JPH08255146A - データ駆動型情報処理装置 - Google Patents

データ駆動型情報処理装置

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JPH08255146A
JPH08255146A JP7058843A JP5884395A JPH08255146A JP H08255146 A JPH08255146 A JP H08255146A JP 7058843 A JP7058843 A JP 7058843A JP 5884395 A JP5884395 A JP 5884395A JP H08255146 A JPH08255146 A JP H08255146A
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真一 芳田
Goji Muramatsu
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    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のデータ駆動型情報処理装置を相互に接
続してデータを入出力しながら処理を同時に実行する場
合に、データ中の各種パラメータに応じて装置間のデー
タ経路を容易に設定・変更できるデータ駆動型情報処理
装置を提供する。 【構成】 プロセッサ100は分岐制御パラメータレジ
スタ群28を参照しながら出力動作する出力処理部25
を含む。レジスタ群28にはプロセッサ番号/世代番号
指定パラメータP/Gおよび分岐比較マスクパラメータ
RMならびに分岐比較データパラメータRDが格納され
て、データパケット出力時処理部25は該パケットのプ
ロセッサ番号および世代番号のいずれか一方をパラメー
タP/Gに従って読取り、読取られた番号とパラメータ
RMおよびRDを用いた分岐条件判定に従って該パケッ
トをポートOAおよびOBのいずれか一方に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はデータ駆動型情報処理
装置に関し、特に、複数の情報処理装置を接続して同時
に処理を実行する場合に複数の処理装置のデータ経路に
よる接続を容易に設定・変更できるデータ駆動型情報処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】データ駆動型情報処理装置(以下、デー
タ駆動型プロセッサと呼ぶ)では、「ある処理に必要な
データがすべて揃い、かつ、その処理に必要な演算処理
などの資源が割当てられたときに処理を行なう」という
単純な規則に従って処理が並列に進行する。
【0003】図18は、従来の映像信号処理向きデータ
駆動型情報処理システムのブロック構成図である。同様
のシステム構成が、文献「動的データ駆動型プロセッサ
による並列処理方式の検討」(情報処理学会主催のマイ
クロコンピュータアーキテクチャシンポジウム(199
1年11月12日)において発行)に示されている。
【0004】図18のシステムはデータ駆動型プロセッ
サ1および画像メモリ部11を含み、画像メモリ部11
はさらにメモリインタフェース2および画像メモリ3を
含む。プロセッサ1は入力ポートIA,IBおよびIV
を有し、さらに出力ポートOA,OBおよびOVを含
む。
【0005】入力ポートIAおよびIBには伝送路7お
よび8がそれぞれ接続されて処理されるべき映像信号が
与えられる。入力ポートIVには伝送路5が接続されて
画像メモリ部11におけるメモリ3のアクセス結果が与
えられる。出力ポートOAおよびOBは伝送路9および
10をそれぞれ接続し該システムにおける処理結果デー
タを送出する。出力ポートOVは伝送路4を接続し画像
メモリ部11をアクセスするためのデータを送出する。
さらに、メモリインタフェース2と画像メモリ3とはメ
モリアクセス制御線6を介して接続される。なお、伝送
路4,5,7〜10を介して伝送されるデータはデータ
パケットである。
【0006】図19は従来およびこの発明の実施例に適
用されるデータパケットのフィールド構成図である。デ
ータパケットは、プロセッサ1内での処理の内容を示す
命令コードC、該データパケットが処理されるべきシス
テム内のデータ駆動型プロセッサを一意に指定するため
のプロセッサ番号Pe♯、処理されるプロセッサ上で実
行されるべき命令を一意に指定するためのノード番号
N,図18のデータ伝送路7あるいは8よりプロセッサ
1に対して入力される時点において、入力時系列の順序
に従って付けられている識別子であり、プロセッサ1に
おいてはデータの待合せの際に利用され、メモリインタ
フェース2に対しては画像メモリ3に対するアドレスと
しての意味を持つ世代番号gen♯およびデータDを含
む。
【0007】図18に戻って、データ処理時、入力時間
順序に従って割当てられた世代番号gen♯を持つ入力
パケットが入力ポートIAあるいはIBを介して時系列
的にプロセッサ1に与えられる。プロセッサ1には予め
映像処理のためのデータフロープログラムが記憶されて
おり、プログラム1は与えられるデータパケットの内容
をプログラムに基づいて処理し、処理結果を格納したデ
ータパケットを出力ポートOAおよびOBのいずれか一
方を介して送出する。プロセッサ1の出力ポートOVを
介して画像メモリ部11に送出されるデータパケット
は、画像メモリ3に対するアクセス(画像メモリ3に記
憶されたデータの参照/更新など)要求を格納する。メ
モリインタフェース2は、このアクセス要求を受取ると
メモリアクセス制御線6を介して画像メモリ3に対しア
クセスを行なった後、その結果データを格納したデータ
パケットを伝送路5を介してプロセッサ1の入力ポート
IVに与える。プロセッサ1は入力ポートIVを介して
与えられたデータパケットを受取り、プログラムに基づ
いて処理を続行する。
【0008】図20は、従来の映像処理向きデータ駆動
型プロセッサ1のブロック構成図である。図においてプ
ロセッサ1は、その入力段に入力ポートIAおよびIB
が接続される入力処理部17、合流部12、予め記憶さ
れたデータフロープログラムに基づいて処理を実行する
本体処理部13、分岐部14、その出力段に出力ポート
OAおよびOBが接続されて分岐制御パラメータレジス
タ群18の内容に従って出力動作する出力処理部15お
よびネットワークを組むシステム内で該プロセッサ1を
一意に識別するための自プロセッサ識別番号PE♯を記
憶するPE♯レジスタ16を含む。さらにレジスタ群1
8は分岐比較マスクパラメータRMを格納するためのR
M格納レジスタR2および分岐比較データパラメータR
Dを格納するためのRD格納レジスタR3を含む。
【0009】入力処理部17はIAおよびIBポートを
介して入力されるデータパケットを受取り、該入力パケ
ット中のプロセッサ番号Pe♯とPE♯レジスタ16中
の自プロセッサ識別番号PE♯とを比較し、一致すれば
該入力パケットを自プロセッサ宛のパケットと判断し、
合流部12に送出する。一致しなければ該入力パケット
を他のプロセッサ宛のパケットと判断し、出力処理部1
5に送出する。
【0010】合流部12は入力データパケットを合流さ
せ本体処理部13に送出する。本体処理部13は、与え
られるデータパケットを入力し予め記憶されたデータフ
ロープログラムに従って処理する。もし、画像メモリ3
に対するアクセス処理が生じた場合は、処理部13はO
Vポートを介して画像メモリ部11へデータパケットを
送出し、メモリ3のアクセスが行なわれた後に、IVポ
ートを介して被処理パケットを受取る。
【0011】分岐部14は本体処理部13から出力され
るデータパケットを入力し、入力処理部17と同様に該
入力データパケットのプロセッサ番号Pe♯とPE♯レ
ジスタ16の自プロセッサ識別番号PE♯とを比較し、
一致すれば該入力データパケットを合流部12に与え、
一致しなければ該入力データパケットを出力処理部15
に与える。
【0012】出力処理部15は、与えられるデータパケ
ットを入力し、該入力データパケット中のプロセッサ番
号Pe♯あるいは世代番号gen♯を参照し、予め分岐
制御パラメータレジスタ群18中のパラメータRMおよ
びRDによって設定された分岐条件に従って、該入力パ
ケットをOAポートおよびOBポートのいずれか一方に
排他的に送出する。
【0013】特開平6−162228号公報に示される
データフロープロセッサ装置では、分岐制御パラメータ
としてIDパラメータ、分岐比較データパラメータおよ
び分岐比較マスクパラメータの3種のパラメータが用意
されている。このうち、IDパラメータは、図20のP
E♯レジスタ16の内容と同等であり、分岐比較データ
パラメータおよび分岐比較マスクパラメータは分岐制御
パラメータレジスタ群18の分岐比較データパラメータ
RDと分岐比較マスクパラメータRMの2種類と同じで
ある。特開平6−162228号公報に開示の技術に従
えば、出力処理部15の分岐条件は次式で表わされる。
【0014】 (RM.and.Pe♯).exor.(RM.and.RD) …(1) ただし、RMおよびRDのそれぞれは、分岐比較マスク
パラメータレジスタR2および分岐比較データパラメー
タレジスタR3に格納されている値である。また、Pe
♯は出力処理部15に対する該入力パケット中のプロセ
ッサ番号Pe♯である。さらに、演算子andおよびe
xorはそれぞれビットごとの論理積およびビットごと
の排他的論理和を表わす。
【0015】式(1)の結果が0の場合、すなわちex
or演算に対する被演算子(RM.and.Pe♯)と
(RM.and.RD)とが一致した場合は、出力処理
部15に対する該入力パケットはOAポートに出力さ
れ、式(1)の結果が0でない場合、すなわちexor
演算に対する被演算子(RM.and.Pe♯)と(R
M.and.RD)が不一致の場合は、出力処理部15
に対する該入力パケットはOBポートに送出される。
【0016】また、特願平5−330086号に開示の
技術では、分岐条件を決定するパラメータとして、出力
処理部15に対する該入力データパケット中のプロセッ
サ番号Pe♯ではなく、世代番号gen♯を用いる例が
示されている。特願平5−330086号に開示の図2
に従えば、分岐条件は次式で表わされる。
【0017】 (RM.and.gen♯).exor.RD …(2) ただし、RMおよびRDのそれぞれは分岐比較マスクパ
ラメータレジスタR2および分岐比較データパラメータ
レジスタR3に格納されている値である。また、gen
♯は出力処理部15に対する該入力パケット中の世代番
号である。さらに、演算子andおよびexorのそれ
ぞれはビットごとの論理積およびビットごとの排他的論
理和を表わす。
【0018】式(2)の結果が0の場合は、出力処理部
15に対する該入力パケットはOAポートに送出され、
式(2)の結果が0でない場合は、出力処理部15に対
する該入力パケットはOBポートに送出される。式
(1)と比較して分岐比較データパラメータRDに対し
てマスク処理(分岐比較マスクパラメータRMとの論理
積)が行なわれていないが、式(1)と式(2)との間
で本質的な差はない。
【0019】図21は、従来の映像処理向きデータ駆動
型プロセッサ1を4台用いたシステムの第1の構成を示
す図である。図21のシステム中の4台のプロセッサ1
のそれぞれには、各プロセッサを一意に識別するための
識別番号PE♯0、PE♯1、PE♯2およびPE♯3
がそれぞれ割当てられる。これらの識別番号0〜3は、
それぞれのプロセッサ1のPE♯レジスタ16に格納さ
れている。以下、各プロセッサ1に割当てられた識別番
号を用いて各プロセッサを特定しながら説明する。
【0020】図21のシステムでは、どのプロセッサか
らも他の任意のプロセッサにデータパケットを与えるこ
とができるようにネットワークが組まれている。たとえ
ばプロセッサPE♯0からプロセッサPE♯1にデータ
パケットを与えるには、プロセッサPE♯0の出力ポー
トOAからプロセッサ番号Pe♯をプロセッサPE♯1
の識別番号(1)に設定したデータパケットを出力す
る。該データパケットは、一旦プロセッサPE♯3の入
力ポートIAに与えられ、その後プロセッサPE♯3の
出力ポートOAから出力され、プロセッサPE♯1の入
力ポートIAに与えられる。
【0021】このようなネットワークを構成するには、
各プロセッサの分岐制御パラメータレジスタの18の内
容を前述の式(1)に基づいて、たとえば図21のパラ
メータRMおよびRDに示すように設定すればよい。す
なわち、プロセッサPE♯0の出力分岐条件では出力デ
ータパケット中のプロセッサ番号Pe♯の最下位ビット
が1であれば該パケット出力ポートOAに送出し、それ
以外の場合は出力ポートOBに送出する。また、プロセ
ッサPE♯1の出力分岐条件では出力データパケット中
のプロセッサ番号Pe♯の最下位ビットが0であれば該
パケットを出力ポートOAに送出し、それ以外の場合は
出力ポートOBに送出する。さらに、プロセッサPE♯
2およびプロセッサPE♯3の出力分岐条件では、どち
らも出力データパケット中のプロセッサ番号Pe♯が0
〜3であれば出力ポートOAに送出し、それ以外の場合
は出力ポートOBに送出する。
【0022】図22は、従来の映像処理向きデータ駆動
型プロセッサ1を1台用いてデータ分類処理を行なう第
1のシステム構成図である。このシステム中のプロセッ
サ1には、識別番号PE♯0が割当てられている。プロ
セッサPE♯0の入力ポートIAには、データパケット
が時系列的に順次入力されており、入力データパケット
のそれぞれには、入力時系列の順序に従って世代番号g
en♯が付与されている。
【0023】このとき、プロセッサPE♯0の入力ポー
トIAに入力されたデータパケットを世代番号gen♯
に従って出力ポートを切換えることを考える。もし、該
入力データパケットの世代番号gen♯が偶数の場合は
出力ポートOAに送出し、奇数の場合は出力ポートOB
に送出するように設定が所望された場合は、式(2)に
基づいて、たとえば図22のパラメータRMおよびRD
を対応の各レジスタに設定すればよい。この設定によれ
ば、プロセッサPE♯0の出力分岐条件では出力データ
パケットは、その世代番号gen♯の最下位ビットが0
(世代番号gen♯が偶数)であれば出力ポートOAに
送出され、それ以外(世代番号gen♯が奇数)であれ
ば出力ポートOBに送出される。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】図21および図22に
示された従来の映像処理向きデータ駆動型プロセッサ1
は、同様の分岐条件設定機構を持っているが、分岐条件
を判断する際の参照値が異なる。特開平6−16222
8号公報に開示の技術に基づく図21の場合は出力デー
タパケット中のプロセッサ番号Pe♯が参照され、特願
平5−330086号に開示の技術に基づく図22の場
合は出力データパケット中の世代番号gen♯が参照さ
れる。したがって、図21および図22のシステムを構
築する場合、それぞれ分岐条件設定機構の異なるプロセ
ッサを個々に準備する必要があり、プロセッサ開発費用
の増大を招くという問題が生じる。
【0025】図23は、従来の映像処理向きデータ駆動
型プロセッサ1を4台用いたシステムの第2の構成を示
す図である。図21と同じ物理的な接続構造を持ったシ
ステムを用いて、図23に示されるような4個のプロセ
ッサを直列に接続したネットワーク構成をとることも可
能である。図23の場合、細い実線で示されたデータ伝
送路は物理的には接続されているが、データ伝送路とし
ては使用されない。この場合の各プロセッサの分岐制御
パラメータレジスタ群18は、たとえば図23のパラメ
ータRMおよびRDに示されるように設定することが考
えられる。すなわち、プロセッサPE♯0、PE♯1お
よびPE♯3の出力分岐条件では、出力データパケット
を、そのプロセッサ番号Pe♯の値にかかわらず出力ポ
ートOAに送出し、出力ポートOBには送出しない。
【0026】一方、プロセッサPE♯2ではデータパケ
ットをシステム外に送出するために出力データパケット
をその中のプロセッサ番号Pe♯の値にかかわらず出力
ポートOBに送出するように設定することが要求される
が、従来の分岐制御パラメータレジスタ群18を用いた
場合はこのような設定は不可能である。したがって、プ
ロセッサPE♯2の分岐条件は、出力データパケットを
そのプロセッサ番号Pe♯のすべてのビットが1の場合
(プロセッサ識別番号PE♯のビット幅を9ビットとし
た場合511)のみ出力ポートOAに送出し、それ以外
の場合は出力ポートOBに送出するよう設定される。
【0027】このような分岐制御パラメータレジスタ群
18の設定では、もし、プロセッサPE♯2に対してプ
ロセッサ番号Pe♯のすべてのビットが1であるデータ
パケットが入力ポートIAに入力された場合、プロセッ
サPE♯2の出力ポートOAから出力され、プロセッサ
PE♯0の入力ポートIBに与えられる。図23に示さ
れる分岐制御パラメータレジスタ群18の設定では、該
データパケットはその後、プロセッサPE♯0→PE♯
3→PE♯1を経由して再びプロセッサPE♯2のIA
ポートに与えられるため、無限に図23のシステム内を
巡回して、システム外部に出力されなくなるという問題
が生じる。
【0028】図24は従来の映像処理向きデータ駆動型
プロセッサを用いてデータ分類処理を行なう第2のシス
テム構成を示す図である。図22に示されたシステム構
成では、プロセッサPE♯0の入力ポートIAにだけデ
ータパケットが与えられていたが、図24では入力ポー
トIBにも同時にデータパケットが与えられる。図24
では、プロセッサPE♯0の入力ポートIAからの入力
データパケットに対しては、図22と同様に出力データ
パケット中の世代番号gen♯の最下位ビットが0(世
代番号gen♯が偶数)があれば該データパケットを出
力ポートOAに送出し、それ以外(世代番号gen♯が
奇数)の場合は該データパケットを出力ポートOBに送
出し、入力ポートIBからの入力データパケットに対し
ては図22とは逆に出力データパケットをその世代番号
gen♯が奇数であれば出力ポートOAに送出し偶数で
あれば出力ポートOBに送出するような分岐条件設定が
所望される。しかし、従来の分岐制御パラメータレジス
タ群18を用いた設定では、データパケット中の世代番
号gen♯を操作しなければ図24で所望されるような
設定は不可能である。
【0029】図25(a)および(b)は図24に示さ
れるシステムにおいて、従来の映像処理向きデータ駆動
型プロセッサを用いて世代番号変換を行なったうえで所
望のデータ分類処理を行なうためのデータフローグラフ
が示される。入力ポートIAから入力されるデータパケ
ットは、図20の入力処理部17および合流部12を通
過して本体処理部13で、図25に示されるデータフロ
ーグラフに基づいて世代番号変換処理を受ける。
【0030】フローグラフ中のSWGENAND命令は
データパケット中の世代番号gen♯と定数値(図25
の例では1)とのビットごとの論理積をとり、その結果
が0であれば該データパケットを左側の出力に流し、0
でなければ該データパケットを右側の出力に流す。ま
た、フローグラフ中のGENMUL命令はデータパケッ
ト中の世代番号gen♯と定数値(図25の例では2)
との積をとって、その結果で該データパケットの世代番
号gen♯を更新する。また、フローグラフ中のGEN
ADD命令はデータパケット中の世代番号gen♯と定
数値(図25の例では1)との和をとって、その結果で
該データパケットの世代番号gen♯を更新する。
【0031】したがって、図24の入力ポートIAより
入力されたデータパケットは、図25(a)のフローグ
ラフに従って世代番号が偶数のものは世代番号が2倍さ
れ、奇数のものは2倍されたうえでさらに1を加えられ
る。一方、プロセッサPE♯0の入力ポートIBより入
力されるデータパケットは、図25(b)のフローグラ
フに従って世代番号gen♯が奇数のものは世代番号g
en♯が2倍され、偶数のものは2倍されたうえでさら
に1を加えられる。
【0032】これらの世代番号変換を受けたデータパケ
ットは図20の分岐部14をとおり出力処理部15に与
えられる。出力処理部15は、図24に示す分岐制御パ
ラメータレジスタ群18の設定内容に従って、データパ
ケット中の変換後の世代番号gen♯の最下位ビットが
0、すなわち偶数であれば該パケットを出力ポートOA
に送出し、それ以外の場合、すなわち奇数の場合は出力
ポートOBに送出する。この結果、出力データパケット
の世代番号gen♯は変更されているが、図24で所望
されたデータの分類出力が可能になる。しかしながら、
データパケットの分類を行なうためだけにプロセッサを
用いるのはプロセッサの処理能力を有効利用する観点か
ら望ましいことではない。
【0033】それゆえにこの発明の目的は、複数のデー
タ駆動型情報処理装置を相互に接続してデータを入出力
しながら処理を同時に実行する場合に、データ中の各情
報に応じて装置間のデータの経路を容易に設定および変
更できるデータ駆動型情報処理装置を提供することであ
る。
【0034】この発明の他の目的は、複数のデータ駆動
型情報処理装置を相互に接続してデータを入出力しなが
ら処理を同時に実行する場合に、装置開発に関するコス
トを抑制して、装置間のデータの経路を容易に設定およ
び変更できるデータ駆動型情報処理装置を提供すること
である。
【0035】この発明のさらなる他の目的は、複数のデ
ータ駆動型情報処理装置を相互に接続してデータを入出
力しながら処理を同時に実行する場合に、装置における
プログラム処理を必要とせずに装置間のデータの経路を
容易に設定および変更できるデータ駆動型情報処理装置
を提供することである。
【0036】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のデータ
駆動型情報処理装置は、異なる複数の情報を含むデータ
パケットを入力するための複数の入力ポートを有し、こ
れら入力ポートのいずれかから入力したデータパケット
を送出する入力手段と、この入力手段から送出された通
常のデータパケットを入力し、所定手順に従って処理し
出力データパケットを送出する処理手段と、入力手段か
ら送出された特定のデータパケットに含まれる分岐条件
を格納するための分岐条件格納手段と、前述の処理手段
から送出された出力データパケットを入力し、該出力デ
ータパケット中の情報と前述の分岐条件格納手段中の分
岐条件とに基づいて出力ポートのいずれかを選択し、選
択された出力ポートに該出力パケットを送出する出力処
理手段とを備え、前述の分岐条件は、出力パケット中の
情報のうち前述の出力ポート選択に用いられるべき情報
を指定するための情報指定パラメータを含むことを特徴
とする。
【0037】請求項2に記載のデータ駆動型情報処理装
置は、前述の分岐条件が出力ポート選択時に段階的に出
力ポートの選択をするための多段階選択パラメータを含
むことを特徴とする。
【0038】請求項3に記載のデータ駆動型情報処理装
置は、請求項1または2に係る装置の入力手段が入力ポ
ートのいずれかから入力したデータパケットを対応の入
力ポート情報を付与しながら送出するポート情報付与入
力手段を含み、前述の分岐条件は前記出力ポート選択時
に入力ポート情報のそれぞれに対応して用いられる入力
ポート対応分岐条件を含むことを特徴とする。
【0039】
【作用】請求項1に記載のデータ駆動型情報処理装置で
は、分岐条件は出力パケット中の情報のうち出力ポート
選択に用いられるべき情報を指定するための情報指定パ
ラメータを含むので、出力処理手段における出力ポート
選択時に、この情報指定パラメータに基づいて出力パケ
ット中の情報のいずれかが指定されて、この指定情報に
応じて該出力パケット送出のための出力ポートが選択さ
れる。
【0040】請求項2に記載のデータ駆動型情報処理装
置では、前述の分岐条件は多段階選択パラメータを含む
ので、出力処理手段における出力ポート選択時に、この
多段階選択パラメータに基づいて出力パケット送出のた
めの出力ポートが段階的に選択されて決定される。
【0041】請求項3に記載のデータ駆動型情報処理装
置では、請求項1または2に係る装置においてポート情
報付与入力手段により出力パケットにはそれが入力され
た入力ポート情報が付与されて、分岐条件は入力ポート
情報のそれぞれに対応の入力ポート対応分岐条件を含む
ので、出力処理手段における出力ポート選択時に出力デ
ータパケットは、その入力ポートに対応の分岐条件によ
り出力ポートが選択される。
【0042】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
し詳細に説明する。
【0043】図1はこの発明の第1実施例によるデータ
駆動型プロセッサのブロック構成図である。図1のプロ
セッサ100と図20に示された従来のプロセッサ1と
を比較し異なる点は、図1のプロセッサ100が図20
のプロセッサ1の分岐制御パラメータレジスタ群18を
参照する出力処理部15に代替して分岐制御パラメータ
レジスタ群28を参照する出力処理部25を設けた点に
ある。その他は従来と同様であるので、ここでは分岐制
御パラメータレジスタ群28を参照する出力処理部25
の動作について説明する。
【0044】分岐制御パラメータレジスタ群28には、
従来のRM格納レジスタR2およびRD格納レジスタR
3に加えて、プロセッサ番号/世代番号指定パラメータ
P/Gを格納するためのP/GレジスタR1が含まれ
る。パラメータP/Gが1の場合、出力処理部25は出
力データパケット中のプロセッサ番号Pe♯を参照して
パラメータRMおよびRDに基づき分岐条件を式(1)
を用いて判定する。また、パラメータP/Gが0の場
合、出力処理部25は出力データパケット中の世代番号
gen♯を参照してパラメータRMおよびRDに基づき
分岐条件を式(1)を用いて判定する。
【0045】図19に示されたデータパケットのフィー
ルド構成によれば、プロセッサ番号Pe♯は9ビット
幅、世代番号gen♯は24ビット幅を有するが、レジ
スタR2およびR3のそれぞれのビット幅は24ビット
である必然性はなく、プロセッサ開発費用との兼ね合い
で妥当なビット幅を設定すればよい。もし、レジスタR
2およびR3のそれぞれのビット幅を9ビットとした場
合は、データパケット中の世代番号gen♯のフィール
ドの下位9ビットを分岐条件判定時に参照するような方
法が可能である。
【0046】また、図1のデータ駆動型プロセッサの他
の実施例として、パラメータP/Gに代替して出力デー
タパケットのどのビット位置からデータパケットの内容
を参照するかという情報を分岐制御パラメータレジスタ
群28に格納してもよい。たとえば、データパケット中
のプロセッサ番号Pe♯を参照したければ、分岐制御パ
ラメータレジスタ群に42(図19を参照すれば、プロ
セッサ番号Pe♯の最下位ビットはデータパケットの4
2ビット目に相当する)という数値を格納しておき、出
力処理部25で出力データパケット中の42ビット目か
ら上位ビットを参照して分岐条件を判定する。また同様
に、世代番号gen♯を参照したければ、分岐制御パラ
メータレジスタ群28に12(図19を参照すれば、世
代番号gen♯の最下位ビットはデータパケットの12
ビット目に相当する)という数値を格納しておけばよ
い。この構成であれば、プロセッサ番号Pe♯や世代番
号gen♯だけでなく、出力データパケット中の任意の
データフィールドの内容を分岐条件判定時に参照するこ
とができる。
【0047】図2は、図1の分岐制御パラメータレジス
タ群28に適用される初期化パケットのフィールド構成
図である。図2の初期化パケットは命令コードC、プロ
セッサ番号Pe♯、プロセッサ番号/世代番号指定パラ
メータP/G、パラメータRMおよびRDを格納する。
このパケットを用いた初期化に先立って、レジスタ群2
8中の各レジスタの内容は0に設定されているとする。
まず、この初期化パケットが入力されると、該入力パケ
ットの内容がレジスタ群28の対応する各レジスタに設
定された後、該入力パケットは消去される。その後、再
度該パケットが入力されると各レジスタの内容は再設定
(上書き)される。したがって、この初期化パケットを
用いれば、該プロセッサのパケット出力に関する分岐条
件を任意に設定・変更できる。
【0048】図3は、この発明の第2実施例によるデー
タ駆動型プロセッサのブロック構成図である。図3のプ
ロセッサ101と図1のプロセッサ1とを比較し異なる
点は、図3のプロセッサ101が図1のプロセッサ1の
分岐制御パラメータレジスタ群28を参照する出力処理
部25に代替して分岐制御パラメータレジスタ群38を
参照する出力処理部35を設けた点にある。その他は、
図1のそれと同様であるので、ここでは分岐制御パラメ
ータレジスタ群38を参照する出力処理部35の動作に
ついて説明する。
【0049】分岐制御パラメータレジスタ群38にはR
M格納レジスタR2およびRD格納レジスタR3に加え
て、出力処理部35で分岐条件が一致した場合に出力ポ
ートOAおよびOBのいずれのポートにパケットを出力
するかを指定するための一致時出力先指定パラメータA
/Bを格納するためのA/B格納レジスタR4が含まれ
る。
【0050】パラメータA/Bが1の場合、出力処理部
35は出力データパケットの内容、この場合はプロセッ
サ番号Pe♯を参照して判定した分岐条件が一致した場
合、すなわち式(1)の結果が0の場合、該出力データ
パケットを出力ポートOAに送出し、一致しない場合、
すなわち式(1)の結果が0でない場合、該出力データ
パケットを出力ポートOBに送出する。
【0051】また、パラメータA/Bが0の場合、出力
データパケットの内容、この例の場合はプロセッサ番号
Pe♯を参照して判定した分岐条件が一致した場合、す
なわち式(1)の結果が0の場合、該出力データパケッ
トを出力ポートOBに送出し、一致しない場合、すなわ
ち式(1)の結果が0でない場合、該出力データパケッ
トを出力ポートOAに送出する。
【0052】図4に図23で示されたシステム構成を、
図3のデータ駆動型プロセッサ101を用いて再構築し
た構成図を示す。図4において、プロセッサPE♯0、
PE♯1およびPE♯3は、分岐条件一致時に出力ポー
トOAに出力するよう設定されるので、レジスタR4に
は1が設定され、レジスタR2およびR3のそれぞれの
設定は図23のそれらと同様である。一方、プロセッサ
PE♯2は、出力データパケットをその内容にかかわら
ず出力ポートOBに送出したいため、レジスタR4に0
を設定し、レジスタRMおよびRDのそれぞれに0を設
定している。この設定により、プロセッサPE♯2は出
力データパケットをその内容にかかわらず、常に出力ポ
ートOBから送出する。
【0053】図5は、図3の分岐制御パラメータレジス
タ群38に適用される初期化パケットのフィールド構成
図である。図5の初期化パケットは命令コードC、プロ
セッサ番号Pe♯、一致時出力先指定パラメータA/
B、パラメータRMおよびRDを格納する。このパケッ
トを用いたレジスタ群38の初期化およびデータ設定は
前述した図2のレジスタ群28と同様に行なわれるの
で、図3のプロセッサ101のパケット出力に関する分
岐条件を任意に設定・変更できる。
【0054】図6はこの発明の第3実施例によるデータ
駆動型プロセッサのブロック構成図である。図6のプロ
セッサ102は入力データパケットに関するID付与部
471を含む入力処理部47および分岐制御パラメータ
レジスタ群48を参照する出力処理部45を含む。その
他の構成とそれらの動作は前述した図1または図3のプ
ロセッサと同様であるので、ここでは入力処理部47と
出力処理部45の動作について説明する。
【0055】分岐制御パラメータレジスタ群48は入力
ポートIA時分岐比較マスクパラメータRMAを格納す
るRMA格納レジスタR2a、入力ポートIB時分岐比
較マスクパラメータRMBを格納するRMB格納レジス
タR2b、入力ポートIA時分岐比較データパラメータ
RDAを格納するRDA格納レジスタR3aおよび入力
ポートIB時分岐比較データパラメータRDBを格納す
るRDB格納レジスタR3bを含む。パラメータRMA
およびRDAは出力パケットが入力ポートIAから入力
された場合に分岐条件判定のために出力処理部45によ
り参照される値であり、パラメータRMBおよびRDB
は逆に入力ポートIBから入力された場合に分岐条件判
定のために出力処理部45により参照される値である。
【0056】図7に、図6のデータ駆動型プロセッサ内
部におけるデータパケットのフィールド構成が示され
る。図7のデータパケットは図19のデータパケットの
内容に追加して1ビット幅の入力ポート識別子IDを格
納する。入力ポート識別子IDは、入力処理部47に入
力されるデータパケットに対して、ID付与部471に
より付与される。たとえば、入力データパケットがプロ
セッサの入力ポートIAから入力された場合は入力ポー
ト識別子IDに1が付与され、入力ポートIBから入力
された場合は0が付与される。入力ポート識別子IDが
付与されたデータパケットは入力処理部47から出力さ
れ、合流部42、本体処理部43および分岐部44など
を通過した後、出力処理部45に到達するが、合流部4
2、本体処理部43および分岐部44ではデータパケッ
ト中の入力ポート識別子IDは保存される。
【0057】出力処理部45に到達した出力データパケ
ットは、出力処理部45で分岐制御レジスタ群48の内
容を参照しながら分岐条件が判定され、出力ポートOA
およびOBのいずれか一方から出力される。このとき、
出力処理部45は与えられた出力データパケット中の入
力ポート識別子IDを参照し、分岐制御パラメータレジ
スタ群48にそれぞれ2組用意されているパラメータR
MおよびRDのどちらの組のパラメータを使用するかを
判断する。たとえば、該出力データパケット中の入力ポ
ート識別子IDが1の場合はパラメータRMAおよびR
DAが参照され、入力ポート識別子IDが0の場合はパ
ラメータRMBおよびRDBが参照される。参照される
パラメータは複数組あるが、どの組のパラメータを参照
するかを決定した後の分岐条件の判定は従来と同様であ
る。
【0058】図6に示されるブロック構成図では、入出
力ポートはそれぞれ2個であるが、3個以上の場合は入
力ポート数に対応してデータパケット中の入力ポート識
別子IDのビット幅を広げ、かつ分岐制御パラメータレ
ジスタ群48に準備されるパラメータRMおよびRDの
組を増やすことにより対応可能である。
【0059】なお、出力処理部45から出力データパケ
ットを送出するときに、該出力データパケットはその入
力ポート識別子IDが捨てられて図19に示されるフィ
ールド構成に戻される。
【0060】図8に図24に示されたシステム構成を図
6のデータ駆動型プロセッサ102を用いて再構築した
システム構成図を示す。図8において、プロセッサPE
♯0の入力ポートIAより入力されたデータパケットに
対して、偶数世代番号gen♯のものを出力ポートOA
に送出し、奇数世代番号gen♯のものを出力ポートO
Bに送出するようにパラメータRMAおよびRDAが設
定されている。また、プロセッサPE♯0の入力ポート
IBより入力されたデータパケットに対して、奇数世代
番号gen♯のものを出力ポートOAに送出し、偶数世
代番号gen♯のものを出力ポートOBに送出するよう
にパラメータRMBおよびRDBが設定されている。
【0061】図9は、図6の分岐制御パラメータレジス
タ群48に適用される初期化パケットのフィールド構成
図である。図6の初期化パケットは命令コードC、プロ
セッサ番号Pe♯、パラメータRMA,RMB,RDA
およびRDBを格納する。このパケットを用いたレジス
タ群48の初期化を含むデータ設定は図1のレジスタ群
28と同様に行なわれるので、図6のプロセッサ102
のパケット出力に関する分岐条件は任意に設定・変更さ
れる。
【0062】図10は、この発明の第4の実施例による
データ駆動型プロセッサのブロック構成図である。図1
0のプロセッサ103は図1のプロセッサ100の分岐
制御パラメータレジスタ群28を参照する出力処理部2
5に代替して分岐制御パラメータレジスタ群58を参照
する出力処理部55を備える。図10のプロセッサのそ
の他の構成は図1のそれと同様である。
【0063】分岐制御パラメータレジスタ群58には、
パラメータRMAを格納するレジスタR2a、パラメー
タRDAを格納するレジスタR2b、パラメータP/G
を格納するレジスタR1およびパラメータA/Bを格納
するレジスタR4を含む。
【0064】図10のプロセッサ103は図1と図3の
プロセッサの出力処理に関する特徴を有する。出力処理
部55は与えられる出力パケットのプロセッサ番号PE
♯および世代番号gen♯のいずれか一方をレジスタR
1中のパラメータP/Gに従って参照し、参照された値
とレジスタR2aおよびR3a中のパラメータRMAお
よびRDAとを式(1)および(2)のいずれか一方を
用いて処理し、その結果値とレジスタR4中のパラメー
タA/Bとに従って該出力パケットをポートOAおよび
OBのいずれか一方に送出する。
【0065】図11は、図10の分岐制御パラメータレ
ジスタ群58に適用される初期化パケットのフィールド
構成図である。図11の初期化パケットは命令コード
C、プロセッサ番号Pe♯、パラメータA/B、P/
G、RMAおよびRDAを格納する。このパケットを用
いたレジスタ群58の初期化を含むデータ設定は図1の
レジスタ群28と同様に行なわれるので、図10のプロ
セッサ103のパケット出力に関する分岐条件は任意に
設定・変更される。
【0066】図12は、この発明の第5の実施例による
データ駆動型プロセッサのブロック構成図である。図1
2のプロセッサ104は図6のプロセッサ102の分岐
制御パラメータレジスタ群48を参照する出力処理部4
5に代替して分岐制御パラメータレジスタ群68を参照
する出力処理部65を含む。図12のプロセッサのその
他の構成は図6のそれと同様である。
【0067】分岐制御パラメータレジスタ群68にはパ
ラメータRMA、RDA、RMBおよびRDBをそれぞ
れ格納するレジスタR2a、R3a、R2bおよびR3
bに加えてパラメータP/Gを格納するレジスタR1を
含む。
【0068】図12のプロセッサ104は図1のプロセ
ッサ100と図6のプロセッサ102の出力処理に関す
る特徴を有する。出力処理部65は与えられる出力パケ
ットのプロセッサ番号Pe♯および世代番号gen♯の
いずれか一方をレジスタR1中のパラメータP/Gに従
って参照し、参照された値と該出力パケット中の入力ポ
ート識別子IDで決定される2組のパラメータRMおよ
びRDのいずれか一方の組のパラメータとを式(1)お
よび(2)のいずれか一方に従って処理し、処理結果値
に従って該出力パケットを出力ポートOAおよびOBの
いずれか一方に送出する。
【0069】図13は、図12の分岐制御パラメータレ
ジスタ群68に適用される初期化パケットのフィールド
構成図である。図12の初期化パケットは命令コード
C、プロセッサ番号Pe♯、パラメータP/G,RM
A,RMB,RDAおよびRDBを格納する。このパケ
ットを用いたレジスタ群68の初期化を含むデータ設定
は図1のレジスタ群28と同様に行なわれるので、図1
2のプロセッサ104のパケットの出力に関する分岐条
件を任意に設定・変更できる。図14は、この発明の第
6実施例によるデータ駆動型プロセッサ105のブロッ
ク構成図である。図14のプロセッサ105は図6のプ
ロセッサ102の分岐制御パラメータレジスタ群48を
参照する出力処理部45に代替して分岐制御パラメータ
レジスタ群78を参照する出力処理部75を含む。図1
4のプロセッサ105のその他の構成は図6のそれと同
様である。分岐制御パラメータレジスタ群78はパラメ
ータA/B、RMA、RMB、RDAおよびRDBをそ
れぞれ格納するレジスタR4、R2a、R3a、R2b
およびR3bを含む。
【0070】図14のプロセッサ105は図3と図6の
プロセッサの出力処理に関する特徴を有する。出力処理
部75は与えられた出力パケットのプロセッサ番号Pe
♯と該出力パケット中の入力ポート識別子IDで決定さ
れる2組のパラメータRMおよびRDのいずれか一方の
組のパラメータとを式(1)に従って処理し、処理結果
値に従って該出力パケットを出力ポートOAおよびOB
のいずれか一方に送出する。
【0071】図15は、図14の分岐制御パラメータレ
ジスタ群78に適用される初期化パケットのフィールド
構成図である。図15の初期化パケットは命令コード
C、プロセッサ番号Pe♯、パラメータA/B、RM
A、RMB、RDAおよびRDBを格納する。このパケ
ットを用いたレジスタ群78の初期化を含むデータ設定
は図1のレジスタ群28と同様に行なわれるので、図1
4のプロセッサ105のパケットの出力に関する分岐条
件を任意に設定・変更できる。
【0072】図16はこの発明の第7実施例によるデー
タ駆動型プロセッサのブロック構成図である。図16の
プロセッサ106は図6のプロセッサ102の分岐制御
パラメータレジスタ群48を参照する出力処理部45に
代替して分岐制御パラメータレジスタ群88を参照する
出力処理部85を含む。図16のプロセッサのその他の
構成は図6のそれと同様である。分岐制御パラメータレ
ジスタ群88はパラメータP/G,A/B,RMA,R
MB,RDAおよびRDBをそれぞれ格納するレジスタ
R1,R4,R2a,R2b,R3aおよびR3bを含
む。
【0073】図16のプロセッサ106は図1、図3お
よび図6のプロセッサの出力処理に関する特徴を有す
る。出力処理部85はパラメータP/Gに従って与えら
れる出力パケットのプロセッサ番号Pe♯および世代番
号gen♯のいずれか一方を参照し、この参照値と該出
力パケットの入力ポート識別子IDで決められる2組の
パラメータRMおよびRDのいずれか一方の組のパラメ
ータとを式(1)および(2)のいずれか一方を用いて
処理し、その処理結果値とパラメータA/Bとに従って
該出力パケットをポートOAおよびOBのいずれか一方
に送出する。
【0074】図17は、図16の分岐制御パラメータレ
ジスタ群88に適用される初期化パケットのフィールド
構成図である。図17の初期化パケットは命令コード
C、プロセッサ番号Pe♯、パラメータP/G、A/
B、RMA、RMB、RDAおよびRDBを格納する。
このパケットを用いたレジスタ群88の初期化を含むデ
ータ設定は図1のレジスタ群28と同様に行なわれるの
で、図16のプロセッサ106のパケットの出力に関す
る分岐条件を任意に設定・変更できる。
【0075】なお、上述の実施例では図2、図5、図
9、図11、図13、図15および図17に示されたよ
うに各プロセッサのレジスタR2、R3、R2a、R2
b、R3aおよびR3bは9ビット幅を有するものとし
て説明したが、これに特定されるものではない。たとえ
ば各レジスタのビット幅が24ビット幅であってもよ
い。この場合は、複数のレジスタの初期設定を1個の初
期化パケットで行なうことはできないので、1つのレジ
スタに1つの初期化パケットを用いるようにして各レジ
スタを順次初期化すればよい。
【0076】
【発明の効果】請求項1に記載のデータ駆動型情報処理
装置によれば、分岐条件格納手段に特定データパケット
を与えるだけで出力処理手段において出力データパケッ
ト中の任意の情報に応じた出力ポート選択が可能とな
る。これにより、複数のデータ駆動型情報処理装置を相
互に接続して処理を同時に実行する場合に、この特定デ
ータパケットを用いることにより装置間のデータ経路を
容易に設定および変更できる。
【0077】また、前述の出力ポート選択時には、従来
は出力データパケット中の参照される情報の種類に応じ
て異なる仕様のデータ駆動型情報処理装置が個々に準備
されていたが、請求項1に記載のデータ駆動型情報処理
装置によれば、同一仕様の装置に異なる特定データパケ
ットを与えるだけでよいので、装置の開発に関するコス
ト削減を図れる。
【0078】請求項2に記載のデータ駆動型情報処理装
置によれば、上述の装置において特定データパケットを
用いた多段階選択パラメータを含む分岐条件設定によ
り、出力ポート選択時に出力パケットに対応の出力ポー
トを段階的に選択し決定できる。これにより、複数のデ
ータ駆動型情報処理装置を相互に接続して処理を同時に
実行する場合に、たとえば前段のポート選択時に各装置
間をデータパケットが無限に巡回するような出力ポート
選択がなされた場合でも、次段のポート選択でこの無限
巡回を回避する出力ポートの再選択が行なわれて決定さ
れる。このように、装置間で矛盾の無いデータ経路を容
易に設定および変更できる。
【0079】請求項3に記載のデータ駆動型情報処理装
置によれば、請求項1または2に係る装置において特定
データパケットを用いて予め入力ポートに応じた複数の
分岐条件を設定しておけば、出力ポート選択時に出力パ
ケットの対応の入力ポートに応じた出力ポート選択が可
能となる。これにより、データパケットの入力ポート対
応の出力ポート選択が行なわれて、複数のデータ駆動型
情報処理装置を相互に接続して同時に処理を実行するよ
うな場合、容易なシステム設計が可能となる。
【0080】請求項1ないし3のそれぞれに記載の各デ
ータ駆動型情報処理装置によれば、上述した出力ポート
選択は処理手段におけるプログラムなどを用いた処理を
含まずに行なわれているので、複数のデータ駆動型情報
処理装置を相互に接続して処理を同時に実行するような
場合に、各装置の処理手段による処理の効率を維持しな
がら装置間のデータ経路を容易に設定および変更でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例によるデータ駆動型プロ
セッサのブロック構成図である。
【図2】図1の分岐制御パラメータレジスタ群28に適
用される初期化パケットのフィールド構成図である。
【図3】この発明の第2実施例によるデータ駆動型プロ
セッサのブロック構成図である。
【図4】従来の図23に示されたシステム構成を、図3
のデータ駆動型プロセッサを用いて再構築したシステム
構成図である。
【図5】図3の分岐制御パラメータレジスタ群38に適
用される初期化パケットのフィールド構成図である。
【図6】この発明の第3の実施例によるデータ駆動型プ
ロセッサのブロック構成図である。
【図7】図6のデータ駆動型プロセッサ内部におけるデ
ータパケットのフィールド構成図である。
【図8】従来の図24に示されたシステム構成を図6の
データ駆動型プロセッサを用いて再構築したシステム構
成図である。
【図9】図6の分岐制御パラメータレジスタ群48に適
用される初期化パケットのフィールド構成図である。
【図10】この発明の第4の実施例によるデータ駆動型
プロセッサのブロック構成図である。
【図11】図10の分岐制御パラメータレジスタ群58
に適用される初期化パケットのフィールド構成図であ
る。
【図12】この発明の第5の実施例によるデータ駆動型
プロセッサのブロック構成図である。
【図13】図12の分岐制御パラメータレジスタ群68
に適用される初期化パケットのフィールド構成図であ
る。
【図14】この発明の第6実施例によるデータ駆動型プ
ロセッサのブロック構成図である。
【図15】図14の分岐制御パラメータレジスタ群78
に適用される初期化パケットのフィールド構成図であ
る。
【図16】この発明の第7実施例によるデータ駆動型プ
ロセッサのブロック構成図である。
【図17】図16の分岐制御パラメータレジスタ群88
に適用される初期化パケットのフィールド構成図であ
る。
【図18】従来の映像信号処理向きデータ駆動型情報処
理システムのブロック構成図である。
【図19】この発明の実施例および従来例に適用される
入出力データパケットのフィールド構成図である。
【図20】従来の映像処理向きデータ駆動型プロセッサ
のブロック構成図である。
【図21】従来の映像処理向きデータ駆動型プロセッサ
を4台用いたシステムの第1の構成を示す図である。
【図22】従来の映像処理向きデータ駆動型プロセッサ
を1台用いてデータ分類処理を行なう第1のシステムの
構成図である。
【図23】従来の映像処理向きデータ駆動型プロセッサ
を4台用いたシステムの第2の構成を示す図である。
【図24】従来の映像処理向きデータ駆動型プロセッサ
を用いてデータ分類処理を行なう第2のシステム構成を
示す図である。
【図25】(a)および(b)は図24に示されるシス
テムにおいて、従来の映像処理向きデータ駆動型プロセ
ッサを用いて世代番号変換を行なったうえで所望のデー
タ分類処理を行なうためのデータフローグラフである。
【符号の説明】
100,101,102,103,104,105およ
び106 データ駆動型プロセッサ 17および47 入力処理部 13および43 本体処理部 25,35,45,55,65,75および85 出力
処理部 28,38,48,58,68,78および88 分岐
制御パラメータレジスタ群 471 ID付与部 IAおよびIB 入力ポート OAおよびOB 出力ポート P/G プロセッサ番号/世代番号指定パラメータ A/B 一致時出力先指定パラメータ RM 分岐比較マスクパラメータ RD 分岐比較データパラメータ RMA 入力ポートIA時分岐比較マスクパラメータ RMB 入力ポートIB時分岐比較マスクパラメータ RDA 入力ポートIA時分岐比較データパラメータ RDB 入力ポートIB時分岐比較データパラメータ ID 入力ポート識別子 Pe♯ プロセッサ番号 gen♯ 世代番号 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる複数の情報を含むデータパケット
    を入力するための複数の入力ポートを有し、前記入力ポ
    ートのいずれかから入力したデータパケットを送出する
    入力手段と、 前記入力手段から送出された通常のデータパケットを入
    力し、所定手順に従って処理し出力データパケットを送
    出する処理手段と、 前記入力手段から送出された特定のデータパケットに含
    まれる分岐条件を格納するための分岐条件格納手段と、 前記出力データパケットを出力するための複数の出力ポ
    ートを有し、前記処理手段から送出された前記出力デー
    タパケットを入力し、該出力データパケット中の情報と
    前記分岐条件格納手段中の前記分岐条件とに基づいて前
    記出力ポートのいずれかを選択し、選択された出力ポー
    トに該出力パケットを送出する出力処理手段とを備え、 前記分岐条件は、前記出力パケット中の情報のうち前記
    出力ポート選択に用いられるべき情報を指定するための
    情報指定パラメータを含むことを特徴とする、データ駆
    動型情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記分岐条件は、前記出力ポート選択時
    に段階的に前記出力ポートの選択をするための多段階選
    択パラメータを含むことを特徴とする、請求項1に記載
    のデータ駆動型情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記入力手段は、前記入力ポートのいず
    れかから入力したデータパケットを対応の入力ポート情
    報を付与しながら送出するポート情報付与入力手段を含
    み、 前記分岐条件は、前記出力ポート選択時に前記入力ポー
    ト情報のそれぞれに対応して用いられる入力ポート対応
    分岐条件を含むことを特徴とする、請求項1または2に
    記載のデータ駆動型情報処理装置。
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