JPH08248536A - 写真フィルム処理装置 - Google Patents

写真フィルム処理装置

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Publication number
JPH08248536A
JPH08248536A JP7050942A JP5094295A JPH08248536A JP H08248536 A JPH08248536 A JP H08248536A JP 7050942 A JP7050942 A JP 7050942A JP 5094295 A JP5094295 A JP 5094295A JP H08248536 A JPH08248536 A JP H08248536A
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JP
Japan
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magnetic head
negative film
film
magnetic
information
Prior art date
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Pending
Application number
JP7050942A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Kaji
俊和 梶
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ヘッドの耐久性を向上させる。 【構成】 磁気ヘッド70の上流側近傍に、磁気ヘッド
70の曲率半径より大きな曲率半径の摺動部材71が配
置され、ネガフィルム14の搬送に応じて擦れ合って、
ごみや塵埃等が付着される。摺動部材のネガフィルム1
4との接触面を磁気ヘッド70の曲率半径よりも大きく
したのは、磁気ヘッド70と摺動部材71とのネガフィ
ルム14との接触(摺動)に伴う条件を同一及びそれ以
上とするためである。すなわち、同一の円弧面であれば
磁気ヘッド70に付着するゴミや塵埃等を確実に摺動部
材71へ付着させることができるし、磁気ヘッド70よ
りも大きな曲率半径としておけば、ネガフィルム14と
の単位接触面積を大きくすることができるため、ゴミや
塵埃等の取り除きミスを無くすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真フィルム処理装置
にかかり、特に、写真フィルムに記録された画像以外の
情報を写真フィルムから収集して写真フィルムを処理す
る写真フィルム処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラにより撮影された画像に関する撮
影情報(例えば、ストロボの有無、被写体までの距離、
フォーカス、被写体照明光の色温度、撮影時の日付、ユ
ーザIDの各情報)等の情報は、プリントやディスプレ
イ表示をするために有効である。このため、写真フイル
ム、特にネガフィルムに情報を記録する方法として、ネ
ガフイルムへ透明磁性体を塗布して、このネガフイルム
を特定する情報及びネガフイルムに焼付けられた画像を
特定する情報を磁気記録することが提案されている(一
例として、International Publication Number WO 90/
04205)。これによれば、画像コマにそれぞれ対応して情
報を記憶させることができ、更に、ラボでは、印画紙へ
の焼付時に画像コマ毎に焼付時の露光量等を記録してお
くこともできる。
【0003】このように、写真フィルムに透明磁気層を
付与し、それに情報を磁気記録することによって、例え
ば、プリント時にプリントサイズを変更したり、色味を
向上させたり、ユーザーの好みのタイトルをプリントに
焼付けたりすることができる。このような透明磁気層を
有する写真フィルムを用いて、カメラ、ラボ機器、TV
フォトプレーヤー等の機械において、磁気ヘッドと写真
フィルムとが相対的に摺動することにより、磁気情報の
記録再生をすることができる。
【0004】ところで、磁気ヘッドと写真フィルムとの
相対的な摺動によって、空気中のゴミ、埃や写真フィル
ムから発生する削れ屑等が磁気ヘッド表面に堆積するこ
とがあり、情報を記録再生するための性能が劣化してい
