JPH08251422A - ブロック歪み補正器及び画像信号伸張装置 - Google Patents

ブロック歪み補正器及び画像信号伸張装置

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JPH08251422A
JPH08251422A JP4887195A JP4887195A JPH08251422A JP H08251422 A JPH08251422 A JP H08251422A JP 4887195 A JP4887195 A JP 4887195A JP 4887195 A JP4887195 A JP 4887195A JP H08251422 A JPH08251422 A JP H08251422A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像データの受信側にて、画像ブロックが復
元された後、ブロック歪み補正を行うまでの無駄な待ち
時間をなくして、効率の良いブロック歪み補正処理によ
り、画像データの信号処理を高速化する。 【構成】 復元画像データのブロック歪補正処理が行わ
れようとしている未補正画像ブロックAに隣接する、該
未補正画像ブロックの復元以前に復元されている隣接画
像ブロックB〜Dの復元画像データであって、該未処理
画像ブロックAに隣接する領域f,g,hの復元画像デ
ータを用いて、該未補正画像ブロックAにおける、該隣
接画像ブロックB〜Dと接する境界領域eの復元画素デ
ータに対して、ブロック歪補正処理のための演算処理を
施すようにし、しかもこの際、画像ブロックAと画像ブ
ロックB〜Dとの間での画像データの信号レベル差を基
準値と比較してエッジ検出を行い、信号レベル差が基準
値より小さい時のみ、上記領域e,f,g,hの画像デ
ータについて、ブロック歪み補正を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ブロック歪み補正器
及び画像信号伸張装置に関し、特に、画像情報をディジ
タルデータとして記憶又は伝送できるよう所定の画像ブ
ロック毎に高圧縮符号化された圧縮画像データに対し
て、該画像ブロック毎に伸張処理を施す画像信号伸張装
置における、該画像ブロック間での歪みを補正するブロ
ック歪み補正処理に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタルの画像データを伝送し
たり記憶したりする場合、そのデータ量は膨大なもので
あることから、そのディジタル画像データを圧縮する方
法として、2次元直交変換式を利用した画像データ符号
化方法などの種々の方法が考えられてきた。その中で
も、国際標準方式であるH.261(テレビ電話/テレ
ビ会議向け動画圧縮)においても採用されているDCT
(離散コサイン変換)を利用した符号化方式がよく知ら
れている。
【0003】このような符号化方式を用いたデータ伝送
においては、画像データの送信側では、複数の画素をマ
トリクス状に配列してなる1表示画面に対応する入力画
像データを、8×8画素の画像ブロックを単位として分
割し、該入力画像データに対して各画像ブロック毎に、
DCTによるデータ変換処理、量子化処理、及び可変長
符号化処理を施して送信する。また圧縮画像データの受
信側では、上記分割された各画像ブロック毎に該圧縮画
像データに対して伸張処理を施す。つまり各画像ブロッ
ク毎に上記符号化データの復号化、逆量子化、逆DCT
を順次行って、復元画像データを作成する。
【0004】上記のような符号化を行う場合、高能率化
するために量子化ステップ幅を大きくして圧縮率を上げ
ると、逆変換して画素を再生するときにDCT出力を線
形和することから再生画像の劣化を起こすこととなる。
また、これらの伸張処理は画像ブロック毎に行っている
ため、各画像ブロック間で復元された画像データの歪み
が発生し、復元画像データが著しく劣化するという問題
があった。
【0005】そこでそのようなブロック歪みを少なくす
るために、復元画像データをローパスフィルタにより処
理して、画像ブロックの境界部分にエッジが現れるのを
緩和する方法が考えられる。
【0006】このような方法については、特開平5−1
4735号公報に具体的な構成が開示されており、図7
は、この公報開示の画像処理装置における画像伸張部を
説明するためのブロック図である。
【0007】20はこの画像処理装置における画像伸張
部で、画像ブロック毎に圧縮処理されて送られてくる画
像データに対して、各画像ブロック毎に伸張処理を施す
よう構成されており、送信側からの圧縮画像データであ
る符号化データを画像ブロック毎に復号化する復号化器
21と、該復号化された、各画像ブロックのデータに逆
量子化処理を施す逆量子化器22と、その出力に逆DC
T処理を施す逆DCT器24とを有している。
【0008】また、上記画像伸張部20には、復元され
た画像ブロックの画像データD6をブロック歪み補正に
必要な分貯めてから出力する画像バッファ24が設けら
れ、該画像バッファの出力にはブロック歪み補正器とし
てのローパスフィルタ25が接続されており、上記画像
データD6は該ローパスフィルタ25にてブロック歪み
補正処理を施されて出力されるようになっている。
【0009】次に動作について説明する。
【0010】まず、符号化データD1は復号化器21に
より各画像ブロック毎に復号化され、該復号化データD
2として逆量子化器22に出力される。この逆量子化器
22では該復号化データD2に対して逆量子化処理が施
され、これにより得られた逆量子化データD3が逆DC
T器23に出力される。該逆DCT器23では、逆量子
化データD3と、画像バッファ24からのマッチングデ
ータD5とを使用して、該逆量子化データD3の逆DC
T処理が行われ、復元された画像ブロックデータD4が
画像バッファ24に出力される。該画像バッファ24で
は、復元画像ブロックデータD4がブロック歪み補正に
必要な分蓄えられ、ローパスフィルタ(ブロック歪み補
正器)25にブロック歪み補正用データD6が渡され
る。該ローパスフィルタ25ではそのデータD6を使用
して、復元された画像データのブロック歪み補正処理が
行われ、ブロック歪み補正された補正済復元データD7
が出力される。
【0011】ところが、上記ローパスフィルタ25を用
いてブロック歪み補正を行う方法では、伸張処理が施さ
れた画像ブロック境界部分に生じていた画素データの不
連続性が、ブロック歪みによるものか、あるいは、ブロ
ック境界付近で輝度が大きく変化している場合等の原画
像の特性であるのかを判断できないという原理的な問題
があった。例えば、1表示画面分の復元画像データに対
してローパスフィルタ25により一様なブロック歪み補
正処理を施すと、上記1表示画面内の画像の一部につい
てはフィルタの作用が弱くブロック歪みが十分除去され
ず、一方上記画像の他の部分については、フィルタの作
用が強すぎて、ブロック境界付近で画像がぼけるという
問題が生ずる。このような問題は、復元画像の画質を改
善する上での大きな障害となっていた。
【0012】また、従来の画像信号伸張装置には、上記
のような一様なブロック歪み補正処理ではなく、ブロッ
ク歪み補正を行うか否かを判断しながらブロック歪み補
正処理を行うものがあり、そのブロック歪み補正方法に
ついて、図8及び図9を参照して説明する。
【0013】図8はブロック歪み補正処理の対象となっ
ている画像ブロックにおけるブロック境界画素を示し、
図9は該画像ブロック周辺での他の画像ブロックの配置
を示している。
【0014】この方法は、画像ブロックAの周縁に位置
する28個の画素(※印を付したもの)a1に対して、
画像ブロックAに隣接する画像ブロックの画素データに
基づいてブロック歪み補正を行うかどうかの判断をしな
がら、上記画素a1についてのブロック歪み補正処理を
行うというものである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが、画像ブロッ
ク境界部分に生じていた画素データの不連続性が、ブロ
ック歪みによるものか、あるいは、ブロック境界付近で
輝度が大きく変化している場合等の原画像の特性による
ものであるのかという判断は、画像データの送信側で
は、原画像の画像データを用いることにより実現可能で
あるが、画像データの受信側では、上記画素データの不
連続性が、ブロック歪みによるものかあるいは原画像の
特性によるものかの判断は、原画像の情報がないことか
ら容易ではない。
【0016】このため、隣接画素ブロック間での画像デ
ータの値が一定値以上である場合にのみ、ブロック歪み
補正を行うようにすると、上記と同様、原画像の特性に
よりブロック境界付近で輝度が大きく変化している場合
には、ブロック歪み補正処理により復元画像の画質が大
きく劣化してしまうという問題がある。
【0017】また、図8に示すようなブロック歪み補正
処理を実現するためには、現在ブロック歪み補正処理を
行おうとしている画像ブロックAに対して、その周辺の
画像ブロックB、画像ブロックD、画像ブロックF、画
像ブロックHが既に再生画像として存在する必要があっ
た(図9参照)。
【0018】つまり、送信側から各画像ブロック毎に順
次伝送されてくる圧縮された画像信号は、例えば図10
に示すように1表示画面上では、各行の左側端から右側
端へ、かつ上端の行から下端の行へと各ブロック単位で
並べられる。なお、各画像ブロックに対応する画像信号
の伝送の順番は、図10に示すものの他に、画像信号が
1表示画面上で、各列の上側端から下側端へ、かつ左端
の列から右端の列へと並べられるもの、さらにこれらの
配列順序において、その左右方向の配列順序が異なるも
の、あるいは上下方向の配列順序が異なるものなど、様
々なものがある。
【0019】このため、例えば、図10に示す15番目
の画像ブロックのブロック歪み補正を行おうとすれば、
26番目の画像ブロックの圧縮画像信号が伸張処理によ
り再生されるまで、上記ブロック歪み補正処理を待たな
ければならない。
【0020】即ち、15番目の画像ブロックのブロック
歪み補正は、該15番目の画像ブロックに対する再生信
号が得られた後、11個の画像ブロックの画像再生処理
に要する時間待ってから、初めて行われることとなる。
【0021】このため、特にデータ通信において動画情
報などを扱う場合には、上記のようなブロック歪み補正
を行うまでの待ち時間が大きな問題となる。
【0022】本発明はこのような従来の問題点を解決す
るためになされたもので、画像データの受信側にて、ブ
ロック歪み補正を行うまでの無駄な待ち時間をなくし
て、効率の良いブロック歪み補正を行うことができるブ
ロック歪み補正器及び画像信号伸張装置を得ることが本
発明の目的である。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明に係るブロック
歪み補正器は、所定数の画素に対応する画像ブロック毎
に情報圧縮されて伝送されてくる画像データを伸張処理
により復元した復元画像データに対して、隣接画像ブロ
ック間での復元画像データの歪を補正するブロック歪補
正処理を施すブロック歪み補正器である。このブロック
歪み補正器は、隣接する画像ブロックの境界に位置する
被処理画素の画像データと、該被処理画素の画像ブロッ
クとは異なる画像ブロック内の、該被処理画素の近傍に
位置する画素の画像データとの信号レベル差を基準値と
比較して、該隣接する画像ブロック境界に該画像データ
の歪みによるエッジが存在するか否かを検出するエッジ
検出手段を有し、該信号レベル差が該基準値未満である
時のみ、該隣接する画像ブロックの境界に位置する被処
