JPH08255818A - 走査型光誘起電流解析装置 - Google Patents
走査型光誘起電流解析装置Info
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- JPH08255818A JPH08255818A JP7250931A JP25093195A JPH08255818A JP H08255818 A JPH08255818 A JP H08255818A JP 7250931 A JP7250931 A JP 7250931A JP 25093195 A JP25093195 A JP 25093195A JP H08255818 A JPH08255818 A JP H08255818A
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Abstract
なく高感度で配線中の空孔、欠陥等を検出することが可
能な光誘起電流解析装置を提供する。 【解決手段】 半導体集積回路配線6の一端は、たとえ
ば接地電位に接続されており、その他端は電流アンプ1
0を介して上記接地電位と接続している。上記配線上で
レーザ光が走査される場合、レーザ光が配線の熱伝導の
悪い部分、たとえば、配線中にボイドのある部分に照射
されると、配線中の温度部分に局所的な不均衡が生じ
る。この温度分布の不均衡により、配線中にゼーベック
効果によって自己発生的な熱起電力が生じ、電流が誘起
される。この誘起電流が、電流アンプ10により増幅さ
れ、画像情報変換装置12において、レーザ光の走査と
同期した画像情報に変換されて出力される。
Description
装置に関し、特に、測定対象に定常的な電流を流さない
状態で、光誘起電流を検出する走査型光誘起電流解析装
置に関する。
抗等の素子を接続する配線は、現在一般にその抵抗率の
低さと加工の容易さからアルミニウム(Al)を主材料
とする配線が使用されている。半導体集積回路の微細
化、および構造の多層化に伴って、このAl配線の信頼
性の低下は深刻な問題となっている。これは、Al配線
にかかる電流ストレスおよび機械的ストレスの増大に起
因する。
クロンオーダであるにもかかわらず、そこを流れる電流
は数百μA程度であり、電流密度は、105 A/cm2
台に達している。また、配線にはLSI製造工程におけ
る加熱処理等のために、100MPaオーダの機械的ス
トレスが加わっている。
ゆる、エレクトロマイグレーションやストレスマイグレ
ーション等により、Al原子の移動が生じ、配線中にボ
イドが発生する。このボイドの成長に伴って配線の抵抗
が増大し、やがて断線に至る。
位置の検出や観察は、A1配線の信頼性の向上にとって
必須の技術である。Al配線中のボイドを検出する方法
としては、SEM(Scanning Electron Microscope)や
FIB(Focused Ion Beam)装置を利用した表面電位コ
ントラスト法が知られている。しかし、真空中での解析
であることや、表面に露出した配線しか解析できないこ
と、完全に断線した箇所しか検出できないこと等の制約
があった。
えば、文献 Proceedings of The 19th International S
ymposium for Testing & Failure Analysis, pp. 303〜
310(1993)に開示されているOBIRCH法(Optical
Beam Intuced ResistanceChange method )がある。
の従来の走査型光誘起電流解析装置90の装置構成の概
略ブロック図を示す。
が流されており、その電流値は電流アンプ10によりモ
ニタされている。
れた領域内で、レーザ走査型顕微鏡は、レーザ光を被測
定試料6上に集束し、かつ走査する。
eレーザ(波長633nm)を用いた場合、被測定試料
6上でレーザ光は0.5μm程度のビーム径に絞られ
る。
からのレーザ光走査位置信号lおよび電流アンプ10か
らの試料中を流れる電流値に応じた信号iを受ける。画
像情報変換装置12は、走査位置ごとの信号iに応じた
画像情報、たとえば、信号iの大きさを輝度に変換した
信号bを出力する。画像出力装置14は、信号bに対応
した画像を出力する。
す概略図である。上述のようにOBIRCH法では、被
測定試料6に電流を印加する必要があるため、被測定配
線は、配線パターン16および電源パッド18からなる
測定用の専用パターンであることが必要である。
一例を示す概略ブロック図である。レーザ光源100か
ら出たレーザビーム4は、光偏向素子102に入射す
る。光偏向素子102は、装置制御部20の制御信号r
に応じた角度に、レーザビーム4を偏向する。レーザビ
ーム4は、さらに集束装置106を通って被測定試料6
上に集束される。
る位置は、偏向角度により変化するので、集束されたレ
ーザビームが信号rに応じて走査されることになる。図
20においては、集束装置106は、反射ミラー58お
よび対物レンズ56より構成されている。
