JPH08253902A - レール弾性締結装置 - Google Patents
レール弾性締結装置Info
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- JPH08253902A JPH08253902A JP5729795A JP5729795A JPH08253902A JP H08253902 A JPH08253902 A JP H08253902A JP 5729795 A JP5729795 A JP 5729795A JP 5729795 A JP5729795 A JP 5729795A JP H08253902 A JPH08253902 A JP H08253902A
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- JP
- Japan
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- rail
- fitting
- base plate
- tie plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 レールの位置ずれが少なく、耐久性を向上さ
せる。 【構成】 上タイプレート3とベースプレート4との間
に弾性部材5を介装し、これらを中間部材13と共に一
体的に加硫結合する。上タイプレート3の平坦部3aの
下面で、レール長さの中央部で、レール幅方向の中央部
より軌間内側に10〜30mmずれた位置において下方に
突出する嵌合凸部3cを設ける。ベースプレート4に、
嵌合凸部3cに対応させて嵌合凹部4aを形成する。上
タイプレート3の嵌合凸部3cに中間部材13を外嵌
し、その外側にベースプレート4の嵌合凹部4aを外嵌
する。
せる。 【構成】 上タイプレート3とベースプレート4との間
に弾性部材5を介装し、これらを中間部材13と共に一
体的に加硫結合する。上タイプレート3の平坦部3aの
下面で、レール長さの中央部で、レール幅方向の中央部
より軌間内側に10〜30mmずれた位置において下方に
突出する嵌合凸部3cを設ける。ベースプレート4に、
嵌合凸部3cに対応させて嵌合凹部4aを形成する。上
タイプレート3の嵌合凸部3cに中間部材13を外嵌
し、その外側にベースプレート4の嵌合凹部4aを外嵌
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スラブ、枕木等の支承
体に、鉄道車両のレールを弾性的に締結するようになさ
れたレール弾性締結装置に関する。
体に、鉄道車両のレールを弾性的に締結するようになさ
れたレール弾性締結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レール締結装置は、線路付近に建
設される家屋、ビル等の振動騒音対策上、上下方向にお
いて低バネ定数化が望まれている。即ち、レール締結装
置の上下方向のバネ定数は通常50ton/cm以上である
が、5〜30ton/cmの低バネ定数の要求がある。
設される家屋、ビル等の振動騒音対策上、上下方向にお
いて低バネ定数化が望まれている。即ち、レール締結装
置の上下方向のバネ定数は通常50ton/cm以上である
が、5〜30ton/cmの低バネ定数の要求がある。
【0003】ところで、ゴム単体において上下方向のバ
ネ定数を低くすると、横方向(横圧が作用する方向)の
バネ定数も共に同じように低くなり、その場合には横圧
対策が必要となる。
ネ定数を低くすると、横方向(横圧が作用する方向)の
バネ定数も共に同じように低くなり、その場合には横圧
対策が必要となる。
【0004】そこで、上下方向に対してはゴム弾性部材
の剪断変形を、横方向に対してゴム弾性部材の圧縮変形
を利用して、上下方向において低バネ定数化を図ったレ
ール締結装置が提案されている。具体的には、図4及び
図5に示すように、縱断面が逆台形状のタイプレートa
が、ゴム弾性部材bを介してベースプレートcの筒状部
dの、上記タイプレートaの外周面a1 に対応した形状
のテーパ内側面d1 に弾性的に連結されている。尚、e
はレール、fは締結具、gは締結ボルトである。
の剪断変形を、横方向に対してゴム弾性部材の圧縮変形
を利用して、上下方向において低バネ定数化を図ったレ
