JPH08251811A - スポットネットワーク - Google Patents
スポットネットワークInfo
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- JPH08251811A JPH08251811A JP4964795A JP4964795A JPH08251811A JP H08251811 A JPH08251811 A JP H08251811A JP 4964795 A JP4964795 A JP 4964795A JP 4964795 A JP4964795 A JP 4964795A JP H08251811 A JPH08251811 A JP H08251811A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 各電力供給路内のどの地点に短絡又は地落事
故が発生したとしても、この事故発生地点を該当電力供
給路から切り離す。 【構成】 電力供給源からそれぞれ保護ヒューズ8a〜
8cと保護遮断器10a〜10cとを直列接続してなる
3回路以上の電力供給路4a〜4cを介して共通のネッ
トワーク母線5に電力を供給し、このネットワーク母線
5に対して複数の負荷を接続するとともに、各電力供給
路4a〜4cに定格電流IR を越える事故電流IS が流
れたとき該当電力供給路4a〜4cの保護ヒューズ8a
〜8c又は保護遮断器10a〜10cが溶断又は遮断さ
れるスポットネットワークにおいて、各電力供給路4a
〜4cにおけるネットワーク母線5近傍位置に保護ヒュ
ーズ8a〜8cに近似した遮断特性H0 を有した逆流阻
止用ヒューズ14a〜14cを介挿している。
故が発生したとしても、この事故発生地点を該当電力供
給路から切り離す。 【構成】 電力供給源からそれぞれ保護ヒューズ8a〜
8cと保護遮断器10a〜10cとを直列接続してなる
3回路以上の電力供給路4a〜4cを介して共通のネッ
トワーク母線5に電力を供給し、このネットワーク母線
5に対して複数の負荷を接続するとともに、各電力供給
路4a〜4cに定格電流IR を越える事故電流IS が流
れたとき該当電力供給路4a〜4cの保護ヒューズ8a
〜8c又は保護遮断器10a〜10cが溶断又は遮断さ
れるスポットネットワークにおいて、各電力供給路4a
〜4cにおけるネットワーク母線5近傍位置に保護ヒュ
ーズ8a〜8cに近似した遮断特性H0 を有した逆流阻
止用ヒューズ14a〜14cを介挿している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力供給源から3回路以
上の電力供給路を介して共通のネットワーク母線に電力
を供給するスポットネットワークに係わり、特に、一つ
の回線に事故電流が流れた場合における回線遮断特性を
改良したスポットネットワークに関する。
上の電力供給路を介して共通のネットワーク母線に電力
を供給するスポットネットワークに係わり、特に、一つ
の回線に事故電流が流れた場合における回線遮断特性を
改良したスポットネットワークに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば長時間の停電が許されない工場の
生産施設の各機器に対して電力を供給する給電システム
においては、電力供給源から複数の電力供給路を介して
共通のネットワーク母線に電力を供給し、この共通のネ
ットワーク母線に対してそれぞれ前記各機器からなる負
荷を接続している。
生産施設の各機器に対して電力を供給する給電システム
においては、電力供給源から複数の電力供給路を介して
共通のネットワーク母線に電力を供給し、この共通のネ
ットワーク母線に対してそれぞれ前記各機器からなる負
荷を接続している。
【0003】このように電力供給源から複数の電力供給
路を介して共通のネットワーク母線に電力を供給するこ
とによって、ある特定の電力供給路に負荷が集中するこ
とが避けられるとともに、一つの電力供給路が使用でき
ない場合においても、他の電力供給路で各負荷に対して
電力を供給できる。
路を介して共通のネットワーク母線に電力を供給するこ
とによって、ある特定の電力供給路に負荷が集中するこ
とが避けられるとともに、一つの電力供給路が使用でき
ない場合においても、他の電力供給路で各負荷に対して
電力を供給できる。
【0004】このようなスポットネットワークは例えば
図3に示すように構成されている。図示しない電力供給
源に接続された電源ケーブル1a,1b,1cに対し
て、ケーブルヘッド2a,2b,2c及び一次遮断器3
a,3b,3cを介して電力供給路としての供給回線4
a,4b,4cの一端が接続されている。この供給回線
4a,4b,4cの他端に1本の共通のネットワーク母
線5か接続されている。この共通のネットワーク母線5
に対して幹線保護装置6a.6b.6c.6d,6eを
介し図示しない複数の負荷が接続される。
図3に示すように構成されている。図示しない電力供給
源に接続された電源ケーブル1a,1b,1cに対し
て、ケーブルヘッド2a,2b,2c及び一次遮断器3
a,3b,3cを介して電力供給路としての供給回線4
a,4b,4cの一端が接続されている。この供給回線
4a,4b,4cの他端に1本の共通のネットワーク母
