JPH0825121A - ドリル装置 - Google Patents
ドリル装置Info
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- JPH0825121A JPH0825121A JP17976694A JP17976694A JPH0825121A JP H0825121 A JPH0825121 A JP H0825121A JP 17976694 A JP17976694 A JP 17976694A JP 17976694 A JP17976694 A JP 17976694A JP H0825121 A JPH0825121 A JP H0825121A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 穴開け作業後、セッティングのやり直しや工
具持ち替えを行うことなく、また硬度の高い部材であっ
てもバリ取り作業を確実かつに迅速に行うことのできる
ドリル装置を得ること。 【構成】 ドリル10の柄部16に、開口22と、所定
の深さを有しドリル10の軸方向に伸長する所定幅のチ
ップ収納室20を設け、この収納室20内にバリ取りチ
ップ26を軸着装填した。このチップ26は、その側辺
部(26a)が、収納室20内から、開口22外のドリ
ル刃部18の回転外径よりも外側に突出する位置までの
範囲で回動可能とし、柄部16内には、ドリル軸方向に
伸長し収納室20に連通する中空部36を設け、この中
にチップ側辺部が常態で開口22から突出した上記回動
位置となるように付勢する付勢手段40を設けた。そし
て、チップ26の側辺部には、突出した回動位置で上方
から下方へ突出量が大きくなり、所定範囲を切削刃30
とした第1テーパ辺32と、その下方側に連続し上方か
ら下方へ突出量が小さくなる第2テーパ辺を設けた。
具持ち替えを行うことなく、また硬度の高い部材であっ
てもバリ取り作業を確実かつに迅速に行うことのできる
ドリル装置を得ること。 【構成】 ドリル10の柄部16に、開口22と、所定
の深さを有しドリル10の軸方向に伸長する所定幅のチ
ップ収納室20を設け、この収納室20内にバリ取りチ
ップ26を軸着装填した。このチップ26は、その側辺
部(26a)が、収納室20内から、開口22外のドリ
ル刃部18の回転外径よりも外側に突出する位置までの
範囲で回動可能とし、柄部16内には、ドリル軸方向に
伸長し収納室20に連通する中空部36を設け、この中
にチップ側辺部が常態で開口22から突出した上記回動
位置となるように付勢する付勢手段40を設けた。そし
て、チップ26の側辺部には、突出した回動位置で上方
から下方へ突出量が大きくなり、所定範囲を切削刃30
とした第1テーパ辺32と、その下方側に連続し上方か
ら下方へ突出量が小さくなる第2テーパ辺を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドリル装置、特に種々
の部材の穴開けを行うための用具であるドリルにバリ取
り機能を付加したドリル装置の改良に関するものであ
る。
の部材の穴開けを行うための用具であるドリルにバリ取
り機能を付加したドリル装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ドリル装置を用いて、金属性の板材や柱
状体に穴開け作業を行う場合、ドリルを回転させつつ貫
通動作させると、貫通したドリルの先端側、すなわち出
口側に常にバリが発生する。このようなバリを取り除く
ため、サンダーなどを用いて手作業でバリ取り作業が行
われている。また、このような面倒な手作業を解消する
ため、バリ取りを行うための切削加工装置も種々提案さ
れている。
状体に穴開け作業を行う場合、ドリルを回転させつつ貫
通動作させると、貫通したドリルの先端側、すなわち出
口側に常にバリが発生する。このようなバリを取り除く
ため、サンダーなどを用いて手作業でバリ取り作業が行
われている。また、このような面倒な手作業を解消する
ため、バリ取りを行うための切削加工装置も種々提案さ
れている。
【0003】例えば、特公昭54−10148号公報で
は、カッターホルダーの先端に球状のロータリーカッタ
ーを取り付けた装置が開示されている。また、実公昭6
2−36570号公報では、全体としてピンセット状に
形成した一対の腕部を有し、その腕部の外側部にバリ取
り用の切削刃を形成した切削工具が開示されている。さ
らに、特公平3−41285号公報では、ドリル刃部の
所定箇所に刃部を設けない切欠部を形成し、その部分に
は別途ドリルの軸方向に延びる切刃を形成した切り屑除
去用のドリルが開示されている。
は、カッターホルダーの先端に球状のロータリーカッタ
ーを取り付けた装置が開示されている。また、実公昭6
2−36570号公報では、全体としてピンセット状に
形成した一対の腕部を有し、その腕部の外側部にバリ取
り用の切削刃を形成した切削工具が開示されている。さ
らに、特公平3−41285号公報では、ドリル刃部の
所定箇所に刃部を設けない切欠部を形成し、その部分に
は別途ドリルの軸方向に延びる切刃を形成した切り屑除