ール締結装置が提案されている。具体的には、図4及び
図5に示すように、縱断面が逆台形状のタイプレートa
が、ゴム弾性部材bを介してベースプレートcの筒状部
dの、上記タイプレートaの外周面a1 に対応した形状
のテーパ内側面d1 に弾性的に連結されている。尚、e
はレール、fは締結具、gは締結ボルトである。
【0005】ところが、そのようなレール締結装置で
は、レールに対し横方向に横圧Fが作用すると、矢印B
方向にずれが生じ、レールeの位置が確保できず、位置
精度上の問題があり、また、剪断変形を利用しているの
で、寿命、耐久性の点で問題がある。
は、レールに対し横方向に横圧Fが作用すると、矢印B
方向にずれが生じ、レールeの位置が確保できず、位置
精度上の問題があり、また、剪断変形を利用しているの
で、寿命、耐久性の点で問題がある。
【0006】そこで、例えば実開平5−3302号公報
に記載されるように、レールが取付けられるタイプレー
ト、スラブ、枕木等の支承体に取付けられるベースプレ
ート及び該両プレートの間に介装された弾性部材を有
し、上記タイプレートの下方に突出する嵌合凸部が上記
ベースプレートに上記嵌合凸部が嵌合される嵌合凹部が
それぞれ形成され、上記タイプレートの嵌合凸部とベー
スプレートの嵌合凹部との間に、合成樹脂からなる中間
部材が嵌挿されてなるレール弾性締結装置が提案されて
いる。
に記載されるように、レールが取付けられるタイプレー
ト、スラブ、枕木等の支承体に取付けられるベースプレ
ート及び該両プレートの間に介装された弾性部材を有
し、上記タイプレートの下方に突出する嵌合凸部が上記
ベースプレートに上記嵌合凸部が嵌合される嵌合凹部が
それぞれ形成され、上記タイプレートの嵌合凸部とベー
スプレートの嵌合凹部との間に、合成樹脂からなる中間
部材が嵌挿されてなるレール弾性締結装置が提案されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、そのような
装置では、レールに対し横方向に横圧が内軌側より作用
すると、その横圧によりレールを外軌側に傾けようとす
る回転モーメントが発生するが、上下方向の低バネ定数
化のために弾性部材を設けていることから、レールの傾
きが大きくなる傾向にあり、耐久性の点でも不利であ
る。
装置では、レールに対し横方向に横圧が内軌側より作用
すると、その横圧によりレールを外軌側に傾けようとす
る回転モーメントが発生するが、上下方向の低バネ定数
化のために弾性部材を設けていることから、レールの傾
きが大きくなる傾向にあり、耐久性の点でも不利であ
る。
【0008】本発明は、レールの位置ずれが少なく、耐
久性が向上したレール弾性締結装置を提供するものであ
る。
久性が向上したレール弾性締結装置を提供するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
レールが取付けられる上タイプレートと、スラブ、枕木
等の支承体に取付けられるベースプレートと、該両プレ
ートの間に介装され上記両プレートの側面を被覆する弾
性部材を有し、上記上タイプレートに下方に突出する嵌
合凸部が、上記ベースプレートに上記嵌合凸部が嵌合さ
れる嵌合凹部がそれぞれ形成され、上記上タイプレート
の嵌合凸部とベースプレートの嵌合凹部との間に、合成
樹脂からなる中間部材が嵌挿され、上記中間部材及び嵌
合凸部、嵌合凹部の幅方向の中心が、レールの幅方向の
中心よりレールの内軌側に所定量ずれている構成とす
る。
レールが取付けられる上タイプレートと、スラブ、枕木
等の支承体に取付けられるベースプレートと、該両プレ
ートの間に介装され上記両プレートの側面を被覆する弾
性部材を有し、上記上タイプレートに下方に突出する嵌
合凸部が、上記ベースプレートに上記嵌合凸部が嵌合さ
れる嵌合凹部がそれぞれ形成され、上記上タイプレート
の嵌合凸部とベースプレートの嵌合凹部との間に、合成
樹脂からなる中間部材が嵌挿され、上記中間部材及び嵌
合凸部、嵌合凹部の幅方向の中心が、レールの幅方向の
中心よりレールの内軌側に所定量ずれている構成とす
る。
【0010】請求項2に係る発明においては、所定量は
10〜30mm程度である。
10〜30mm程度である。
【0011】
【作用】続いて、本発明に係るレール締結装置の作用に
ついて、図1及び図2により説明する。
ついて、図1及び図2により説明する。
【0012】横圧Fが軌間内側よりレール2に作用する
と、この横圧Fによりレール2を軌間外側に傾けようと
する回転モーメントMが発生する。この回転モーメント
Mによるレール2の傾き角θは弾性部材5の回転モーメ
ントMに対する抵抗力(剛性)で決まる。即ち、弾性部
材5の軌間外側の弾性部5aの圧縮変形及び軌間内側の
弾性部5bの引張変形で回転モーメントMによるレール
2の傾き角θは決定される。一般にゴムに代表される弾
性部材の弾性率は圧縮変形の方が引張変形よりも1.5
〜2.0倍大きい。
と、この横圧Fによりレール2を軌間外側に傾けようと
する回転モーメントMが発生する。この回転モーメント
Mによるレール2の傾き角θは弾性部材5の回転モーメ
ントMに対する抵抗力(剛性)で決まる。即ち、弾性部
材5の軌間外側の弾性部5aの圧縮変形及び軌間内側の
弾性部5bの引張変形で回転モーメントMによるレール
2の傾き角θは決定される。一般にゴムに代表される弾
性部材の弾性率は圧縮変形の方が引張変形よりも1.5
〜2.0倍大きい。
【0013】従って、請求項1に係る発明によれば、中
間部材13の横圧が作用する方向の中心L2 を、上タイ
プレート3及びベースプレート4の横圧が作用する方向
の中心L1 (レールの幅方向の中心にほぼ対応)より、
軌間内側に所定量ΔLずらしているため、中間部材13
の外側の弾性部材圧縮変形部が、内側の弾性部材引張変
形部より大きくなる。その結果、横圧に対する抵抗力が
大きくなり、レールの傾き(小返り角θ)が小さくな
る。
間部材13の横圧が作用する方向の中心L2 を、上タイ
プレート3及びベースプレート4の横圧が作用する方向
の中心L1 (レールの幅方向の中心にほぼ対応)より、
軌間内側に所定量ΔLずらしているため、中間部材13
の外側の弾性部材圧縮変形部が、内側の弾性部材引張変
形部より大きくなる。その結果、横圧に対する抵抗力が
大きくなり、レールの傾き(小返り角θ)が小さくな
る。
【0014】また、請求項2に係る発明によれば、中間
部材13の横圧が作用する方向の中心L2 が、上タイプ
レート3及びベースプレート4の横圧が作用する方向の
中心L1 よりレール2の軌間内側に10〜30mm程度ず
らしているため、横圧Fに対する小返り抵抗力が大きく
なると共に、列車の輪重W(鉛直方向の荷重)によるレ
ール2の軌間内方への小返りも、軽微に押さえることが
できる。ここで、10〜30mmずらせるようにしている
のは、ずらせる量が10mmより小さくなると、横圧に対
する小返り抵抗力の増加が不十分となり、逆に30mmよ
り大きくなると、列車の輪重Wによるレールの軌間内方
への小返りが大きくなる傾向が認められるからである。
部材13の横圧が作用する方向の中心L2 が、上タイプ
レート3及びベースプレート4の横圧が作用する方向の
中心L1 よりレール2の軌間内側に10〜30mm程度ず
らしているため、横圧Fに対する小返り抵抗力が大きく
なると共に、列車の輪重W(鉛直方向の荷重)によるレ
ール2の軌間内方への小返りも、軽微に押さえることが
できる。ここで、10〜30mmずらせるようにしている
のは、ずらせる量が10mmより小さくなると、横圧に対
する小返り抵抗力の増加が不十分となり、逆に30mmよ
り大きくなると、列車の輪重Wによるレールの軌間内方
への小返りが大きくなる傾向が認められるからである。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係るレール締結装置を、実施
例の図面に沿って、詳細に説明する。図1及び図2に示
すように、本発明に係るレール弾性締結装置1は、レー
ル2と、該レール2が上側に載置される上タイプレート
3、ベースプレート4及びそれらの間に介装され上記両
プレート3,4の側面を被覆する弾性部材5からなるタ
イプレート6と、取付具7、ボルト8及びナット9より
なるレール2の固定部と、コンクリートスラブ等の支承
体10に埋設した埋込栓11、アンカーTボルト12及
びワッシャ・ナット(図示省略)よりなるタイプレート
固定部より構成される。
例の図面に沿って、詳細に説明する。図1及び図2に示
すように、本発明に係るレール弾性締結装置1は、レー
ル2と、該レール2が上側に載置される上タイプレート
3、ベースプレート4及びそれらの間に介装され上記両
プレート3,4の側面を被覆する弾性部材5からなるタ
イプレート6と、取付具7、ボルト8及びナット9より
なるレール2の固定部と、コンクリートスラブ等の支承
体10に埋設した埋込栓11、アンカーTボルト12及
びワッシャ・ナット(図示省略)よりなるタイプレート
固定部より構成される。
【0016】上記上タイプレート3は、球状黒鉛鋳鉄
(FCD800等)からなる長方形板状体(サイズ:幅
360mm、長さ180mm、厚さ22〜26mm)で、レー
ル2が載置される中央上面の平坦部3aと、該平坦部3
aの両側でレール2の長手方向にずれて上方に突出する
取付部3bと、上記平坦部3aの下面のレール長手方向
中央部で、レール幅方向の中心線L1 より軌間内側に所
定量ΔLだけずれた位置に中心線L2 を有し、下方に突
出している嵌合凸部3cとを有する。
(FCD800等)からなる長方形板状体(サイズ:幅
360mm、長さ180mm、厚さ22〜26mm)で、レー
ル2が載置される中央上面の平坦部3aと、該平坦部3
aの両側でレール2の長手方向にずれて上方に突出する
取付部3bと、上記平坦部3aの下面のレール長手方向
中央部で、レール幅方向の中心線L1 より軌間内側に所
定量ΔLだけずれた位置に中心線L2 を有し、下方に突
出している嵌合凸部3cとを有する。
【0017】一方、ベースプレート4には、長方形の鋼
板(SS400等、サイズ:幅360mm、長さ180m
m、厚さ9mm)に穴開け加工、曲げ加工を施し、上記上
タイプレート3の嵌合凸部3cより大径で、中心位置を
一致させた嵌合凹部4aが形成され、長方形の対角部2
ヶ所に、アンカーTボルト12が貫通する貫通孔(図示
省略)が開設されている。
板(SS400等、サイズ:幅360mm、長さ180m
m、厚さ9mm)に穴開け加工、曲げ加工を施し、上記上
タイプレート3の嵌合凸部3cより大径で、中心位置を
一致させた嵌合凹部4aが形成され、長方形の対角部2
ヶ所に、アンカーTボルト12が貫通する貫通孔(図示
省略)が開設されている。
【0018】上記上タイプレート3の嵌合凸部3cとベ
ースプレート4の嵌合凹部4aとの間には、ガラス繊維
入りポリアミド樹脂等の合成樹脂からなる中間部材13
が嵌挿され、さらに、上タイプレート3とベースプレー
ト4との間には、天然ゴム配合物からなる弾性部材5が
開設されている。上タイプレート3の下面及び外側面、
ベースプレート4の上面及び外側面並びに中間部材13
の外周面は、予め接着処理されているので、加熱・加圧
により、各部材3,4,13が一体化されたタイプレー
ト6が得られる。
ースプレート4の嵌合凹部4aとの間には、ガラス繊維
入りポリアミド樹脂等の合成樹脂からなる中間部材13
が嵌挿され、さらに、上タイプレート3とベースプレー
ト4との間には、天然ゴム配合物からなる弾性部材5が
開設されている。上タイプレート3の下面及び外側面、
ベースプレート4の上面及び外側面並びに中間部材13
の外周面は、予め接着処理されているので、加熱・加圧
により、各部材3,4,13が一体化されたタイプレー
ト6が得られる。
【0019】上記タイプレート6においては、レール2
の幅方向の中心L1 より、前記中間部材13、嵌合凸部
3c及び嵌合凹部4aの幅方向の中心L2 がレール2の
軌間内側に所定量ΔL=10〜30mmだけずれるように
構成されている。
の幅方向の中心L1 より、前記中間部材13、嵌合凸部
3c及び嵌合凹部4aの幅方向の中心L2 がレール2の
軌間内側に所定量ΔL=10〜30mmだけずれるように
構成されている。
【0020】続いて、前記嵌合凸部3cと嵌合凹部4a
との嵌合部分のずれ量ΔLが異なる5種類のタイプレー
ト、即ち、本発明例1,2として上記ずれ量が15mm、
25mmのものを、比較例1,2,3として上記ずれ量が
0mm、7mm、35mmのものをそれぞれ作成し、このよう
にして得られた5種類のタイプレートについて、図3に
示すような試験装置を用いて性能試験を行った、具体的
には、図3において、アムスラー型圧縮試験機の下プレ
ート21上に、水平面に対し角度α=44°だけ傾斜し
た傾斜面22aを有する試験用治具22を載置し、該試
験用治具22の傾斜面22aに対して、試料としてのタ
イプレート6を取付け、上タイプレート3の平坦部3a
にレール2を取付具7、ボルト8及びナット9等の取付
部材を用いて固定載置し、アムスラー型圧縮試験機の上
プレート23を通じてレール2の頭部に垂直方向の荷重
Pを作用させ、レール2の頭部の変位量を、上下方向の
変位を検出する第1変位計24及び試験用治具22の傾
斜面22a方向の変位を検出する第2変位計25を用い
てそれぞれ測定し、それらの測定結果に基づいてレール
小返り角及びレール頭部の水平変位量を求めた。尚、図
3中、27,28は変位計24,25のマグネットスタ
ンドである。
との嵌合部分のずれ量ΔLが異なる5種類のタイプレー
ト、即ち、本発明例1,2として上記ずれ量が15mm、
25mmのものを、比較例1,2,3として上記ずれ量が
0mm、7mm、35mmのものをそれぞれ作成し、このよう
にして得られた5種類のタイプレートについて、図3に
示すような試験装置を用いて性能試験を行った、具体的
には、図3において、アムスラー型圧縮試験機の下プレ
ート21上に、水平面に対し角度α=44°だけ傾斜し
た傾斜面22aを有する試験用治具22を載置し、該試
験用治具22の傾斜面22aに対して、試料としてのタ
イプレート6を取付け、上タイプレート3の平坦部3a
にレール2を取付具7、ボルト8及びナット9等の取付
部材を用いて固定載置し、アムスラー型圧縮試験機の上
プレート23を通じてレール2の頭部に垂直方向の荷重
Pを作用させ、レール2の頭部の変位量を、上下方向の
変位を検出する第1変位計24及び試験用治具22の傾
斜面22a方向の変位を検出する第2変位計25を用い
てそれぞれ測定し、それらの測定結果に基づいてレール
小返り角及びレール頭部の水平変位量を求めた。尚、図
3中、27,28は変位計24,25のマグネットスタ
ンドである。
【0021】上記試験の結果を表1に示す。尚、小返り
角及びレール頭部の水平変位量はP=49kNの荷重時
のものである。また、表1におけるバネ定数(鉛直方
向)は、タイプレート6を水平に置き、レール2を載置
し、レール頭部に鉛直荷重を0〜20kNかけた時の鉛
直方向変位量より求めたものである。
角及びレール頭部の水平変位量はP=49kNの荷重時
のものである。また、表1におけるバネ定数(鉛直方
向)は、タイプレート6を水平に置き、レール2を載置
し、レール頭部に鉛直荷重を0〜20kNかけた時の鉛
直方向変位量より求めたものである。
【0022】
【表1】
【0023】上記表1の結果より、上タイプレート3と
ベースプレート4との嵌合部分の幅方向の中心がレール
の幅方向の中心より軌間内側に所定量ずれることによ
り、横圧に対するレールの小返りが改善でき、特にずれ
量が10〜30mmのものが、レールの小返り角が小さ
く、良好であることがわかる。
ベースプレート4との嵌合部分の幅方向の中心がレール
の幅方向の中心より軌間内側に所定量ずれることによ
り、横圧に対するレールの小返りが改善でき、特にずれ
量が10〜30mmのものが、レールの小返り角が小さ
く、良好であることがわかる。
【0024】
【発明の効果】請求項1に係る発明は、上記のように、
上タイプレートの嵌合凸部とベースプレートの嵌合凹部
との間に、合成樹脂からなる中間部材を嵌挿し、該中間
部材及び嵌合凸部、嵌合凹部の幅方向の中心を、レール
の幅方向の中心よりレールの軌間内側に所定量ずらして
いるので、上下方向(鉛直方向)の低バネ定数化が図れ
るのに加えて、レールの小返り角も小さく、耐久性の向
上したレール締結が可能となる。
上タイプレートの嵌合凸部とベースプレートの嵌合凹部
との間に、合成樹脂からなる中間部材を嵌挿し、該中間
部材及び嵌合凸部、嵌合凹部の幅方向の中心を、レール
の幅方向の中心よりレールの軌間内側に所定量ずらして
いるので、上下方向(鉛直方向)の低バネ定数化が図れ
るのに加えて、レールの小返り角も小さく、耐久性の向
上したレール締結が可能となる。
【0025】請求項2に係る発明は、中間部材及び嵌合
凸部、嵌合凹部の幅方向の中心の、レールの幅方向の中
心よりレールの軌間内側へのずれ量を10〜30mmとし
ているので、特に、レールの小返り角が小さく、良好で
ある。
凸部、嵌合凹部の幅方向の中心の、レールの幅方向の中
心よりレールの軌間内側へのずれ量を10〜30mmとし
ているので、特に、レールの小返り角が小さく、良好で
ある。
【図1】レール弾性締結装置の概略構成図である。