線5か接続されている。この共通のネットワーク母線5
に対して幹線保護装置6a.6b.6c.6d,6eを
介し図示しない複数の負荷が接続される。
【0005】各供給回線4a,4b,4cには、前記一
次遮断器3a,3b.3c側から、電圧降圧用の変圧器
7a,7b,7c、保護ヒューズ8a,8b,8c、電
力検出用の変流器9a,9b,9c、保護遮断器10
a,10b,10cが直接介挿されている。
次遮断器3a,3b.3c側から、電圧降圧用の変圧器
7a,7b,7c、保護ヒューズ8a,8b,8c、電
力検出用の変流器9a,9b,9c、保護遮断器10
a,10b,10cが直接介挿されている。
【0006】各保護遮断器10a,10b,10cには
保護継電器11a,11b,11cが並列接続されてい
る。この保護継電器11a,11b,11cは供給回線
4a,4b,4cに介挿された変流器12a,12b,
12cを介して検出された電流Iが定格電流IR を越え
て事故電流(短絡電流)IS になると、保護遮断器10
a,10b,10cを遮断する。
保護継電器11a,11b,11cが並列接続されてい
る。この保護継電器11a,11b,11cは供給回線
4a,4b,4cに介挿された変流器12a,12b,
12cを介して検出された電流Iが定格電流IR を越え
て事故電流(短絡電流)IS になると、保護遮断器10
a,10b,10cを遮断する。
【0007】また、各保護ヒューズ8a,8b,8cも
供給回線4a,4b,4cを流れる電流Iが定格電流I
R を越えて事故電流(短絡電流)IS になると溶断す
る。また、地落リレー13は各変圧器7a,7b,7c
に地落事故が発生したことを検出する。
供給回線4a,4b,4cを流れる電流Iが定格電流I
R を越えて事故電流(短絡電流)IS になると溶断す
る。また、地落リレー13は各変圧器7a,7b,7c
に地落事故が発生したことを検出する。
【0008】このような構成のスポットネットワークに
おいて、各供給回線4a,4b,4cが正常状態におい
ては、電源ケーブル1a,1b,1cから供給さそれる
電力は各供給回線4a,4b,4cを経由して共通のネ
ットワーク母線5に供給される。そして、電力は共通の
ネットワーク母線5に接続された各負荷へ供給される。
各供給回線4a,4b,4cに流れる電流Iは共に等し
い。
おいて、各供給回線4a,4b,4cが正常状態におい
ては、電源ケーブル1a,1b,1cから供給さそれる
電力は各供給回線4a,4b,4cを経由して共通のネ
ットワーク母線5に供給される。そして、電力は共通の
ネットワーク母線5に接続された各負荷へ供給される。
各供給回線4a,4b,4cに流れる電流Iは共に等し
い。
【0009】このようなスポットネットワークにおい
て、例えば一つの供給回線4aにおける保護ヒューズ8
aと保護遮断器10aとの間の地点Aで短絡又は地落事
故が発生すると、電源ケーブル1a側から供給される順
方向の電流Iは定格電流IR を越えて事故電流IS に増
加するので、保護ヒューズ8aが溶断される。
て、例えば一つの供給回線4aにおける保護ヒューズ8
aと保護遮断器10aとの間の地点Aで短絡又は地落事
故が発生すると、電源ケーブル1a側から供給される順
方向の電流Iは定格電流IR を越えて事故電流IS に増
加するので、保護ヒューズ8aが溶断される。
【0010】また、地点Aで短絡又は地落事故が発生す
ると、他の正常な供給回線4b,4cから共通のネット
ワーク母線5を経由して逆方向の電流が保護遮断器10
aを介して事故発生地点Aへ流れる。この電流も定格電
流IR を越える事故電流ISとなるので、保護遮断器1
0aが遮断さるる。
ると、他の正常な供給回線4b,4cから共通のネット
ワーク母線5を経由して逆方向の電流が保護遮断器10
aを介して事故発生地点Aへ流れる。この電流も定格電
流IR を越える事故電流ISとなるので、保護遮断器1
0aが遮断さるる。
【0011】その結果、事故発生地点Aは保護ヒューズ
8a及び保護遮断器10aでもって、完全に供給回線4
aから切り離され、このスポットネットワークは残りの
正常な各供給回線4b,4cで正常に運転される。
8a及び保護遮断器10aでもって、完全に供給回線4
aから切り離され、このスポットネットワークは残りの
正常な各供給回線4b,4cで正常に運転される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図3に示
すスポットネットワークにおいても、まだ解消すべき次
のような課題があった。例えば、一つの供給回路4aに
おける保護遮断器10aとネットワーク母線5との間の
地点Bにて、短絡又は地落事故が発生すると、電源ケー
ブル1a側から供給される順方向の電流Iが定格電流I
R を越える事故電流IS となり、保護ヒューズ8a又は
保護遮断器10aのいずれかが遮断して、電源ケーブル
1a側から供給される順方向の電流Iは遮断される。
すスポットネットワークにおいても、まだ解消すべき次
のような課題があった。例えば、一つの供給回路4aに
おける保護遮断器10aとネットワーク母線5との間の
地点Bにて、短絡又は地落事故が発生すると、電源ケー
ブル1a側から供給される順方向の電流Iが定格電流I
R を越える事故電流IS となり、保護ヒューズ8a又は