104を設けることで、被測定試料6からの反射光を結
像させ、結像情報信号vとして取出すことが可能であ
る。
り、反射光が取出され、結像レンズ52により、光検出
器54上に結像されている。光検出器54としては、た
とえば、1次元CCD(Charge Coupled Device )等を
用いることが可能で、反射光強度に応じた電気信号vが
出力される。
に入力される。画像情報変換装置12は、装置制御部2
0からの制御信号lに応じて、出力信号として、画像情
報信号bを出力するか、結合情報信号vを出力するかを
切換える。
り配線16、たとえば、Al配線中に発生しているボイ
ドの位置を検出する原理について説明する。
域Pに照射されている場合を基準として考えると、ボイ
ドのある領域Qに照射されているときは、熱伝導が劣化
する。したがって、領域Pにレーザ光が照射されている
ときのその領域の温度上昇ΔTP に比べて、領域Qに照
射されているときのその領域の温度上昇ΔTQ の方が大
きい。そのため、領域Qにレーザ光が照射されていると
きの方が、抵抗変化も大きくなる。したがって、配線中
を流れる電流Iをモニタしていると、ボイドのある領域
とない領域でレーザ光が照射されるときの電流値の変化
ΔIが異なるので、ΔIを走査位置に対して輝度情報に
変換して画像情報としたものを画像出力手段14、たと
えば、CRTに出力すれば、ボイド位置を特定できるイ
メージ出力が得られる。
像情報によるイメージ出力と比較することで、A1配線
16におけるボイドの位置が特定される。
法では、レーザ照射の際のボイドの発熱による抵抗変化
(抵抗上昇)を被測定試料6中を流れる電流の変化(電
流減少)としてとらえて像とするため、配線に電圧を印
加しmAレベルの電流を流した状態で解析する必要があ
った。そのために、高抵抗試料(約10KΩ以上)の解
析は不可能であり、試料の抵抗値に制限があった。さら
に、LSI等のデバイス中の任意の配線部に電圧を印加
し、電流を流すことは困難であることから、実デバイス
の解析にこの方法を適用することはほとんど不可能であ
った。
ためになされたものであって、その目的は、被測定物に
電流バイアスを印加することなく、被測定物に生じる光
誘起電流を画像情報として得ることが可能な走査型光誘
起電流解析装置を提供することである。
に制限されることなく、被測定物中の空孔や欠陥の位置
を検出可能な走査型光誘起電流解析装置を提供すること
である。
被測定物の形状の制限、特に、閉回路を構成できなけれ
ばならないという制限を緩和し、実際のデバイスの配線
中の空孔や欠陥の位置を検出可能な走査型光誘起電流解
析装置を提供することである。
誘起電流解析装置は、集束したレーザ光を走査しながら
照射することによって、被測定試料に誘起される光誘起
電流を検出する走査型光誘起電流解析装置であって、レ
ーザ光を発生するレーザ光源と、第1の制御信号に応じ
た領域内でレーザ光を走査する光束走査手段と、レーザ
光を被測定試料上に集束させる光集束手段と、第1の制
御信号を出力する制御手段と、被測定試料の両端と接続
され、被測定試料を流れる電流を増幅し、その増幅した
電流に対応する出力信号を出力する電流増幅手段と、被
測定試料の一端と電流増幅手段との間に直列に接続され
た抵抗体と、レーザ光の走査に同期して電流増幅手段の
出力信号を対応する画像情報に変換して出力する画像変
換手段と、画像情報に応じた画像を出力する画像出力手
段とを備える。
束したレーザ光を走査しながら照射することによって、
被測定試料に誘起される光誘起電流を検出する走査型光
誘起電流解析装置であって、レーザ光を発生するレーザ
光源と、第1の制御信号に応じた領域内でレーザ光を走
査する光束走査手段と、レーザ光を被測定試料上に集束
させる光集束手段と、第1の制御信号を出力する制御手
段と、測定試料の両端と接続され、被測定試料を流れる
電流を増幅し、その増幅した電流に対応する出力信号を
出力する電流増幅手段と、被測定試料の一端と電流増幅
手段との間に並列に接続されたコンデンサと、レーザ光
の走査に同期して電流増幅手段の出力信号を対応する画
像情報に変換して出力する画像変換手段と、画像情報に
応じた画像を出力する画像出力手段とを備える。
は、集束したレーザ光を走査しながら照射することによ
って、被測定試料に誘起される光誘起電流を検出する走
査型光誘起電流解析装置であって、レーザ光を発生する
レーザ光源と、第1の制御信号に応じた領域内でレーザ
光を走査する光束走査手段と、レーザ光を被測定試料上
に集束させる光集束手段と、第1の制御信号を出力する
制御手段と、被測定試料を流れる電流を増幅し、その増
幅した電流に対応する出力信号を出力する電流増幅手段
と、第1の電位を供給する第1の電源と、被測定試料の
両端と電流増幅手段が接続する状態と、被測定試料と第
1の電源と電流増幅手段とが直列に接続する状態とを切
換える第1の切換手段と、レーザ光の走査に同期して電
流増幅手段の出力信号を対応する画像情報に変換して出
力する画像変換手段と、画像情報に応じた画像を出力す
