JPH0825254B2 - 繊維強化樹脂表面への耐クラック層の積層方法 - Google Patents
繊維強化樹脂表面への耐クラック層の積層方法Info
- Publication number
- JPH0825254B2 JPH0825254B2 JP62215802A JP21580287A JPH0825254B2 JP H0825254 B2 JPH0825254 B2 JP H0825254B2 JP 62215802 A JP62215802 A JP 62215802A JP 21580287 A JP21580287 A JP 21580287A JP H0825254 B2 JPH0825254 B2 JP H0825254B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- reinforced resin
- resistant layer
- laminating
- crack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は繊維強化樹脂表面への耐クラック層の積層方
法に関する。
法に関する。
従来の技術 プールや浴槽等の防水工法に用いられている繊維強化
樹脂(以下、FRPと称する)表面には、長期間の使用
時、水の入れ替え、紫外線の照射、寒熱のくり返し等に
よりクラックが入ることがある。その場合、手直し方法
として、クラック面が研磨され、その上にガラスマット
層あるいは弾性ゲルコート樹脂層が積層、または前者と
後者の層が交互に積層される。
樹脂(以下、FRPと称する)表面には、長期間の使用
時、水の入れ替え、紫外線の照射、寒熱のくり返し等に
よりクラックが入ることがある。その場合、手直し方法
として、クラック面が研磨され、その上にガラスマット
層あるいは弾性ゲルコート樹脂層が積層、または前者と
後者の層が交互に積層される。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、ガラスマット層の積層によれば、高級
な含浸・脱泡技術が要求され、場所によっては積層困難
である。また、弾性ゲルコート樹脂層の場合は、小さい
クラックには効果はあるが、大きなクラックには伸びが
追随しないため、あまり効果的でない。
な含浸・脱泡技術が要求され、場所によっては積層困難
である。また、弾性ゲルコート樹脂層の場合は、小さい
クラックには効果はあるが、大きなクラックには伸びが
追随しないため、あまり効果的でない。
本発明は、前記問題点を解決するもので、高級な含浸
・脱泡技術を必要とせず、かつ使用場所の制約を受け
ず、また充分な耐クラック性が得られるFRP表面への耐
クラック層の積層方法を提供することを目的としてい
る。
・脱泡技術を必要とせず、かつ使用場所の制約を受け
ず、また充分な耐クラック性が得られるFRP表面への耐
クラック層の積層方法を提供することを目的としてい
る。
問題点を解決するための手段 前記問題点を解決するために、本発明は、不飽和ポリ
エステル樹脂またはエポキシ樹脂からなり硬化後におい
て弾性を有する熱硬化性樹脂に、1.5mm以上のものに0.5
mm以下のものを配合したチョップ状のガラス繊維を予め
混入し、前記熱硬化性樹脂を既存の繊維強化樹脂のクラ
ック面の表面に塗布する方法を採用した。
エステル樹脂またはエポキシ樹脂からなり硬化後におい
て弾性を有する熱硬化性樹脂に、1.5mm以上のものに0.5
mm以下のものを配合したチョップ状のガラス繊維を予め
混入し、前記熱硬化性樹脂を既存の繊維強化樹脂のクラ
ック面の表面に塗布する方法を採用した。
作用 繊維強化樹脂のクラック面の表面に塗布されて硬化し
た熱硬化性樹脂は、ガラス繊維により無方向に補強され
る。
た熱硬化性樹脂は、ガラス繊維により無方向に補強され
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を詳細に説明する。
本実施例のポイントは、FRP表面の耐クラック層の積
層方法として、チョップ状のガラス繊維を予め混入した
熱硬化性樹脂をFRP表面に均一に塗布することである。
ここで、熱硬化性樹脂には、不飽和ポリエステル樹脂や
エポキシ樹脂等が用いられ、かつ熱硬化性樹脂とFRP表
面との接着性を上げるため、FRP表面を充分に研磨する
とともにアセトンのような溶剤により洗浄し、必要によ
りプライマー処理を行う。また、チョップ状のガラス繊
維には、長さ1.5mm以上のもの、または1.5mm以上ものに
0.5mm以下のものを配合したものが用いられる。後者の
場合、必要に応じて配合比率を変えて使用するが、ガラ
ス繊維の長さが長い場合には耐クラック性が高く、かつ
短い場合には均一に塗布しやすくて作業性が良いので、
上記配合比率は1:1を基準として決めるのが妥当であ
る。また、ガラス繊維は、作業性からすると、熱硬化性
樹脂に対して10〜20%程度配合するのが良いが、特に高
い強度を必要とする場合には40%までは配合することが
できる。
層方法として、チョップ状のガラス繊維を予め混入した
熱硬化性樹脂をFRP表面に均一に塗布することである。
ここで、熱硬化性樹脂には、不飽和ポリエステル樹脂や
エポキシ樹脂等が用いられ、かつ熱硬化性樹脂とFRP表
