JPH08247327A - 流量制御弁 - Google Patents
流量制御弁Info
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- JPH08247327A JPH08247327A JP7995995A JP7995995A JPH08247327A JP H08247327 A JPH08247327 A JP H08247327A JP 7995995 A JP7995995 A JP 7995995A JP 7995995 A JP7995995 A JP 7995995A JP H08247327 A JPH08247327 A JP H08247327A
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 34
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 4
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
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- Lift Valve (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 閉弁状態から開弁状態になるまでの開弁応答
時間と、開弁状態から閉弁状態になるまでの閉弁応答時
間との差が少ない流量制御弁を提供する。 【構成】 デューティー制御弁1のボビン2の上部に、
ソレノイド3により励磁される固定鉄芯5を設け、固定
鉄芯5の下方に流入路6と流出路7とを結ぶ弁室8を形
成する。弁室8に弁体9を上下方向に移動可能に収容
し、弁体9を弁室8の下方に設けられた弁座部10に向
けてリターンスプリング11により付勢する。固定鉄芯
5の下端部にテーパー状の吸引部12を形成し、吸引部
12の側面に弁体9の移動方向に対してテーパー角θ傾
斜した傾斜面13を形成する。弁体9の上端部に、吸引
部12に適合する凹部14を設け、凹部14の内壁に傾
斜面13に平行する対向面15を形成する。弁体9の中
央に貫通孔16を設け、貫通孔16に緩衝ゴム17を内
嵌する。
時間と、開弁状態から閉弁状態になるまでの閉弁応答時
間との差が少ない流量制御弁を提供する。 【構成】 デューティー制御弁1のボビン2の上部に、
ソレノイド3により励磁される固定鉄芯5を設け、固定
鉄芯5の下方に流入路6と流出路7とを結ぶ弁室8を形
成する。弁室8に弁体9を上下方向に移動可能に収容
し、弁体9を弁室8の下方に設けられた弁座部10に向
けてリターンスプリング11により付勢する。固定鉄芯
5の下端部にテーパー状の吸引部12を形成し、吸引部
12の側面に弁体9の移動方向に対してテーパー角θ傾
斜した傾斜面13を形成する。弁体9の上端部に、吸引
部12に適合する凹部14を設け、凹部14の内壁に傾
斜面13に平行する対向面15を形成する。弁体9の中
央に貫通孔16を設け、貫通孔16に緩衝ゴム17を内
嵌する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばエンジンへ供給
される補助空気の流量を制御する流量制御弁に関する。
される補助空気の流量を制御する流量制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のエンジンには、補助空気
を供給する補助空気システムが設けられている。該補助
空気システムは、前記補助空気の供給量をエンジンの運
転状況に応じて変化させるものであり、図9に示すよう
に、駆動信号のON時間とOFF時間との比を変化させ
ることによって、前記補助空気の流量を制御する流量制
御弁としてデューティー制御弁70が用いられている。
を供給する補助空気システムが設けられている。該補助
空気システムは、前記補助空気の供給量をエンジンの運
転状況に応じて変化させるものであり、図9に示すよう
に、駆動信号のON時間とOFF時間との比を変化させ
ることによって、前記補助空気の流量を制御する流量制
御弁としてデューティー制御弁70が用いられている。