た。この問題を解決するために、従来、写真フィルム表
面に研磨剤を充分含んだ研磨層を設けて、摺動時の研磨
剤の研磨作用によって、磁気ヘッドに堆積したゴミ等を
削り落とすようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、写真フ
ィルムの接触部分は、磁気ヘッドに堆積したゴミ等のみ
ではないため、従来のように、研磨剤を写真フィルムに
充分含ませて、情報の記録再生性能が劣化しないように
すると、磁気ヘッドや搬送路等、堆積物以外の部分も研
磨剤の研磨作用により磨耗することがある。
【0006】本発明は、上記事実を考慮して、磁気ヘッ
ドの耐久性を向上させることができる写真フィルム処理
装置を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明の写真フィルム処理装置は、情
報を記録するための磁気記録層を有する写真フィルムを
搬送する搬送手段と、前記磁気情報を再生するための磁
気ヘッドと、前記磁気ヘッドの上流側に設けられ、前記
写真フィルムに付着する付着物を磁気ヘッド到達前に除
去する除去部材と、を有している。
【0008】
【作用】本発明の写真フィルム処理装置では、搬送手段
によって、写真フィルムが搬送される。この写真フィル
ムは、情報を記録するための磁気記録層を有している。
この写真フィルムとしては、ネガフィルム、リバーサル
フィルム、X線用フィルム、赤外線用フィルム等があ
り、主に用いられるのは、ネガフィルムである。この磁
気記録層に記録された磁気情報は磁気ヘッドにより再生
される。
【0009】ここで、磁気ヘッドの写真フィルム搬送方
向上流側には、除去部材を配設することが効果的であ
る。すなわち、写真フィルム表面に付着したごみや塵埃
等が磁気ヘッドへ至る以前にごみや塵埃等を除去すれ
ば、磁気ヘッドにごみや塵埃等が付着することを防止で
き、装置の耐久性を損なうことなく磁気ヘッドの劣化を
最小限度に抑えることができる。
【0010】
【実施例】図2には、大規模型の現像所として大量のフ
ィルム処理をする、所謂大ラボといわれるシステムの概
略図が示されている。この大ラボでは、まず、フィルム
スプライサ100において、搬入されたフィルム(異な
るパトローネに収容されているフィルム)を次々に連結
し、長尺のロール状フィルムを形成する。このとき、フ
ィルムの情報をLSIカードに書き込む。
【0011】ロール状とされたフィルムとLSIカード
は、次に検定器102に送り込まれ、フィルム間の接合
状態のチェックを行った後、現像機200へ送られるよ
うになっている。現像機では、現像、定着、水洗等の処
理槽内をフィルムが搬送され、かつ乾燥処理されること
になり顕像化される。この顕像化されたフィルムはロー
ル状に巻き取られた状態でLSIカードと共に、プリン
タ300へ搬送される。
【0012】プリンタ300では、ロール状フィルムの
画像コマが順次焼付位置に位置決めされ、所定の露光量
で透過画像が印画紙上に焼き付けられる。これを順次行
うことにより、印画紙上に順次画像が焼付けられる。
【0013】焼付処理が終了したフィルムは、顧客に返
却すべく、カッティングインサータ400へ送られ、所
定のコマ数毎(例えば6コマ毎)に切断され、ネガシー
トと称される半透明の袋に1本分ずつ収容される。
【0014】次に、本発明の実施例にかかるプリンタ3
00について詳細に説明する。図3に示すように、プリ
ンタ300は、光源314を有している。この光源31
4から照射される光線の焼付光路Lには、その最上方に
プリントマスク316が配置され、ロール状印画紙16
の一部を挟持して、焼付位置へ固定している。ロール状
印画紙16は、その両方が回転軸318、320に層状
に巻き取られており、プリントマスク316の下流側に
は、一対の搬送ローラ322が設置され、印画紙16を
挟持している。搬送ローラ322は、モータ344の駆
動力で図3の矢印A方向へ回転され、一方の層状巻取部
(図3の左側層状巻取部)の外周から印画紙先端を引き
出して、他方の回転軸320へ巻取る構成である。
【0015】巻き出し用回転軸318とプリントマスク
316との間の印画紙16は、テンシヨンローラ346
に巻掛けられている。また、搬送ローラ322の下流側
にも、テンシヨンローラ348が配設され、印画紙16
が巻掛けられている。これらのテンシヨンローラ34