去用のドリルが開示されている。
【0004】上記種々のバリ取り工具を用いる場合、穴
開けを行うための工具を一旦停止し、セッティングをや
り直し、あるいは工具を持ち替えることによってバリ取
り作業を行わなければならない。従って、穴開け並びに
そのバリ取り作業の迅速化、簡易化が望まれていた。そ
こで、穴開け工具であるドリルにバリ取り用工具を取り
付けた装置として、実公平1−37853号公報及び実
公平1−37854号公報に開示された装置が提案され
ている。
開けを行うための工具を一旦停止し、セッティングをや
り直し、あるいは工具を持ち替えることによってバリ取
り作業を行わなければならない。従って、穴開け並びに
そのバリ取り作業の迅速化、簡易化が望まれていた。そ
こで、穴開け工具であるドリルにバリ取り用工具を取り
付けた装置として、実公平1−37853号公報及び実
公平1−37854号公報に開示された装置が提案され
ている。
【0005】ここに開示されたバリ取り穴開け工具は、
図8(A)にその簡略図を示したように、工具1の軸に
直交する方向に貫通孔2を形成し、この貫通孔2内にバ
リ取りチップ3を有するバリ取り工具を装填するように
している。そして、バリ取り工具に装填されたチップ3
はバリ取り工具内のバネ4にて前記軸に直交する方向に
付勢された状態となっている。そして、バリ取りチップ
3の突出側先端は球状に形成され、その球状部分の連続
する部分に刃5が形成されている。このような構成によ
り、穴開け工具部で穴を開けた後、バリ取り工具先端か
ら突出したバリ取りチップ3の刃5によって、形成した
穴の上下のバリを切り取るようにしている。
図8(A)にその簡略図を示したように、工具1の軸に
直交する方向に貫通孔2を形成し、この貫通孔2内にバ
リ取りチップ3を有するバリ取り工具を装填するように
している。そして、バリ取り工具に装填されたチップ3
はバリ取り工具内のバネ4にて前記軸に直交する方向に
付勢された状態となっている。そして、バリ取りチップ
3の突出側先端は球状に形成され、その球状部分の連続
する部分に刃5が形成されている。このような構成によ
り、穴開け工具部で穴を開けた後、バリ取り工具先端か
ら突出したバリ取りチップ3の刃5によって、形成した
穴の上下のバリを切り取るようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】まず、上述の単独のバ
リ取り工具の場合、装置のセッティングのやり直しや、
工具の持替えが必要となることから、基本的にバリ取り
作業の迅速化を図ることが困難であった。また、特公平
3−41285号公報に開示されたドリルでは、穴開け
動作も同時に行うことができるが、この装置はゴム質素
材からなるような弾力性を有する被加工物に対する穴開
けには適用できるが、金属などの弾力性のない被加工物
に対する穴開けにはドリルの刃部の外径より外側にバリ
取りのための切削刃がないので、有効に用いることは困
難である。
リ取り工具の場合、装置のセッティングのやり直しや、
工具の持替えが必要となることから、基本的にバリ取り
作業の迅速化を図ることが困難であった。また、特公平
3−41285号公報に開示されたドリルでは、穴開け
動作も同時に行うことができるが、この装置はゴム質素
材からなるような弾力性を有する被加工物に対する穴開
けには適用できるが、金属などの弾力性のない被加工物
に対する穴開けにはドリルの刃部の外径より外側にバリ
取りのための切削刃がないので、有効に用いることは困
難である。
【0007】次に、上記実公平1−37853号及び3
7854号公報に開示されたバリ取り穴開け工具では、
穴開け工具による穴開け動作後に装置を持ち替えること
なくそのままバリ取り作業を行うことができる。しかし
ながら、これら公報に開示されたバリ取り工具は、穴開
け工具の軸部分に軸方向に直交する方向の貫通孔を形成
しその内部にバリ取り工具を収めるようにしているの
で、バリ取り工具の大きさは極めて小さいものに限定さ
れる。即ち、工具の軸に直交する方向の貫通孔2を大き
く形成することは、軸の強度を大きく弱めることとなる
からである。したがって、その内部に装填されるバネも
必然的に小型のものとなり、またバリ取りチップ3の部
分の刃5の大きさも先端部部分が刃部を有してない球状
形に形成されるので、切削刃の部分は極めて小さい範囲
に限定される。
7854号公報に開示されたバリ取り穴開け工具では、
穴開け工具による穴開け動作後に装置を持ち替えること
なくそのままバリ取り作業を行うことができる。しかし
ながら、これら公報に開示されたバリ取り工具は、穴開
け工具の軸部分に軸方向に直交する方向の貫通孔を形成
しその内部にバリ取り工具を収めるようにしているの
で、バリ取り工具の大きさは極めて小さいものに限定さ
れる。即ち、工具の軸に直交する方向の貫通孔2を大き
く形成することは、軸の強度を大きく弱めることとなる
からである。したがって、その内部に装填されるバネも
必然的に小型のものとなり、またバリ取りチップ3の部
分の刃5の大きさも先端部部分が刃部を有してない球状
形に形成されるので、切削刃の部分は極めて小さい範囲
に限定される。
