JPH08252007A - 苗移植装置 - Google Patents

苗移植装置

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JPH08252007A
JPH08252007A JP8463395A JP8463395A JPH08252007A JP H08252007 A JPH08252007 A JP H08252007A JP 8463395 A JP8463395 A JP 8463395A JP 8463395 A JP8463395 A JP 8463395A JP H08252007 A JPH08252007 A JP H08252007A
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seedling
cell
seedlings
plant
crop
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JP8463395A
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Shin Watabe
伸 渡部
Masakatsu Araki
正勝 荒木
Yoshikatsu Aoki
義勝 青木
Hidehiro Okada
英博 岡田
Norihiro Yano
典弘 矢野
Masahiro Takemoto
竹本  雅浩
Yoshihisa Ishiyama
佳寿 石山
Tamaki Kubo
環 久保
Masami Muranami
村並  昌実
Hiroshi Suzuki
宏 鈴木
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 栽培する作物の種子と、同じ日数育苗して前
記栽培する作物の草丈よりも高い草丈となる植物の種子
とを同じセル内に播種して育苗したセル苗を、セルから
抜き出して圃場に植付ける装置を提供する。 【構成】 草丈の高い植物の葉茎部をつかんでセルから
苗床を取り出す苗取出部と、その取り出したセル苗の前
記草丈の高い植物の葉茎部を切断する切断部とを設けた
苗移植装置の構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、野菜、花卉類等の苗を
根や葉が充分に伸びていない状態で圃場に植付けるのに
適した苗移植装置に関する。
【0002】
【従来の技術】育苗トレイを用いて野菜や花等のセル苗
を育苗するには、従来、各セルに床材を詰めて、それか
ら前記栽培する作物の種子のみを各セルに播き、そして
覆土して育苗する方法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の育苗方法
で、育苗トレイの各セル内に詰める床材としては、ピー
トモスやバーミキュライト等の土以外のものが用いられ
る。それは、育苗後に苗をセルから抜き出す時に、床材
がセルに粘着しにくいようにするためであり、また床材
が重過ぎてつまみ上げた苗がちぎれたりしないようにす
るためである。しかしながら、土でないこれらの床材は
バラバラになりやすいので、セルから苗を床材ごと引き
抜くためには、根を充分に伸長させてある程度根鉢が形
成された状態まで育苗しなければならなかった。
【0004】例えば、レタス等の野菜の場合、育苗日数
が一週間程度のときは子葉が出たところで、根は2〜4
cm程度しか伸長しておらず根鉢が形成されていない状態
にある。以後、このような状態の苗を幼苗と呼ぶ。この
幼苗状態のセル苗はセルから抜き取ることは困難であ
る。なぜなら、苗をつまんで引き上げようとすると苗が
ちぎれてしまい、セル底部の孔から押出し棒を突っ込ん
でも押出し棒が床材に突き刺さるだけで床材全体はセル
から押し出さず、また、箸状の部材で上から床材を突き
刺してつまみ出だそうにも床材がバラバラになってしま
うからである。そのため、前述のように根鉢がある程度
形成された状態まで苗を育成する必要があったのであ
る。
