JPH08249231A - マルチプロセッサ・システムにおける古いデータの処理システム及び方法 - Google Patents

マルチプロセッサ・システムにおける古いデータの処理システム及び方法

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JPH08249231A
JPH08249231A JP8009065A JP906596A JPH08249231A JP H08249231 A JPH08249231 A JP H08249231A JP 8009065 A JP8009065 A JP 8009065A JP 906596 A JP906596 A JP 906596A JP H08249231 A JPH08249231 A JP H08249231A
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Kai Cheng
カイ・チェン
Kimming So
キミング・ソウ
Jin Chin Wang
ジン・チン・ワン
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International Business Machines Corp
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    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation
    • G06F12/08Addressing or allocation; Relocation in hierarchically structured memory systems, e.g. virtual memory systems
    • G06F12/0802Addressing of a memory level in which the access to the desired data or data block requires associative addressing means, e.g. caches
    • G06F12/0806Multiuser, multiprocessor or multiprocessing cache systems
    • G06F12/0815Cache consistency protocols
    • G06F12/0831Cache consistency protocols using a bus scheme, e.g. with bus monitoring or watching means
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書込みデータの有効性を識別し古いデータが
システム・メモリへ書き戻されないことを確保するシス
テム及び方法を提供する。 【解決手段】 プロセッサからのロード・ミス要求の受
信に応答して、ステイル・ビットが作成され「0」にセ
ットされる。第2のプロセッサが要求されたデータの所
有権を有すると判断され、第2から第1のプロセッサへ
のキャッシュ転送により転送される。第2のプロセッサ
が古いデータと共にキャッシュ間転送の確認を返す前
に、第1のプロセッサがそのデータを変更してシステム
・メモリへ書き戻した場合、ステイル・ビットを「1」
にセットする。第2のプロセッサからの確認が受信され
ると、ステイル・ビットのセット「1」を判断して古い
データが破棄される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にはデータ
処理システムに関し、特に、マルチプロセッサ・データ
処理システム内の古い書き戻しデータを検出しかつ処理
するためのシステム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の対称的マルチプロセッサ(SMP)
・システムにおいては、比較的時間がかかるが有効な手
順によりデータ・コヒーレンシィ(データの整合性)が保
持される。例えば、システム内の要求者(例えば、中央
演算処理装置(CPU)、入出力(I/O)装置)がデー
タの特定の部分(例えば、キャッシュ・ライン)を所望
する場合、その要求者は先ず、要求されたデータがその
ローカル・キャッシュ内に存在するか否かを判断するこ
とになる。そのデータがキャッシュ内になければ、ロー
ド・ミス(すなわち読取りミス)要求が、メモリ制御装
置へ送られる。そしてメモリ制御装置は、システム・メ
モリを制御することにより、そのデータをシステム・メ
モリからCPUへ与えるよう要求する。通常、メモリ制
御装置は、要求されたデータがシステム・メモリ内に存
在するか否か、あるいは、SMPシステム内の特定のC
PUが現在その要求されたデータの最新バージョンの所
有権を有しているか否かを示すシステム・ディレクトリ
を備えている。もしシステム・メモリが要求されたデー
タの最新バージョンを格納しているならば、メモリ制御
装置は、そのデータを要求しているCPUへこれを与え
る。それに対し、もしメモリ制御装置がそのシステム・
ディレクトリを通して、SMPシステム内の第2のCP
Uが要求されたデータの最新バージョンを格納している
と判断したならば、相互問合わせ(cross-interrogatio
n)メッセージを第2のCPUに対して送る。このメッセ
ージは、第2のCPUに対して、要求されたデータの最
新複写の所有権をメモリ制御装置へ戻すことを要求する