面との接着性を上げるため、FRP表面を充分に研磨する
とともにアセトンのような溶剤により洗浄し、必要によ
りプライマー処理を行う。また、チョップ状のガラス繊
維には、長さ1.5mm以上のもの、または1.5mm以上ものに
0.5mm以下のものを配合したものが用いられる。後者の
場合、必要に応じて配合比率を変えて使用するが、ガラ
ス繊維の長さが長い場合には耐クラック性が高く、かつ
短い場合には均一に塗布しやすくて作業性が良いので、
上記配合比率は1:1を基準として決めるのが妥当であ
る。また、ガラス繊維は、作業性からすると、熱硬化性
樹脂に対して10〜20%程度配合するのが良いが、特に高
い強度を必要とする場合には40%までは配合することが
できる。
次表に耐クラック性の比較テスト結果を示す。条件と
して、クラックの入ったFRP表面に各種の耐クラック層
を積層し、寒熱のくり返しを行った。寒熱の1サイクル
は、100℃×30分→0℃氷水×30分→−30℃×30分とし
た。また、各耐クラック層のベースとなる熱硬化性樹脂
には不飽和ポリエステル樹脂を用いた。
して、クラックの入ったFRP表面に各種の耐クラック層
を積層し、寒熱のくり返しを行った。寒熱の1サイクル
は、100℃×30分→0℃氷水×30分→−30℃×30分とし
た。また、各耐クラック層のベースとなる熱硬化性樹脂
には不飽和ポリエステル樹脂を用いた。
上表に示すように、ガラスマット層とチョップ状ガラ
ス繊維層の場合は、サイクル数20でも異常がなく、この
テスト結果だけでは、両者の良否判定はできないが、本
発明のチョップ状ガラス繊維層による場合は、高級な含
浸・脱泡が不要であり、この点においてガラスマット層
よりすぐれている。
ス繊維層の場合は、サイクル数20でも異常がなく、この
テスト結果だけでは、両者の良否判定はできないが、本
発明のチョップ状ガラス繊維層による場合は、高級な含
浸・脱泡が不要であり、この点においてガラスマット層
よりすぐれている。
発明の効果 以上説明した本発明は、チョップ状のガラス繊維を予
め混入した熱硬化性樹脂をFRP表面に塗布することを要
旨とするものであるから、高級な含浸・脱泡技術を必要
とせず、しかも使用場所の制約を受けずに、FRP表面に
入ったクラックの補修、あるいはクラックの入るおそれ
のある個所の補強を速かに行うことができる。また、FR
P表面に塗布されて硬化した場合の熱硬化性樹脂はガラ
ス繊維により無方向に補強されているので、充分な耐ク
ラック性を有し、クラックの進行あるいは発生を完全に
押え込むことができる。さらには、補修個所あるいは補
強個所に応じて前記熱硬化性樹脂の積層厚さを自由に調
整できる効果もある。
め混入した熱硬化性樹脂をFRP表面に塗布することを要
旨とするものであるから、高級な含浸・脱泡技術を必要
とせず、しかも使用場所の制約を受けずに、FRP表面に
入ったクラックの補修、あるいはクラックの入るおそれ
のある個所の補強を速かに行うことができる。また、FR
P表面に塗布されて硬化した場合の熱硬化性樹脂はガラ
ス繊維により無方向に補強されているので、充分な耐ク
ラック性を有し、クラックの進行あるいは発生を完全に
押え込むことができる。さらには、補修個所あるいは補
強個所に応じて前記熱硬化性樹脂の積層厚さを自由に調
整できる効果もある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−112466(JP,A) 新高分子文庫23 FRP成形の実際 森 本尚夫著 P.45〜52 (株)高分子刊行 会 1984年10月30日発行 改訂・増補FRP成形加工技術 村山宏 著 P.96〜100,105〜108 (株)工業 調査会 1983年1月20日発行
Claims (2)
- 【請求項1】不飽和ポリエステル樹脂またはエポキシ樹
脂からなり硬化後において弾性を有する熱硬化性樹脂
に、1.5mm以上のものに0.5mm以下のものを配合したチョ
ップ状のガラス繊維を予め混入し、前記熱硬化性樹脂を
既存の繊維強化樹脂のクラック面の表面に塗布すること
を特徴とする繊維強化樹脂表面への耐クラック層の積層
方法。 - 【請求項2】熱硬化性樹脂の塗布に際し、既存の繊維強
化樹脂のクラック面の表面を研磨することを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の繊維強化樹脂表面への耐ク
ラック層の積層方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62215802A JPH0825254B2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | 繊維強化樹脂表面への耐クラック層の積層方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62215802A JPH0825254B2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | 繊維強化樹脂表面への耐クラック層の積層方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6456545A JPS6456545A (en) | 1989-03-03 |
