JPH0825567B2 - 包装容器 - Google Patents

包装容器

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JPH0825567B2
JPH0825567B2 JP63048287A JP4828788A JPH0825567B2 JP H0825567 B2 JPH0825567 B2 JP H0825567B2 JP 63048287 A JP63048287 A JP 63048287A JP 4828788 A JP4828788 A JP 4828788A JP H0825567 B2 JPH0825567 B2 JP H0825567B2
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高志 藤本
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Hanshin Kasei Kogyo Co Ltd
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Zeria Pharmaceutical Co Ltd
Hanshin Kasei Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、主に液体や粒状物を収容する包装容器に関
する。
(従来の技術) 従来、液体や粒状物を収容する包装容器としては、実
開昭49-112578号に記載される様に、二方向に注出口を
設けた容器、実開昭49-74977号、実開昭52-123060号に
記載される様に、傾斜方向に注出口を設けた容器、実開
昭57-126371号、実開昭61-123040号に記載される様に、
真上に注出口を設けた容器などが知られている。これら
の容器は、容器本体に対して注出口が固定されているた
め、使用する際に注出口が下向きとなる様に把持しなけ
ればならない。また、内容物の残量によっては、容器を
一層傾斜させて使用しなければならない。
これに対し、実開昭54-25255号には、口頸部を傾斜さ
せた容器体と、口頸部へ回動可能に設けた口栓とからな
り、かつ、当該口栓の先端側を湾曲させることにより、
容器体に対して口栓先端部を横向き及び上向きに変更可
能とした「回動式口栓付き容器」が記載されている。斯
かる容器においては、内容物の残量に応じ、本体に対し
て適度な角度に「口栓」を傾けることが出来るため、従
来の注出口を固定した構造に比べ、液体などを塗布する
際に保持し易いという利点がある。
更に、実公昭47-40614号には、靴クリームのチュープ
口部に螺着される受具と、当該受具の上部に取り付けら
れたスポンジ体とからなり、かつ、受具を上部片と下部
片から構成してこれらを略20〜30°の傾斜接合面にて回
動自在に結合することにより、上部片の180°回転にて
スポンジ体を20〜30°屈曲可能とした「塗布器」が記載
されている。斯かる塗布器においても、適度な角度にス
ポンジ体を傾けることが出来るため、靴クリームを塗布
する際に保持し易いという利点の他、直線的な形状にす
ることが出来るため、包装し易いという利点がある。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記の「回動式口栓付き容器」は、容器体
の口頸部が傾斜して口栓が常に外方へ屈曲し、そして、
口栓の先端側が湾曲した形状を備えており、口栓を上方
へ向けた場合にも容器体の胴部の軸線と口栓先端側の軸
線とにずれがあるため、仮に容器体の胴部の直径を小さ
くしたとしても、コンパクトな形態とはならない。
また、上記の「塗布器」は、受具の上部片を180°回
転させてスポンジ体を一定の角度にのみ傾ける構造であ
るため、残量変化によって注出口の傾斜角度を適宜に変
化させんとする液体などの容器には直ちに適用し難い。
仮に、上記の受具の構造を液体などの容器に用いた場合
には、上部片に相当する回転部分が0〜180°の間、お
よび、180〜360°の間の各位置で上部片と下部片の接合
部に段差が生じ、意匠的に好ましくない。
本発明は、上記の実情に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、注出口の傾斜角度が適宜に設
定可能であって、持ち易い状態で内容物を取り出すこと
が出来、しかも、保管や輸送に際してコンパクトな外形
とすることが出来、かつ、意匠的に優れた包装容器を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の包装容器は、上端部に注出口(3)が設けら
れた首部(2)と胴部(1)とが同軸状に結合されてず
れのない真っ直ぐな略柱状の外形を形成する容器であっ
て、胴部(1)及び首部(2)は、胴部(1)の軸線
(Y)に対して垂直な断面が真楕円形になされ、胴部
(1)の上端部と首部(2)の下端部は、前記真楕円形
の短軸に対して傾斜し且つ軸線(Y)に対して25〜50度