【0008】その結果、薄い木材などの穴開けには有効
に機能し得るが、硬度の高い金属等の穴開けの際に生じ
るバリ取りには、切削刃部分の付勢力による押付け力が
十分に得られないので、バリ取りの機能を十分に発揮す
ることができない。例えば、図8(B)に示したよう
に、刃のない球状部分の接触動作のみでバリ部分400
を通過してしまうおそれが高い。この現象は、バリの生
じている状態(角度)によって、すなわち形成された貫
通孔の内面に対し角度変化の少ない状態でバリが連続す
るような場合に顕著である。また、バリ取りチップ工具
の大きさを大型化するにしても軸径の大きさには制限が
あるので困難であり、貫通孔の径の大型化は、上述のよ
うに軸部分強度の弱体化を伴うのでこれも困難である。
従って、この付勢力の増加を上記提案された構成におい
て達成することは極めて困難である。
に機能し得るが、硬度の高い金属等の穴開けの際に生じ
るバリ取りには、切削刃部分の付勢力による押付け力が
十分に得られないので、バリ取りの機能を十分に発揮す
ることができない。例えば、図8(B)に示したよう
に、刃のない球状部分の接触動作のみでバリ部分400
を通過してしまうおそれが高い。この現象は、バリの生
じている状態(角度)によって、すなわち形成された貫
通孔の内面に対し角度変化の少ない状態でバリが連続す
るような場合に顕著である。また、バリ取りチップ工具
の大きさを大型化するにしても軸径の大きさには制限が
あるので困難であり、貫通孔の径の大型化は、上述のよ
うに軸部分強度の弱体化を伴うのでこれも困難である。
従って、この付勢力の増加を上記提案された構成におい
て達成することは極めて困難である。
【0009】本発明は上記種々の事情に鑑みなされたも
のであり、その目的はドリルによる穴開け作業を行い、
装置のセッティングのやり直しや持ち替えを行うことな
く、穴開け後直ちにバリ取りを行うことができ、また硬
度の高い金属などのバリ取り作業も有効に行うことので
きるドリル装置を提供することにある。
のであり、その目的はドリルによる穴開け作業を行い、
装置のセッティングのやり直しや持ち替えを行うことな
く、穴開け後直ちにバリ取りを行うことができ、また硬
度の高い金属などのバリ取り作業も有効に行うことので
きるドリル装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上気目的を達成するた
め、請求項1に係るドリル装置は、切削動作を行うため
の刃部及びこれに連続する柄部を有するドリルと、該ド
リルに切削動作をなさしめるための動力を伝達する装置
本体と、を含むドリル装置において、前記ドリルの柄部
に形成され、柄部の側面の開口から該柄部内方に向けて
所定深さを有し、かつドリルの軸方向に伸長する所定幅
のチップ収納室と、該チップ収納室内に軸着装填され、
前記開口側に位置する側辺部が、前記チップ収納室内か
ら、前記開口外の前記ドリル刃部の回転外径よりも少な
くとも外方に突出する位置まで前記軸中心に回動可能な
バリ取りチップと、前記ドリル柄部内でドリル軸方向に
伸長形成され前記チップ収納室に連通する中空部と、該
中空部内に装填され、前記バリ取りチップをその側辺部
が前記開口から突出する回動方向に所定の力で押圧する
ように、前記バリ取りチップの端面をドリル軸方向に付
勢する付勢手段と、を備え、前記チップ収納室の開口か
ら突出するバリ取りチップの前記側辺部には、前記突出
した回動位置で上方(柄部側)から下方(刃部側)へ前
記突出量が大きくなる第1テーパ辺と、その下方側に連
続し上方から下方へ前記突出量が小さくなる第2テーパ
辺とを有し、前記第1テーパ辺の所定範囲が切削刃にて
構成されたことを特徴とする。
め、請求項1に係るドリル装置は、切削動作を行うため
の刃部及びこれに連続する柄部を有するドリルと、該ド
リルに切削動作をなさしめるための動力を伝達する装置
本体と、を含むドリル装置において、前記ドリルの柄部
に形成され、柄部の側面の開口から該柄部内方に向けて
所定深さを有し、かつドリルの軸方向に伸長する所定幅
のチップ収納室と、該チップ収納室内に軸着装填され、
前記開口側に位置する側辺部が、前記チップ収納室内か
ら、前記開口外の前記ドリル刃部の回転外径よりも少な
くとも外方に突出する位置まで前記軸中心に回動可能な
バリ取りチップと、前記ドリル柄部内でドリル軸方向に
伸長形成され前記チップ収納室に連通する中空部と、該
中空部内に装填され、前記バリ取りチップをその側辺部
が前記開口から突出する回動方向に所定の力で押圧する
ように、前記バリ取りチップの端面をドリル軸方向に付
勢する付勢手段と、を備え、前記チップ収納室の開口か
ら突出するバリ取りチップの前記側辺部には、前記突出
した回動位置で上方(柄部側)から下方(刃部側)へ前
記突出量が大きくなる第1テーパ辺と、その下方側に連
続し上方から下方へ前記突出量が小さくなる第2テーパ
辺とを有し、前記第1テーパ辺の所定範囲が切削刃にて
構成されたことを特徴とする。
【0011】また、請求項2に係るドリル装置は、請求
項1のドリル装置において、前記チップ収納室の形成さ
れたドリル柄部部分のドリル外周面を密着した状態で覆
