JPH08254385A - 冷凍冷蔵ショーケースの除霜方式 - Google Patents
冷凍冷蔵ショーケースの除霜方式Info
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- JPH08254385A JPH08254385A JP5700095A JP5700095A JPH08254385A JP H08254385 A JPH08254385 A JP H08254385A JP 5700095 A JP5700095 A JP 5700095A JP 5700095 A JP5700095 A JP 5700095A JP H08254385 A JPH08254385 A JP H08254385A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】除霜時には蒸発器自身をヒートサイフォンとし
て機能させ、冷凍機の冷媒回路の高温側から熱を蒸発器
に付与して効率よく除霜が行える冷凍冷蔵ショーケース
の除霜方式を提供する。 【構成】蒸発器8に対してその入口側の冷媒配管12に
電磁弁13を、出口側の冷媒配管14には冷凍機の圧縮
機5と凝縮器6との間の高温側管路から分岐して引出し
たホットガス配管16を三方弁15を介して接続し、除
霜時には蒸発器入口側の電磁弁13を閉じるとともに、
蒸発器の出口が前記ホットガス配管に通じるように三方
弁を切換える。この状態で蒸発器をヒートサイフォンと
して機能させ、ホットガス配管を通じて高温側管路から
蒸発器内に流入する高温冷媒ガスの凝縮潜熱で霜を溶か
し、蒸発器内で凝縮液化した冷媒液は高温側管路に還流
させて再び蒸発させるように蒸発/凝縮サイクルを繰り
返して除霜を行う。
て機能させ、冷凍機の冷媒回路の高温側から熱を蒸発器
に付与して効率よく除霜が行える冷凍冷蔵ショーケース
の除霜方式を提供する。 【構成】蒸発器8に対してその入口側の冷媒配管12に
電磁弁13を、出口側の冷媒配管14には冷凍機の圧縮
機5と凝縮器6との間の高温側管路から分岐して引出し
たホットガス配管16を三方弁15を介して接続し、除
霜時には蒸発器入口側の電磁弁13を閉じるとともに、
蒸発器の出口が前記ホットガス配管に通じるように三方
弁を切換える。この状態で蒸発器をヒートサイフォンと
して機能させ、ホットガス配管を通じて高温側管路から
蒸発器内に流入する高温冷媒ガスの凝縮潜熱で霜を溶か
し、蒸発器内で凝縮液化した冷媒液は高温側管路に還流
させて再び蒸発させるように蒸発/凝縮サイクルを繰り
返して除霜を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷気循環式冷凍冷蔵シ
ョーケースの除霜方式に関する。
ョーケースの除霜方式に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、本発明の実施対象となる冷気循環
式冷凍冷蔵ショーケースとして、2層エアカーテン式の
多段形オープンショーケースのを構成を図3に示す。図
において、1は前面開放形のケース本体、2,3は庫内
陳列室を取り巻いてケース本体1の外箱と内箱との間に
画成したインナ通風ダクト、アウタ通風ダクトであり、
インナ通風ダクト2には冷凍機の圧縮機5,凝縮器6に
膨張弁7を介して配管接続したフィンチューブ形の蒸発
器8,およびインナ送風ファン9が、またアウタ通風ダ
クト3にはアウタ送風ファン10が配備されている。な
お、11は商品陳列室4に設けた商品陳列棚である。
式冷凍冷蔵ショーケースとして、2層エアカーテン式の
多段形オープンショーケースのを構成を図3に示す。図
において、1は前面開放形のケース本体、2,3は庫内
陳列室を取り巻いてケース本体1の外箱と内箱との間に
画成したインナ通風ダクト、アウタ通風ダクトであり、
インナ通風ダクト2には冷凍機の圧縮機5,凝縮器6に
膨張弁7を介して配管接続したフィンチューブ形の蒸発
器8,およびインナ送風ファン9が、またアウタ通風ダ
