JPH08252502A - ストライプ状に塗膜を形成した塗装板と、この塗装板の塗装方法及び塗装装置 - Google Patents
ストライプ状に塗膜を形成した塗装板と、この塗装板の塗装方法及び塗装装置Info
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- JPH08252502A JPH08252502A JP8205395A JP8205395A JPH08252502A JP H08252502 A JPH08252502 A JP H08252502A JP 8205395 A JP8205395 A JP 8205395A JP 8205395 A JP8205395 A JP 8205395A JP H08252502 A JPH08252502 A JP H08252502A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C5/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
- B05C5/005—Curtain coaters
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C5/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
- B05C5/007—Slide-hopper coaters, i.e. apparatus in which the liquid or other fluent material flows freely on an inclined surface before contacting the work
- B05C5/008—Slide-hopper curtain coaters
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C9/00—Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important
- B05C9/06—Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important for applying two different liquids or other fluent materials, or the same liquid or other fluent material twice, to the same side of the work
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 板材の幅方向に複数の塗膜を形成した塗装板
と、その塗膜を効率的に低コストで形成できる塗装方
法、及び塗装装置を提供する。 【構成】 幅方向に複数の塗膜を形成する。厚み方向に
複数の塗膜層が形成される場合には、その中の少なくと
も一層が幅方向に複数の塗膜を持つ。スライドコーター
であって、スリットを幅方向に複数に分割する仕切壁を
設け、仕切壁の間毎に塗料を供給する手段を備えること
によって、幅方向の複数塗膜を効率よく形成することが
できる。また仕切壁を可動にすることで、さらに多彩な
塗膜構成を得ることが可能となる。
と、その塗膜を効率的に低コストで形成できる塗装方
法、及び塗装装置を提供する。 【構成】 幅方向に複数の塗膜を形成する。厚み方向に
複数の塗膜層が形成される場合には、その中の少なくと
も一層が幅方向に複数の塗膜を持つ。スライドコーター
であって、スリットを幅方向に複数に分割する仕切壁を
設け、仕切壁の間毎に塗料を供給する手段を備えること
によって、幅方向の複数塗膜を効率よく形成することが
できる。また仕切壁を可動にすることで、さらに多彩な
塗膜構成を得ることが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板材の両面に塗膜を形
成する方法に関するものであり、電機製品、建材、自動
車部品等に使用される鋼板、アルミ板、ステンレス板、
銅板等の金属板、プラスチック板、木板など、切り板、
または帯状板の連続塗装ラインに利用される。
成する方法に関するものであり、電機製品、建材、自動
車部品等に使用される鋼板、アルミ板、ステンレス板、
銅板等の金属板、プラスチック板、木板など、切り板、
または帯状板の連続塗装ラインに利用される。
【0002】
【従来の技術】電気製品、建材、自動車部品、装飾品等
に供される、例えば鋼板、アルミ板、銅板等の金属板に
おいては、従来から、防錆性、電気絶縁性、あるいは意
匠性等を付与することを目的として、その表面にめっき
皮膜や塗装による有機皮膜の形成が行われているが、近
年、金属板の用途拡大に伴い、この金属板に求められる
特性は多岐に亘り、また、今まで以上に意匠性(外観特
性)に優れていることが求められるようになってきてい
る。樹脂板等においても同様に、意匠性に対する要求が
多くなっている。このような要請に応えるために、これ
ら金属板や樹脂板等の表面に各種の有機皮膜を形成する
ことが多い。
に供される、例えば鋼板、アルミ板、銅板等の金属板に
おいては、従来から、防錆性、電気絶縁性、あるいは意
匠性等を付与することを目的として、その表面にめっき
皮膜や塗装による有機皮膜の形成が行われているが、近
年、金属板の用途拡大に伴い、この金属板に求められる
特性は多岐に亘り、また、今まで以上に意匠性(外観特
性)に優れていることが求められるようになってきてい
る。樹脂板等においても同様に、意匠性に対する要求が
多くなっている。このような要請に応えるために、これ