【0005】しかしながら、根が伸長し過ぎて床材の外
側面を巻き回って根鉢形成が進み過ぎると、移植しても
根が外の土壌に向けて出にくくなってしまい、圃場への
苗の活着が遅れたり、また移植直後の環境条件が悪けれ
ば活着せずに枯れてしまうという問題がある。その点、
幼苗状態で苗を植付ければ、根が外の土壌に向かって順
調に成育してゆくので好ましい。
【0006】また、日射の強い夏期に圃場へ移植して栽
培する場合、移植された苗の葉面から水分が非常に多く
蒸発してしまうと活着せず枯れてしまうという問題があ
る。しかし、子葉が出たばかりの幼苗の状態で移植すれ
ば、移植された苗の葉が小さいことにより葉面からの水
分蒸発量が少なく、苗は確実に圃場に活着させられる。
【0007】さらに、根鉢がある程度形成された状態ま
で育苗して移植することにより、育苗作業が長期化し、
育苗管理の作業量を増大するとともに、苗の移植可能な
期間の短縮化を招き、気象条件等により移植適期を逃す
可能性が大きくなるという問題もあった。
【0008】以上の理由から、育苗トレイを用いて育苗
したセル成型苗において、幼苗の状態で苗をセルから床
材ごと抜き取って移植できるようにしてほしいという要
望が多くあり、本発明はこれを可能とする苗移植装置を
提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のような構成とした。すなわち、本発明
にかかる苗移植装置は、栽培する作物の種子と、前記栽
培する作物の草丈よりも高い草丈となる植物の種子とを
同じセル内に播種して育苗したセル苗の苗移植装置であ
って、前記草丈の高い植物の葉茎部をつかんでセルから
セル苗を取り出す苗取出部と、その取り出したセル苗の
前記草丈の高い植物の葉茎部を切断する切断部とを備え
ていることを特徴としている。
【0010】
【作用】高い草丈となる植物の葉茎部をつかんでセル苗
の苗床をセルから引き出すので、栽培する作物を傷めず
に圃場に植付けることができる。葉の成長が早い植物は
根の成長も早いから、栽培する作物の根が苗床の外周部
まで伸びていない段階でも、高い草丈となる植物の根を
充分に伸長して根鉢が形成された状態となっている。こ
のため、苗床をセルから引き出す際に苗床が崩れること
がない。また、セルから取り出されたセル苗の草丈の高
い植物の葉茎部を切断するので、移植後にその草丈の高
い植物は枯れてしまい、栽培する作物の成長を妨げな
い。
【0011】
【実施例】まず、育苗に用いる育苗トレイの一例につい
て説明する。育苗トレイ1は、図9及び図10に示すよ
うに、左右前後に複数のセル2…が配列し、その各セル
2…の開口部2a…側が連結し、底部2b…側が独立し
た形態に、ポリエチレン等の可撓性合成樹脂の薄板から
成型している。この育苗トレイ1の外周縁は平面視で長
方形で、その大きさは例えば縦横300mm×600mm
で、水稲苗育苗用の一般的な育苗箱にちょうど一枚収容
できる大きさとなっている。育苗トレイ1の各セル2…
は、開口部2a…及び底部2b…の平面視形状が円形、
側面視形状が上辺より下辺が短い台形になっている。底
部2b…には、丸孔2c…が設けられている。尚、上記
構成はあくまでも一例であり、一般的に使用されている
育苗トレイを用いてもよい。
【0012】育苗トレイ1を使用して育苗するには、ま
ず、各セル2…内にピートモスやバーミキュライト等を
混合した床材3を詰める。次に、野菜や花等の栽培する
作物Aの種子4…を各セル2…内に播き、更に同じ日数
育苗して前記栽培する作物Aの草丈H1よりも高い草丈
H2となる植物Bの種子5…を各セル2…内に播く。そ
して、前記床材3で覆土する。以上のように播種した
ら、適当な温度管理のもと、適時必要に応じて灌水を行
って育苗する(図11)。すると、前記作物Aの苗nと
前記植物Bの苗n′とが同じセル2で共に成長してゆく
(図12)。床材3…内では作物Aの根と植物Bの根が
共に伸長してゆき、床材3上では作物Aの葉茎部と植物
Bの葉茎部とが共に伸長してゆく。作物Aの苗nの草丈
H1に対して植物Bの苗n′の草丈H2は高くなる。こ