い、前記ドリル柄部の開口部分に対応する位置にはバリ
取りチップ側辺部の突出動作を制止せず、かつバリ取り
チップが外方へ通過できない大きさの開口窓の形成され
たドリルカラーが設けられたことを特徴とする。
項1のドリル装置において、前記チップ収納室の形成さ
れたドリル柄部部分のドリル外周面を密着した状態で覆
い、前記ドリル柄部の開口部分に対応する位置にはバリ
取りチップ側辺部の突出動作を制止せず、かつバリ取り
チップが外方へ通過できない大きさの開口窓の形成され
たドリルカラーが設けられたことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1に係るドリル装置によれば、チップ収
納室内に回動可能に軸着装填されているバリ取りチップ
は、付勢手段によってその側辺部が通常状態でチップ収
納室の開口から突出するように付勢され、この付勢力に
抗する力がない場合には、この突出量はドリル刃部の回
転外径よりも外方に及んでいる。そして、突出した状態
でバリ取りチップの側辺部には、切削刃の形成された第
1テーパ辺と第2テーパ辺があり、第1テーパ辺はその
突出量が上方から下方へ向けて大きくなり、それに連続
して第2テーパ辺は突出量が上方から下方へ小さくなっ
ている。
納室内に回動可能に軸着装填されているバリ取りチップ
は、付勢手段によってその側辺部が通常状態でチップ収
納室の開口から突出するように付勢され、この付勢力に
抗する力がない場合には、この突出量はドリル刃部の回
転外径よりも外方に及んでいる。そして、突出した状態
でバリ取りチップの側辺部には、切削刃の形成された第
1テーパ辺と第2テーパ辺があり、第1テーパ辺はその
突出量が上方から下方へ向けて大きくなり、それに連続
して第2テーパ辺は突出量が上方から下方へ小さくなっ
ている。
【0013】従って、ドリル刃部にて貫通孔を形成し、
そのままドリルを下方へ移動させると、まずバリ取りチ
ップの第2テーパ辺が貫通孔の上端部分に衝突し、その
ままドリルを下方へ移動させると第のテーパ辺の傾斜に
よりバリ取りチップはチップ収納室内方へ回動移動す
る。そして、さらにドリルの下降動作が行われ、バリ取
りチップが貫通孔の下端に達すると、下端外方へ出るに
つれて、上記付勢手段によって押圧されているバリ取り
チップが回動し、上記側辺部がチップ収納室外へ突出し
てくる。この状態で、上記バリ取りチップの側辺部の第
1テーパ辺は、ドリルにて形成された貫通孔の下端縁に
当接する状態となっている。そこで、第1テーパ辺の所
定範囲(例えば全体)を形成する切削刃によって貫通孔
の下方側に存在するバリを切削除去することが可能であ
る。
そのままドリルを下方へ移動させると、まずバリ取りチ
ップの第2テーパ辺が貫通孔の上端部分に衝突し、その
ままドリルを下方へ移動させると第のテーパ辺の傾斜に
よりバリ取りチップはチップ収納室内方へ回動移動す
る。そして、さらにドリルの下降動作が行われ、バリ取
りチップが貫通孔の下端に達すると、下端外方へ出るに
つれて、上記付勢手段によって押圧されているバリ取り
チップが回動し、上記側辺部がチップ収納室外へ突出し
てくる。この状態で、上記バリ取りチップの側辺部の第
1テーパ辺は、ドリルにて形成された貫通孔の下端縁に
当接する状態となっている。そこで、第1テーパ辺の所
定範囲(例えば全体)を形成する切削刃によって貫通孔
の下方側に存在するバリを切削除去することが可能であ
る。
【0014】本発明では、第1テーパ辺の部分にのみ切
削刃が形成されているので、貫通孔の上部や内部をこの
切削刃で傷付けることがなく、貫通孔の下端部に存在す
るバリを有効に除去することができる。また、ドリルの
柄部内部にその軸方向に伸長する中空部を形成したの
で、その伸長長さを十分に確保することができ、ここに
装填する付勢手段の付勢力も十分の強いものとすること
が可能である。したがって、金属などの高度の高い被加
工部材のバリでもその高度に負けることなく有効切削す
ることができる。また、バリに対して直接、切削刃の部
分から接触させることができるので、バリ切削機能はよ
り確実である。
削刃が形成されているので、貫通孔の上部や内部をこの
切削刃で傷付けることがなく、貫通孔の下端部に存在す
るバリを有効に除去することができる。また、ドリルの
柄部内部にその軸方向に伸長する中空部を形成したの
で、その伸長長さを十分に確保することができ、ここに
装填する付勢手段の付勢力も十分の強いものとすること
が可能である。したがって、金属などの高度の高い被加
工部材のバリでもその高度に負けることなく有効切削す
ることができる。また、バリに対して直接、切削刃の部
分から接触させることができるので、バリ切削機能はよ
り確実である。
【0015】請求項2に係るドリル装置では、上記大き
さの開口窓を有するドリルカラーをドリルの柄部のチッ
プ収納室の形成された部分に取り付けている。したがっ
て、ドリルの柄部の開口からバリ取りチップをチップ収
納室に設置した後、このドリルカラーを取り付けること
により、チップの保護機能を奏すると共に、バリ取りチ
ップが何等かの原因で軸から外れたような場合にも外方