【0003】該デューティー制御弁70は、非磁性体で
あるボビン71と、該ボビン71に巻かれたコイル72
と、このコイル72をモールドするとともに該コイル7
2の接続端子73を一体的に形成するモールド部74と
からなる。前記ボビン71内には、前記コイル72によ
って励磁される固定鉄芯75が上下方向に延在してお
り、該固定鉄芯75の下方先端には流入路76と流出路
77とを結ぶ弁室78が形成されている。該弁室78に
は、下端部に弁部79が、また上端部に緩衝ゴム80が
設けられた上下方向に移動可能な円柱状の弁体81が収
容されており、この弁体81は、リターンスプリング8
2によって弁室78内に形成された筒状の弁座部83に
向けて付勢されている。
あるボビン71と、該ボビン71に巻かれたコイル72
と、このコイル72をモールドするとともに該コイル7
2の接続端子73を一体的に形成するモールド部74と
からなる。前記ボビン71内には、前記コイル72によ
って励磁される固定鉄芯75が上下方向に延在してお
り、該固定鉄芯75の下方先端には流入路76と流出路
77とを結ぶ弁室78が形成されている。該弁室78に
は、下端部に弁部79が、また上端部に緩衝ゴム80が
設けられた上下方向に移動可能な円柱状の弁体81が収
容されており、この弁体81は、リターンスプリング8
2によって弁室78内に形成された筒状の弁座部83に
向けて付勢されている。
【0004】すなわち、前記デューティー制御弁70
は、前記コイル72が非通電の際に、弁体81の弁部7
9が弁座部83に着座して閉弁状態となり、通電された
際に、固定鉄芯75の磁化に伴って弁体81が上動し、
開弁状態となるように構成されている。
は、前記コイル72が非通電の際に、弁体81の弁部7
9が弁座部83に着座して閉弁状態となり、通電された
際に、固定鉄芯75の磁化に伴って弁体81が上動し、
開弁状態となるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の流量制御弁70において、図10に示すように、前
記固定鉄芯75の下端面と、該固定鉄芯75に吸引され
る前記弁体81の上端面とは、弁体81の移動方向に対
して垂直に保たれており、固定鉄芯75の下端面から弁
体81の上端面までの磁気ギャップL1は、弁体81の
移動量に伴い、この移動量と同量分変化する。このた
め、閉弁状態にある弁体81を吸引する際には、コイル
72によって励磁された固定鉄芯75の磁力は緩やかに
強くなるが、図4に示すように、前記弁体81が固定鉄
芯75に近づくにしたがって(開弁位置に向かうにした
がって)前記磁気ギャップL1が小さくなり、磁気吸引
力が大きくなる。
来の流量制御弁70において、図10に示すように、前
記固定鉄芯75の下端面と、該固定鉄芯75に吸引され
る前記弁体81の上端面とは、弁体81の移動方向に対
して垂直に保たれており、固定鉄芯75の下端面から弁
体81の上端面までの磁気ギャップL1は、弁体81の
移動量に伴い、この移動量と同量分変化する。このた
め、閉弁状態にある弁体81を吸引する際には、コイル
72によって励磁された固定鉄芯75の磁力は緩やかに
強くなるが、図4に示すように、前記弁体81が固定鉄
芯75に近づくにしたがって(開弁位置に向かうにした
がって)前記磁気ギャップL1が小さくなり、磁気吸引
力が大きくなる。
【0006】一方、前記コイル72を非通電状態にして
固定鉄芯75によって吸引された弁体81を、前記リタ
ーンスプリング82のバネ力によって下方へ押し戻す際
には、励磁された固定鉄芯75には磁力が残留し、この
磁力は緩やかに弱くなる。しかし、このときの固定鉄芯
75の下端面から弁体81の上端面までの磁気ギャップ
L1は、開弁位置付近において弁体81のストローク範
囲内にて最も狭いので、図5に示すように、磁気吸引力
は大きく作用する。これにより、図6に示すように、前
記弁体81が開弁位置から閉弁位置まで移行する間の閉
弁応答時間は、閉弁位置から開弁位置まで移行間の開弁
応答時間より長くなり、開弁応答時間から閉弁応答時間
を引いた閉弁応答遅れが大きくなる。したがって、開弁
応答時間と閉弁応答時間とが一致する理想のデューティ
ー制御弁と比較して、流出される空気量が多くなること