る画像出力手段とを備える。
求項1から3いずれかに記載の走査型光誘起電流解析装
置の構成に加えて、被測定試料から反射光を結像させ、
結像情報を画像変換手段に出力する結像手段をさらに備
え、画像変換手段は、第2の制御信号に応じて、出力手
段に画像情報を出力する状態と、結像情報を出力する状
態とを切換える第2の切換手段をさらに含み、制御手段
は、さらに、第2の制御信号を出力して、光束走査手段
と第2の切換手段の動作を制御する。
は、請求項4記載の走査型光誘起電流解析装置の構成に
加えて、少なくともレーザ光源、光束走査手段、光集束
手段および被測定試料を覆う電磁遮蔽体をさらに備え
る。
は、請求項4記載の走査型光誘起電流解析装置の構成に
加えて、光束走査手段は、レーザ光の走査速度を可変と
する手段をさらに含む。
は、請求項4記載の走査型光誘起電流解析装置の構成に
加えて、被測定試料を冷却し、環境温度以下とする冷却
手段をさらに備える。
は、請求項4記載の走査型光誘起電流解析装置の構成に
加えて、被測定試料が半導体を含む場合において、レー
ザ光源を発生するレーザ光が半導体のバンドギャップエ
ネルギに相当する波長より長い波長を有する。
は、請求項4記載の走査型光誘起電流解析装置の構成に
加えて、制御手段は、指定された結像情報の一部に相当
する領域で、レーザ光を走査する第1の制御信号を発生
する手段をさらに含む。
は、請求項4記載の走査型光誘起電流解析装置の構成に
加えて、制御手段は、結像情報の一部に相当する領域を
指定する領域指定信号を出力する手段をさらに含み、画
像変換手段は、領域指定信号に応じた領域に相当する画
像情報を出力する手段をさらに含む。
置は、集束したレーザ光を走査しながら照射することに
よって、被測定試料に誘起される光誘起電流を検出する
走査型光誘起電流解析装置であって、レーザ光を発生す
るレーザ光源と、第1の制御信号に応じた領域内でレー
ザ光を走査する光束走査手段と、レーザ光を被測定試料
上に集束させる光集束手段と、第1の制御信号を出力す
る制御手段と、第1の電位を供給する第1の電源と、一
端が電気的に開放状態である被測定試料の他端と第1の
電源との間に接続し、被測定試料に流れる電流を増幅
し、対応する信号を出力する電流増幅手段と、開放状態
である被測定試料の一端に接続する抵抗体と、レーザ光
の走査に同期して電流増幅手段の出力信号を対応する画
像情報に変換して出力する画像変換手段と、画像情報に
応じた画像を出力する画像出力手段とを備える。
集束したレーザ光を走査しながら照射することによっ
て、被測定試料に誘起される光誘起電流を検出する走査
型光誘起電流解析装置であって、レーザ光を発生するレ
ーザ光源と、第1の制御信号に応じた領域内でレーザ光
を走査する光束走査手段と、レーザ光を被測定試料上に
集束させる光集束手段と、第1の制御信号を出力する制
御手段と、第1の電位を供給する第1の電源と、一端が
電気的に開放状態である被測定試料の他端と第1の電源
との間に接続し、被測定試料を流れる電流を増幅し、対
応する信号を出力する電流増幅手段と、開放状態である
被測定試料の一端と第1の電源との間に接続されたコン
デンサと、レーザ光の走査に同期して電流増幅手段の出
力信号を対応する画像情報に変換して出力する画像変換
手段と、画像情報に応じた画像を出力する画像出力手段
とを備える。
置は、請求項11または12記載の走査型光誘起電流解
析装置の構成に加えて、被測定試料からの反射光を結像
させ、結像情報を画像変換手段に出力する結像手段をさ
らに備え、画像変換手段は、第2の制御信号に応じて、
画像出力手段に画像情報を出力する第1の状態と、結像
情報を出力する第2の状態とを切換える第3の切換手段
を含み、制御手段は、さらに、第2の制御信号を出力し
て、光束走査手段と第3の切換手段の動作を制御する。
置は、請求項13記載の走査型光誘起電流解析装置の構
成に加えて、少なくともレーザ光源、光束走査手段、光
集束手段および被測定試料を覆う電磁遮蔽体をさらに備
える。
置は、請求項13記載の走査型光誘起電流解析装置の構
成に加えて、光束走査手段は、レーザ光の走査速度を可
変とする手段をさらに含む。
置は、請求項13記載の走査型光誘起電流解析装置の構
成に加えて、被測定試料を冷却し、環境温度以下とする
冷却手段をさらに備える。
置は、請求項13記載の走査型光誘起電流解析装置の構
成に加えて、被測定試料が半導体を含む場合において、
レーザ光源の発生するレーザ光が半導体の半導体のバン
ドギャップエネルギに相当する波長より長い波長を有す
る。
置は、請求項13記載の走査型光誘起電流解析装置の構
成に加えて、制御手段は、指定された結像情報の一部に
相当する領域で、レーザ光を走査する第1の制御信号を
発生する手段をさらに含む。
置は、請求項13記載の走査型光誘起電流解析装置の構
成に加えて、制御手段は、結像情報の一部に相当する領
域を指定する領域指定信号を出力する手段をさらに含
み、画像変換手段は、領域指定信号に応じた領域に相当
する画像情報を出力する手段をさらに含む。
査型光誘起電流解析装置100の構成を示す概略ブロッ
ク図である。
ザ走査型顕微鏡2と、レーザ走査型顕微鏡2のレーザ光
の走査動作を制御する装置制御部20と、レーザ光が走
査される被測定試料6中を流れる電流を増幅する電流ア
ンプ10と、被測定試料6と電流アンプ10との間に直
列に接続される抵抗体36と、装置制御部20に制御さ
れて、電流アンプ10からの出力に応じた輝度画像情報
を生成する画像情報変換装置12と、画像情報変換装置
12からの出力を受けて、イメージ情報を出力する画像
出力装置14とを含む。
からの制御信号rに応じて、被測定試料6上の指定され
た領域内に対してレーザビーム4を走査する。後に説明
するように、被測定試料6上をレーザビーム4が走査さ
れると、熱起電力に基づく光誘起電流が被測定試料6中
を流れる。電流アンプ10は、この電流を増幅して、そ
れに応じた信号iを画像情報変換装置12に出力する。
画像情報変換装置12は、信号iおよび装置制御部20
から出力されるその時点でのレーザ光走査位置を示すレ
ーザ光走査位置信号lを受けて、レーザ光走査位置に対
応して、電流アンプ10からの出力信号を輝度情報に変
換する。画像出力装置14は、画像情報変換装置12か
らの出力を受けて、レーザ光が照射される領域の光誘起
電流値のイメージ情報を出力する。
ザビーム4の被測定試料6からの反射光を結像して得ら
れた結像情報信号vが出力される。画像情報変換装置1
2は、装置制御部20に制御されて、輝度信号bを出力
する状態と、結像情報信号vを出力する状態とを切換え
る。したがって、画像出力装置14は、被測定試料6中
を流れる電流値に応じたイメージ出力を出力するか、被
測定試料6からの反射光を結像することで得られた結像
情報を出力する。
流アンプ10との接続関係を、より詳細に示す概略図で
ある。
は、配線パターン16および電極パッド18からなる測
定用の専用パターンである。
して接地され、他方は電流アンプ10に接続されてい
る。すなわち、被測定試料6には電圧が印加されず、電
流を流さない状態で試料上にレーザビームを照射、走査
し、電流像を得る構成としたものである。この実施の形
態の場合、光誘起電流解析装置として、使用上での出力
が約0.7mWのレーザビーム4および、検出限界電流
が40pAの電流アンプ10を有する装置を使用した。
また同出力のレーザビームを使用した場合、検出限界電
流が1nA以下の電流アンプ10の感度において、こう
したノンバイアス下でのボイドの検出が可能であった。
との間に負荷を取付けることにより、出力電流のノイズ
が低減されより鮮明なイメージ像が得られるという効果
が確認された。
出された電流イメージの模式図を示す。
3(b)は、図3(a)に示すAl配線22上をレーザ
ビーム4が走査した際、照射位置に対応して電流アンプ
10にて検出される電流値の変化、図3(c)は、図3
(b)の電流値の変化を反映して図1中の画像出力装置
14に得られる電流像の模式図を示す。
Si、Cu等を含有した材料からなる単層構造、また
は、TiN、W等の層を上下もしくは何れかに形成した
積層構造を有する。パッシベーション膜24または層間
絶縁膜26は、SiN、SiO 2 等の材料からなる。
8上に形成されたアルミ配線30上をレーザ光4が走査
され、アルミ配線32中に存在するボイド30上を通過
すると、ノンバイアス状態ではボイド30の両側で逆方
向の電流が発生し、ボイドに近づくほど大きくなる。こ
のことにより、ボイド部での電流像は、図3(c)に示
すように、ボイド30を境に1対の明暗部を有する特徴
的な像として得られる。
おけるアルミ配線の領域32を点線により示した。上記
電流イメージ像は、レーザ照射に伴ってボイド部でのゼ
ーベック効果により自己発生的に生ずる熱起電力による
ものと考えられ、従来法による原理とは全く異なるもの
である。
試料6の一端を抵抗体36を介して接地した本実施の形
態の方が、一般には、測定系から直流電源8を取去るこ
とにより、電源からのノイズの影響がなくなるので、電
流像がより鮮明になるとともにボイドの検出感度が向上
するという利点もある。
を抵抗体36を介して接地する構成としたが、図4に示
すように、電極パッド18と接地との間にコンデンサ3
8の負荷を並列に取付ける構成としてもよい。このよう
な構成でも、ノイズは低減されボイド部においてより鮮
明な像が得られ、検出感度が向上するといった効果が確
認された。また、抵抗体36とコンデンサ38の両方を
取付ける構成としても同様のノイズ低減効果が得られ
る。
電磁波が伝搬して電流アンプ10の出力信号にノイズを
与えている場合等においては、抵抗体36ではジュール
熱、そして、コンデンサ38では誘電損として、低周波
電磁波が吸収されることにより、ノイズの低減に有効で
ある可能性がある。
高周波側のノイズを除去するのにも有効である。
施の形態2の走査型光誘起電流解析装置102の構成を
示す概略ブロック図である。
を固定的に接地するのではなく、接地するか、直流電源
8につなぐかを切換える機構34を持つ構成としたもの
である。図において符号2〜20は、図1と同様の構成
要素であり、切換機構34は直流電源8と接地電位の切
換えを行なう。このように装置を構成することにより、
バイアス印加状態での解析も可能になる。
試料の抵抗値等に応じて、より適切な測定モードを選択
することが可能となる。
の形態2では、試料の片側電極を負荷を介して0V(接
地)に固定したが、開放状態としてもよい。すなわち、
測定系を閉回路にしなくてもよい。
よる光誘起電流解析装置104の構成を示す。
構成要素を示す。開放状態で解析が可能であるのは、レ
ーザ照射の際のボイドに対応して発生する電流が、自己
発生的な熱起電力による非平衡電流に起因するためであ
る。上記の実施の形態1同様、直流電源8からのノイズ
の影響を受けないため、電流像がより鮮明になるととも
にボンドの検出感度が向上することを確認した。
うに、抵抗体36の負荷を取付ける構成となっている。
図において、符号6〜18は、図2と同様の構成要素で
ある。このように、抵抗体36を取付けることにより、
実施の形態1と同様、空間電場、浮遊電界の変動の影響
が軽減され、ノイズが低減される。
れ、検出感度が向上するといった効果が確認された。
ては、図8に示すようなコンデンサ38でもよい。すな
わち、電極パッド18と接地電位との間にコンデンサ3
8を接続する構成としている。この場合も、コンデンサ
38が接続される電極パッド18は、直流的には開放状
態となっている。このような構成でも、低周波電磁波の
吸収効果等により、ノイズの低減効果が得られる。
を取付ける構造としても同様のノイズ低減効果が得られ
る。
被測定物6の片側電極部の処理により、ノイズの低減を
行なったが、被測定物6を電磁遮蔽体で覆うことによっ
てもノイズの低減が可能である。図9にその構成の一例
を示す。図9は、実施の形態4による光誘起電力解析装
置106の構成の一例を示す概略ブロック図である。図
において、符号2〜20は図1と同様の構成要素であ
り、レーザ走査型顕微鏡2および被測定物6は、パーマ
ロイ等の合金または通常の金属等の電磁遮蔽体40でで
きたケースにより覆われている。このように、被測定物
6を電磁遮蔽体40で覆うことにより、空間電場、浮遊
電界の変動の影響が軽減され、ノイズが低減されること
により、実施の形態1〜3と同様の効果が確認された。
電極が開放状態となっているが、実施の形態1と同様、
接地電位に接続されている場合でも、抵抗体36やコン
デンサ38が接続されている場合でも、もちろんノイズ
の低減効果がある。
4では、ノイズの低減を行なうことによりS/N比(si
gnal / noise)を改善し、より鮮明な電流像を得ること
ことでボイドの検出感度を向上させる例を示した。しか
し、レーザ照射の際、ボイドに対応して発生する電流自
体を増大させることによっても、同様にS/N比が改善
され、ボイドの検出感度が向上する。以下にその構成の
例を示す。
査型光誘起電流解析装置108の構成を示す概略ブロッ
ク図である。
の走査速度制御部42に装置制御部20から走査速度制
御信号ssが送られ、この信号ssに基づいてレーザ光
の走査速度を可変とできる構成とした点および装置制御
部20からの信号siにより電流アンプ10のサンプリ
ング速度を可変とできる構成とした点で異なる。
構成において、レーザ光走査装置202が音響光学偏向
素子からなる場合は、この音響光学偏向素子の入力であ
る高周波制限信号の周波数を変化させる速度が、信号s
sに基づいて変化可能な構成とすれば、偏向角の変化す
る速度を可変とできるので、レーザ光の走査速度を可変
とできる。
において、レーザビームの走査速度を従来装置の1画面
当り、たとえば、33ミリ秒以下(たとえば30フレー
ム/秒)にする機能および、走査速度に応じて電流のサ
ンプリング速度を上げる機能、すなわち、電流像の表示
分解能を変化させずにレーザビームの走査速度を1画面
当り33ミリ秒以下に速める機能を付加するものであ
る。ボイド部での起電力を利用する本発明では、レーザ
ビームの走査速度を速めることによりボイド部に対応し
て電流を増大させることができる。これは、レーザ照射
の際ボイドに対応して発生する電流が、ボイド部での熱
抵抗に起因するためである。
大を引起こす理由を示した模式図である。図11(a)
は、Al配線試料の断面構造、図11(b)、(c)
は、図13(a)の点Aにレーザビーム4が照射された
際、Al配線22における照射点両側の温度勾配を示
す。ビーム4の走査速度が遅い場合の状態が図13
(b)、速い場合の状態を示したのが図13(c)であ
る。図において、符号4〜30は図3と同様の構成要素
を示し、点Aにレーザビーム4が照射されたときの温度
分布の変化44をハッチングの密度で表現している。つ
まり、図中ハッチングの密度が高いほど高い温度である
ことを示す。照射点の右および左側の温度勾配kr、k
lの差により、ビーム4が照射されている点Aに熱起電
力による電流IAが発生する。
線22中の他の正常箇所と比較して熱伝導が低下してお
