JPH08252593A - 有機性排液の好気性処理方法 - Google Patents
有機性排液の好気性処理方法Info
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Abstract
場合でも、低コストで安定して好気性生物処理する。 【構成】 被処理液4を曝気槽2に導入し、返送汚泥5
と混合して好気性処理した後、固液分離装置3で固液分
離し、分離液を処理液として排出し、分離汚泥11の一
部を返送汚泥として曝気槽に返送し、余剰汚泥を改質す
るための処理槽、例えばオゾン処理槽22に導入し、オ
ゾン処理して易生物分解性に改質した後、曝気槽に返送
する。この時、被処理液の流量およびBOD濃度を流量
計41およびBODセンサー42で測定し、制御装置4
3に出力する。制御装置では、これらの値からBOD負
荷の変動を打消して平均化するために必要なオゾン処理
汚泥量を演算し、その汚泥量になるようにポンプ26を
制御する。 【効果】 原水由来のBOD負荷の変動が、改質処理汚
泥由来のBOD負荷により打消されて平均化する。
Description
生物を含む生物汚泥の存在下に生物処理する方法、特に
BOD濃度が大きく変動する排液の処理に好適な有機性
排液の好気性処理方法である。
生物の作用を利用して有機性排液を好気条件で処理する
好気性生物処理方法は、他の処理法に比べて処理コスト
が安く、処理性能が優れているため一般に広く利用され
ている。しかしこの方法では曝気に要する動力費の全運
転費に占める割合が高く、省エネルギ化が要望されてい
るほか、BODの負荷変動に対応する安定的で簡単な運
転管理が要望されている。
は、被処理液BODの負荷変動が大きく、最大負荷と最
小負荷とでは10倍近い開きがある場合があり、このた
め時間当りの必要酸素量もほぼこれに比例して大きく変
動する。ところが、曝気風量は、通常計画下水量に対し
て一定量送風しているため、高負荷時には曝気槽内の溶
存酸素濃度が低下し、極端な場合には0mg/l近くま
で低下し、安定的な処理が難しくなる場合がある。一
方、低負荷時には過剰な曝気が行われることになり、溶
存酸素濃度が必要以上に高くなって無駄が生じる。この
ような問題点を解決するには、被処理液中のBOD濃度
の変動に応じて曝気風量を調整することにより可能とな
るが、操作が繁雑なため実際には行われていないのが現
状である。
は、好気性処理系から引抜いた活性汚泥をオゾンにより
酸化分解して易生物分解性に改質した後、改質処理汚泥
を曝気槽に返送して好気的に生物処理する有機性排液の
処理方法が記載されている。また特公平5−61994
号には、引抜いた活性汚泥に鉱酸を添加して加温するこ
とにより汚泥を易生物分解性に改質することが記載さ
れ、特公昭49−11813号には、引抜いた汚泥にア
ルカリを添加して加温することにより汚泥を易生物分解
性に改質することが記載されている。しかし、これら公
報には、被処理液中のBOD濃度の変動に応じて曝気槽
に返送する改質処理汚泥の量を調整することは記載され
ていない。
理液中のBOD濃度が大きく変動する場合でも、低コス
トで安定して処理することができ、しかも余剰汚泥の減
容化が可能で、運転管理も容易な有機性排液の好気性処
理方法を提案することである。
液の好気性処理方法である。 (1)有機性排液を曝気槽に導入して、好気性微生物を
含む生物汚泥の存在下に好気性生物処理する好気性生物
処理工程と、曝気槽の混合液を固液分離し、分離液を処
理液として排出し、分離汚泥の少なくとも一部を曝気槽
に返送する固液分離工程と、分離汚泥の一部を引き抜い
て、この引抜汚泥を易生物分解性に改質する改質処理工
程と、改質処理汚泥を曝気槽に返送する返送工程とを含
み、有機性排液中のBOD濃度の変動に応じて、改質処
理汚泥の返送量を調整し、かつ曝気槽における曝気量を
ほぼ一定にして曝気することを特徴とする有機性排液の
好気性処理方法。 (2)改質処理がオゾン処理である上記(1)記載の方
法。
液は、通常の好気性生物処理法により処理される有機物
を含有する排液であるが、難生物分解性の有機物または
無機物が含有されていてもよい。このような有機性排液