【図2】同作用説明図である。
【図3】試験装置の説明図である。
【図4】従来例の断面図である。
【図5】同平面図である。
1 レール弾性締結装置 2 レール 3 上タイプレート 3c 上タイプレートの嵌合凸部 4 ベースプレート 4a ベースプレートの嵌合凹部 5 弾性部材 13 中間部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長藤 敬晴 東京都国分寺市光町2丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 阿部 則次 東京都国分寺市光町2丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 熊崎 弘 東京都国分寺市光町2丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 レールが取付けられる上タイプレート
と、スラブ、枕木等の支承体に取付けられるベースプレ
ートと、該両プレートの間に介装され上記両プレートの
側面を被覆する弾性部材を有し、上記上タイプレートに
下方に突出する嵌合凸部が、上記ベースプレートに上記
嵌合凸部が嵌合される嵌合凹部がそれぞれ形成され、上
記上タイプレートの嵌合凸部とベースプレートの嵌合凹
部との間に、合成樹脂からなる中間部材が嵌挿され、上
記中間部材及び嵌合凸部、嵌合凹部の幅方向の中心が、
レールの幅方向の中心よりレールの内軌側に所定量ずれ
ていることを特徴とするレール弾性締結装置。 - 【請求項2】 所定量は10〜30mm程度であるところ
の請求項1記載のレール弾性締結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5729795A JPH08253902A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | レール弾性締結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5729795A JPH08253902A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | レール弾性締結装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08253902A true JPH08253902A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13051629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5729795A Pending JPH08253902A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | レール弾性締結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08253902A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007120018A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Railway Technical Res Inst | レールの防音構造 |
| KR101305455B1 (ko) * | 2012-01-30 | 2013-09-06 | 주식회사 에이브이티 | 레일체결장치 |
| CN107268345A (zh) * | 2017-08-02 | 2017-10-20 | 成都博仕腾科技有限公司 | 一种减振降噪的钢弹簧扣件 |
| CN109868695A (zh) * | 2019-04-10 | 2019-06-11 | 华东交通大学 | 一种基于液压粘滞阻尼的新型周期性扣件结构 |
-
1995
- 1995-03-16 JP JP5729795A patent/JPH08253902A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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