6、348はその軸直角方向へ移動可能とされており、
印画紙搬送時のテンシヨンを一定に保持するようにして
いる。
【0016】プリントマスク316の下方の焼付光路L
上には、ネガキャリア302が配設され、長尺状のネガ
フィルム14の一部を挟持して、所定位置へ固定してい
る。ネガフィルム14は、その両方が、回転軸352、
354に層状に巻き取られており、ネガキャリア302
の下流側には、一対の搬送ローラ356が設置され、ネ
ガフィルム14を挟持している。一対の搬送ローラ35
6は、モータ358の駆動力で図3の矢印B方向へ回転
され、一方の層状巻取部(図3の左側巻取部)の外周か
らネガフィルム14を引き出して、他方の回転軸354
へ巻取る構成である。
【0017】巻き出し用回転軸352とネガキャリア3
02との間のネガフィルム14は、テンシヨンローラ3
68に巻掛けられている。また、搬送ローラ356の下
流側にも、テンシヨンローラ370が配設され、ネガフ
ィルム14が巻掛けられている。これらのテンシヨンロ
ーラ368、370はその軸直角方向へ移動可能とされ
ており、ネガフィルム14の搬送時のテンシヨンを一定
に保持するようにしている。
【0018】また、テンションローラ368とネガキャ
リア302との間には、図示しない筐体に固定されたプ
レート373A,373B(図4参照)に配設された磁
気情報再生部372が配設されている(詳細は後述)。
このため、ネガフィルム14は、この磁気情報再生部3
72を通過してネガキャリア302へ至ることになる。
また、磁気情報再生部372の上流側には、フィルム1
4の有無や終端を検出するための光学センサ50、及び
ネガフィルム14に予め製造時等に記録された磁気情報
が記録されていないことを表すマークを検出するための
バーコードリーダーやラインセンサ等の光学センサ51
が配設されている。フィルムの終端は、LSIカードか
ら終端情報を得ることができるが、LSIカードを用い
ずに、長尺のロール状フィルム及びネガフィルム14の
終端を検出するためには、透過光量及び反射光量の差や
予め設定された識別子で判別できる。このマークは、簡
易カメラや通常の磁気記録層を有しないネガフィルムに
対して、光学的に付与されている。なお、このマーク
は、物理的なマーク、例えば、1または複数穿孔列や切
り欠きでもよい。また、光学的なマークや物理的なマー
クは、簡易カメラ等を処理する場合に、大ラボ内で付与
するようにしてもよい。このように、光学的または物理
的なマークが予め付与されていれば、光学センサ51の
出力信号から容易に磁気情報が記録されていないことを
判別することができる。
【0019】上記ネガキャリア302とプリントマスク
316との間には、焼付用レンズ374とブラックシャ
ッタ376とが配置されている。ブラックシャッタ37
6は、ドライバ378からの駆動信号に応じて光路L上
に挿入又は離脱可能とされている。また、焼付用レンズ
374は、ドライバ380からの駆動信号に応じて光路
Lに沿って移動可能となっており、これにより引伸倍率
を変更することができる。
【0020】ネガキャリア302と光源314との間に
は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の
各色のカットフィルタ382、384、386が配設さ
れている。これらのカットフィルタ382、384、3
86はそれぞれドライバ388、390、392からの
信号に応じて、光路L上へ挿入又は離脱されるようにな
っている。
【0021】ネガキャリア302の斜め上方には、受光
器394が配設されている。受光器394はネガキャリ
ア302に位置決めされているネガフィルム14に撮影
された画像の濃度情報を検出し、その検出値を制御部3
96へ供給するようになっている。制御部396では、
この濃度情報に基づいて露光補正量が演算され、この演
算結果に基づいて基準となる露光量を補正し、補正され
た露光量に応じて前記ブラックシャッタ376及びカッ
トフィルタ382、384、386を制御している。
【0022】上記プレート373A,373Bに配設さ
れた磁気情報再生部372は、磁気ヘッドユニットと、
ローラーユニットとから構成され(図4(a)参照)、
ネガフィルム14を挟持して、搬送中のネガフィルム1
4から磁気情報を読み取る(再生する)ことができるよ
うになっている。また、磁気ヘッドユニット62と、ロ
ーラーユニット64とは、相対的に離間または接近可能