クト3にはアウタ送風ファン10が配備されている。な
お、11は商品陳列室4に設けた商品陳列棚である。
【0003】かかる構成で、保冷運転時(圧縮機5,送
風ファン9,10を運転)には、ケース本体1の前面に
蒸発器8と熱交換した冷気エアカーテン(インナエアカ
ーテン),および保護エアカーテン(アウタエアカーテ
ン)が吹出し、外気熱の庫内侵入を遮へいしながら商品
陳列棚7に並べたショーケースを保冷する。ところで、
上記の冷凍冷蔵ショーケースでは、保冷運転に伴って蒸
発器8の表面に霜が着霜し、その着霜量が時間の経過と
ともに成長する。しかも、蒸発器8の表面に霜が着く
と、この霜が伝熱抵抗となって蒸発器と空気との熱交換
性を低下させるほか、霜が空気抵抗となって循環冷気の
流れを阻害し、このことが原因でショーケースの保冷性
能を低下させる。
風ファン9,10を運転)には、ケース本体1の前面に
蒸発器8と熱交換した冷気エアカーテン(インナエアカ
ーテン),および保護エアカーテン(アウタエアカーテ
ン)が吹出し、外気熱の庫内侵入を遮へいしながら商品
陳列棚7に並べたショーケースを保冷する。ところで、
上記の冷凍冷蔵ショーケースでは、保冷運転に伴って蒸
発器8の表面に霜が着霜し、その着霜量が時間の経過と
ともに成長する。しかも、蒸発器8の表面に霜が着く
と、この霜が伝熱抵抗となって蒸発器と空気との熱交換
性を低下させるほか、霜が空気抵抗となって循環冷気の
流れを阻害し、このことが原因でショーケースの保冷性
能を低下させる。
【0004】そこで、通常は1日に数回程度、ショーケ
ースを保冷運転から除霜に切換えて蒸発器8に付着して
いる霜を融解除去するようにしている。また、この場合
の除霜方式としては、ヒータ,ホットガス,ヒートパイ
プを使用した各種の除霜方式が知られている。
ースを保冷運転から除霜に切換えて蒸発器8に付着して
いる霜を融解除去するようにしている。また、この場合
の除霜方式としては、ヒータ,ホットガス,ヒートパイ
プを使用した各種の除霜方式が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した各
種の除霜方式は一長一短があって次記のような問題点が
残る。すなわち、 (1)ヒータ除霜方式では、蒸発器の上流側に設置の除
霜ヒータで加熱した循環空気を蒸発器に通風して除霜す
る方式であるが、この場合に蒸発器を通過した空気がそ
のまま庫内側にも流れるために、庫内温度が高まって陳
列商品の品温が上昇するほか、着霜量が多いと除霜空気
に対する通風抵抗も大きくなるために除霜時間が長引く
などの問題がある。
種の除霜方式は一長一短があって次記のような問題点が
残る。すなわち、 (1)ヒータ除霜方式では、蒸発器の上流側に設置の除
霜ヒータで加熱した循環空気を蒸発器に通風して除霜す
る方式であるが、この場合に蒸発器を通過した空気がそ
のまま庫内側にも流れるために、庫内温度が高まって陳
列商品の品温が上昇するほか、着霜量が多いと除霜空気
に対する通風抵抗も大きくなるために除霜時間が長引く
などの問題がある。
【0006】(2)ホットガス除霜方式は、圧縮機から
吐き出した高温冷媒ガス(ホットガス)を、凝縮器,膨
張弁をバイパスさせてそのまま蒸発器に直接供給して除
霜を行う方式であり、庫内循環空気を加熱して蒸発器を
除霜する前記のヒータ除霜に比べて、除霜効率が高く、
かつ庫内温度の上昇を抑えて短時間で除霜を終えること
ができる利点のある反面、除霜時間中も冷凍機の圧縮機
を継続運転する必要があるほか、蒸発器内で凝縮した液
冷媒がそのまま圧縮機に吸い込まれる液バックの問題も
あってその対応策が必要となる。
吐き出した高温冷媒ガス(ホットガス)を、凝縮器,膨
張弁をバイパスさせてそのまま蒸発器に直接供給して除
霜を行う方式であり、庫内循環空気を加熱して蒸発器を
除霜する前記のヒータ除霜に比べて、除霜効率が高く、
かつ庫内温度の上昇を抑えて短時間で除霜を終えること
ができる利点のある反面、除霜時間中も冷凍機の圧縮機
を継続運転する必要があるほか、蒸発器内で凝縮した液