理画素の画像データに対して、該ブロック歪み補正処理
を施すよう構成されている。そのことにより上記目的が
達成される。
【0024】この発明に係るブロック歪み補正器は、所
定数の画素に対応する画像ブロック毎に情報圧縮されて
伝送されてくる画像データを伸張処理により復元した各
画像ブロックの復元画像データに対して、隣接画像ブロ
ック間での復元画像データの歪を補正するブロック歪補
正処理を順次施すブロック歪み補正器である。このブロ
ック歪み補正器は、該復元画像データのブロック歪補正
処理が行われようとしている未補正画像ブロックに隣接
する、該未補正画像ブロックの復元以前に復元されてい
る隣接画像ブロックの復元画像データであって、該未処
理画像ブロックに隣接する画素の復元画像データを格納
するデータ格納手段と、該データ格納手段に格納した復
元画像データを使用して、該未補正画像ブロックにおけ
る、該隣接画像ブロックとの境界に位置する画素の復元
画素データに対して、ブロック歪補正処理のための演算
処理を施す演算処理手段とを備えている。そのことによ
り上記目的が達成される。
【0025】この発明に係る画像信号伸張装置は、所定
数の画素に対応する画像ブロック毎に情報圧縮されて伝
送されてくる画像データに伸張処理を施して復元画像デ
ータを作成する伸張処理手段と、該復元画像データに対
して、隣接画像ブロック間での復元画像データの歪を補
正するブロック歪補正処理を施すブロック歪み補正器と
を備えている。該ブロック歪み補正器は、隣接する画像
ブロックの境界に位置する被処理画素の画像データと、
該被処理画素の画像ブロックとは異なる画像ブロック内
の、該被処理画素の近傍に位置する画素の画像データと
の信号レベル差を基準値と比較して、該隣接する画像ブ
ロック境界に該画像データの歪みによるエッジが存在す
るか否かを検出するエッジ検出手段を有し、該信号レベ
ル差が該基準値未満である時のみ、該隣接する画像ブロ
ックの境界に位置する被処理画素の画像データに対し
て、該ブロック歪み補正処理を施すよう構成されてい
る。そのことにより上記目的が達成される。
【0026】この発明に係る画像信号伸張装置は、所定
数の画素に対応する画像ブロック毎に情報圧縮されて伝
送されてくる画像データに伸張処理を施して各画像ブロ
ック毎に復元画像データを作成する伸張処理手段と、各
画像ブロックの復元画像データに対して、隣接画像ブロ
ック間での復元画像データの歪を補正するブロック歪補
正処理を順次施すブロック歪み補正器とを備えている。
このブロック歪み補正器は、該復元画像データのブロッ
ク歪補正処理が行われようとしている未補正画像ブロッ
クに隣接する、該未補正画像ブロックの復元以前に復元
されている隣接画像ブロックの復元画像データであっ
て、該未処理画像ブロックに隣接する画素の復元画像デ
ータを格納するデータ格納手段と、該データ格納手段に
格納した復元画像データを使用して、該未補正画像ブロ
ックにおける、該隣接画像ブロックとの境界に位置する
画素の復元画素データに対して、ブロック歪補正処理の
ための演算処理を施す演算処理手段とを備えている。そ
のことにより上記目的が達成される。
【0027】
【作用】この発明においては、隣接する画像ブロックの
境界に位置する被処理画素の画像データと、該被処理画
素の画像ブロックとは異なる画像ブロック内の、該被処
理画素の近傍に位置する画素の画像データとの信号レベ
ル差を基準値と比較して、該隣接する画像ブロック境界
に該画像データの歪みによるエッジが存在するか否かを
検出するエッジ検出手段を備え、該信号レベル差が該基
準値未満である時のみ、該隣接する画像ブロックの境界
に位置する被処理画素の画像データに対して、該ブロッ
ク歪み補正処理を施すようにしたから、画像ブロック境
界部分に生じていた画素データの不連続性が一定の基準
より大きい場合には、その不連続性がブロック歪みによ
るものか、あるいは原画像の特性によるものかに拘ら
ず、画像データのブロック歪み補正は行われず、画素デ
ータの不連続性が一定の基準より小さい場合にのみ画像
データのブロック歪み補正が行われる。
【0028】これにより、上記基準値を、ブロック歪み
として現れる隣接画像ブロック間での画像データの信号
レベル差を考慮して設定することにより、大部分のブロ
ック歪みによるエッジを検出することが可能である。ま
た、原画像の特性によりブロック境界付近で輝度が大き
く変化している場合に匹敵する程度の、上記基準値以上
のブロック歪みによる画像データの信号レベル差は、そ
の発生頻度が上記基準値以下のブロック歪みによる画像
データの信号レベル差に比べて小さいものであるので、
簡単な回路構成により、ブロック歪み補正処理による復
元画像の画質の劣化を抑えつつ、つまり画像全体がぼけ
るのを抑えつつ、ブロック歪み補正を行うことができ
る。
【0029】また、この発明においては、復元画像デー
タのブロック歪補正処理が行われようとしている未補正
画像ブロックに隣接する、該未補正画像ブロックの復元
以前に復元されている隣接画像ブロックの復元画像デー
タであって、該未処理画像ブロックに隣接する画素の復
元画像データを用いて、該未補正画像ブロックにおけ
る、該隣接画像ブロックとの境界に位置する画素の復元
画素データに対して、ブロック歪補正処理のための演算
処理を施すようにしたので、未補正画像ブロックに対す
るブロック歪み補正処理を、他の画像ブロックの画像デ
ータが復元されるのを待つことなく、この未補正の画像
ブロックの画像データの復元後直ちに行うことができ
る。これにより画像データの受信側にて、画像データの
再生のための信号処理に要する時間を大幅に短縮でき、
信号処理を高速化できる。
【0030】
【実施例】まず、本発明の基本原理について図2及び図
5を用いて説明する。
【0031】図5は画像データが図10に示す順序で画