である。次に、この構成について説明する。
【0023】図4(a)に示したように、プレート37
3Aには、開口部が穿設されており、プレート373A
の裏面には、アタッチメント74が固定されている。こ
のアタッチメント74のネガフィルム側74Aにガイド
72に保持された磁気ヘッド70が固定されている。こ
の磁気ヘッド62の出力端は、再生された信号が制御部
396に入力されるように制御部396に接続される。
これにより、ネガフィルム14を搬送させながら既に記
録された情報の再生が可能である。このガイド72は、
磁気ヘッド70の先端部分がネガフィルム14の搬送路
付近に位置するように調整されている。また、プレート
373Bには開口部が穿設されており、この開口部には
ローラー84が位置するようになっている。このローラ
ー84はベアリング機構82に回動可能に軸支され、こ
のベアリング機構82はアーム81の先端部(図4左側
先端部)付近に固定されている。アーム81の後端部
(図4右側端部)は、プレート373Bに穿設された開
口部から所定距離隔てた位置に形成された軸受部373
Cにアーム81が旋回可能(図4の矢印A方向及び逆方
向)に軸支されている。このアーム81の長手方向略中
腹部にはバネ80の一端が固定され、バネ80の他端は
プレート373Bに固定されている。このバネ80の弾
性力により、ローラー84が磁気ヘッド70に付勢され
る。また、アーム81のバネ80が固定された部位とア
ーム81の後端部(軸受部303A)の中腹部位には、
スピンドル78の先端部78Aが軸支されている。この
スピンドル78は制御部396に接続されたソレノイド
76の可動子として機能する。このソレノイド76は、
制御部396からの制御信号によるオンオフにより伸縮
する。ソレノイド76がオンのときはソレノイド76に
バネ80の弾性力に抗する吸引力が発生し、スピンドル
78が軸方向(図4矢印B方向)に移動する。これによ
り、テコの原理によってアーム81の先端部が(図4矢
印Aの逆方向に)旋回し、磁気ヘッド70に対するロー
ラー84の付勢力が解除される(図4(b)参照)。一
方、ソレノイド76がオフになると、バネ80の弾性力
により、ローラー84が磁気ヘッド70に付勢される。
【0024】上記では、固定側の磁気ヘッドユニット6
2、63に対して、ローラーユニット64、65が移動
することによって、各々が相対的に離間または接近でき
る構成について説明したが、ローラーユニットを固定
し、磁気ヘッドユニットを移動することで、磁気ヘッド
とローラーを相対的に離間または接近するようにしても
よい。
【0025】例えば、図5(a)に示すように、プレー
ト373Bに対して旋回可能に保持されたローラー84
に対して(図4(a)参照)、プレート373Aに穿設
された開口部に対応する位置のプレート373Bに穿設
された開口部に対応する位置に、ベアリング機構82に
回動可能に軸支されたローラー84が固定される。一
方、プレート373Aに固定されガイド72に保持され
た磁気ヘッド70に対して(図4(a)参照)、磁気ヘ
ッド70はアーム81の先端部(図5左側先端部)付近
に固定されている。このアーム81は、後端部(図5右
側端部)がプレート373Aに穿設された開口部から所
定距離隔てた位置に形成された軸受部373Dにアーム
81が旋回可能(図5の矢印C方向及び逆方向)に軸支
される。このアーム81の長手方向略中腹部にバネ80
の一端が固定されると共に、バネ80の他端がプレート
373Aに固定され、バネ80の弾性力により、ローラ
ー84に磁気ヘッド70が付勢される。また、アーム8
1のバネ80が固定された部位とアーム81の後端部
(軸受部324A)の中腹部位には、ソレノイド76の
可動子として機能するスピンドル78の先端部78Aが
軸支される。ソレノイド76は、制御部396からの制
御信号によるオンオフにより伸縮し、ソレノイド76が
オンのときはソレノイド76にバネ80の弾性力に抗す
る吸引力が発生し、スピンドル78が軸方向(図5矢印
D方向)に移動する。これにより、テコの原理によって
アーム81の先端部が(図5矢印Dの逆方向に)旋回
し、磁気ヘッド70に対する磁気ヘッド70の付勢力が
解除される(図5(b)参照)。一方、ソレノイド76
がオフになると、バネ80の弾性力により、ローラー8
4に磁気ヘッド70が付勢される。
【0026】従って、搬送ローラ356が一定回転させ