へそれが飛び出すことを有効に防止することができる。
さの開口窓を有するドリルカラーをドリルの柄部のチッ
プ収納室の形成された部分に取り付けている。したがっ
て、ドリルの柄部の開口からバリ取りチップをチップ収
納室に設置した後、このドリルカラーを取り付けること
により、チップの保護機能を奏すると共に、バリ取りチ
ップが何等かの原因で軸から外れたような場合にも外方
へそれが飛び出すことを有効に防止することができる。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明に係るドリル装
置の実施例について詳細に説明する。図1は、実施例の
主要構造部であるドリル10の構成を示す図であり、同
図(A)は概略断面図、同図(B)は左側面図、同図
(C)は右側面図をそれぞれ示している。本実施例で
は、ドリルとして2段ドリルの構成のものを使用してい
る。すなわち、ドリル10は回転外径の小さい第1段ド
リル部12及びそれよりも回転外径の大きい第2段ドリ
ル部14を有している。このような2段式ドリル構成と
したのは、穴開け作業時にドリル10の柄部16に掛る
負荷をできるだけ小さくする目的が含まれている。
置の実施例について詳細に説明する。図1は、実施例の
主要構造部であるドリル10の構成を示す図であり、同
図(A)は概略断面図、同図(B)は左側面図、同図
(C)は右側面図をそれぞれ示している。本実施例で
は、ドリルとして2段ドリルの構成のものを使用してい
る。すなわち、ドリル10は回転外径の小さい第1段ド
リル部12及びそれよりも回転外径の大きい第2段ドリ
ル部14を有している。このような2段式ドリル構成と
したのは、穴開け作業時にドリル10の柄部16に掛る
負荷をできるだけ小さくする目的が含まれている。
【0017】なお、図2には、これら第1段ドリル部1
2及び第2段ドリル部14のそれぞれの刃部分の断面図
が示されている。柄部16の刃部18寄り位置には、チ
ップ収納室20が形成されている。このチップ収納室2
0の形状は、図3(A)及び(B)に示した図1(B)
の2ヵ所の水平断面図に示されているように、柄部16
の一方の側面側から所定深さまでの凹部形状とされ、さ
らにその凹部がドリル軸方向に所定長さ伸長した形状と
なっている。従って、柄部16の側面にはチップ収納室
20の開口部22が形成されている。
2及び第2段ドリル部14のそれぞれの刃部分の断面図
が示されている。柄部16の刃部18寄り位置には、チ
ップ収納室20が形成されている。このチップ収納室2
0の形状は、図3(A)及び(B)に示した図1(B)
の2ヵ所の水平断面図に示されているように、柄部16
の一方の側面側から所定深さまでの凹部形状とされ、さ
らにその凹部がドリル軸方向に所定長さ伸長した形状と
なっている。従って、柄部16の側面にはチップ収納室
20の開口部22が形成されている。
【0018】なお、図3(A)に示された柄部16の小
貫通孔24は、後述するバリ取りチップの回動軸挿通用
の小孔である。次に、このチップ収納室20内には、バ
リ取りチップ26が回動軸28に回動自在に軸着されて
装填されている。バリ取りチップ26の形状は、図1
(A)に示したような正面形状、すなわち切削刃30の
形成された第1テーパ辺32及び図上その下方に連続す
る第2テーパ辺34を有している。
貫通孔24は、後述するバリ取りチップの回動軸挿通用
の小孔である。次に、このチップ収納室20内には、バ
リ取りチップ26が回動軸28に回動自在に軸着されて
装填されている。バリ取りチップ26の形状は、図1
(A)に示したような正面形状、すなわち切削刃30の
形成された第1テーパ辺32及び図上その下方に連続す
る第2テーパ辺34を有している。
【0019】図4(A)及び(B)は、このバリ取りチ
ップ26の概略構成を示す斜視図及び同図の水平断面図
であり、図示のようにバリ取りチップ26は、チップ収
納室20の幅よりやや小さい厚さを有している。すなわ
ち、チップ収納室20の幅が、例えば約4.5mmに設
定された場合、その厚さは4.45mm程度に設定され
る。このサイズは、ドリルのサイズ等に対応して種々の
ものが設定される。なお、回動中心位置には軸穴27が
形成されている。バリ取りチップ26の回動範囲は、図
1(A)に示した状態が最も上記開口22の外方へ突出
した状態であり、この状態からチップ収納室20内に突
出端部26aの部分が収納される位置までは少なくとも
回動移動可能である。
ップ26の概略構成を示す斜視図及び同図の水平断面図
であり、図示のようにバリ取りチップ26は、チップ収
納室20の幅よりやや小さい厚さを有している。すなわ
ち、チップ収納室20の幅が、例えば約4.5mmに設
定された場合、その厚さは4.45mm程度に設定され
る。このサイズは、ドリルのサイズ等に対応して種々の
ものが設定される。なお、回動中心位置には軸穴27が
形成されている。バリ取りチップ26の回動範囲は、図
1(A)に示した状態が最も上記開口22の外方へ突出
した状態であり、この状態からチップ収納室20内に突
出端部26aの部分が収納される位置までは少なくとも
回動移動可能である。
