JPH08249120A - 位置情報入力装置 - Google Patents

位置情報入力装置

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Publication number
JPH08249120A
JPH08249120A JP5141495A JP5141495A JPH08249120A JP H08249120 A JPH08249120 A JP H08249120A JP 5141495 A JP5141495 A JP 5141495A JP 5141495 A JP5141495 A JP 5141495A JP H08249120 A JPH08249120 A JP H08249120A
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JP
Japan
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pressure
panel
pen
screen
position information
Prior art date
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Application number
JP5141495A
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English (en)
Inventor
Keiichi Toshimi
圭一 都志見
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】大画面の表示装置の画面上の位置を示す位置情
報を表示装置の表示機能の劣化を招くことなく入力でき
る位置情報入力装置を提供すること。 【構成】スタイラスペン10によりスクリーンパネル1
1上の所望の位置が指示されると、スクリーンパネル1
1の下辺及び左辺にそれぞれ設けた各圧力センサで圧力
を検出し、位置検出部12が、各圧力センサの検出出力
に基づきスタイラスペン10の位置指定に対応する圧力
分布を求め、該圧力分布からスタイラスペン1による指
定位置を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置の表示面また
は該表示面上に配設されたパネル等の入力面の所望の位
置をスタイラスペン等の入力手段を用いて指示すること
により入力面上に描かれた手書き文字等の位置(軌跡)
を示す位置情報を入力する位置情報入力装置に関し、特
に、大画面の表示装置の表示機能の劣化を招くことなく
位置情報を入力できるようにした位置情報入力装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、表示装置の表示面又は表示面上に
設けられた透明パネルなどに対してスタイラスペン等の
指示手段を用いて所望の位置を指示することにより、表
示面上で描かれた手書き文字等の軌跡を示す位置情報を
情報処理装置等に入力する位置情報入力装置としては、
1)赤外線方式によるもの、2)電磁方式によるもの、
3)感圧方式によるもの等がある。
【0003】以下、これらの3つの従来技術について図
8乃至図10を参照して順次説明する。
【0004】図8は、1)に示した赤外線方式による従
来の位置情報入力装置の一般的な構造を示したものであ
る。
【0005】この赤外線方式による従来の位置情報入力
装置は、図8に示すように、指示手段として赤外線を発
光するIRペン8aを用いるもので、このIRペン8a
により全体を図示しない表示装置の表示面としてのスク
リーンパネル8b上の所望の位置を指示し、このときI
Rペン8aから出力された赤外線を赤外線通過フィルタ
8c及び集光レンズ8dを介して、PSD(Position S
ensitive light Detector )センサ8eにより検出す
る。
【0006】そして、このPSDセンサ8eの出力をA
/D(アナログ/ディジタル)変換部8fでディジタル
信号に変換して、このディジタル信号を位置情報として
コンピュータ等の所定の情報処理装置に入力するもので
ある。
【0007】なお、ここで赤外線通過フィルタ8cは、
一般光をカットし、IRペン8aから出力された赤外線
のみをPSDセンサ8eに導くために設けられたもので
あり、A/D変換部8fを設けた理由は、一般にPSD
センサから出力される位置検出信号はリニアなアナログ
信号であるため、A/D変換部8fを介してディジタル
信号に変換する必要があるからである。
【0008】この赤外線方式による従来の位置情報入力
装置としては、例えば、実公平1−16191号公報に