ら金属板や樹脂板等の表面に各種の有機皮膜を形成する
ことが多い。
【0003】また、塗装板に種々の機能を求められるこ
とも多くなり、機能付与のために塗膜が形成されること
も多くなっている。
とも多くなり、機能付与のために塗膜が形成されること
も多くなっている。
【0004】従来、金属板の表面に有機皮膜を形成する
場合、一般的には金属板の成型後に塗装するポストコー
ト或いは金属板を成型する前に塗装するプレコート法が
採用され、塗装装置としては、複数のロールを組み合わ
せたロールコーター方式が多く採用されている。このロ
ールコーター方式の一般的なものとしては、図7に示す
ように、3ロールコーター方式がある。このロールコー
ター方式は、膜厚制御性に優れ、薄膜塗装が可能である
が、ローピングと呼ばれる外観欠陥が生じやすく、ま
た、塗装ロールと板材が接触しているため、板材による
ロール摩耗があり、幅の広い板材から通板しないと、摩
耗によるロールキズが塗膜に転写されて欠陥となる、と
いう欠点も持っている。
場合、一般的には金属板の成型後に塗装するポストコー
ト或いは金属板を成型する前に塗装するプレコート法が
採用され、塗装装置としては、複数のロールを組み合わ
せたロールコーター方式が多く採用されている。このロ
ールコーター方式の一般的なものとしては、図7に示す
ように、3ロールコーター方式がある。このロールコー
ター方式は、膜厚制御性に優れ、薄膜塗装が可能である
が、ローピングと呼ばれる外観欠陥が生じやすく、ま
た、塗装ロールと板材が接触しているため、板材による
ロール摩耗があり、幅の広い板材から通板しないと、摩
耗によるロールキズが塗膜に転写されて欠陥となる、と
いう欠点も持っている。
【0005】このロールコーター方式の他には、金属板
に非接触で塗装を行うカーテンフロー方式が知られてい
る。このカーテンフロー方式は、図8に示すように、板
材と非接触で塗装できるため、外観性に優れた塗装板が
得られるという利点のあることが、例えば特開昭63−
80877号公報に報告されている。しかし、塗料カー
テンが安定に切れることなく落下していることが必要
で、ウェット膜厚で30μm以下のカーテン形成が難し
く、薄膜塗装がしにくいという問題点を持っている。
に非接触で塗装を行うカーテンフロー方式が知られてい
る。このカーテンフロー方式は、図8に示すように、板
材と非接触で塗装できるため、外観性に優れた塗装板が
得られるという利点のあることが、例えば特開昭63−
80877号公報に報告されている。しかし、塗料カー
テンが安定に切れることなく落下していることが必要
で、ウェット膜厚で30μm以下のカーテン形成が難し
く、薄膜塗装がしにくいという問題点を持っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来は上述のロールコ
ーター方式やカーテンフロー方式等のコーターを用い
て、金属板に塗料を塗布した後は、塗膜の機能を発揮さ
せるために熱風焼付け炉、誘導加熱炉あるいは、電子線
や近赤外線等のエネルギー線の照射によって、或いはこ
れらの組み合わせによって塗膜の乾燥硬化を行ってい
る。通常、塗膜が2層以上形成される場合には、1層目
の塗膜を塗装した後、その塗膜を乾燥・硬化してから、
次の塗膜を塗布し、硬化・乾燥する、というように、塗
膜の塗布、乾燥・硬化の処理を複数回繰り返す必要があ
り、生産性の低下、生産コスト増になっていた。
ーター方式やカーテンフロー方式等のコーターを用い
て、金属板に塗料を塗布した後は、塗膜の機能を発揮さ
せるために熱風焼付け炉、誘導加熱炉あるいは、電子線
や近赤外線等のエネルギー線の照射によって、或いはこ
れらの組み合わせによって塗膜の乾燥硬化を行ってい
る。通常、塗膜が2層以上形成される場合には、1層目
の塗膜を塗装した後、その塗膜を乾燥・硬化してから、
次の塗膜を塗布し、硬化・乾燥する、というように、塗
膜の塗布、乾燥・硬化の処理を複数回繰り返す必要があ
り、生産性の低下、生産コスト増になっていた。
【0007】塗装によって、板の表面に機能を持たせよ
うとするときに、表面を効率良く塗り分けて、場所によ
って別の機能を持たせられれば、一つの材料をより効率
的に使用できる。例えば、一般的な塗装鋼板は、皮膜の
導電性が乏しいため溶接ができないが、あらかじめ板材
のどの部分が溶接されるかわかっている場合には、その
部分に溶接可能な塗膜を形成したり、その部分に塗膜を
形成しないなどの対策が考えられる。あるいは、接着接
合を考えても、塗装された板材のどの部分が接着される
かがあらかじめわかっている場合には、例えば、接着さ
れる部分には、あらかじめ接着剤を塗布しておき、他の
部分にはひつような色をつけるなどが考えられる。ま
た、意匠性付与の観点からも、板材の表面を異なる塗膜
で塗り分ける技術が望まれている。
うとするときに、表面を効率良く塗り分けて、場所によ
って別の機能を持たせられれば、一つの材料をより効率
的に使用できる。例えば、一般的な塗装鋼板は、皮膜の
導電性が乏しいため溶接ができないが、あらかじめ板材
のどの部分が溶接されるかわかっている場合には、その
部分に溶接可能な塗膜を形成したり、その部分に塗膜を
形成しないなどの対策が考えられる。あるいは、接着接
合を考えても、塗装された板材のどの部分が接着される
かがあらかじめわかっている場合には、例えば、接着さ
れる部分には、あらかじめ接着剤を塗布しておき、他の
部分にはひつような色をつけるなどが考えられる。ま
た、意匠性付与の観点からも、板材の表面を異なる塗膜
で塗り分ける技術が望まれている。
【0008】従来技術では、このようなニーズに対応で
きる効率的な塗装方法がない。本発明は、幅方向に、特
性、色等の異なる複数の塗膜を効率的に、かつ低コスト