が予想される。
固定鉄芯75によって吸引された弁体81を、前記リタ
ーンスプリング82のバネ力によって下方へ押し戻す際
には、励磁された固定鉄芯75には磁力が残留し、この
磁力は緩やかに弱くなる。しかし、このときの固定鉄芯
75の下端面から弁体81の上端面までの磁気ギャップ
L1は、開弁位置付近において弁体81のストローク範
囲内にて最も狭いので、図5に示すように、磁気吸引力
は大きく作用する。これにより、図6に示すように、前
記弁体81が開弁位置から閉弁位置まで移行する間の閉
弁応答時間は、閉弁位置から開弁位置まで移行間の開弁
応答時間より長くなり、開弁応答時間から閉弁応答時間
を引いた閉弁応答遅れが大きくなる。したがって、開弁
応答時間と閉弁応答時間とが一致する理想のデューティ
ー制御弁と比較して、流出される空気量が多くなること
が予想される。
【0007】図11は、前記デューティー制御弁70に
加える制御信号をデューティー比0%から100%まで
変化させ、このときの空気の流出量を測定した測定結果
であり、この測定結果によると、デューティー比4%か
ら5%の間に空気が流出し始めている。このとき、流出
量は、0から2.5(l/min)に一気に変化してお
り、前記閉弁応答遅れに起因して流出量が一気に跳ね上
がるJUMP−UP現象を確認することができる。この
JUMP−UP現象によって前記制御信号に対する流出
量の制御性が悪化するとともに、エンジンの運転性に悪
影響を与える恐れが生じる。
加える制御信号をデューティー比0%から100%まで
変化させ、このときの空気の流出量を測定した測定結果
であり、この測定結果によると、デューティー比4%か
ら5%の間に空気が流出し始めている。このとき、流出
量は、0から2.5(l/min)に一気に変化してお
り、前記閉弁応答遅れに起因して流出量が一気に跳ね上
がるJUMP−UP現象を確認することができる。この
JUMP−UP現象によって前記制御信号に対する流出
量の制御性が悪化するとともに、エンジンの運転性に悪
影響を与える恐れが生じる。
【0008】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、閉弁状態から開弁状態になるまで
の開弁応答時間と、開弁状態から閉弁状態になるまでの
閉弁応答時間との差が少ない流量制御弁を提供すること
を目的とする。
なされたものであり、閉弁状態から開弁状態になるまで
の開弁応答時間と、開弁状態から閉弁状態になるまでの
閉弁応答時間との差が少ない流量制御弁を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に発明にあっては、制御弁本体の弁室に摺動自在に内嵌
され、該弁室に設けられた弁座に着座するように付勢さ
れた弁体を、ソレノイドにより励磁される固定鉄芯に吸
引移動させるものであって、前記ソレノイドに加える駆
動信号のON時間とOFF時間との比を変化させること
によって全開、全閉を繰り返しながら流体を通流させる
流量制御弁において、前記弁体に、該弁体の移動方向へ
貫通する緩衝部材を設け、閉弁時に前記緩衝部材を前記
弁座に着座させるとともに、開弁時には前記緩衝部材を
前記吸引部に当接させる一方、前記固定鉄芯の吸引部に
前記弁体の移動方向に対して傾斜する傾斜面を形成する
とともに、前記弁体の被吸引部に前記傾斜面と対向する
対向面を形成した。
に発明にあっては、制御弁本体の弁室に摺動自在に内嵌
され、該弁室に設けられた弁座に着座するように付勢さ
れた弁体を、ソレノイドにより励磁される固定鉄芯に吸
引移動させるものであって、前記ソレノイドに加える駆
動信号のON時間とOFF時間との比を変化させること
によって全開、全閉を繰り返しながら流体を通流させる
流量制御弁において、前記弁体に、該弁体の移動方向へ
貫通する緩衝部材を設け、閉弁時に前記緩衝部材を前記
弁座に着座させるとともに、開弁時には前記緩衝部材を
前記吸引部に当接させる一方、前記固定鉄芯の吸引部に
前記弁体の移動方向に対して傾斜する傾斜面を形成する
とともに、前記弁体の被吸引部に前記傾斜面と対向する
対向面を形成した。
【0010】
【作用】前記構成において、固定鉄芯の吸引部には弁体