| JPH0825254B2 true JPH0825254B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=16678494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62215802A Expired - Lifetime JPH0825254B2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | 繊維強化樹脂表面への耐クラック層の積層方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0825254B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114352846B (zh) * | 2022-01-06 | 2024-02-06 | 重庆钢铁股份有限公司 | 一种长寿命脱硫浆液管道及其制造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5540409B2 (ja) * | 1974-02-15 | 1980-10-17 |
-
1987
- 1987-08-28 JP JP62215802A patent/JPH0825254B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (2)
| Title |
|---|
| 改訂・増補FRP成形加工技術村山宏著P.96〜100,105〜108(株)工業調査会1983年1月20日発行 |
| 新高分子文庫23FRP成形の実際森本尚夫著P.45〜52(株)高分子刊行会1984年10月30日発行 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6456545A (en) | 1989-03-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN1264665C (zh) | 纤维增强环氧树脂产品及其制造方法 | |
| CN104725780B (zh) | 一种混杂玄武岩纤维和玻璃纤维增强树脂筋 | |
| KR102381832B1 (ko) | 섬유시트 또는 섬유패널을 이용한 콘크리트 구조물의 보강 방법 | |
| KR20150126569A (ko) | 강화 복합 재료 | |
| KR100883743B1 (ko) | 교량 또는 콘크리트 구조물의 교면방수 조성물을 이용한 교면 방수공법 | |
| TW201943561A (zh) | 構造物之補強用積層材料、補強方法及補強構造體 | |
| JP2009150085A (ja) | コンクリート片の剥落防止工法 | |
| CN105401695B (zh) | 一种新型复合型frp筋 | |
| JP2010189834A (ja) | 酸性腐食環境下におけるコンクリート構造物の補修方法 | |
| KR101147505B1 (ko) | 수처리 구조물의 내부 방수방식용 내오존성 경량패널 및 이의 제조방법 | |
| KR20100004834A (ko) | 교량 또는 콘크리트 구조물의 교면방수 조성물 | |
| JPH0825254B2 (ja) | 繊維強化樹脂表面への耐クラック層の積層方法 | |
| Manik et al. | Analysis of salinity from seawater on physical and mechanical properties of laminated bamboo fiber composites with an epoxy resin matrix for ship skin materials | |
| JPH11165311A (ja) | 繊維補強コンクリート材料およびその製造方法 | |
| JPH10306596A (ja) | コンクリート既存構造物の補修補強方法 | |
| CN113214622B (zh) | 一种合金树脂及应用合金树脂的玻璃钢板材 | |
| JP2002021264A (ja) | 外断熱複合防水工法およびそれによって得られる構造体 | |
| DohnAlek | Environmental durability of FRP bond to concrete subjected to freeze-thaw action | |
| KR102254810B1 (ko) | 구조물 보강용 패널 및 이를 이용한 구조물 보강방법 | |
| CN108656664A (zh) | 玄武岩纤维超混杂复合板及其制备方法 | |
| KR200195262Y1 (ko) | 교량 보수구조물 | |
| KR101066813B1 (ko) | 보강섬유판 및 그 제조방법 및 그 시공방법 | |
| KR101739848B1 (ko) | 고인성 유리섬유를 이용한 내진 보강공법 | |
| KR970065923A (ko) | 구조물의 보수 · 보강 방법 | |
| JPH06129112A (ja) | セメント系パネルの補修方法 |