ものであり、これによってメモリ制御装置は、そのデー
タ部分の所有権を本来要求を行っているCPUへと移す
ことができる。第2のCPUは、相互問合わせメッセー
ジを受信すると、そのデータ部分をメモリ制御装置へ書
き戻す。その後このデータは、要求しているCPUへと
転送される。
【0003】自明であるが、このような手順は多数のス
テップを含んでおり、その各々のステップが実行すべき
いくつかのシステム・サイクルを必要とする。高性能の
ディレクトリベースのSMPシステム(すなわち、CP
U同士の間でのデータのキャッシュ間(cache-to-cache)
転送を処理する機構を含むシステム)においては、これ
らのステップのいくつか、及びそれらに対応するサイク
ル時間を省くことができる。その結果、SMPシステム
内の要求されたデータ部分の所有権が、より高速に移行
することになる。このようなシステムにおいては、第2
のCPU(要求されたデータの排他的(変更された)複
写を格納している)が要求されたデータをメモリ制御装
置へ戻す替わりに、第2のCPUから第1のCPUへの
キャッシュ間のデータ転送が行われる。第1のCPU
は、要求したデータのキャッシュ間転送を受信すると、
その受信の確認信号を第2のCPUへ返す。このような
プロトコルにより、前述のステップのいくつかを省くこ
とができる。
【0004】2つのCPUにより独立して実行されるさ
らに2つのステップがある。1つのステップは、第2の
CPUが、第1のCPUへキャッシュ間転送を行ったこ
とについてメモリ制御装置に対して確認信号を返すステ
ップである。この確認信号には、第1のCPUへ転送さ
れたものと同じ形態のデータの複写を含めることができ
る。もう1つのステップは、キャッシュ間転送を通して
要求したデータの所有権を獲得した第1のCPUが、さ
らにそのデータを変更した後システム・メモリへ書き戻
しを行うステップである。
【0005】上記の場合、メモリ制御装置のシステム・
ディレクトリが第2のCPUからの確認信号を受信する
前に、データの所有権がシステム・メモリへ戻ってしま
う可能性があることから、問題となる場合がある。この
ような状況においては、メモリ制御装置は、入力される
データが有効であるのか否かを識別することができない
ため、データの古い複写が書き戻されてしまいシステム
・メモリ内の良好な(すなわち最新の)複写を壊す可能
性がある。以上のことから、キャッシュ間転送により1
つのCPUから別のCPUへ転送されたデータの最新の
有効な複写が、最終的にシステム・メモリ内に記憶され
ることを確保するための技術が必要とされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の必要性は、本発
明により満足される。本発明は、好適には、各々ローカ
ル・キャッシュを備えた複数のCPUを有する対称的マ
ルチプロセッサ・システム内で実施される。CPU及び
ローカル・キャッシュは、クロスバー・スイッチ(相互
接続ネットワーク)によりメモリ制御装置へ接続される
が、その替わりにバスを用いることもできる。メモリ制
御装置は、システム・メモリへのアクセスを制御し、さ
らにSMPシステム内の様々なトランザクションを追跡
するためのシステム・ディレクトリの役割を有する。
【0007】本発明の好適例においては、SMPシステ
ム内の第1のCPUからのロード・ミス要求に応答して
メモリ制御装置は、その時点でシステム・メモリが要求
されたキャッシュ・ラインの最新かつ有効なバージョン
を有していない場合、他のCPUのうちいずれが当該要
求されたキャッシュ・ラインの所有権を現時点で有して
いるのかを判断する。メモリ制御装置は、ロード・ミス
要求を送ったCPUを示す標識と、要求されたキャッシ
ュ・ラインの現在の所有者を示す標識と、最終的にその
キャッシュ・ラインを書き戻す可能性のあるCPUを示
す標識とを記憶する。さらにメモリ制御装置は、ステイ
ル(stale:古い)・ビットを「0」へセットする。
【0008】次に、メモリ制御装置は、第2のCPUに
対して相互問合わせメッセージを送る。第2のCPU
は、メモリ制御装置が、要求されたキャッシュ・ライン
の現在の所有権を有していると判断したCPUである。
第2のCPUは、相互問合わせメッセージを受信し、要
求されたキャッシュ・ラインの複写が変更状態にあるか
否かを判断する。そして、第2のCPUは、そのキャッ
シュ・ラインを要求した第1のCPUに対して当該キャ
ッシュ・ラインのキャッシュ間転送を開始する。第1の
CPUは、そのキャッシュ・ラインを受信したことの確
認信号を第2のCPUに対して送る。
【0009】メモリ制御装置は、キャッシュ・ラインの
書き戻しを伴う確認信号を受信するとき、そのシステム
・ディレクトリ内のステイル・ビットを検査する。もし
ステイル・ビットがセットされていれば、その書き戻し
データは破棄されることになる。この状況は、第1のC
PUが第2のCPUから受信したキャッシュ・ラインを
変更した後、続いてそのキャッシュ・ラインのキャスト
・アウト(Cast Out:書き戻し)をシステム・メモリに
対して出したときに発生する。このキャスト・アウトは
メモリ制御装置により受信され、そしてメモリ制御装置
はステイル・ビットを「1」にセットする。このように
して、第1のCPUから受信した有効なデータが、メモ
リ制御装置によって、第2のCPUが第1のCPUへ転
送する前に所有していた以前のバージョンのデータに置
き換えられることを防ぐことができる。
【0010】しかしながら、第1のCPUからのキャス
ト・アウトの受信よりも先に、第2のCPUからキャッ
