JPH08252589A - 水質浄化装置 - Google Patents
水質浄化装置Info
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- JPH08252589A JPH08252589A JP7061388A JP6138895A JPH08252589A JP H08252589 A JPH08252589 A JP H08252589A JP 7061388 A JP7061388 A JP 7061388A JP 6138895 A JP6138895 A JP 6138895A JP H08252589 A JPH08252589 A JP H08252589A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 湖沼等の汚染水域を、好気性微生物を用いて
簡便な構造の処理装置により、陸上等の特別な設置スペ
ースの必要なしに水質浄化を行う。 【構成】 被処理水が流通可能な集水管と、集水管内に
設けられ空気の噴出により集水管内の被処理水を上昇さ
せる空気噴出手段と、集水管の周囲に設けられ被処理水
を処理する処理層とを設けた水質浄化装置において、空
気噴出手段の噴出空気量とこの空気による被処理水の揚
水量とが比例する範囲で、空気噴出手段を制御する制御
部を設けている。
簡便な構造の処理装置により、陸上等の特別な設置スペ
ースの必要なしに水質浄化を行う。 【構成】 被処理水が流通可能な集水管と、集水管内に
設けられ空気の噴出により集水管内の被処理水を上昇さ
せる空気噴出手段と、集水管の周囲に設けられ被処理水
を処理する処理層とを設けた水質浄化装置において、空
気噴出手段の噴出空気量とこの空気による被処理水の揚
水量とが比例する範囲で、空気噴出手段を制御する制御
部を設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、好気性微生物により
汚水の浄化処理を行う水質浄化装置に関する。
汚水の浄化処理を行う水質浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、閉鎖性水域における水質汚染の防
止のために、水域の上部および中部の水を噴水等により
酸素を供給して、微生物によってアオコ等の藻類や有機
性汚泥を、酸化分解する等の水質浄化方法が知られてい
る。また水流を有する水域においては、動物プランクト
ンおよび植物プランクトン、あるいは原生動物や微小動
物などの微生物の活動により流水に含有される有機物質
が酸化分解などにより浄化される自浄作用が知られてい
る。
止のために、水域の上部および中部の水を噴水等により
酸素を供給して、微生物によってアオコ等の藻類や有機
性汚泥を、酸化分解する等の水質浄化方法が知られてい
る。また水流を有する水域においては、動物プランクト
ンおよび植物プランクトン、あるいは原生動物や微小動
物などの微生物の活動により流水に含有される有機物質
が酸化分解などにより浄化される自浄作用が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】湖沼やダムなどの容積
の大きい閉鎖水域では単なる噴水等による酸素供給によ
って、微生物による酸化分解して浄化することは、非常
に困難である。そのため、微生物を担持する処理層を設
けなければならず、水域外の陸地に別途設備を設置する
スペースが必要となる。特に、ダム等の場合には、水面
近傍の岸辺の傾斜が大きく設置スペースを確保できない
等の問題がある。さらに、装置の大型化や浄化処理設備
の運転や保守管理などの費用も高価である。
の大きい閉鎖水域では単なる噴水等による酸素供給によ
って、微生物による酸化分解して浄化することは、非常
に困難である。そのため、微生物を担持する処理層を設
けなければならず、水域外の陸地に別途設備を設置する
スペースが必要となる。特に、ダム等の場合には、水面
近傍の岸辺の傾斜が大きく設置スペースを確保できない
等の問題がある。さらに、装置の大型化や浄化処理設備
の運転や保守管理などの費用も高価である。
【0004】また、河川など水流を有する水域では、近
年生活排水などの汚染水の流入が増加し、流水中の有機
物や微生物の死骸などの汚染物質を自浄作用のみでは分
解しきれなくなり、汚染が進結果となっている。このた
め、閉鎖性水域に設置される浄化設備と同様の設備の設
置が必要となってきている。しかし、河川などの水流を
有する水域では、水質汚染は、河川の上流や支流を含む
広い範囲に進行しており、この広い範囲の各所に汚染状
況にあわせて、建設費用が極めて高価な浄化設備を、ス
ペースを確保しながら設置することは非常に困難である
などの問題がある。
年生活排水などの汚染水の流入が増加し、流水中の有機
物や微生物の死骸などの汚染物質を自浄作用のみでは分
解しきれなくなり、汚染が進結果となっている。このた
め、閉鎖性水域に設置される浄化設備と同様の設備の設
置が必要となってきている。しかし、河川などの水流を
有する水域では、水質汚染は、河川の上流や支流を含む
広い範囲に進行しており、この広い範囲の各所に汚染状
況にあわせて、建設費用が極めて高価な浄化設備を、ス
ペースを確保しながら設置することは非常に困難である
などの問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、被処理水が流通可能な集水管と、集水管内に設けら
れ空気の噴出により集水管内の被処理水を上昇させる空
気噴出手段と、集水管の周囲に設けられ被処理水を処理
する処理層とを設けた水質浄化装置において、前記空気
手段の噴出空気量とこの空気による被処理水の揚水量と
が比例する範囲で、前記空気噴出手段を制御する制御部
を設けたことを特徴とする水質浄化装置である。請求項
2に記載の発明は、空気噴出手段は集水管内に複数設け