像ブロック毎に復元(以下、再生ともいう。)される際
の再生画像ブロック(8×8画素)の配置を示してい
る。図において、Aは、ブロック歪み補正処理が施され
ようとしている再生画像ブロック、Bは、該再生画像ブ
ロックAの上側辺に接する再生画像ブロック、Dは、該
再生画像ブロックAの左側辺に接する再生画像ブロッ
ク、Cは、該再生画像ブロックAの左上の角に接する再
生画像ブロックであり、上記再生画像ブロックB〜D
は、画像ブロックAの画像データが再生された時点です
でにその画像データの再生が完了しているものである。
【0032】図2は本発明のブロック歪み補正のための
回路構成の主要部を示す図であり、27は復元画像デー
タ(以下、再生画像データともいう。)を格納するバッ
ファ部、28は該バッファ部27に格納された画像デー
タに基づいて、再生画像ブロックの所定領域の画像デー
タに対してブロック歪み補正処理を施す演算回路部であ
る。
【0033】本発明では、再生画像ブロックAのブロッ
ク歪み補正は、再生画像ブロックAの領域eの画素デー
タとともに、該再生画像ブロックAの周辺のすでに再生
されている再生画像ブロックBの領域f、再生画像ブロ
ックCの領域g、及び再生画像ブロックDの領域hの画
素データをバッファ部27に格納し、これらの領域e〜
hの画素に対して、エッジ判定をしながら行われる。
【0034】従って、本発明では、ブロック歪み補正を
行うための基本的な回路構成は、上記各再生画像ブロッ
クの領域e〜hの画像データを格納するバッファ部27
と、該バッファ部27に格納された画像データに基づい
てブロック歪み補正のための演算を行う演算回路部28
とから構成される非常に簡単なものとなる。
【0035】以下、本発明の実施例について説明する。
【0036】図1は本発明の一実施例による画像信号伸
張装置の概略構成を示すブロック図である。図におい
て、100は本実施例のh.261準拠の画像信号伸張
装置であり、図7と同一符号は従来の画像信号伸張装置
と同一のものを示している。該画像信号伸張装置100
は、ブロック歪み補正を行うための補正用データD9を
格納するバッファ回路130と、逆DCT器23から出
力される各画像ブロックに対応する復元画像データD4
を受け、上記バッファ回路130に格納された補正用デ
ータD8に基づいて、該画像ブロックの所定領域の画素
データに対して、エッジ検出を行いつつブロック歪み補
正処理を施すブロック歪み補正器120とを有してい
る。
【0037】図4は上記ブロック歪み補正器120内に
設けられたバッファ部27及び演算回路部28の具体的
な構成を示している。
【0038】すなわち、上記バッファ回路130は、例
えば図9で言えば、再生画像ブロックC,B,Iの属す
る横一列の画像ブロックの画像データを格納するもので
ある。また、上記バッファ部27は、図5に示す再生画
像ブロックAの領域eの画素データを格納する第1のバ
ッファ27eと、再生画像ブロックBの領域fの画素デ
ータを格納する第2のバッファ27fと、再生画像ブロ
ックDの領域hの画素データ及び再生画像ブロックCの
領域gの画素データを格納する第3のバッファ27h
と、再生画像ブロックAの領域e以外の領域の画素デー
タを格納する第4のバッファ27aとを有している。
【0039】また該バッファ部27の入力側には、上記
逆DCT器23からの画像データD4と、バッファ回路
130からの補正用データD8と、演算回路部28から
の補正用画像データD11とを、上記各バッファ27
a,27e,27f,27hに切り換えて供給する第1
のセレクタ27bが設けられており、該バッファ部27
の出力側には、上記各バッファ27a,27e,27
f,27hに格納されている画像データを切り換えて、
補正復元画像ブロックデータD12として画像バッファ
24に、また補正用データD9としてバッファ回路13
0に出力する第2のセレクタ27cが設けられている。
【0040】ここで、Xij(−1≦i,j≦7の整数)
は、上記各バッファにおける画像データの格納領域であ
る。なお、以下説明の都合上、該各格納領域Xij(−1
≦i,j≦7の整数)に格納される画素データをx
ij(−1≦i,j≦7の整数)で表す。
【0041】上記演算回路部28は、該バッファ27
e,27f,27hからの画像データを選択する第3の
セレクタ28bと、該バッファ27e,27f,27h
からの画像データを加算する第1の加算器28aと、上
記第3のセレクタ28bの出力と第1の加算器28aの
出力とを比較する比較器28cと、該比較器28cを介
して第1の加算器28aの出力及びセレクタ28bの出
力を受け、所定の画像データの加算演算を行う第2の加
算器28dとを有している。
【0042】次に動作について説明する。
【0043】まず、符号化データD1が外部から復号化
器21に入力されると、該復号化器21ではその復号化
が行われ、復号化データD2が該逆量子化器22に供給
される。該逆量子化器22では該復号化データD2の逆
量子化が行われ、逆量子化データD3が逆DCT器23
に供給される。この逆DCT器23では、逆量子化デー
タD3の逆DCT処理が、画像バッファ24からの所定
の画像データD5に基づいて行われ、対応する復元画像
ブロックの画像データ(復元画像ブロックデータ)D4
が作成される。
【0044】そして、ブロック歪み補正器120には、
上記逆DCT器23から復元画像ブロックデータD4が
供給され、バッファ回路130から該復元画像ブロック
周辺の補正用データ(ブロック周辺データ)D8が供給
される。
【0045】ここで、上記画像データD4は、図5に示
す太い点線で囲まれた画像ブロックAの画素データ、ブ
ロック周辺データD8は図5に示す画像ブロックBの領
域fの画素データである。
【0046】次に上記バッファ部27でのデータ格納処
理について説明する。
