JPH08250070A - 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法 - Google Patents
冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法Info
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- JPH08250070A JPH08250070A JP4943895A JP4943895A JPH08250070A JP H08250070 A JPH08250070 A JP H08250070A JP 4943895 A JP4943895 A JP 4943895A JP 4943895 A JP4943895 A JP 4943895A JP H08250070 A JPH08250070 A JP H08250070A
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- JP
- Japan
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- glass
- glass bulb
- electrode
- wire
- sealing
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- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
- Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成によりガラスバルブと電極との封
止形態を改善できる上、気密封止の信頼性をも向上しう
る冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法を提供すること。 【構成】 内面に発光層2を有するガラスバルブ1の端
部1aには、一方の電極3Aが封止されている。この電
極3Aは、インナ−リ−ド31a,封じ線材31b,ア
ウタ−リ−ド31cよりなるリ−ド線31と、インナ−
リ−ド31aに固定された筒状の電極部32と、封じ線
材31bを覆い気密封止されたガラスビ−ド33とから
構成されている。尚、ガラスビ−ド33の外径は、ガラ
スバルブ1の内径の50〜80%の範囲に設定されてい
る。
止形態を改善できる上、気密封止の信頼性をも向上しう
る冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法を提供すること。 【構成】 内面に発光層2を有するガラスバルブ1の端
部1aには、一方の電極3Aが封止されている。この電
極3Aは、インナ−リ−ド31a,封じ線材31b,ア
ウタ−リ−ド31cよりなるリ−ド線31と、インナ−
リ−ド31aに固定された筒状の電極部32と、封じ線
材31bを覆い気密封止されたガラスビ−ド33とから
構成されている。尚、ガラスビ−ド33の外径は、ガラ
スバルブ1の内径の50〜80%の範囲に設定されてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は冷陰極蛍光ランプ及び
その製造方法に関し、特に液晶表示装置に適用されるバ
ックライトユニットの冷陰極蛍光ランプにおいて、封止
作業を改善できる電極のガラスバルブへの封止構造並び
にその製造方法に関する。
その製造方法に関し、特に液晶表示装置に適用されるバ
ックライトユニットの冷陰極蛍光ランプにおいて、封止
作業を改善できる電極のガラスバルブへの封止構造並び
にその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種蛍光ランプは、例えば図1
0に示すように、内面に発光層Aを有するガラスバルブ
Bのそれぞれの端部に電極Cを封止・配置して構成され
ている。特に、電極Cは、インナ−リ−ドC1と封じ線
材C2とアウタ−リ−ドC3と封じ線材C2を覆うガラ
スビ−ドDとからなるリ−ド線及びインナ−リ−ドC1
に固定された水銀ディスペンサ−Eにて構成されてい
る。尚、このディスペンサ−Eは、例えばゲッタ−材と
してのジルコニウム−アルミニウム合金及び水銀供給手
段としての水銀−チタニウム合金の粉末をニッケルなど
の金属板の表面及び裏面に被着して構成されている。
0に示すように、内面に発光層Aを有するガラスバルブ
Bのそれぞれの端部に電極Cを封止・配置して構成され
ている。特に、電極Cは、インナ−リ−ドC1と封じ線
材C2とアウタ−リ−ドC3と封じ線材C2を覆うガラ
スビ−ドDとからなるリ−ド線及びインナ−リ−ドC1
に固定された水銀ディスペンサ−Eにて構成されてい
る。尚、このディスペンサ−Eは、例えばゲッタ−材と
してのジルコニウム−アルミニウム合金及び水銀供給手
段としての水銀−チタニウム合金の粉末をニッケルなど
の金属板の表面及び裏面に被着して構成されている。
【0003】この蛍光ランプは、ガラスバルブBの内部
を例えば主成分をネオンとするネオン−アルゴンガスに
置換しガラスバルブBと電極Cのガラスビ−ドDとを封
止した後、高周波加熱装置によって水銀ディスペンサ−
Eを加熱し、それより放出される水銀をガラスバルブ内
空間に供給すると共に、不純ガスをゲッタ−材にて吸着
して完成される。
を例えば主成分をネオンとするネオン−アルゴンガスに
置換しガラスバルブBと電極Cのガラスビ−ドDとを封
止した後、高周波加熱装置によって水銀ディスペンサ−
Eを加熱し、それより放出される水銀をガラスバルブ内
空間に供給すると共に、不純ガスをゲッタ−材にて吸着
して完成される。
【0004】このように構成された蛍光ランプは、液晶
表示装置のバックライトユニットに適用した場合、ガラ
スバルブBのバルブ外径が例えば6mm以下と細いこと
もあってランプ輝度が高く、望ましい表示を得ることが
できるという特徴を有する。
表示装置のバックライトユニットに適用した場合、ガラ
スバルブBのバルブ外径が例えば6mm以下と細いこと
もあってランプ輝度が高く、望ましい表示を得ることが
できるという特徴を有する。
【0005】ところで、この蛍光ランプは、例えば次の
ように製造されている。まず、図11〜図12に示すよ
うに、一端に電極を封止したガラスバルブBの他端に電
極Cを配置し、ガラスビ−ドDに対応するガラスバルブ
Bの外周部分の一部(F)をガスバ−ナによって加熱す
る。これによりガラスバルブBは勿論のこと、ガラスビ
−ドDもガラスバルブBを介して加熱・軟化され、ガラ
スバルブBとガラスビ−ドDとは変形部Fにおいて部分
的に融着されて仮固定される。尚、ガラスバルブBとガ
ラスビ−ドDとの間には、図12に示すように、連通部
Gが形成されている。次に、このガラスバブBを排気装
置Hにセットすると共に、排気装置Hによってガラスバ
ルブ内の不純ガスを連通部Gを介して排出する。その
後、ガラスバルブ内に不活性ガスを所定量充填し、連通
部Gをガスバ−ナにて加熱することによりガラスバルブ
Bとガラスビ−ドDとを気密に融着し、カレット部分
(排気装置側のガラスバルブ部分)を切り離す。然る
後、高周波加熱装置により水銀ディスペンサ−Eを加熱
することにより、水銀がバルブ内空間に供給されると共
に、高周波加熱に起因して放出された不純ガスがゲッタ
−材に吸着されて蛍光ランプが製造される。
ように製造されている。まず、図11〜図12に示すよ
うに、一端に電極を封止したガラスバルブBの他端に電
極Cを配置し、ガラスビ−ドDに対応するガラスバルブ
Bの外周部分の一部(F)をガスバ−ナによって加熱す
る。これによりガラスバルブBは勿論のこと、ガラスビ
−ドDもガラスバルブBを介して加熱・軟化され、ガラ
スバルブBとガラスビ−ドDとは変形部Fにおいて部分
的に融着されて仮固定される。尚、ガラスバルブBとガ
ラスビ−ドDとの間には、図12に示すように、連通部
Gが形成されている。次に、このガラスバブBを排気装
置Hにセットすると共に、排気装置Hによってガラスバ
ルブ内の不純ガスを連通部Gを介して排出する。その
後、ガラスバルブ内に不活性ガスを所定量充填し、連通
部Gをガスバ−ナにて加熱することによりガラスバルブ
Bとガラスビ−ドDとを気密に融着し、カレット部分
(排気装置側のガラスバルブ部分)を切り離す。然る
後、高周波加熱装置により水銀ディスペンサ−Eを加熱
することにより、水銀がバルブ内空間に供給されると共
に、高周波加熱に起因して放出された不純ガスがゲッタ
−材に吸着されて蛍光ランプが製造される。
【0006】しかしながら、ガラスバルブBの他端に電
極Cを仮固定する際に、ガラスビ−ドDの外径がガラス
バルブBの内径の40%程度に設定されているために、
両者の仮固定によってガラスバルブBが部分的に大きく
変形(F)してしまう。従って、排気作業終了後にガス
バ−ナによって封止予定部分を再び加熱・軟化させて封
止作業を行っても、ガラスバルブBの封止部が凸凹にな
り、外観(仕上がり状態)が著しく損なわれるのみなら
ず、気密封止の信頼性にも影響を及ぼすという問題があ
る。
極Cを仮固定する際に、ガラスビ−ドDの外径がガラス
バルブBの内径の40%程度に設定されているために、
両者の仮固定によってガラスバルブBが部分的に大きく
変形(F)してしまう。従って、排気作業終了後にガス
バ−ナによって封止予定部分を再び加熱・軟化させて封
止作業を行っても、ガラスバルブBの封止部が凸凹にな
り、外観(仕上がり状態)が著しく損なわれるのみなら
ず、気密封止の信頼性にも影響を及ぼすという問題があ
る。
【0007】それ故に、本発明の目的は、簡単な構成に
よりガラスバルブと電極との封止形態を改善できる上、
気密封止の信頼性をも向上しうる冷陰極蛍光ランプ及び
その製造方法を提供することにある。
よりガラスバルブと電極との封止形態を改善できる上、
気密封止の信頼性をも向上しうる冷陰極蛍光ランプ及び
その製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上述
の目的を達成するために、封じ線材を有するリ−ド線と
封じ線材を覆うガラスビ−ドを含む電極をガラスバルブ
の端部に配置すると共に、ガラスビ−ドとガラスバルブ
とを気密に封止した冷陰極蛍光ランプにおいて、前記ガ
ラスビ−ドの外径をガラスバルブの内径の50〜80%
の範囲に設定したものであり、本発明の第2の発明は、
前記ガラスバルブの内径を6mm以下に設定したもので
あり、第3の発明は、前記ガラスビ−ドの形態を球状又
は柱状に形成したものである。
の目的を達成するために、封じ線材を有するリ−ド線と
封じ線材を覆うガラスビ−ドを含む電極をガラスバルブ
の端部に配置すると共に、ガラスビ−ドとガラスバルブ
とを気密に封止した冷陰極蛍光ランプにおいて、前記ガ
ラスビ−ドの外径をガラスバルブの内径の50〜80%
の範囲に設定したものであり、本発明の第2の発明は、
前記ガラスバルブの内径を6mm以下に設定したもので
あり、第3の発明は、前記ガラスビ−ドの形態を球状又
は柱状に形成したものである。
【0009】又、本発明の第4の発明は、封じ線材を有
するリ−ド線と封じ線材を覆うガラスビ−ドを含む電極
をガラスバルブ内に配置し、ガラスバルブを加熱するこ
とによってガラスバルブとガラスビ−ドとを封止するに
先立って、前記ガラスビ−ドの外径をガラスバルブ内径
の50〜80%の範囲に設定することを特徴とし、第5
の発明は、前記ガラスビ−ドの形態が球状又は柱状であ
ることを特徴とする。
するリ−ド線と封じ線材を覆うガラスビ−ドを含む電極
をガラスバルブ内に配置し、ガラスバルブを加熱するこ
とによってガラスバルブとガラスビ−ドとを封止するに
先立って、前記ガラスビ−ドの外径をガラスバルブ内径
の50〜80%の範囲に設定することを特徴とし、第5
の発明は、前記ガラスビ−ドの形態が球状又は柱状であ
ることを特徴とする。
【0010】
【作用】上述の構成によれば、電極のガラスビ−ドの外
径がガラスバルブの内径の50〜80%に設定されてい
るために、両者の気密封止の際に、ガラスバルブの変形
量を少なくできる。このために、ガラスバルブの封止形
態を改善でき、気密封止の信頼性も向上できる。
径がガラスバルブの内径の50〜80%に設定されてい
るために、両者の気密封止の際に、ガラスバルブの変形
量を少なくできる。このために、ガラスバルブの封止形
態を改善でき、気密封止の信頼性も向上できる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の1実施例について図1〜図3
を参照して説明する。同図において、1は、例えばバル
ブ内径が3mm程度の硼・珪酸ガラスよりなるガラスバ
ルブであって、それの内面には発光層2が形成されてい
る。尚、ガラスバルブ1は、鉛ガラス,ソ−ダガラス,
低鉛ガラスなども使用できる。この発光層2は、目的に
応じて1種類の蛍光体又は複数種類の蛍光体を混合して
形成されている。そして、ガラスバルブ1の端部1a,
1bには、電極3A,3Bが配置されている。
を参照して説明する。同図において、1は、例えばバル
ブ内径が3mm程度の硼・珪酸ガラスよりなるガラスバ
ルブであって、それの内面には発光層2が形成されてい
る。尚、ガラスバルブ1は、鉛ガラス,ソ−ダガラス,
低鉛ガラスなども使用できる。この発光層2は、目的に
応じて1種類の蛍光体又は複数種類の蛍光体を混合して
形成されている。そして、ガラスバルブ1の端部1a,
1bには、電極3A,3Bが配置されている。
【0012】この電極3A,3Bは、基本的に同じであ
り、例えばリ−ド線31の先端に筒状の電極部32を電
気的機械的に固定(例えば溶接)すると共にリ−ド線3
1の電極部32に近い部分に硼・珪酸ガラスよりなるガ
ラスビ−ド33を気密封止して構成されているが、電極
部32を省略し後述のインナ−リ−ドにて代用したり或
いは水銀ディスペンサ−を付設したりすることもでき
る。尚、この電極部32は、両端に開口を有する筒状の
他、一方の開口が塞がれている(有底筒形)か或いは開
口が縮小されている筒形などに構成することもできる。
特に、この電極3Aにおけるガラスビ−ド33の形態は
柱状に構成されており、その外径dは、ガラスバルブ1
の内径Dの50〜80%の範囲に設定されている。
り、例えばリ−ド線31の先端に筒状の電極部32を電
気的機械的に固定(例えば溶接)すると共にリ−ド線3
1の電極部32に近い部分に硼・珪酸ガラスよりなるガ
ラスビ−ド33を気密封止して構成されているが、電極
部32を省略し後述のインナ−リ−ドにて代用したり或
いは水銀ディスペンサ−を付設したりすることもでき
る。尚、この電極部32は、両端に開口を有する筒状の
他、一方の開口が塞がれている(有底筒形)か或いは開
口が縮小されている筒形などに構成することもできる。
特に、この電極3Aにおけるガラスビ−ド33の形態は
柱状に構成されており、その外径dは、ガラスバルブ1
の内径Dの50〜80%の範囲に設定されている。
【0013】上述のリ−ド線31は、基本的にインナ−
リ−ド31a,封じ線材31b,アウタ−リ−ド31c
をそれぞれバット溶接(端面溶接)して構成されてい
る。このリ−ド線31において、インナ−リ−ド31
a,封じ線材31b,アウタ−リ−ド31cのそれぞれ
の外径D1,D2,D3は、D1>D2>D3の関係に
設定されている。例えばこのリ−ド線31において、イ
ンナ−リ−ド31aには外径が1.0mmのニッケル線
が、封じ線材31bには外径が0.6mmのコバ−ル
が、アウタ−リ−ド31cには外径が0.35mmのニ
ッケル線がそれぞれ使用されているが、他の材料に変更
したり、同一線材から一体的に加工したり、さらには外
径を適宜に変更することもできる。そして、この蛍光ラ
ンプには、後述する方法により、不活性ガス及び水銀が
所定量充填されている。
リ−ド31a,封じ線材31b,アウタ−リ−ド31c
をそれぞれバット溶接(端面溶接)して構成されてい
る。このリ−ド線31において、インナ−リ−ド31
a,封じ線材31b,アウタ−リ−ド31cのそれぞれ
の外径D1,D2,D3は、D1>D2>D3の関係に
設定されている。例えばこのリ−ド線31において、イ
ンナ−リ−ド31aには外径が1.0mmのニッケル線
が、封じ線材31bには外径が0.6mmのコバ−ル
が、アウタ−リ−ド31cには外径が0.35mmのニ
ッケル線がそれぞれ使用されているが、他の材料に変更
したり、同一線材から一体的に加工したり、さらには外
径を適宜に変更することもできる。そして、この蛍光ラ
ンプには、後述する方法により、不活性ガス及び水銀が
所定量充填されている。
【0014】次に、この蛍光ランプの製造方法について
図3〜図9を参照して説明する。まず、図3に示すよう
に、内面に発光層2を有し、かつ内径がDに設定された
ガラスバルブ1の一端1aに一方の電極3Aを位置させ
る。尚、この電極3Aにおけるガラスビ−ド33の外径
dはd=0.5D〜0.8Dに設定されている。
図3〜図9を参照して説明する。まず、図3に示すよう
に、内面に発光層2を有し、かつ内径がDに設定された
ガラスバルブ1の一端1aに一方の電極3Aを位置させ
る。尚、この電極3Aにおけるガラスビ−ド33の外径
dはd=0.5D〜0.8Dに設定されている。
【0015】そして、図4に示すように、ガラスバルブ
1の端部1aを加熱し、ガラスバルブ1とガラスビ−ド
33とを気密に封止すると共に、他方の電極3Bをガラ
スバルブ1内に、それの他端1cから所定部分(1b)
まで挿入・配置する。そして、ガラスバルブ1の1b部
分を部分的に加熱・変形(4)させることにより、他方
の電極3Bをガラスバルブ1に仮止めする。具体的に
は、他方の電極3Bのガラスビ−ド33とガラスバルブ
1とを部分的に融着することによって仮止めされる。従
って、図4の横断面である図5に示すように、変形部4
以外の部分には、連通部4Aが形成されている。
1の端部1aを加熱し、ガラスバルブ1とガラスビ−ド
33とを気密に封止すると共に、他方の電極3Bをガラ
スバルブ1内に、それの他端1cから所定部分(1b)
まで挿入・配置する。そして、ガラスバルブ1の1b部
分を部分的に加熱・変形(4)させることにより、他方
の電極3Bをガラスバルブ1に仮止めする。具体的に
は、他方の電極3Bのガラスビ−ド33とガラスバルブ
1とを部分的に融着することによって仮止めされる。従
って、図4の横断面である図5に示すように、変形部4
以外の部分には、連通部4Aが形成されている。
【0016】次に、図6に示すように、このガラスバル
ブ1内に水銀ディスペンサ−5を挿入・配置する。尚、
このディスペンサ−5は例えばニッケル板の表面にジル
コニウム−アルミニウム合金よりなるゲッタ−材を、裏
面に水銀−チタニウム合金よりなる水銀合金をそれぞれ
被着して構成されているが、ゲッタ−材と水銀合金の粉
末を混合してニッケル板に被着して構成することもでき
る。そして、このガラスバルブ1を排気装置6のヘッド
にセットすると共に、排気装置6を駆動させる。する
と、ガラスバルブ1の内部の空気,不純ガスなどが上述
の連通部4Aなどを介して排出される。尚、この際に、
ガラスバルブ1(電極,水銀ディスペンサ−を含む)を
適度に加熱すれば、効果的に脱ガス処理を行うことがで
きる。次いで、排気装置6からガラスバルブ1内に不活
性ガス例えばネオンガスを主体とするネオン−アルゴン
ガスを60〜70Torrの圧力となるように充填す
る。
ブ1内に水銀ディスペンサ−5を挿入・配置する。尚、
このディスペンサ−5は例えばニッケル板の表面にジル
コニウム−アルミニウム合金よりなるゲッタ−材を、裏
面に水銀−チタニウム合金よりなる水銀合金をそれぞれ
被着して構成されているが、ゲッタ−材と水銀合金の粉
末を混合してニッケル板に被着して構成することもでき
る。そして、このガラスバルブ1を排気装置6のヘッド
にセットすると共に、排気装置6を駆動させる。する
と、ガラスバルブ1の内部の空気,不純ガスなどが上述
の連通部4Aなどを介して排出される。尚、この際に、
ガラスバルブ1(電極,水銀ディスペンサ−を含む)を
適度に加熱すれば、効果的に脱ガス処理を行うことがで
きる。次いで、排気装置6からガラスバルブ1内に不活
性ガス例えばネオンガスを主体とするネオン−アルゴン
ガスを60〜70Torrの圧力となるように充填す
る。
【0017】次に、図7に示すように、ガラスバルブ1
の他端1cを封止し、排気装置6から取り外す。そし
て、マグネット7を図示点線位置から実線位置まで移動
させる。これによって、水銀ディスペンサ−5は、所定
の部分に位置規制される。 次に、図8に示すように、
水銀ディスペンサ−5の位置する部分に高周波加熱装置
8及びヒ−タ装置9をセットすると共に、駆動させる。
すると、水銀ディスペンサ−5は例えば800〜900
℃に加熱され、水銀合金が分解されて瞬間的に水銀が蒸
気の状態で放出され、電極3Bの連通部4Aを介してバ
ルブ内空間に供給される。これと同時に、ディスペンサ
−5を構成する金属部材から不純ガスも放出されるが、
ディスペンサ−5のゲッタ−材にて吸着される。又、こ
の際に、ヒ−タ装置9によってディスペンサ−5の収容
されているガラスバルブ部分も加熱されているために、
ディスペンサ−5から放出された水銀は電極3A,3B
間に対応するガラスバルブ内空間に確実に供給される。
特に、電極3A,3B間のガラスバルブ部分を冷却すれ
ば、ディスペンサ−5の収容されているガラスバルブ部
分への水銀の凝縮をほぼ皆無にできる。 次に、ガラス
バルブ1の変形部4を再度バ−ナなどにて加熱し、電極
3Bのガラスビ−ド33とこれに対向するガラスバルブ
1とを全周に亘って封止する。と同時に、図9に示すよ
うに、ガラスバルブ1の他端部分(水銀ディスペンサ−
5の位置するガラスバルブ部分)を除去(切離)して冷
陰極蛍光ランプの製造を完了する。
の他端1cを封止し、排気装置6から取り外す。そし
て、マグネット7を図示点線位置から実線位置まで移動
させる。これによって、水銀ディスペンサ−5は、所定
の部分に位置規制される。 次に、図8に示すように、
水銀ディスペンサ−5の位置する部分に高周波加熱装置
8及びヒ−タ装置9をセットすると共に、駆動させる。
すると、水銀ディスペンサ−5は例えば800〜900
℃に加熱され、水銀合金が分解されて瞬間的に水銀が蒸
気の状態で放出され、電極3Bの連通部4Aを介してバ
ルブ内空間に供給される。これと同時に、ディスペンサ
−5を構成する金属部材から不純ガスも放出されるが、
ディスペンサ−5のゲッタ−材にて吸着される。又、こ
の際に、ヒ−タ装置9によってディスペンサ−5の収容
されているガラスバルブ部分も加熱されているために、
ディスペンサ−5から放出された水銀は電極3A,3B
間に対応するガラスバルブ内空間に確実に供給される。
特に、電極3A,3B間のガラスバルブ部分を冷却すれ
ば、ディスペンサ−5の収容されているガラスバルブ部
分への水銀の凝縮をほぼ皆無にできる。 次に、ガラス
バルブ1の変形部4を再度バ−ナなどにて加熱し、電極
3Bのガラスビ−ド33とこれに対向するガラスバルブ
1とを全周に亘って封止する。と同時に、図9に示すよ
うに、ガラスバルブ1の他端部分(水銀ディスペンサ−
5の位置するガラスバルブ部分)を除去(切離)して冷
陰極蛍光ランプの製造を完了する。
【0018】本発明者らは、バルブ内径Dが3mmと6
mm,長さが360mmのガラスバルブの端部に、1.
0mmのニッケル線よりなるインナ−リ−ド,外径が
0.6mmのコバ−ルよりなる封じ線材,ニッケル線よ
りなるアウタ−リ−ドをバット溶接すると共に封じ線材
に硼珪酸ガラスよりなるガラスビ−ドを封止したリ−ド
線に内径が1.1mm,長さが5.0mmののニッケル
スリ−ブ(電極部)を挿入・溶接してなる電極を使用し
て上述の製造方法にて冷陰極蛍光ランプを製造し、ガラ
スバルブ内径に対するガラスビ−ドの外径と各種特性と
の関係について検討したところ、表1に示す結果が得ら
れた。
mm,長さが360mmのガラスバルブの端部に、1.
0mmのニッケル線よりなるインナ−リ−ド,外径が
0.6mmのコバ−ルよりなる封じ線材,ニッケル線よ
りなるアウタ−リ−ドをバット溶接すると共に封じ線材
に硼珪酸ガラスよりなるガラスビ−ドを封止したリ−ド
線に内径が1.1mm,長さが5.0mmののニッケル
スリ−ブ(電極部)を挿入・溶接してなる電極を使用し
て上述の製造方法にて冷陰極蛍光ランプを製造し、ガラ
スバルブ内径に対するガラスビ−ドの外径と各種特性と
の関係について検討したところ、表1に示す結果が得ら
れた。
【0019】
【表1】
【0020】この結果によれば、ランプNO1とNO5
のランプは、ガラスバルブ内径に対するガラスビ−ド外
径が42%,40%であり、封止形態の仕上がり状態が
損なわれている。その他のランプは良好な封止形態が得
られている。又、NO1,2,5,6のランプは、良好
な始動特性が得られているが、NO3,7のランプは、
実用上は支障ないものの、若干悪化している。しかし、
NO4,8のランプは、悪化し実用に供し得ないもので
あることを示している。従って、ガラスビ−ドの外径d
はガラスバルブの内径Dに対して50〜80%の範囲に
設定しなければならないものである。
のランプは、ガラスバルブ内径に対するガラスビ−ド外
径が42%,40%であり、封止形態の仕上がり状態が
損なわれている。その他のランプは良好な封止形態が得
られている。又、NO1,2,5,6のランプは、良好
な始動特性が得られているが、NO3,7のランプは、
実用上は支障ないものの、若干悪化している。しかし、
NO4,8のランプは、悪化し実用に供し得ないもので
あることを示している。従って、ガラスビ−ドの外径d
はガラスバルブの内径Dに対して50〜80%の範囲に
設定しなければならないものである。
【0021】しかしながら、その範囲が20%未満にな
ると、封止形態が損なわれるのみならず、封止の信頼性
も低下するし、逆に80%を越えると、排気作業時にお
けるバルブ内の不純ガスの排気スピ−ドが低下し始動特
性が損なわれる。従って、その範囲を逸脱することは、
好ましくない。
ると、封止形態が損なわれるのみならず、封止の信頼性
も低下するし、逆に80%を越えると、排気作業時にお
けるバルブ内の不純ガスの排気スピ−ドが低下し始動特
性が損なわれる。従って、その範囲を逸脱することは、
好ましくない。
【0022】尚、本発明は、何ら上記実施例に制約され
ることなく、例えば水銀ディスペンサ−はガラスカプセ
ルに所定量の水銀を封入し、カプセルにニクロム線など
の金属線を巻き付けたり、金属カプセルに所定量の水銀
を封入したりして構成することもできる。又、図6〜図
9に示す工程は、排気装置にセットした状態で行うこと
もできるし、ディスペンサ−をガラスバルブ内に配置す
る際に位置決めを行えばマグネットによる位置規制を省
略することができる。さらには、スリ−ブ状の電極部に
水銀ゲッタ−材を収容することもできる。
ることなく、例えば水銀ディスペンサ−はガラスカプセ
ルに所定量の水銀を封入し、カプセルにニクロム線など
の金属線を巻き付けたり、金属カプセルに所定量の水銀
を封入したりして構成することもできる。又、図6〜図
9に示す工程は、排気装置にセットした状態で行うこと
もできるし、ディスペンサ−をガラスバルブ内に配置す
る際に位置決めを行えばマグネットによる位置規制を省
略することができる。さらには、スリ−ブ状の電極部に
水銀ゲッタ−材を収容することもできる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電極の
ガラスビ−ドの外径がガラスバルブの内径の50〜80
%に設定されているために、両者の気密封止の際に、ガ
ラスバルブの変形量を少なくできる。このために、ガラ
スバルブの封止形態を改善でき、気密封止の信頼性も向
上できる。その上、上記範囲内であれば、ガラスバルブ
とガラスビ−ドとの間に排気作業を損なわない程度の連
通部を確保できるために、実用上支障のない始動特性が
得られる。
ガラスビ−ドの外径がガラスバルブの内径の50〜80
%に設定されているために、両者の気密封止の際に、ガ
ラスバルブの変形量を少なくできる。このために、ガラ
スバルブの封止形態を改善でき、気密封止の信頼性も向
上できる。その上、上記範囲内であれば、ガラスバルブ
とガラスビ−ドとの間に排気作業を損なわない程度の連
通部を確保できるために、実用上支障のない始動特性が
得られる。
【図1】本発明の1実施例を示す側断面図。
【図2】図1の要部拡大図。
【図3】電極のガラスバルブへの挿入前の状態を示す側
断面図。
断面図。
【図4】図4〜図9は本発明方法を説明するための図で
あって、図4は電極の封止及び仮止め状態を示す側断面
図。
あって、図4は電極の封止及び仮止め状態を示す側断面
図。
【図5】図4の横断面図。
【図6】排気工程を説明するための側断面図。
【図7】ガラスバルブ内の水銀ディスペンサ−の位置規
制工程を説明するための側断面図。
制工程を説明するための側断面図。
【図8】水銀ディスペンサ−の高周波加熱工程を説明す
るための側断面図。
るための側断面図。
【図9】ガラスバルブの不要部分を除去する工程を説明
するための側断面図。
するための側断面図。
【図10】従来の冷陰極蛍光ランプの側断面図。
【図11】電極のガラスバルブへの封止工程及び排気工
程を説明するための側断面図。
程を説明するための側断面図。
【図12】図11の変形部の横断面図。
1 ガラスバルブ 1a 一端 2 発光層 3A,3B 電極 31 リ−ド線 31a インナ−リ−ド 31b 封じ線材 31c アウタ−リ−ド 32 電極部 33 ガラスビ−ド 4(1b) 変形部 4A 連通部 5 水銀ディスペンサ− 6 排気装置 7 マグネット 8 高周波加熱装置 9 ヒ−タ装置
Claims (5)
- 【請求項1】 封じ線材を有するリ−ド線と封じ線材を
覆うガラスビ−ドを含む電極をガラスバルブの端部に配
置すると共に、ガラスビ−ドとガラスバルブとを気密に
封止した冷陰極蛍光ランプにおいて、前記ガラスビ−ド
の外径をガラスバルブの内径の50〜80%の範囲に設
定したことを特徴とする冷陰極蛍光ランプ。 - 【請求項2】 前記ガラスバルブの内径が6mm以下で
あることを特徴とする請求項1記載の冷陰極蛍光ラン
プ。 - 【請求項3】 前記ガラスビ−ドは、その形態が球状又
は柱状であることを特徴とする請求項1記載の冷陰極蛍
光ランプ。 - 【請求項4】 封じ線材を有するリ−ド線と封じ線材を
覆うガラスビ−ドを含む電極をガラスバルブ内に配置
し、ガラスバルブを加熱することによってガラスバルブ
とガラスビ−ドとを封止するに先立って、前記ガラスビ
−ドの外径をガラスバルブ内径の50〜80%の範囲に
設定することを特徴とする冷陰極蛍光ランプの製造方
法。 - 【請求項5】 前記ガラスビ−ドは、その形態が球状又
は柱状であることを特徴とする請求項4記載の冷陰極蛍
光ランプの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4943895A JPH08250070A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4943895A JPH08250070A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08250070A true JPH08250070A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=12831123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4943895A Pending JPH08250070A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08250070A (ja) |
-
1995
- 1995-03-09 JP JP4943895A patent/JPH08250070A/ja active Pending
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