のようにしてセル苗N…を育苗する。
【0013】尚、上記植物Bとしては、単子葉植物、例
えば稲、ムギ、トウモロコシ等のイネ科の植物が、野菜
や花等に対して苗の草丈が高くかつ根張りが早く強いの
で好適である。更に、これら植物Bは苗身の強度が比較
的大きいので、苗をセルから抜き取るとき植物Bをつか
んで引き抜く場合にその植物Bがちぎれにくいので都合
が良い。また、野菜や花等の苗は葉を平面方向に広げて
ゆくが(垂直方向の伸びに対して平面方向の伸びが大き
い)、前述のイネ科の植物は左右にはあまり広がらずに
上方に高く伸びてゆくので、栽培する作物Aへの通気、
採光を妨げない。この植物Bは、作物Aと同時に播種す
るのが作業能率上好ましいが、場合によっては別々に播
種してもよい。しかしながら、植物Bを後日播種する場
合は、移植時に作物Aよりも背丈が高くなっているよう
な植物を選ぶ。
【0014】また、前記作物Aの種子4…と前記植物B
の種子5…を各セル2…に播くにあたり、各セル2にあ
って作物Aの種子4の左右両側に植物Bの種子5・5を
播いて育苗すると、図13に示すように、育苗されたセ
ル苗N′は、栽培する作物Aが草丈の高い植物B・Bに
左右両側から挟まれた状態となる。これにより、栽培す
る作物Aの左右両側が植物B・Bでガードされた状態と
なり、植物Bの種子5を1粒だけ播種した場合に比べて
作物Aに対するガード性が高まり、移植装置を用いて移
植するとき、セル成型苗を機械的に取り出したり搬送し
たりする際に損傷を受けにくくなる。また、苗の運送運
搬時においての損傷防止ともなる。また、栽培する作物
Aがその茎部が弱くて地面に張り付くような姿勢になり
やすい作物であっても、植物B・Bが作物Aの支えにな
って作物Aのふらつきを防止しその作物が損傷を受ける
のを防止する。尚、この場合、各セルにおいて作物Aの
種子数に対して植物Bの種子数が多くなるので、当然、
根張りが更に強化され、苗のセルからの抜き取りが良好
となる。また、作物Aの左右両側の2箇所に限らず、作
物Aの周囲3箇所以上に植物Bを成育させるように播
種、育苗してもよい。
【0015】このセル成型苗による作物の栽培時期とし
ては、秋以後が適している。この時期であれば、セル苗
を圃場へ移植後、植物Bがあまり成長せず、作物Aの成
長に支障を与えないからである。
【0016】以上のように、この育苗方法は、栽培する
作物の種子と、同じ日数育苗して前記栽培する作物の草
丈よりも高い草丈となる植物の種子とを、同じセル内に
播種して育苗する。床材内には栽培する作物の根と高い
草丈となる植物の根が伸長してゆき、栽培する作物の根
だけの場合に比べて根の床材保持作用が格段に向上す
る。そして、栽培する作物を持って引き上げると、床材
ごと苗をセルから引き抜くことができる。引き抜いた苗
は圃場に移植して栽培する。尚、従来と同じ状態まで育
苗しても当然問題はない。
【0017】よって、この育苗方法によれば、幼苗の状
態のセル苗を、栽培する作物を傷めずにセルから引き抜
き圃場に移植することができるようになる。これによ
り、日射の強い夏期に圃場に移植しても、確実に苗を圃
場に活着させられ、安定した収穫を得ることができる。
また、幼苗の移植が可能となることにより、育苗作業の
短期化と苗の移植可能期間の長期化が図れ、育苗管理の
作業を軽減できるとともに、移植作業を時間的に分散さ
せることができ、経営規模の拡大が可能となる。
【0018】以下、この育苗方法によって育苗される幼
苗状態のセル苗を圃場に移植する苗移植装置の実施例に
ついて説明する。
【0019】図1に示すように、苗移植装置10は畝を
跨いで走行する機体に搭載されている。図中の11は左
右一対の前輪、12は左右一対の後輪、13はエンジ
ン、14は主ミッションケース、15は植付部ミッショ
ンケ−ス、16は操向ハンドル、17は予備苗載台であ
る。
【0020】図2乃至図5に示す苗移植装置10(1)
は、セル成型苗を育苗トレイ1ごと載せて各セル2内の
セル苗Nを1株づつ苗取出位置P1へ供給する苗供給部