【0047】図3は、上記バッファ部27におけるメモ
リマップを示しており、上述したように、上記第1のバ
ッファ27eは、格納領域X0j(0≦j≦7の整数)及
び格納領域Xi0(1≦i≦7の整数)を有し、上記第2
のバッファ27fは、格納領域X-1j(0≦j≦7の整
数)、上記第3のバッファ27hは格納領域Xi-1(−
1≦i≦7の整数)を有している。また、第4のバッフ
ァ27aは、格納領域Xij(1≦i,j≦7の整数)を
有している。
【0048】上記ブロック周辺データD8は、該バッフ
ァ27fの格納領域X-1j(0≦j≦7の整数)に、復
元画像ブロックデータD4は、バッファ27eの格納領
域X0j(0≦j≦6の整数)及び格納領域Xi0(1≦i
≦7の整数)、並びにバッファ27aの格納領域X
ij(1≦i≦7,1≦j≦6の整数)に格納される。さ
らにバッファ27hの格納領域Xi-1(−1≦i≦7の
整数)には、格納領域Xi7(−1≦i≦7の整数)に格
納された、前回の復元画像ブロックデータxi7(−1≦
i≦7の整数)がコピーされる。
【0049】上記ブロック歪み補正処理では、上記バッ
ファ部27と演算回路部28との間でデータの受渡しが
行われるが、この際のデータの流れを、補正処理を施す
画素データが格納領域X2-1、X20のものx2-1、x20
ある場合を例に挙げて説明する。なお、上記格納領域X
ij(−1≦i,j≦7の整数)に格納されている画像デ
ータxij(−1≦i,j≦7の整数)は、各画像ブロッ
クにおける個々の画素に対応するものであり、以下、説
明の都合上、格納領域Xij(−1≦i,j≦7の整数)
を画素ともいう。
【0050】まず、バッファ部27は演算回路部28に
画素データD10を渡す。この画素データD10は、補
正処理の対象となっている画素X2-1、X20の画像デー
タx2 -1、x20と、その上下近傍の画素X1-1、X2-1
3-1、X10、X20、X30の画素データx1-1、x2-1
3-1、x10、x20、x30である。また、画素X-1j、X
0j(0≦i≦7の整数)の画像データ間でのブロック歪
み補正を行う場合は、補正対象となっている画素
-1j、X0j(0≦j≦7の整数)の左右近傍の画素に
ついて、補正処理のための画素データの組を作る。
【0051】上記演算回路部28では、以下のアルゴリ
ズムでエッジの有無を判定し、この判定結果に応じてブ
ロック歪み補正を行う。
【0052】上記演算回路部28の第1の加算器28a
は、上記バッファ部27の第1,第2,第3のバッファ
27e,27f,27hから供給される画像データD1
0に基づいて、下記の(1)式及び(2)式に示す演算
を行う。これによりエッジ判定用画素値が作成される。
【0053】 x20’=(x1-1+x2-1+x3-1)/3 ・・・(1) x2-1’=(x10+x20+x30)/3 ・・・(2) ここで、x20’は、画素データx20と比較される比較用
画素値、x2-1’は、画素データx2-1と比較される比較
用画素値である。
【0054】次に、上記演算回路ブロック28の比較器
28cでは、比較用画素値x20’と画素データx20との
信号レベル差をしきい値(基準値)αと比較し、比較用
画素値x2-1’と画素データx2-1との信号レベル差を、
しきい値(基準値)αと比較して、各画素データx20
2-1についてエッジ判定を行う。
【0055】すなわち、|x20’−x20|<しきい値α
の関係が成立すれば、エッジが存在すると判定し、上記
比較用画素値x20’及び画素データx20を第2の加算器
28dに送る。このとき、上記第2の加算器28dで
は、比較器28cからの比較用画素値x20’及び画素デ
ータx20に対して、下記(3)式に示す演算を行って、
画素データx20に対する歪み補正用画素データx20”を
作成し、上記バッファ部27の格納領域X20に送り返
す。
【0056】 X20”=(X20+X20’)/2 ・・・(3) 一方、この関係が不成立であれば、エッジが存在しない
と判定し、歪み補正用画素データx20”をx20”=x20
とし、上記バッファ部27の格納領域X20に送り返す。
つまり、画素データx20の歪み補正は行わなれない。
【0057】同様に|x2-1’−x2-1|<しきい値αの
関係が成立すれば、エッジが存在すると判定し、比較用
画素値x2-1’と画素データx2-1を上記第2の加算器2
8dに送る。このとき、上記第2の加算器28dでは、
比較器28cからの比較用画素値x2-1’及び画像デー
タx2-1に対して、下記(4)式に示す演算を行って、
画素データx2-1に対する歪み補正用画像データx2-1
を作成し、これを上記バッファ部27の格納領域X2-1
に送り返す。
【0058】 X2-1”=(X2-1+X2-1’)/2 ・・・(4) 一方、この関係が不成立であれば、エッジが存在しない
と判定し、歪み補正用画像データx2-1”をx2-1”=x
2-1とし、上記バッファ部27の格納領域X2-1に送り返
す。つまり画素データx2-1の歪み補正は行わなれな
い。
【0059】以上のアルゴリズムによりエッジ判定を行
った後、補正画素データD11として、上記歪み補正用
画像データx20”、x2-1”をバッファ27に返す一連
の処理を、画素データx-10、x-12、x-14、x-16、x
00、x02、x04、x06、x20、x40、x60、x0-1、x
2-1、x4-1、x6-1に対して行うと、図6に示すよう
に、図5の領域e,領域f,領域hにおける、※印で示
す画素X-1j及びX0j(j=0,2,4,6)、並びに
i0(i=2,4,6)及びXi-1(i=0,2,4,
6)に対してブロック歪み補正処理が行われたことにな
る。
【0060】次に図6において△印で示す画素について
のブロック歪み補正を行う。△印の画素X-1j、X
0j(j=1,3,5)に対しては、その左右近傍の※印