り、熱抵抗が高い。そのために図11に示すように、ボ
イド近傍にビームが照射された際、照射点に対してボイ
ド側の温度勾配klが逆側の勾配krに比べて大きくな
る。これにより、左向きの電子流が発生し、電流IAが
発生することになる。
度勾配の差に依存し、差が大きいほど電流は大きくな
る。この温度勾配の差は、照射点両側の熱伝導速度の差
に起因するため、図11(c)に示すように、熱源とな
るレーザビームの通過速度、すなわち走査速度が速いほ
ど、温度勾配klの増加が温度勾配krの増加より大き
いので、温度勾配krとklの差は増大し、電流IA も
増大する。
電流アンプ10の出力信号のS/Nが改善され、より鮮
明な電流像が得られる。
レーザビームの走査速度を速め、照射点両側の熱勾配の
差を増加させることによって、ボイドに対応して発生す
る電流を増大させるようにしたが、被測定物6を冷却す
ることによっても、熱起電力が温度低下に伴って大きく
なるので、上記電流を増大させることができる。
解析装置110の構成を示す概略ブロック図である。図
12において、符号2〜20は、図1と同様の構成要素
であり、本発明装置ではさらに試料を冷却する冷却装置
46を備えている。冷却装置46としては、窒素、ヘリ
ウム等の液化ガスを利用した冷却装置、またはペルチェ
効果を利用した電子冷却装置を用いることが可能であ
る。冷却装置46により、試料温度を室温以下にするこ
とによって、ボイドに対応した電流が増大し、ボイドの
検出感度が向上することを確認した。これは、図11
(b)に示す照射点Aでの温度変化Δtの増大による。
は、実施の形態1に示すノンバイアス下での解析におけ
るボイドの検出感度を向上させるための構成例を示し
た。以下では、本発明解析方法をLSI等の実デバイス
上のAl配線、ビアホール等の解析に応用する上で有効
な実施の形態を示す。
査型顕微鏡2の概略ブロック図を示す。本実施の形態7
では、レーザ光源108の出力波長を、たとえば、1.
2μm以上とした。これにより、Si基板部での光誘起
電流の発生がなくなり、Al配線中のボイドの検出がノ
ンバイアス状態で可能になる。LSI等の実デバイスで
は、Al配線のテスト用試料とは異なり、Al配線が必
ずどこかでSi基板とコンタクトしている。従来装置で
は、光ビーム4として、波長633nm(HeNeレー
ザ)や488nm(Arレーザ)等のSiのバンドギャ
ップエネルギ(1.1ev;光の波長1.2μmに対
応)よりも高エネルギのレーザビームを使用していた。
そのために、ビームがSi基板に照射された際、Si基
板中に電子−正孔対が発生し、この電子または正孔がコ
ンタクトからAl配線中に導かれ電流として検出され
る。
オーダ)は、同条件でAl配線中のボイドに対応して発
生する電流(nAオーダ)に比べて極端に大きい。この
Si基板部での光誘起電流の影響により、従来装置でL
SI等の実デバイスを解析することは困難であった。本
実施の形態では、光ビーム4の波長をSiのバンドギャ
ップエネルギ以下の1.2μm以上にすることにより、
シリコン基板中での電子−正孔対の発生を抑え、Si基
板部での光誘起電流の影響をなくすことが可能である。
は、たとえば、MgF2 にCo、Ni等をドーピングし
た結晶を用いた固体レーザを用いることが可能である。
を説明したが、他の半導体基板の場合にも、その基板材
料のバンドギャップよりも低エネルギのレーザ光源を用
いることにより、上記実施の形態と同様の効果を得るこ
とができる。
光ビームの波長を変えて、シリコン基板からの影響をな
くした例を示したが、レーザビームをAl配線のみに照
射することによっても基板の影響をなくすことができ
る。
誘起電流解析装置112の構成を示す概略ブロック図で
ある。図1の実施の形態1による光誘起電流解析装置1
00とは、走査領域入力装置48を有している点で異な
る。
に基づいて、装置制御部20からのレーザ光走査領域指
定信号rが出力され、信号rに応じてレーザ走査型顕微
鏡2のレーザ光を走査する領域が制限される。
る結像情報を示す模式図である。Si基板62上に、A
l配線60が形成されている被測定物6において、Al
配線60中にボイド64が存在している。この場合、A
l配線60上の一定領域66のみにレーザ光4を走査す
る。本実施の形態では、走査型光誘起電流解析装置11
0にビーム走査位置、範囲をモニタ画面上で任意に設定
できる走査領域入力装置48を付加し、Al配線上のみ
にレーザビームを照射するようにしたので、Si基板部
において発生する光誘起電流の影響をなくすことが可能
となり、LSI等の実デバイスであっても、Al配線中
のボイドを高感度で検出することが可能であることを確
認した。
レーザビームの照射位置、範囲を制限してAl配線の情
報のみを取出すようにしたが、電流検出を行なう位置、
領域を設定できるようにしても同様の効果が得られる。
査型光誘起電流検出装置114の構成を示す概略ブロッ
ク図である。図1に示した実施の形態1とは、電流検出
領域入力装置49を有している点で異なる。