の移動方向に対して傾斜する傾斜面が形成され、前記固
定鉄芯に吸引される弁体の被吸引部には前記傾斜面に対
向する対向面が形成されていて、前記対向面が前記傾斜
面に吸引されるので、固定鉄芯と弁体との磁気ギャップ
は、前記対向面から前記傾斜面までの距離となる。した
がって、弁体が所定量移動した際の前記磁気ギャップの
変化量は、前記弁体の移動量をL、前記磁気ギャップの
変化量をS、前記弁体の移動方向に対する傾斜面の傾斜
角をθとすると、 S=L×sinθ となり、磁気ギャップの変化量Sは弁体の移動量Lより
小さな値となる。
の移動方向に対して傾斜する傾斜面が形成され、前記固
定鉄芯に吸引される弁体の被吸引部には前記傾斜面に対
向する対向面が形成されていて、前記対向面が前記傾斜
面に吸引されるので、固定鉄芯と弁体との磁気ギャップ
は、前記対向面から前記傾斜面までの距離となる。した
がって、弁体が所定量移動した際の前記磁気ギャップの
変化量は、前記弁体の移動量をL、前記磁気ギャップの
変化量をS、前記弁体の移動方向に対する傾斜面の傾斜
角をθとすると、 S=L×sinθ となり、磁気ギャップの変化量Sは弁体の移動量Lより
小さな値となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明する。図1に示すように、本実施例にかかる流量制
御弁としてのデューティー制御弁1は、駆動信号のON
時間とOFF時間との比を変化させることによって空気
の通流量を変化させるものであり、非磁性体からなる制
御弁本体としてのボビン2と、該ボビン2の上部に巻か
れたソレノイド3と、このソレノイド3をモールドする
とともに該ソレノイド3の接続端子を一体的に形成する
モールド部4とにより構成されている。
説明する。図1に示すように、本実施例にかかる流量制
御弁としてのデューティー制御弁1は、駆動信号のON
時間とOFF時間との比を変化させることによって空気
の通流量を変化させるものであり、非磁性体からなる制
御弁本体としてのボビン2と、該ボビン2の上部に巻か
れたソレノイド3と、このソレノイド3をモールドする
とともに該ソレノイド3の接続端子を一体的に形成する
モールド部4とにより構成されている。
【0012】前記ボビン2内の上部には、前記ソレノイ
ド3によって励磁される固定鉄芯5が上下方向に延在し
ており、該固定鉄芯5の下方先端には流入路6と流出路
7とを結ぶ弁室8が形成されている。該弁室8には、円
柱状の弁体9が上下方向に移動可能に収容されており、
この弁体9は、弁室8の下方に設けられた前記流出路7
に連通する円筒状の弁座部10に向けてリターンスプリ
ング11によって付勢されている。
ド3によって励磁される固定鉄芯5が上下方向に延在し
ており、該固定鉄芯5の下方先端には流入路6と流出路
7とを結ぶ弁室8が形成されている。該弁室8には、円
柱状の弁体9が上下方向に移動可能に収容されており、
この弁体9は、弁室8の下方に設けられた前記流出路7
に連通する円筒状の弁座部10に向けてリターンスプリ
ング11によって付勢されている。
【0013】前記固定鉄芯5の下端部には、図2に示す
ように、外形寸法が下端に向かうに従って縮径するテー
パー状の吸引部12が形成されており、この吸引部12
の先端には、該吸引部12の基端側の外形寸法より小さ
な直径Aの円形面12aが形成されている。また、前記
吸引部12のテーパー角θは17.5度に設定されてお
り、吸引部12の側面には、前記弁体9の移動方向に対
して前記テーパー各θ傾斜した傾斜面13が形成されて
いる。
ように、外形寸法が下端に向かうに従って縮径するテー
パー状の吸引部12が形成されており、この吸引部12
の先端には、該吸引部12の基端側の外形寸法より小さ
な直径Aの円形面12aが形成されている。また、前記
吸引部12のテーパー角θは17.5度に設定されてお
り、吸引部12の側面には、前記弁体9の移動方向に対
して前記テーパー各θ傾斜した傾斜面13が形成されて
いる。
【0014】一方、前記弁体9の上端部には、前記吸引
部12に適合するすり鉢状の被吸引部を形成する凹部1
4が設けられており、該凹部14の内壁には前記傾斜面
13に平行する対向面15が形成されている。また、前