シュラインを第1のCPUへ転送したとの確認信号が受
信された場合は、ステイル・ビットはセットされず、よ
ってメモリ制御装置は第2のCPUからの確認信号と共
に受信された書き戻しデータをシステム・メモリへ送る
こととなる。
【0011】いずれの場合にも、第2のCPUからの確
認信号が受信されると、前述の作業を監視するためにシ
ステム・ディレクトリ内に設けられたエントリが削除さ
れる。
【0012】以上、本発明の詳細な説明の理解を助ける
ために本発明の特徴及び有用性を概略的に記述した。以
降、本発明の更なる特徴及び有用性を詳細に説明する。
【0013】
【発明の実施の形態】以降の記述においては、本発明が
十分に理解されるように、特定のワードもしくはバイト
の長さ等に関して数値的に特定された詳細が記載され
る。しかしながら、当業者であれば、本発明がこのよう
な特定の詳細に限定されることなく実施可能であること
は理解できよう。他の例では、必須ではない詳細におい
て本発明を不明瞭としないために、周知の回路がブロッ
ク図で示される。大部分において、タイミング設定に関
する詳細等は、本発明を完全に理解する上で不要であり
また当業者には自明であるので省かれている。
【0014】図1は、複数(N個:N>1)のCPU1
01〜103を有するSMPシステム100を示す。C
PU101〜103の各々はさらに、レベル1キャッシ
ュ又はレベル2キャッシュ等のローカル・キャッシュを
備えている。クロスバー・スイッチ104は、システム
100をシステム・クロック106へ接続し、システム
・クロック106は、システム100内の全ての構成要
素及びI/O装置105に対してクロック信号を供給す
る。メモリ制御装置107はさらに、システム・ディレ
クトリ109へ接続されている。システム・ディレクト
リ109は、CPU101〜103及びI/O装置10
5に存在するキャッシュ・ラインの所有権情報を格納す
る。
【0015】SMPシステム100の更なる詳細につい
ては、次の米国特許出願を参照されたい。 ・米国特許出願第08/317007号「EFFICIENT ADDRESS TRA
NSFER TECHNIQUE FORA DATA PROCESSING SYSTEM」 ・米国特許出願第08/316980「DUAL LATENCY STATUS AND
COHERENCY REPORTINGFOR A MULTIPROCESSING SYSTEM」 ・米国特許出願第08/317256号「SYSTEM AND METHOD FOR
DETERMINING SOURCEOF DATA IN A SYSTEM WITH INTERV
ENING CACHES」 ・米国特許出願第08/317006号「QUEUED ARBITRATION ME
CHANISM FOR DATA PROCESSING SYSTEM」 ・米国特許出願第08/316978号「METHOD AND APPARATUS
FOR REMOTE RETRY INA DATA PROCESSING SYSTEM」 ・米国特許出願第08/316976号「ARRAY CLOCKING METHOD
AND APPARATUS FOR INPUT/OUTPUT SUBSYSTEMS」 ・米国特許出願第08/316979号「DATA PROCESSING SYSTE
M HAVING DEMAND BASED WRITE THROUGH CACHE WITH ENF
ORCED ORDERING」 ・米国特許出願第08/316977号「COHERENCY AND SYNCHRO
NIZATION MECHANISMSFOR I/O CHANNEL CONTROLLERS IN
A DATA PROCESSING SYSTEM」 ・米国特許出願第08/326190号「ALTERNATIONG DATA VAL
ID CONTROL SIGNALS FOR HIGH PERFORMANCE DATA TRANS
FER」 ・米国特許出願第08/326203号「LOW LATENCY ERROR REP
ORTING FOR HIGH PERFORMANCE BUS」
【0016】次に、本発明を用いない場合において、1
のCPUから別のCPUへ要求されたキャッシュ・ライ
ンがキャッシュ間転送された後にステイル・データがシ
ステム・メモリ108へ書き込まれる事例を示す。
【0017】・t0時点:CPU102がそのローカル
・キャッシュ内にキャッシュ・ラインXの複写を所有す
る。このときキャッシュ・ラインXの状態は変更状態に
ある(すなわち、CPU102は、システム・メモリ1
08、CPU101、CPU103又はI/O105の
いずれかからキャッシュ・ラインXの所有権を受け取っ
た後、このキャッシュ・ラインXを変更した)。 ・t1時点:CPU101が、キャッシュ・ラインXに
ついてのロード・ミスをメモリ制御装置107に対して
出す(例えば、CPU101が、アドレスXにリード・
ミスを出す)。 ・t2時点:ロード・ミスが、メモリ制御装置107の
アドレスXのホーム・ディレクトリであるところに届
く。メモリ制御装置107はそのディレクトリ109を
読み取った後、アドレスXを含むその要求されたキャッ
シュ・ラインの所有権をCPU102が有していること
を判断する。そしてメモリ制御装置107は、ロード・
ミス要求を処理するべく相互問合わせメッセージをCP
U102へ送る。 ・t3時点:CPU102は、相互問合わせを受信し、
要求されたキャッシュ・ラインXの複写が変更状態にあ
ることを見出す。そしてCPU102は、キャッシュ・
ラインX及びキャッシュ・ラインXの所有権をCPU1