られたことを特徴とする請求項1の水質浄化装置であ
る。
は、被処理水が流通可能な集水管と、集水管内に設けら
れ空気の噴出により集水管内の被処理水を上昇させる空
気噴出手段と、集水管の周囲に設けられ被処理水を処理
する処理層とを設けた水質浄化装置において、前記空気
手段の噴出空気量とこの空気による被処理水の揚水量と
が比例する範囲で、前記空気噴出手段を制御する制御部
を設けたことを特徴とする水質浄化装置である。請求項
2に記載の発明は、空気噴出手段は集水管内に複数設け
られたことを特徴とする請求項1の水質浄化装置であ
る。
【0006】
【作用】上記構成によれば、リフト管内の空気噴出管下
部から、揚水量と空気量が比例する圧力範囲の圧縮空気
を噴出させてエアーリフト効果を生じさせて、湖沼等の
水域の被処理水を通水孔を持つ集水管から処理槽内に流
入させ、流入した被処理水を、好気性微生物を担持した
木炭の面と接触させて汚水処理を行ない、処理された水
はリフト管上部の流出孔から再び湖沼等の処理水域に還
流させる。本処理装置は簡便な構造であるが、木炭に担
持された好気性微生物により水質浄化を行っており、汚
染物質を有効に浄化でき、またコントローラによって空
気の噴出圧力をセンシングして揚水量が常に一定となる
よう制御しているため、浄化処理を効率良く行うことが
できる。また処理槽本体は浮体により処理すべき水域の
水面下に保持し、コントローラは装置直上の水面上に設
置するため、本浄化処理装置を設置するための特別な地
上のスペースを必要としない。また、空気量と揚水量が
比例する範囲で作動することから、1本の集水管内に1
本のリフト管を設けても、その揚水量には制限がある
が、複数のリフト管を設けると、それぞれのリフト管で
比例する範囲の揚水量が得られるため効率が向上する。
部から、揚水量と空気量が比例する圧力範囲の圧縮空気
を噴出させてエアーリフト効果を生じさせて、湖沼等の
水域の被処理水を通水孔を持つ集水管から処理槽内に流
入させ、流入した被処理水を、好気性微生物を担持した
木炭の面と接触させて汚水処理を行ない、処理された水
はリフト管上部の流出孔から再び湖沼等の処理水域に還
流させる。本処理装置は簡便な構造であるが、木炭に担
持された好気性微生物により水質浄化を行っており、汚
染物質を有効に浄化でき、またコントローラによって空
気の噴出圧力をセンシングして揚水量が常に一定となる
よう制御しているため、浄化処理を効率良く行うことが
できる。また処理槽本体は浮体により処理すべき水域の
水面下に保持し、コントローラは装置直上の水面上に設
置するため、本浄化処理装置を設置するための特別な地
上のスペースを必要としない。また、空気量と揚水量が
比例する範囲で作動することから、1本の集水管内に1
本のリフト管を設けても、その揚水量には制限がある
が、複数のリフト管を設けると、それぞれのリフト管で
比例する範囲の揚水量が得られるため効率が向上する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
について説明する。図1は、本発明の水質浄化装置の概
略の構成を示す概略構成図である。この図において、符
号1は水質浄化装置本体であり、この浄化装置本体1
は、処理水域としての湖沼2の被処理水3を浄化する浄
化処理ユニット4と、この浄化処理ユニット4を湖沼2
の水面下に保持する浮体5と、この浮体5の上部に設け
られた空気供給手段6と、から構成されている。そし
て、この浄化処理ユニット4は、ステンレス製や塩化ビ
ニル製などの非腐食性の部材あるいは非腐食処理された
鋼板などで作られ、例えば、直径が1.2m、長さが3
mの円筒状の外体8を有し、この外体8の外周面には、
多数の集水孔9が穿設されている。
について説明する。図1は、本発明の水質浄化装置の概
略の構成を示す概略構成図である。この図において、符
号1は水質浄化装置本体であり、この浄化装置本体1
は、処理水域としての湖沼2の被処理水3を浄化する浄
化処理ユニット4と、この浄化処理ユニット4を湖沼2
の水面下に保持する浮体5と、この浮体5の上部に設け
られた空気供給手段6と、から構成されている。そし
て、この浄化処理ユニット4は、ステンレス製や塩化ビ
ニル製などの非腐食性の部材あるいは非腐食処理された
鋼板などで作られ、例えば、直径が1.2m、長さが3
mの円筒状の外体8を有し、この外体8の外周面には、
多数の集水孔9が穿設されている。
【0008】さらに、浄化処理ユニット4は、長手方向
の一端面が端板11により閉塞されて、長手方向の他端
の略中央に、略円形の取付孔12が穿設されている。環
端板13には、取付孔12を閉塞するように略中央に円
形の流出孔14が設けられた環板状の取付板15が取り
付けられている。また、外体8の中心軸には、集水体と
しての集水管17が内包されている。この集水管17
は、例えば、塩化ビニル製の直径50ー200mmの円
筒状に形成され、湖沼2の被処理水3が流通可能に、所
定の間隔で例えば10mm程度の径の流入孔18が、半
径方向に貫通して複数穿設されている。そして、集水管
17は、一端が取付板15に取り付けられ、外体8内に
同軸状に収容されるとともに、他端が閉塞している。
の一端面が端板11により閉塞されて、長手方向の他端
の略中央に、略円形の取付孔12が穿設されている。環
端板13には、取付孔12を閉塞するように略中央に円
形の流出孔14が設けられた環板状の取付板15が取り
付けられている。また、外体8の中心軸には、集水体と
しての集水管17が内包されている。この集水管17
は、例えば、塩化ビニル製の直径50ー200mmの円
筒状に形成され、湖沼2の被処理水3が流通可能に、所
定の間隔で例えば10mm程度の径の流入孔18が、半
径方向に貫通して複数穿設されている。そして、集水管
17は、一端が取付板15に取り付けられ、外体8内に