【0020】次に、柄部16のチップ収納室20上方に
は、柄部16と同心円状の中空部36が形成されてい
る。この中空部36内には、押下げシャフト38がその
下端部38aをバリ取りチップ26の上端に接した状態
で装填され、この押下げシャフト38は、付勢手段であ
るバネ40によって下方へ押圧付勢されている。バネ4
0は、柄部16の上方開口端から螺入されたグリスホー
ル付き止めネジ42によって固定設置されている。な
お、図示していないグリスホールは、押下げシャフト3
8との摺動移動が円滑にいくようにするためのグリス注
入用のホールである。
は、柄部16と同心円状の中空部36が形成されてい
る。この中空部36内には、押下げシャフト38がその
下端部38aをバリ取りチップ26の上端に接した状態
で装填され、この押下げシャフト38は、付勢手段であ
るバネ40によって下方へ押圧付勢されている。バネ4
0は、柄部16の上方開口端から螺入されたグリスホー
ル付き止めネジ42によって固定設置されている。な
お、図示していないグリスホールは、押下げシャフト3
8との摺動移動が円滑にいくようにするためのグリス注
入用のホールである。
【0021】図1(A)のバリ取りチップ26は、通常
状態、すなわち押下げシャフト38により最も押し下げ
られた状態である。この状態から、バリ取りチップ26
の突出端26aをチップ収納室20内方(矢印100方
向)に、バネ40の付勢力に抗して押すことにより押下
げシャフト38を上方に押し上げつつバリ取りチップ2
6をチップ収納室20内に押込むことが可能である。次
に、ドリルの柄部16の部分のうちチップ収納室20の
形成された部分を含む柄部16の外周面にはドリルカラ
ー44が固着されている。このドリルカラー44は剛性
の高い金属にて形成され、柄部外周面に密着して固着さ
れ、固着部分のドリル柄部16の部分を補強している。
状態、すなわち押下げシャフト38により最も押し下げ
られた状態である。この状態から、バリ取りチップ26
の突出端26aをチップ収納室20内方(矢印100方
向)に、バネ40の付勢力に抗して押すことにより押下
げシャフト38を上方に押し上げつつバリ取りチップ2
6をチップ収納室20内に押込むことが可能である。次
に、ドリルの柄部16の部分のうちチップ収納室20の
形成された部分を含む柄部16の外周面にはドリルカラ
ー44が固着されている。このドリルカラー44は剛性
の高い金属にて形成され、柄部外周面に密着して固着さ
れ、固着部分のドリル柄部16の部分を補強している。
【0022】図5は、このドリルカラー44の水平断面
図(図1(A)参照)を示している。ドリルカラー44
の外径は、第2段ドリル部14の回転外径よりも大径と
ならない範囲でできるだけ大きい外径とされている。ま
た、図1(B)からも理解されるように、ドリルカラー
44には開口窓44aが形成され、チップ収納室20の
開口22のうちバリ取りチップ26が突出するための領
域として必要な部分のみを開口するように他の部分は塞
いだ状態となっている。こうすることによって、バリ取
りチップ26の取付け作業時は、ドリル柄部の開口22
から簡単に行い、更にドリルカラー44を装着すること
によってバリ取りチップ26を保護し、またバリ取りチ
ップ26が軸28から外れたような場合でもそれが外方
へ飛び出してしまうことを防止することができる。開口
窓44aのサイズは、この条件を満たす大きさに設定さ
れている。
図(図1(A)参照)を示している。ドリルカラー44
の外径は、第2段ドリル部14の回転外径よりも大径と
ならない範囲でできるだけ大きい外径とされている。ま
た、図1(B)からも理解されるように、ドリルカラー
44には開口窓44aが形成され、チップ収納室20の
開口22のうちバリ取りチップ26が突出するための領
域として必要な部分のみを開口するように他の部分は塞
いだ状態となっている。こうすることによって、バリ取
りチップ26の取付け作業時は、ドリル柄部の開口22
から簡単に行い、更にドリルカラー44を装着すること
によってバリ取りチップ26を保護し、またバリ取りチ
ップ26が軸28から外れたような場合でもそれが外方
へ飛び出してしまうことを防止することができる。開口
窓44aのサイズは、この条件を満たす大きさに設定さ
れている。
【0023】図6は、このような構成のドリル10を装
置本体50のチャック部52に装着した状態が示されて
いる。なお、図示した装置本体50は、ボール盤など種
々の構成が想定されることから本図では概略図のみを示
している。
置本体50のチャック部52に装着した状態が示されて
いる。なお、図示した装置本体50は、ボール盤など種
々の構成が想定されることから本図では概略図のみを示
している。
【0024】以下に、上記構成の実施例の特徴的動作に
ついて図7に基づいて説明する。まず、装置本体50の
作動により穴を開けるべき金属板材に200に第1段ド
リル部12の先端を押し当て切削穴を形成し、さらに第
2段ドリル部14にて所望の外径の穴を貫通形成する。
次に、同図(A)に示したようにバリ取りチップ26の
部分までドリル10を下降させると、まず、バリ取りチ
ップ26の第2テーパ辺34が貫通孔300の上端に衝