01へ送るためにキャッシュ間転送を開始する。 ・t4時点:CPU101は、キャッシュ・ラインXの
複写及び所有権を受け取る。この中にはアドレスXが含
まれる。エラー訂正コード(ECC)検査器は、ECC状
態を有効と認め、データが有効であると判断する。CP
U101は、データの受信に関してCPU102に対し
て確認信号を出す。 ・t5時点:CPU101は、アドレスXに記憶(STORE)
命令を出してそのキャッシュを変更し、そしてそのキャ
ッシュ・ディレクトリの変更ビットをセットする(すな
わち、CPU101がキャッシュ・ラインXをさらに変
更する)。 ・t6時点:CPU101は、アドレスXを含むキャッ
シュ・ラインXのキャスト・アウト(書き戻し)要求を
出し、これをメモリ制御装置107へ送る。 ・t7時点:キャスト・アウト要求がメモリ制御装置1
07へ届く。ECC検査器がECC状態を有効と認め、
そのデータが有効であると判断する。そしてメモリ制御
装置107は、CPU101に対して確認信号の送信を
開始する。 ・t8時点:メモリ制御装置107は、その従属性テー
ブルを読み取って、CPU101がキャッシュ・ライン
Xをキャスト・アウトする権利を有することを確認す
る。その後メモリ制御装置107は、キャスト・アウト
要求を処理することによりそのデータをシステム・メモ
リ108(好適には、動的ランダム・アクセス・メモリ
(DRAM)である)へ書き込む。 ・t9時点:CPU101とCPU102との間のスイ
ッチ遅延のために、CPU101により出される確認信
号が、CPU102に届く。そしてCPU102は、メ
モリ制御装置107に対して書き戻し確認信号を発生す
る。しかしながら、この書き戻しキャッシュ・ラインX
は、キャッシュ・ラインXの古い複写である。なぜな
ら、(CPU101により)変更された最新の複写は、
上記t8時点で既にシステム・メモリ108に書き込ま
れているからである。CPU101がキャッシュ・ライ
ンXを変更したので、システム・メモリ108内のデー
タはコヒーレンシィを失っている。
【0018】図3は、従属性テーブルとして実現される
メモリ制御装置107を示す図である。従属性テーブル
は、ロード・ミス要求の受信に応答して作成される従属
性テーブルのエントリにより示される。この場合、ロー
ド・ミス要求はCPU101から発せられる。以下に図
2に関して詳述するが、従属性テーブルのエントリは、
要求されたキャッシュ・ラインのアドレス並びに内包ビ
ット及び相互問合わせビットを含む。内包ビットは、C
PU101〜103又はI/O105のいずれがロード
・ミス要求を送ったか、現在のそのキャッシュ・ライン
の所有者がいずれであるかを示し、そして相互問合わせ
ビットは、いずれに対して相互問合わせメッセージが送
られたかを示す。図3の従属性テーブルのエントリは、
CPU101及びCPU102が、要求されたデータを
書き戻す可能性があることを示している。なぜなら、C
PU101がロード・ミス要求を送ったのでCPU10
1に関するビットがセットされており、そしてCPU1
02に対して相互問合わせメッセージが送られたので、
CPU102に関するビットがセットされているからで
ある。
【0019】さらに本発明では、従属性テーブル内の各
エントリにステイル・ビットと称するビットを設けてい
る。言い替えるならば、書き戻しデータを伴う全ての相
互問合わせ確認信号に対してメモリ制御装置107は、
その受信されたデータをシステム・メモリ108へ書き
込むか又は破棄するかを決定する前に、先ずそのステイ
ル・ビットを調べる。
【0020】内包ビットは、指定されたCPUのみがシ
ステム・メモリ108に対して特定のキャッシュ・ライ
ンを書き戻しできることを確保するものである。
【0021】従属性テーブルのステイル・ビット及び内
包ビットは、次のように維持されている。 ・従属性テーブル内にエントリが作成されると、そのス
テイル・ビットは「0」にセットされ、2つのCPUに
関する双方の内包ビットが「1」にセットされる(図3
参照)。 ・キャッシュ・ラインの複写を所有しているCPUが内
包ビット・リセット要求(ディレクトリ・タグの割当て
解除)をメモリ制御装置107へ送ると、従属性テーブ
ル内のその内包ビットはリセットされるが、ステイル・
ビットには変化がない(図4参照)。 ・キャッシュ・ラインの複写を所有しているCPUがキ
ャスト・アウト要求をメモリ制御装置107へ送ると、
従属性テーブル内のその内包ビットがリセットされかつ
ステイル・ビットがセットされる(図7参照)。 ・メモリ制御装置107が書き戻しデータを伴う確認信
号を受信すると、メモリ制御装置107は、その従属性
テーブルのステイル・ビットを検査する。ステイル・ビ
ットがセットされていれば、書き戻しデータは破棄され
る(図8参照)。ステイル・ビットがセットされていな
ければ、その書き戻しデータによりシステム・メモリを
更新するべくその書き戻しデータがメモリ制御装置へ送
られる(図5及び図6参照)。この決定がなされた後、
この相互問い合わせは完了したので従属性テーブルのエ
ントリは削除される。
【0022】次に、図2は、本発明の好適例の流れ図で
ある。この流れ図により表現されたプロトコルは、シス
テム100内で実現される。このプロセスは、ステップ
201で開始され、ステップ202においてCPU10
1がロード・ミス要求を出す。この要求は、CPU10
1が特定のキャッシュ・ラインをシステム・メモリ10
8から所望する場合に出される。ステップ203におい
て、メモリ制御装置107がこのロード・ミス要求を受