冷媒がそのまま圧縮機に吸い込まれる液バックの問題も
あってその対応策が必要となる。
【0007】(3)蒸発器にヒートパイプを組み込み、
該ヒートパイプの蒸発部へヒータより加えた熱を潜熱の
形で蒸発器に与えて除霜を行う方式(除霜中は冷凍機の
圧縮機を運転停止とする)は、前記したヒータ除霜方式
と比べて除霜効率が高く、かつ庫内温度の上昇を抑えて
除霜できる利点があるが、ヒートパイプの作動液を蒸発
させる加熱用のヒータが必要となる。
該ヒートパイプの蒸発部へヒータより加えた熱を潜熱の
形で蒸発器に与えて除霜を行う方式(除霜中は冷凍機の
圧縮機を運転停止とする)は、前記したヒータ除霜方式
と比べて除霜効率が高く、かつ庫内温度の上昇を抑えて
除霜できる利点があるが、ヒートパイプの作動液を蒸発
させる加熱用のヒータが必要となる。
【0008】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、前記したホットガス除霜方式の利点を活かしつ
つ、除霜時には蒸発器自身をヒートサイフォンとして機
能させ、冷凍機の圧縮機を停止したままでも除霜が行え
るようにした新規な冷凍冷蔵ショーケースの除霜方式を
提供することを目的とする。
であり、前記したホットガス除霜方式の利点を活かしつ
つ、除霜時には蒸発器自身をヒートサイフォンとして機
能させ、冷凍機の圧縮機を停止したままでも除霜が行え
るようにした新規な冷凍冷蔵ショーケースの除霜方式を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するめ
に、本発明の除霜方式は、蒸発器に対して入口側の冷媒
配管に止弁を接続するとともに、出口側の冷媒配管には
冷凍機の圧縮機と凝縮器との間の高温側管路から分岐し
て引出したホットガス配管を切換弁を介して接続し、除
霜時には蒸発器入口側の止弁を閉じるとともに、蒸発器
の出口が前記ホットガス配管に通じるように切換弁を切
換え、この状態でホットガス配管を通じて蒸発器内に流
入する高温冷媒ガスで熱輸送して除霜を行うものとす
る。
に、本発明の除霜方式は、蒸発器に対して入口側の冷媒
配管に止弁を接続するとともに、出口側の冷媒配管には
冷凍機の圧縮機と凝縮器との間の高温側管路から分岐し
て引出したホットガス配管を切換弁を介して接続し、除
霜時には蒸発器入口側の止弁を閉じるとともに、蒸発器
の出口が前記ホットガス配管に通じるように切換弁を切
換え、この状態でホットガス配管を通じて蒸発器内に流
入する高温冷媒ガスで熱輸送して除霜を行うものとす
る。
【0010】また、前記の除霜方式において、蒸発器の
冷媒配管中でホットガス配管から流入する冷媒ガスと凝
縮して流下する冷媒液とが交錯して干渉し合うのを防ぐ
手段として、ホットガス配管の中間から分岐して蒸発器
の入口との間に止弁付きのバイパス配管を設け、除霜時
には前記バイパス配管を通じて高温冷媒ガスを蒸発器に
その入口側から導入し、蒸発器内部で凝縮,流下する液
冷媒を蒸発器の出口より高温側管路に還流させることも
できる。
冷媒配管中でホットガス配管から流入する冷媒ガスと凝
縮して流下する冷媒液とが交錯して干渉し合うのを防ぐ
手段として、ホットガス配管の中間から分岐して蒸発器
の入口との間に止弁付きのバイパス配管を設け、除霜時
には前記バイパス配管を通じて高温冷媒ガスを蒸発器に
その入口側から導入し、蒸発器内部で凝縮,流下する液
冷媒を蒸発器の出口より高温側管路に還流させることも
できる。
【0011】なお、前記ホットガス配管の切換弁には、
三方弁を用いて実施することができる。
三方弁を用いて実施することができる。
【0012】
【作用】上記の除霜方式おいて、除霜開始時点では蒸発
器の内部が低温,低圧であるのに対し、圧縮機の吐出
側,凝縮器には高温で蒸発器内部よりも圧力の高い冷媒
ガスが多量に存在していることから、ホットガス配管を
通じて高温冷媒ガスが蒸発器に流入し、蒸発器内で拡
散,放熱して凝縮した後、その冷媒液は蒸発器内を流下
してその出口からホットガス配管を通じて冷凍機の高温
