JPH08248332A - 光遮断装置 - Google Patents
光遮断装置Info
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- JPH08248332A JPH08248332A JP7081695A JP8169595A JPH08248332A JP H08248332 A JPH08248332 A JP H08248332A JP 7081695 A JP7081695 A JP 7081695A JP 8169595 A JP8169595 A JP 8169595A JP H08248332 A JPH08248332 A JP H08248332A
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- Japan
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- shutter
- light
- incident light
- blocking device
- light blocking
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- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小形で熱損失が小さく、シャッタの移動距離
が大きく、入射光を遮断状態で止めることが可能な光遮
断装置を提供する。 【構成】 入射光H検出する光検出部5と、入射光Hを
遮断するシャッタ3と、シャッタ3を開閉駆動する駆動
部とを備えた光遮断装置において、駆動部は、シャッタ
3を収納する磁性体からなる中空箱形の収納体20と、
収納体20の中に収納され、シャッタ3の移動方向に沿
ってシャッタ3を案内するガイドレール7と、シャッタ
3の移動方向の両端面に空隙を介して対向する収納体2
0の内壁に固定された二つの永久磁石6A,6Bと、一
方端がシャッタ3の中間部34に対向し、かつ他方端が
収納体20の内壁に固定された鉄心部81に励磁コイル
82を巻回して構成した電磁石8とを備えたものであ
る。
が大きく、入射光を遮断状態で止めることが可能な光遮
断装置を提供する。 【構成】 入射光H検出する光検出部5と、入射光Hを
遮断するシャッタ3と、シャッタ3を開閉駆動する駆動
部とを備えた光遮断装置において、駆動部は、シャッタ
3を収納する磁性体からなる中空箱形の収納体20と、
収納体20の中に収納され、シャッタ3の移動方向に沿
ってシャッタ3を案内するガイドレール7と、シャッタ
3の移動方向の両端面に空隙を介して対向する収納体2
0の内壁に固定された二つの永久磁石6A,6Bと、一
方端がシャッタ3の中間部34に対向し、かつ他方端が
収納体20の内壁に固定された鉄心部81に励磁コイル
82を巻回して構成した電磁石8とを備えたものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、任意の時間周期で光を
遮断する装置に関する。
遮断する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、任意の時間周期で光を遮断する装
置は、例えば図4に示すようになっている。図におい
て、1は入射光Hを発生する光源、2は架台、3は入射
光Hを遮断するシャッタ、31はシャッタ3に設けたス
リット、4は一方端を架台2に固定し、他方端をシャッ
タ3に固定して、シャッタ3を開閉駆動する圧電バイモ
ルフ、5は入射光Hを検出する光検出部である。圧電バ
イモルフ4に電圧を印加していないときは、シャッタ3
は開いた状態となっており、光源1から発生した入射光
Hは、シャッタ3のスリット31を通過し、光検出部5
で入射光Hを検出する。圧電バイモルフ4に電圧を印加
すると、圧電バイモルフ4が変位し、シャッタ3が閉じ
て入射光Hを遮断する。印加電圧のON/OFFを繰り
返し、入射光Hの遮断を周期的に行うようにしてある。
(例えば、文献:SANYO TECHNICAL R