信する。ステップ204において、メモリ制御装置10
7は、システム・メモリ108がその要求されたキャッ
シュ・ラインの所有権を有しているか否か(すなわち、
システム・メモリ108がその要求されたキャッシュ・
ラインの最新バージョンを格納しているか否か)を判断
する。システム・メモリ108が要求されたキャッシュ
・ラインの所有権を有していないと判断したならば、メ
モリ制御装置107は、システム100内の他のCPU
又はI/O105のいずれが要求されたキャッシュ・ラ
インの所有権を有しているかを判断する。この例では、
メモリ制御装置107は、CPU102が要求されたキ
ャッシュ・ラインの所有権を有していると判断する。
【0023】ステップ205において、メモリ制御装置
107は、システム・ディレクトリ109から取り出し
た所有権情報に基づいて、その従属性テーブル内のテー
ブル・エントリを設定する。メモリ制御装置107は、
CPU101がロード・ミス要求を送ったことを示す標
識及びCPU102が要求されたキャッシュ・ラインの
所有権を有することを示す標識を記憶し、そしてステイ
ル・ビットを「0」にセットする(図3参照)。CPU
101及び102の標識は、CPU101及び102の
みがシステム・メモリ108へキャッシュ・ラインを書
き戻すことができるデバイス群に含まれることを示すの
で、内包ビットとも称される。
【0024】その後、ステップ206においてメモリ制
御装置107は、CPU101がキャッシュ・ラインを
要求していることを示す相互問合わせメッセージをCP
U102へ送る。ステップ207においてCPU102
は相互問合わせメッセージを受信し、自身の中のそのキ
ャッシュ・ラインの複写が変更状態であることを判断す
る。ステップ208においてCPU102は、要求され
たキャッシュ・ライン及び要求されたキャッシュ・ライ
ンの所有権をCPU101へ移すキャッシュ間転送を開
始する。ステップ209においてCPU101は、キャ
ッシュ・ラインを受信したとの確認信号をCPU102
へ送る。CPU101からの確認信号の受信に続いてC
PU102は、任意の時点でメモリ制御装置107に対
して、CPU102からCPU101へのキャッシュ・
ラインの転送が無事に完了したとの確認信号を返す。し
かしながら、いずれの確認信号も速やかには出されない
ことがある。このような状況は、CPU101又はCP
U102が、システム100内の様々な他の機能を実行
することが必要であったり要求されたりする場合に発生
し得る。例えば、(1)CPU101とCPU102と
の間のクロス・バー・スイッチ104におけるキュー(q
ueue)遅延、(2)CPU102内部のキュー遅延、又
は(3)CPU104とメモリ制御装置107との間の
クロス・バー・スイッチ104におけるキュー遅延等の
ために発生することがある。
【0025】キャッシュ・ライン及びその所有権のキャ
ッシュ間転送を受信すると、ステップ210においてC
PU101は、そのキャッシュ・ラインを変更する場合
がある。その後CPU101は、変更されたキャッシュ
・ラインをシステム・メモリ108内に記憶しようとし
て、メモリ制御装置107に対してキャスト・アウト要
求すなわち書き戻し要求を出すことになる。ステップ2
11において、メモリ制御装置107はこのキャスト・
アウト要求を受信する。メモリ制御装置107は、キャ
スト・アウト要求を受信すると、その従属性テーブル内
の対応する内包ビットをリセットし、さらにステイル・
ビットをセットする(図7参照)。
【0026】ステップ213において、メモリ制御装置
107は、CPU102からキャッシュ間転送の確認信
号を受信する。ステイル・ビットがセットされているの
で(図8参照)、CPU102から確認信号と共に受信
されたデータは破棄される。なぜならこのデータは、C
PU102からCPU101へのキャッシュ間転送の後
にCPU101によってそのキャッシュ・ラインが変更
されたとすれば、この時点では既に古いデータとなって
いるからである。
【0027】ステップ215において、システム・ディ
レクトリ109の従属性テーブル内に作成された内包ビ
ットとステイル・ビットとを含むエントリが削除され
る。このプロセスは、ステップ216で終了する。
【0028】前述のハードウェアを考慮すれば、本発明
におけるプロセス関連の特徴を説明することができる。
本発明のこれらの特徴をより明確に説明するために、当
業者には自明である他の汎用的な特徴については省略さ
れている。当業者であれば、マルチユーザ、マルチプロ
セッサ・オペレーティング・システムについては周知で
あろうし、特に、仮想メモリ、プロセッサ・スケジュー
リング、プロセス及びプロセッサ双方についての同期機
構、メッセージの授受、通常のデバイス・ドライバ、タ
ーミナル及びネットワーク・サポート、システム初期
化、割り込み管理、システム呼出機構、メモリ階層、キ
ャッシュ・コヒーレンシィ、並びに管理機構等々を含む
メモリ管理におけるこのようなオペレーティング・シス
テムの要件については自明であろう。
【0029】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0030】(1)互いに接続された第1のプロセッサ
及び第2のプロセッサと、これらのプロセッサへ接続さ
れるシステム・メモリと、前記システム・メモリに関連
するメモリ制御装置とを備えるマルチプロセッサシ・ス
テムにおいて、前記第1のプロセッサから前記システム
・メモリ及び前記メモリ制御装置に対してデータを求め
る要求を転送する手段と、前記第2のプロセッサが前記