開示された手書情報の表示装置が知られている。
【0009】この実公平1−16191号公報に開示さ
れた手書情報の表示装置は、リアプロジェクション型ビ
デオプロジェクタの透視型スクリーンの投光機側に、こ
の透視型スクリーンからの光線を結像レンズ及び赤外線
通過フィルタを通してイメージセンサの受光面に結像さ
せるイメージ読み取り用の光学装置を設け、この透視型
スクリーン上における赤外線発光体の移動軌跡をイメー
ジセンサで読み取り、読み取った当該軌跡をビデオプロ
ジェクタの投影器により透視型スクリーン上に可視影像
として投影するように構成されている。
【0010】図9は、2)に示した電磁方式による従来
の位置情報入力装置の一般的な構成を示したものであ
る。
【0011】この電磁方式による従来の位置情報入力装
置は、図9に示すように、指示手段としてコイル9iお
よびコンデンサ9jからなる共振回路を内蔵する入力ペ
ン9hを用いるもので、表示面としてのスクリーンパネ
ル9sの裏面には複数のX軸方向センサアンテナコイル
9a、9b、9cをX軸方向に順次配設し、同様に図示
しない複数のY軸方向センサアンテナコイルをY軸方向
に順次配置して構成され、入力ペン9hによりディスプ
レイのスクリーンパネル上の所望の位置を指示したとき
に、この入力ペン9hの位置をX軸方向センサアンテナ
コイル9a、9b、9c及びY軸方向センサアンテナコ
イルの受信出力に基づき検出する。
【0012】すなわち、まず、スイッチ9eを図示する
ように交流電源9g側を選択するように切り換えるとと
もに、スイッチ9dをX軸方向センサアンテナコイル9
a、9b、9cを順次選択するように高速で切り換え、
これによりX軸方向センサアンテナコイル9a、9b、
9cに交流電源9gからの交流電流を順次流し、X軸方
向センサアンテナコイル9a、9b、9cからスクリー
ンパネル9s上に順次磁界を発生させる。
【0013】これによりスクリーンパネル9s上の所望
の位置にある入力ペン9hの共振回路にスクリーンパネ
ル9s上に発生した磁界に応答する電流が流れる。
【0014】この状態でスイッチ9eを受信回路9f側
を選択するように切り換えるとともにスイッチ9dをX
軸方向センサアンテナコイル9a、9b、9cを順次選
択するように高速で切り換える。
【0015】このとき入力ペン9hの共振回路に流れる
電流により発生される磁界はX軸方向センサアンテナコ
イル9a、9b、9cのいずれかで受信され、受信回路
9fでは、どのX軸方向センサアンテナコイル9a、9
b、9cに受信出力があるかで入力ペン9hのX軸方向
位置を特定する。
【0016】同様の動作により、図示しない複数のY軸
方向センサアンテナコイルの受信出力に基づき入力ペン
9hのY軸方向位置を特定することができる。
【0017】図10は、3)に示した感圧方式による従
来の位置情報入力装置の一般的な構造を示したものであ
る。
【0018】この感圧方式による位置情報入力装置は、
図10(a)に示すように、カバーフィルム10aに設
けた電極シート10bに複数のX軸電極10cを配設す
るとともに、透明支持体10dに設けた電極シート10
eに上記X軸電極10cと直交する複数のY軸電極10
fをドットスペーサ10gで離間して配設し、図示しな
いポインテイングデバイスでカバーフィルム10a上を
押圧することにより、この押圧位置で上記X軸電極10
cとY軸電極10fとを接触させ、このときX軸電極1
0cとY軸電極10fとの間に発生する電流を検出する
ことにより所望の位置入力を行うように構成される。
【0019】すなわち、X軸電極10c及びY軸電極1
0fは、図10(b)に示すように、互いに直交して格
子上に配設されたn個のX軸電極X1〜Xnとm個のY
軸電極Y1〜Ymからなり、各X軸電極X1〜Xnは図
示しないプルアップ抵抗を介して電源側にプルアップさ
れている。
【0020】ここで、Y軸電極Y1〜Ymに、図10
(c)に示すように時系列パルスを周期的に印加し、こ
の状態で、図示しないポインテイングデバイスによりカ
バーフィルム10a上の所望の位置を押圧すると、その
位置でX軸電極X1〜XnがY軸電極Y1〜Ymに接触
すると、その接触位置でX軸電極X1〜XnからY軸電
極Y1〜Ymに流れる電流ループが形成される。
【0021】この電流ループは、X軸電極X1〜Xnの
出力から検出することができ、これにより図示しないポ
インテイングデバイスによる押圧位置を特定することが
できる。
【0022】また、感圧素子を用いて位置入力を行う従
来の他の装置としては、特開平2−307114号公報
に開示されたポインテイング・デバイスが知られてい
る。
【0023】このポインテイング・デバイスは、平面円
盤の4隅に圧力検出器を配設し、オペレータがこの平面