としては、下水、し尿、食品工場排水その他の産業排液
などがあげられる。本発明はこのような有機性排液のう
ちBOD濃度が大きく変動する排液が処理対象として適
している。
排液を好気性微生物を含む生物汚泥の存在下に好気性生
物処理を行う。このような処理としては、有機性排液を
曝気槽で活性汚泥と混合して曝気し、混合液を固液分離
装置で固液分離し、分離汚泥の一部を曝気槽に返送する
標準活性汚泥処理法における好気性生物処理が一般的で
あるが、これを変形した他の処理でもよい。
おける処理系から生物汚泥の一部を引抜き、この引抜汚
泥を易生物分解性に改質する改質処理を行う。生物汚泥
を引抜く場合、固液分離装置で分離された分離汚泥の一
部を引抜くのが好ましいが、曝気槽から混合液の状態で
引抜いてもよい。分離汚泥から引抜く場合、余剰汚泥と
して排出される部分の一部または全部を引抜汚泥として
引抜くことができるが、余剰汚泥に加えて、返送汚泥と
して曝気槽に返送される汚泥の一部をさらに引抜いて改
質処理することもでき、この場合余剰汚泥の発生量をよ
り少なくすることができる。
る改質処理方法としては、任意の方法を採用することが
できる。例えば、オゾン処理による改質処理、酸処理に
よる改質処理、アルカリ処理による改質処理、加熱処理
による改質処理、これらを組合せた改質処理等を採用す
ることができる。これらの中ではオゾン処理による改質
処理が、処理操作が簡単かつ処理効率が高いため好まし
い。
について説明する。改質処理としてのオゾン処理は、好
気性生物処理系から引抜いた汚泥をオゾンと接触させれ
ばよく、オゾンの酸化作用により汚泥は易生物分解性に
改質される。オゾン処理はpH5以下の酸性領域で行う
と酸化分解効率が高くなる。このときのpHの調整は、
硫酸、塩酸または硝酸などの無機酸をpH調整剤として
生物汚泥に添加するか、生物汚泥を酸発酵処理して調整
するか、あるいはこれらを組合せて行うのが好ましい。
pH調整剤を添加する場合、pHは3〜4に調整するの
が好ましく、酸発酵処理を行う場合、pHは4〜5とな
るように行うのが好ましい。
液をそのまま、または必要により遠心分離機などで濃縮
した後pH5以下に調整し、オゾンと接触させることに
より行うことができる。接触方法としては、オゾン処理
槽に汚泥を導入してオゾンを吹込む方法、機械攪拌によ
る方法、充填層を利用する方法などが採用できる。オゾ
ンとしてはオゾンガスの他、オゾン含有空気、オゾン化
空気などのオゾン含有ガスが使用できる。オゾンの使用
量は0.002〜0.05g−O3/g−VSS、好ま
しくは0.005〜0.03g−O3/g−VSSとす
るのが望ましい。オゾン処理により生物汚泥は酸化分解
されて、BOD成分に変換される。
汚泥含有液中の汚泥にオゾンを接触させて酸化反応させ
るためのオゾン処理槽、およびオゾン処理液を曝気槽に
返送する手段を有している装置であればどのような構成
の装置でも使用することができる。オゾン処理槽内で汚
泥が沈降しやすい場合、または浮上する汚泥に比べて沈
降する汚泥が多い場合には、汚泥含有液とオゾン含有ガ
スとは並流で接触させるようにするのが好ましく、これ
により汚泥とオゾンとの接触効率がよくなる。一方、オ
ゾン処理槽内で汚泥が浮上しやすい場合、または沈降す
る汚泥に比べて浮上する汚泥が多い場合には、向流で接
触させるようにするのが好ましく、これにより接触効率
がよくなる。
理を行うと発泡が生じるが、この発泡によるトラブルを
防止するために、オゾン処理槽内に消泡用の液散布手段
を設けることができる。液散布手段としては、オゾン処
理槽内の汚泥を含む槽内液を引抜いて、この引抜液を消
泡用水としてオゾン処理槽内の液面に散布するように構
成された装置が好ましい。
の汚泥含有液にオゾンを吹込んで気液接触させる液相接
触域が形成され、その上部に発泡した泡沫とオゾンとを
接触させる泡沫接触域が形成されるように構成されたオ
ゾン処理槽を使用すると、オゾン処理効率はさらに高く
なる。液相接触域の高さは0.2〜3m、好ましくは
0.5〜1.5mとする。泡沫接触域の高さは液相接触
域の汚泥含有液の液面より1m以上の高さであればよい
が、好ましくは1〜10m、さらに好ましくは2〜5m
の高さとする。
とができ、これによりオゾン処理槽の内径が大きくて泡
が保持されにくい場合、または生物汚泥の濃度が低くて
汚泥含有液が発泡しにくい性状である場合などでも、泡
沫を効率よく保持することができ、オゾン処理効率を高
くすることができる。泡沫保持部材としては、泡沫を保
持できる構造のものであればよいが、ハニカム状、格子
状などの仕切板構造のものが好ましい。
液散布装置を設けて、工業用水、最終処理液、オゾン処
理槽からの引抜液、または引抜液と被処理液との混合液
などを泡沫層に向けて散布することができ、これにより
過剰な発泡を抑制して、泡沫接触域を所定の高さに維持
することができる。この場合、引抜液または引抜液と被
処理液との混合液を使用すると、槽内液の汚泥濃度が低
下せず、またノズル等の閉塞が発生しないので好まし
い。オゾン処理槽の泡沫接触域は泡沫で満たされるだけ
なので、槽内を被処理液で満たす装置に比べてオゾン処
理槽の強度は小さくてもよくなり、それだけ低コストの
オゾン処理装置となる。
酸化分解され、BOD成分に変換される。通常、オゾン
処理により難分解性のCOD成分が微量に生成するが、
このような難生物分解性のCOD成分は、曝気槽にスポ
ンジなどの担体を投入し、この担体に汚泥を担持させて
SRTを長くする方法、オゾン処理汚泥を貯留して変質
させ、易生物分解性にする方法などの方法により分解す
ることができる。
法としての酸処理について説明する。改質処理としての
酸処理では、好気性生物処理系から引抜いた引抜汚泥を
改質槽に導き、塩酸、硫酸などの鉱酸を加え、pH2.
5以下、好ましくはpH1〜2の酸性条件下で所定時間
滞留させればよい。滞留時間としては、例えば5〜24
時間とする。この際、汚泥を加熱、例えば50〜100
℃に加熱すると改質が促進されるので好ましい。このよ
うな酸による処理により汚泥は易生物分解性となり、好
気性生物処理系に戻すことにより容易に分解除去できる
ようになる。
理について説明すると、アルカリ処理では、好気性生物
処理系から引抜いた引抜汚泥を改質槽に導き、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム等のアルカリを汚泥に対して
0.1〜1重量%加え、所定時間滞留させればよい。滞
留時間は0.5〜2時間程度で汚泥は易生物分解性に改
質される。この際、汚泥を加熱し、例えば50〜100
℃に加熱すると改質が促進されるので好ましい。
独で行うこともできるが、酸処理またはアルカリ処理と
組合せて行うのが好ましい。加熱処理単独で行う場合
は、例えば温度70〜100℃、滞留時間2〜3時間と
することができる。
質処理汚泥は、好気性生物処理工程の曝気槽に導入して
好気性処理を行うが、本発明では被処理液(有機性排
液)中のBOD濃度の変動に応じて、曝気槽内のBOD
濃度が平均化するように、改質処理汚泥を曝気槽に返送
する。すなわち、被処理液中のBOD濃度が低いときは
改質処理汚泥の返送量を多くし、被処理液中のBOD濃
度が高いときは改質処理汚泥の返送量を少なくし、改質
処理汚泥から曝気槽に持込まれるBOD量を調整するこ
とにより曝気槽内のBOD濃度を平均化して、実質的に
ほぼ一定に維持する。
化する様子を模式的に示すグラフである。図1の(a)
に示すように1日の被処理液由来のBOD負荷が経時的
に変化した場合、改質処理汚泥から曝気槽に持込まれる
BOD負荷が図1の(b)となるように改質処理汚泥の
返送量を経時的に調整する。このように改質処理汚泥の
返送量を調整すると、被処理液中のBOD濃度の変動が
改質処理汚泥由来のBOD量の増減により打消されて平
均化されるので、図1の(c)に示すように曝気槽全体
(すなわち両者の和)としてはBOD負荷が平均化す
る。この場合BOD負荷は実質的に平均化すればよく、
完全に一定にならなくてもよい。
濃度を平均化すると、曝気槽における曝気量(曝気風
量)を一定にして曝気しても、曝気槽内液の溶存酸素濃
度は極端に低くなることはなくほぼ一定に保たれ、これ
により安定して処理を行うことができる。また曝気量は
処理期間を通して適切な量が使用されるので無駄がなく
なり、これにより曝気のために必要な動力コストが低減