要求されたデータを所有していることを判断する手段
と、前記第2のプロセッサから前記第1のプロセッサへ
前記要求されたデータの所有権を転送する手段と、前記
第2のプロセッサから前記第1のプロセッサへ転送され
た前記要求されたデータを該第1のプロセッサにより変
更する手段と、前記第1のプロセッサから前記システム
・メモリ及び前記メモリ制御装置に対して前記変更され
たデータをキャスト・アウトする手段と、前記第1のプ
ロセッサからキャストアウトされた前記変更されたデー
タを前記システム・メモリ及び前記メモリ制御装置が受
信したことを標示する手段と、前記第2のプロセッサか
ら前記第1のプロセッサへ前記要求されたデータの所有
権が転送されたことの確認を、前記第1のプロセッサに
より変更される以前の該データの複写と共に前記第2の
プロセッサから受信する手段と、前記第1のプロセッサ
からキャストアウトされた前記変更されたデータを前記
システム・メモリ及び前記メモリ制御装置が受信したこ
とを標示する手段に基づいて、前記第1のプロセッサに
より変更される以前の該データの複写を前記システム・
メモリに記憶しない手段とを有するマルチプロセッサ・
システム。 (2)前記メモリ制御装置内に設けられ前記第1のプロ
セッサが前記データを求める要求を転送したことを示す
標示を記憶する手段と、前記メモリ制御装置内に設けら
れ前記第2のプロセッサが前記要求されたデータを所有
することを示す標示を記憶する手段とを有する上記
(1)に記載のマルチプロセッサ・システム。 (3)前記要求されたデータが、第2のプロセッサにお
いて変更された状態にある上記(1)に記載のマルチプ
ロセッサ・システム。 (4)前記要求されたデータの所有権を受信したことの
確認を前記第1のプロセッサから前記第2のプロセッサ
に対して転送する手段を有する上記(1)に記載のマル
チプロセッサ・システム。 (5)前記要求されたデータの所有権を受信したことの
確認が前記第1のプロセッサから前記第2のプロセッサ
に対して転送されたことに応答して、該第2のプロセッ
サが、該第2のプロセッサから該第1のプロセッサへ該
要求されたデータの所有権が転送されたことの確認を前
記システム・メモリ及び前記メモリ制御装置に対して転
送する上記(4)に記載のマルチプロセッサ・システ
ム。 (6)前記第1のプロセッサからキャストアウトされた
前記変更されたデータを前記システム・メモリ及び前記
メモリ制御装置が受信したことを標示する手段、前記メ
モリ制御装置内に設けられ前記第1のプロセッサが前記
データを求める要求を転送したことを示す標示を記憶す
る手段、及び前記メモリ制御装置内に設けられ前記第2
のプロセッサが前記要求されたデータを所有することを
示す標示を記憶する手段が、それぞれ前記メモリ制御装
置により維持されるテーブル内の各エントリとして記憶
され、前記マルチプロセッサ・システムが、前記第2の
プロセッサから前記第1のプロセッサへ前記要求された
データの所有権が転送されたことの確認を、前記第1の
プロセッサにより変更される以前の該データの複写と共
に前記第2のプロセッサから受信することに応答して、
上記各エントリを削除する上記(2)に記載のマルチプ
ロセッサ・システム。 (7)前記第1のプロセッサが、前記システム・メモリ
及び前記メモリ制御装置へ接続される入出力手段へ関連
付けられる上記(1)に記載のマルチプロセッサ・シス
テム。 (8)前記データがキャッシュ・ラインとして具現化さ
れ、かつ前記第2のプロセッサから前記第1のプロセッ
サへの前記要求されたキャッシュ・ラインの所有権の転
送がキャッシュ間転送である上記(1)に記載のマルチ
プロセッサ・システム。 (9)システム・メモリと、該システム・メモリに関連
するメモリ制御装置と、該システム・メモリに接続され
る第1のプロセッサ及び第2のプロセッサとを備えるマ
ルチプロセッサ・システム内の前記システム・メモリに
古いデータが記憶されることを防ぐ方法であって、前記
第1のプロセッサから前記システム・メモリ及び前記メ
モリ制御装置に対してデータを求める要求を転送するス
テップと、前記第2のプロセッサが前記要求されたデー
タを変更された形態にて所有していることを判断するス
テップと、前記第2のプロセッサから前記第1のプロセ
ッサへ前記要求されたデータの所有権を転送するステッ
プと、前記第2のプロセッサから前記第1のプロセッサ
へ転送された前記要求されたデータを該第1のプロセッ
サにより変更するステップと、前記第1のプロセッサか
ら前記システム・メモリ及び前記メモリ制御装置に対し
て前記変更されたデータを書き込むステップと、前記第
2のプロセッサから前記第1のプロセッサへ前記要求さ
れたデータの所有権が転送されたことの確認を、前記第
1のプロセッサにより変更される以前の該データの複写
と共に前記第2のプロセッサから受信するステップと、
前記第2のプロセッサから前記第1のプロセッサへ前記
要求されたデータの所有権が転送されたことの確認が、
前記第1のプロセッサから前記システム・メモリ及び前
記メモリ制御装置に対する前記変更されたデータの書込
みよりも先に該メモリ制御装置によって受信された場
合、前記システム・メモリに該第1のプロセッサにより
変更される以前の該データの複写を記憶するステップ
と、前記第2のプロセッサから前記第1のプロセッサへ
前記要求されたデータの所有権が転送されたことの確認
が、前記第1のプロセッサから前記システム・メモリ及
び前記メモリ制御装置に対する前記変更されたデータの
書込みよりも後に該メモリ制御装置によって受信された
場合、前記システム・メモリに該第1のプロセッサによ