記弁体9の中央には、該弁体9の移動方向に貫通する前
記円形面12aの直径Aより大きな内径寸法Bを有した
貫通孔16が設けられており、この弁体9は、前記吸引
部12の円形面12aからの磁力の影響を受けないよう
に構成されている。
部12に適合するすり鉢状の被吸引部を形成する凹部1
4が設けられており、該凹部14の内壁には前記傾斜面
13に平行する対向面15が形成されている。また、前
記弁体9の中央には、該弁体9の移動方向に貫通する前
記円形面12aの直径Aより大きな内径寸法Bを有した
貫通孔16が設けられており、この弁体9は、前記吸引
部12の円形面12aからの磁力の影響を受けないよう
に構成されている。
【0015】また、前記貫通孔16には、緩衝部材とし
ての緩衝ゴム17が内嵌されており、前記弁体9が前記
リターンスプリング11により付勢される閉弁時には、
前記緩衝ゴム17の下端部が前記弁座部10に着座し、
また、図3に示すように、前記弁体9が上動する開弁時
には、前記緩衝ゴム17の上端部が前記固定鉄芯5の下
端部に当接するように構成されており、閉弁時における
弁体9の着座の衝撃及び開弁時における固定鉄芯5の吸
引部12に当接する弁体9の衝撃を緩衝ゴム17によっ
て吸収できるように構成されている。そして、前記緩衝
ゴム17の上端部が前記固定鉄芯5の下端部に当接した
際に、前記傾斜面13と前記対向面15とが接触しない
ように構成されている。
ての緩衝ゴム17が内嵌されており、前記弁体9が前記
リターンスプリング11により付勢される閉弁時には、
前記緩衝ゴム17の下端部が前記弁座部10に着座し、
また、図3に示すように、前記弁体9が上動する開弁時
には、前記緩衝ゴム17の上端部が前記固定鉄芯5の下
端部に当接するように構成されており、閉弁時における
弁体9の着座の衝撃及び開弁時における固定鉄芯5の吸
引部12に当接する弁体9の衝撃を緩衝ゴム17によっ
て吸収できるように構成されている。そして、前記緩衝
ゴム17の上端部が前記固定鉄芯5の下端部に当接した
際に、前記傾斜面13と前記対向面15とが接触しない
ように構成されている。
【0016】以上の構成にかかる本実施例において、前
記弁体9が前記固定鉄芯5に吸引される際には、前記弁
体9の対向面15が、17.5度のテーパー角θを有し
た吸引部12の傾斜面13に吸引されるので、前記固定
鉄芯5と前記弁体9との磁気ギャップは、前記傾斜面1
3から前記対向面15までの距離となる。そして、前記
弁体8の移動方向に対する傾斜面13の傾斜角は前記テ
ーパー角θであり、前記弁体8が所定量移動した際の前
記磁気ギャップの変化量は、前記弁体の移動量をL、ま
た前記磁気ギャップの変化量をSとすると、 S=L×sinθ となり、磁気ギャップの変化量Sは弁体5の移動量Lよ
り小さな値となる。
記弁体9が前記固定鉄芯5に吸引される際には、前記弁
体9の対向面15が、17.5度のテーパー角θを有し
た吸引部12の傾斜面13に吸引されるので、前記固定
鉄芯5と前記弁体9との磁気ギャップは、前記傾斜面1
3から前記対向面15までの距離となる。そして、前記
弁体8の移動方向に対する傾斜面13の傾斜角は前記テ
ーパー角θであり、前記弁体8が所定量移動した際の前
記磁気ギャップの変化量は、前記弁体の移動量をL、ま
た前記磁気ギャップの変化量をSとすると、 S=L×sinθ となり、磁気ギャップの変化量Sは弁体5の移動量Lよ
り小さな値となる。
【0017】図4は、前記弁体9が、閉弁位置、すなわ
ち移動量が0(mm)の位置から、移動量が1.0(m
m)となる開弁位置まで移動する間の磁気ギャップの変
化を示した図であり、本発明のデューティー制御弁1に
おける磁気ギャップの変化量Sは、従来のデューティー
制御弁における磁気ギャップの変化量S1と比較して小
さいことがわかる。
ち移動量が0(mm)の位置から、移動量が1.0(m
m)となる開弁位置まで移動する間の磁気ギャップの変
化を示した図であり、本発明のデューティー制御弁1に
おける磁気ギャップの変化量Sは、従来のデューティー
制御弁における磁気ギャップの変化量S1と比較して小
さいことがわかる。
【0018】また、図5は、本発明のデューティー制御
弁1および従来のデューティー制御弁における、前記磁