ることによりネガフィルム14が一定速度で搬送される
ときに、バネ80の弾性力により、ローラー84と磁気
ヘッド70とが相対的に付勢されていると、ネガフィル
ム14に既に記録された磁気情報を再生することができ
る。
【0027】上記の磁気情報再生部372を構成する磁
気ヘッド70のネガフィルム14の上流側には、磁気ヘ
ッド70へ至るゴミや塵埃を除去するため、摺動部材や
転動部材等ネガフィルム14に直接接触してゴミの除去
として作用する塵埃除去部材を配設することが効果的で
ある。すなわち、ネガフィルム表面に付着したごみや塵
埃等は最終的には磁気ヘッド70へ至る。そこで、磁気
ヘッド70へ至る以前にごみや塵埃等を除去すれば、磁
気ヘッドにごみや塵埃等が付着することを防止でき、装
置の耐久性を損なうことなく磁気ヘッドの劣化を最小限
度に抑えることができる。
【0028】図8(A)には、塵埃除去部材部材の一例
が示されている。すなわち、磁気ヘッド70の上流側近
傍に、磁気ヘッド70の曲率半径より大きな曲率半径の
摺動部材71が配置されている。
【0029】摺動部材71は、ネガフィルム14の搬送
に応じて擦れ合って、ごみや塵埃等が付着されるように
なっている。この場合、摺動部材のネガフィルム14と
の接触面を磁気ヘッド70の曲率半径よりも大きくした
のは、磁気ヘッド70と摺動部材71とのネガフィルム
14との接触(摺動)に伴う条件を同一及びそれ以上と
するためである。すなわち、同一の円弧面であれば磁気
ヘッド70に付着するゴミや塵埃等を確実に摺動部材7
1へ付着させることができるし、磁気ヘッド70よりも
大きな曲率半径としておけば、ネガフィルム14との単
位接触面積を大きくすることができるため、ゴミや塵埃
等の取り除きミスを無くすことができる。このことか
ら、摺動部材71を磁気ヘッド70の曲率半径と一致さ
せてもよい。
【0030】また、この摺動部材71のネガフィルム1
4と対向する位置からローラー71A(図8(B)参
照)や、パッド71B(図8(C)参照)で付勢するこ
とが好ましい。これにより、ネガフィルムは剛性が高
く、変形しにくいので、より摺動部材71への密着性を
向上することができる。この付勢力は、強ければ強いほ
どゴミや塵埃の付着効果が上がるが、ネガフィルム14
の搬送性を考慮して付勢力は設定する必要がある。さら
に、上記ローラー71Aやパッド71Bを配設した場
合、ネガフィルム14の先端部が搬送されてくるとき
に、確実に摺動部材71とローラー71A(又はパッド
71B)との間にネガフィルム14が案内されるよう
に、摺動部材71を一時的に退避させ、ローラー71A
(又はパッド71B)との間に隙間を設けるようにして
もよい。また、ローラー71A(又はパッド71B)を
退避させるようにしてもよい。
【0031】なお、上記の摺動部材71は、アルミニウ
ム、ステンレス等の金属部材、はけ、布、紙、プラスチ
ック繊維、金属繊維、クリーニングパッド、テフロン加
工された部材、多孔性樹脂(スポンジ)を利用すること
ができる。また、実質的にネガフィルムに摺動させるこ
となく、風圧により除去するエアブロー、静電フィルタ
で吸着する吸着装置も利用することができる。
【0032】また、図8(D)には、曲率半径が磁気ヘ
ッド70よりも小さい曲率半径を持つ摺動部材73を用
いた例が示されている。このような、摺動部材73で
は、前記摺動部材71の作用とは異なり、ネガフィルム
14に付着したゴミや塵埃等を接触的に掻き取る作用を
持たせることができる。従って、上記摺動部材71とこ
の摺動部材73とを併用するようしてもよい。
【0033】図8(E)には、転動部材としてのローラ
75を塵埃除去部材として適用した例が示されている。
このローラ75をネガフィルム14に接触させ、ネガフ
ィルム14の搬送に伴って回転させることにより、静電
気等の作用によりゴミや塵埃をネガフィルム14からロ
ーラ75へ転写させることができる。前記摺動部材7
1、73に比べて、ゴミや塵埃等の取り除き量(能力)
としては落ちるが、ネガフィルム14と摺動することが
ないため、ネガフィルム14を損傷させることがない。
【0034】このため、ローラ75をネガフィルム14
の幅方向全面に対応させ(図8(F)参照)、画像面を
クリーニングするクリーナを兼ねるようにすることも可
能となる。
【0035】また、ローラ75を適用し、前記摺動部材
71、73と同様の効果を得るためには、ネガフィルム