20と、前記苗取出位置P1へ供給されたセル苗Nをセ
ル2から取り出す苗取出部40と、セル2から取り出し
たセル苗Nの前記植物Bの葉茎部を切断する切断部55
と、植物Bの葉茎部を切断したセル苗Nを圃場に植付け
る苗植付部60とからなる。
【0021】苗供給部20は、苗供給部フレーム21・
21に支架した駆動軸23と従動軸24に取り付けられ
ているスプロケット26・26・27・27に左右一対
のチエン29・29を架け、そのチエン29・29の間
に搬送ピン30…が並列に架け渡してあり、育苗トレイ
1の横並びのセル2…とセル2…の間に底部側から前記
搬送ピン30…を嵌合させた状態でチエン29・29を
移動させることにより、育苗トレイ1を搬送するように
なっている。また、苗供給部フレーム21・21は左右
に移動可能に支持されていて、苗供給部フレーム側に設
けたリード爪32が係合するリードカム33を回転させ
ると、苗供給部全体が左右に往復動するようになってい
る。苗供給部20が左右行程の端部まで移動すると、苗
送りカム35が苗送りア−ム36に係合して駆動軸23
を一定量回転させ、育苗トレイ1をセル1個分だけ前側
へ搬送する。尚、G1・G2は駆動軸23と苗送りア−
ム軸36aに取り付けた伝動ギアである。
【0022】苗取出部40は、セル苗の前記植物Bの葉
茎部を挟持する一対の挟持体41・41を備えている。
挟持体41・41の先端部は平板状の挟持部41a・4
1aとなっていて、該挟持部の内面部にクッションゴム
42・42が取り付けられている。この挟持体41・4
1は前進・後退用電動シリンダ44のピストンロッド4
4aの先端部に設けたピン45に回動自在に取り付けら
れており、ピストンロッド44aの外周部にキー46を
介して回転不能かつ摺動自在に嵌合された筒体48をソ
レノイド49によってピストンロッドの先端側に移動さ
せると挟持体41・41が閉じ、また前記筒体48をピ
ストンロッドの基部側に移動させるとスプリング50の
作用で挟持体41・41が開くようになっている。
【0023】また、前進・後退用電動シリンダ44を支
持する支持体52は支軸53回りに回動自在で、上下回
動用電動シリンダ54を伸縮させることにより、挟持体
14・14を水平姿勢と垂直姿勢とに回動させ、苗供給
部20より受け取ったセル苗を下方の切断部55へ搬送
するようになっている。
【0024】切断部55は、ホルダー56でセル苗Nの
苗床をつかみ、鋏57でそのセル成型苗の前記植物Bの
葉茎部を切断する構成である。両者56・57は、ワイ
ヤ56a・57aの操作によりそれぞれ個別に開閉させ
られるようになっている。鋏57で植物Bの葉茎部を切
断する際に、作物Aの葉を切ることなく、かつ植物Bの
成長点よりも下側を切るように、ホルダー56と鋏57
の間隔が設定してある。ホルダー56の内周部にはスポ
ンジ等のクッション材58が貼り付けられている。ま
た、タンク59内の除草剤が鋏57の刃部の表面に常時
にじみ出るようになっている。
【0025】苗植付部60は、支点ピン61・61の回
りに回動自在に設けた上下の植付リンク62・62の先
端にピン64・64にて中空筒65を取り付け、その中
空筒65の前後両側に、くちばし状の植付爪67・67
を開閉リンク68・68で連結支持している。そして、
駆動軸70に第一クランク71と第二クランク72を一
体に取り付け、第一クランク71の先端部と上側の植付
リンク62の中間部を連結ロッド74を介して連結する
とともに、第二クランク72の先端部に回動自在に連結
した開閉ロッド75の長穴75aにピン77を遊嵌させ
た吊りリンク78・78により両植付爪67・67を吊
架している。
【0026】第一クランク71が回転することにより、
植付リンク62・62が揺動して、植付爪67・67が
苗受け位置P2と苗移植位置P3の間で上下動する。ま
た、これに同期して第二クランク72が回転し、植付爪
67・67が苗移植位置にある時は、吊りリンク78・
78によって植付爪67・67が吊り上げられるのでそ
の下端側が開き、植付爪67・67が苗移植位置P3よ