気ギャップに依存する磁気吸引力を示す図であり、従来
のデューティー制御弁においては、弁体が固定鉄芯に近
付くに従って磁気吸引力が増大するのに対して、本発明
のデューティー制御弁1においては、緩やかに増加して
いることがわかる。なお、図5には、前記弁体8の移動
に伴う前記リターンスプリング11のバネ荷重を併せて
示したが、本発明のデューティー制御弁1における磁気
吸引力の増加の傾きは、前記バネ荷重の増加の傾きとほ
ぼ等しいという結果が得られている。
弁1および従来のデューティー制御弁における、前記磁
気ギャップに依存する磁気吸引力を示す図であり、従来
のデューティー制御弁においては、弁体が固定鉄芯に近
付くに従って磁気吸引力が増大するのに対して、本発明
のデューティー制御弁1においては、緩やかに増加して
いることがわかる。なお、図5には、前記弁体8の移動
に伴う前記リターンスプリング11のバネ荷重を併せて
示したが、本発明のデューティー制御弁1における磁気
吸引力の増加の傾きは、前記バネ荷重の増加の傾きとほ
ぼ等しいという結果が得られている。
【0019】さらに、図6に示すように、従来のデュー
ティー制御弁における弁体が閉弁位置から開弁位置まで
移動する間の開弁応答時間は7.9(ms)、また開弁
位置から閉弁位置まで移動する間の閉弁応答時間は1
2.4(ms)であり、開弁応答時間から閉弁応答時間
を引いた閉弁応答遅れは4.5(ms)であった。これ
に対して、本発明のデューティー制御弁1においては、
開弁応答時間は9.1(ms)、また閉弁応答時間は1
0.0(ms)であり、閉弁応答遅れは0.9(ms)
と従来のデューティー制御弁と比較して少なくなってい
る。
ティー制御弁における弁体が閉弁位置から開弁位置まで
移動する間の開弁応答時間は7.9(ms)、また開弁
位置から閉弁位置まで移動する間の閉弁応答時間は1
2.4(ms)であり、開弁応答時間から閉弁応答時間
を引いた閉弁応答遅れは4.5(ms)であった。これ
に対して、本発明のデューティー制御弁1においては、
開弁応答時間は9.1(ms)、また閉弁応答時間は1
0.0(ms)であり、閉弁応答遅れは0.9(ms)
と従来のデューティー制御弁と比較して少なくなってい
る。
【0020】したがって、本発明の流量制御弁1をデュ
ーティー駆動して流量を制御する場合には、開弁応答時
間より閉弁応答時間の長い従来の流量制御弁のように、
流体の通流を開始した時点において流出量が増大するこ
とはなく、図7に示すように、通流を開始した時点にお
ける流出量の立ち上がりが滑らかな出力特性を得ること
ができる。
ーティー駆動して流量を制御する場合には、開弁応答時
間より閉弁応答時間の長い従来の流量制御弁のように、
流体の通流を開始した時点において流出量が増大するこ
とはなく、図7に示すように、通流を開始した時点にお
ける流出量の立ち上がりが滑らかな出力特性を得ること
ができる。
【0021】なお、本実施例においては、固定鉄芯5の
下端部に設けられた吸引部12の外形寸法が下端に向か
うに従って縮径するテーパー状に形成し、この吸引部1
2に傾斜面13を形成する一方、弁体9の上端部に前記
吸引部12に適合するすり鉢状の凹部14を設け、該凹
部14の内壁に前記傾斜面13に平行する対向面15を
形成したが、図8に示すように、固定鉄芯21の吸引部
22にすり鉢状の凹部23を設けて、該凹部23の内壁
に傾斜面を24を形成するとともに、弁体25の上端部
に外形寸法が上端に向かうに従って縮径するテーパー状
の被吸引部26を設け、この被吸引部26の側面に前記
傾斜面24に対向する対向面27を形成しても良い。
下端部に設けられた吸引部12の外形寸法が下端に向か
うに従って縮径するテーパー状に形成し、この吸引部1
2に傾斜面13を形成する一方、弁体9の上端部に前記
吸引部12に適合するすり鉢状の凹部14を設け、該凹
部14の内壁に前記傾斜面13に平行する対向面15を
形成したが、図8に示すように、固定鉄芯21の吸引部
22にすり鉢状の凹部23を設けて、該凹部23の内壁
に傾斜面を24を形成するとともに、弁体25の上端部
に外形寸法が上端に向かうに従って縮径するテーパー状
の被吸引部26を設け、この被吸引部26の側面に前記
