JPH08253655A - 電池用熱収縮性チューブ - Google Patents
電池用熱収縮性チューブInfo
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- JPH08253655A JPH08253655A JP7083462A JP8346295A JPH08253655A JP H08253655 A JPH08253655 A JP H08253655A JP 7083462 A JP7083462 A JP 7083462A JP 8346295 A JP8346295 A JP 8346295A JP H08253655 A JPH08253655 A JP H08253655A
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Abstract
た電池被覆用熱収縮性チューブ。 【構成】(a) ビニル芳香族炭化水素と共役ジエンの重合
比が60/40〜90/10で、かつ、少なくとも一般
式−(S−B)n−(S:ビニル芳香族炭化水素重合体
ブロック、B:ビニル芳香族炭化水素と共役ジエンから
なるランダム共重合部、n≧2)で表されるブロックを
有しているブロック共重合体:50〜100重量部、
(b) ビニル芳香族炭化水素系重合体:0〜50重量部、
(c) 無機充填剤:(a) と(b) 合計100重量部に対し
0.01〜50重量部、(d) 滑剤:(a) と(b) 合計10
0重量部に対し0.01〜15重量部、を含有するブロ
ック共重合体組成物からなり、85℃熱水中、5秒間浸
漬時のチューブの縦収縮率5%以上、横収縮率40%以
上の電池用熱収縮性チューブ。
Description
して、開口性、滑性、収縮性、液漏れ防止性に優れた電
池被覆用(内装用)チューブ及び、品質、仕様等の印刷
表示用の電池外装用熱収縮性チューブに関する。
被覆した後、金属缶を装着することによって製造され
る。この熱収縮性チューブは、チューブラ法等により製
膜されるが、一旦ニップロール等で平坦にされた後紙管
に巻き付けられた状態にあり、実際に乾電池を製造する
際に、非常に高速で、切断、開口、素電池の挿入、熱収
縮という工程にかけられる。従って、熱収縮性チューブ
には、良好な開口性、滑性、高速での収縮性が要求され
る。
チューブとしては、主としてポリ塩化ビニルが用いられ
てきたが、近年の環境問題から代替品の開発が望まれて
いた。また、特開平6−122808号公報にはスチレ
ン系炭化水素ブロックと共役ジエン系炭化水素ブロック
を有するブロック共重合体と、スチレン系炭化水素を含
有しかつガラス転移温度が40〜90℃であるランダム
共重合体とを主成分とする組成物を延伸したチューブが
挙げられ、特開平6−349501号公報には、スチレ
ン系炭化水素と共役ジエン系炭化水素とからなるブロッ
ク共重合体又はこのブロック共重合体にスチレン系重合
体を配合してなる混合重合体に耐衝撃性ポリスチレンを
添加してなる混合物の延伸チューブが挙げられている。
しかし、これらのチューブは100℃熱水中に30秒あ
るいは10秒浸漬してはじめて、巾方向の横収縮率が4
0%以上となるものである為、現用のポリ塩化ビニル熱
収縮性チューブが有する85℃の熱水中に5秒浸漬した
際の横方向収縮率40%以上、縦方向収縮率5%以上と
いう熱収縮性が要求される高速乾電池製造装置への適応
には不十分であるため、よりポリ塩化ビニル熱収縮性チ
ューブに近い性能の代替熱収縮性チューブの出現が望ま
れていた。
本発明者らは、特定の構造をもつビニル芳香族炭化水素
−共役ジエン共重合体又はそれを含有する共重合体組成
物に無機充填剤と滑剤を添加した組成物を用いることに
より、開口性、滑性、収縮性、液漏れ防止等に優れた電
池被覆用熱収縮性チューブを得ることができることを見
出し、本発明を完成するに至った。
(c),(d)を含有するブロック共重合体組成物から
なる電池用熱収縮性チューブに関する。 (a)ビニル芳香族炭化水素と共役ジエンの重量比が6
0/40〜90/10であり、かつ、少なくとも一般構
造式が−(S−B)n −(Sはビニル芳香族炭化水素重
合体ブロック、Bはビニル芳香族炭化水素と共役ジエン
からなるランダム共重合部、nは2以上の整数を示す)
で表されるブロックを有しているブロック共重合体:5
0〜100重量部。 (b)ビニル芳香族炭化水素系重合体:0〜50重量
部。 但し上記(a)と(b)の合計を100重量部とする。 (c)無機充填剤:(a)と(b)の合計100重量部
に対し0.01〜50重量部。 (d)滑剤:(a)と(b)の合計100重量部に対し
0.01〜15重量部。
漬した時の、収縮率がチューブの長さ方向の縦収縮率が
5%以上、巾方向の横収縮率が40%以上の前記電池用
熱収縮性チューブに関する。さらに本発明はチューブ切
断面の粘着強度が40g/cm以下、チューブ内面の静
止摩擦係数が0.30以下の前記電池用熱収縮チューブ
に関する。
使用されるビニル芳香族炭化水素と共役ジエンからなる
ブロック共重合体のビニル芳香族炭化水素と共役ジエン
の重量比は60/40〜90/10であり、好ましくは
70/30〜85/15である。ビニル芳香族炭化水素
と共役ジエンが60/40未満では樹脂の剛性が低下す
るし、90/10を越えると耐衝撃性が低下してしまい
実用に供せない。
と共役ジエンからなるブロック共重合体は、少なくとも
一般構造式、−(S−B)n −(Sはビニル芳香族炭化
水素重合体ブロック、Bはビニル芳香族炭化水素と共役
ジエンからなるランダム共重合部、nは2以上の整数を
示す)で表されるブロックを有しており、該ブロック内
のビニル芳香族炭化水素と共役ジエンからなるランダム
共重合部のビニル芳香族炭化水素は、均一に分布しても
テーパー状に分布してもよい。このブロック共重合体と
しては、特に−(S−B)n −S(S,B及びnは前記
のものと同じ)の一般構造を有するものが特に好まし
い。本発明では、このブロック共重合体を一種類で用い
ても良いし、二種類以上の混合物で用いても良い。ブロ
ック共重合体が少なくとも−(S−B)n−(n≧2)
で表される構造を持たないと、得られたチューブは良好
な収縮性、即ち、十分な収縮率と収縮速度が得られな
い。具体的には85℃の熱水中に5秒浸漬した時点で、
横方向に40%以上、縦方向に5%以上の熱収縮率が必
要であり、上記構造以外のブロック共重合体では、この
物性を十分に実現することはできない。
ないが、100,000〜300,000であることが
好ましい。
はないが、50〜90重量%であることが好ましい。
尚、ビニル芳香族炭化水素のブロック率は ブロック率(%)=(W/W0 )×100 (但し、W=ブロック共重合体中のビニル芳香族炭化水
素ブロックの重量、W0 =ブロック共重合体中のビニル
芳香族炭化水素の全重量、を示す。)より求められる。
ここでブロック共重合体中のビニル芳香族炭化水素の全
重量は重合に供した全ビニル芳香族炭化水素の重量であ
り、ビニル芳香族炭化水素ブロックの重量は、ブロック
共重合体をオゾン分解して[Y.TANAKA,et.
al.,RUBBER CHEMISTRY AND
TECHNOLOGY,58,16(1985)に記載
の方法]得たビニル芳香族炭化水素重合体成分のGPC
測定(検出器として波長を254nmに設定した紫外分
光検出器を使用)において、各ピークに対応する分子量
を標準ポリスチレン及びスチレンオリゴマーを用いて作
成した検量線から求め、数平均分子量3,000を越え
るものをそのピーク面積より定量して求められる。
化水素としてはスチレン、o−メチルスチレン、p−t
ert−ブチルスチレン、α−メチルスチレン、ビニル
ナフタレンなどがあるが、特に一般的なものとしてはス
チレンが挙げられる。
ては1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジ
エン(イソプレン)、2,3−ジメチル−1,3−ブタ
ジエン、1,3−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン
などであるが、特に一般的なものとしては1,3−ブタ
ジエン、イソプレンが挙げられる。
中有機リチウム化合物を開始剤として重合することによ
り製造できる。有機溶媒としてはブタン、ペンタン、ヘ
キサン、イソペンタン、ヘプタン、オクタン、イソオク
タン等の脂肪族炭化水素、シクロペンタン、メチルシク
ロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、
エチルシクロヘキサン等の脂環式炭化水素、或いはベン
ゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン等の芳香族
炭化水素等が使用できる。
のリチウム原子が結合した化合物であり、例えばn−プ
ロピルリチウム、イソプロピルリチウム、n−ブチルリ
チウム、sec−ブチルリチウムのような単官能有機リ
チウム化合物、ヘキサメチレンジリチウム、イソプレニ
ルジリチウムのような多官能有機リチウム化合物等が挙
げられる。
及び共役ジエンは、前記モノマーをそれぞれ1種又は2
種以上選んで重合に用いることができる。
は、モノマーの全添加量に対する開始剤の添加量により
制御できる。
芳香族炭化水素と共役ジエンを共重合させる際のランダ
ム化剤の添加量により制御できる。ランダム化剤として
は、テトラヒドロフラン(THF)、ジエチルエーテル
等のエーテル類、トリエチルアミン等の第三級アミン、
トリフェニルホスフィン、ヘキサメチルホスホルアミ
ド、アルキルベンゼンスルホン酸カリウムなどが用いら
れる。添加量としては、全仕込モノマー100重量部に
対し、0.001〜10重量部が好ましい。添加時期は
重合反応の開始前でも良いし、ランダム部の重合前でも
良い。又必要に応じ追加添加することもできる。
役ジエンを重合缶に連続フィードするか、ビニル芳香族
炭化水素と共役ジエンを重合缶に交互に少量ずつ分添す
ることによってもブロック率は制御できる。
系重合体としては、(i)ビニル芳香族炭化水素重合
体、(ii)ビニル芳香族炭化水素と(メタ)アクリル酸
からなる共重合体、(iii )ビニル芳香族炭化水素と
(メタ)アクリル酸エステルからなる共重合体、(iv)
ゴム変性スチレン系重合体から選ばれた少なくとも一種
の重合体である。
ては、前記のビニル芳香族炭化水素の単独重合体又は2
種以上の共重合体が用いられる。特に一般的なものとし
てポリスチレンが挙げられる。
アクリル酸との共重合体は、前記のビニル芳香族炭化水
素と(メタ)アクリル酸を重合することによって得られ
るが、重合には各モノマーをそれぞれ1種又は2種以上
選んで用いることができる。(メタ)アクリル酸として
は、アクリル酸、メタクリル酸等が挙げられる。
タ)アクリル酸エステルとの共重合体は、前記のビニル
芳香族炭化水素と(メタ)アクリル酸エステルを重合す
ることによって得られるが、重合には各モノマーをそれ
ぞれ1種又は2種以上選んで用いることができる。
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブ
チル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸ヘキシル、ア
クリル酸(2−エチル)ヘキシル、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタク
リル酸(2−ヒドロキシ)エチル等が挙げられる。
ニル芳香族炭化水素もしくはこれと共重合可能なモノマ
ーと各種エラストマーとの混合物を重合することによっ
て得られる。ビニル芳香族炭化水素としては前記のもの
が用いられ、これと共重合可能なモノマーとしては、
(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステルなど
が用いられる。又、エラストマーとしては、ブタジエン
ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエ
ンブロック共重合体エラストマー、クロロプレンゴム、
天然ゴムなどが用いられる。特に好ましいゴム変性スチ
レン系重合体としては、ゴム変性耐衝撃性スチレン樹脂
(HIPS)が挙げられる。
水素と共役ジエンのブロック共重合体/(b)ビニル芳
香族炭化水素系重合体の重量比は50/50〜100/
0であることが好ましい。(b)を配合する場合には、
本チューブの引張り強度の維持および、延伸時(加熱状
態にある)の樹脂の強度維持即ち、製膜性といった点か
ら、(b)のガラス転移温度は90℃を越えることが望
ましい。
合体、(b)の重合体の他に、(c)の無機充填剤と
(d)の滑剤を併用することが必須である。成分(c)
あるいは(d)のみを含有するチューブでは、チューブ
切断面の粘着により開口性が不十分な為、素電池の挿入
が必ずしも上手くいかない。しかし、成分(c)と
(d)を併用することにより、その相乗作用によって開
口性が大幅に改善され、素電池の挿入が支障なくできる
ようになる。
しては、シリカが好適であるが、酸化チタン、炭酸カル
シウム、アルミナ、カーボンブラック、ケイ酸アルミニ
ウム、水酸化アルミニウム、タルク、クレー、ドロマイ
ト、水酸化マグネシウム、カオリン、ガラスビーズなど
も用いることができる。これらは、1種で使用しても良
いし、2種以上を併用しても良い。また、これらの無機
充填剤は(a)のブロック共重合体や(b)のビニル芳
香族炭化水素系重合体との界面での結合力向上、あるい
は分散性向上等を目的として各種表面処理(熱処理、界
面活性剤処理、シランカップリング剤処理等)が施され
たものであってもよい。
重合体と(b)のビニル芳香族炭化水素系重合体の和1
00重量部当たり0.01〜50重量部が好ましく、更
に好ましくは0.1〜20重量部である。
制限はないが、平均粒径0.01〜100μmのものが
好ましく、更に好ましくは0.5〜50μmであり、粒
径の異なる無機充填剤を併用することも可能である。具
体的には、5μm未満の充填剤と5μm以上の充填剤を
併用すると開口性は更に良好となる。
ロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックスなど炭
化水素系滑剤、ステアリン酸などの脂肪酸系滑剤、ステ
アリン酸アミド、N,N’−エチレンビスステアリン酸
アミド、ステアリン酸モノメチロールアミド、N−ステ
アリルステアリン酸アミド、N,N’−ジステアリルア
ジピン酸アミドなどの脂肪酸アミド系滑剤、グリセリン
脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、モンタン
ワックスなどのエステル系滑剤、ステアリン酸鉛、ステ
アリン酸亜鉛などの金属石鹸系滑剤、アルコール系滑
剤、高分子量滑剤(例えば、三菱レイヨン(株)製メタ
ブレンL)などが挙げられ、融点が70℃以上であるこ
とが好ましい。これらのなかから1種、又は2種以上を
選んで用いることができる。
合体と(b)のビニル芳香族炭化水素系重合体の和10
0重量部当たり0.01〜15重量部が好ましく、更に
好ましくは0.1〜10重量部である。滑性を示す静止
摩擦係数、動摩擦係数は、一般プラスチック包装用フィ
ルムの通常値(0.40以下:日刊工業新聞社昭和45
年発行 高橋儀作著 プラスチックフィルム、同社昭和
54年発行 山口章三著 プラスチックの機械的性質
参照)で支障ないが、内面の静止摩擦係数は、0.30
以下が好ましい。
に応じて種々の添加剤を配合することができる。添加剤
としては、各種安定剤、帯電防止剤、ブロッキング防止
剤、防曇剤、耐光性向上剤、軟化剤、可塑剤、加工助
剤、顔料、染料、難燃剤などが挙げられる。
熱収縮性チューブは、(a)のブロック共重合体と
(b)のビニル芳香族炭化水素系重合体と(c)の無機
充填剤と(d)の滑剤からなる組成物を押出延伸するこ
とによって得られる。組成物の製造方法は、公知のいか
なる方法でもよい。例えば、ヘンシェルミキサー、リボ
ンブレンダー、スーパーミキサー及びVブレンダーなど
でドライブレンドしてもよく、更に押出機で溶融してペ
レット化してもよい。なかでも溶融混合が好ましい。
縮性チューブは、公知のチューブラ法によるチューブを
長さ方向および円周方向に同時又は別々に延伸し製造す
る。又は、巾広のチューブやTダイよりのフラットフィ
ルムを長さ方向と直角方向に延伸した二軸延伸フィルム
を公知の方法でチューブ状に加工して製造しても良い。
℃が好ましい。延伸倍率は、特に制限はないが、1.1
〜8倍が好ましい。但し、収縮後の仕上がり性をよくす
るために一方向に若干延伸する場合は、延伸倍率はこの
範囲より小さくてもかまわない。このチューブに必要な
熱収縮率は、85℃の熱水中に5秒間浸漬した際に、横
方向40%以上、縦方向5%以上である。これ以上の熱
収縮性を有しないチューブは、ポリ塩化ビニル熱収縮性
チューブに現在使用している高速乾電池製造装置では使
用できない。チューブの厚さは10μm〜300μmが
好適である。
る。但し、本発明は以下の実施例によって限定を受ける
ものではない。
ン溶媒中、n−ブチルリチウムを開始剤、THFをラン
ダム化剤、スチレン及びブタジエンをモノマーとし、表
1のA〜Jのブロック共重合体を製造した。ブロック共
重合体の分子量は開始剤の添加量で、ブロック率はラン
ダム化剤の添加量で各々調整した。
のビニル芳香族炭化水素系重合体は以下のものを用い
た。 i.ポリスチレン(イ)〔電気化学工業(株)製デンカ
スチロールHRM-5 〕。 ii.実験例1.メタクリル酸メチル−スチレン共重合体
(ロ)。 内容積200リットルの重合缶に、純水70.4kg、
第三リン酸カルシウム300gを加え、撹拌した後、ス
チレン64.8kg、メタクリル酸メチル15.2K
g、ベンゾイルパーオキサイド267.2gを加え、密
封して100℃で6時間反応させた。これを冷却した
後、中和、脱水、乾燥し、重合体ロを得た。数平均分子
量は80000であった。 iii .実験例2.アクリル酸n−ブチル−スチレン共重
合体(ハ)。 実験例1において、スチレンを76.8kg、アクリル
酸n−ブチルを3.2kg仕込んだ以外は、実験例1と
同様に行い、重合体ハを得た。数平均分子量は1420
00であった。 iv.ゴム変性耐衝撃性スチレン樹脂(ニ)(HIPS)
〔電気化学工業(株)製HI−S2〕。 上記のイ〜ニのビニル芳香族炭化水素系重合体の一覧表
を表2に示す。
い、表3、4の配合に従いヘンシェルミキサーで混合
後、押出機で溶融、ペレット化することによって組成物
を製造した。尚、シリカは粒径6μm、マイクロクリス
タリンワックスは融点90℃のものを用いた。その後、
これらの組成物をチューブラ法により押し出し及び延伸
(設定条件縦:1.2倍、横2.2倍、延伸温度90
℃)し、熱収縮性チューブを得た。チューブの物性を同
じく表3、4に示した。これらの表より、本発明の熱収
縮性チューブは、開口性、滑性、収縮性(収縮速度、収
縮率)、仕上がり性とも良好であることがわかる。又、
実施例1〜10のチューブを使用した乾電池を、45℃
で3ヶ月間保存したが、乾電池の異常は発生しなかっ
た。
びチューブを作成し、その物性を表5、6に示した。比
較例1〜5はいずれも収縮性は良好であったが、比較例
1は無機充填剤と滑剤が、比較例2〜4は滑剤が、比較
例5は無機充填剤が各々配合されていないため、開口性
や滑性が非常に悪かった。比較例6、7及び11はチュ
ーブ物性が劣っていた。比較例8〜10及び12は開口
性及び滑性は良好であったが、ブロック共重合体の構造
が本発明以外のもの又はビニル芳香族炭化水素が高ブロ
ック率であるため、収縮性及び仕上がり性が劣ってい
た。
し、開口性は、切断面の粘着強度法によった。 (1)ガラス転移温度:東洋ボールドウィン社製バイブ
ロンDDV−II型を用い、振動周波数11Hzで測定
し、損失弾性率の主分散のピーク温度とした。 (2)粘着強度:チューブラ法にて製膜されたチューブ
(例えば直径25mm)をニップロールで折りたたんだ
後、先ず長さ50mmで切り出す。次に切り出されたチ
ューブを両耳の折り目から5mmずつ切り落とす。更
に、巾方向の一端がくっついたままの状態でチューブを
静かにを開き(切断面の粘着によりくっついた状態にあ
る)、両端を16cm/分で引っ張り、チューブが離れ
た時の1cm当たりの最大値を粘着強度として測定す
る。その結果、粘着強度が40g/cm以下、好ましく
は30g/cm以下の場合、電池製造装置における開口
性は良好であるが、40g/cmを越えると開口性は良
好でなかった。
会社東洋精機製作所製摩擦測定機(AN型)のスレッド
に10cm×6.4cmのフィルムを、傾斜板に28c
m×10cmのフィルムをセットした後、摩擦角X
(°)を測定し、tanXの値を静止摩擦係数とし、
0.35以下のものを合格とした。 (4)熱収縮率:チューブを85℃の熱水中に5秒間浸
漬し、次式により算出した。
mのチューブを単2素電池に被覆後、85℃で熱収縮さ
せたときの状態を評価。 A:良好 B:端部が密着せずに少し立ったり、被覆位置が少しず
れる C:Bの現象が激しい
開口性、滑性、収縮性、液漏れ防止性に優れるので、非
常に高速な乾電池製造装置での使用が可能であるととも
に、本チューブで被覆された電池は仕上がり性、液漏れ
防止とも良好である。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記(a),(b),(c),(d)を
含有するブロック共重合体組成物からなる電池用熱収縮
性チューブ。 (a)ビニル芳香族炭化水素と共役ジエンの重量比が6
0/40〜90/10であり、かつ、少なくとも一般構
造式が−(S−B)n −(Sはビニル芳香族炭化水素重
合体ブロック、Bはビニル芳香族炭化水素と共役ジエン
からなるランダム共重合部、nは2以上の整数を示す)
で表されるブロックを有しているブロック共重合体:5
0〜100重量部。 (b)ビニル芳香族炭化水素系重合体:0〜50重量
部。 但し上記(a)と(b)の合計を100重量部とする。 (c)無機充填剤:(a)と(b)の合計100重量部
に対し0.01〜50重量部。 (d)滑剤:(a)と(b)の合計100重量部に対し
0.01〜15重量部。 - 【請求項2】 85℃の熱水中に5秒間浸漬した時の、
収縮率がチューブの長さ方向の縦収縮率が5%以上、巾
方向の横収縮率が40%以上の請求項1記載の電池用熱
収縮性チューブ。 - 【請求項3】 チューブ切断面の粘着強度が40g/c
m以下、チューブ内面の静止摩擦係数が0.30以下の
請求項2記載の電池用熱収縮性チューブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08346295A JP3426781B2 (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 電池用熱収縮性チューブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08346295A JP3426781B2 (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 電池用熱収縮性チューブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08253655A true JPH08253655A (ja) | 1996-10-01 |
| JP3426781B2 JP3426781B2 (ja) | 2003-07-14 |
Family
ID=13803138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08346295A Expired - Lifetime JP3426781B2 (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 電池用熱収縮性チューブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3426781B2 (ja) |
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- 1995-03-16 JP JP08346295A patent/JP3426781B2/ja not_active Expired - Lifetime
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