保護遮断器10aのいずれかが遮断して、電源ケーブル
1a側から供給される順方向の電流Iは遮断される。
【0013】しかし、他の正常な供給回線4b,4cか
ら共通のネットワーク母線5を介してこの供給回路4a
の事故発生地点Bへ流入する電流は遮断されない。その
結果、他の正常な供給回線4b,4cの準方向の電流I
が定格電流IR を越えて、事故電流IS となり、正常な
供給回線4b,4cの保護ヒューズ8b,8c又は保護
遮断器10b,10cが遮断される。
ら共通のネットワーク母線5を介してこの供給回路4a
の事故発生地点Bへ流入する電流は遮断されない。その
結果、他の正常な供給回線4b,4cの準方向の電流I
が定格電流IR を越えて、事故電流IS となり、正常な
供給回線4b,4cの保護ヒューズ8b,8c又は保護
遮断器10b,10cが遮断される。
【0014】その結果、事故発生の供給回線4aのみな
らず、正常な供給回線4b,4cを含む全ての供給回線
4a〜4cが遮断され、スポットネットワークによる電
力供給が停止する問題が生じる。
らず、正常な供給回線4b,4cを含む全ての供給回線
4a〜4cが遮断され、スポットネットワークによる電
力供給が停止する問題が生じる。
【0015】また、たとえ地点Aにて短絡又は地落事故
が発生したとしても、まだ次のような課題がある。すな
わち、事故発生地点Aへ他の正常な供給回線4b,4c
から共通のネットワーク母線5を介して逆方向の電流が
流れ、この電流Iが定格電流IR を越える事故電流IS
となると、保護遮断器10aが遮断される。
が発生したとしても、まだ次のような課題がある。すな
わち、事故発生地点Aへ他の正常な供給回線4b,4c
から共通のネットワーク母線5を介して逆方向の電流が
流れ、この電流Iが定格電流IR を越える事故電流IS
となると、保護遮断器10aが遮断される。
【0016】しかし、一般に、保護遮断器10aや保護
ヒューズ8aは定格電流IR を越える事故電流IS が流
れると瞬時に遮断されるのではなくて、保護遮断器10
aや保護ヒューズ8aの遮断特性に基づいて遮断され
る。図4に、一般的な保護ヒューズ8a〜8cの遮断特
性F0 と保護遮断器10a〜10cの遮断特性B0 を示
す。
ヒューズ8aは定格電流IR を越える事故電流IS が流
れると瞬時に遮断されるのではなくて、保護遮断器10
aや保護ヒューズ8aの遮断特性に基づいて遮断され
る。図4に、一般的な保護ヒューズ8a〜8cの遮断特
性F0 と保護遮断器10a〜10cの遮断特性B0 を示
す。
【0017】保護ヒューズ8a〜8cの遮断特性F0
は、供給回路4a〜4cの電流Iが定格電流IR を越え
る事故電流IS になった場合に、事故電流IS と該当事
故電流IS が流れた場合における保護ヒューズ8a〜8
cの遮断(溶断)所要時間TFを示す。事故電流IS が
小さいと遮断所要時間TF が大きく(長く)、事故電流
IS が大きいと遮断所要時間TF は小さい(短い)。
は、供給回路4a〜4cの電流Iが定格電流IR を越え
る事故電流IS になった場合に、事故電流IS と該当事
故電流IS が流れた場合における保護ヒューズ8a〜8
cの遮断(溶断)所要時間TFを示す。事故電流IS が
小さいと遮断所要時間TF が大きく(長く)、事故電流
IS が大きいと遮断所要時間TF は小さい(短い)。
【0018】一方、保護遮断器10a〜10cの遮断特
性B0 は、供給回路4a〜4cの電流Iが定格電流IR
を越える事故電流IS になった場合に、事故電流IS と
該当事故電流IS が流れた場合における保護遮断器10
a〜10cの遮断所要時間TB を示す。一般に、保護遮
断器10a〜10cにおいては、事故電流IS が一定範
囲においては遮断所要時間TB はほぼ一定値を有する。
性B0 は、供給回路4a〜4cの電流Iが定格電流IR
を越える事故電流IS になった場合に、事故電流IS と
該当事故電流IS が流れた場合における保護遮断器10
a〜10cの遮断所要時間TB を示す。一般に、保護遮
断器10a〜10cにおいては、事故電流IS が一定範
囲においては遮断所要時間TB はほぼ一定値を有する。
【0019】この各遮断特性F0 ,B0 を図3における
事故発生地点Aへ他の正常な供給回線4b,4cから事
故電流が流れる場合を考える。他の正常な供給回線4
b,4cの保護ヒューズ8b,8cに事故電流IS が流
れると、供給回線4aの保護遮断器10aにはこれらの
合計電流である事故電流2IS が流れる。
事故発生地点Aへ他の正常な供給回線4b,4cから事
故電流が流れる場合を考える。他の正常な供給回線4
b,4cの保護ヒューズ8b,8cに事故電流IS が流
れると、供給回線4aの保護遮断器10aにはこれらの
合計電流である事故電流2IS が流れる。
【0020】例えば事故電流IS が各遮断特性F0 .B
0 に対して図4に示す関係を有する場合は、事故電流2
IS における保護遮断器10aの遮断所要時間TB は、
供給回線4b,4cの保護ヒューズ8b,8cの事故電
流IS における遮断所要時間TF より短いので、保護遮
断器10aは遮断されるが保護ヒューズ8b,8cは溶
断されない。この場合、事故原因が解消されると、保護
遮断器10aを元に復旧(リセット)させればよい。
0 に対して図4に示す関係を有する場合は、事故電流2
IS における保護遮断器10aの遮断所要時間TB は、
供給回線4b,4cの保護ヒューズ8b,8cの事故電
流IS における遮断所要時間TF より短いので、保護遮
断器10aは遮断されるが保護ヒューズ8b,8cは溶
断されない。この場合、事故原因が解消されると、保護
遮断器10aを元に復旧(リセット)させればよい。
【0021】しかし、保護ヒューズ8b,8cの遮断所
要時間TF と保護遮断器10aの遮断所要時間TB とが
近接している場合は、保護ヒューズ8b,8cにおいて
も、溶断発生に至る直前まで事故電流IS が流れること
になる。保護ヒューズ8b,8cに定格電流IR を越え
る事故電流IS の電流を流した場合、通流開始してから
遮断所要時間TF 直前に保護ヒューズ8b,8cの劣化
が始まり、遮断所要時間TF に劣化が極限に達して溶断
する。
要時間TF と保護遮断器10aの遮断所要時間TB とが
近接している場合は、保護ヒューズ8b,8cにおいて
も、溶断発生に至る直前まで事故電流IS が流れること
になる。保護ヒューズ8b,8cに定格電流IR を越え
る事故電流IS の電流を流した場合、通流開始してから
遮断所要時間TF 直前に保護ヒューズ8b,8cの劣化
が始まり、遮断所要時間TF に劣化が極限に達して溶断
する。
【0022】一旦劣化すると、この劣化履歴は元に復帰
することはないので、次に同一の事故電流値IS が発生
すると、この事故電流IS に起因する劣化履歴が前回の
劣化履歴に加算される。このように、たとえ保護ヒュー
ズ8a,8bが溶断に至らなかったとしても、劣化履歴
が蓄積される。その結果、供給回路4b,4cの電流I
が定格電流値IR に達しない場合においても、保護ヒュ
ーズ8a,8bが溶断される虞がある。
することはないので、次に同一の事故電流値IS が発生
すると、この事故電流IS に起因する劣化履歴が前回の
劣化履歴に加算される。このように、たとえ保護ヒュー
ズ8a,8bが溶断に至らなかったとしても、劣化履歴
が蓄積される。その結果、供給回路4b,4cの電流I
が定格電流値IR に達しない場合においても、保護ヒュ
ーズ8a,8bが溶断される虞がある。
【0023】したがって、スポットネットワークの電力
供給の信頼性が低下する。本発明はこのような事情に鑑
みてなされたものであり、電力供給路内のどの地点に短
絡又は地落事故が発生したとしても、この事故発生位置
を該当電力供給路から切り離すことができ、確実に負荷
に電力を供給でき、ネットワーク全体の信頼性を向上で
きるスポットネットワークを提供することを目的とす
る。
供給の信頼性が低下する。本発明はこのような事情に鑑
みてなされたものであり、電力供給路内のどの地点に短
絡又は地落事故が発生したとしても、この事故発生位置
を該当電力供給路から切り離すことができ、確実に負荷
に電力を供給でき、ネットワーク全体の信頼性を向上で
きるスポットネットワークを提供することを目的とす
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明は、電力供給源からそれぞれ保護ヒューズと保
護遮断器とを直列接続してなる3回路以上の電力供給路
を介して共通のネットワーク母線に電力を供給し、この
ネットワーク母線に対して複数の負荷を接続するととも
に、各電力供給路に定格電流を越える事故電流が流れた
とき該当電力供給路の保護ヒューズ又は保護遮断器が溶
断又は遮断されるスポットネットワークにおいて、各電
力供給路におけるネットワーク母線近傍位置に保護ヒュ
ーズに近似した遮断特性を有した逆流阻止用ヒューズを
介挿している。
に本発明は、電力供給源からそれぞれ保護ヒューズと保
護遮断器とを直列接続してなる3回路以上の電力供給路
を介して共通のネットワーク母線に電力を供給し、この
ネットワーク母線に対して複数の負荷を接続するととも
に、各電力供給路に定格電流を越える事故電流が流れた
とき該当電力供給路の保護ヒューズ又は保護遮断器が溶
断又は遮断されるスポットネットワークにおいて、各電
力供給路におけるネットワーク母線近傍位置に保護ヒュ
ーズに近似した遮断特性を有した逆流阻止用ヒューズを
介挿している。
【0025】
【作用】このように構成されたスポットネットワークに
おいては、各電力供給路におけるネットワーク母線近傍
位置に逆流阻止用ヒューズが介挿されている。そして、
一つの電力供給路における保護ヒューズと保護遮断器と
の間に短絡又は地落等が発生して定格電流を越える事故
電流が流れた場合は、保護ヒューズが溶断して電力供給
源からこの電力供給路に供給される順方向の電流が遮断
される。
おいては、各電力供給路におけるネットワーク母線近傍
位置に逆流阻止用ヒューズが介挿されている。そして、
一つの電力供給路における保護ヒューズと保護遮断器と
の間に短絡又は地落等が発生して定格電流を越える事故
電流が流れた場合は、保護ヒューズが溶断して電力供給
源からこの電力供給路に供給される順方向の電流が遮断
される。
【0026】また、保護遮断器と逆流防止用ヒューズと
の間に短絡又は地落等が発生して定格電流を越える事故
電流が流れた場合は、保護ヒューズ又は保護遮断器が遮
断して、電力供給源からこの電力供給路に供給される順
方向の電流が遮断される。
の間に短絡又は地落等が発生して定格電流を越える事故