の画像を、また、△印の画素Xi-1、Xi0(i=1,
3,5)に対しては、その上下近傍の※印の画像を使用
し、さらに△印の画素X-1-1に対してはその近傍の※印
の画素を使用して以下のアルゴリズムにてブロック歪み
補正を行う。
【0061】以下、補正を行う画素がX3-1、X30であ
る場合について説明する。なお、以下の説明で、x”
3-1、x”30は、画素データx3-1、x30に対応する歪み
補正用画素データである。
【0062】上記比較器28cでは、第1のバッファ2
7e及び第3のバッファ27hからセレクタ28bを介
して送られてくる画像データの比較により画素データx
3-1、x30についてエッジ判定を行う。
【0063】すなわち、|x20−x40|<しきい値αの
関係が成立すれば、エッジが存在すると判定し、上記画
素データx20,x30,x40を第2の加算器28dに送
る。このとき、上記第2の加算器28dでは、比較器2
8cからの画素データx20,x30,x40に対して、下記
(5)式に示す演算を行って、画素データx30に対する
歪み補正用画素データx30”を作成し、上記バッファ部
27の格納領域X30に送り返す。
【0064】 x30”=(x20+x30+x40)/3 ・・・(5) 一方、この関係が不成立であれば、エッジが存在しない
と判定し、歪み補正用画素データx30”をx30”=x30
とし、上記バッファ部27の格納領域X30に送り返す。
つまり画素データx30の歪み補正は行わなれない。
【0065】同様に|x2-1−x4-1|<しきい値αの関
係が成立すれば、エッジが存在すると判定し、画素デー
タx2-1,x3-1,x4-1を上記第2の加算器28dに送
る。このとき、上記第2の加算器28dでは、比較器2
8cからの画像データX2-1,X3-1,X4-1に対して、
下記(6)式に示す演算を行って、画素データX3-1
対する歪み補正用画像データX3-1”を作成し、これを
上記バッファ部27の格納領域X3-1に送り返す。
【0066】 x3-1”=(x2-1+x3-1+x4-1)/3 ・・・(6) 一方、この関係が不成立であれば、エッジが存在しない
と判定し、歪み補正用画像データx3-1”をx3-1”=x
3-1とし、上記バッファ部27の格納領域X3-1に送り返
す。つまり画素データx3-1の歪み補正は行わなれな
い。
【0067】最後に、補正を行う画素がX-1-1である場
合について説明する。以下の説明で、x”-1-1は、画素
データx-1-1に対応する歪み補正用画素データである。
【0068】上記比較器28cでは、第1のバッファ2
7e,第2のバッファ27f及び第3のバッファ27h
からの画像データの比較により画素データx-1-1につい
てエッジ判定を行う。
【0069】すなわち、|x0-1−x-10|<しきい値α
の関係が成立すれば、エッジが存在すると判定し、上記
画素データx0-1,x-1-1,x-10を第2の加算器28d
に送る。このとき、上記第2の加算器28dでは、比較
器28cからの画素データx0-1,x-1-1,x-10に対し
て、下記(7)式に示す演算を行って、画素データx
-1-1に対する歪み補正用画素データx-1-1”を作成し、
上記バッファ部27の格納領域X-1-1に送り返す。
【0070】 x-1-1”=(x0-1+x-1-1+x-10)/3 ・・・(7) 一方、この関係が不成立であれば、エッジが存在しない
と判定し、歪み補正用画素データx-1-1”をx-1-1”=
-1-1とし、上記バッファ部27の格納領域X-1-1に送
り返す。つまり画素データx-1-1の歪み補正は行わなれ
ない。
【0071】上記のような歪み補正処理が図5に示す領
域e,領域f,領域hの画像データに対して行われる
と、バッファ部27の画素データxij(−1≦i,j≦
6の整数)が補正復元画像ブロックデータD12として
画像バッファ24に出力される。この時、画像データx
i7(−1≦i≦7の整数)は、それぞれ画素Xi-1(−
1≦i≦7の整数)にコピーされ、画像データx7j(0
≦j≦6の整数)に関しては補正用データD9としてバ
ッファ回路130に供給される。
【0072】これらの処理を全ての復元画像ブロックの
画像データD4に対して行い、各補正復元画像ブロック
データD12を作成し、画像バッファ24に供給する
と、該画像バッファ24にて1枚の復元画像が完成され
る。この完成された歪み補正復元画像データD7は、外
部の表示用器などにて画像表示される。
【0073】このように本実施例では、隣接する画像ブ
ロックの境界に位置する被処理画素の画像データと、該
被処理画素の画像ブロックとは異なる画像ブロック内
の、該被処理画素の近傍に位置する画素の画像データと
の信号レベル差を基準値αと比較して、該隣接する画像
ブロック境界に該画像データの歪みによるエッジが存在
するか否かを検出し、該信号レベル差が該基準値未満で
ある時のみ、該隣接する画像ブロックの境界に位置する
被処理画素の画像データに対して、該ブロック歪み補正
処理を施すようにしたので、画像ブロック境界部分に生
じていた画素データの不連続性が一定の基準より大きい
場合には、その不連続性がブロック歪みによるものか、
あるいは原画像の特性によるものかに拘らず、画像デー
タのブロック歪み補正は行われず、画素データの不連続
性が一定の基準より小さい場合にのみ画像データのブロ
ック歪み補正が行われる。
【0074】これにより、上記基準値αを、ブロック歪
みとして現れる隣接画像ブロック間での画像データの信
号レベル差を考慮して設定することにより、大部分のブ
ロック歪みによるエッジを検出することが可能である。
また、原画像の特性によりブロック境界付近で輝度が大
きく変化している場合に匹敵する程度の、上記基準値以
上のブロック歪みによる画像データの信号レベル差は、