同軸状に収容されるとともに、他端が閉塞している。
【0009】さらに、浄化処理ユニット4には、外体8
と集水管17との間に、流入孔18および取水孔9より
径大であり、例えば、10ー50mmの粒径の図示しな
い好気性微生物を担持する木炭19が充填されて、処理
層20が形成されている。22はリフト管で、このリフ
ト管22は、例えば、塩化ビニル製の円筒状で長さ寸法
が集水管17より短く、外周面が集水管17の内周面と
所定の間隔を介して、一端が取付板15の流出孔14に
連続して取り付けられ、他端が集水管17の底部より僅
かに上方の位置に開口している。すなわち、浄化処理ユ
ニット4は三重構造に形成されている。さらに、リフト
管22内には、空気噴出手段24が設けられている。こ
の空気噴出手段24の一端がリフト管22の下端近傍に
位置し、リフト管22より僅かに上に開口し、他端が取
付板15の流出孔14を介して上方に突出するように、
取り付け金具25を用いて同軸状に取付板15に取り付
けられている。そして、この空気噴出管24は、下端近
傍の周囲に空気噴出孔26が複数穿設されている。
と集水管17との間に、流入孔18および取水孔9より
径大であり、例えば、10ー50mmの粒径の図示しな
い好気性微生物を担持する木炭19が充填されて、処理
層20が形成されている。22はリフト管で、このリフ
ト管22は、例えば、塩化ビニル製の円筒状で長さ寸法
が集水管17より短く、外周面が集水管17の内周面と
所定の間隔を介して、一端が取付板15の流出孔14に
連続して取り付けられ、他端が集水管17の底部より僅
かに上方の位置に開口している。すなわち、浄化処理ユ
ニット4は三重構造に形成されている。さらに、リフト
管22内には、空気噴出手段24が設けられている。こ
の空気噴出手段24の一端がリフト管22の下端近傍に
位置し、リフト管22より僅かに上に開口し、他端が取
付板15の流出孔14を介して上方に突出するように、
取り付け金具25を用いて同軸状に取付板15に取り付
けられている。そして、この空気噴出管24は、下端近
傍の周囲に空気噴出孔26が複数穿設されている。
【0010】そして、浄化処理ユニット4は、軸方向が
上下方向で環端板13が上端となるように図示しない取
り付け手段にて脱着自在に、浮体5に取り付けられてい
る。なお、浮体5は、上部が水面上に位置すると共に、
浄化処理ユニット4の処理層20が湖沼2の水面下とな
るように浮力が設定されている。一方、浮体5の上面に
は、空気供給手段6が設けられている。この空気供給手
段6は、外部から水が浸入しないようにブラインド(図
示せず)が開口する空気供給装置32内に、空気を供給
する例えばコンプレッサ(図示せず)と、このコンプレ
ッサに電源を供給する電源装置(図示せず)とを収容し
ている。また、電源装置は、コンプレッサへの供給電力
の設定および制御するコントローラで構成されている。
上下方向で環端板13が上端となるように図示しない取
り付け手段にて脱着自在に、浮体5に取り付けられてい
る。なお、浮体5は、上部が水面上に位置すると共に、
浄化処理ユニット4の処理層20が湖沼2の水面下とな
るように浮力が設定されている。一方、浮体5の上面に
は、空気供給手段6が設けられている。この空気供給手
段6は、外部から水が浸入しないようにブラインド(図
示せず)が開口する空気供給装置32内に、空気を供給
する例えばコンプレッサ(図示せず)と、このコンプレ
ッサに電源を供給する電源装置(図示せず)とを収容し
ている。また、電源装置は、コンプレッサへの供給電力
の設定および制御するコントローラで構成されている。
【0011】さらに、コンプレッサは、空気噴出管24
の空気噴出孔26から空気を噴出させるように、連結管
28を介して浄化処理ユニット4の空気噴出管24に連
結されている。そして、このコンプレッサの駆動により
空気噴出孔から噴出した空気は、リフト管22内を上昇
して流出孔14から湖沼2に流出する。この空気の上昇
によりリフト管22の被処理水3が上昇するエアリフト
が生じる。このエアーリフトにより、湖沼2の被処理水
3は集水管17から処理層20を通過して流入孔18か
ら集水管17に集水され、リフト管22の下端の流入孔
23から流入される。そして、水質浄化装置本体1は、
風などによって移動しないように、湖沼2の岸から図示
しないロープやワイヤなどにより浮体5が固定されてい
る。
の空気噴出孔26から空気を噴出させるように、連結管
28を介して浄化処理ユニット4の空気噴出管24に連
結されている。そして、このコンプレッサの駆動により
空気噴出孔から噴出した空気は、リフト管22内を上昇
して流出孔14から湖沼2に流出する。この空気の上昇
によりリフト管22の被処理水3が上昇するエアリフト
が生じる。このエアーリフトにより、湖沼2の被処理水
3は集水管17から処理層20を通過して流入孔18か
ら集水管17に集水され、リフト管22の下端の流入孔
23から流入される。そして、水質浄化装置本体1は、
風などによって移動しないように、湖沼2の岸から図示
しないロープやワイヤなどにより浮体5が固定されてい
る。
【0012】ここで、空気噴出管26から噴出される空
気量とエアリフトによりリフト管22を上昇する揚水量
との関係は、図2のようになる。図2において、空気量
がV1 より小さい領域では、図中の曲線Aのように空
気量と揚水量の関係がほぼリニア即ち直線となってい
る。しかし、空気量がV1より大きい領域では、図2の
曲線Bのように頭打ちになっている。そこで、空気量が
V1より小さくなるように設定することにより空気量に
対する揚水量の比が低下せず、効率良くエアーリフトを
生じさせることができる。なお、この被処理水3の処理
層20の流過は、木炭19に担持された好気性微生物に
より被処理水3を効率よく浄化処理するために、被処理
水3が処理層20の厚さ方向に0.5ー4cm/分程度