の傾斜角度で傾斜した仮想平面(S)上に位置してそれ
らの外形が真円形になされ、そして、仮想平面(S)上
にて回動自在に結合されていることを特徴とする。
(作用) 仮想平面上にある胴部の上端部および首部の下端部の
外形が真円形になされているため、首部は、その外周面
が胴部の外周面に常に段差なく連続した状態で自在に回
動し、そして、注出口は、首部と共に、胴部の軸線に対
して所定範囲の任意の角度に傾斜する。
(実施例) 以下、本発明の包装容器を図面に基づいて説明する。
本発明の包装容器は、第1図に示す様に、それぞれ合
成樹脂材にて形成された首部(2)と胴部(1)とから
主として構成され、かつ、これらが同軸状に結合されて
ずれのない真っ直ぐな略柱状の外形を形成する。
胴部(1)は、液体や粒状物を収容する容器本体であ
り、第2図に示す様に、当該胴部の軸線(Y)に垂直な
断面が真楕円形になされている。また、第2図に示す様
に、首部(2)は、軸線(Y)に垂直な断面が胴部
(1)と同様の楕円形になされ、第1図に示す様に、収
容物を取り出す注出口(3)が設けられることにより、
口栓として機能する。そして、胴部(1)の上端部と首
部(2)の下端部は、軸線(Y)に対して傾斜した仮想
平面(S)上に位置し、かつ、当該仮想平面上にて回動
自在に結合される。
上記の仮想平面(S)とは、仮に胴部(1)と首部
(2)を分割する際の仮想の分割面である。仮想平面
(S)は、軸線(Y)に対して25〜50度の傾斜角度を有
し、そして、当該仮想平面上に位置する胴部(1)の上
端部および首部(2)の下端部は特定の形状とされてい
る。
すなわち、仮想平面(S)上の胴部(1)の上端部
は、真楕円形である当該胴部の長軸が軸線(Y)に直交
し、かつ、当該胴部の短軸が軸線(Y)に上記の範囲の
所定角度で傾斜することにより、第5図に示す様に、当
該上端部に垂直な方向から見た外形形状が真円形を形成
する。また、仮想平面(S)上の首部(2)の下端部
は、上記の胴部(1)上端部と同様に、第7図に示す様
に、当該下端部に垂直な方向から見た外形形状が真円形
を形成する。
胴部(1)の上端部と首部(2)の下端部の結合構造
は、第1図および第4図に示す受止部(11)と、第1図
および第6図に示す掛止部(21)とから構成される。受
止部(11)は、胴部(1)上端部の外周縁に沿って形成
され且つその断面が外周側に向けて凸状になされた楔と
しての段部である。掛止部(21)は、開放された首部
(2)下端部の内周縁を内側に僅かに張出させる状態に
形成され且つ上記の受止部(11)の外周に嵌合する鍔で
ある。斯かる結合構造により、首部(2)は、胴部
(1)に対し、上記の仮想平面(S)上にて360度回動
する。
また、第1図に示す様に、胴部(1)上端部には、胴
部(1)の開口部としての短軸円筒状の口部(12)が上
記の受止部(11)に連続して突設される。そして、口部
(12)の外周面にはシール材(4)が環装される。一
方、第6図に示す様に、首部(2)の内側には、当該首
部の下端部に対して垂直な向きに短軸円筒状の筒壁(2
2)が突設される。筒壁(22)の内周面は、先端側(下
端側)が拡径されて段部が設けられており、第1図に示
す様に、首部(2)を胴部(1)に結合させた際、筒壁
(22)内周面の段部が口部(12)の上縁に当接すると共
に、筒壁(22)先端側の内周面がシール材(4)に気密
に当接する。従って、胴部(1)と首部(2)の結合に
おいては、収容された液体などを取り出す際に漏出する
ことがない。
更に、第5図に示す様に、胴部(1)上端部の口部
(12)の外周側には、複数の凸部(13)が均等に配置さ
れ、また、第7図に示す様に、首部(2)内側の筒壁
(22)の下端縁には、上記凸部(13)に対応する複数の
凹部(23)が均等配置される。従って、首部(2)を胴
部(1)に結合させた際には、各凸部(13)が各凹部
(23)に噛み合うため、首部(2)を間欠的に回動させ
ることが出来る。勿論、胴部(1)と首部(2)の凹凸
の配置は、これら胴部と首部とで反対の配置であっても
よい。
また、第1図に示す様に、上記の注出口(3)は、略
短軸円筒状に形成され、首部(2)上端部の中央に設け
られた開口の外周側に当該首部と一体的に突設される。
注出口(3)の上端には、例えば液体を塗布するための
塗布体(5)が取り付けられる。不使用時の注出口
(3)には、第1図に示す様な合成樹脂製のキャップ
(6)が被せられる。斯かる注出口(3)は、首部
(2)の下端部、すなわち、上記の仮想平面(S)に垂
直な仮想線に対し、鉛直方向へ0〜50度の範囲で傾斜し
ていてもよい。
本発明の容器おいては、胴部(1)と首部(2)の上
記の結合構造より、首部(2)を任意の角度に回動させ
ることが出来る。その際、胴部(1)の軸線(Y)に対
する注出口(3)の傾斜は、軸線(Y)に対する上記の
仮想平面(S)の傾斜角度、すなわち、胴部(1)上端
部および首部(2)下端部の傾斜角度と、注出口(3)
の上記の傾斜角度とにより決定される。
例えば、第1図における胴部(1)と首部(2)の水