その発生頻度が上記基準値以下のブロック歪みによる画
像データの信号レベル差に比べて小さいものであるの
で、簡単な回路構成により、ブロック歪み補正処理によ
る復元画像の画質の劣化を抑えつつ、つまり画像全体が
ぼけるのを抑えつつ、ブロック歪み補正を行うことがで
き、鮮明な画像を再現することができる。
【0075】また、復元画像データのブロック歪補正処
理が行われようとしている未補正画像ブロックに隣接す
る、該未補正画像ブロックの復元以前に復元されている
隣接画像ブロックの復元画像データであって、該未処理
画像ブロックに隣接する画素の復元画像データを用い
て、該未補正画像ブロックにおける、該隣接画像ブロッ
クとの境界に位置する画素の復元画素データに対してブ
ロック歪補正処理のための演算処理を施すようにしたの
で、例えば、図5の再生ブロックAの画像データに対し
て、再生画像ブロックB〜Dの画像データが復元される
までの間待つことなく、画像データが再生された画像ブ
ロックに対して順次ブロック歪み補正処理を施すことが
できる。これにより、画像ブロック毎に信号圧縮されて
伝送されてくる画像データの受信側では、画像データの
再生のための信号処理に要する時間を大幅に短縮でき、
信号処理の高速化を図ることができる。
【0076】なお、上記実施例では、ブロック歪み補正
器120の演算回路部28は、式(1)、(2)、
(5)、(6)、(7)を用いて歪み補正のための演算
を行うように構成されているが、一般的な歪み補正のた
めの演算式は、下記の(8)式で示されるように、画像
データの加算が、加算されるそれぞれの画像データ
1,x2,x3に対して係数a、b、c(a、b、c>
0)により重み付けして行われるようになっており、上
記ブロック歪み補正器は、下記(8)式により加算演算
が行われるように構成してもよい。しかもこの際、上記
各係数a,b,cの値を、ブロック歪み補正器の外部か
ら制御可能な構成とすることが望ましい。
【0077】 x’=(a×x1+b×x2+c×x3)/(a+b+c)・・・(8) また、バッファ部27は、画像データ格納領域の容量
を、図5の領域e、f、g、hの画像データだけを格納
するだけの最小のメモリ容量としたものであってもよ
い。
【0078】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、隣接する
画像ブロックの境界に位置する被処理画素の画像データ
と、該被処理画素の画像ブロックとは異なる画像ブロッ
ク内の、該被処理画素の近傍に位置する画素の画像デー
タとの信号レベル差を基準値と比較して、該隣接する画
像ブロック境界に該画像データの歪みによるエッジが存
在するか否かを検出するエッジ検出手段を備え、該信号
レベル差が該基準値未満である時のみ、該隣接する画像
ブロックの境界に位置する被処理画素の画像データに対
して、該ブロック歪み補正処理を施すようにしたので、
上記基準値を、ブロック歪みとして現れる隣接画像ブロ
ック間での画像データの信号レベル差を考慮して設定す
ることにより、大部分のブロック歪みによるエッジを検
出することが可能である。
【0079】また、原画像の特性によりブロック境界付
近で輝度が大きく変化している場合に匹敵する程度の、
上記基準値以上のブロック歪みによる画像データの信号
レベル差は、その発生頻度が上記基準値以下のブロック
歪みによる画像データの信号レベル差に比べて小さいも
のであるので、簡単な回路構成により、画像全体にぼけ
を起こすことなくブロック歪みを補正することができる
効果がある。
【0080】この発明によれば、復元画像データのブロ
ック歪補正処理が行われようとしている未補正画像ブロ
ックに隣接する、該未補正画像ブロックの復元以前に復
元されている隣接画像ブロックの復元画像データであっ
て、該未処理画像ブロックに隣接する画素の復元画像デ
ータを用いて、該未補正画像ブロックにおける、該隣接
画像ブロックとの境界に位置する画素の復元画素データ
に対してブロック歪補正処理のための演算処理を施すよ
うにしたので、未補正画像ブロックに対するブロック歪
み補正処理する際、他の画像ブロックの画像データが復
元されるのを待つ必要がなくなり、画像データの受信側
にて、画像データの再生のための信号処理に要する時間
を大幅に短縮でき、信号処理の高速化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による画像信号伸張装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】上記実施例装置におけるブロック歪み補正器の
概略構成を示すブロック図である。
【図3】上記実施例装置におけるブロック歪み補正器の
バッファ部のメモリマップを示す模式図である。
【図4】上記実施例の画像信号伸張装置におけるブロッ
ク歪み補正器における具体的な構成を示す図である。
【図5】本実施例のブロック歪み補正器においてブロッ
ク歪み補正処理が施される画像ブロックとその周辺の画
像ブロックの画素領域を模式的に示す図である。
【図6】上記ブロック歪み補正器におけるバッファ部の
格納領域(画素領域)上でブロック歪み補正処理が進む
様子を示す模式図である。
【図7】従来の画像信号伸張装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図8】上記従来装置のブロック歪み補正器においてブ
ロック歪み補正処理が施されるブロック境界画素を示す
模式図である。
【図9】従来のブロック歪み補正方法においてブロック
歪み補正処理が施される画像ブロックとその周辺の画像
ブロックを示す模式図である。
【図10】1表示画面の画像データを、所定の画素数の
画像ブロックに分割して伝送する場合における、1表示
画面に対応する画像ブロックのアドレスマップを示す模
式図である。
【符号の説明】
21 復号化器 22 逆量子化器 23 逆DCT器 24 画像バッファ 27 バッファ部 27a 第4のバッファ 27b 第1のセレクタ 27c 第2のセレクタ 27e 第1のバッファ 27f 第2のバッファ 27h 第3のバッファ 28 演算回路部 28a 第1の加算器 28b 第3のセレクタ 28c 比較器 28d 第2の加算器 100 画像信号伸張装置 120 ブロック歪み補正器 130 バッファ回路 D1 符号化データ D2 復号化データ D3 逆量子化データ D4 復元画像ブロックデータ D5 ブロックデータ D7 補正復元画像データ D8 ブロック周辺データ D9 補正用データ D10 画素データ D11 補正用画素データ D12 補正復元画像ブロックデータ A 現在処理している復元画像ブロック B ブロックAの上側に隣接して位置している復元画像
ブロック C ブロックAの左上に隣接して位置している復元画像
ブロック D ブロックAの左側に隣接して位置している復元画像
ブロック I ブロックAの右上に隣接して位置している復元画像
ブロック f 画像ブロックBのブロック歪み補正に使用する画素
領域 g 画像ブロックCのブロック歪み補正に使用する画素
領域 h 画像ブロックDのブロック歪み補正に使用する画素
領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/30 H04N 7/133 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定数の画素に対応する画像ブロック毎
    に情報圧縮されて伝送されてくる画像データを伸張処理
    により復元した復元画像データに対して、隣接画像ブロ
    ック間での復元画像データの歪を補正するブロック歪補
    正処理を施すブロック歪み補正器であって、 隣接する画像ブロックの境界に位置する被処理画素の画
    像データと、該被処理画素の画像ブロックとは異なる画
    像ブロック内の、該被処理画素の近傍に位置する画素の
    画像データとの信号レベル差を基準値と比較して、該隣
    接する画像ブロック境界に該画像データの歪みによるエ
    ッジが存在するか否かを検出するエッジ検出手段を有
    し、 該信号レベル差が該基準値未満である時のみ、該隣接す
    る画像ブロックの境界に位置する被処理画素の画像デー
    タに対して、該ブロック歪み補正処理を施すよう構成し
    たブロック歪み補正器。
  2. 【請求項2】 所定数の画素に対応する画像ブロック毎
    に情報圧縮されて伝送されてくる画像データを伸張処理
    により復元した各画像ブロックの復元画像データに対し
    て、隣接画像ブロック間での復元画像データの歪を補正
    するブロック歪補正処理を順次施すブロック歪み補正器
    であって、 該復元画像データのブロック歪補正処理が行われようと
    している未補正画像ブロックに隣接する、該未補正画像
    ブロックの復元以前に復元されている隣接画像ブロック
    の復元画像データであって、該未処理画像ブロックに隣
    接する画素の復元画像データを格納するデータ格納手段
    と、 該データ格納手段に格納した復元画像データを使用し
    て、該未補正画像ブロックにおける、該隣接画像ブロッ
    クとの境界に位置する画素の復元画素データに対して、
    ブロック歪補正処理のための演算処理を施す演算処理手
    段とを備えたブロック歪み補正器。
  3. 【請求項3】 所定数の画素に対応する画像ブロック毎
    に情報圧縮されて伝送されてくる画像データに伸張処理
    を施して復元画像データを作成する伸張処理手段と、 該復元画像データに対して、隣接画像ブロック間での復
    元画像データの歪を補正するブロック歪補正処理を施す
    ブロック歪み補正器とを備え、 該ブロック歪み補正器は、 隣接する画像ブロックの境界に位置する被処理画素の画
    像データと、該被処理画素の画像ブロックとは異なる画
    像ブロック内の、該被処理画素の近傍に位置する画素の
    画像データとの信号レベル差を基準値と比較して、該隣
    接する画像ブロック境界に該画像データの歪みによるエ
    ッジが存在するか否かを検出するエッジ検出手段を有
    し、 該信号レベル差が該基準値未満である時のみ、該隣接す
    る画像ブロックの境界に位置する被処理画素の画像デー
    タに対して、該ブロック歪み補正処理を施すよう構成し
    たものである画像信号伸張装置。
  4. 【請求項4】 所定数の画素に対応する画像ブロック毎
    に情報圧縮されて伝送されてくる画像データに伸張処理
    を施して各画像ブロック毎に復元画像データを作成する
    伸張処理手段と、 各画像ブロックの復元画像データに対して、隣接画像ブ
    ロック間での復元画像データの歪を補正するブロック歪
    補正処理を順次施すブロック歪み補正器とを備え、 該ブロック歪み補正器は、 該復元画像データのブロック歪補正処理が行われようと
    している未補正画像ブロックに隣接する、該未補正画像
    ブロックの復元以前に復元されている隣接画像ブロック
    の復元画像データであって、該未処理画像ブロックに隣
    接する画素の復元画像データを格納するデータ格納手段
    と、 該データ格納手段に格納した復元画像データを使用し
    て、該未補正画像ブロックにおける、該隣接画像ブロッ
    クとの境界に位置する画素の復元画素データに対して、
    ブロック歪補正処理のための演算処理を施す演算処理手
    段とを備えたものである画像信号伸張装置。
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