電流が流れた場合は、保護ヒューズ又は保護遮断器が遮
断して、電力供給源からこの電力供給路に供給される順
方向の電流が遮断される。
【0027】そして、いずれの場合においても、他の正
常な電力供給路からネットワーク母線を介してこの電力
供給路の事故発生地点へ流入する定格電流を越える逆方
向の事故電流は逆流防止用ヒューズを流れる。この逆流
防止用ヒューズに流れる事故電流は、正常な電力供給路
が2回路以上存在するので、各電力供給路に流れる事故
電流の2倍以上の電流値になる。
常な電力供給路からネットワーク母線を介してこの電力
供給路の事故発生地点へ流入する定格電流を越える逆方
向の事故電流は逆流防止用ヒューズを流れる。この逆流
防止用ヒューズに流れる事故電流は、正常な電力供給路
が2回路以上存在するので、各電力供給路に流れる事故
電流の2倍以上の電流値になる。
【0028】したがって、この逆流防止用ヒューズが保
護ヒューズに近似した遮断特性を有していた場合は、正
常な電力供給路の保護ヒューズに流れる事故電流が遮断
所要時間直前のヒューズ劣化が開始する時刻に達するま
でに、必ず逆流防止用ヒューズが溶断される。同様に、
正常な電力供給路の保護遮断器が遮断される前に、この
逆流防止用ヒューズが溶断される。
護ヒューズに近似した遮断特性を有していた場合は、正
常な電力供給路の保護ヒューズに流れる事故電流が遮断
所要時間直前のヒューズ劣化が開始する時刻に達するま
でに、必ず逆流防止用ヒューズが溶断される。同様に、
正常な電力供給路の保護遮断器が遮断される前に、この
逆流防止用ヒューズが溶断される。
【0029】よって、電力供給路内のどの地点に短絡又
は地落事故が発生したとしても、この事故発生地点を該
当電力供給路から切り離すことができる。また、他の正
常な電力供給路の保護ヒューズ及び保護遮断器が遮断さ
れることはなく、かつ保護ヒューズが劣化するこはな
い。
は地落事故が発生したとしても、この事故発生地点を該
当電力供給路から切り離すことができる。また、他の正
常な電力供給路の保護ヒューズ及び保護遮断器が遮断さ
れることはなく、かつ保護ヒューズが劣化するこはな
い。
【0030】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。図1は実施例のスポットネットワークの概略構成を
示す電力系統図である。図3に示す従来のスポットネッ
トワークと同一部分には同一符号が付してある。したが
って、重複する部分の詳細説明を省略する。
る。図1は実施例のスポットネットワークの概略構成を
示す電力系統図である。図3に示す従来のスポットネッ
トワークと同一部分には同一符号が付してある。したが
って、重複する部分の詳細説明を省略する。
【0031】この実施例スポットネットワークにおいて
は、各電源ケーブル1a,1b,1cと共通のネットワ
ーク母線5との間に接続された各電力供給路としての各
供給回線4a,4b,4c内のネットワーク母線5近傍
位置にそれぞれ逆流防止用ヒューズ14a,14b,1
4cが介挿されている。その他の構成は図3に示した従
来のスポットネットワークとほぼ同一構成である。
は、各電源ケーブル1a,1b,1cと共通のネットワ
ーク母線5との間に接続された各電力供給路としての各
供給回線4a,4b,4c内のネットワーク母線5近傍
位置にそれぞれ逆流防止用ヒューズ14a,14b,1
4cが介挿されている。その他の構成は図3に示した従
来のスポットネットワークとほぼ同一構成である。
【0032】前記各逆流防止用ヒューズ14a,14
b,14cは各供給回線4a,4b,4c内に設けられ
ている保護ヒューズ8a,8b,8cと近似した遮断特
性を有している。
b,14cは各供給回線4a,4b,4c内に設けられ
ている保護ヒューズ8a,8b,8cと近似した遮断特
性を有している。
【0033】図2に、保護ヒューズ8a〜8cの遮断特
性F0 ,逆流防止用ヒューズ14a〜14cの遮断特性
H0 ,保護遮断器10a〜10cの遮断特性B0 及び保
護ヒューズ8a〜8cの劣化特性G0 を示す。
性F0 ,逆流防止用ヒューズ14a〜14cの遮断特性
H0 ,保護遮断器10a〜10cの遮断特性B0 及び保
護ヒューズ8a〜8cの劣化特性G0 を示す。
【0034】保護ヒューズ8a〜8cの遮断特性F0 及
び保護遮断器10a〜10cの遮断特性B0 は図4で説
明したので詳細説明を省略する。逆流防止用ヒューズの
遮断特性H0 は、図示するように、保護ヒューズの遮断
特性F0 に近似した特性を有する。そして、逆流防止用
ヒューズの遮断特性H0 は保護ヒューズの遮断特性F0
に比較して、同一事故電流IS に対しては、遮断所要時
間が若干短く設定されている。
び保護遮断器10a〜10cの遮断特性B0 は図4で説
明したので詳細説明を省略する。逆流防止用ヒューズの
遮断特性H0 は、図示するように、保護ヒューズの遮断
特性F0 に近似した特性を有する。そして、逆流防止用
ヒューズの遮断特性H0 は保護ヒューズの遮断特性F0
に比較して、同一事故電流IS に対しては、遮断所要時
間が若干短く設定されている。
【0035】また、保護ヒューズの劣化特性G0 は、各
保護ヒューズ8a〜8cに定格電流IR を越える事故電
流IS が通流開始してから、該当保護ヒューズ8a〜8