傾斜面24に対向する対向面27を形成しても良い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の構成におい
ては、磁気ギャップの変化量S=弁体の移動量L×si
nθとなり、磁気ギャップの変化量Sは弁体の移動量L
より小さな値となるため、開弁時あるいは閉弁時におけ
る前記磁気ギャップに依存する磁気吸引力の差も小さく
なり、閉弁状態から開弁状態になるまでの開弁応答時間
と、開弁状態から閉弁状態になるまでの閉弁応答時間と
の差が少なくなる。したがって、本発明の流量制御弁を
デューティー駆動して流量を制御する場合には、開弁応
答時間より閉弁応答時間の長い従来の流量制御弁のよう
に、流体の通流を開始した時点において流出量が増大す
ることはない。
ては、磁気ギャップの変化量S=弁体の移動量L×si
nθとなり、磁気ギャップの変化量Sは弁体の移動量L
より小さな値となるため、開弁時あるいは閉弁時におけ
る前記磁気ギャップに依存する磁気吸引力の差も小さく
なり、閉弁状態から開弁状態になるまでの開弁応答時間
と、開弁状態から閉弁状態になるまでの閉弁応答時間と
の差が少なくなる。したがって、本発明の流量制御弁を
デューティー駆動して流量を制御する場合には、開弁応
答時間より閉弁応答時間の長い従来の流量制御弁のよう
に、流体の通流を開始した時点において流出量が増大す
ることはない。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】同実施例の閉弁状態を示す要部拡大図である。
【図3】同実施例の開弁状態を示す要部拡大図である。
【図4】同実施例及び従来例における弁体の移動量と磁
気ギャップの関係を示す図である。
気ギャップの関係を示す図である。
【図5】同実施例及び従来例における弁体の移動量と磁
気吸引力の関係を示す図である。
気吸引力の関係を示す図である。
【図6】同実施例及び従来例における閉弁応答時間、開
弁応答時間及び閉弁応答遅れを示す図である。
弁応答時間及び閉弁応答遅れを示す図である。
【図7】同実施例におけるデューティー比と流出量との
関係を示す図である。
関係を示す図である。
【図8】他の実施例を示す断面図である。
【図9】従来のデューティー制御弁を示す断面図であ
る。
る。
【図10】同従来例の要部拡大図である。
【図11】同従来例におけるデューティー比と流出量と
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
1 デューティー制御弁(流量制御弁) 2 ボビン(制御弁本体) 3 ソレノイド 5 固定鉄芯 8 弁室 9 弁体 10 弁座部 11 リターンスプリング 12 吸引部 13 傾斜面 14 凹部(被吸引部) 15 対向面 17 緩衝ゴム(緩衝部材) 21 固定鉄芯 22 吸引部 24 傾斜面 25 弁体 26 被吸引部 27 対向面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16K 1/36 F16K 1/36 A
Claims (1)
- 【請求項1】 制御弁本体の弁室に摺動自在に内嵌さ
れ、該弁室に設けられた弁座に着座するように付勢され
た弁体を、ソレノイドにより励磁される固定鉄芯に吸引
移動させるものであって、前記ソレノイドに加える駆動
信号のON時間とOFF時間との比を変化させることに
よって全開、全閉を繰り返しながら流体を通流させる流
量制御弁において、 前記弁体に、該弁体の移動方向へ貫通する緩衝部材を設
け、閉弁時に前記緩衝部材を前記弁座に着座させるとと
もに、開弁時には前記緩衝部材を前記吸引部に当接させ
る一方、前記固定鉄芯の吸引部に前記弁体の移動方向に
対して傾斜する傾斜面を形成するとともに、前記弁体の
被吸引部に前記傾斜面と対向する対向面を形成したこと