できる。必要な曝気量は、BOD分解に必要な酸素量と
微生物の内生呼吸に必要な酸素量と溶存酸素濃度維持に
必要な酸素量との合計量として求めることができる。厳
密には必要酸素量はBOD負荷量と単純比例はしない
が、MLSS濃度を無視すればほぼBOD負荷に比例す
るので、BOD負荷から曝気量を決定することができ
る。
ど汚泥の減容率は高くなる。ただし、改質処理した汚泥
中の有機物を生物分解する際に汚泥が増殖するので、単
に余剰汚泥を改質処理しただけでは余剰汚泥はゼロにす
ることはできないが、増殖する汚泥量が見かけ上ゼロに
なるように過剰の汚泥の引抜いて改質処理する場合に
は、系全体から生じる余剰汚泥の量をゼロにすることも
できる。この場合、改質処理する汚泥の量が多くなる
と、生物処理性能が低下する場合があるが、このような
ときには、汚泥を担持するための担体を曝気槽内に設
け、一定量の汚泥量を保持することにより、生物処理性
能を高く維持することができる。
する汚泥の供給量および系外に排出する余剰汚泥の排出
量を制御して、曝気槽内の生物汚泥のVSS/SS比お
よびMLVSSを所定値に維持することにより、生物処
理性能を低下させることなく、余剰汚泥の減容化を行う
とともに、曝気槽内の生物汚泥の沈降性および脱水性を
改善することもできる。これにより、固液分離装置にお
ける分離操作が容易となり、また生成する余剰汚泥の脱
水処理も容易になる。すなわち、曝気槽内の生物汚泥の
VSS/SS比を0.2〜0.7、好ましくは0.3〜
0.6、MLVSSを500〜10000mg/l、好
ましくは1000〜5000mg/lに維持するように
制御することにより、汚泥の沈降性および脱水性を改善
することができる。一般的傾向としてVSS/SS比が
小さくなるほど汚泥の比重が高くなり、沈降性、脱水性
がよくなる。
および図3はそれぞれ別の実施例の好気性生物処理装置
を示すフローシートであり、改質処理としてオゾン処理
を採用した例である。そして図2はBOD濃度の変動パ
ターンが既知の被処理液を好気性生物処理する例、図3
はBOD濃度の変動パターンが未知の被処理液を好気性
生物処理する例を示している。
曝気槽2および固液分離装置3から構成されている。曝
気槽2には被処理液路4、返送汚泥路5およびオゾン処
理汚泥導入路6が連絡し、また底部には散気装置7が設
けられ、空気供給路8が連絡している。曝気槽2から固
液分離装置3に連絡路9が連絡している。固液分離装置
3には処理液路10および分離汚泥排出路11が連絡
し、分離汚泥排出路11から返送汚泥路5が分岐してい
る。返送汚泥路5にはポンプ12が設けられている。
およびオゾン発生機23から構成されている。オゾン処
理槽22には汚泥引抜路24および排オゾン路25が上
部に連絡している。汚泥引抜路24にはポンプ26が設
けられている。またオゾン処理槽22の下部にはオゾン
供給路27および連絡路28が連絡している。
貯留槽29からオゾン処理汚泥導入路6が曝気槽2に連
絡している。オゾン処理汚泥導入路6にはポンプ30が
設けられ、制御装置31により曝気槽2に返送するオゾ
ン処理汚泥の量が調整できるように構成されている。3
2は必要により設けられる余剰汚泥排出路である。
パターンが既知の場合に適しており、この場合の有機性
排液の好気性生物処理方法は、被処理液路4から有機性
排液を曝気槽2に導入し、またポンプ12を駆動して返
送汚泥路5から返送汚泥を返送し、曝気槽2内の活性汚
泥と混合し、空気供給路8から供給される空気を散気装
置7から散気して好気性生物処理を行う。これにより、
排液中の有機物は生物酸化反応によって分解される。
部は連絡路9を通して固液分離装置3に導入し、沈降分
離により分離液と分離汚泥とに分離する。分離液は処理
液として処理液路10から系外に排出する。分離汚泥は
分離汚泥排出路11から取出し、その一部は返送汚泥と
して返送汚泥路5から曝気槽2に返送する。
引抜汚泥路24からオゾン処理槽22に導入する。余剰
汚泥が生じる場合は、余剰汚泥排出路32から系外へ排
出することができるが、汚泥生成量より多い汚泥をオゾ
ン処理槽22へ導入してオゾン処理し、曝気槽2に戻す