cが劣化を開始するまでの劣化開始時間TG を示す。
保護ヒューズ8a〜8cに定格電流IR を越える事故電
流IS が通流開始してから、該当保護ヒューズ8a〜8
cが劣化を開始するまでの劣化開始時間TG を示す。
【0036】次に、このような遮断特性F0 ,B0 ,H
0 及び劣化特性G0 を有する保護ヒューズ8a〜8c,
保護遮断器10a〜10c及び逆流某使用ヒューズ14
a〜14cが直列接続された供給回路4a〜4cが組込
まれたスポットネットワークの動作を説明する。
0 及び劣化特性G0 を有する保護ヒューズ8a〜8c,
保護遮断器10a〜10c及び逆流某使用ヒューズ14
a〜14cが直列接続された供給回路4a〜4cが組込
まれたスポットネットワークの動作を説明する。
【0037】例えば一つの供給回線4aにおける保護ヒ
ューズ8aと保護遮断器10aとの間の地点Aで短絡又
は地落事故が発生すると、電源ケーブル1a側から供給
される順方向の電流Iは定格電流IR を越えて事故電流
IS に増加するので、保護ヒューズ8aが溶断される。
ューズ8aと保護遮断器10aとの間の地点Aで短絡又
は地落事故が発生すると、電源ケーブル1a側から供給
される順方向の電流Iは定格電流IR を越えて事故電流
IS に増加するので、保護ヒューズ8aが溶断される。
【0038】この実施例においては、変圧器7aの定格
が1500kVA,変圧器7aの内部インピーダンスが
7.5%,変圧器7aの二次側電圧が415Vとし、線
路インピーダンスを無視すると、この一つの供給回線4
aの供給可能最大電流は約27.8kAとなる。したが
って、事故発生時に電源側から流れる事故電流IS は2
7.8kAとなる(IS =27.8kA)。
が1500kVA,変圧器7aの内部インピーダンスが
7.5%,変圧器7aの二次側電圧が415Vとし、線
路インピーダンスを無視すると、この一つの供給回線4
aの供給可能最大電流は約27.8kAとなる。したが
って、事故発生時に電源側から流れる事故電流IS は2
7.8kAとなる(IS =27.8kA)。
【0039】また、地点Aで短絡又は地落事故が発生す
ると、他の正常な供給回線4b,4cから共通のネット
ワーク母線5を経由して逆方向の電流が逆流防止用ヒュ
ーズ14a及び保護遮断器10aを介して事故発生地点
Aへ流れる。この場合、正常な供給回線4b,4cの供
給可能最大電流は約27.8kAであり、事故発生地点
Aへ流れる逆方向の事故電流は2IS (=2×27.8
kA)となるので、逆流防止用ヒューズ14a又は保護
継電器10aが遮断される。
ると、他の正常な供給回線4b,4cから共通のネット
ワーク母線5を経由して逆方向の電流が逆流防止用ヒュ
ーズ14a及び保護遮断器10aを介して事故発生地点
Aへ流れる。この場合、正常な供給回線4b,4cの供
給可能最大電流は約27.8kAであり、事故発生地点
Aへ流れる逆方向の事故電流は2IS (=2×27.8
kA)となるので、逆流防止用ヒューズ14a又は保護
継電器10aが遮断される。
【0040】この場合、逆流防止用ヒューズ14aと保
護継電器10aとのいずれが遮断されるかは、図2に示
す各遮断特性H0 ,B0 と事故電流2IS (=55.6
kA)の値によって定まる。この実施例スポットネット
ワークにおいて、図2に示すように、事故電流2IS に
おける遮断所要時間TH ,TB を比較すると、逆流防止
用ヒューズ14aの遮断所要時間TH の方が短いので、
遮断所要時間TH =9.5msで逆流防止用ヒューズ1
4aが溶遮して、保護継電器10aは遮断されない。
護継電器10aとのいずれが遮断されるかは、図2に示
す各遮断特性H0 ,B0 と事故電流2IS (=55.6
kA)の値によって定まる。この実施例スポットネット
ワークにおいて、図2に示すように、事故電流2IS に
おける遮断所要時間TH ,TB を比較すると、逆流防止
用ヒューズ14aの遮断所要時間TH の方が短いので、
遮断所要時間TH =9.5msで逆流防止用ヒューズ1
4aが溶遮して、保護継電器10aは遮断されない。
【0041】よって、事故発生地点Aは供給回路4aか
ら切り離される。次に、逆流防止用ヒューズ14aが溶
遮した時点における正常な供給回路4b,4cにおける
各保護ヒューズ8b,8c及び逆流防止用ヒューズ14
b.14cについて検証する。
ら切り離される。次に、逆流防止用ヒューズ14aが溶
遮した時点における正常な供給回路4b,4cにおける
各保護ヒューズ8b,8c及び逆流防止用ヒューズ14
b.14cについて検証する。
【0042】各保護ヒューズ8b,8c及び流防止用ヒ
ューズ14b,14cにおいては、事故発生の供給回路
4aへそれぞれぞ自己の供給可能最大電流である27.
8kAの準方向の事故電流IS が流れる。図2に示すよ
うに、事故電流IS =27.8kAにおける各保護ヒュ
ーズ8b,8cの遮断所要時間TF 及び流防止用ヒュー
ズ14b,14cの遮断所要時間TH1は、事故発生の供
給回路4aの流防止用ヒューズ14aの事故電流2IS
(=55.6kA)における遮断所要時間TH=9.5
msに比較して遥かに長いので、溶断されることはな
い。
ューズ14b,14cにおいては、事故発生の供給回路
4aへそれぞれぞ自己の供給可能最大電流である27.