の流速で流過し、なおかつ、エアリフトの効率もよい状
態で動作させるために図2中のV1より小さくなるよう
に、空気噴出管24の空気噴出孔26から噴出される空
気量をコントローラにより設定して制御する。
気量とエアリフトによりリフト管22を上昇する揚水量
との関係は、図2のようになる。図2において、空気量
がV1 より小さい領域では、図中の曲線Aのように空
気量と揚水量の関係がほぼリニア即ち直線となってい
る。しかし、空気量がV1より大きい領域では、図2の
曲線Bのように頭打ちになっている。そこで、空気量が
V1より小さくなるように設定することにより空気量に
対する揚水量の比が低下せず、効率良くエアーリフトを
生じさせることができる。なお、この被処理水3の処理
層20の流過は、木炭19に担持された好気性微生物に
より被処理水3を効率よく浄化処理するために、被処理
水3が処理層20の厚さ方向に0.5ー4cm/分程度
の流速で流過し、なおかつ、エアリフトの効率もよい状
態で動作させるために図2中のV1より小さくなるよう
に、空気噴出管24の空気噴出孔26から噴出される空
気量をコントローラにより設定して制御する。
【0013】この空気の上昇によりリフト管22内の被
処理水3が上昇するエアリフトが生じて、気泡と共に、
浄化処理ユニット4の上部の流出孔14から湖沼2に流
される。さらに、このリフト管22内の被処理水3の流
出により、湖沼2の被処理水3、とくにアオコ等の藻類
を多く含む水面近傍の被処理水3が外体8の集水孔9か
ら処理層20の半径方向に流過して、処理層20を構成
する木炭19に担持された好気性微生物により被処理水
3中のアオコなどの藻類矢有機質浮遊物質、溶解性有機
物質などが分解されて浄化処理され、この浄化処理され
た処理水が流入孔18から集水管17に集水され、リフ
ト管22の下端の流入孔23から流入される。そして、
処理水は、エアリフトが生ずるリフト管22内を上昇
し、流出孔14を介して湖沼2に再び流出され、湖沼2
の被処理水3が還流されて次々に浄化処理される。
処理水3が上昇するエアリフトが生じて、気泡と共に、
浄化処理ユニット4の上部の流出孔14から湖沼2に流
される。さらに、このリフト管22内の被処理水3の流
出により、湖沼2の被処理水3、とくにアオコ等の藻類
を多く含む水面近傍の被処理水3が外体8の集水孔9か
ら処理層20の半径方向に流過して、処理層20を構成
する木炭19に担持された好気性微生物により被処理水
3中のアオコなどの藻類矢有機質浮遊物質、溶解性有機
物質などが分解されて浄化処理され、この浄化処理され
た処理水が流入孔18から集水管17に集水され、リフ
ト管22の下端の流入孔23から流入される。そして、
処理水は、エアリフトが生ずるリフト管22内を上昇
し、流出孔14を介して湖沼2に再び流出され、湖沼2
の被処理水3が還流されて次々に浄化処理される。
【0014】なお、長期間の処理により木炭に担持され
た好気性微生物が増殖し、または好気性微生物が分解し
た後のフンが処理層20に溜まり、処理能力が低下した
場合には、次のような方法を用いて処理能力を再生する
ことが有効である。すなわち、コンプレッサを駆動さ
せ、処理層20の下部に設けた空気噴出管の空気噴出孔
(図示せず)から空気を噴出させ、処理層20内を空気
が図1の下から上へ上昇することにより処理層20内の
木炭を振動(移動)させる。これにより、好気性微生物
の増殖分および好気性微生物が分解した後のフン等は、
木炭19から剥離除去されるため、処理層20の洗浄が
行われ、浄化処理能力を回復することができる。
た好気性微生物が増殖し、または好気性微生物が分解し
た後のフンが処理層20に溜まり、処理能力が低下した
場合には、次のような方法を用いて処理能力を再生する
ことが有効である。すなわち、コンプレッサを駆動さ
せ、処理層20の下部に設けた空気噴出管の空気噴出孔
(図示せず)から空気を噴出させ、処理層20内を空気
が図1の下から上へ上昇することにより処理層20内の
木炭を振動(移動)させる。これにより、好気性微生物
の増殖分および好気性微生物が分解した後のフン等は、
木炭19から剥離除去されるため、処理層20の洗浄が
行われ、浄化処理能力を回復することができる。
【0015】以上、本発明の水質浄化装置の構成を詳述
したが、以下にこの装置の作用を説明する。図6は、空
気供給装置32の概略の構成を示している。この図にお
いて、コントローラ7はコンプレッサ10に電源を供給
し、駆動する。コンプレッサ10の吐出側には吐出配管
10aを介して流量調節弁16が設けられ、吐出配管1
0aには、コンプレッサ10の吐出圧力を計測するため
の圧力センサ21が設けられている。コントローラ7
は、流量調節弁16および圧力センサ21がそれぞれ接
続されている。また、コントローラ7は内部に、圧力と
揚水量の関係を記憶するデータ記憶部7a、および必要
な揚水量を設定する設定器7bが設けられ、設定器7b
により設定された揚水量に調節するために、データ記憶
部7aに記憶されているデータと圧力センサ21の出力
信号とにより、流量調節弁16を駆動し空気流量を調整
する。
したが、以下にこの装置の作用を説明する。図6は、空
気供給装置32の概略の構成を示している。この図にお
いて、コントローラ7はコンプレッサ10に電源を供給
し、駆動する。コンプレッサ10の吐出側には吐出配管
10aを介して流量調節弁16が設けられ、吐出配管1
0aには、コンプレッサ10の吐出圧力を計測するため
の圧力センサ21が設けられている。コントローラ7
は、流量調節弁16および圧力センサ21がそれぞれ接
続されている。また、コントローラ7は内部に、圧力と
揚水量の関係を記憶するデータ記憶部7a、および必要
な揚水量を設定する設定器7bが設けられ、設定器7b
により設定された揚水量に調節するために、データ記憶