14の搬送方向に反して回転させる等、相対移動させる
ようにすればよい。この場合、図8(G)に示される如
く、ネガフィルム14の画像面とそれ以外の面とでロー
ラ75を分離し(画像面対向ローラ75A、画像面非対
向ローラ75B)、画像面のネガフィルム14の搬送に
沿って順方向に回転させれば、磁気記録層のゴミや塵埃
の除去と画面のクリーニングとを同時に行うことができ
る。
【0036】ここで、ネガフィルム14は、図示しない
カメラにより撮影された画像とこの撮影画像に関連した
撮影情報等が磁気記録された磁気情報とを有している。
このネガフィルム14について図6及び図7を参照し説
明する。図6に示したように、ネガフィルム14は、透
明ベース36の上面に乳剤層38が設けられ、画像が露
光記録されるようになっている。透明ベース36の図6
の下面には、透明磁性体がネガフィルム14の全面に塗
布された磁気記録層40が設けられている。この磁気記
録層40では磁性層として含まれる磁性粒子の充填率を
減少させて光学的な透過濃度が小さくされている。
【0037】図7に示したように、本実施例で使用され
る磁気記録読み取り領域は、各画像コマ34に対応する
トラックT1、T2、T3、T4、及び先頭トラックT
1〜T4に隣り合う画像コマ34が記録されていない部
分のトラックS1、S2、S3、S4によって構成され
ている。例えば、このトラックS1〜S4はネガフィル
ム14の1本毎に必要な情報を記録する領域であり、ト
ラックT1〜T4は画像コマ34毎に必要な情報を記録
する領域である。なお、上記磁気記録層40をネガフィ
ルム14の画像コマ34の範囲外に、ネガフィルム14
の長手方向に沿って塗布することにより形成してもよ
い。ネガフィルム14には、複数のパーフォレーション
Pが図示しないカメラにより撮影される画像コマ34に
対応するように設けられている。図7の例では、撮影さ
れる画像コマ34に対応して画像コマ端部付近に各1対
のパーフォレーションPが設けられている。
【0038】以下、本実施例の作用を説明する。なお、
本実施例では、磁気情報再生部372の初期状態とし
て、磁気ヘッド72はローラー84と離間する解除状態
(図4(b)の状態)に設定されている。まず、図1の
メイン制御ルーチンのステップ108では、複数のネガ
フィルム14が次々に連結され、長尺のロール状フィル
ムが形成される。この長尺のロール状フィルムがプリン
タ300にセットされると、ステップ110において長
尺のロール状フィルムがプリンタ300にセットされた
ことを確認し、次のステップ112において、ソレノイ
ド76へ信号を出力することにより、ソレノイド76を
オンする。これにより、磁気ヘッド72とローラー84
とによりネガフィルム14を挟持する付勢状態(図4
(a)の状態)になる。この付勢状態のときにネガフィ
ルム14から磁気情報を再生可能となる。
【0039】次のステップ113では、搬送ローラ30
A,30Bを一定速度回転することによりネガフィルム
14を一定速度で搬送し、この搬送と共に、次のステッ
プ114において、長尺のロール状フィルムに含まれる
1本のネガフィルム14のリーダ部分に磁気情報が記録
されているか否かを判別することによって、このネガフ
ィルム14から磁気情報が再生可能であるか否かを判別
する。この判別は、磁気ヘッド70の出力信号が所定時
間経過しないときまたは出力信号の振幅が所定値を越え
ないときに、磁気情報の記録が無と判別する。これは、
ネガフィルム14に記録される磁気情報は、記録時に所
定時間継続的に記録するかまたは所定の周波数の信号を
記録することが一般的であるためである。また、予めネ
ガフィルム14に付与された光学的または物理的なマー
クを光学センサ51の出力信号から判別し、磁気情報が
記録されていないことを判別してもよい。
【0040】ネガフィルム14に磁気情報が記録されて
おらず、ネガフィルム14から磁気情報が再生不可能で
あるときは、ステップ114において否定判定され、ス
テップ124へ進む。一方、ネガフィルム14に磁気情
報が記録されており、ネガフィルム14から磁気情報が
再生可能であるときは、ステップ114において肯定判
定され、ステップ116へ進む。
【0041】ステップ116では、ネガフィルム14を
搬送しながら磁気情報である画像コマに対応するコマ情
報を読み取り、次のステップ118において、読み取っ