で同時的に形成した塗装板及び塗装方法を提供する。
きる効率的な塗装方法がない。本発明は、幅方向に、特
性、色等の異なる複数の塗膜を効率的に、かつ低コスト
で同時的に形成した塗装板及び塗装方法を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に示した、幅方
向に複数の塗膜をストライプ状に形成したことを特徴と
する塗装板、請求項2に示した、塗装膜の厚み方向に複
数の塗膜層を持つ塗装板において、塗膜層の少なくとも
一つに、幅方向に異なる塗膜をストライプ状に形成した
ことを特徴とする塗装板によって、上記課題は解決でき
る。
向に複数の塗膜をストライプ状に形成したことを特徴と
する塗装板、請求項2に示した、塗装膜の厚み方向に複
数の塗膜層を持つ塗装板において、塗膜層の少なくとも
一つに、幅方向に異なる塗膜をストライプ状に形成した
ことを特徴とする塗装板によって、上記課題は解決でき
る。
【0010】請求項3に示した、スライドホッパーのス
ライド面に前後に間隔をおいて開口し、スライド面幅方
向に延びる複数のスリット、およびスリットに塗料を供
給する手段を備え、スライド面上で複数の塗料膜を重ね
合わせて複層塗料膜とし、スライド面の先端から複層塗
料膜を自由落下させて塗料カーテンを形成し、走行して
いる板材の方面に前記塗料カーテンを落下させて板材の
表面に複層塗料膜を形成する板材の塗装方法において、
少なくとも一本のスリットに、そのスリットを幅方向に
複数に分割する仕切壁を設け、仕切壁の間毎に塗料を供
給する手段を備えることを特徴とする塗装板の塗装方
法、また請求項4に示したスリットを幅方向に複数に分
割する仕切壁が、幅方向に移動できることを特徴とする
請求項3記載の塗装板の塗装方法によって、上記課題は
解決できる。
ライド面に前後に間隔をおいて開口し、スライド面幅方
向に延びる複数のスリット、およびスリットに塗料を供
給する手段を備え、スライド面上で複数の塗料膜を重ね
合わせて複層塗料膜とし、スライド面の先端から複層塗
料膜を自由落下させて塗料カーテンを形成し、走行して
いる板材の方面に前記塗料カーテンを落下させて板材の
表面に複層塗料膜を形成する板材の塗装方法において、
少なくとも一本のスリットに、そのスリットを幅方向に
複数に分割する仕切壁を設け、仕切壁の間毎に塗料を供
給する手段を備えることを特徴とする塗装板の塗装方
法、また請求項4に示したスリットを幅方向に複数に分
割する仕切壁が、幅方向に移動できることを特徴とする
請求項3記載の塗装板の塗装方法によって、上記課題は
解決できる。
【0011】また、請求項5に示した、スライドホッパ
ーのスライド面に前後に間隔をおいて開口し、スライド
面幅方向に延びる複数のスリット、およびスリットに塗
料を供給する手段を備え、スライド面上で複数の塗料膜
を重ね合わせて複層塗料膜とし、スライド面の先端から
複層塗料膜を自由落下させて塗料カーテンを形成し、走
行している板材の表面に前記塗料カーテンを落下させて
板材の表面に複層塗料膜を形成する板材の塗装方法にお
いて、少なくとも一本のスリットに、そのスリットを幅
方向に複数に分割する仕切壁を設け、仕切壁の間毎に塗
料を供給する手段を備えることを特徴とする塗装装置も
提供する。さらに、請求項6に示したように、スリット
を幅方向に複数に分割する仕切壁が、幅方向に移動でき
ることを特徴とする請求項5記載の塗装装置をも提供す
る。
ーのスライド面に前後に間隔をおいて開口し、スライド
面幅方向に延びる複数のスリット、およびスリットに塗
料を供給する手段を備え、スライド面上で複数の塗料膜
を重ね合わせて複層塗料膜とし、スライド面の先端から
複層塗料膜を自由落下させて塗料カーテンを形成し、走
行している板材の表面に前記塗料カーテンを落下させて
板材の表面に複層塗料膜を形成する板材の塗装方法にお
いて、少なくとも一本のスリットに、そのスリットを幅
方向に複数に分割する仕切壁を設け、仕切壁の間毎に塗
料を供給する手段を備えることを特徴とする塗装装置も
提供する。さらに、請求項6に示したように、スリット
を幅方向に複数に分割する仕切壁が、幅方向に移動でき
ることを特徴とする請求項5記載の塗装装置をも提供す
る。
【0012】
【作用】本発明の、板材の幅方向に、複数の塗膜をスト
ライプ状に形成した塗装板は、図5に示すように、板材
の通板される方向に平行に、塗膜が塗り分けられている
ものである。この図では、各塗膜層の境界線は板材の通
板される方向に平行な直線で表されているが、この境界
線は曲線であっても良い。塗膜16ba、16ca、1
6aaは、すべて別の種類の塗膜でも良いし、例えば1
6baと16aaは同じ塗膜でも良いし、その組み合わ
せは自由である。幅方向の塗膜の数も任意であう。図5
(a)に板材を断面方向から見た図を示したが、塗膜が
複数層積層された場合には、各塗膜層の内の少なくとも
一層にストライプ状の塗装を施す。
ライプ状に形成した塗装板は、図5に示すように、板材
の通板される方向に平行に、塗膜が塗り分けられている
ものである。この図では、各塗膜層の境界線は板材の通
板される方向に平行な直線で表されているが、この境界
線は曲線であっても良い。塗膜16ba、16ca、1
6aaは、すべて別の種類の塗膜でも良いし、例えば1
6baと16aaは同じ塗膜でも良いし、その組み合わ
せは自由である。幅方向の塗膜の数も任意であう。図5
(a)に板材を断面方向から見た図を示したが、塗膜が
複数層積層された場合には、各塗膜層の内の少なくとも
一層にストライプ状の塗装を施す。
【0013】最表層の塗膜にストライプ状の塗膜を形成
する場合には、表面塗膜の機能を分化して、各塗膜層に
別の機能を持たせることが可能となる。例えば、塗装さ