円盤の任意の位置を押すことに生じる4隅に圧力検出器
の検出出力に基づきX方向のカーソル移動量およびY方
向のカーソル移動量を示す信号を出力するもので、具体
的には4隅に圧力検出器のそれぞれの検出出力から平面
円盤上でオペレータが押した位置を示すX信号およびY
信号並びにこの位置における圧力を算出し、これにより
X方向のカーソル移動量およびY方向のカーソル移動量
を示す信号を形成出力するものである。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1)に
示した赤外線方式による従来の位置情報入力装置は、光
学的機構の調整が難しく、また振動及び衝撃に弱いとい
う問題がある。これは位置検出機構として光学的デバイ
ス(ミラー、集光レンズ、PSDなど)を用いており、
これらの光学的デバイスは外部からの振動により物理的
なずれが生じ、これにより位置検出精度に悪影響を与え
るからである。
【0025】また、この方式の場合、表示面のサイズが
大きくなるにしたがって装置のコストが激増し、位置検
出解像度が低下するという問題がある。一般にPSDは
その面積が大きくなると歩留りの問題からコストが極端
に増加する。また、PSD自体の位置検出解像度はμm
レベルと高性能であるが、それを用いて大画面全体の位
置検出を行うためには、IRペン8aからの光をレンズ
を用いて収束させる必要があり、この場合、表示面のサ
イズが大きくなりレンズによる収束率が大きくなるとそ
れにしたがって位置検出解像度は低下する。
【0026】また、2)に示した電磁方式による従来の
位置情報入力装置は、スクリーンパネルの裏面にセンサ
アンテナコイル9a、9b、9c等の電気回路を配設す
る必要があるため、リアプロジェクションのディスプレ
イ等に適用するのは困難である。
【0027】さらに、3)に示した感圧方式による従来
の位置情報入力装置は、表示面内部にドットスペーサを
設ける必要があるため、このドットスペーサにより表示
面の透過率が70%程度に低下し、表示性能を劣化させ
るという問題がある。
【0028】特に、ディスプレイのスクリーンパネルが
大型化したような場合には、スクリーンパネルの構造が
複雑であるため、パネル製造時の歩留まりが悪く、20
インチを超えるような大画面スクリーンにこの技術を適
用しようとすると、製造コストが著しく増加するという
問題がある。
【0029】また、感圧素子を用いて位置入力を行う特
開平2−307114号公報に開示されたポインテイン
グ・デバイスは、X方向のカーソル移動量およびY方向
のカーソル移動量を示す信号を出力する技術にすぎず、
これをそのまま大画面のディスプレイのスクリーンパネ
ル上で描かれた手書き文字等の軌跡を示す位置情報を入
力する位置情報入力装置に適用することはできない。
【0030】そこで、本発明では、種々の大画面スクリ
ーンパネルに対応でき、かつ表示装置の表示機能の劣化
を招くことのなく位置情報の入力を行える位置情報入力
装置を提供することを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、入力面の所望の位置を指示手段により押
圧することにより該入力面の所望の位置を指示し、該入
力面の指示位置に対応する位置情報を入力する位置情報
入力装置において、前記入力面の少なくとも隣り合う2
辺に沿って配設され、該入力面からの圧力を検出する複
数の圧力センサ(図1のa1〜a6及びb1〜b5)
と、前記複数の圧力センサの検出出力に基づき前記指示
手段の押圧による前記入力面の圧力分布を求め、該圧力
分布から前記指示手段による指示位置を算出する位置算
出手段(図1の12)とを具備したことを特徴とする。
【0032】
【作用】本発明によれば、指示手段により入力面の所望
の位置を押圧すると、これにより入力面の少なくとも隣
り合う2辺に沿って配設された複数の圧力センサに検出
出力が生じる。位置算定手段は、この複数の圧力センサ
の検出出力に基づき指示手段の押圧による入力面の圧力
分布を求め、該圧力分布から指示手段による指示位置を
算出する。
【0033】このような構成によると、大画面の表示装
置の画面等の入力面の位置に対応する位置情報を表示装
置の表示機能の劣化を招くことなく入力することが可能
になる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0035】図1は、本発明に係わる位置情報入力装置
の概略構成を示すブロック図である。本実施例の位置情
報入力装置は、スタイラスペン10を用いてスクリーン
パネル11上の所望の位置を押圧することによりこのス
クリーンパネル11上の位置に対応する位置情報を入力
するものである。
【0036】スクリーンパネル11は、各種文字及び図