信号に基づいて、装置制御部20から電流検出領域指定
信号riが出力され、信号riに応じて電流アンプ10
が電流を検出する領域が制限される。
流検出装置114により得られる電流像を示す一例であ
る。図17(a)は、LSI等の実デバイスにおいて電
流検出を行なう位置、領域を指定する前の従来の電流
像、図17(b)は、本実施の形態の機能を使い、Al
配線上の指定した領域のみを再表示した電流像を示す。
Si基板62上に、Al配線60が形成されている被測
定物6において、Al配線60中にボイド64が存在し
ている。この場合、Al配線60上の一定領域68をレ
ーザ光4が走査している期間のみ、電流アンプ10が光
誘起電流を検出する。
域中にボイドのイメージ70が現われている。
走査領域内の平均電流値を基準として、各ポイントの基
準からの偏位を輝度変換し、たとえば通常256階調の
電流像として出力する。したがって、従来の光誘起電流
解析装置で電流像を表示すると、図17(a)に示すよ
うにAl配線の領域は真っ黒に、Si基板部の領域歯真
っ白に表示され、Al配線の情報は全く現われてこな
い。そのため、電流アンプの感度を挙げて検出分解能を
上げると表現可能な電流変位の範囲が狭くなる。
常1nA以下の電流変位をとらえる必要があるが、たと
えば検出下限(検出分解能)40pAの電流アンプを使
用した場合、表現可能な電流範囲は10nA程度と非常
に小さくなる。図17のように走査領域内にSi基板部
があると、領域内の平均電流値はμAレベルになり、そ
れを基準に10nAの範囲しか輝度変換をしないとする
と、図17(a)に示すように、Si基板部/Al配線
部は各々輝度階調の上/下に飽和したイメージ、すなわ
ち真っ白/真っ黒になってしまう。
装置114に電流検出または輝度変化する領域を任意に
設定できる機能を付加することにより、Si基板部にて
発生する光誘起電流の影響をなくすことが可能になり、
LSI等の実デバイスであってもAl配線中のボイドを
高感度で検出することが可能である。
析装置100の構成を示す概略ブロック図である。
である。
る。(a)は、レーザの走査領域に対する被測定物の断
面図、(b)は、レーザ光を走査したときの電流値の変
化を示す波形図、(c)は(b)の波形図に基づいて出
力される画像イメージを示す。
略図である。
析装置102の構成を示す概略ブロック図である。
析装置104の構成を示す概略ブロック図である。
である。
略図である。
析装置106の構成を示す概略ブロック図である。
解析装置108の構成を示す概略ブロック図である。
(a)は、レーザの走査領域に対する被測定物の断面
図、(b)は、低速度でレーザ光を走査したときのA1
配線中の温度分布図、(c)は高速度でレーザ光を走査
したときのAl配線中の温度分布図である。
解析装置110の構成を示す概略ブロック図である。
解析装置におけるレーザ走査型顕微鏡2の構成を示す概
略ブロック図である。
解析装置112の構成を示す概略ブロック図である。
域を指定する画像の例を示すイメージ図である。
解析装置114の構成を示す概略ブロック図である。
る。(a)は実施の形態9において電流検出領域を指定
する画像の例を示すイメージ図であり、(b)は指定領
域からの出力電流のイメージ図である。
成を示す概略ブロック図である。
る。
略ブロック図である。
を示す概略図である。
定物、8 直流電源、9 接地電位、10 電流アン
プ、12 画像情報変換装置、14 画像出力装置、1
6配線パターン、18電極パッド、20 装置制御部、
50 ビームスプリッタ、52 結像レンズ、54 C
CD、56 対物レンズ、58 反射ミラー、100、
102、104、106、108、110、112、1
14 走査型光誘起電流解析装置、200 レーザ光
源、202 光偏向素子、204 結像装置、206
集束装置。
Claims (19)
- 【請求項1】 集束したレーザ光を走査しながら照射す
ることによって、被測定試料に誘起される光誘起電流を
検出する走査型光誘起電流解析装置であって、 前記レーザ光を発生するレーザ光源と、 第1の制御信号に応じた領域内で前記レーザ光を走査す
る光束走査手段と、 前記レーザ光を前記被測定試料上に集束させる光集束手
段と、 前記第1の制御信号を出力する制御手段と、 前記被測定試料の両端と接続され、前記被測定試料を流
れる電流を増幅し、その増幅した電流に対応する出力信
号を出力する電流増幅手段と、 前記被測定試料の一端と前記電流増幅手段との間に直列
に接続された抵抗体と、 前記レーザ光の走査に同期して前記電流増幅手段の出力
信号を対応する画像情報に変換して出力する画像変換手
段と、 前記画像情報に応じた画像を出力する画像出力手段とを
備える、走査型光誘起電流解析装置。 - 【請求項2】 集束したレーザ光を走査しながら照射す
ることによって、被測定試料に誘起される光誘起電流を
検出する走査型光誘起電流解析装置であって、 前記レーザ光を発生するレーザ光源と、 第1の制御信号に応じた領域内で前記レーザ光を走査す