部(圧縮機の吐出側と凝縮器との間の高温側管路)に還
流し、ここで再び蒸発して蒸発器に送り込まれるように
蒸発/凝縮サイクルを繰り返す。そして、冷媒ガスが蒸
発器内で放熱,凝縮する際に潜熱で蒸発器の表面に付着
している霜を溶かして除霜を行う。
器の内部が低温,低圧であるのに対し、圧縮機の吐出
側,凝縮器には高温で蒸発器内部よりも圧力の高い冷媒
ガスが多量に存在していることから、ホットガス配管を
通じて高温冷媒ガスが蒸発器に流入し、蒸発器内で拡
散,放熱して凝縮した後、その冷媒液は蒸発器内を流下
してその出口からホットガス配管を通じて冷凍機の高温
部(圧縮機の吐出側と凝縮器との間の高温側管路)に還
流し、ここで再び蒸発して蒸発器に送り込まれるように
蒸発/凝縮サイクルを繰り返す。そして、冷媒ガスが蒸
発器内で放熱,凝縮する際に潜熱で蒸発器の表面に付着
している霜を溶かして除霜を行う。
【0013】この場合に、ホットガス配管の中間から分
岐して蒸発器の入口との間に止弁付きのバイパス配管を
設けておくことにより、除霜時には前記バイパス配管を
通じて高温冷媒ガスが蒸発器に入口より流入し、蒸発機
内に拡散する。一方、蒸発器内部で凝縮した冷媒液は冷
媒ガスと交錯し合うことなく、蒸発器の冷媒配管中を自
重流下してその出口より出た後、ホットガス配管を通じ
て圧縮機の吐出側に還流する。これにより、除霜時に蒸
発器内を流れる冷媒の循環量が大幅に増加し、より多く
の除霜熱を効率よく蒸発器に与えて短時間に除霜を済ま
せることができる。
岐して蒸発器の入口との間に止弁付きのバイパス配管を
設けておくことにより、除霜時には前記バイパス配管を
通じて高温冷媒ガスが蒸発器に入口より流入し、蒸発機
内に拡散する。一方、蒸発器内部で凝縮した冷媒液は冷
媒ガスと交錯し合うことなく、蒸発器の冷媒配管中を自
重流下してその出口より出た後、ホットガス配管を通じ
て圧縮機の吐出側に還流する。これにより、除霜時に蒸
発器内を流れる冷媒の循環量が大幅に増加し、より多く
の除霜熱を効率よく蒸発器に与えて短時間に除霜を済ま
せることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、実施例の図中で図3に対応する同一部材に
は同じ符号が付してある。 実施例1:図1(a),(b)は本発明の請求項1に対応
する実施例を示すものであり、(a)は保冷運転,
(b)は除霜の状態を表している。すなわち、蛇行状に
配管したコイル8aとプレートフィン8bからなり、か
つ冷媒の入口を上側,出口を下側にして配置した蒸発器
8に対し、凝縮器6との間に配管した冷媒配管12には
膨張弁7と直列に電磁弁(止弁)13が接続され、一
方、蒸発器8の出口と圧縮機5との間を結ぶ吸入側の冷
媒配管14の途中には、三方弁15を介して圧縮機機5
の吐出側と凝縮器6との間の高温側管路から引出したホ
ットガス配管16が接続されている。なお、図示の配管
は略示的に表しており、実際にはホットガス配管16が
蒸発器8よりも低いレベルで圧縮機5,凝縮器6,三方
弁15とほぼ同じ高さに配管されている。
する。なお、実施例の図中で図3に対応する同一部材に
は同じ符号が付してある。 実施例1:図1(a),(b)は本発明の請求項1に対応
する実施例を示すものであり、(a)は保冷運転,
(b)は除霜の状態を表している。すなわち、蛇行状に
配管したコイル8aとプレートフィン8bからなり、か
つ冷媒の入口を上側,出口を下側にして配置した蒸発器
8に対し、凝縮器6との間に配管した冷媒配管12には
膨張弁7と直列に電磁弁(止弁)13が接続され、一
方、蒸発器8の出口と圧縮機5との間を結ぶ吸入側の冷
媒配管14の途中には、三方弁15を介して圧縮機機5
の吐出側と凝縮器6との間の高温側管路から引出したホ
ットガス配管16が接続されている。なお、図示の配管
は略示的に表しており、実際にはホットガス配管16が
蒸発器8よりも低いレベルで圧縮機5,凝縮器6,三方
弁15とほぼ同じ高さに配管されている。
【0015】かかる構成で、ショーケースの保冷運転時
には(a)図で示すように、蒸発器8の入口側に接続し
た電磁弁13を「開」,三方弁15を蒸発器8の出口側
に接続した冷媒配管14が圧縮機1の吸込側に通じるよ
うなポート位置にセットし、圧縮機5を運転して冷凍サ
イクルを行う。一方、タイマ制御などにより所定の時間
周期で保冷運転から除霜に切換えると、図示されてない
制御部から指令により圧縮機5の運転を停止するととも
に、(b)図で示すように電磁弁13を「閉」,三方弁
15を冷媒配管14とホットガス配管16とが通じ合う
ポート位置に切換える。
には(a)図で示すように、蒸発器8の入口側に接続し
た電磁弁13を「開」,三方弁15を蒸発器8の出口側
に接続した冷媒配管14が圧縮機1の吸込側に通じるよ
うなポート位置にセットし、圧縮機5を運転して冷凍サ
イクルを行う。一方、タイマ制御などにより所定の時間
周期で保冷運転から除霜に切換えると、図示されてない
制御部から指令により圧縮機5の運転を停止するととも
に、(b)図で示すように電磁弁13を「閉」,三方弁
15を冷媒配管14とホットガス配管16とが通じ合う
ポート位置に切換える。
【0016】これにより次記のようにして除霜が行われ
る。すなわち、(b)図の状態になると、低温,低圧の
状態にある蒸発器8には、ホットガス配管16,三方弁
15,冷媒配管14を通じて圧縮機5,凝縮器6から高
温の冷媒ガスが流入し、その冷媒ガスはコイル8の中を
上昇,拡散しながらプレートフィン8bに放熱して凝縮
する。また凝縮して液化した冷媒液はコイル8aの中を
流下し、その出口から前記経路を逆に辿って圧縮機5の
吐出側高温部に還流し、ここで再び蒸発して蒸発器8に
流入して放熱するように蒸発/凝縮サイクルを繰り返
し、この過程で蒸発器8に除霜熱を潜熱の形で与えて除
霜を行う。つまり、この除霜時には蒸発器8自身がヒー
トサイフォンとして機能する。
る。すなわち、(b)図の状態になると、低温,低圧の
状態にある蒸発器8には、ホットガス配管16,三方弁
15,冷媒配管14を通じて圧縮機5,凝縮器6から高
温の冷媒ガスが流入し、その冷媒ガスはコイル8の中を
上昇,拡散しながらプレートフィン8bに放熱して凝縮
する。また凝縮して液化した冷媒液はコイル8aの中を
流下し、その出口から前記経路を逆に辿って圧縮機5の
吐出側高温部に還流し、ここで再び蒸発して蒸発器8に
流入して放熱するように蒸発/凝縮サイクルを繰り返
し、この過程で蒸発器8に除霜熱を潜熱の形で与えて除
霜を行う。つまり、この除霜時には蒸発器8自身がヒー
トサイフォンとして機能する。
【0017】しかも、この除霜は、従来のヒータ除霜方
式のように蒸発器8を通風する庫内の循環空気を直接加
熱するものとは異なり、蒸発器8を内部から加熱して除
霜を行うので、庫内空気温度の上昇を抑えて陳列商品の
鮮度劣化が防げる。また、従来のホットガス除霜方式の
ように除霜中に冷凍機の圧縮機5を運転継続することが
必ずしも必要でなく、除霜中に圧縮機の運転を停止して
も、その時点で圧縮機5,凝縮器6に蓄熱されている熱
を活用して除霜が支障なく行える。
式のように蒸発器8を通風する庫内の循環空気を直接加
熱するものとは異なり、蒸発器8を内部から加熱して除
霜を行うので、庫内空気温度の上昇を抑えて陳列商品の
鮮度劣化が防げる。また、従来のホットガス除霜方式の
ように除霜中に冷凍機の圧縮機5を運転継続することが
必ずしも必要でなく、除霜中に圧縮機の運転を停止して
も、その時点で圧縮機5,凝縮器6に蓄熱されている熱
を活用して除霜が支障なく行える。
【0018】なお、1台の圧縮機で複数台のショーケー
スを保冷運転させるようにしたショーケース設備では、
圧縮機を運転継続したまま、その1台のショーケースで
前記のように除霜を行い、残り台数のショーケースを保
冷運転することがてき、この場合には圧縮機の吐出側が
高温,高圧状態に維持されるので、除霜中のショーケー
スに対する除霜能力がより一層高まる。
スを保冷運転させるようにしたショーケース設備では、