形等を表示する全体を図示しない表示装置の表示面また
は表示装置の上部に配設された透明パネルを構成する。
ここで、スクリーンパネル11が表示装置の表示面を構
成する場合には、このスクリーンパネル11がそれ自体
にLED等の表示素子が内蔵される構成が考えられ、ス
クリーンパネル11が表示装置の上部に配設された透明
パネルを構成する場合には、このスクリーンパネル11
がCRTまたはLED等の表示素子を用いた表示装置の
表示面上に配設されたものまたはリヤプロジェクション
型の表示装置の表示面を構成する場合等が考えられる。
【0037】このスクリーンパネル11は、図2に示す
ように、パネル面11aと該パネル面11aを支持する
パネル面支持部11bとからなり、このパネル面11a
の裏面には、隣り合う2辺に沿って、このパネル面11
aとパネル面支持部11bの間に挟まれるようにして複
数の圧力センサa1〜a6及びb1〜b5が配設され
る。
【0038】具体的には、パネル面11aの一辺(以
下、この辺を「下辺」とする)に沿って6つの圧力セン
サa1〜a6を配設するとともに、該下辺に隣接する一
辺(以下、この辺を「左辺」とする。)に沿って5つの
圧力センサb1〜b5を配設する。
【0039】スタイラスペン10によりスクリーンパネ
ル11のパネル面11aの所望の位置を押圧することに
より、パネル面11aの裏面に設けた圧力センサa1〜
a6及びb1〜b5が感応し、それぞれ検出出力を発生
する。
【0040】この圧力センサa1〜a6及びb1〜b5
の検出出力は位置検出部12に入力され、位置検出部1
2は圧力センサa1〜a6及びb1〜b5の検出出力に
基づきスタイラスペン10による押圧位置を演算出力す
る。
【0041】なお、パネル面11aは、スタイラスペン
10による押圧力を各圧力センサに伝搬できる弾性体等
の部材から構成することができる。
【0042】圧力センサa1〜a6は、パネル面11a
に対して垂直方向に加わる圧力をパネル面11aの下辺
において検出する圧力センサであり、また圧力センサb
1〜b5は、パネル面11aに対して垂直方向に加わる
圧力をパネル面11aの左辺において検出する圧力セン
サであり、これら圧力センサa1〜a6及びb1〜b5
としては、例えば、KYOWA社のPSシリーズ等の小
型なセンサを用いることができる。
【0043】次に、各圧力センサの検出出力に基づいて
押圧位置の検出を行う位置検出部12について説明す
る。
【0044】図3は、図1に示す位置検出部12による
処理概念の一例を示す図である。
【0045】図3(a)に示すように、スクリーンパネ
ル11上のポイント3aがスタイラスペン10で押下さ
れた場合には、スクリーンパネル11の下辺に設けた圧
力センサa1〜a6がそれぞれ図3(b)に示す圧力値
を検知し、また左辺に設けた圧力センサb1〜b5がそ
れぞれ図3(c)に示す圧力値を検知する。
【0046】ここで、スクリーンパネル11の下辺に沿
う方向(以下「x軸方向」という。)の圧力分布は、圧
力センサa4における圧力値p1を最大値とした凸型の
回帰曲線に従っており、またスクリーンパネル11の左
辺に沿う方向(以下、「y軸方向」という。)の圧力分
布は、圧力センサb3での圧力値p3を最大値とした凸
型の回帰曲線に従っている。
【0047】このため、この位置検出部12では、x軸
方向の最大圧力値P1を持つ座標a4と、y軸方向の最
大圧力値P3を持つポイント3aの座標(a4、b3)
をスタイラスペン10による入力位置として検出する。
【0048】また、図4は、図1に示す位置検出部12
の処理概念の別の例を示す図である。
【0049】図4(a)に示すように、スクリーンパネ
ル11上のポイント4aがスタイラスペン10で押下さ
れた場合には、スクリーンパネル11の下辺に設けた圧
力センサa1〜a6が、それぞれ図4(b)に示す圧力
値を検知し、また左辺に設けた圧力センサb1〜b5が
それぞれ図4(c)に示す圧力値を検知する。
【0050】ここで、x軸方向の圧力分布は、圧力セン
サa3及びa4の中間点4bを最大圧力値とする凸型の
回帰曲線となり、またy軸方向の圧力分布は、圧力セン
サb3における圧力値p3が最大圧力値となる凸型の回
帰曲線となる。
【0051】このため、位置検出部12は、座標((a
3+a4)/2、b3)に位置するポイント4aをスタ
イラスペン10が指示した位置として検出する。
【0052】次に、上記位置検出部12の具体的構成に
ついて説明する。
【0053】図5は、図1に示す位置検出部12の細部
構成を示す図である。
【0054】図5に示すように、この位置検出部12
は、x軸方向の圧力分布を解析する分布解析部51a、
y軸方向の圧力分布を解析する分布解析部51bと、出
力部52とからなる。