りも上位にある時は、吊りリンク78・78による吊上
げ力が作用しないので植付爪67・67がスプリング7
9の力で閉じるようになっている。
【0027】横並びのセルとセルの間の溝部に搬送ピン
30…を嵌合させた状態で育苗トレイ1を苗供給部20
にセットして機体を走行させると、苗移植装置10
(1)が以下の動作を行い、育苗トレイ1のセル苗N…
を圃場の畝に植付ける。
【0028】苗供給部20が左右に往復動し、セル苗N
を苗取出位置P1に順次供給する。苗取出位置に苗が供
給されると、水平姿勢にある苗取出部40の挟持体41
・41が開いた状態で苗供給部側へ前進し、そこで挟持
体41・41が閉じて苗取出位置にあるセル2に収容さ
れているセル苗Nの植物Bの葉茎部を挟持し、さらに植
物Bの葉茎部を挟持したまま挟持体41・41が後退し
て、セル2からセル苗Nを抜き出す。セル苗を挟持した
挟持体41・41は下方に回動して垂直姿勢になる。
【0029】次いで、ホルダー56がセル苗の苗床をつ
かむ。そして、ホルダー56と挟持体41・41によっ
て固定された状態にある植物Bの葉茎部を鋏57で切断
する。その時、鋏57の刃部の表面についている除草剤
が植物Bの切り口に付着する。切断後、挟持体41・4
1とホルダー56が開き、苗受け位置P2で待機してい
る苗植付部60の中空筒65の中にセル成型苗を落とし
込む。そのセル苗は閉じた状態にある植付爪67・67
にて保持される。その後、挟持体41・41は水平姿勢
に戻る。
【0030】そして、中空筒65と植付爪67・67が
苗移植位置P3まで移動し、そこで植付爪67・67が
開き、植付爪67・67の突入によって畝面に形成され
た移植用穴に苗を解放する。苗解放後、植付爪67・6
7は上動して苗受け位置P2に戻る。上記動作が繰り返
され、育苗トレイ1の横一列分の苗が全て植付けられる
と、チエン29・29が移動して育苗トレイ1をセル1
個分だけ前側に搬送し、次列の苗を植付ける。
【0031】尚、切断部55のホルダー56を設けず、
挟持体41・41によって植物Bの葉をつかんでセル苗
を吊り下げた状態で、鋏57により植物Bの葉茎部を切
断するようにしてもよい。この構成にすると、植物Bの
葉茎部を切断すると同時に、そのセル苗が中空筒65の
中に落とし込まれる。
【0032】上記苗移植装置10(1)はセル苗を圃場
に植付ける前に植物Bの葉茎部を切断する構成である
が、セル苗を圃場に植付けた後に植物Bの葉茎部を切断
してもよい。図6に示す苗移植装置の切断部55′は、
畝面から所定の高さに回転刃式のカッター57′を備
え、そのカッターをモータMで回転させ、植付け後のセ
ル苗Nの植物Bの葉茎部を切断する。
【0033】図7及び図8は異なる苗移植装置を表して
いる。この苗移植装置10(2)の苗供給部20′も、
前例20(1)の苗供給部20と同様に、駆動軸23と
従動軸24に取り付けられているスプロケット26・2
6・27・27に左右一対のチエン29・29を架け、
そのチエン29・29の間に搬送ピン30…が並列に架
け渡してあり、育苗トレイ1の横並びのセル2…とセル
2…の間に底部側から前記搬送ピン30…を嵌合させた
状態でチエン29・29を移動させることにより、育苗
トレイ1をセル1個分づつ間欠的に前側に搬送する構成
であるが、駆動軸23が逆回りに回転し、葉が下向きに
なった上下逆向きの状態で育苗トレイ1を搬送するよう
になっている。搬送中の育苗トレイ1が落下しないよう
に育苗トレイ1を支える案内レール70が設けられてい
る。
【0034】また、苗取出部40′は、平面視で互いの
間隔が後側ほど狭くなるよう軸心を傾けた左右一対の回
転ディスク72・72を後部が上から下へ移動するよう
に回転させ、その回転ディスク72・72の後部が上か
ら下へ移動する時に、苗供給部20′の苗取出位置P1
にあるセル苗の植物Bの葉茎部をつかんでセルから苗床
を引き出し、そのセル苗をつかんだまま下方へ搬送し、
そこでセル苗を解放して苗植付部60の中空筒65の中
に落とし込む。73・73は、回転ディスク72・72
の案内レ−ルである。苗移植装置10(1)のそれと同
じ構成である。
【0035】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明にかかる苗
移植装置は、栽培する作物の種子と、同じ日数育苗して
前記栽培する作物の草丈よりも高い草丈となる植物の種
子とを同じセル内に播種して育苗したセル苗の苗移植装
置であって、前記草丈の高い植物の葉茎部をつかんでセ
ルから苗床を取り出すので、栽培する苗を傷めることな
く幼苗の状態で圃場に移植することができ、移植後の苗
が確実に圃場に活着するとともに、セルから取り出した
後、前記草丈の高い植物の葉茎部を切断するので、移植
後に草丈の高い植物が枯れてしまい、栽培する作物が順
調に成育するようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗移植機の全体側面図である。
【図2】苗移植装置の第1例の構成を表す側面図であ
る。
【図3】苗供給部の平面図である。
【図4】鋏の平面図である。
【図5】ホルダーの平面図である。
【図6】異なる切断部の構成を表す側面図である。
【図7】苗移植装置の第2例の構成を表す側面図であ
る。
【図8】回転ディスクの背面図である。
【図9】育苗トレイを示す(a)平面図、及び(b)正
面図である。
【図10】育苗トレイのセルを示す(a)平面図、及び
(b)側面背面図である。
【図11】セルへの播種状態を示す側面断面である。
【図12】セルでの育苗状態を示す側面断面図である。
【図13】異なる播種条件での育苗状態を示す側面断面
図である。
【符号の説明】
A 栽培する作物 B 栽培する作物よりも高い背丈となる植物 1 育苗トレイ 2 セル 10 苗移植装置 20 苗供給部 40 苗取出部 55 切断部 60 苗植付部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 英博 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 矢野 典弘 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 竹本 雅浩 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 石山 佳寿 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 久保 環 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 村並 昌実 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 鈴木 宏 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 栽培する作物の種子と、前記栽培する作
    物の草丈よりも高い草丈となる植物の種子とを同じセル
    内に播種して育苗したセル苗の苗移植装置であって、前
    記草丈の高い植物の葉茎部をつかんでセルからセル苗を
    取り出す苗取出部と、その取り出したセル苗の前記草丈
    の高い植物の葉茎部を切断する切断部とを備えているこ
    とを特徴とする苗移植装置。
JP8463395A 1995-03-15 1995-03-15 苗移植装置 Pending JPH08252007A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8463395A JPH08252007A (ja) 1995-03-15 1995-03-15 苗移植装置

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JP8463395A JPH08252007A (ja) 1995-03-15 1995-03-15 苗移植装置

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