8kAの準方向の事故電流IS が流れる。図2に示すよ
うに、事故電流IS =27.8kAにおける各保護ヒュ
ーズ8b,8cの遮断所要時間TF 及び流防止用ヒュー
ズ14b,14cの遮断所要時間TH1は、事故発生の供
給回路4aの流防止用ヒューズ14aの事故電流2IS
(=55.6kA)における遮断所要時間TH=9.5
msに比較して遥かに長いので、溶断されることはな
い。
【0043】また、正常な供給回路4b,4cにおける
事故電流IS =27.8kAの遮断時間TH =9.5m
sは、該当事故電流IS における保護ヒューズ8b,8
cの劣化特性G0 の劣化開始時間TG =43msより短
いので、保護ヒューズ8b,8cが劣化履歴を受けるこ
とはない。
事故電流IS =27.8kAの遮断時間TH =9.5m
sは、該当事故電流IS における保護ヒューズ8b,8
cの劣化特性G0 の劣化開始時間TG =43msより短
いので、保護ヒューズ8b,8cが劣化履歴を受けるこ
とはない。
【0044】同様に、図3には示していないが、流防止
用ヒューズ14b,14cの劣化特性も保護ヒューズ8
b.8cの劣化特性G0 に近似しているので、この流防
止用ヒューズ14b,14cも劣化履歴を受けることは
ない。
用ヒューズ14b,14cの劣化特性も保護ヒューズ8
b.8cの劣化特性G0 に近似しているので、この流防
止用ヒューズ14b,14cも劣化履歴を受けることは
ない。
【0045】また、正常な供給回路4b,4cにおける
各保護遮断器10b,10cの事故電流IS =27.8
kAにおける遮断所要時間TB (=90ms)も事故発
生の供給回路4aの流防止用ヒューズ14aの遮断所要
時間TH =9.5msに比較して遥かに長いので遮断さ
れることはない。
各保護遮断器10b,10cの事故電流IS =27.8
kAにおける遮断所要時間TB (=90ms)も事故発
生の供給回路4aの流防止用ヒューズ14aの遮断所要
時間TH =9.5msに比較して遥かに長いので遮断さ
れることはない。
【0046】このように、正常な方の各供給回路4b,
4cにおける各保護ヒューズ8b,8c、各逆流防止用
ヒューズ14b,14c及び各保護遮断器10b,10
cは遮断されることはなく、かつ各各保護ヒューズ8
b,8c及び各逆流防止用ヒューズ14b,14cは劣
化履歴を受けることはない。
4cにおける各保護ヒューズ8b,8c、各逆流防止用
ヒューズ14b,14c及び各保護遮断器10b,10
cは遮断されることはなく、かつ各各保護ヒューズ8
b,8c及び各逆流防止用ヒューズ14b,14cは劣
化履歴を受けることはない。
【0047】次に、一つの供給回線4aにおける保護遮
断器10aと逆流防止用ヒューズ14aとの間の地点B
で短絡又は地落事故が発生すると、電源ケーブル1a側
から供給される順方向の電流Iは定格電流IR を越えて
事故電流IS に増加するので、保護ヒューズ8a又は保
護遮断器10aが遮断される。どちらが遮断されるか
は、図2に示す事故電流IS =27.8kAにおける各
遮断所要時間TF ,TBの比較から、保護遮断器10a
が遮断される。
断器10aと逆流防止用ヒューズ14aとの間の地点B
で短絡又は地落事故が発生すると、電源ケーブル1a側
から供給される順方向の電流Iは定格電流IR を越えて
事故電流IS に増加するので、保護ヒューズ8a又は保
護遮断器10aが遮断される。どちらが遮断されるか
は、図2に示す事故電流IS =27.8kAにおける各
遮断所要時間TF ,TBの比較から、保護遮断器10a
が遮断される。
【0048】また、地点Bで短絡又は地落事故が発生す
ると、他の正常な供給回線4b,4cから共通のネット
ワーク母線5を介して逆方向の電流が逆流防止用ヒュー
ズ14aを介して事故発生地点Aへ流れる。この場合、
正常な供給回線4b,4cの供給可能最大電流は約2
7.8kAであるので、事故発生地点Bへ流れる逆方向
の事故電流は2IS (=2×27.8kA)となるの
で、逆流防止用ヒューズ14aは遮断所要時間TH =
9.5ms経過後に遮断される。
ると、他の正常な供給回線4b,4cから共通のネット
ワーク母線5を介して逆方向の電流が逆流防止用ヒュー
ズ14aを介して事故発生地点Aへ流れる。この場合、
正常な供給回線4b,4cの供給可能最大電流は約2
7.8kAであるので、事故発生地点Bへ流れる逆方向
の事故電流は2IS (=2×27.8kA)となるの
で、逆流防止用ヒューズ14aは遮断所要時間TH =
9.5ms経過後に遮断される。
【0049】よって、事故発生地点Bは供給回路4aか
ら切り離される。この場合、正常な供給回路4b,4c
における各保護ヒューズ8b,8c、逆流防止用ヒュー
ズ14b.14c及び各保護遮断器10b,10cの動
作は、前述した地点Aでにて短絡又は地落事故が発生し
た場合と同様に、遮断されることなく、かつ劣化履歴を
受けることもない。
ら切り離される。この場合、正常な供給回路4b,4c
における各保護ヒューズ8b,8c、逆流防止用ヒュー
ズ14b.14c及び各保護遮断器10b,10cの動
作は、前述した地点Aでにて短絡又は地落事故が発生し
た場合と同様に、遮断されることなく、かつ劣化履歴を
受けることもない。
【0050】このような構成のスポットネットワークに
おいては、たとえ一つの供給回路4aにおける保護ヒュ
ーズ8aと保護遮断器10aとの間の地点A又は保護遮
断器10aと逆流防止用ヒューズ14aとの間の地点B
において、短絡又は地落事故が発生した場合であって
も、他の正常な供給回路4b,4cに何等悪影響を及ぼ
す事なく、事故発生地点A,Bを該当供給回路4aから
確実に切り離すことができる。よって、共通のネットー
ク母線5を介して各負荷に継続して電力を供給でき、ス
ポットネットワーク全体の信頼性を大幅に向上できる。
おいては、たとえ一つの供給回路4aにおける保護ヒュ
ーズ8aと保護遮断器10aとの間の地点A又は保護遮
断器10aと逆流防止用ヒューズ14aとの間の地点B
において、短絡又は地落事故が発生した場合であって
も、他の正常な供給回路4b,4cに何等悪影響を及ぼ
す事なく、事故発生地点A,Bを該当供給回路4aから
確実に切り離すことができる。よって、共通のネットー
ク母線5を介して各負荷に継続して電力を供給でき、ス
ポットネットワーク全体の信頼性を大幅に向上できる。
【0051】さらに、たとえ一つの供給回路4aに短絡
又は地落事故が発生して、他の正常な供給回路4b,4
cに事故電流IS が流れたとしても、この事故電流IS
に起因して自己の各ヒューズ8b.8c,14b,14
cが溶断されないことはもちろんのこと、劣化履歴を受
けることはない。よって、性能劣化に起因して、電流I
が定格電流IR 以下であるのに、誤ってヒューズ8b.