【0055】分布解析部41aは、パネル面11aの下
辺に沿って設けられた圧力センサa1〜a6の検出出力
に基づき、x軸方向の圧力分布を解析し、スタイラスペ
ン10により押圧されたパネル面11a上の押圧位置の
x座標を出力する処理部である。
【0056】分布解析部41bは、パネル面11aの左
辺に沿って設けられた圧力センサa1〜a6の検出出力
に基づき、y軸方向の圧力分布を解析し、スタイラスペ
ン10により押圧されたパネル面11a上の押圧位置の
y座標を出力する処理部である。
【0057】出力部52は、分布解析部41a及び42
bからそれぞれ受け取った座標値を対にして出力する処
理部である。
【0058】この分布解析部41a及び41bでは、そ
れぞれx座標値及びy座標値を出力する際に、感圧が最
も大きい圧力センサの位置を指示位置として選定するこ
とにより、迅速に押圧位置を特定することができる。
【0059】しかしながら、単に感圧が最も大きい圧力
センサの位置を指示位置として選定することとすると、
圧力センサ相互の間隔が広がると位置検出精度の劣化を
招くため、各圧力センサの感圧に基づいてx軸方向の回
帰曲線及びy軸方向の回帰曲線をそれぞれ特定し、該回
帰曲線に基づいて指示位置を特定することもできる。
【0060】以下では、この回帰曲線を用いた場合の一
例を示す。なお、説明の便宜上、ここでは2次曲線を用
いてx軸方向の圧力分布を近似する場合を示すこととす
る。
【0061】パネル面11a上で、下辺と左辺が交わる
角を原点とし、該原点から各圧力センサa1〜a6まで
の距離をx1〜x6、各圧力センサa1〜a6により検
知された圧力をp1〜p6とすると、スタイラスペン1
0の指示により生ずる圧力分布は、図6(a)に示す凸
型の2次曲線 p = −(x−s)^2+t (ただし、s及びtは定数とし、^はベキ乗を示すもの
とする。)に従うと考えることができる。
【0062】ここで、図6(b)に示すように、原点か
ら20mmに位置する圧力センサa1が0g、30mm
に位置する圧力センサが110g、40mmに位置する
圧力センサが351g、50mmに位置する圧力センサ
a4が390g、60mmに位置する圧力センサa5が
110g、70mmに位置する圧力センサa6が0gの
圧力値をそれぞれ検出したとすると、ごく初歩の統計手
法を用いることにより、この回帰曲線が、 p = −(x−47)^2+400 となることが分かる。
【0063】すなわち、この回帰曲線は、x軸方向の位
置47mmにおいて、最大圧力400gとなることを意
味するため、この分布解析部41aは”47”を出力部
52に対して出力することとなる。
【0064】同様に、分布解析部41bは、パネル面1
1aの左辺に沿って設けられた圧力センサb1〜b5の
検出出力に基づいて、y軸方向の圧力分布を解析し、ス
タイラスペン10により押圧されたパネル面11a上の
押圧位置のy座標を特定して、その最大圧力に対応する
y座標値を出力部52に出力する。
【0065】なお、この具体例では、分布解析部41a
及び41bは、2次の回帰曲線を用いる場合について説
明したが、より高次の回帰曲線を用いることができ、ま
たテーブルを用いた解析を行うこともできる。
【0066】次に、位置情報入力装置の位置情報入力処
理についてさらに詳細に説明する。
【0067】なお、上記一連の処理においては、スタイ
ラスペン10が指示した位置のみを特定する場合につい
て説明したが、スタイラスペン10により指示された指
示圧を考慮した3次元入力に応用することもできる。
【0068】すなわち、上記分布解析部51aは、スタ
イラスペン10の指示位置のx座標値を求める際に、x
軸方向の圧力分布をも求めている。
【0069】このため、このx座標値における圧力値
と、y座標値における圧力値との平均値や、2乗平方又
は各分布関数の積分値の和等を算出することにより、指
示位置における指示圧を定めることができる。
【0070】この3次元入力により、スタイラスペン1
0の指示圧に基づいて指示内容を区別し、あたかも万年
筆で線書きをするように入力位置を取り扱うことができ
る。
【0071】例えば、この位置検出部40からの出力を
利用するアプリケーションにおいて、2つ若しくはそれ
以上のスレッシュホールドによる区分を設け、スタイラ
スペン10の指示圧が、どの区分に属するかを判定する
ことにより、該指示圧に対応する処理を行うことが可能
となる。
【0072】この一例として、スタイラスペン10の押
圧力に2段階の区分を設け、軽いペン操作には細い線
を、また強いペン操作には太い線を描画する場合を考え
ると、操作者が軽くペン操作を行ない、該指示圧が第1
区分に属すると判断された場合には、図7のポイント7
a〜7bに示すように細い線を描画し、操作者が強くペ