突する。ここで、第2テーパ辺34は図上上方に向って
突出量が増大するテーパを有しているので、ドリル10
の下降動作に伴ってバリ取りチップ26は矢印100方
向に押し込まれる。
ついて図7に基づいて説明する。まず、装置本体50の
作動により穴を開けるべき金属板材に200に第1段ド
リル部12の先端を押し当て切削穴を形成し、さらに第
2段ドリル部14にて所望の外径の穴を貫通形成する。
次に、同図(A)に示したようにバリ取りチップ26の
部分までドリル10を下降させると、まず、バリ取りチ
ップ26の第2テーパ辺34が貫通孔300の上端に衝
突する。ここで、第2テーパ辺34は図上上方に向って
突出量が増大するテーパを有しているので、ドリル10
の下降動作に伴ってバリ取りチップ26は矢印100方
向に押し込まれる。
【0025】そして、バリ取りチップ26の突出端26
aが貫通孔300内に完全に入ると同図(B)に示した
ように、バリ取りチップ26は収納室20内に完全に収
まった状態となる。この時、ドリル10は回転動作を止
めておくのが好適であるが、回転動作状態のままこの下
降動作を行ってもバリ取りチップ26の突出端26a部
分には切削刃が形成されていないので、貫通孔300の
内部を傷付けるおそれはない。更にドリル10の下降動
作を続けると、バリ取りチップ26は、貫通孔300の
内壁にて押された状態から開放され、押下げシャフト3
8の付勢力にて再び外方へ突出する。このとき直ちに、
バリ取りチップ26の第1テーパ辺32の切削刃30部
分が直接貫通孔300の下端部に当接された状態が確保
される。すなわち、貫通孔300の内側面から少しでも
外方に傾斜したバリであれば、その角度Xが小さくても
切削刃30部分が直接それに接する。
aが貫通孔300内に完全に入ると同図(B)に示した
ように、バリ取りチップ26は収納室20内に完全に収
まった状態となる。この時、ドリル10は回転動作を止
めておくのが好適であるが、回転動作状態のままこの下
降動作を行ってもバリ取りチップ26の突出端26a部
分には切削刃が形成されていないので、貫通孔300の
内部を傷付けるおそれはない。更にドリル10の下降動
作を続けると、バリ取りチップ26は、貫通孔300の
内壁にて押された状態から開放され、押下げシャフト3
8の付勢力にて再び外方へ突出する。このとき直ちに、
バリ取りチップ26の第1テーパ辺32の切削刃30部
分が直接貫通孔300の下端部に当接された状態が確保
される。すなわち、貫通孔300の内側面から少しでも
外方に傾斜したバリであれば、その角度Xが小さくても
切削刃30部分が直接それに接する。
【0026】そして、この状態で押下げシャフト38に
よる付勢力が加えられているので、ドリル10の回転動
作を行うことによりその部分に生じているバリを切削刃
30にて確実かつ簡単に切り落すことができる。このよ
うに、上記実施例によれば、中空部36内で所望の付勢
力を有する付勢手段(バネ40)にてバリ取りチップ2
6を回動付勢することができるので、ドリル10によっ
て硬度の高い金属板や金属柱などに穴を形成するような
場合でも、バリ取りチップ26の押付け力を十分に発揮
して確実にそれらの材料の穴開け時に生じるバリを取り
去ることができる。
よる付勢力が加えられているので、ドリル10の回転動
作を行うことによりその部分に生じているバリを切削刃
30にて確実かつ簡単に切り落すことができる。このよ
うに、上記実施例によれば、中空部36内で所望の付勢
力を有する付勢手段(バネ40)にてバリ取りチップ2
6を回動付勢することができるので、ドリル10によっ
て硬度の高い金属板や金属柱などに穴を形成するような
場合でも、バリ取りチップ26の押付け力を十分に発揮
して確実にそれらの材料の穴開け時に生じるバリを取り
去ることができる。
【0027】なお、本発明は上記各実施例の構成に限定
されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形
が可能である。例えば、上記実施例では、2段ドリルの
構成をとったが、これに限られず、刃部の回転外径を共
通にした1段ドリルの構成のものに応用することも可能
である。また、本発明の特徴的構成部分であるドリル1
0は、上記図6に示したようなボール盤などの大型装置
のみにその適用範囲が限定されるものではなく、小型の
ドリル装置に適用することも可能である。
されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形
が可能である。例えば、上記実施例では、2段ドリルの
構成をとったが、これに限られず、刃部の回転外径を共
通にした1段ドリルの構成のものに応用することも可能
である。また、本発明の特徴的構成部分であるドリル1
0は、上記図6に示したようなボール盤などの大型装置
のみにその適用範囲が限定されるものではなく、小型の
ドリル装置に適用することも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るドリ
ル装置によれば、ドリルによる穴開け作業を行った後に
装置のセッティングの変更や装置の持ち替え作業等を行