れた板材を使用するときに、板材の幅方向の端部を接着
によって接合することがわかっている場合には、特開平
6−316028号に開示されているような、端部の必
要な幅について、加熱によって接着性を発現する塗膜を
塗装し、中央部分と塗り分けることによってその後の工
程の省略につながる。板材が3分割されて、かつ3分割
された各部分の端部に接着剤が必要であれば、板材の幅
方向の端部から1層目、3層目、4層目、6層目、7層
目、9層目を接着剤層とし、間の2、5、8層目には他
の必要な塗装、例えば必要な色の塗装をしておけば、3
分割された各板の端部に接着剤層が存在することにな
る。別の例として、2色の塗装板材が必要で、かつ塗装
された板材が2分割して使用される場合には、幅方向の
半分をそのうちの1色に、他の半分は別のもう1色を塗
り分ければ、効率良く製造が可能となる。
する場合には、表面塗膜の機能を分化して、各塗膜層に
別の機能を持たせることが可能となる。例えば、塗装さ
れた板材を使用するときに、板材の幅方向の端部を接着
によって接合することがわかっている場合には、特開平
6−316028号に開示されているような、端部の必
要な幅について、加熱によって接着性を発現する塗膜を
塗装し、中央部分と塗り分けることによってその後の工
程の省略につながる。板材が3分割されて、かつ3分割
された各部分の端部に接着剤が必要であれば、板材の幅
方向の端部から1層目、3層目、4層目、6層目、7層
目、9層目を接着剤層とし、間の2、5、8層目には他
の必要な塗装、例えば必要な色の塗装をしておけば、3
分割された各板の端部に接着剤層が存在することにな
る。別の例として、2色の塗装板材が必要で、かつ塗装
された板材が2分割して使用される場合には、幅方向の
半分をそのうちの1色に、他の半分は別のもう1色を塗
り分ければ、効率良く製造が可能となる。
【0014】意匠性が要求される場合には、表層のみで
なく、内層塗膜をストライプ状に形成することによって
様々な意匠が可能となる。
なく、内層塗膜をストライプ状に形成することによって
様々な意匠が可能となる。
【0015】幅方向に複数層の塗膜を形成する場合に、
間に未塗装部分を形成してもよい。つまり、図5(b)
で、16ba、16ca、16aaのいずれか或いは2
層が未塗装であるようなケースである。
間に未塗装部分を形成してもよい。つまり、図5(b)
で、16ba、16ca、16aaのいずれか或いは2
層が未塗装であるようなケースである。
【0016】塗膜の厚みは、必要に応じて決定すればよ
く、特に限定されるものではない。厚み方向の塗膜層の
数も同様である。
く、特に限定されるものではない。厚み方向の塗膜層の
数も同様である。
【0017】本発明では、ストライプ状の塗膜を形成す
るために、スライドコーターを使用する。スライドコー
ターとは、スライドホッパーのスライド面に前後に間隔
をおいて開口し、スライド面幅方向に延びる複数のスリ
ット、およびスリットに塗料を供給する手段を備え、ス
ライド面上で複数の塗料膜を重ね合わせて複層塗料膜と
し、スライド面の先端から複層塗料膜を自由落下させて
塗料カーテンを形成し、走行している板材の表面に前記
塗料カーテンを落下させて板材の表面に複層塗料膜を形
成する板材の塗装方法で、例えば特公昭49−2413
3号公報に開示されているものである。スライドコータ
ーは、通常スライド面幅方向に延びるスリットは連続し
た一本の開口部を持っているが、本発明では、複数ある
スリットの内の少なくとも一つについて、幅方向に複数
の塗料液を供給できるように、そのスリットを幅方向に
複数に分割する仕切壁を設け、仕切壁の間毎に塗料を供
給する手段を備えるものとする。また、ある仕切壁と隣
の仕切壁の間は、塗料液を供給しないようすることも可
能である。
るために、スライドコーターを使用する。スライドコー
ターとは、スライドホッパーのスライド面に前後に間隔
をおいて開口し、スライド面幅方向に延びる複数のスリ
ット、およびスリットに塗料を供給する手段を備え、ス
ライド面上で複数の塗料膜を重ね合わせて複層塗料膜と
し、スライド面の先端から複層塗料膜を自由落下させて
塗料カーテンを形成し、走行している板材の表面に前記
塗料カーテンを落下させて板材の表面に複層塗料膜を形
成する板材の塗装方法で、例えば特公昭49−2413
3号公報に開示されているものである。スライドコータ
ーは、通常スライド面幅方向に延びるスリットは連続し
た一本の開口部を持っているが、本発明では、複数ある
スリットの内の少なくとも一つについて、幅方向に複数
の塗料液を供給できるように、そのスリットを幅方向に
複数に分割する仕切壁を設け、仕切壁の間毎に塗料を供
給する手段を備えるものとする。また、ある仕切壁と隣
の仕切壁の間は、塗料液を供給しないようすることも可
能である。
【0018】仕切壁をスリットの幅方向に可動とすれ
ば、塗装中に仕切壁を動かすことによって、板材の幅方
向に複数あるストライプ状の塗膜の境界線を曲線とする
ことができる。また、極端な例では、当初幅方向に3つ
の塗膜層が形成されるように塗装を始め、その後仕切壁
を動かすことによって、1つの塗膜層の幅を狭めて、つ
いには幅方向に2つの塗膜層のみを形成するように制御
することも可能である。この逆に、幅方向の塗膜層の数
を増やすことも可能である。
ば、塗装中に仕切壁を動かすことによって、板材の幅方
向に複数あるストライプ状の塗膜の境界線を曲線とする
ことができる。また、極端な例では、当初幅方向に3つ
の塗膜層が形成されるように塗装を始め、その後仕切壁
を動かすことによって、1つの塗膜層の幅を狭めて、つ
いには幅方向に2つの塗膜層のみを形成するように制御
することも可能である。この逆に、幅方向の塗膜層の数
を増やすことも可能である。
【0019】塗料液膜の膜厚の調整は、ポンプによる塗
料の送り出し量、スリットの間隔、塗料粘度、搬入板材
の速度の調整によって行うことができる。
料の送り出し量、スリットの間隔、塗料粘度、搬入板材
の速度の調整によって行うことができる。
【0020】板材の種類は、鋼板(冷延鋼板、めっき鋼
板)、ステンレス板、アルミ板、チタン板、銅板等の金
属板、プラスチック板、木板、紙板等の例が挙げられ
る。
板)、ステンレス板、アルミ板、チタン板、銅板等の金
属板、プラスチック板、木板、紙板等の例が挙げられ
る。
【0021】形成された塗膜層(塗料液膜層)は、乾燥
・硬化工程へ送られる。乾燥・硬化は公知の方法で行わ
れれば良い。例えば、熱風炉、誘導加熱炉、エネルギー
線硬化炉、あるいはこれらの組み合わせ等である。常温
で乾燥・硬化しても良い。このうち、誘導加熱炉が、厚
み方向に積層された複層塗膜を乾燥・硬化するときに、
溶剤や反応生成物等の揮発分の揮発がスムーズに行わ
れ、ワキ等の欠陥を生じにくく特に優れている。
・硬化工程へ送られる。乾燥・硬化は公知の方法で行わ
れれば良い。例えば、熱風炉、誘導加熱炉、エネルギー
線硬化炉、あるいはこれらの組み合わせ等である。常温
で乾燥・硬化しても良い。このうち、誘導加熱炉が、厚
み方向に積層された複層塗膜を乾燥・硬化するときに、
溶剤や反応生成物等の揮発分の揮発がスムーズに行わ
れ、ワキ等の欠陥を生じにくく特に優れている。
【0022】必要に応じて、塗装前処理を行っても良
い。例えば、脱脂、水洗、燐酸亜鉛処理、クロメート処
理、複合酸化皮膜処理等である。
い。例えば、脱脂、水洗、燐酸亜鉛処理、クロメート処
理、複合酸化皮膜処理等である。
【0023】
【実施例】以下に本発明の実施例を実施装置とともに説
明する。
明する。
【0024】図1は、本発明を適用した鋼帯の連続塗装
ラインの概要を示す。鋼帯1は、ペイオフリール2か
ら、脱脂、洗浄処理、塗装前処理工程3を経て、コータ
ー室4内に導入され、ここで本発明で使用するスライド
コーター5により、表面に複数の塗料液膜の塗布を施さ
れた後、焼付け炉6に導入され、ここで乾燥・硬化さ
れ、冷却装置7で冷却後、テンションリール8に巻き取
られコイル状の塗装鋼帯1aとして製品となる。
ラインの概要を示す。鋼帯1は、ペイオフリール2か
ら、脱脂、洗浄処理、塗装前処理工程3を経て、コータ
ー室4内に導入され、ここで本発明で使用するスライド
コーター5により、表面に複数の塗料液膜の塗布を施さ
れた後、焼付け炉6に導入され、ここで乾燥・硬化さ
れ、冷却装置7で冷却後、テンションリール8に巻き取
られコイル状の塗装鋼帯1aとして製品となる。
【0025】本発明は、塗装装置として、少なくとも一
つのスリットについて、幅方向に複数の塗料液を供給で
きるように、そのスリットを幅方向に複数に分割する仕
切壁を設け、仕切壁の間毎に塗料を供給する手段を備え
るようにしたスライドコーター5を用いるところに特徴
がある。このスライドコーターは、例えば特公昭49−
24133号公報に開示されている、写真フィルム等の
感光材料の塗布用として提案された多層スライドホッパ
ー型のカーテンフロー方式の塗装装置を基本形とするも
のである。
つのスリットについて、幅方向に複数の塗料液を供給で
きるように、そのスリットを幅方向に複数に分割する仕
切壁を設け、仕切壁の間毎に塗料を供給する手段を備え
るようにしたスライドコーター5を用いるところに特徴
がある。このスライドコーターは、例えば特公昭49−
24133号公報に開示されている、写真フィルム等の
感光材料の塗布用として提案された多層スライドホッパ
ー型のカーテンフロー方式の塗装装置を基本形とするも
のである。
【0026】この実施例におけるスライドコーターに
は、図2、図3に示すように、スライド傾斜面10があ
り、このスライド傾斜面には、4列のスリット状のノズ
ル9a、9b、9c、9dが配置されている。ノズル9
bと9dは、仕切壁によって幅方向にそれぞれ3つのノ
ズル9b1、9b2、9b3と9d1、9d2、9d3
に分割されている。各ノズルにはそれぞれの塗料液を供
給する塗料液供給部11a、11b1、11b2、11
b3、11c、11d1、11d2、11d3が接続さ
れており、この各塗料液供給部は、供給管13a、13
b1、13b2、13b3、13c、13d1、13d
2、13d3と、ポンプPa、Pb1、Pb2、Pb
3、Pc、Pd1、Pd2、Pd3を介して塗料液タン
ク12a、12b1、12b2、12b3、12c、1
2d1、12d2、12d3に接続されている。図中、
14はスライド傾斜面10上の液膜をガイドするカーテ
ンガイド、15は余剰の塗料液を収容する余剰液収容パ
ン、16はスライド傾斜面10の下端唇部18からのカ
ーテン状の液膜、17は搬送ローラーである。なお、図
が煩雑になるので、ノズル9bと9d及び塗料液供給部
11bと11d、供給管13b、13d、ポンプPb、
Pd、塗料タンク12b、12dは、本来3つから成る
ものであるが、一つとして記載してある。図3の91、
92、93、94は仕切り板で、この仕切り板によって
吐出させる塗料種類を変更している。仕切り板は、この
図において左右に移動可能な可動式となっている。この
仕切り板を塗装作業中に左右に動かせば、塗料同志の境
目を曲線的にできる。
は、図2、図3に示すように、スライド傾斜面10があ
り、このスライド傾斜面には、4列のスリット状のノズ
ル9a、9b、9c、9dが配置されている。ノズル9
bと9dは、仕切壁によって幅方向にそれぞれ3つのノ
ズル9b1、9b2、9b3と9d1、9d2、9d3
に分割されている。各ノズルにはそれぞれの塗料液を供