平断面が45度の真楕円形の場合すなわち、上記の仮想平
面(S)が45度の傾斜面で、かつ、注出口(3)の上記
の傾斜角度が45度、すなわち、注出口(3)が軸線
(Y)に沿って垂直に突設されている場合には、第3図
に示す様に、首部(2)を180度回動させた際、注出口
(3)が軸線(Y)に対して90度傾いた状態となる。
上述した様に、本発明の容器は、上端部に注出口
(3)が設けられた容器口栓としての首部(2)と容器
本体としての胴部(1)とが同軸状に結合されてずれな
い真っ直ぐな略柱状の外形を形成する容器であって、胴
部(1)及び首部(2)は、胴部(1)の軸線(Y)に
対して垂直な断面が真楕円形になされ、胴部(1)の上
端部と首部(2)の下端部は、軸線(Y)に対して傾斜
した仮想平面(S)上に位置してそれらの外形が真円形
になされ、そして、仮想平面(S)上にて回動自在に結
合されている。
従って、首部(2)は、その外周面が胴部(1)の外
周面に常に連続した状態でずれることなく自在に回動
し、そして、注出口(3)は、首部(2)と共に、胴部
(1)の軸線(Y)に対して所定範囲の任意の角度に傾
斜する。換言すれば、本発明の容器は、注出口(3)の
傾斜角度を適宜に設定することが出来るため、持ち易い
状態で内容物を取り出すことが出来、しかも、首部
(2)を胴部(1)と同軸状に位置させた場合に略柱状
のコンパクトな外形を形成するため、通常の容器と同様
に、保管や輸送に好適である。更に、首部(2)と胴部
(1)とにずれを生じることなく連続した状態で首部
(2)が回動するため、容器として意匠的に優れてい
る。
なお、本発明の容器において、首部(2)としては、
第8図(イ)〜(ハ)に示す構造のものを、また、胴部
(1)としては、第9図(イ)、(ロ)または第10図に
示す構造のものをそれぞれ採用することが出来る。第8
図に示す首部(2)は、注出口(3)に先細のノズルを
使用したものであり、斯かるノズルは、液体の他、粒状
物を取り出す際に適用し得る。
(発明の効果) 本発明の包装容器によれば、注出口の傾斜角度を適宜
に設定することが出来るため、持ち易い状態で内容物を
取り出すことが出来、しかも、首部を胴部と同軸状に位
置させた場合に略柱状のコンパクトな外形を形成するた
め、保管や輸送に好適である。そして、首部と胴部とで
ずれを生じることなく連続した状態で首部が回動するた
め、意匠的に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、略柱状の外形をなす本発明の包装容器の構造
を示す一部破断の正面図である。第2図は、本発明の包
装容器の平面形状を示す図面であり、キャップを嵌合さ
せた状態の平面図である。第3図は、首部を回動させた
状態の一例を示す本発明の包装容器の一部破断の正面図
である。第4図は、胴部の構造を示す一部破断の正面図
である。第5図は、傾斜した胴部の上端部の形状および
構造を示す図であり、当該胴部の上端部に垂直な方向か
ら見た図である。第6図は首部の構造を示す破断の正面
図である。第7図は、傾斜した首部の下端部の形状およ
び構造を示す図であり、当該首部の下端部に垂直な方向
から見た図である。第8図は、首部の他の構造例を示す
破断の正面図である。第9図は、胴部の他の構造を示す
一部破断の正面図である。第10図は、胴部の更に他の構
造を示す正面図である。 1……胴部、11……受止部、12……口部、13……凸部、
2……首部、21……掛止部、22……筒壁、23……凹部、
3……注出口、4……シール材、5……塗布体、6……
キャップ、Y……胴部の軸線、S……仮想平面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−33053(JP,U) 実開 昭56−72744(JP,U) 実開 昭57−196682(JP,U) 実公 昭54−25255(JP,Y1) 実公 昭47−40614(JP,Y1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端部に注出口(3)が設けられた首部
    (2)と胴部(1)とが同軸状に結合されてずれのない
    真っ直ぐな略柱状の外形を形成する容器であって、胴部
    (1)及び首部(2)は、胴部(1)の軸線(Y)に対
    して垂直な断面が真楕円形になされ、胴部(1)の上端
    部と首部(2)の下端部は、前記真楕円形の短軸に対し
    て傾斜し且つ軸線(Y)に対して25〜50度の傾斜角度で
    傾斜した仮想平面(S)上に位置してそれらの外形が真
    円形になされ、そして、仮想平面(S)上にて回動自在
    に結合されていることを特徴とする包装容器。
JP63048287A 1988-02-29 1988-02-29 包装容器 Expired - Fee Related JPH0825567B2 (ja)

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