り変更される以前の該データの複写を記憶しないステッ
プとを含むシステム・メモリへの古いデータの記憶防止
方法。 (10)前記第1のプロセッサが前記データを求める要
求を転送したことを示す標示を記憶するステップと、前
記第2のプロセッサが前記要求されたデータを所有する
ことを示す標示を記憶するステップとを含む上記(9)
に記載の方法。 (11)前記要求されたデータの所有権を受信したこと
の確認を前記第1のプロセッサから前記第2のプロセッ
サに対して転送するステップを含む上記(9)に記載の
方法。 (12)前記要求されたデータの所有権を受信したこと
の確認が前記第1のプロセッサから前記第2のプロセッ
サに対して転送されたことに応答して、該第2のプロセ
ッサが、該第2のプロセッサから該第1のプロセッサへ
該要求されたデータの所有権が転送されたことの確認を
前記システム・メモリ及び前記メモリ制御装置に対して
転送するステップを含む上記(11)に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】SMPシステムを示す図である。
【図2】本発明の好適例における流れ図である。
【図3】従属性テーブルを示す、メモリ制御装置107
の詳細図である。
【図4】CPU101からの内包ビット・リセット要求
の受信に応答した従属性テーブルのエントリを示す図で
ある。
【図5】CPU102からの確認の受信に応答した従属
性テーブルのエントリを示す図である。
【図6】書き戻しデータを伴うCPU102からの確認
の受信に応答した従属性テーブルのエントリを示す図で
ある。
【図7】CPU101からのキャスト・アウト要求の受
信に応答した従属性テーブルのエントリを示す図であ
る。
【図8】CPU101からのキャスト・アウト要求の受
信後のCPU102から書き戻しデータを伴う確認の受
信に応答した従属性テーブルのエントリを示す図であ
る。
【符号の説明】
100 対称的マルチプロセッサ・システム 101、102、103 プロセッサ及びキャッシュ 104 クロスバー・スイッチ 105 入出力装置 106 システム・クロック 107 メモリ制御装置 108 システム・メモリ 109 システム・ディレクトリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キミング・ソウ アメリカ合衆国78746、テキサス州、オー スチン、エイ・ウォルシュ・タールトン・ レイン 2101 (72)発明者 ジン・チン・ワン アメリカ合衆国78758、テキサス州、オー スチン、メトリック・ブールバード・ナン バーワンシックスワン 12166

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに接続された第1のプロセッサ及び第
    2のプロセッサと、これらのプロセッサへ接続されるシ
    ステム・メモリと、前記システム・メモリに関連するメ
    モリ制御装置とを備えるマルチプロセッサシ・ステムに
    おいて、 前記第1のプロセッサから前記システム・メモリ及び前
    記メモリ制御装置に対してデータを求める要求を転送す
    る手段と、 前記第2のプロセッサが前記要求されたデータを所有し
    ていることを判断する手段と、 前記第2のプロセッサから前記第1のプロセッサへ前記
    要求されたデータの所有権を転送する手段と、 前記第2のプロセッサから前記第1のプロセッサへ転送
    された前記要求されたデータを該第1のプロセッサによ
    り変更する手段と、 前記第1のプロセッサから前記システム・メモリ及び前
    記メモリ制御装置に対して前記変更されたデータをキャ
    スト・アウトする手段と、 前記第1のプロセッサからキャストアウトされた前記変
    更されたデータを前記システム・メモリ及び前記メモリ
    制御装置が受信したことを標示する手段と、 前記第2のプロセッサから前記第1のプロセッサへ前記
    要求されたデータの所有権が転送されたことの確認信号
    を、前記第1のプロセッサにより変更される以前の該デ
    ータの複写と共に前記第2のプロセッサから受信する手
    段と、 前記第1のプロセッサからキャストアウトされた前記変
    更されたデータを前記システム・メモリ及び前記メモリ
    制御装置が受信したことを標示する手段に基づいて、前
    記第1のプロセッサにより変更される以前の該データの
    複写を前記システム・メモリに記憶しない手段とを有す
    るマルチプロセッサ・システム。
  2. 【請求項2】前記メモリ制御装置内に設けられ前記第1
    のプロセッサが前記データを求める要求を転送したこと
    を示す標示を記憶する手段と、 前記メモリ制御装置内に設けられ前記第2のプロセッサ
    が前記要求されたデータを所有することを示す標示を記
    憶する手段とを有する請求項1に記載のマルチプロセッ
    サ・システム。
  3. 【請求項3】前記要求されたデータが、第2のプロセッ
    サにおいて変更された状態にある請求項1に記載のマル
    チプロセッサ・システム。
  4. 【請求項4】前記要求されたデータの所有権を受信した
    ことの確認信号を前記第1のプロセッサから前記第2の
    プロセッサに対して転送する手段を有する請求項1に記
    載のマルチプロセッサ・システム。
  5. 【請求項5】前記要求されたデータの所有権を受信した
    ことの確認信号が前記第1のプロセッサから前記第2の