たコマ情報に基づいて、露光処理をする。なお、この露
光処理時には、実際の撮影画像に則した露光条件を反映
させるために、受光器394によって測定された画像の
平均濃度から得られるデータ及びオペレータによりキー
入力されたデータに基づいて、設定された露光時の露光
補正値をさらに用いることが好ましい。露光処理が終了
すると、次のステップ120において、1本のネガフィ
ルム14の終端か否かを判別し、1本のネガフィルム1
4の露光処理が終了するまで、繰り返し実行する。1本
のネガフィルム14の終端か否かは、LSIカードから
終端情報を得て判断する。また、LSIカードを用いず
に、ネガフィルムを連結するときのスプライシングテー
プ等を検出することや、予め設定された識別子を判断す
ることにより判別することもできる。この1本のネガフ
ィルム14の露光処理が終了すると、次のステップ12
2において、次のネガフィルムに対して初期状態にする
ため、磁気ヘッド72とローラー84と離間する解除状
態(図4(b)の状態)にした後に、ステップ132へ
進む。
【0042】ステップ124では、当該ネガフィルム1
4から磁気情報を読み取る必要がないため、磁気ヘッド
72とローラー84と離間する解除状態(図4(b)の
状態)にする。次のステップ126では、画像コマを露
光位置に搬送し、次のステップ128において、上記で
説明したように、受光器394によって測定された画像
の平均濃度から得られるデータ及びオペレータによりキ
ー入力されたデータに基づいて、設定された露光時の露
光補正値に基づいて、露光処理をする。露光処理が終了
すると、次のステップ130において、1本のネガフィ
ルム14の終端か否かを判別し、終端のときにステップ
132へ進む。
【0043】ステップ132では、長尺のロール状フィ
ルムの終端か否かを判別し、オーダの切り替わりで、次
にネガフィルムが連続する場合には、ステップ112へ
戻る。この長尺のロール状フィルムの終端か否かは、L
SIカードからロール状フィルムの終端情報を得て判断
する。また、LSIカードを用いずに、ネガフィルムの
有無から判別してもよい。長尺のロール状フィルムの終
端の場合には、本ルーチンを終了する。これにより、長
尺のロール状フィルムに含まれる全てのネガフィルムの
処理が終了するまで、上記の処理を繰り返し実行でき
る。
【0044】このように、本実施例では、ネガフィルム
14から一旦、磁気情報を読み取る処理をし、磁気情報
を読み取る必要がない場合には、磁気ヘッドを退避させ
ているので、磁気情報が記録されていない、ネガフィル
ムに対して常時磁気ヘッドを摺動させることがなく、磁
気ヘッドの耐久性を向上させることができる。
【0045】上記の実施例では、大ラボのプリンタの上
流側で磁気情報を読み取る場合に本発明を適用した場合
について説明したが、適用装置及び適用位置を限定する
ものではなく、磁気情報を読み取るための磁気ヘッドを
有する装置であれば何れの適用も可能である。
【0046】以下に本発明の適用可能な装置を述べる。
一般のDPE店では、持ち込まれたネガフィルム等の写
真フィルムの画像を確認するため、写真フィルムから磁
気情報を再生する装置等にへの適用が可能である。上記
の大ラボでは、フィルムスプライサ、現像機、プリンタ
の前後、検定機、不良プリントの焼直し機、ネガフィル
ムをカートリッジに戻すアタッチャ、及びネガフィルム
を処理用のリールへ巻き換える巻換機等の各々の装置に
おいて、磁気ヘッドを用いて情報の再生をする場合に適
用可能である。
【0047】また、写真フィルムを1本毎に現像処理す
る現像機と、現像済のフィルム1本毎に印画紙へ画像を
焼付け、かつ印画紙の現像、画像毎の切断、ソーティン
グを行うプリンタプロセッサと、の組み合わせによって
DPEを行う、所謂ミニラボ(図示省略)への適用も可
能である。この所謂ミニラボへの適用の場合には、ネガ
フィルムについて1本づつのフィルム処理であるため、
上記の長尺のロール状フィルムに関する処理は不要であ
る。すなわち、図1のステップ108及びステップ13
2は不要となり、ステップ122の後、及びステップ1
30で肯定判定されたときに上記のルーチンを終了する
ようにすればよい。
【0048】なお、上記では、磁気情報を再生する場合
に適用した例を説明したが、磁気情報を記録するときに
適用してもよい。なお、この場合、写真フィルムの搬送
方向に沿って記録用ヘッド及び再生ヘッドを配置し、一