給する塗料液供給部11a、11b1、11b2、11
b3、11c、11d1、11d2、11d3が接続さ
れており、この各塗料液供給部は、供給管13a、13
b1、13b2、13b3、13c、13d1、13d
2、13d3と、ポンプPa、Pb1、Pb2、Pb
3、Pc、Pd1、Pd2、Pd3を介して塗料液タン
ク12a、12b1、12b2、12b3、12c、1
2d1、12d2、12d3に接続されている。図中、
14はスライド傾斜面10上の液膜をガイドするカーテ
ンガイド、15は余剰の塗料液を収容する余剰液収容パ
ン、16はスライド傾斜面10の下端唇部18からのカ
ーテン状の液膜、17は搬送ローラーである。なお、図
が煩雑になるので、ノズル9bと9d及び塗料液供給部
11bと11d、供給管13b、13d、ポンプPb、
Pd、塗料タンク12b、12dは、本来3つから成る
ものであるが、一つとして記載してある。図3の91、
92、93、94は仕切り板で、この仕切り板によって
吐出させる塗料種類を変更している。仕切り板は、この
図において左右に移動可能な可動式となっている。この
仕切り板を塗装作業中に左右に動かせば、塗料同志の境
目を曲線的にできる。
【0027】積層する塗膜の数や幅方向の塗膜の数によ
って、ノズルの数、各ノズルの仕切壁の数・間隔、塗料
タンクの数等は自由に選定すれば良い。
って、ノズルの数、各ノズルの仕切壁の数・間隔、塗料
タンクの数等は自由に選定すれば良い。
【0028】ここでは、鋼帯1は、水平に塗装装置部分
に搬入されているが、水平から角度をもって搬入するこ
とは差し支えない。鋼板の搬入方向は、図4に示すよう
に図2の逆とすることも可能である。
に搬入されているが、水平から角度をもって搬入するこ
とは差し支えない。鋼板の搬入方向は、図4に示すよう
に図2の逆とすることも可能である。
【0029】図1に示す鋼帯への連続塗装ラインにおい
て、脱脂、水洗、クロメート処理による塗装前処理工程
の後段において、通板路の上部に図2に示すスライドコ
ーター5を配設し、鋼帯1の上面に厚み方向に4層の塗
料液膜を同時形成した。鋼板として電気亜鉛めっき鋼板
を使用した。スライド面の幅は1600mm、スライド
面の先端部から鋼板面までの高さは250mmに設定し
た。鋼板には、鋼板に近いほうから第1層目としてポリ
エステル系の高加工用プライマー塗料「P185」(日
本ペイント製)を乾燥膜厚5μmとなるように、塗料液
膜を形成した。第2層目から第4層目までは、表1のよ
うに塗膜を形成した。使用した鋼板の幅、幅方向に塗り
分ける場合にはそれぞれの塗膜層の幅、塗膜の乾燥膜厚
塗料の種類も表中に記載した。なお、塗料はいずれも日
本ペイント製である。なお、幅方向を分割塗装する場合
には、3つに分割することとし、幅方向の一方の端の塗
膜層を1、中央部の塗膜層を2、反対の端の塗膜層を3
として表に記載した。
て、脱脂、水洗、クロメート処理による塗装前処理工程
の後段において、通板路の上部に図2に示すスライドコ
ーター5を配設し、鋼帯1の上面に厚み方向に4層の塗
料液膜を同時形成した。鋼板として電気亜鉛めっき鋼板
を使用した。スライド面の幅は1600mm、スライド
面の先端部から鋼板面までの高さは250mmに設定し
た。鋼板には、鋼板に近いほうから第1層目としてポリ
エステル系の高加工用プライマー塗料「P185」(日
本ペイント製)を乾燥膜厚5μmとなるように、塗料液
膜を形成した。第2層目から第4層目までは、表1のよ
うに塗膜を形成した。使用した鋼板の幅、幅方向に塗り
分ける場合にはそれぞれの塗膜層の幅、塗膜の乾燥膜厚
塗料の種類も表中に記載した。なお、塗料はいずれも日
本ペイント製である。なお、幅方向を分割塗装する場合
には、3つに分割することとし、幅方向の一方の端の塗
膜層を1、中央部の塗膜層を2、反対の端の塗膜層を3
として表に記載した。
【0030】裏面側は、通常のロールコーターでサービ
スコート(日本ペイント製「オルガ100」)を乾燥膜
厚7μmとなるように塗装した。
スコート(日本ペイント製「オルガ100」)を乾燥膜
厚7μmとなるように塗装した。
【0031】これらの塗料を塗布した鋼板は、誘導加熱
炉で、最高到達板温230℃、到達までの時間60秒の
条件で焼き付けた後、冷却して表面に厚み方向に4層の
塗膜層を持ち、裏面に1層のサービスコート層を持つ塗
装鋼板を得た。
炉で、最高到達板温230℃、到達までの時間60秒の
条件で焼き付けた後、冷却して表面に厚み方向に4層の
塗膜層を持ち、裏面に1層のサービスコート層を持つ塗
装鋼板を得た。
【0032】表1に、各塗膜の用途と使用方法について
記載した。塗膜密着性は、幅方向に塗り分けてある各塗
膜層を持つ部分についてそれぞれ1mm角の碁盤目を1
00個カッターナイフで入れた後にエリクセン試験機で
7mm押し出してからセロテープで剥離し、セロテープ
に塗膜が付着しない場合を「良好」と判定した。実施例
No1は、意匠性は出すために、2層目塗膜を幅方向に
3分割してそれぞれ異なる色を塗装し、4層目も2層目
と同様に2層目の塗膜幅に併せて色分けした。色の境目
が折り目になるようにコの字型に両端を折り曲げ加工し
て、オーディオ機器の外側ケースとして使用した。天板
が黒+クリアー層の黄色、側板がグレー+クリアー層の
青色となり、意匠性に優れていた。No4は、同じ構成
で、2層目と4層目のスリットの仕切壁を全く同じよう
に動かしながら塗装し、幅方向の塗膜の間の境目を曲線
とした。仕切壁は、最初の位置から左右に50mmずつ
の振幅で、鋼板長さ500mmを1サイクルとするサイ
ン曲線を描くように動かした。間仕切りの面材として使
用し、意匠性に優れていた。No2は、鋼板の両端部5