EVIEW VOL.21No.2 JUN.198
9)
置は、例えば図4に示すようになっている。図におい
て、1は入射光Hを発生する光源、2は架台、3は入射
光Hを遮断するシャッタ、31はシャッタ3に設けたス
リット、4は一方端を架台2に固定し、他方端をシャッ
タ3に固定して、シャッタ3を開閉駆動する圧電バイモ
ルフ、5は入射光Hを検出する光検出部である。圧電バ
イモルフ4に電圧を印加していないときは、シャッタ3
は開いた状態となっており、光源1から発生した入射光
Hは、シャッタ3のスリット31を通過し、光検出部5
で入射光Hを検出する。圧電バイモルフ4に電圧を印加
すると、圧電バイモルフ4が変位し、シャッタ3が閉じ
て入射光Hを遮断する。印加電圧のON/OFFを繰り
返し、入射光Hの遮断を周期的に行うようにしてある。
(例えば、文献:SANYO TECHNICAL R
EVIEW VOL.21No.2 JUN.198
9)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は、シャッタの駆動に圧電バイモルフを使用しているた
め、小さな量の入射光しか遮断できない。すなわち、圧
電バイモルフの長さを9mmとすると、印加電圧Vに対
して2.4μm程度の変位量しか得られず、シャッタの
変位量が小さく、検出する光量も少ないため検出誤差が
大きいという問題があった。シャッタの変位量を大きく
するためには圧電バイモルフの長さを長くするか、圧電
バイモルフを共振周波数で動作させる方法が考えられ
る。しかし、圧電バイモルフの長さを長くすると、光遮
断装置の構造が大きくなるという問題があり、共振周波
数で動作させると、入射光を遮断した状態で止めておく
ことができないという問題があった。本発明は、小形で
熱損失が小さく、シャッタの移動距離が大きく、入射光
を遮断状態で止めることが可能な光遮断装置を提供する
ことを目的とするものである。
は、シャッタの駆動に圧電バイモルフを使用しているた
め、小さな量の入射光しか遮断できない。すなわち、圧
電バイモルフの長さを9mmとすると、印加電圧Vに対
して2.4μm程度の変位量しか得られず、シャッタの
変位量が小さく、検出する光量も少ないため検出誤差が
大きいという問題があった。シャッタの変位量を大きく
するためには圧電バイモルフの長さを長くするか、圧電
バイモルフを共振周波数で動作させる方法が考えられ
る。しかし、圧電バイモルフの長さを長くすると、光遮
断装置の構造が大きくなるという問題があり、共振周波
数で動作させると、入射光を遮断した状態で止めておく
ことができないという問題があった。本発明は、小形で
熱損失が小さく、シャッタの移動距離が大きく、入射光
を遮断状態で止めることが可能な光遮断装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、入射光を検出する光検出部と、前記入射
光を通過させるスリットと前記入射光を遮断する光遮断
部とを有するシャッタと、前記シャッタを駆動する駆動
部とを備えた光遮断装置において、前記駆動部は、前記
シャッタを収納する磁性体からなる中空箱形の収納体
と、前記収納体の中に収納され、前記シャッタの移動方
向に沿って前記シャッタを案内するガイドレールと、前
記シャッタの移動方向の両端面に空隙を介して対向する
前記収納体の内壁に固定された二つの永久磁石と、一方
端が前記シャッタの中間部に対向し、他方端が前記収納
体の内壁に固定された鉄心部に励磁コイルを巻回して構
成した電磁石とを備えたものである。また、前記電磁石
の鉄心部に、前記シャッタの移動に応じて前記永久磁石
と前記励磁コイルとによって誘起される誘起電圧を検出
する検出コイルを設けたものである。
め、本発明は、入射光を検出する光検出部と、前記入射
光を通過させるスリットと前記入射光を遮断する光遮断
部とを有するシャッタと、前記シャッタを駆動する駆動
部とを備えた光遮断装置において、前記駆動部は、前記
シャッタを収納する磁性体からなる中空箱形の収納体
と、前記収納体の中に収納され、前記シャッタの移動方
向に沿って前記シャッタを案内するガイドレールと、前
記シャッタの移動方向の両端面に空隙を介して対向する
前記収納体の内壁に固定された二つの永久磁石と、一方
端が前記シャッタの中間部に対向し、他方端が前記収納
体の内壁に固定された鉄心部に励磁コイルを巻回して構
成した電磁石とを備えたものである。また、前記電磁石
の鉄心部に、前記シャッタの移動に応じて前記永久磁石
と前記励磁コイルとによって誘起される誘起電圧を検出
する検出コイルを設けたものである。
【0005】
【作用】上記手段により、一方端が前記シャッタの中間
部に対向し、他方端が前記収納体の内壁に固定された鉄
心部に励磁コイルを巻回して構成した電磁石とを備えて
あるので、一方の永久磁石によって生じる磁束は、シャ
ッタの一方の端面から中間部、鉄心部、収納体を通り、
一方の永久磁石に戻る磁気回路を通り、他方の永久磁石
によって生じる磁束は、シャッタの他方の端面から中間
部、鉄心部、収納体を通り他方の永久磁石に戻る磁気回
路を通る。電磁石によって生じる磁束は、前記二つの永
久磁石の磁束が通る二つの磁気回路を通る。最初、シャ
ッタを一方の永久磁石に吸引された状態とし、この時、
入射光がスリットを通過して光を検出しているとする。
この状態で励磁コイルに、一方の永久磁石による磁束と
逆方向に、すなわち、反対側の永久磁石による磁束と同
方向に磁束が発生するように、電流を流すと、他方の永
久磁石の通る磁気回路の磁束が増加し、シャッタは他方
の永久磁石側に移動する。その結果、入射光は遮断され
る。次に、励磁コイルに反対方向に電流を流すと、シャ
ッタの両端に働く磁気吸引力の大きさが反転し、シャッ
タが他方の永久磁石側から一方の永久磁石側に移動し、
光がシャッタのスリットを通り光検出部で光を検出す
る。電磁石の磁束とシャッタの移動方向の両側に取り付
けた永久磁石の磁束とが影響し合う範囲であれば、シャ
ッタは移動し得るので、圧電バイモルフのように変位量
が制限されることなく、シャッタの移動距離を大きくす
ることができる。また、前記電磁石の端面付近に設けた
誘起電圧を検出する検出コイルにより、シヤッタの移動
方向を検出することができるので、入射光の遮断の有無
を確認することができる。
部に対向し、他方端が前記収納体の内壁に固定された鉄
心部に励磁コイルを巻回して構成した電磁石とを備えて
あるので、一方の永久磁石によって生じる磁束は、シャ
ッタの一方の端面から中間部、鉄心部、収納体を通り、
一方の永久磁石に戻る磁気回路を通り、他方の永久磁石
によって生じる磁束は、シャッタの他方の端面から中間
部、鉄心部、収納体を通り他方の永久磁石に戻る磁気回
路を通る。電磁石によって生じる磁束は、前記二つの永
久磁石の磁束が通る二つの磁気回路を通る。最初、シャ
ッタを一方の永久磁石に吸引された状態とし、この時、
入射光がスリットを通過して光を検出しているとする。
この状態で励磁コイルに、一方の永久磁石による磁束と
逆方向に、すなわち、反対側の永久磁石による磁束と同
方向に磁束が発生するように、電流を流すと、他方の永
久磁石の通る磁気回路の磁束が増加し、シャッタは他方
の永久磁石側に移動する。その結果、入射光は遮断され
る。次に、励磁コイルに反対方向に電流を流すと、シャ
ッタの両端に働く磁気吸引力の大きさが反転し、シャッ
タが他方の永久磁石側から一方の永久磁石側に移動し、
光がシャッタのスリットを通り光検出部で光を検出す
る。電磁石の磁束とシャッタの移動方向の両側に取り付
けた永久磁石の磁束とが影響し合う範囲であれば、シャ
ッタは移動し得るので、圧電バイモルフのように変位量
が制限されることなく、シャッタの移動距離を大きくす
ることができる。また、前記電磁石の端面付近に設けた
誘起電圧を検出する検出コイルにより、シヤッタの移動
方向を検出することができるので、入射光の遮断の有無
を確認することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。図1(a)は本発明の第1の実施例を示す平面
図、(b)はB−B断面に沿う正断面図、(c)はC−
C断面に沿う側断面図である。図において、1は入射光
を発生する光源、20は磁性体からなる中空箱形状の収
納体で、上部に入射光Hを通過させる入射窓201を設
けてある。3は収納体20の中に収納されて入射窓20
1から入射された入射光Hを遮断するシャッタ、31は
シャッタ3に設けたスリット、32は入射光を遮断する
遮断部である。5はシャッタの下方に設けて、スリット
31から入射された入射光Hを検出する光検出部で、シ
ャッタ3が初期状態の時、入射光Hを検出する位置に設
けてある。6A,6Bはシャッタ3の移動方向の両端部
に設けた永久磁石で、それぞれシャッタ3の端面33
A,33Bに対向するように収納体20の内壁に固定し
てある。7はシャッタ3を摺動し得るように、かつ両側
面から抱きかかえるように支持するガイドレールで、シ
ャッタ3の摺動部には、例えばテフロンシートのような
摩擦係数の小さい潤滑層71を形成してある。ガイドレ
ール7の一方の側面には、鉄心窓72を設けてある。永
久磁石6A,6Bの端面61A,61Bにはシリコンゴ
ムなどの衝撃吸収材62を取りつけてあり、シャッタ3
が端面61A,61Bに吸引された時の衝撃を低減する
ようにしてある。8はシャッタ3を開閉駆動する電磁
石、81は一方端を収納体20の底部に固定し、他方端
をシャッタ3の中間部34に対向するように、ガイドレ
ール7の鉄心窓72に挿入してL字状に形成した電磁石
8の鉄心部、82は電磁石8の励磁コイルである。励磁
コイル82で発生した損失熱は鉄心81、収納体20を
介して外気に放散するようにしてある。9は鉄心部81
に巻回された検出コイルで、シャッタ3が移動する際
に、励磁コイル82と永久磁石6A,6Bとによって生
じる鉄心部3の磁束の変化から誘起する電圧を検出する
ようにしてある。
する。図1(a)は本発明の第1の実施例を示す平面
図、(b)はB−B断面に沿う正断面図、(c)はC−
C断面に沿う側断面図である。図において、1は入射光
を発生する光源、20は磁性体からなる中空箱形状の収
納体で、上部に入射光Hを通過させる入射窓201を設
けてある。3は収納体20の中に収納されて入射窓20
1から入射された入射光Hを遮断するシャッタ、31は
シャッタ3に設けたスリット、32は入射光を遮断する
遮断部である。5はシャッタの下方に設けて、スリット
31から入射された入射光Hを検出する光検出部で、シ
ャッタ3が初期状態の時、入射光Hを検出する位置に設
けてある。6A,6Bはシャッタ3の移動方向の両端部
に設けた永久磁石で、それぞれシャッタ3の端面33
A,33Bに対向するように収納体20の内壁に固定し
てある。7はシャッタ3を摺動し得るように、かつ両側
面から抱きかかえるように支持するガイドレールで、シ
ャッタ3の摺動部には、例えばテフロンシートのような
摩擦係数の小さい潤滑層71を形成してある。ガイドレ
ール7の一方の側面には、鉄心窓72を設けてある。永
久磁石6A,6Bの端面61A,61Bにはシリコンゴ
ムなどの衝撃吸収材62を取りつけてあり、シャッタ3
が端面61A,61Bに吸引された時の衝撃を低減する
ようにしてある。8はシャッタ3を開閉駆動する電磁
石、81は一方端を収納体20の底部に固定し、他方端
をシャッタ3の中間部34に対向するように、ガイドレ
ール7の鉄心窓72に挿入してL字状に形成した電磁石
8の鉄心部、82は電磁石8の励磁コイルである。励磁
コイル82で発生した損失熱は鉄心81、収納体20を
介して外気に放散するようにしてある。9は鉄心部81
に巻回された検出コイルで、シャッタ3が移動する際
に、励磁コイル82と永久磁石6A,6Bとによって生
じる鉄心部3の磁束の変化から誘起する電圧を検出する
ようにしてある。
【0007】ここで、図2に示した収納体20と永久磁
石6A,6Bと電磁石8によって形成された磁気回路と
シャッタ3の動作を説明する。永久磁石6Aによって生
じる磁束は、シャッタ3の端面33Aから中間部34、
鉄心部81、収納体20を通り、永久磁石6Aに戻る実
線で示した磁気回路を通り、永久磁石6Bによって生じ
る磁束は、シャッタ3の端面33Bから中間部34、鉄
心部81、収納体20を通り永久磁石6Bに戻る実線で
示した磁気回路を通る。電磁石8によって生じる磁束
は、二つの永久磁石6A,6Bの磁束が通る破線で示し
た二つの磁気回路を通る。シャッタ3は両端面61A,
61Bに働く磁気吸引力の差で動き、この磁気吸引力f
は次の式(1)によって求められる。 f=(1/2μ0 )(BL 2−BR 2)S ここで、μ0 は空気の透磁率、BL 、BR はそれぞれシ
ャッタ3の端面31A,31Bの磁束密度、Sはシャッ
タ3の断面積である。磁束密度Bは永久磁石6A,6B
による磁束密度Bmag と励磁コイル82による磁束密度
Bcoilの和となる。シャッタ3が永久磁石3A側にある
とき、シャッタ3の端面61A,61Bの永久磁石6
A,6Bによる磁束密度BAmag,BBmagは次の式
(2)、(3)で表される。 BAmag=μ0 Hc Lm /(Lm +Ld ) …(2) BBmag=μ0 Hc Lm /(Lm +Ld +Lg ) …(3) ここで、Hc は永久磁石の保磁力、Lm は永久磁石の厚
さ、Ld は衝撃吸収材62の厚さ、Lg は空隙長さ(シ
ャッタ3の移動量)である。シャッタ3は、次の式
(4)で表される両側の永久磁石6A,6Bの磁気吸引
力の差で永久磁石6A側に保持されている。 f=(1/2μ0 )(BAmag 2 −BBmag 2 )S …(4)
石6A,6Bと電磁石8によって形成された磁気回路と
シャッタ3の動作を説明する。永久磁石6Aによって生
じる磁束は、シャッタ3の端面33Aから中間部34、
鉄心部81、収納体20を通り、永久磁石6Aに戻る実
線で示した磁気回路を通り、永久磁石6Bによって生じ
る磁束は、シャッタ3の端面33Bから中間部34、鉄
心部81、収納体20を通り永久磁石6Bに戻る実線で
示した磁気回路を通る。電磁石8によって生じる磁束
は、二つの永久磁石6A,6Bの磁束が通る破線で示し
た二つの磁気回路を通る。シャッタ3は両端面61A,
61Bに働く磁気吸引力の差で動き、この磁気吸引力f
は次の式(1)によって求められる。 f=(1/2μ0 )(BL 2−BR 2)S ここで、μ0 は空気の透磁率、BL 、BR はそれぞれシ
ャッタ3の端面31A,31Bの磁束密度、Sはシャッ
タ3の断面積である。磁束密度Bは永久磁石6A,6B
による磁束密度Bmag と励磁コイル82による磁束密度
Bcoilの和となる。シャッタ3が永久磁石3A側にある
とき、シャッタ3の端面61A,61Bの永久磁石6
A,6Bによる磁束密度BAmag,BBmagは次の式
(2)、(3)で表される。 BAmag=μ0 Hc Lm /(Lm +Ld ) …(2) BBmag=μ0 Hc Lm /(Lm +Ld +Lg ) …(3) ここで、Hc は永久磁石の保磁力、Lm は永久磁石の厚
さ、Ld は衝撃吸収材62の厚さ、Lg は空隙長さ(シ
ャッタ3の移動量)である。シャッタ3は、次の式
(4)で表される両側の永久磁石6A,6Bの磁気吸引
力の差で永久磁石6A側に保持されている。 f=(1/2μ0 )(BAmag 2 −BBmag 2 )S …(4)
【0008】この状態で永久磁石6Aによる磁束と逆方
向に、すなわち、永久磁石6Bによる磁束と同方向に磁
束が発生するように、ターン数Nの励磁コイル82に電
流Iを流すと、シャッタ3の両端の磁束密度BL 、BR
は、次の式(5)、(6)で表される。 BL =BAmag−BAcoil …(5) BR =BBmag+BBcoil …(6) なお、シャッタ3の両端の励磁コイル82による磁束密
度は、それぞれ次の式(7)、(8)で表される。 BAcoil =μ0 ・NI/(Lm +Ld ) …(7) BBcoil =μ0 ・NI/(Lm +Ld +Lg ) …(8) したがって、式(2)、(3)と式(7)、(8)か
ら、次の(9)式の関係となる電流を励磁コイル82に
流せば、BL <BR となり、シャッタ3は永久磁石6B
側に移動し、永久磁石6Bによって保持される。 NI>Hc Lm Lg /(2Lm +2Ld +Lg ) …(9) 次に、シャッタを逆方向に移動させるには、励磁コイル
82に逆方向の電流を流せばよく、今度は、BL >BR
となり、シャッタ3は永久磁石6A側に移動する。この
ように、励磁コイルに電流を流し、両端の永久磁石によ
る磁束を増減させ、シャッタの両端に働く磁気吸引力の
大きさを反転させることにより、シャッタを移動させ、
光の遮断を行う。
向に、すなわち、永久磁石6Bによる磁束と同方向に磁
束が発生するように、ターン数Nの励磁コイル82に電
流Iを流すと、シャッタ3の両端の磁束密度BL 、BR
は、次の式(5)、(6)で表される。 BL =BAmag−BAcoil …(5) BR =BBmag+BBcoil …(6) なお、シャッタ3の両端の励磁コイル82による磁束密
度は、それぞれ次の式(7)、(8)で表される。 BAcoil =μ0 ・NI/(Lm +Ld ) …(7) BBcoil =μ0 ・NI/(Lm +Ld +Lg ) …(8) したがって、式(2)、(3)と式(7)、(8)か
ら、次の(9)式の関係となる電流を励磁コイル82に
流せば、BL <BR となり、シャッタ3は永久磁石6B
側に移動し、永久磁石6Bによって保持される。 NI>Hc Lm Lg /(2Lm +2Ld +Lg ) …(9) 次に、シャッタを逆方向に移動させるには、励磁コイル
82に逆方向の電流を流せばよく、今度は、BL >BR
となり、シャッタ3は永久磁石6A側に移動する。この
ように、励磁コイルに電流を流し、両端の永久磁石によ
る磁束を増減させ、シャッタの両端に働く磁気吸引力の
大きさを反転させることにより、シャッタを移動させ、
光の遮断を行う。
【0009】シャッタ3は電磁石8の磁束と永久磁石6
A,6Bの磁束とが影響し合う範囲であれば移動し得る
ので、シャッタ3の移動距離を大きくすることができ
る。したがって、シャッタ3の移動距離に応じてスリッ
トの幅および光遮断部の幅を大きくすることができ、入
射光Hの光量を増やすことができる。励磁コイル82に
矩形波またはパルス状の電流を印加すると、シヤッタ3
は周期的に開閉動作をくり返す。シャッタ3が遮断状態
のときに励磁コイル82の電流を切るとシャッタ3は遮
断状態を維持することができる。また、シャッタ3が永
久磁石6Aに近づくときは磁束密度が増加し、検出コイ
ル9には正の誘起電圧を検出する。シャッタ3が永久磁
石6Aから離れるときは磁束密度が減少するので、負の
誘起電圧を検出する。シャッタ3が移動の際に検出コイ
ル9に次の式(10)に示すような誘起電圧Vが発生す
る。 V=NK (dΦ/dt) …(10) ここで、Φは鉄心を通過する磁束、NK は検出コイルの
巻き回数である。シャッタ3の移動時間を50(ms)
とした時、1(mV)の誘起電圧が発生した。検出され
た誘起電圧より、シャッタ3の移動速度や移動方向を検
出することができ、また、誘起電圧を積分することによ
り、位置情報を得ることができ、光検出部5の検出とは
別に、入射光Hの遮断動作の有無を確認することができ
る。さらに、任意の位置にシャッタを位置決めすること
もできる。
A,6Bの磁束とが影響し合う範囲であれば移動し得る
ので、シャッタ3の移動距離を大きくすることができ
る。したがって、シャッタ3の移動距離に応じてスリッ
トの幅および光遮断部の幅を大きくすることができ、入
射光Hの光量を増やすことができる。励磁コイル82に
矩形波またはパルス状の電流を印加すると、シヤッタ3
は周期的に開閉動作をくり返す。シャッタ3が遮断状態
のときに励磁コイル82の電流を切るとシャッタ3は遮
断状態を維持することができる。また、シャッタ3が永
久磁石6Aに近づくときは磁束密度が増加し、検出コイ
ル9には正の誘起電圧を検出する。シャッタ3が永久磁
石6Aから離れるときは磁束密度が減少するので、負の
誘起電圧を検出する。シャッタ3が移動の際に検出コイ
ル9に次の式(10)に示すような誘起電圧Vが発生す
る。 V=NK (dΦ/dt) …(10) ここで、Φは鉄心を通過する磁束、NK は検出コイルの
巻き回数である。シャッタ3の移動時間を50(ms)
とした時、1(mV)の誘起電圧が発生した。検出され
た誘起電圧より、シャッタ3の移動速度や移動方向を検
出することができ、また、誘起電圧を積分することによ
り、位置情報を得ることができ、光検出部5の検出とは
別に、入射光Hの遮断動作の有無を確認することができ
る。さらに、任意の位置にシャッタを位置決めすること
もできる。
【0010】図3は具体的実施例の励磁電流と推力との
関係を示したものである。この場合、上記構成の諸元は
次のとおりである。永久磁石6A,6Bは、幅3(m
m)、高さ2(mm)、磁化方向厚さ0.5(mm)
で、保磁力2000(Oe)、残留磁束密度0.2
(T)の特性を持つプラスチック磁石であり、収納体2
0は10(mm)角、厚さ1(mm)で、励磁コイル6
2は2000(ターン)、検出コイルは200(ター
ン)、衝撃吸収材62は0.5(mm)のゴム材であ
る。シャッタ3の重量は0.1(g)であり、摩擦係数
0.5のとき、シャッタ3を移動させるのに必要な推力
は0.7(mN)であるが、電流50(mA)で20
(mN)の推力を発生し、シャッタ3を移動させること
ができた。また、電流の方向を周期的に変えることで、
シャッタ3が左右に移動し、入射光を周期的に遮断する
ことができた。
関係を示したものである。この場合、上記構成の諸元は
次のとおりである。永久磁石6A,6Bは、幅3(m
m)、高さ2(mm)、磁化方向厚さ0.5(mm)
で、保磁力2000(Oe)、残留磁束密度0.2
(T)の特性を持つプラスチック磁石であり、収納体2
0は10(mm)角、厚さ1(mm)で、励磁コイル6
2は2000(ターン)、検出コイルは200(ター
ン)、衝撃吸収材62は0.5(mm)のゴム材であ
る。シャッタ3の重量は0.1(g)であり、摩擦係数
0.5のとき、シャッタ3を移動させるのに必要な推力
は0.7(mN)であるが、電流50(mA)で20
(mN)の推力を発生し、シャッタ3を移動させること
ができた。また、電流の方向を周期的に変えることで、
シャッタ3が左右に移動し、入射光を周期的に遮断する
ことができた。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、シ
ャッタの駆動部に永久磁石と電磁石を一体に磁性体から
なる収納体に収納し、収納体がその磁気回路を兼ねるよ
うにしてあるので、小形でかつ低価格の光遮断装置が得
られる。また、励磁コイルで発生する熱は、面積の大き
い収納体を通して放熱されるので、励磁コイルによる発
生熱の影響が小さく、また、シャッタの移動距離が大き
く、入射光を遮断状態で止めることが可能である。さら
に、シャッタの移動の際の誘起電圧を検出することで、
光の遮断の有無を検出することができるなどの効果があ
る。
ャッタの駆動部に永久磁石と電磁石を一体に磁性体から
なる収納体に収納し、収納体がその磁気回路を兼ねるよ
うにしてあるので、小形でかつ低価格の光遮断装置が得
られる。また、励磁コイルで発生する熱は、面積の大き
い収納体を通して放熱されるので、励磁コイルによる発
生熱の影響が小さく、また、シャッタの移動距離が大き
く、入射光を遮断状態で止めることが可能である。さら
に、シャッタの移動の際の誘起電圧を検出することで、
光の遮断の有無を検出することができるなどの効果があ
る。
【図1】 本発明の実施例を示す(a)平面図,(b)
正断面図、(c)側断面図である。
正断面図、(c)側断面図である。
【図2】 本発明の実施例の動作状態を示す正断面図で
ある。
ある。
【図3】 本発明の実施例の励磁電流と推力との関係を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図4】 従来例を示す斜視図である。
1 光源、20 収納体、201 入射窓、3 シャッ
タ、31 スリット、32 光遮断部、33A,33B
端面、34 中間部、5 光検出部、6A,6B 永
久磁石、61A,61B 端面、62 衝撃吸収材、7
ガイドレール、71 潤滑層、72 鉄心窓、8 電
磁石、81 鉄心部、82 励磁コイル、9 検出コイ
ル
タ、31 スリット、32 光遮断部、33A,33B
端面、34 中間部、5 光検出部、6A,6B 永
久磁石、61A,61B 端面、62 衝撃吸収材、7
ガイドレール、71 潤滑層、72 鉄心窓、8 電
磁石、81 鉄心部、82 励磁コイル、9 検出コイ
ル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古谷 彰浩 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内
Claims (4)
- 【請求項1】 入射光を検出する光検出部と、前記入射
光を通過させるスリットと前記入射光を遮断する光遮断
部とを有するシャッタと、前記シャッタを駆動する駆動
部とを備えた光遮断装置において、前記駆動部は、前記
シャッタを収納する磁性体からなる中空箱形の収納体
と、前記収納体の中に収納され、前記シャッタの移動方
向に沿って前記シャッタを案内するガイドレールと、前
記シャッタの移動方向の両端面に空隙を介して対向する
前記収納体の内壁に固定された二つの永久磁石と、一方
端が前記シャッタの中間部に対向し、かつ他方端が前記
収納体の内壁に固定された鉄心部に励磁コイルを巻回し
て構成した電磁石とを備えたことを特徴とする光遮断装
置。 - 【請求項2】 前記電磁石の鉄心部に、前記シャッタの
移動に応じて前記永久磁石と前記励磁コイルとによって
誘起される誘起電圧を検出する検出コイルを設けた請求
項1記載の光遮断装置。 - 【請求項3】 前記ガイドレールの前記シャッタが摺動
する面に潤滑層を形成した請求項1または2記載の光遮
断装置。 - 【請求項4】 前記永久磁石の前記シャッタと対向する
面に衝撃吸収材を固定した請求項1から3までのいずれ
か1項に記載の光遮断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7081695A JPH08248332A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 光遮断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7081695A JPH08248332A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 光遮断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08248332A true JPH08248332A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=13753513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7081695A Pending JPH08248332A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 光遮断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08248332A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005024489A1 (ja) * | 2003-09-05 | 2005-03-17 | Nabtesco Corporation | 光部品用ガイド機構 |
-
1995
- 1995-03-13 JP JP7081695A patent/JPH08248332A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005024489A1 (ja) * | 2003-09-05 | 2005-03-17 | Nabtesco Corporation | 光部品用ガイド機構 |
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