うことなく穴開け時に生じたバリを有効に除去すること
ができる。特に、金属などの硬度の高い部材について生
じるバリについても十分な付勢力の下でのバリ取りチッ
プのを用いて確実にバリ取り作業を行うことができる。
ル装置によれば、ドリルによる穴開け作業を行った後に
装置のセッティングの変更や装置の持ち替え作業等を行
うことなく穴開け時に生じたバリを有効に除去すること
ができる。特に、金属などの硬度の高い部材について生
じるバリについても十分な付勢力の下でのバリ取りチッ
プのを用いて確実にバリ取り作業を行うことができる。
【図1】(A)、(B)及び(C)は本発明の特徴的構
成要素であるドリルの構造を示す正面側部分断面図、左
側面図及び右側面図をそれぞれ示している。
成要素であるドリルの構造を示す正面側部分断面図、左
側面図及び右側面図をそれぞれ示している。
【図2】(A)及び(B)はドリルの刃部の断面図をそ
れぞれ示している。
れぞれ示している。
【図3】(A)及び(B)はドリル柄部のチップ収納室
部分の概略断面図である。
部分の概略断面図である。
【図4】バリ取りチップの構造を示す概略斜視図であ
る。
る。
【図5】ドリルカラーの概略断面図である。
【図6】ドリルを装置本体に取り付けた状態の一例を示
す全体構成図である。
す全体構成図である。
【図7】(A)、(B)及び(C)は実施例の動作を示
す説明図である。
す説明図である。
【図8】(A)及び(B)は従来のバリ取り穴開け工具
の概略構成図及び問題点の説明図である。
の概略構成図及び問題点の説明図である。
10 ドリル 16 柄部 18 刃部 20 チップ収納室 26 バリ取りチップ 30 切削刃 32 第1テーパ辺 34 第2テーパ辺 36 中空部 40 バネ 50 装置本体
Claims (2)
- 【請求項1】 切削動作を行うための刃部及びこれに連
続する柄部を有するドリルと、該ドリルに切削動作をな
さしめるための動力を伝達する装置本体と、を含むドリ
ル装置において、 前記ドリルの柄部に形成され、柄部の側面の開口から該
柄部内方に向けて所定深さを有し、かつドリルの軸方向
に伸長する所定幅のチップ収納室と、 該チップ収納室内に軸着装填され、前記開口側に位置す
る側辺部が、前記チップ収納室内から、前記開口外の前
記ドリル刃部の回転外径よりも少なくとも外方に突出す
る位置まで前記軸中心に回動可能なバリ取りチップと、 前記ドリル柄部内でドリル軸方向に伸長形成され前記チ
ップ収納室に連通する中空部と、 該中空部内に装填され、前記バリ取りチップを前記側辺
部が前記開口から突出する回動方向に所定の力で押圧す
るように、前記バリ取りチップの端面をドリル軸方向に
付勢する付勢手段と、 を備え、前記チップ収納室の開口から突出するバリ取り
チップの前記側辺部には、前記突出した回動位置で上方
(柄部側)から下方(刃部側)へ前記突出量が大きくな
る第1テーパ辺と、その下方側に連続し上方から下方へ
前記突出量が小さくなる第2テーパ辺とを有し、前記第
1テーパ辺の所定範囲が切削刃にて構成されたことを特
徴とするドリル装置。 - 【請求項2】 前記チップ収納室の形成されたドリル柄
部部分のドリル外周面を密着した状態で覆い、前記ドリ
ル柄部の開口部分に対応する位置にはバリ取りチップ側
辺部の突出動作を制止せず、かつバリ取りチップが外方
へ通過できない大きさの開口窓の形成されたドリルカラ
ーが設けられたことを特徴とする請求項1に記載のドリ
ル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17976694A JPH0825121A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | ドリル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17976694A JPH0825121A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | ドリル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0825121A true JPH0825121A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=16071518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17976694A Pending JPH0825121A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | ドリル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0825121A (ja) |
-
1994
- 1994-07-08 JP JP17976694A patent/JPH0825121A/ja active Pending
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