を特徴とする流量制御弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7995995A JPH08247327A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | 流量制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7995995A JPH08247327A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | 流量制御弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08247327A true JPH08247327A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=13704853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7995995A Pending JPH08247327A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | 流量制御弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08247327A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000283314A (ja) * | 1999-01-26 | 2000-10-13 | Nippon Soken Inc | 流量制御弁とその製造方法 |
| KR100411120B1 (ko) * | 2001-09-11 | 2003-12-18 | 현대자동차주식회사 | 오일 컨트롤 밸브 |
| CN102235287A (zh) * | 2010-05-06 | 2011-11-09 | 三菱电机株式会社 | 起动机用电磁铁装置 |
| US8230744B2 (en) | 2009-05-06 | 2012-07-31 | Cequr Sa | Low-dead volume microfluidic circuit and methods |
| CN104832696A (zh) * | 2015-03-25 | 2015-08-12 | 汪京涛 | 撞击式大流量电磁阀 |
| CN110693477A (zh) * | 2012-09-11 | 2020-01-17 | 欧姆龙健康医疗事业株式会社 | 流量控制阀以及具有其的血压信息测量装置 |
-
1995
- 1995-03-10 JP JP7995995A patent/JPH08247327A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000283314A (ja) * | 1999-01-26 | 2000-10-13 | Nippon Soken Inc | 流量制御弁とその製造方法 |
| KR100411120B1 (ko) * | 2001-09-11 | 2003-12-18 | 현대자동차주식회사 | 오일 컨트롤 밸브 |
| US6827328B2 (en) | 2001-09-11 | 2004-12-07 | Hyundai Motor Company | Oil control valve |
| US8230744B2 (en) | 2009-05-06 | 2012-07-31 | Cequr Sa | Low-dead volume microfluidic circuit and methods |
| CN102235287A (zh) * | 2010-05-06 | 2011-11-09 | 三菱电机株式会社 | 起动机用电磁铁装置 |
| CN110693477A (zh) * | 2012-09-11 | 2020-01-17 | 欧姆龙健康医疗事业株式会社 | 流量控制阀以及具有其的血压信息测量装置 |
| CN110693477B (zh) * | 2012-09-11 | 2024-07-09 | 欧姆龙健康医疗事业株式会社 | 流量控制阀以及具有其的血压信息测量装置 |
| CN104832696A (zh) * | 2015-03-25 | 2015-08-12 | 汪京涛 | 撞击式大流量电磁阀 |
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