圧縮機を運転継続したまま、その1台のショーケースで
前記のように除霜を行い、残り台数のショーケースを保
冷運転することがてき、この場合には圧縮機の吐出側が
高温,高圧状態に維持されるので、除霜中のショーケー
スに対する除霜能力がより一層高まる。
【0019】実施例2:図2は先記実施例1を改良した
本発明の請求項2に対応する応用実施例を示すものであ
る。この実施例においては、実施例1で述べた構成に加
えて、ホットガス配管16の中間地点から分岐して蒸発
器8の入口との間に止弁としての電磁弁17を備えたバ
イパス配管18が接続されている。
本発明の請求項2に対応する応用実施例を示すものであ
る。この実施例においては、実施例1で述べた構成に加
えて、ホットガス配管16の中間地点から分岐して蒸発
器8の入口との間に止弁としての電磁弁17を備えたバ
イパス配管18が接続されている。
【0020】かかる構成で、ショーケースの保冷運転時
には前記電磁弁17を「閉」としたまま、実施例1と同
様に電磁弁13,三方弁15を図1(a)の位置にセッ
トし、圧縮機5を運転する。一方、除霜時には蒸発器入
口側の電磁弁13を「閉」,バイパス配管18の電磁弁
17を「開」に切換え、かつ三方弁15を蒸発器出口側
の冷媒配管14がホットガス配管16に通じるようなポ
ート位置に切換える。これにより、ホットガス配管1
6,バイパス配管18を通じて高温冷媒ガスが蒸発器8
へ入口側から導入し、蒸発器8の内部で凝縮,流下した
液冷媒は蒸発器の出口より冷媒配管14,三方弁15,
およびホットガス配管16を経由して冷凍機の高温側に
還流し、この冷媒の蒸発/凝縮サイクルにより実施例1
で述べたと同様に蒸発器8がヒートサイフォンとして機
能し、圧縮機5,凝縮器6からの熱を除霜熱として蒸発
器8に付与し除霜する。しかも、この実施例では前記の
バイパス配管18が蒸発器8に対する高温冷媒ガスの供
給管路となり、蒸発器内で凝縮して液化した冷媒液は蒸
発器8のコイル8aを流下してその出口から還流する。
したがって、実施例1のように蒸発器8の内部でコイル
8aの管中を上昇拡散する冷媒ガスと凝縮液化して流下
する冷媒液とが交錯してその流れを妨げるようなことが
なくなる。これにより、蒸発器8を通流する冷媒の循環
量が大幅に増加し、より多くの除霜熱を蒸発器8に与え
て除霜を効果的に行うことができる。
には前記電磁弁17を「閉」としたまま、実施例1と同
様に電磁弁13,三方弁15を図1(a)の位置にセッ
トし、圧縮機5を運転する。一方、除霜時には蒸発器入
口側の電磁弁13を「閉」,バイパス配管18の電磁弁
17を「開」に切換え、かつ三方弁15を蒸発器出口側
の冷媒配管14がホットガス配管16に通じるようなポ
ート位置に切換える。これにより、ホットガス配管1
6,バイパス配管18を通じて高温冷媒ガスが蒸発器8
へ入口側から導入し、蒸発器8の内部で凝縮,流下した
液冷媒は蒸発器の出口より冷媒配管14,三方弁15,
およびホットガス配管16を経由して冷凍機の高温側に
還流し、この冷媒の蒸発/凝縮サイクルにより実施例1
で述べたと同様に蒸発器8がヒートサイフォンとして機
能し、圧縮機5,凝縮器6からの熱を除霜熱として蒸発
器8に付与し除霜する。しかも、この実施例では前記の
バイパス配管18が蒸発器8に対する高温冷媒ガスの供
給管路となり、蒸発器内で凝縮して液化した冷媒液は蒸
発器8のコイル8aを流下してその出口から還流する。
したがって、実施例1のように蒸発器8の内部でコイル
8aの管中を上昇拡散する冷媒ガスと凝縮液化して流下
する冷媒液とが交錯してその流れを妨げるようなことが
なくなる。これにより、蒸発器8を通流する冷媒の循環
量が大幅に増加し、より多くの除霜熱を蒸発器8に与え
て除霜を効果的に行うことができる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば次記
の効果を奏する。 1)除霜時には蒸発器自身をヒートサイフォンとして機
能させ、冷凍機,凝縮器の熱を蒸発器に付与して効率よ
く除霜することができる。 2)しかも、従来のホットガス除霜方式のように、除霜
中は必ずしも圧縮機を運転させる必要がなく、保冷運転
から除霜へ移行する際に圧縮機を停止しても圧縮機,凝
縮器に蓄熱された熱を利用して除霜を支障なく行える。
の効果を奏する。 1)除霜時には蒸発器自身をヒートサイフォンとして機
能させ、冷凍機,凝縮器の熱を蒸発器に付与して効率よ
く除霜することができる。 2)しかも、従来のホットガス除霜方式のように、除霜
中は必ずしも圧縮機を運転させる必要がなく、保冷運転
から除霜へ移行する際に圧縮機を停止しても圧縮機,凝
縮器に蓄熱された熱を利用して除霜を支障なく行える。
【0022】3)また、従来のヒータ除霜方式のように
庫内循環空気を直接加熱することがないので、除霜中の
庫内温度上昇を抑えて陳列商品の鮮度劣化が防げるな
ど、冷凍冷蔵ショーケースの除霜方式として優れた効果
を発揮する。 4)さらに、1台の圧縮機で複数台のショーケースを保
冷運転させるようにしたショーケース設備に対して本発
明のヒートサイフォン除霜方式を採用すれば、圧縮機を
運転継続したまま、その1台のショーケースで除霜を行
いつつ、残り台数のショーケースを保冷運転することが
てき、この場合には圧縮機の吐出側が高温,高圧状態に
維持されるので、除霜中のショーケースに対する除霜能
力がより一層高まる。
庫内循環空気を直接加熱することがないので、除霜中の
庫内温度上昇を抑えて陳列商品の鮮度劣化が防げるな
ど、冷凍冷蔵ショーケースの除霜方式として優れた効果
を発揮する。 4)さらに、1台の圧縮機で複数台のショーケースを保
冷運転させるようにしたショーケース設備に対して本発
明のヒートサイフォン除霜方式を採用すれば、圧縮機を
運転継続したまま、その1台のショーケースで除霜を行
いつつ、残り台数のショーケースを保冷運転することが
てき、この場合には圧縮機の吐出側が高温,高圧状態に
維持されるので、除霜中のショーケースに対する除霜能
力がより一層高まる。
【図1】本発明の実施例1に対応する冷媒回路の配管図
を示し、(a)は保冷運転の状態を表す図、(b)は除
霜時の状態を表す図
を示し、(a)は保冷運転の状態を表す図、(b)は除
霜時の状態を表す図
【図2】本発明の実施例2に対応する除霜状態を表す冷
媒回路の配管図
媒回路の配管図
【図3】本発明の実施対象となる冷気循環形冷凍冷蔵シ
ョーケースの構成図
ョーケースの構成図
5 圧縮機 6 凝縮器 7 膨張弁 8 蒸発器 12 入口側の冷媒配管 13,17 電磁弁(止弁) 14 出口側の冷媒配管 15 三方弁 16 ホットガス配管 18 バイパス配管
Claims (3)
- 【請求項1】庫内の冷気循環ダクトに冷凍機の蒸発器,
送風ファンを配し、保冷運転時に蒸発器と熱交換した冷
気を循環送風して庫内に陳列した商品を保冷する冷凍冷
蔵ショーケースにおいて、蒸発器に対して入口側の冷媒
配管に止弁を接続するとともに、出口側の冷媒配管には
冷凍機の圧縮機と凝縮器との間の高温側管路から分岐し
て引出したホットガス配管を切換弁を介して接続し、除
霜時には蒸発器入口側の止弁を閉じるとともに、蒸発器
の出口が前記ホットガス配管に通じるように切換弁を切
換え、この状態でホットガス配管を通じて蒸発器内に流
入する高温冷媒ガスで熱輸送して除霜を行うことを特徴
とする冷凍冷蔵ショーケースの除霜方式。 - 【請求項2】請求項1記載の除霜方式において、ホット
ガス配管の中間から分岐して蒸発器の入口との間に止弁
付きのバイパス配管を設け、除霜時には前記バイパス配
管を通じて高温冷媒ガスを蒸発器にその入口側から導入
し、蒸発器内部で凝縮,流下する液冷媒を蒸発器の出口
より高温側管路に還流させるようにしたことを特徴とす
る冷凍冷蔵ショーケースの除霜方式。 - 【請求項3】請求項1記載の除霜方式において、ホット
ガス配管の切換弁が三方弁であることを特徴とする冷凍
冷蔵ショーケースの除霜方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5700095A JPH08254385A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 冷凍冷蔵ショーケースの除霜方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5700095A JPH08254385A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 冷凍冷蔵ショーケースの除霜方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08254385A true JPH08254385A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13043224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5700095A Pending JPH08254385A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 冷凍冷蔵ショーケースの除霜方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08254385A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101561203B (zh) | 2009-05-27 | 2012-08-22 | 上海交通大学 | 用于热泵的制冷剂气液混合器 |
| CN104121747A (zh) * | 2013-04-25 | 2014-10-29 | 海尔集团公司 | 一种制冷系统以及具有该制冷系统的冰箱 |
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| CN107741075A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-02-27 | 罗良宜 | 一种蓄冰供暖两用节能空调装置 |
| CN107843039A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-03-27 | 罗良宜 | 一种节能动态板冰热泵 |
| WO2019073749A1 (ja) * | 2017-10-13 | 2019-04-18 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷蔵庫 |
| JP2019074232A (ja) * | 2017-10-13 | 2019-05-16 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷蔵庫 |
| JP2019074233A (ja) * | 2017-10-13 | 2019-05-16 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷蔵庫 |
| CN113142910A (zh) * | 2021-05-09 | 2021-07-23 | 江苏星星冷链科技有限公司 | 一种高效热气融霜冷冻展示柜 |
| CN114674097A (zh) * | 2022-04-29 | 2022-06-28 | 济南宇翔制冷设备有限公司 | 热气旁通融霜系统及方法 |
| CN114935220A (zh) * | 2022-05-30 | 2022-08-23 | 郑州凯雪运输制冷设备有限公司 | 防止除霜或加热出现湿压缩的冷藏机组及除霜或加热方法 |
-
1995
- 1995-03-16 JP JP5700095A patent/JPH08254385A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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