旦記録した磁気情報を再生し、記録情報が的確に再生さ
れたときに情報記録を行い、それ以外のときには磁気ヘ
ッドを退避するようにすればよい。
【0049】また、上記の実施例では、ネガフィルムの
先端からネガフィルムを搬送するときに磁気情報を再生
する場合を説明したが、本発明は、ネガフィルムの搬送
方向を限定するものではなく、一旦ネガフィルムを逆巻
きにして、逆方向にネガフィルムを搬送する場合にも適
用可能である。この場合、上記の処理開始と共に、磁気
情報の再生を継続するかまたは、パーフォレーションを
検出することにより、撮影画像コマの位置を検出して、
磁気情報の記録部位を予想すればよい。なお、磁気情報
の再生を継続するようにしてもよいが、途中で撮影を終
了したネガフィルムの後半部分には、磁気情報が記録さ
れていないので、撮影画像コマが発見されるまで磁気ヘ
ッドを退避するようにすることが好ましい。また、撮影
画像コマを発見するための方法としては、撮影画像とす
ぬけ部分との濃度差を利用すること等がある。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、使
用するに必要な磁気情報が写真フィルムに記録されてい
ないときには磁気ヘッドを退避させることができるの
で、磁気ヘッドの耐久性を向上させることができる、と
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を大ラボのプリンタへ適用させたときの
メイン制御ルーチンの流れを示すフローチャートであ
る。
【図2】大ラボの処理の流れを示すブロック図である。
【図3】本発明が適用可能な大ラボのプリンタの概略構
成を示すブロック図である。
【図4】本発明が適用された磁気情報再生部の磁気ヘッ
ド周辺の概略構成を示す断面図である。
【図5】本発明が適用された磁気情報再生部の磁気ヘッ
ド周辺の概略構成を示す断面図である。
【図6】ネガフィルムの断面図である。
【図7】ネガフィルムの磁気情報記録のためのフォーマ
ット例である。
【図8】(A)乃至(G)は、磁気ヘッドの近傍に配置
された摺動部材又は転動部材を示す概略図である。
【符号の説明】
62 磁気ヘッドユニット 64 ローラーユニット 372 磁気情報再生部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記録するための磁気記録層を有す
    る写真フィルムを搬送する搬送手段と、 前記磁気情報を再生するための磁気ヘッドと、 前記磁気ヘッドの上流側に設けられ、前記写真フィルム
    に付着する付着物を磁気ヘッド到達前に除去する除去部
    材と、 を有する写真フイルム処理装置。
JP7050942A 1995-03-10 1995-03-10 写真フィルム処理装置 Pending JPH08248536A (ja)

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JP7050942A JPH08248536A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 写真フィルム処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8159776B2 (en) 2007-04-20 2012-04-17 Hitachi Maxell, Ltd. Magnetic tape driving apparatus comprising a tape separation portion that separates a magnetic tape from a magnetoresistive head unit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8159776B2 (en) 2007-04-20 2012-04-17 Hitachi Maxell, Ltd. Magnetic tape driving apparatus comprising a tape separation portion that separates a magnetic tape from a magnetoresistive head unit

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