    プロセッサに対して転送されたことに応答して、該第2
    のプロセッサが、該第2のプロセッサから該第1のプロ
    セッサへ該要求されたデータの所有権が転送されたこと
    の確認信号を前記システム・メモリ及び前記メモリ制御
    装置に対して転送する請求項4に記載のマルチプロセッ
    サ・システム。
  6. 【請求項6】前記第1のプロセッサからキャストアウト
    された前記変更されたデータを前記システム・メモリ及
    び前記メモリ制御装置が受信したことを標示する手段、
    前記メモリ制御装置内に設けられ前記第1のプロセッサ
    が前記データを求める要求を転送したことを示す標示を
    記憶する手段、及び前記メモリ制御装置内に設けられ前
    記第2のプロセッサが前記要求されたデータを所有する
    ことを示す標示を記憶する手段が、それぞれ前記メモリ
    制御装置により維持されるテーブル内の各エントリとし
    て記憶され、 前記マルチプロセッサ・システムが、 前記第2のプロセッサから前記第1のプロセッサへ前記
    要求されたデータの所有権が転送されたことの確認信号
    を、前記第1のプロセッサにより変更される以前の該デ
    ータの複写と共に前記第2のプロセッサから受信するこ
    とに応答して、上記各エントリを削除する請求項2に記
    載のマルチプロセッサ・システム。
  7. 【請求項7】前記第1のプロセッサが、前記システム・
    メモリ及び前記メモリ制御装置へ接続される入出力手段
    へ関連付けられる請求項1に記載のマルチプロセッサ・
    システム。
  8. 【請求項8】前記データがキャッシュ・ラインとして具
    現化され、かつ前記第2のプロセッサから前記第1のプ
    ロセッサへの前記要求されたキャッシュ・ラインの所有
    権の転送がキャッシュ間転送である請求項1に記載のマ
    ルチプロセッサ・システム。
  9. 【請求項9】システム・メモリと、該システム・メモリ
    に関連するメモリ制御装置と、該システム・メモリに接
    続される第1のプロセッサ及び第2のプロセッサとを備
    えるマルチプロセッサ・システム内の前記システム・メ
    モリに古いデータが記憶されることを防ぐ方法であっ
    て、 前記第1のプロセッサから前記システム・メモリ及び前
    記メモリ制御装置に対してデータを求める要求を転送す
    るステップと、 前記第2のプロセッサが前記要求されたデータを変更さ
    れた形態にて所有していることを判断するステップと、 前記第2のプロセッサから前記第1のプロセッサへ前記
    要求されたデータの所有権を転送するステップと、 前記第2のプロセッサから前記第1のプロセッサへ転送
    された前記要求されたデータを該第1のプロセッサによ
    り変更するステップと、 前記第1のプロセッサから前記システム・メモリ及び前
    記メモリ制御装置に対して前記変更されたデータを書き
    込むステップと、 前記第2のプロセッサから前記第1のプロセッサへ前記
    要求されたデータの所有権が転送されたことの確認信号
    を、前記第1のプロセッサにより変更される以前の該デ
    ータの複写と共に前記第2のプロセッサから受信するス
    テップと、 前記第2のプロセッサから前記第1のプロセッサへ前記
    要求されたデータの所有権が転送されたことの確認信号
    が、前記第1のプロセッサから前記システム・メモリ及
    び前記メモリ制御装置に対する前記変更されたデータの
    書込みよりも先に該メモリ制御装置によって受信された
    場合、前記システム・メモリに該第1のプロセッサによ
    り変更される以前の該データの複写を記憶するステップ
    と、 前記第2のプロセッサから前記第1のプロセッサへ前記
    要求されたデータの所有権が転送されたことの確認信号
    が、前記第1のプロセッサから前記システム・メモリ及
    び前記メモリ制御装置に対する前記変更されたデータの
    書込みよりも後に該メモリ制御装置によって受信された
    場合、前記システム・メモリに該第1のプロセッサによ
    り変更される以前の該データの複写を記憶しないステッ
    プとを含むシステム・メモリへの古いデータの記憶防止
    方法。
  10. 【請求項10】前記第1のプロセッサが前記データを求
    める要求を転送したことを示す標示を記憶するステップ
    と、 前記第2のプロセッサが前記要求されたデータを所有す
    ることを示す標示を記憶するステップとを含む請求項9
    に記載の方法。
  11. 【請求項11】前記要求されたデータの所有権を受信し
    たことの確認信号を前記第1のプロセッサから前記第2
    のプロセッサに対して転送するステップを含む請求項9
    に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記要求されたデータの所有権を受信し
    たことの確認信号が前記第1のプロセッサから前記第2
    のプロセッサに対して転送されたことに応答して、該第
    2のプロセッサが、該第2のプロセッサから該第1のプ
    ロセッサへ該要求されたデータの所有権が転送されたこ
    との確認信号を前記システム・メモリ及び前記メモリ制
    御装置に対して転送するステップを含む請求項11に記
    載の方法。
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