ン操作を行ない、該指示圧が第2区分に属すると判断さ
れた場合には、図7のポイント7b〜7cに示すように
太い線を描画することになる。
【0073】上述してきたように、本実施例では、スタ
イラスペン10によりスクリーンパネル11上の所望の
位置が指示されると、スクリーンパネル11の下辺及び
左辺にそれぞれ設けた各圧力センサで圧力を検出し、位
置検出部12が、各圧力センサの検出出力に基づきスタ
イラスペン10の位置指定に対応する圧力分布を求め、
該圧力分布からスタイラスペン1による指定位置を算出
するよう構成したので、大画面の表示装置の画面上の位
置を示す位置情報を表示装置の表示機能の劣化を招くこ
となく入力することができる。
【0074】また、位置検出部12において、指示位置
における指示圧を測定することにより、3次元入力に拡
張することもできる。
【0075】なお、本実施例では、スクリーンパネル1
1の下辺及び左辺に圧力センサを等間隔で配置する場合
について示したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、圧力センサをスクリーンパネル11の上辺、右辺
又は四周に配置することも可能である。
【0076】また、本実施例では、スクリーンパネル1
1に、合計11個の圧力センサを設けた場合について説
明したが、圧力センサの数は、スクリーンパネルの大き
さ及び要求される位置検出精度に応じて任意に定めるこ
とができる。
【0077】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明で
は、入力面の少なくとも隣り合う2辺に沿って複数の圧
力センサを配設し、この複数圧力センサの検出出力から
位置算定手段により指示手段の押圧による入力面の圧力
分布を求め、該圧力分布から指示手段による指示位置を
算出するするよう構成したので、大画面の表示装置の表
示面等の入力面から表示装置の表示機能の劣化を招くこ
となく位置情報を入力することが可能となる。
【0078】また、複数の圧力センサを入力面の周辺部
に配置するよう構成したので、リアプロジェクションを
含めた各種表示装置に対して容易に適用することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる位置情報入力装置の構成を示す
ブロック図。
【図2】図1に示すスクリーンパネルの断面図。
【図3】図1に示す位置検出部の処理概念の一例を示す
図。
【図4】図1に示す位置検出部の処理概念の別の例を示
す図。
【図5】図1に示す位置検出部の細部構成を示す図。
【図6】図1に示す圧力センサが検知する圧力分布の一
例を示す図。
【図7】図1に示す位置検出部を3次元入力に適用した
場合の線書きの一例を示す図。
【図8】赤外線技術を利用した従来の位置情報入力装置
の構造を示す図。
【図9】感圧技術を利用した従来の位置情報入力装置の
構造を示す図。
【図10】電磁力技術を利用した従来の位置情報入力装
置の回路構成を示す図。
【符号の説明】
10 スタイラスペン、 11 スクリーンパネル、1
1a パネル面、 11b パネル面支持部、 12
位置検出部、a1,a2,a3,a4,a5,a6 圧
力センサ、b1,b2,b3,b4,b5 圧力セン
サ、51a,51b 分布解析部、 52 出力部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力面の所望の位置を指示手段により押
    圧することにより該入力面の所望の位置を指示し、該入
    力面の指示位置に対応する位置情報を入力する位置情報
    入力装置において、 前記入力面の少なくとも隣り合う2辺に沿って配設さ
    れ、該入力面からの圧力を検出する複数の圧力センサ
    と、 前記複数の圧力センサの検出出力に基づき前記指示手段
    の押圧による前記入力面の圧力分布を求め、該圧力分布
    から前記指示手段による指示位置を算出する位置算出手
    段とを具備したことを特徴とする位置情報入力装置。
JP5141495A 1995-03-10 1995-03-10 位置情報入力装置 Pending JPH08249120A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117400845A (zh) * 2022-07-08 2024-01-16 上海汽车集团股份有限公司 一种方向盘的控制方法及相关系统、车辆

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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