部7aに記憶されているデータと圧力センサ21の出力
信号とにより、流量調節弁16を駆動し空気流量を調整
する。
【0016】ここで、図7にコンプレッサ10の吐出圧
力と空気流量の関係を示した。この図から、図2に示し
た揚水量と直線的な関係のある範囲の最大空気流量V1
以下とするためには、吐出圧力をP1以上になるように
流量調節弁16を駆動制御すればよいことになる。今、
例えば、図2、図7において揚水量をQ4に設定したと
すると、空気流量がV4となるように吐出圧力をP4に維
持すれば良い。このための、コントローラ7の制御方法
を、図8のフローチャートを用いて以下に説明する。
力と空気流量の関係を示した。この図から、図2に示し
た揚水量と直線的な関係のある範囲の最大空気流量V1
以下とするためには、吐出圧力をP1以上になるように
流量調節弁16を駆動制御すればよいことになる。今、
例えば、図2、図7において揚水量をQ4に設定したと
すると、空気流量がV4となるように吐出圧力をP4に維
持すれば良い。このための、コントローラ7の制御方法
を、図8のフローチャートを用いて以下に説明する。
【0017】電源を投入すると(S1)、コントローラ
7はコンプレッサ10を始動し(S2)、流量調節弁1
6を全開とする(S2)。そして、設定器7bに設定さ
れている揚水量Q4に対応したコンプレッサ10の吐出
圧力P4をデータ記憶部7aから読み込む(S3)。次
に、圧力センサ21からの出力信号Pと、P4から微小
な値△Pを減算した(P4−△P)とを比較し(S
4)、P≧(P−△P)を満足していない場合は、流量
調節弁16を閉方向に駆動し(S5)、S4へ戻る。P
≧(P4−△P)を満足した場合は、流量調節弁16の
駆動を停止する(S6)。次に、Pと、P4に微小な値
△Pを加算した(P4+△P)とを比較し(S7)、P
≦(P+△P)を満足していない場合は流量調節弁16
を開方向に駆動し(S8)、S7に戻る。P≦(P4+
△P)を満足した場合は、S4へ戻り、P=P4と設定
された場合には、S4−S6−S7−S4を繰り返して
いるため、流量調節弁16の駆動は停止したまま(弁の
開度は一定のまま)となり、圧力P4を維持する。 こ
の結果、空気圧力Pを、P4±△Pの範囲とすることが
でき、従って空気流量V4も一定の範囲内に維持されて
いるため、揚水量Q4も維持される。
7はコンプレッサ10を始動し(S2)、流量調節弁1
6を全開とする(S2)。そして、設定器7bに設定さ
れている揚水量Q4に対応したコンプレッサ10の吐出
圧力P4をデータ記憶部7aから読み込む(S3)。次
に、圧力センサ21からの出力信号Pと、P4から微小
な値△Pを減算した(P4−△P)とを比較し(S
4)、P≧(P−△P)を満足していない場合は、流量
調節弁16を閉方向に駆動し(S5)、S4へ戻る。P
≧(P4−△P)を満足した場合は、流量調節弁16の
駆動を停止する(S6)。次に、Pと、P4に微小な値
△Pを加算した(P4+△P)とを比較し(S7)、P
≦(P+△P)を満足していない場合は流量調節弁16
を開方向に駆動し(S8)、S7に戻る。P≦(P4+
△P)を満足した場合は、S4へ戻り、P=P4と設定
された場合には、S4−S6−S7−S4を繰り返して
いるため、流量調節弁16の駆動は停止したまま(弁の
開度は一定のまま)となり、圧力P4を維持する。 こ
の結果、空気圧力Pを、P4±△Pの範囲とすることが
でき、従って空気流量V4も一定の範囲内に維持されて
いるため、揚水量Q4も維持される。
【0018】上記実施例によれば、空気噴出管24の下
端近傍の空気噴出孔26からリフト管22の下部近傍に
空気を噴出して、リフト管22内でエアリフトを生じさ
せ、リフト管22内の処理水をリフト管22の上端から
流出孔14を介して湖沼2に流出させることができる。
この処理水の流出により湖沼2の被処理水3を外体8の
集水孔9から処理層20を構成する安価な木炭19に担
持された好気性微生物にて浄化処理を行いつつ、処理層
20を通過した処理水を流入孔18から集水管9内に集
水し、エアリフトを生じているリフト管22の流入孔2
3から流入させ、順次湖沼2の被処理水3を浄化処理す
る。このような動作により被処理水3を処理層20に流
入させる送水と、好気性微生物への空気の供給および湖
沼2の溶存酸素の維持による魚などの生態系の維持が簡
便な構造で容易にでき、設備コストを低減できるととも
に運転コストを低減でき、被処理水3の浄化処理を容易
で安価に行うことができる。
端近傍の空気噴出孔26からリフト管22の下部近傍に
空気を噴出して、リフト管22内でエアリフトを生じさ
せ、リフト管22内の処理水をリフト管22の上端から
流出孔14を介して湖沼2に流出させることができる。
この処理水の流出により湖沼2の被処理水3を外体8の
集水孔9から処理層20を構成する安価な木炭19に担
持された好気性微生物にて浄化処理を行いつつ、処理層
20を通過した処理水を流入孔18から集水管9内に集
水し、エアリフトを生じているリフト管22の流入孔2
3から流入させ、順次湖沼2の被処理水3を浄化処理す
る。このような動作により被処理水3を処理層20に流
入させる送水と、好気性微生物への空気の供給および湖
沼2の溶存酸素の維持による魚などの生態系の維持が簡
便な構造で容易にでき、設備コストを低減できるととも
に運転コストを低減でき、被処理水3の浄化処理を容易
で安価に行うことができる。
【0019】また、浮体5にて湖沼2に浮かせるのみ
で、湖沼2の水域外の陸地などに別途設置するスペース
を必要とせず、施工性を向上できるとともに、湖沼2外
への装置の設置による美観の損傷も防止でき、湖沼2の
みならずダムや貯水池、堀、運河、水槽など、何れの水
域をも対象とすることができる。さらに、水面近傍に特
に多く発生するアオコ等の藻類を効率よく除去でき、清