8c,14b,14cが溶断されることが未然に防止さ
れ、スポットネットワーク全体の信頼性をより一層向上
できる。
又は地落事故が発生して、他の正常な供給回路4b,4
cに事故電流IS が流れたとしても、この事故電流IS
に起因して自己の各ヒューズ8b.8c,14b,14
cが溶断されないことはもちろんのこと、劣化履歴を受
けることはない。よって、性能劣化に起因して、電流I
が定格電流IR 以下であるのに、誤ってヒューズ8b.
8c,14b,14cが溶断されることが未然に防止さ
れ、スポットネットワーク全体の信頼性をより一層向上
できる。
【0052】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。図1に示す実施例スポットネットワー
クにおいては、3つの供給回路4a,4b,4cで構成
したが、例えば4回路以上の供給回路で構成することも
可能である。
るものではない。図1に示す実施例スポットネットワー
クにおいては、3つの供給回路4a,4b,4cで構成
したが、例えば4回路以上の供給回路で構成することも
可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明のスポットネ
ットワークにおいては、各電力供給路の共通のネットワ
ーク母線近傍に逆流防止用ヒューズを介挿している。し
たがって、電力供給路内のどの位置に短絡又は地落事故
が発生したとしても、他の正常な電力供給路に影響を与
えることなく、この事故発生位置を該当電力供給路から
確実に切り離すことができ、かつ正常な電力供給路にお
ける保護ヒューズに劣化履歴を与えることなく、ネット
ワーク母線に接続された各負荷に対して電力を供給で
き、システム全体の信頼性を向上できる。
ットワークにおいては、各電力供給路の共通のネットワ
ーク母線近傍に逆流防止用ヒューズを介挿している。し
たがって、電力供給路内のどの位置に短絡又は地落事故
が発生したとしても、他の正常な電力供給路に影響を与
えることなく、この事故発生位置を該当電力供給路から
確実に切り離すことができ、かつ正常な電力供給路にお
ける保護ヒューズに劣化履歴を与えることなく、ネット
ワーク母線に接続された各負荷に対して電力を供給で
き、システム全体の信頼性を向上できる。
【図1】 本発明の一実施例に係わるスポットネットワ
ークの概略構成を示す電力系統図
ークの概略構成を示す電力系統図
【図2】 同実施例ネットワークの各供給回路に組込ま
れた各ヒューズ及び各保護遮断器の遮断特性図
れた各ヒューズ及び各保護遮断器の遮断特性図
【図3】 従来のスポットネットワークの概略構成を示
す電力系統図
す電力系統図
【図4】 一般的なヒューズと遮断器との遮断特性図
1a,1b,1c…電源ケーブル、4a,4b,4c…
供給回路、5…ネットワーク母線、7a,7b,7c…
変圧器、8a,8b,8c…保護ヒューズ、10a,1
0b,10c…保護遮断器、14a,14b,14c…
逆流防止用ヒューズ、F0 ,H0 ,B0 …遮断特性、G
0 …劣化特性、TF ,TB .TH …遮断所要時間、TG
…劣化開始時間
供給回路、5…ネットワーク母線、7a,7b,7c…
変圧器、8a,8b,8c…保護ヒューズ、10a,1
0b,10c…保護遮断器、14a,14b,14c…
逆流防止用ヒューズ、F0 ,H0 ,B0 …遮断特性、G
0 …劣化特性、TF ,TB .TH …遮断所要時間、TG
…劣化開始時間
Claims (1)
- 【請求項1】 電力供給源からそれぞれ保護ヒューズと
保護遮断器とを直列接続してなる3回路以上の電力供給
路を介して共通のネットワーク母線に電力を供給し、こ
のネットワーク母線に対して複数の負荷を接続するとと
もに、前記各電力供給路に定格電流を越える事故電流が
流れたとき該当電力供給路の保護ヒューズ又は保護遮断
器が溶断又は遮断されるスポットネットワークにおい
て、 前記各電力供給路における前記ネットワーク母線近傍位
置に前記保護ヒューズに近似した遮断特性を有した逆流
阻止用ヒューズを介挿したことを特徴とするスポットネ
ットワーク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4964795A JPH08251811A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | スポットネットワーク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4964795A JPH08251811A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | スポットネットワーク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08251811A true JPH08251811A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=12837000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4964795A Pending JPH08251811A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | スポットネットワーク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08251811A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015119541A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | 三菱電機株式会社 | スポットネットワーク受電設備 |
-
1995
- 1995-03-09 JP JP4964795A patent/JPH08251811A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015119541A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | 三菱電機株式会社 | スポットネットワーク受電設備 |
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