と、余剰汚泥の発生量がゼロになるので、余剰汚泥排出
路32を省略することもできる。オゾン処理槽22で
は、オゾン発生機23で発生したオゾンをオゾン供給路
27から導入し、汚泥と接触させてオゾン処理する。こ
れにより、汚泥はBOD化される。オゾン排ガスは排オ
ゾン路25から系外へ排出する。
9に導入して貯留する。貯留槽29内のオゾン処理汚泥
はポンプ30によりオゾン処理汚泥導入路6を通して曝
気槽2に返送し、BOD負荷として好気性処理する。こ
のとき、曝気槽2での負荷が平均化するように、オゾン
処理汚泥の導入量を調整する。例えば、図1の(a)に
示すように被処理液中のBOD負荷が変動する場合は、
図1の(b)に示すようなBOD負荷となるようにオゾ
ン処理汚泥の導入量を調整し、曝気槽2全体のBOD負
荷が図1の(c)に示すように平均化して実質的にほぼ
一定となるように制御する。
置31によりポンプ30を制御することにより行う。す
なわち、被処理液中のBOD濃度の変動パターンは既知
であるので、その変動パターンを打消して平均化するた
めに必要なオゾン処理汚泥の返送量を予め制御装置31
にプログラムとして組込んでおき、この返送量となるよ
うにポンプ30に制御信号を出力して制御する。BOD
濃度の変動パターンが既知の排液としては、下水などが
あげられる。
液のBOD濃度は平均化されるので、空気供給路8から
供給する空気の量は必要最低限の量でほぼ一定にするこ
とができる。このため、過剰な曝気を防止して低コスト
で、しかも安定して好気性生物処理を行うことができ
る。しかも、従来は余剰汚泥として排出している汚泥を
オゾン処理してBOD化しているので、余剰汚泥の減容
化も同時に行われる。さらに曝気槽2内のBOD濃度を
平均化する方法は曝気槽2に返送するオゾン処理汚泥の
量を調整するだけであり、容易に行うことができる。
を用いてオゾン処理を行っているが、複数のオゾン処理
槽を用いてもよい。この場合、貯留槽29およびポンプ
30を省略し、被処理液のBODの変動パターンに対応
させて実際に使用するオゾン処理槽の数を調整すること
により、返送するオゾン処理汚泥の量を調整することも
できる。
濃度を測定し、その値に応じてオゾン処理する汚泥の量
を調整するように構成されている。図3においては、被
処理液路4に流量計41およびBODセンサー42が設
けられ、被処理液の流量およびBOD濃度が測定できる
ように構成され、これらの値に基づいて、制御装置43
によりポンプ26を制御してオゾン処理槽22に導入す
る汚泥の量を調整するように構成されている。またオゾ
ン処理槽22に導入する汚泥の量に応じてオゾンの発生
量を調整するように、制御装置43によりオゾン発生機
23を制御するように構成されている。図3の処理装置
では、貯留槽29およびポンプ30は省略されている。
他の構成は図2と同様である。
ンが未知の場合に適しており、この場合の処理方法は、
被処理液路4から被処理液を曝気槽2に導入する際、流
量計41およびBODセンサー42により被処理液の流
量およびBOD濃度を測定し、これらの値を制御装置4
3に出力する。制御装置43では、これらの値の積から
BOD量を求め、この値に基づいて曝気槽2に返送する
オゾン処理汚泥の量を演算し、その値となるように制御
信号をポンプ26に出力して、オゾン処理槽22に導入
される汚泥の量を調整する。また制御装置43では、オ
ゾン処理槽22に導入される汚泥の量に見合ったオゾン
を発生させるように、制御信号をオゾン発生機23に出
力して、発生させるオゾン量を調整する。通常、電圧を
制御する制御信号により発生オゾン量を調整する。オゾ
ン処理汚泥は貯留することなく、その全量をオゾン処理
汚泥導入路6から曝気槽2に返送し、BOD負荷として
好気性生物処理する。他の操作は図2の場合と同様であ
る。
OD濃度の変動パターンが不明な場合にも、BOD濃度
の変動に応じてオゾン処理汚泥由来のBODを混合する
ことができ、これにより変動パターンを平均化して処理
することができる。
Cセンサー(全有機性炭素センサー)を用いることもで
き、また曝気槽2内に溶存酸素濃度センサーを用いるこ
ともできる。この場合、曝気量が一定であり、有機物量
の変動により溶存酸素濃度も変化するので、溶存酸素濃
度の変動から有機物量の変動を推定することができる。
この場合、曝気槽2内の溶存酸素濃度に基づいて、曝気
槽2に返送するオゾン処理汚泥の量を調整する。
験期間を通して一定にして、次の条件で排液の好気性生
物処理を一日間行った。 被処理液の種類:初沈流出水 被処理液の水量:4m3/日(一定量通水) 曝気槽の容量 :1m3 返送汚泥率 :30% 曝気槽内のMLSS:1500mg/l 曝気量 :20m3/日(一定量曝気) オゾン処理汚泥量 :0.15m3/日(一定運
転) オゾン処理汚泥の返送量:0.15m3/日(一定) 曝気槽内の溶存酸素濃度の経時変化を図4の(a)に示
す。また被処理液の平均BOD濃度は104mg/lで
あった。
条件で好気性生物処理した。 オゾン処理汚泥量 :0.15m3/日 オゾン処理汚泥の返送量:図4の(b)の通り その他の条件 :比較例1と同じ 曝気槽内の溶存酸素濃度の経時変化を図4の(a)に示
す。また被処理液の平均BOD濃度は110mg/lで
あった。
較例1では被処理液中のBODの濃度変動の影響を受け
て一日の溶存酸素濃度は大きく変動し、最低0.9mg
/l、最高4.2mg/lで、平均2.9mg/lであ
った。これに対して実施例1では、一日の平均のBOD
負荷量は比較例1とほぼ同じであるにもかかわらず、溶
存酸素濃度の最低2.7mg/l、最高3.4mg/
l、平均3.2mg/lと変動幅は小さかった。従っ
て、比較例1では最低溶存酸素濃度を確保するために曝
気量を減らすことはできないが、実施例1では曝気量を
少なくして運転することも可能であり、省エネルギ運転
とすることができる。
てオゾン処理を採用した例であるが、酸処理、アルカリ
処理、加熱処理によっても分離汚泥を易生物分解性に改
質することができるから、前記実施例と同様にして好気
性生物処理を行うことができる。
液中のBOD濃度の変動に応じて改質処理汚泥の曝気槽
への返送量を調整するようにしたので、有機性排液中の
BOD濃度が大きく変動する場合でも、曝気槽内のBO
D濃度を平均化でき、これにより低コストで安定して好
気性生物処理することができる。しかも運転管理は容易
であり、余剰汚泥の減容化も可能である。
的に示すグラフである。
トである。
シートである。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 有機性排液を曝気槽に導入して、好気性
微生物を含む生物汚泥の存在下に好気性生物処理する好
気性生物処理工程と、 曝気槽の混合液を固液分離し、分離液を処理液として排
出し、分離汚泥の少なくとも一部を曝気槽に返送する固
液分離工程と、 分離汚泥の一部を引き抜いて、この引抜汚泥を易生物分
解性に改質する改質処理工程と、 改質処理汚泥を曝気槽に返送する返送工程とを含み、 有機性排液中のBOD濃度の変動に応じて、改質処理汚
泥の返送量を調整し、かつ曝気槽における曝気量をほぼ
一定にして曝気することを特徴とする有機性排液の好気
性処理方法。 - 【請求項2】 改質処理がオゾン処理である請求項1記
載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6126195A JP3551526B2 (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 有機性排液の好気性処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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| JP2005305441A (ja) * | 1997-05-30 | 2005-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | 廃水のオゾン処理方法およびオゾン処理装置 |
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1995
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