0mmに接着剤層を塗装し、中央部分はクリアー塗装を
施すことによって、端部に接着接合用の接着剤層を設け
ると共に、中央部分の光沢と鮮映性のアップを計ったも
のである。蛍光灯用反射板用にプレス加工した後、加熱
して接着剤塗装部分を、この鋼板の裏面塗膜と接着接合
した。かしめによる接合方法よりも生産効率が向上し、
また反射板部分の光沢、鮮映性が向上した。No3は、
通常のプレコート鋼板に見られるプライマー塗膜とトッ
プのソリッドカラー塗膜の2層からなる塗装鋼板である
が、トップ塗膜が同じ幅で3色に塗り分けられている。
幅1200mmのこのコイルを400mm幅のコイルに
スリットし、トースターの外板用として使用した。顧客
からの注文のロットが小さく、従来生産効率が悪かった
が、一度に3色分の塗装ができたため、生産効率が向上
し、コストダウンが計れた。いずれの鋼板も、塗膜の密
着性は問題なく、外観も良好であった。各用途向けに製
造した鋼板は、機能性或いは意匠性に優れるものであ
る。また、複雑な塗膜構成の塗装板を1回の塗装と乾燥
・硬化工程で製造することができ、高効率で、低コスト
の塗装方法である。
記載した。塗膜密着性は、幅方向に塗り分けてある各塗
膜層を持つ部分についてそれぞれ1mm角の碁盤目を1
00個カッターナイフで入れた後にエリクセン試験機で
7mm押し出してからセロテープで剥離し、セロテープ
に塗膜が付着しない場合を「良好」と判定した。実施例
No1は、意匠性は出すために、2層目塗膜を幅方向に
3分割してそれぞれ異なる色を塗装し、4層目も2層目
と同様に2層目の塗膜幅に併せて色分けした。色の境目
が折り目になるようにコの字型に両端を折り曲げ加工し
て、オーディオ機器の外側ケースとして使用した。天板
が黒+クリアー層の黄色、側板がグレー+クリアー層の
青色となり、意匠性に優れていた。No4は、同じ構成
で、2層目と4層目のスリットの仕切壁を全く同じよう
に動かしながら塗装し、幅方向の塗膜の間の境目を曲線
とした。仕切壁は、最初の位置から左右に50mmずつ
の振幅で、鋼板長さ500mmを1サイクルとするサイ
ン曲線を描くように動かした。間仕切りの面材として使
用し、意匠性に優れていた。No2は、鋼板の両端部5
0mmに接着剤層を塗装し、中央部分はクリアー塗装を
施すことによって、端部に接着接合用の接着剤層を設け
ると共に、中央部分の光沢と鮮映性のアップを計ったも
のである。蛍光灯用反射板用にプレス加工した後、加熱
して接着剤塗装部分を、この鋼板の裏面塗膜と接着接合
した。かしめによる接合方法よりも生産効率が向上し、
また反射板部分の光沢、鮮映性が向上した。No3は、
通常のプレコート鋼板に見られるプライマー塗膜とトッ
プのソリッドカラー塗膜の2層からなる塗装鋼板である
が、トップ塗膜が同じ幅で3色に塗り分けられている。
幅1200mmのこのコイルを400mm幅のコイルに
スリットし、トースターの外板用として使用した。顧客
からの注文のロットが小さく、従来生産効率が悪かった
が、一度に3色分の塗装ができたため、生産効率が向上
し、コストダウンが計れた。いずれの鋼板も、塗膜の密
着性は問題なく、外観も良好であった。各用途向けに製
造した鋼板は、機能性或いは意匠性に優れるものであ
る。また、複雑な塗膜構成の塗装板を1回の塗装と乾燥
・硬化工程で製造することができ、高効率で、低コスト
の塗装方法である。
【0033】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、機能性、
意匠性に優れる塗膜層を有する塗装板を効率的、かつ低
コストで製造可能な技術である。
意匠性に優れる塗膜層を有する塗装板を効率的、かつ低
コストで製造可能な技術である。
【0034】
【表1】
【図1】本発明を適用した鋼帯の連続塗装ライン例の概
要説明図である。
要説明図である。
【図2】本発明の一実施例を示す一部断面側面説明図で
ある。
ある。
【図3】図2におけるスライド・コーターの要部拡大説
明図で、(a)は一部断面側面説明図、(b)は図3に
おける平面説明図である。
明図で、(a)は一部断面側面説明図、(b)は図3に
おける平面説明図である。
【図4】本発明の他の実施例(搬入方向例)を示す一部
断面側面説明図である。
断面側面説明図である。
【図5】本発明で得られたストライプ模様の塗膜を有す
る塗装鋼帯例を示す説明図で、(a)は横断面説明図、
(b)は平面説明図である。
る塗装鋼帯例を示す説明図で、(a)は横断面説明図、
(b)は平面説明図である。
【図6】本発明の他の実施例の要部を示す平面説明図で
ある。
ある。
【図7】従来のコーター例を示す一部断面側面説明図で
ある。
ある。
【図8】従来の他のコーター例を示す一部断面説明図で
ある。
ある。
1 鋼帯 2 ペイオフリール 3 前処理工程 4 コーター室 5 スライド・コーター 6 焼付炉 7 冷却装置 8 テンションリール 9a,9b,9ba,9bb,9c,9d スリット状
ノズル 10 スライド傾斜面 11a,11b,11c,11d 液供給部 12a,12b,12c,12d 液タンク 13a,13b,13c,13d 供給管 14 カーテンガイド 15 塗料パン 16 カーテン状塗料液膜 16a プライマー液膜 16b,16c ストライプ塗料液膜 16d 保護液膜 17 搬送ローラ 18 唇部 19 塗料供給パン 20 塗料 21 ピックアップロール 22 ドクターロール 23 アプリケーターロール 24 バックアップロール 25 塗料膜 26 塗料ホッパー 27 流調弁 28 大径塗布ロール 29 小径塗布ロール 30 塗布膜
ノズル 10 スライド傾斜面 11a,11b,11c,11d 液供給部 12a,12b,12c,12d 液タンク 13a,13b,13c,13d 供給管 14 カーテンガイド 15 塗料パン 16 カーテン状塗料液膜 16a プライマー液膜 16b,16c ストライプ塗料液膜 16d 保護液膜 17 搬送ローラ 18 唇部 19 塗料供給パン 20 塗料 21 ピックアップロール 22 ドクターロール 23 アプリケーターロール 24 バックアップロール 25 塗料膜 26 塗料ホッパー 27 流調弁 28 大径塗布ロール 29 小径塗布ロール 30 塗布膜
Claims (6)
- 【請求項1】 幅方向に複数の塗膜をストライプ状に形
成したことを特徴とする塗装板。 - 【請求項2】 塗膜層の厚み方向に複数の塗膜層を持つ
塗装板において、塗膜層の少なくとも一つに、幅方向に
異なる塗膜をストライプ状に形成したことを特徴とする
塗装板。 - 【請求項3】 スライドホッパーのスライド面に前後に
間隔をおいて開口し、スライド面幅方向に延びる複数の
スリットを有し、このスリットに塗料を供給する手段を
備え、スライド面上で複数の塗料膜を重ね合わせて複層
塗料膜とし、スライド面の先端から複層塗料膜を自由落
下させて塗料カーテンを形成し、走行している板材の表
面に前記塗料カーテンを落下させて板材の表面に複層塗
料膜を形成する板材の塗装方法において、少なくとも一
本のスリットに、そのスリットを幅方向に複数に分割す
る仕切壁を設け、仕切壁の間毎に塗料を供給することを
特徴とする塗装板の塗装方法。 - 【請求項4】 スリットを幅方向に複数に分割する仕切
壁が、幅方向に移動できることを特徴とする請求項3記
載の塗装板の塗装方法。 - 【請求項5】 スライドホッパーのスライド面に前後に
間隔をおいて開口し、スライド面幅方向に延びる複数の
スリット、及びスリットの塗料を供給する手段を備え、
スライド面上で複数の塗料膜を重ね合わせて複層塗料膜
とし、スライド面の先端から複層塗料膜を自由落下させ
て塗料カーテンを形成し、走行している板材の表面に前
記塗料カーテンを落下させて板材の表面に複層塗料膜を
形成する板材の塗装装置において、少なくとも一本のス
リットに、そのスリットを幅方向に複数に分割する仕切
壁を設け、仕切壁の間毎に塗料を供給する手段を備える
ことを特徴とする塗装装置。 - 【請求項6】 スリットを幅方向に複数に分割する仕切
壁が、幅方向に移動できることを特徴とする請求項5記
載の塗装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8205395A JPH08252502A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | ストライプ状に塗膜を形成した塗装板と、この塗装板の塗装方法及び塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8205395A JPH08252502A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | ストライプ状に塗膜を形成した塗装板と、この塗装板の塗装方法及び塗装装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08252502A true JPH08252502A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13763780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8205395A Withdrawn JPH08252502A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | ストライプ状に塗膜を形成した塗装板と、この塗装板の塗装方法及び塗装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08252502A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9868136B2 (en) | 2012-03-14 | 2018-01-16 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Device for producing coated steel sheet and method for producing coated steel sheet |
| CN109848002A (zh) * | 2019-03-15 | 2019-06-07 | 浙江大学城市学院 | 一种涂膜机 |
-
1995
- 1995-03-15 JP JP8205395A patent/JPH08252502A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9868136B2 (en) | 2012-03-14 | 2018-01-16 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Device for producing coated steel sheet and method for producing coated steel sheet |
| CN109848002A (zh) * | 2019-03-15 | 2019-06-07 | 浙江大学城市学院 | 一种涂膜机 |
| CN109848002B (zh) * | 2019-03-15 | 2023-09-19 | 浙江大学城市学院 | 一种涂膜机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |