JPH08255427A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH08255427A
JPH08255427A JP8347895A JP8347895A JPH08255427A JP H08255427 A JPH08255427 A JP H08255427A JP 8347895 A JP8347895 A JP 8347895A JP 8347895 A JP8347895 A JP 8347895A JP H08255427 A JPH08255427 A JP H08255427A
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JP
Japan
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data
recording
sector
input
clock
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JP8347895A
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Yoshimichi Namikata
義道 南方
Yoshitomo Nakano
良知 中野
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 録音時に入力処理クロックの乱れが発生して
も、記録上で左右チャンネルの位相反転が起こることが
ないようにする。 【構成】 処理クロックの乱れの前後で左右音声データ
の順序が乱れ、位相反転が生じることになる場合は、バ
ッファメモリ上で例えば直前のデータの切り捨てなどを
行なうようにする(F105)ことで記録媒体上で位相反転が
生じてしまうことを避ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば光磁気ディスクな
どの楽曲等のデータを記録することのできる記録媒体に
対する記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ユーザーが音楽データ等を記録すること
のできるデータ書き換え可能なディスクメディアが知ら
れており、このようなディスクメディアの1つである光
磁気ディスクを採用したミニディスクシステムでは、例
えば光学ヘッドによって再生時よりも高レベルのレーザ
光を照射して記録部位をキュリー温度以上に過熱すると
ともに、ディスクの他方の面からその記録部位に対して
磁気ヘッドによってN又はSの磁界を印加して記録を行
なっている。磁気ヘッドには例えば音声データが所定の
変調処理された信号が供給されており、磁気ヘッドはそ
の変調信号に応じてN又はSの磁界を印加するため、デ
ィスク上に磁界方向の情報として音声データが記録され
る。
【0003】このような記録装置において録音を行なう
ために供給される音声情報としては、例えばアナログテ
ーププレーヤやLPレコードプレーヤから、或はCDプ
レーヤ等においてアナログ出力端子を介して供給される
などのアナログ音声信号が存在し、このようなアナログ
音声信号が供給された際には記録装置はこれをデジタル
データに変換して記録を行なう。また、CDプレーヤの
デジタル出力や、例えばミニディスクプレーヤのデジタ
ル出力、さらにDATプレーヤのデジタル出力がそのま
ま入力されて、これを記録していくこともなされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アナログ音
声信号の入力を録音する場合においては、記録装置は内
部のクロックによりデジタルデータ化やエンコード処理
を行なうことになるが、デジタルインターフェースによ
りデジタル音声信号が入力される場合は、その外部機器
側からのクロックに同期した処理を行なうことになる。
このため、デジタル入力の場合は、何らかの原因で入力
信号が途絶えてしまって同期がとれなくなったり、また
デジタル入力からアナログ入力に突然切り換えられてし
まったような場合には、エンコードなどのための処理ク
ロックの乱れが生ずることになる。
【0005】ここで、通常音声信号はL,Rの2チャン
ネルのステレオ方式が一般に採用されているが、デジタ
ルデータ形態においては、LチャンネルデータとRチャ
ンネルデータが時分割的に転送される。またミニディス
クシステムにおいてディスク上に記録される形態におい
ても、LチャンネルデータとRチャンネルデータが時分
割的に配置された状態となっている。
【0006】このことを考慮したうえで上記の、処理ク
ロックの乱れた際の影響に付いて考えると、ディスクに
記録されるデータに左右チャンネルの位相が反転してし
まうということが考えられる。即ち、本来左チャンネル
データとして入力されたデータが右チャンネルデータと
してディスクに記録され、逆に右チャンネルデータとし
て入力されたデータが左チャンネルデータとして記録さ
れてしまうことになることがある。これは次の理由によ
る。
【0007】処理クロックが乱れた場合は、入力データ
のエンコード系としては動作をリセットして再開するこ
とが好適となる。ここでエンコード処理については例え
ば左チャンネルデータを先にして左右交互に行なうもの
とすると、リセット/スタート後はまず左チャンネルデ
ータがエンコードされる。ところが、リセット直前に最
後にエンコードされ転送されたデータは、右チャンネル
データである場合と左チャンネルデータである場合の両
方がある。即ち、右チャンネルデータの転送後にリセッ
ト/スタートされた場合は問題ないが、左チャンネルデ
ータの転送後にリセット/スタートされた場合は、左チ
ャンネルデータが連続することになり、つまりディスク
等に記録されたデータ上では位相反転が生じてしまう。
これは再生時に聴感上の左右定位状態が本来の状態では
なくなり、都合の悪いものとなる。
【0008】ミニディスクシステムについてこれを当て
はめると、ミニディスク記録装置内において入力された
データはセクターという単位で処理されることになる
が、1つのセクターにはL又はRチャンネルデータが1
1単位含まれるものとなっている。従ってセクターには
Lチャンネルデータから始まるセクター(偶数セクタ
ー)とRチャンネルデータから始まるセクター(奇数セ
クター)とがあり、これが上記のようなクロックの乱れ
に伴うリセットよって、偶数セクターの後に再び偶数セ
クターの転送が行なわれてしまうと、左右位相反転が生
じてしまうことになる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点にかんがみてなされたもので、処理クロックの乱れが
発生しても、記録上で左右チャンネルの位相反転が起こ
ることがないようにすることを目的とする。
【0010】このため記録装置として、外部クロック及
び/又は内部クロックに基づいた左右2チャンネルの音
声信号入力を実行することのできる入力手段と、入力さ
れた音声信号に対して所要の処理を行なった後、所定の
データ単位毎にバッファメモリに書き込み、また所要タ
イミングで読み出すメモリ制御手段と、バッファメモリ
から読み出されたデータに対して所要の処理を行なった
後、記録媒体への記録を行なう記録手段とを設ける。そ
して、入力手段において入力処理に用いられるクロック
が乱れた場合に、メモリ制御手段によるバッファメモリ
への書込動作を制御することで、バッファメモリから順
次読み出されるデータにおいて左右の各チャンネルデー
タが互いに逆のデータ順序位置として表われないように
する制御手段も設ける。
【0011】
【作用】処理クロックの乱れの前後で左右音声データの
位相反転が生じることになる場合は、バッファメモリ上
で例えば直前のデータの切り捨てなどを行なうようにす
ることで記録媒体上で位相反転が生じてしまうことを避
けることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の記録装置の実施例を図1〜図
6を用いて説明する。図1は本発明の実施例となる、光
磁気ディスク(ミニディスク)を記録媒体として用いた
記録再生装置の要部のブロック図を示している。光磁気
ディスク1は音声データを記録できるメディアとして用
いられ、記録/再生時にはスピンドルモータ2により回
転駆動される。光学ヘッド3は光磁気ディスク1に対し
て記録/再生時にレーザ光を照射することで、記録/再
生時のヘッドとしての動作を行なう。即ち記録時には記
録トラックをキュリー温度まで加熱するための高レベル
のレーザ出力をなし、また再生時には磁気カー効果によ
り反射光からデータを検出するための比較的低レベルの
レーザ出力をなす。
【0013】このため、光学ヘッド3はレーザ出力手段
としてのレーザダイオードや、偏光ビームスプリッタや
対物レンズ等からなる光学系、及び反射光を検出するた
めのディテクタが搭載されている。対物レンズ3aは2
軸機構4によってディスク半径方向及びディスクに接離
する方向に変位可能に保持されており、また、光学ヘッ
ド3全体はスレッド機構5によりディスク半径方向に移
動可能とされている。また、磁気ヘッド6aは光磁気デ
ィスク1を挟んで光学ヘッド3と対向する位置に配置さ
れている。この磁気ヘッド6aは供給されたデータによ
って変調された磁界を光磁気ディスクに印加する動作を
行なう。磁気ヘッド6aは光学ヘッド3とともにスレッ
ド機構5によりディスク半径方向に移動可能とされてい
る。
【0014】再生動作によって、光学ヘッド3により光
磁気ディスク1から検出された情報はRFアンプ7に供
給される。RFアンプ7は供給された情報の演算処理に
より、再生RF信号、トラッキングエラー信号、フォー
カスエラー信号、グルーブ情報(光磁気ディスク1にプ
リグルーブ(ウォブリンググルーブ)として記録されて
いる絶対位置情報)等を抽出する。そして、抽出された
再生RF信号はエンコーダ/デコーダ部8に供給され
る。また、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー
信号はサーボ回路9に供給され、グルーブ情報はアドレ
スデコーダ10に供給されて復調される。グルーブ情報
からデコードされたアドレス情報、及びデータとして記
録されエンコーダ/デコーダ部8でデコードされたアド
レス情報は、マイクロコンピュータによって構成される
システムコントローラ11に供給される。
【0015】サーボ回路9は供給されたトラッキングエ
ラー信号、フォーカスエラー信号や、システムコントロ
ーラ11からのトラックジャンプ指令、アクセス指令、
回転速度検出情報等により各種サーボ駆動信号を発生さ
せ、2軸機構4及びスレッド機構5を制御してフォーカ
ス及びトラッキング制御をなし、またスピンドルモータ
2を一定線速度(CLV)に制御する。
【0016】再生RF信号はエンコーダ/デコーダ部8
でEFM復調、CIRC等のデコード処理され、メモリ
コントローラ12によって一旦バッファRAM13に書
き込まれる。なお、光学ヘッド3による光磁気ディスク
1からのデータの読み取り及び光学ヘッド3からバッフ
ァRAM13までの再生データの転送は1.41Mbit/secで
行なわれる。
【0017】バッファRAM13に書き込まれたデータ
は、再生データの転送が0.3Mbit/sec となるタイミング
で読み出され、エンコーダ/デコーダ部14に供給され
る。そして、変形DCT処理による音声圧縮に対するデ
コード処理等の再生信号処理を施され、D/A変換器1
5によってアナログ信号とされ、端子16から所定の増
幅回路部へ供給されて再生出力される。例えばL,Rオ
ーディオ信号として出力される。
【0018】光磁気ディスク1に対してアナログ伝送に
よる記録動作が実行される際には、例えばCDプレーヤ
やテーププレーヤ、或は他のミニディスクプレーヤなど
からの音声信号が端子17に供給されることになる。端
子17に供給された記録信号(アナログオーディオ信
号)は、A/D変換器18によって、44.1KHz サンプリ
ング、16ビット量子化のデジタルデータとされた後、
エンコーダ/デコーダ部14に供給され、音声圧縮エン
コード処理を施される。即ち変形DCT処理により約1
/5のデータ量に圧縮される。
【0019】エンコーダ/デコーダ部14において圧縮
された記録データはメモリコントローラ12によって一
旦バッファRAM13に書き込まれ、また所定タイミン
グで読み出されてエンコーダ/デコーダ部8に送られ
る。そしてエンコーダ/デコーダ部8でCIRCエンコ
ード、EFM変調等のエンコード処理された後、磁気ヘ
ッド駆動回路6に供給される。
【0020】録音動作時のバッファRAM13の動作は
図5に模式的示される。バッファRAM13への書込動
作/読出動作は、いわゆる書込アドレスを指定する書込
ポインタWと読出アドレスを指定する読出ポインタRに
基づいて行なわれるが、この書込ポインタWと読出ポイ
ンタRについては図5のように制御される。即ちバッフ
ァRAM13はいわゆるリングメモリ形態で用いられ、
入力データは継続的にインクリメントされていく書込ポ
インタWに従ってセクター単位で書き込まれていく(な
お、セクターについては後述)。書込ポインタWのイン
クリメントにともなって書き込みが継続されていくこと
が図5(a)から(b)の遷移として表わされる。以降
も書込動作については継続して行なわれる。
【0021】一方、バッファRAM13からの読出につ
いては高速レートで間欠的に行なわれることになる。ミ
ニディスクシステムの場合、記録動作の最小単位は1ク
ラスタ(=36セクター、詳しくは後述)という単位と
なる。このため、少なくともバッファRAM13におい
て1クラスタ分以上のデータ蓄積がなされた時点で、読
出ポインタRが高速レートでインクリメントされてい
き、各セクター単位で読出が行なわれる。これがエンコ
ーダ/デコーダ部8を介して磁気ヘッド6aに供給され
るタイミングとなる。読出ポインタRのインクリメント
にともなって読出が行なわれている状態が図5(b)か
ら(c)の遷移として表わされる。なお、蓄積量が所定
量以下となった時点で読出ポインタRのインクリメント
は停止され、再び所定量以上蓄積されることを待機す
る。このため実際のディスク1への記録動作も間欠的な
動作となる。
【0022】エンコーダ/デコーダ部8でCIRCエン
コード、EFM変調等のエンコード処理されたデータが
供給される磁気ヘッド駆動回路6は、そのエンコード処
理された記録データに応じて、磁気ヘッド6aに磁気ヘ
ッド駆動信号を供給する。つまり、光磁気ディスク1に
対して磁気ヘッド6によるN又はSの磁界印加を実行さ
せる。また、このときシステムコントローラ11は光学
ヘッド3に対して、記録レベルのレーザ光を出力するよ
うに制御信号を供給する。
【0023】端子23は外部機器とのデジタルオーディ
オインターフェースとしての端子である。端子23から
入力されたデータはデジタルオーディオインターフェー
ス部21に供給される。デジタルオーディオインターフ
ェース接続された場合は、外部のCDプレーヤやミニデ
ィスクプレーヤにおいて再生された音声情報がデジタル
データのまま供給され、また同時に、所定のフォーマッ
トで再生側のサブコード情報などを含む制御データが伝
送されてくる。
【0024】デジタルオーディオインターフェース部2
1では、供給されたデータからオーディオデータ(44.1
KHz サンプリング、16ビット量子化)を抽出して、そ
れを記録データとしてエンコーダ/デコーダ部14に供
給する。また、サブコード情報等の制御データSSも抽
出し、これをシステムコントローラ11に供給する。例
えばCDプレーヤ等から伝送されてくる制御データSS
としては、Uビットデータ、Cビットデータ、Vビット
データ、Pビットデータが存在する。
【0025】UビットデータとしてはいわゆるQ,R,
S,T,U,V,Wの各データとして知られているサブ
コードデータが含まれ、また、Cビットデータは記録媒
体の判別を行なうカテゴリーデータ、サンプリング周波
数データ、クロックデータ、光学系データ等が含まれて
いる。また、Vビットデータにはエラーフラグ等が含ま
れている。さらにPビットデータはパリティビットとさ
れている。システムコントローラ11はこれらの制御デ
ータSSのうちの所要のデータを用いて各種記録動作の
管理を行なうことになる。また、この場合エンコーダ/
デコーダ部14における処理クロックはいわゆる音声デ
ータ供給側の機器に同期した外部クロックとなる。
【0026】操作部19には録音キー、再生キー、停止
キー、AMSキー、サーチキー等がユーザー操作に供さ
れるように設けられている。また表示部20ではディス
クの総演奏時間、再生や録音時の進行時間などの時間情
報や、トラックナンバ、動作状態、動作モードなどの各
種の表示がシステムコントローラ11の制御に基づいて
行なわれる。
【0027】ここで、クラスタという単位について説明
する。ミニディスクシステムにおける記録動作の単位と
なるクラスタのフォーマットは図6に示される。ミニデ
ィスクシステムでの記録トラックとしては図6のように
クラスタCLが連続して形成されており、1クラスタが
記録時の最小単位とされる。1クラスタは2〜3周回ト
ラック分に相当する。
【0028】そして1クラスタCLは、セクターSFC
FFとされる4セクターのサブデータ領域と、セクター
00〜S1Fとして示す32セクターのメインデータ領域
から形成されている。1セクタは2352バイトで形成
されるデータ単位である。4セクターのサブデータ領域
はサブデータやリンキングエリアとしてなどに用いら
れ、TOCデータ、オーディオデータ等の記録は32セ
クターのメインデータ領域に行なわれる。なお、アドレ
スは1セクター毎に記録される。
【0029】また、セクターはさらにサウンドグループ
という単位に細分化され、2セクターが11サウンドグ
ループに分けられている。つまり図示するように、セク
ターS00などの偶数セクターと、セクターS01などの奇
数セクターの連続する2つのセクターに、サウンドグル
ープSG00〜SG0Aが含まれる状態となっている。1つ
のサウンドグループは424バイトで形成されており、
11.61msec の時間に相当する音声データ量となる。1つ
のサウンドグループSG内にはデータがLチャンネルと
Rチャンネルに分けられて記録される。例えばサウンド
グループSG00はLチャンネルデータL0とRチャンネ
ルデータR0で構成され、またサウンドグループSG01
はLチャンネルデータL1とRチャンネルデータR1で
構成される。なお、Lチャンネル又はRチャンネルのデ
ータ領域となる212バイトをサウンドフレームとよん
でいる。
【0030】ここで、セクター単位で見てみると、偶数
セクターはサウンドグループSG00からサウンドグルー
プSG05の前半、奇数セクターはサウンドグループSG
05の後半からサウンドグループSG0Aまでということに
なる。即ち、偶数セクターはサウンドフレーム単位では
L0,R0,L1,R1・・・・・・L5というデータで形成
されるもので、つまり左チャンネルデータ(L0)から
始まる。一方奇数セクターはR5,L6,R6・・・・RA
というデータで形成されるもので、つまり右チャンネル
データ(R5)から始まるものとなっている。
【0031】このため、偶数セクターとそれに続く奇数
セクターは常に連続されていなければ、音声の左右位相
は補償されないものとなる。つまり、記録動作時におい
て、入力音声信号から偶数セクターにエンコードされた
データの先頭のサウンドフレームは必ずLチャンネルデ
ータでなければならず、また奇数セクターにエンコード
されたデータの先頭のサウンドフレームは必ずRチャン
ネルデータでなければならない。
【0032】通常は、入力データが音声圧縮処理され、
セクター単位でバッファRAM13に書き込まれていく
際には、左右の位相反転が生じることはまずないが、デ
ジタルインターフェースによる外部クロックに基づいて
入力を行なっていた場合において、何らかの原因で無信
号状態となりクロック同期がとれなくなった場合や、デ
ジタル入力から内部クロックを用いるアナログ入力に切
り換えられたような場合において、音声圧縮エンコード
処理を一旦リセットすると、録音データに位相反転が生
じることがある。つまり、リセット/スタート後は必ず
偶数セクターから始まることになるため、もしリセット
直前にバッファRAM13に書き込まれた最後のセクタ
ーが偶数セクターであった場合は、Lチャンネルのサウ
ンドフレームが連続し、以降左右反転状態となってしま
う。このため本実施例ではシステムコントローラ11及
びメモリコントローラ12が図2のような処理を行なう
ことで位相反転の発生を防止するようにしている。
【0033】図2の処理は録音時に行なわれるルーチン
の1つであり、ステップF101で入力方式がデジタル/ア
ナログ間で切り換えられたかを監視しており、またステ
ップF102でデジタルインターフェースによる入力におい
て何らかの原因で無信号状態が発生した後、再び有信号
状態に復帰したか否かを監視している。
【0034】ステップF101又はF102で肯定結果が出る場
合とは、即ち入力処理クロックが乱れた場合である。こ
の場合は一旦エンコーダ/デコーダ部14における音声
圧縮エンコード処理をリセットし、再スタートさせるこ
とが必要になる(F103)。ただし音声圧縮エンコードは必
ず左チャンネルからデータを構成していく(つまり偶数
セクター)ため、リセット以前に最後にバッファRAM
13に書き込んだセクターが偶数セクターである場合は
位相反転が発生する。このためステップF104でリセット
前の最後のセクターが偶数セクターであったか奇数セク
ターであったかを判断する。なお、偶奇判断は、システ
ムコントローラ11又はメモリコントローラ12内部の
セクターカウント値により可能となる。
【0035】最後のセクターが奇数セクターであった場
合は、リセット後の新たなセクタ−デ−タを偶数セクタ
ーとして、バッファRAM13への書込を再開しても問
題ないため、ステップF106に進み、通常通り音声圧縮エ
ンコードされた入力データを、順次セクター単位でバッ
ファRAM13に書き込んでいく。ところがリセット前
の最後のセクターが偶数セクターであった場合は、バッ
ファRAM13に対する書込ポインタを1つデクリメン
トする処理を行なう(F105)。そしてその後ステップF106
に進んでデータ取り込みを再開することになる。この場
合、書込ポインタを1つ戻すことは、リセット後の最初
のセクターをリセット前の最後のセクターが書き込まれ
たアドレスに書き込むこととなり、つまり、リセット前
の最後のセクターを消失させるものとなる。これによっ
てリセット後に新たに取り込んだ最初の偶数セクター
は、リセット前の最後の奇数セクターに続くデータとな
り、L,Rチャンネルの位相反転は避けられるものとな
る。
【0036】図3、図4に動作イメージを示す。図3
(a)のようにバッファRAM13に対して書込ポイン
タWがW0 ,W1,W2 ,W3 とインクリメントされて
いくごとに、偶数セクター、奇数セクター、偶数セクタ
ー、奇数セクターが書き込まれたとする。そしてこの時
点で何らかの原因でクロック乱れが生じ、エンコード処
理のリセットが行なわれたとする。すると、リセット後
にはまず最初に偶数セクターが構成されてバッファRA
M13に書き込まれることになるが、このときはリセッ
ト前の最後のセクターが奇数セクターであるため、図3
(b)のようにそのまま次のアドレス(書込ポインタW
4 )から継続されて書込が行なわれる。
【0037】一方、図4(a)のようにバッファRAM
13に対して書込ポインタWがW0,W1 ,W2 とイン
クリメントされていくごとに、偶数セクター、奇数セク
ター、偶数セクターが書き込まれたとする。この時点で
何らかの原因でクロック乱れが生じ、エンコード処理の
リセットが行なわれたとする。このとき、リセット後に
はまず最初に偶数セクターが構成されて、次の書込ポイ
ンタの値W3 に従ってバッファRAM13に書き込まれ
ることになるが、このときはリセット前の最後のセクタ
ーが偶数セクターであるため、上記ステップF105の処理
で書込ポインタがデクリメントされ値W2 とされる。そ
して図4(b)のように前回書き込んだアドレス(書込
ポインタW2 )からの書込が行なわれる。つまり、リセ
ット前の最後の偶数セクターは消失されるが、記録デー
タとしての左右位相状態は保たれたものとなる。
【0038】以上のように本実施例ではバッファRAM
13への書込処理において位相反転が生じないようにし
ている。これによってバッファRAM13から読み出さ
れて各種エンコードされ、ディスク1に書き込まれたデ
ータは常に左右位相状態が適切なものとなり、再生時に
も不具合となることはない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明の記録装置
は、入力手段において入力処理に用いられるクロックが
乱れた場合に、制御手段がメモリ制御手段によるバッフ
ァメモリへの書込動作を制御することで、バッファメモ
リから順次読み出されるデータにおいて左右の各チャン
ネルデータが互いに逆のデータ順序位置として表われな
いようにしている。このため記録媒体上の記録データに
おいて位相反転が生じてしまうことを避けることができ
るという効果があり、再生時の音像定位も良好なものと
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の記録再生装置のブロック図で
ある。
【図2】実施例の記録再生装置の位相反転防止のための
処理のフローチャートである。
【図3】実施例の記録再生装置の位相反転防止のための
処理の説明図である。
【図4】実施例の記録再生装置の位相反転防止のための
処理の説明図である。
【図5】実施例の記録時のバッファRAMの書込/読出
動作の説明図である。
【図6】ミニディスクシステムのクラスタフォーマット
の説明図である。
【符号の説明】
1 ディスク 3 光学ヘッド 6a 磁気ヘッド 8 エンコーダ/デコーダ部 11 システムコントローラ 12 メモリコントローラ 13 バッファRAM 14 エンコーダ/デコーダ部 17 アナログ入力端子 19 操作部 21 デジタルオーディオインターフェース 22 端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/18 574 9558−5D G11B 20/18 574D

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部クロック及び/又は内部クロックに
    基づいた左右2チャンネルの音声信号入力を実行するこ
    とのできる入力手段と、 入力された音声信号に対して所要の処理を行なった後、
    所定のデータ単位毎にバッファメモリに書き込み、また
    所要タイミングで読み出すメモリ制御手段と、 前記バッファメモリから読み出されたデータに対して所
    要の処理を行なった後、記録媒体への記録を行なう記録
    手段と、 前記入力手段において入力処理に用いられるクロックが
    乱れた場合に、前記メモリ制御手段による前記バッファ
    メモリへの書込動作を制御することで、前記バッファメ
    モリから順次読み出されるデータにおいて左右の各チャ
    ンネルデータが互いに逆のデータ順序位置として表われ
    ないようにする制御手段と、 を有して構成されることを特徴とする記録装置。
JP8347895A 1995-03-16 1995-03-16 記録装置 Withdrawn JPH08255427A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8347895A JPH08255427A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 記録装置

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JP8347895A JPH08255427A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 記録装置

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