澄度を向上できるとともに、湖沼2の被処理水3の還流
により、アオコに多量に含まれた酸素を湖沼2全体に還
流でき、湖沼2の自浄作用も活性化できる。また、処理
層20を構成する浄化処理ユニットをパッケージ状に形
成して脱着自在に取り付けるため、浄化処理ユニット4
の量産が可能となり、生産性が向上できるとともに、水
質浄化装置本体1の保守管理が容易となる。
で、湖沼2の水域外の陸地などに別途設置するスペース
を必要とせず、施工性を向上できるとともに、湖沼2外
への装置の設置による美観の損傷も防止でき、湖沼2の
みならずダムや貯水池、堀、運河、水槽など、何れの水
域をも対象とすることができる。さらに、水面近傍に特
に多く発生するアオコ等の藻類を効率よく除去でき、清
澄度を向上できるとともに、湖沼2の被処理水3の還流
により、アオコに多量に含まれた酸素を湖沼2全体に還
流でき、湖沼2の自浄作用も活性化できる。また、処理
層20を構成する浄化処理ユニットをパッケージ状に形
成して脱着自在に取り付けるため、浄化処理ユニット4
の量産が可能となり、生産性が向上できるとともに、水
質浄化装置本体1の保守管理が容易となる。
【0020】そして、木炭19は、気孔率および比表面
積がきわめて大きく、さらに好気性微生物の生化学反応
に必要なナトリウム(Na)、カリウム(K)、カルシ
ウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、鉄(Fe)、銅
(Cu)、亜鉛(Zn)などの元素を含有しているた
め、木炭19の単位重量当たりの好気性微生物の担持量
が増大し、好気性微生物を良好に担持でき、浄化処理効
率を向上することができる。また、木炭19は、気孔径
が活性炭より大きく、担持される好気性微生物により気
孔が閉塞されることも抑制できるとともに、活性炭に担
持可能なバクテリアやプランクトン等の微生物のほか
に、微小動物などの好気性微生物も担持でき、浄化処理
効率を向上することができる。さらに、湖沼2に好気性
微生物が分解できない無機農薬や充分処理されていない
工場排水などが誤って流入しても、木炭19に吸着され
湖沼2の生態系を破壊することも防止できる。
積がきわめて大きく、さらに好気性微生物の生化学反応
に必要なナトリウム(Na)、カリウム(K)、カルシ
ウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、鉄(Fe)、銅
(Cu)、亜鉛(Zn)などの元素を含有しているた
め、木炭19の単位重量当たりの好気性微生物の担持量
が増大し、好気性微生物を良好に担持でき、浄化処理効
率を向上することができる。また、木炭19は、気孔径
が活性炭より大きく、担持される好気性微生物により気
孔が閉塞されることも抑制できるとともに、活性炭に担
持可能なバクテリアやプランクトン等の微生物のほか
に、微小動物などの好気性微生物も担持でき、浄化処理
効率を向上することができる。さらに、湖沼2に好気性
微生物が分解できない無機農薬や充分処理されていない
工場排水などが誤って流入しても、木炭19に吸着され
湖沼2の生態系を破壊することも防止できる。
【0021】図3は、第二の実施例を示す水質浄化装置
の構成図である。第2実施例において、第1実施例と共
通の構成には同一符号を付し説明を省略する。図3にお
いて、符号41は集水管17の内部に収容された3本の
リフト管で、このリフト管は、例えば、塩化ビニル製の
円筒状で長さが集水管より若干短く、集水管17内に集
水管17の内周面と所定の間隔を介して、一端が取付板
44の流出孔45に連続して取り付けられ、下端が集水
管17内の被処理水3が流入するように流入孔42が開
口するように集水管17内に収容され、浄化処理ユニッ
ト4が形成されている。さらに、リフト管41の3本の
それぞれの内部には、一端がリフト管41の下端近傍に
位置し、他端が取付板44の流出孔45を介して上方に
突出するように、空気噴出管43が取付金具46にて取
付板44に取り付けられている。そして、この空気噴出
管43は、下端近傍の周面に空気噴出孔46が複数穿設
されている。また、3本の空気噴出管43の上方に突出
する上端には、それぞれ連結管48が接続されて空気噴
出管43が連結されている。
の構成図である。第2実施例において、第1実施例と共
通の構成には同一符号を付し説明を省略する。図3にお
いて、符号41は集水管17の内部に収容された3本の
リフト管で、このリフト管は、例えば、塩化ビニル製の
円筒状で長さが集水管より若干短く、集水管17内に集
水管17の内周面と所定の間隔を介して、一端が取付板
44の流出孔45に連続して取り付けられ、下端が集水
管17内の被処理水3が流入するように流入孔42が開
口するように集水管17内に収容され、浄化処理ユニッ
ト4が形成されている。さらに、リフト管41の3本の
それぞれの内部には、一端がリフト管41の下端近傍に
位置し、他端が取付板44の流出孔45を介して上方に
突出するように、空気噴出管43が取付金具46にて取
付板44に取り付けられている。そして、この空気噴出
管43は、下端近傍の周面に空気噴出孔46が複数穿設
されている。また、3本の空気噴出管43の上方に突出
する上端には、それぞれ連結管48が接続されて空気噴
出管43が連結されている。
【0022】このような3本のリフト管41を用いた水
質浄化装置について、空気噴出管43から噴出される空
気量とエアリフトによりリフト管41を上昇する揚水量
の関係を図2を用いて説明する。第2実施例において、
コンプレッサから供給された空気は連結管48を介して
3本の空気噴出管に分けられ、空気噴出管43の下端に
設けた空気噴出孔47からリフト管41内の下部近傍に
噴出される。このとき、コンプレッサから供給された空
気量が図2中のV2であるとすると、3本の空気噴出管
のそれぞれの1本に供給される空気量は、V2/3(=
V0)となる。このときのそれぞれの1本ずつの揚水量
は図2よりQ0となる。さらに、リフト管が3本あるの
で揚水量は、Q2x3(=Q2’)となり、第一実施例の
ようにリフト管を一本のみ用いる場合の揚水量、Q2と
比較して、より大きな揚水量を得ることができる。
質浄化装置について、空気噴出管43から噴出される空
気量とエアリフトによりリフト管41を上昇する揚水量
の関係を図2を用いて説明する。第2実施例において、
コンプレッサから供給された空気は連結管48を介して
3本の空気噴出管に分けられ、空気噴出管43の下端に
設けた空気噴出孔47からリフト管41内の下部近傍に
噴出される。このとき、コンプレッサから供給された空
気量が図2中のV2であるとすると、3本の空気噴出管
のそれぞれの1本に供給される空気量は、V2/3(=
V0)となる。このときのそれぞれの1本ずつの揚水量
は図2よりQ0となる。さらに、リフト管が3本あるの
で揚水量は、Q2x3(=Q2’)となり、第一実施例の
ようにリフト管を一本のみ用いる場合の揚水量、Q2と
比較して、より大きな揚水量を得ることができる。
【0023】すなわち、第2実施例のような構造にする
ことにより、同一の空気量でより大きな揚水力が得られ
るので、エアリフトを効率よく動作させることができ
る。また、上記実施例においては、リフト管および空気
噴出管3本とした場合について説明したが、3本でなく
ともリフト管および空気噴出管を複数設置することによ
って、同様にそれぞれのリフト管を空気圧力、または空
気量と揚水量とが比例する範囲で作動することができ、
同じ空気量でより高い揚水量を得ることができる。
ことにより、同一の空気量でより大きな揚水力が得られ
るので、エアリフトを効率よく動作させることができ
る。また、上記実施例においては、リフト管および空気
噴出管3本とした場合について説明したが、3本でなく
ともリフト管および空気噴出管を複数設置することによ
って、同様にそれぞれのリフト管を空気圧力、または空
気量と揚水量とが比例する範囲で作動することができ、
同じ空気量でより高い揚水量を得ることができる。
【0024】図4、図5は、第3実施例で、図4は4本
のリフト管を集積した水質浄化装置の構成を示す概略構
成図であり、図5は図4の装置のA−A断面図である。
第3実施例において、第1実施例と共通の構成には同一
の符号を付し説明を省略する。図4および図5に示すよ
うに、本実施例の装置は、一本の大口径の集水管17の
内部に、同軸状に一本の大径のリフト管を設け、このリ
フト管を仕切板59によって複数の流路(図4は4分割
の例)に分割し、それぞれの流路に空気噴出手段を設け
ている。すなわち、図4および図5に示すように、大口
径のリフト管17は、52a、52b、52c、52d
に区分し、その各部分に、空気噴出管53a、53b、
53c、53dを設け、仕切られた部分をそれぞれリフ
ト管とした構造としている。この構造は、図3の3本の
リフト管に変えて複数本のリフト管が集積され、図3の
場合と同様に、1つのコンプレッサから供給された空気
は連結管58を介して複数本の空気噴出管53a・・・
に分けられ、各空気噴出管の下端付近に設けられた空気
噴出孔57から各リフト管51内の下部近傍に噴出され
る。
のリフト管を集積した水質浄化装置の構成を示す概略構
成図であり、図5は図4の装置のA−A断面図である。
第3実施例において、第1実施例と共通の構成には同一
の符号を付し説明を省略する。図4および図5に示すよ
うに、本実施例の装置は、一本の大口径の集水管17の
内部に、同軸状に一本の大径のリフト管を設け、このリ
フト管を仕切板59によって複数の流路(図4は4分割
の例)に分割し、それぞれの流路に空気噴出手段を設け
ている。すなわち、図4および図5に示すように、大口
径のリフト管17は、52a、52b、52c、52d
に区分し、その各部分に、空気噴出管53a、53b、
53c、53dを設け、仕切られた部分をそれぞれリフ
ト管とした構造としている。この構造は、図3の3本の
リフト管に変えて複数本のリフト管が集積され、図3の
場合と同様に、1つのコンプレッサから供給された空気
は連結管58を介して複数本の空気噴出管53a・・・
に分けられ、各空気噴出管の下端付近に設けられた空気
噴出孔57から各リフト管51内の下部近傍に噴出され
る。
【0025】この結果、エアリフトにより集水された処
理水3は処理層20を流過、処理された後、集水管17
を通過してリフト管52内を上昇する。こうして処理さ
れた処理水は、流出孔55に集められ、湖沼2に流出す
る。第3実施例の場合も第2実施例と同様に、それぞれ
の空気圧力ないし空気量と揚水量とは比例関係にある範
囲が用いられ、揚水量を向上させることができる。
理水3は処理層20を流過、処理された後、集水管17
を通過してリフト管52内を上昇する。こうして処理さ
れた処理水は、流出孔55に集められ、湖沼2に流出す
る。第3実施例の場合も第2実施例と同様に、それぞれ
の空気圧力ないし空気量と揚水量とは比例関係にある範
囲が用いられ、揚水量を向上させることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の水質浄化
装置によれば、次のような効果がある。 (1) 本発明の装置は、リフト管下部に空気を噴出し
てエアリフトを生じさせて、被処理水を処理層に流入さ
せる送水と、好気性微生物への空気の供給および処理水
域の溶存酸素の維持と、を同時に行うことが可能な簡便
な構造の水質浄化装置である。 (2) フロートにより処理水域中に設置するため、別
途設置スペースを準備する必要がなく、施工性を向上で
きる。 (3) 空気噴出管から噴出される空気量と、エアリフ
トによりリフト管を上昇する揚水量が直線関係にある範
囲で運転するため、エアリフトの効率を向上させること
ができる。 (4) リフト管および空気噴出管を複数設置すること
により、同一の空気量、同一の消費電力でより大きな揚
水量が得られ、エアリフトの効率を向上させることがで
きる。その結果、高い浄化処理能力、浄化効率がえられ
る。 (5) 運転の制御に用いられるコントローラは、コン
プレッサの吐出圧力を常に一定に保つように制御するた
め、コンプレッサ部品の磨耗等により吐出圧力が変化し
た場合でも、設定した揚水量が維持できるため、常にエ
アリフトを効率良く作動できる。
装置によれば、次のような効果がある。 (1) 本発明の装置は、リフト管下部に空気を噴出し
てエアリフトを生じさせて、被処理水を処理層に流入さ
せる送水と、好気性微生物への空気の供給および処理水
域の溶存酸素の維持と、を同時に行うことが可能な簡便
な構造の水質浄化装置である。 (2) フロートにより処理水域中に設置するため、別
途設置スペースを準備する必要がなく、施工性を向上で
きる。 (3) 空気噴出管から噴出される空気量と、エアリフ
トによりリフト管を上昇する揚水量が直線関係にある範
囲で運転するため、エアリフトの効率を向上させること
ができる。 (4) リフト管および空気噴出管を複数設置すること
により、同一の空気量、同一の消費電力でより大きな揚
水量が得られ、エアリフトの効率を向上させることがで
きる。その結果、高い浄化処理能力、浄化効率がえられ
る。 (5) 運転の制御に用いられるコントローラは、コン
プレッサの吐出圧力を常に一定に保つように制御するた
め、コンプレッサ部品の磨耗等により吐出圧力が変化し
た場合でも、設定した揚水量が維持できるため、常にエ
アリフトを効率良く作動できる。
【図1】 本発明の第1の実施例の水質浄化装置の概略
の構成を示す概略構成図である。
の構成を示す概略構成図である。
【図2】 本装置の空気噴出管から噴出される空気量と
エアリフトにによりリフト管を上昇する揚水量との関係
を示す図である。
エアリフトにによりリフト管を上昇する揚水量との関係
を示す図である。
【図3】 本発明の第2実施例の概略の構成を示す概略
構成図である。
構成図である。
【図4】 本発明の第3実施例の概略の構成を示す概略
構成図である。
構成図である。
【図5】 本発明の第3実施例のA−A断面を示す断面
図である。
図である。
【図6】 本発明の水質浄化装置の空気供給装置の概略
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図7】 空気供給用コンプレッサの吐出圧力と空気流
量との関係を示す図である。
量との関係を示す図である。
【図8】 本発明の空気供給装置の制御方法を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1 水質浄化装置本体 3 被処理水 7 制御部(コントローラ) 17 集水管 20 処理槽 24 空気噴出手段
Claims (2)
- 【請求項1】 被処理水が流通可能な集水管と、 集水管内に設けられ空気の噴出により集水管内の被処理
水を上昇させる空気噴出手段と、 集水管の周囲に設けられ被処理水処理する処理層とを設
けた水質浄化装置において、 前記空気噴出手段の噴出空気量とこの空気による被処理
水の揚水量とが比例する範囲で、前記空気噴出手段を制
御する制御部を設けたことを特徴とする水質浄化装置。 - 【請求項2】 空気噴出手段は集水管内に複数設けられ
たことを特徴とする請求項1に記載の水質浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7061388A JPH08252589A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 水質浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7061388A JPH08252589A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 水質浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08252589A true JPH08252589A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13169743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7061388A Pending JPH08252589A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 水質浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08252589A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114014390A (zh) * | 2021-11-04 | 2022-02-08 | 北京博汇特环保科技股份有限公司 | 一种大直径的管式气提装置 |
-
1995
- 1995-03-20 JP JP7061388A patent/JPH08252589A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114014390A (zh) * | 2021-11-04 | 2022-02-08 | 北京博汇特环保科技股份有限公司 | 一种大直径的管式气提装置 |
| CN114014390B (zh) * | 2021-11-04 | 2024-11-08 | 北京博汇特环保科技股份有限公司 | 一种大直径的管式气提装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030527 |