発生するが、本発明のパ
イロットチェックバルブは、小径の異径ピストン部にバ
ックプレッシャーが作用しても、大径の異径ピストン部
を加圧流体で押圧するように使用することにより、バッ
クプレッシャーでパイロットピストンが押し戻されるの
を防止して、チャタリングを有効に阻止できる。パイロ
ットチェックバルブは、逆止弁体を開弁する状態におい
ては、パイロットピストンの両側に作用する圧力バラン
スでパイロットピストンが軸方向に移動される。大径の
異径ピストン部を加圧流体で押圧し、小径側の異径ピス
トン部を高圧のバックプレッシャーで押圧すると、バッ
クプレッシャーが加圧流体の圧力よりも高くなっても、
バックプレッシャーでパイロットピストンが押し戻され
ないようにできる。加圧流体とバックプレッシャーがパ
イロットピストンを反対方向に移動させようとする力
が、圧力と異径ピストン部の断面積の積に比例するから
である。バックプレッシャーが加圧流体よりも高圧にな
っても、押圧する面積を小さくすることによって、パイ
ロットピストンを押し戻そうとする押圧力を小さくでき
る。このように、本発明のパイロットチェックバルブ
は、加圧流体とバックプレッシャーとがバランスするよ
りも、加圧流体が確実にパイロットピストンを押圧する
ように異径ピストン部を設計して、バックプレッシャー
に起因するチャタリングを極めて有効に防止できる特長
がある。
【0036】バックプレッシャーでチャタリングの発生
しないパイロットチェックバルブは、メインシリンダー
に大荷重の作用する用途に使用して、メインシリンダー
をスムーズに無理なく移動できる特長がある。また、メ
インシリンダー、ポンプ、配管等を大容量に設計する必
要もなく、設備コストを著しく低減できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 アウトリガーを駆動する油圧回路図
【図2】 従来のパイロットチェックバルブの概略断面
【図3】 本発明の実施例のパイロットチェックバルブ
の概略断面図
【図4】 アウトリガーを装備する重量物を運搬する貨
物自動車の側面図
【図5】 本発明の実施例のパイロットチェックバルブ
を示す断面図
【符号の説明】
1…パイロットチェックバルブ 2…流入口 3…メインシリンダー 4…シリンダー 4A…異径シリンダー部 4B…逆止弁シリンダー部 4C…シリンダー本体 5…パイロットピストン 5A…異径ピストン部 6…逆止弁体 7…制御弁 8…コイルスプリング 9…ポンプ 10…排出口 11…タンク 12…弁座 13…アウトリガー 14…流入路 15…スリーブ 16…貫通孔 17…キャップ 18…Oリング 19…Oリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に配設されている逆止弁体(6)を押
    圧して、逆止弁体(6)を開弁するパイロットピストン(5)
    がシリンダー(4)内に摺動自在に配設されており、この
    パイロットピストン(5)の両側には流入口(2)が開口され
    ており、片方の流入口(2)から流入される加圧流体でパ
    イロットピストン(5)を軸方向に移動し、軸方向に移動
    するパイロットピストン(5)が逆止弁体(6)を押圧して、
    片方の逆止弁体(6)を開弁するように構成されてなるチ
    ェックバルブにおいて、下記の全ての構成を有すること
    を特徴とするパイロットチェックバルブ。 (a) パイロットピストン(5)は両端部分に外径の異
    なる異径ピストン部(5A)を有する。 (b) シリンダー(4)は、異径ピストン部(5A)を液漏
    れなく摺動させる内径の異なる異径シリンダー部(4A)を
    有する。 (c) 内径の異なる異径シリンダー部(4A)には流入口
    (2)が連通されている。 (d) シリンダー(4)には、両側の逆止弁体(6)で開閉
    される排出口(10)を開口している。
JP7078115A 1995-03-08 1995-03-08 パイロットチェックバルブ Expired - Fee Related JP2782188B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7078115A JP2782188B2 (ja) 1995-03-08 1995-03-08 パイロットチェックバルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7078115A JP2782188B2 (ja) 1995-03-08 1995-03-08 パイロットチェックバルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08247313A true JPH08247313A (ja) 1996-09-27
JP2782188B2 JP2782188B2 (ja) 1998-07-30

Family

ID=13652895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7078115A Expired - Fee Related JP2782188B2 (ja) 1995-03-08 1995-03-08 パイロットチェックバルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2782188B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013531766A (ja) * 2010-05-18 2013-08-08 ボルボ コンストラクション イクイップメント アーベー 建設機械用ダブルチェックバルブ
CN106402438A (zh) * 2016-10-21 2017-02-15 钟立朋 一种多用型气控单向阀结构

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05286695A (ja) * 1992-04-07 1993-11-02 Nabco Ltd アウトリガー制御回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05286695A (ja) * 1992-04-07 1993-11-02 Nabco Ltd アウトリガー制御回路

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013531766A (ja) * 2010-05-18 2013-08-08 ボルボ コンストラクション イクイップメント アーベー 建設機械用ダブルチェックバルブ
US9068322B2 (en) 2010-05-18 2015-06-30 Volvo Construction Equipment Ab Double check valve for construction equipment
CN106402438A (zh) * 2016-10-21 2017-02-15 钟立朋 一种多用型气控单向阀结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP2782188B2 (ja) 1998-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4624445A (en) Lockout valve
US4088151A (en) Cylinder locking apparatus
US3972557A (en) Hydraulic cab-tilting systems
US4223693A (en) Counterbalance valve
GB2234543A (en) Well tool hydrostatic release means
JPH06504836A (ja) パトローネ式弁
KR20010005508A (ko) 이동 작업기용 유압 제어 장치
CN100487291C (zh) 可去联锁的止回阀
US2676573A (en) Anticollapsing hydraulic lifting cylinder system for tier-lift trucks
KR850000832B1 (ko) 복동 피스톤-실린더 조립체용 제어 밸브
CA2020924C (en) Logic valve
KR101394492B1 (ko) 밸브 장치
US4955461A (en) Valve system for preventing uncontrolled descent in fork lift trucks
JPH08247313A (ja) パイロットチェックバルブ
US6289917B1 (en) Proportional flow divider valve
JPS5827401B2 (ja) チヨクレツタイプノ エキアツカイロヨウノ ユウセンシステム
US5493945A (en) Apparatus for driving piston by fluid pressure
US3991659A (en) Fail safe apparatus for load lifts
US5749225A (en) Hydraulic systems and valve assemblies
US5694827A (en) Dump body cushion
JPH10196819A (ja) ダブルパイロットチェック弁
JP5268243B2 (ja) 流体により操作される少なくとも2つのディスプレーサユニットの運動順序を保証するための装置
JPS581379Y2 (ja) ダンプトラック等における荷台昇降速度制御装置
US3974764A (en) Exhaust valve
EP0004165A1 (en) Locking cylinders

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees