JPH0825060A - 有機被覆されたアルミニウム薄板およびアルミニウム合金薄板の溶接方法 - Google Patents

有機被覆されたアルミニウム薄板およびアルミニウム合金薄板の溶接方法

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JPH0825060A
JPH0825060A JP6179536A JP17953694A JPH0825060A JP H0825060 A JPH0825060 A JP H0825060A JP 6179536 A JP6179536 A JP 6179536A JP 17953694 A JP17953694 A JP 17953694A JP H0825060 A JPH0825060 A JP H0825060A
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welding
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energization
aluminum alloy
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JP6179536A
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Yoshimasa Funakawa
義正 船川
Makoto Kabasawa
真事 樺沢
Masazo Asano
雅三 麻野
Hisao Tanigawa
久男 谷川
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JFE Engineering Corp
MA Aluminum Corp
Original Assignee
Mitsubishi Aluminum Co Ltd
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 有機被覆されたアルミニウム薄板およびアル
ミニウム合金薄板の抵抗スポット溶接性を向上する。 【構成】 溶接電流の通電に先だって電流値が溶接電流
の5〜60%の範囲内の予通電をする。予通電の通電時
間を1〜4サイクルの範囲内とする。予通電の完了から
溶接電流の通電開始までの時間を100サイクル以下と
する。 【効果】 ナゲットのいびつ化およびブローホールの発
生を無くすとともに電極の損傷を防ぎ、良好な溶接部と
十分な電極寿命を同時に与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電極により被溶接体
を加圧しながら、一瞬の通電により溶接を行う抵抗スポ
ット溶接技術に関し、特にアルミニウム薄板およびアル
ミニウム合金薄板(以下、総称して「アルミ合金薄板」
という)に、有機被覆が施された有機被覆アルミニウム
薄板およびアルミニウム合金薄板(以下、総称して「有
機被覆アルミ合金薄板」という)を良好に溶接するため
の抵抗スポット溶接方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】抵抗スポット溶接においては、一般に、
図1に示す様に溶接すべき板1、2を重ね合わせ、重な
った領域の1点を上下1組の電極3、4で押さえて加圧
しながら通電する(5〜10サイクルで、20〜40k
Aの電流を流す)ことにより、電極に挟まれた部分にナ
ゲット5と呼ばれる溶融凝固部が形成される。このナゲ
ット5がスポット状の溶接継手として作用し、板同士の
溶接が達成される。
【0003】スポット溶接のような抵抗溶接では、熱伝
導率および電気伝導率等が溶接条件に大きく影響する。
アルミ合金の場合には、大電流および短時間溶接が必要
と考えられており、WESの推奨条件もこの考えに沿っ
たものとなっている。しかし、WESが作成されて以
後、新規な合金、および、新規な材料が多数提案されて
おり、それに応じてWESの溶接条件とは異なる溶接条
件が種々提案されている。本発明が対象とする有機被覆
アルミ合金薄板の溶接方法もそのような技術の一つであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明でいう有機被覆
の構成は、アルミ合金薄板の表面に第1層としてクロメ
ート、その上部に第2層として潤滑剤を含む有機樹脂被
覆を施したもの(例えば、特開平4−268038号公
報参照)、あるいは、第2層の樹脂中に電気を通す目的
で導電剤を添加したもの等、一般的な自動車用有機被覆
全般をさす。被覆層は、単層であっても多層であっても
よく、また、被覆層全体が有機物から構成されている場
合も含まれる。このような有機被覆アルミ合金薄板を溶
接する場合、被覆無しのアルミ合金薄板を溶接するのと
同様の溶接条件では、次の2つの原因により溶接性が著
しく低下する。
【0005】先ず第1に、板−板間にある有機被覆層に
より電流の経路が不安定となり、ナゲットも電極直下を
外れた位置にできる。その結果得られるナゲットの形は
いびつとなり、十分な継手強度が得られない。しかも溶
融液を電極の加圧力で押さえられないので溶接中にちり
が発生し、更に、有機樹脂のナゲット内部残留による欠
陥の発生も避けられない。
【0006】第2に、有機被覆層の存在により、板−電
極間の抵抗は被覆無し材より高くなり、溶接時にはこの
抵抗による電極−板間の発熱で素材に変形が生じ、ある
いは、電極直下の溶融したアルミ合金と銅電極とが反応
し、被覆無し材に比べて激しい電極損傷が生じる。
【0007】有機被覆アルミ合金の継手強度を得るため
に、電極の加圧力を上げて樹脂排除を行うことにより、
良好な溶接部を得ることもできるが、その場合には、電
極寿命が著しく短くなる。
【0008】従って、この発明の目的は、ナゲットのい
びつ化およびブローホールの発生を無くすとともに電極
の損傷を防ぎ、良好な溶接部と十分な電極寿命を同時に
与えることができる 有機被覆されたアルミニウム薄板
およびアルミニウム合金薄板の溶接方法を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、有機物を含む被覆層を有するアルミニウム薄板また
はアルミニウム合金薄板の抵抗スポット溶接方法であっ
て、溶接電流の通電に先だって電流値が前記溶接電流の
5〜60%の範囲内の予通電をすることに特徴を有する
ものである。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、予通電の通電時間を1〜4サイクルの範
囲内とすることに特徴を有するものである。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2記載の発明において、予通電の完了から溶接電流の通
電開始までの時間を100サイクル以下とすることに特
徴を有するものである。
【0012】
【作用】本願発明者等は、以上の点から樹脂排除に着目
して鋭意検討を重ねた結果、請求項1に示すように、溶
接電流の通電に先だって電流値が溶接電流の5%以上か
ら60%以下の範囲内の予通電をすることにより、継手
強度の確保と電極寿命の確保という2課題を同時に解決
できることを見出した。ここでいう溶接電流値は、WE
Sで定められている条件でもその他の条件でもよく、ま
た溶接機の種類も任意である。
【0013】本発明における最初の通電、即ち、予通電
は、板−板間に存する樹脂を排除し、安定した通電を確
保せんとするものである。これにより形状の安定したナ
ゲットが得られ、その結果、有機被覆がない場合と同等
の継手強度を得ることができる。また、溶接部から樹脂
を完全に排除することにより、樹脂残留に起因するナゲ
ット内欠陥であるブローホールおよび割れも無くするこ
とができる。
【0014】一方、電極−板間においても、樹脂が排除
されて安定した通電経路が確保される。そのため、電極
−板間の抵抗が下がり、樹脂に起因する過剰の電極損傷
も起こらなくなる。これにより電極寿命は有機被覆がな
い場合と同程度となり、有機被覆アルミ合金の溶接電極
の寿命としては著しく長いものとなる。
【0015】ここで、予通電の電流値を溶接電流に比例
して設定するのは、溶接電流が小さい場合には確保すべ
き通電径は小さくなり、一方、大きな電流を流すとき
は、それだけ大きな通電径が必要となるからである。ま
た、予通電の電流値を溶接電流の5%以上から60%以
下の範囲内としたのは、5%未満では樹脂の排除が十分
でなく、一方、60%超えでは、溶接電流と変わらなく
なり、通電を2回に分ける意味が無くなるからである。
【0016】請求項2に記載の発明において、通電時間
を1サイクル以上から4サイクル以下の範囲内としたの
は、1サイクル未満では樹脂の排除が十分でなく、4サ
イクル超えでは効果が飽和するため、これより長い通電
の意味は無いからである。
【0017】請求項3に記載の発明において、予通電の
完了から溶接電流の通電開始までに時間の間隔を設けた
のは、予通電により加熱された状態にある電極を冷却す
るためであり、電極寿命の延命を目的としている。ただ
し、予通電の完了から溶接電流の通電開始までの時間を
100サイクル以下としたのは、100サイクルを超え
るとスポット溶接の特徴である生産性が損なわれるから
である。従って、上限は100サイクルとする。
【0018】
【実施例】次に、この発明を図面を参照しながら説明す
る。
【0019】〔実施例1〕アルミ合金薄板(サンプル)
の表面上に、クロム量で10mg/m2 のクロメート層
からなる第1層と、潤滑材を30wt.%含有し、1μ
mの厚さを有するエポキシ樹脂からなる第2層とが形成
されている有機被覆アルミ合金薄板を有機被覆材の供試
体として用いた。また、比較のため、アルミ合金薄板の
表面上に、酸化膜除去処理を施したものを被覆無し材の
供試体として用いた。そして、有機被覆材および被覆無
し材の供試体に対して、表1に示す時間:t(サイク
ル)および電流値:I(%)の予通電を行ってからまた
は予通電無しで溶接を実施し、継手強度を調査した。調
査は、加圧力および通電時間を一定とし、溶接電流25
kAにおける継手強度を被覆無し材の供試体(比較例
1)と比べた結果によって評価した。なお、評価方法
は、JIS−Z3136に準じ、比較例1に示す被覆無
し材(アルミ合金薄板)の供試体の引張剪断強さを10
0%とし、これと比較した強度が、70%以上を○印、
70%未満を×印とした。
【0020】なお、諸元は下記に示す通りである。 溶接機 :単相交流溶接機 電極 :DR形電極(電極径;16mmφ、先端径;
6mmφ、先端曲率;40R、材質クロム銅) 通電 :25kA−5サイクル(溶接電流) アルミ合金薄板(サンプル):JISに規定されている
A5182−O材(板厚1mm) 継手評価:JIS−Z3136に準じ、強度が70%以
上を○印、70%未満を×印とした。
【0021】
【表1】
【0022】表1から、予通電により有機被覆材の供試
体の継手強度は上昇することがわかる。また、比較した
被覆無し材の供試体でも予通電による溶接は可能であ
り、その場合は何の問題もない。このように、アルミ合
金薄板に予通電を施すことにより、有機被覆材は被覆無
し材と同様の強度が得られることがわかる。
【0023】〔実施例2〕実施例1と同様の供試体およ
び溶接機を用い、予通電の電流を変化させ、実施例1と
同様の評価方法によって、溶接電流25kAの継手強度
を評価した。
【0024】なお、諸元は下記に示す通りである。 溶接機 :単相交流溶接機 電極 :DR形電極(電極径;16mmφ、先端径;
6mmφ、先端曲率;40R、材質クロム銅) 加圧力 :300kg 溶接電流:25kA−5サイクル 後熱電流:14kA−4サイクル アルミ合金薄板(サンプル):JISに規定されている
A5182−O材(板厚1mm) 継手評価:JIS−Z3136に準じ、強度が70%以
上を○印、70%未満を×印とした。
【0025】
【表2】
【0026】表2から、予通電の電流値が溶接電流の5
%未満では、十分な効果は得られないことがわかる。ま
た、60%を超えると、溶接電流との差が無くなり、効
果は得られなくなる。従って、予通電の電流値は溶接電
流の5〜60%とすべきであることがわかる。このよう
に、アルミ合金薄板に溶接電流の5〜60%の予通電を
施すことにより、有機被覆材は被覆無し材と同様の強度
が得られることがわかる。
【0027】図2に、本実施例における、予通電の電流
値(%)と適正電流範囲の関係を示す。引張剪断強さ
が、JIS−B級最小値を得る電流7から、溶着電流8
までを適正電流範囲6とした。予通電の電流値が5%未
満では効果がみられないが、5%以上では、適正電流範
囲が広がった。また、適正電流範囲は50%を最高に、
60%超えでは急激に低下することがわかる。
【0028】〔実施例3〕実施例1と同様の供試体およ
び溶接機を用い、予通電の通電時間を変化させ、実施例
1と同様の評価方法によって、25kAの継手強度を評
価した。
【0029】なお、諸元は下記に示す通りである。 溶接機 :単相交流溶接機 電極 :DR形電極(電極径;16mmφ、先端径;
6mmφ、先端曲率;40R、材質クロム銅) 加圧力 :300kg 溶接電流:25kA−5サイクル 後熱電流:14kA−4サイクル アルミ合金薄板(サンプル):JISに規定されている
A5182−O材(板厚1mm) 継手評価:JIS−Z3136に準じ、強度が70%以
上を○印、70%未満を×印とした。
【0030】
【表3】
【0031】表3から、予通電を1サイクル以上とるこ
とにより大きな効果が得られることがわかる。また、図
3に本実施例における、予通電のサイクル数(サイクル
/50Hz)と適正電流範囲との関係を図示する。図3
において、引張剪断強さがJIS−B級最小値を得る電
流7から、溶着電流8までが適正電流範囲6である。表
3、図3から、4サイクルまで、適正電流範囲は広がる
が、それを超えても効果は飽和することがわかる。従っ
て、4サイクルまでがより好ましいことがわかる。
【0032】〔実施例4〕実施例1と同様の供試体およ
び溶接機を用い、予通電の通電時間(表4)または電流
(表5)を変化させ、電極寿命を評価した。電極寿命の
評価は、JIS−Z3136(B級最小値)により20
点おきにサンプリングを行った。寿命が1000点以上
で○印、1000点未満で×印とした。
【0033】なお、諸元は下記に示す通りである。 溶接機 :単相交流溶接機 電極 :DR形電極(電極径;16mmφ、先端径;
6mmφ、先端曲率;40R、材質クロム銅) 加圧力 :300kg 溶接電流:25kA−5サイクル 後熱電流:14kA−4サイクル アルミ合金薄板(サンプル):JISに規定されている
A5182−O材(板厚1mm) 寿命評価:JIS−Z3136(B級最小値)20点お
きにサンプリングを行った。寿命が1000点以上で○
印、1000点未満で×印とした。
【0034】
【表4】
【0035】表4から、本発明範囲内の通電時間1〜4
サイクルの範囲内であれば、連続打点性も改善されるこ
とがわかる。なお、4サイクル以上は効果が飽和するこ
とから、5サイクルを超える長い通電には意味はない。
【0036】
【表5】
【0037】表5から、予通電の電流については、比較
例4(溶接電流I:1%)に示すように、溶接電流が5
%未満では改善が得られないが、5%以上60%以下の
範囲内ではその効果が見られることがわかる。ただし、
比較例3(溶接電流I:70%)に示すように、60%
を超えると効果は飽和し、逆に電極寿命は下がり出す。
【0038】〔実施例5〕実施例1と同様の供試体およ
び溶接機を用い、予通電の完了から溶接電流の通電開始
までの間の時間{時間間隔(サイクル)}の電極寿命に
対する影響を調査した。
【0039】なお、諸元は下記に示す通りである。 溶接機 :単相交流溶接機 電極 :DR形電極(電極径;16mmφ、先端径;
6mmφ、先端曲率;40R、材質クロム銅) 加圧力 :300kg 溶接電流:25kA−5サイクル 後熱電流:14kA−4サイクル 予通電 :2サイクル、40% アルミ合金薄板(サンプル):JISに規定されている
A5182−O材(板厚1mm) 寿命評価:JIS−Z3136(B級最小値)20点お
きにサンプリングを行った。寿命が1000点以上で○
印、1000点未満で×印とした。
【0040】
【表6】
【0041】表6から、時間間隔が広いほど打点数が多
くなることがわかる。ただし、作業能率上100サイク
ル以上の時間をとることは意味がない。
【0042】〔実施例6〕実施例1と同様の溶接機を用
い、種々のアルミ合金薄板(サンプル)に実施例1と同
様の有機被覆を施した有機被覆材の供試体を用いて、継
手強度および電極寿命を調査した。継手強度は実施例
1、電極寿命は実施例4と同様の評価方法で実施した。
【0043】なお、諸元は下記に示す通りである。 溶接機 :単相交流溶接機 電極 :DR形電極(電極径;16mmφ、先端径;
6mmφ、先端曲率;40R、材質クロム銅) 加圧力 :300kg 溶接電流:25kA−5サイクル 後熱電流:14kA−4サイクル 予通電 :2サイクル、40% アルミ合金薄板(サンプル):JISに規定されている
O材(A−1050、1100、5052、5154、
5182)(板厚1mm) 継手評価:JIS−Z3136に準じ、強度が70%以
上を○印、70%未満を×印とした。 寿命評価:JIS−Z3136(B級最小値)20点お
きにサンプリングを行った。寿命が1000点以上で○
印、1000点未満で×印とした。
【0044】
【表7】
【0045】表7からわかるように、アルミ合金薄板の
種類にかかわらず、有機被覆アルミ合金薄板の溶接強度
および電極寿命は良好であった。
【0046】〔実施例7〕実施例1と同様の有機被覆を
施した有機被覆材の供試体を用い、溶接機を種々変え
て、継手強度および電極寿命を調査した。継手強度は実
施例1、電極寿命は実施例4と同様の評価方法で実施し
た。
【0047】なお、諸元は下記に示す通りである。 溶接機 :下記溶接機(単相交流、単相整流、三相整
流、三相低周波、コンデンサー) 電極 :DR形電極(電極径;16mmφ、先端径;
6mmφ、先端曲率;40R、材質クロム銅) 加圧力 :300kg 溶接電流:25kA−5サイクル 後熱電流:14kA−4サイクル 予通電 :2サイクル、40% アルミ合金薄板(サンプル):JISに規定されている
A5182−O材(板厚1mm) 継手評価:JIS−Z3136に準じ、強度が70%以
上を○印、70%未満を×印とした。 寿命評価:JIS−Z3136(B級最小値)20点お
きにサンプリングを行った。寿命が1000点以上で○
印、1000点未満で×印とした。
【0048】
【表8】
【0049】表8から、単相交流溶接機をはじめとし
て、多種の適用溶接機があることがわかる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、有機被覆されたアルミニウム薄板およびアルミニウ
ム合金薄板の抵抗スポット溶接において、十分な強度の
スポット溶接継手が得られるとともに、電極寿命につい
ても、被覆無し材の場合と同様の極めて長寿命を確保す
ることが可能となり、かくして、工業上有用な効果がも
たらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な抵抗スポット溶接の原理を示す断面図
である。
【図2】この発明の実施例における、予通電の電流値
(%)と適正電流範囲との関係を示すグラフである。
【図3】この発明の実施例における、予通電のサイクル
数と適正電流範囲との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1、2:溶接すべき板 3、4:電極 5:ナゲット 6:適正電流範囲 7:引張剪断強さがJIS−B級最小値を得る電流 8:溶着電流
フロントページの続き (72)発明者 麻野 雅三 東京都港区芝二丁目3番3号 三菱アルミ ニウム株式会社内 (72)発明者 谷川 久男 東京都港区芝二丁目3番3号 三菱アルミ ニウム株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機物を含む被覆層を有するアルミニウ
    ム薄板またはアルミニウム合金薄板の抵抗スポット溶接
    方法であって、溶接電流の通電に先だって電流値が前記
    溶接電流の5〜60%の範囲内の予通電をすることを特
    徴とする有機被覆されたアルミニウム薄板およびアルミ
    ニウム合金薄板の溶接方法。
  2. 【請求項2】 予通電の通電時間を1〜4サイクルの範
    囲内とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 予通電の完了から溶接電流の通電開始ま
    での時間を100サイクル以下とする請求項1または2
    記載の方法。
JP6179536A 1994-07-07 1994-07-07 有機被覆されたアルミニウム薄板およびアルミニウム合金薄板の溶接方法 Pending JPH0825060A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016041441A (ja) * 2014-08-19 2016-03-31 Jfeスチール株式会社 抵抗スポット溶接方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016041441A (ja) * 2014-08-19 2016-03-31 Jfeスチール株式会社 抵抗スポット溶接方法

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