る光束走査手段と、 前記レーザ光を前記被測定試料上に集束させる光集束手
段と、 前記第1の制御信号を出力する制御手段と、 前記測定試料の両端と接続され、前記被測定試料を流れ
る電流を増幅し、その増幅した電流に対応する出力信号
を出力する電流増幅手段と、 前記被測定試料の一端と前記電流増幅手段との間に並列
に接続されたコンデンサと、 前記レーザ光の走査に同期して前記電流増幅手段の出力
信号を対応する画像情報に変換して出力する画像変換手
段と、 前記画像情報に応じた画像を出力する画像出力手段とを
備える、走査型光誘起電流解析装置。 - 【請求項3】 集束したレーザ光を走査しながら照射す
ることによって、被測定試料に誘起される光誘起電流を
検出する走査型光誘起電流解析装置であって、 前記レーザ光を発生するレーザ光源と、 第1の制御信号に応じた領域内で前記レーザ光を走査す
る光束走査手段と、 前記レーザ光を前記被測定試料上に集束させる光集束手
段と、 前記第1の制御信号を出力する制御手段と、 前記被測定試料を流れる電流を増幅し、その増幅した電
流に対応する出力信号を出力する電流増幅手段と、 第1の電位を供給する第1の電源と、 前記被測定試料の両端と前記電流増幅手段が接続する状
態と、前記被測定試料と前記第1の電源と前記電流増幅
手段とが直列に接続する状態とを切換える第1の切換手
段と、 前記レーザ光の走査に同期して前記電流増幅手段の出力
信号を対応する画像情報に変換して出力する画像変換手
段と、 前記画像情報に応じた画像を出力する画像出力手段とを
備える、走査型光誘起電流解析装置。 - 【請求項4】 前記被測定試料から反射光を結像させ、
結像情報を前記画像変換手段に出力する結像手段をさら
に備え、 前記画像変換手段は、 第2の制御信号に応じて、前記出力手段に前記画像情報
を出力する状態と、前記結像情報を出力する状態とを切
換える第2の切換手段をさらに含み、 前記制御手段は、さらに、前記第2の制御信号を出力し
て、前記光束走査手段と前記第2の切換手段の動作を制
御する、請求項1から3いずれかに記載の走査型光誘起
電流解析装置。 - 【請求項5】 少なくとも前記レーザ光源、前記光束走
査手段、前記光集束手段および前記被測定試料を覆う電
磁遮蔽体をさらに備える、請求項4記載の走査型光誘起
電流解析装置。 - 【請求項6】 前記光束走査手段は、前記レーザ光の走
査速度を可変とする手段をさらに含む、請求項4記載の
走査型光誘起電流解析装置。 - 【請求項7】 前記被測定試料を冷却し、環境温度以下
とする冷却手段をさらに備える、請求項4記載の走査型
光誘起電流解析装置。 - 【請求項8】 前記被測定試料が半導体を含む場合にお
いて、前記レーザ光源の発生するレーザ光が前記半導体
のバンドギャップエネルギに相当する波長より長い波長
を有する、請求項4記載の走査型光誘起電流解析装置。 - 【請求項9】 前記制御手段は、指定された前記結像情
報の一部に相当する領域で、前記レーザ光を走査する前
記第1の制御信号を発生する手段をさらに含む、請求項
4記載の走査型光誘起電流解析装置。 - 【請求項10】 前記制御手段は、前記結像情報の一部
に相当する領域を指定する領域指定信号を出力する手段
をさらに含み、 前記画像変換手段は、前記領域指定信号に応じた領域に
相当する前記画像情報を出力する手段をさらに含む、請
求項4記載の走査型光誘起電流解析装置。 - 【請求項11】 集束したレーザ光を走査しながら照射
することによって、被測定試料に誘起される光誘起電流
を検出する走査型光誘起電流解析装置であって、 前記レーザ光を発生するレーザ光源と、 第1の制御信号に応じた領域内で前記レーザ光を走査す
る光束走査手段と、 前記レーザ光を前記被測定試料上に集束させる光集束手
段と、 前記第1の制御信号を出力する制御手段と、 第1の電位を供給する第1の電源と、 一端が電気的に開放状態である前記被測定試料の他端と
前記第1の電源との間に接続し、前記被測定試料に流れ
る電流を増幅し、対応する信号を出力する電流増幅手段
と、 前記開放状態である被測定試料の一端に接続する抵抗体
と、 前記レーザ光の走査に同期して前記電流増幅手段の出力
信号を対応する画像情報に変換して出力する画像変換手
段と、 前記画像情報に応じた画像を出力する画像出力手段とを
備える、走査型光誘起電流解析装置。 - 【請求項12】 集束したレーザ光を走査しながら照射
することによって、被測定試料に誘起される光誘起電流
を検出する走査型光誘起電流解析装置であって、 前記レーザ光を発生するレーザ光源と、 第1の制御信号に応じた領域内で前記レーザ光を走査す
る光束走査手段と、 前記レーザ光を前記被測定試料上に集束させる光集束手
段と、 前記第1の制御信号を出力する制御手段と、 第1の電位を供給する第1の電源と、 一端が電気的に開放状態である前記被測定試料の他端と
前記第1の電源との間に接続し、前記被測定試料を流れ
る電流を増幅し、対応する信号を出力する電流増幅手段
と、 前記開放状態である被測定試料の一端と前記第1の電源
との間に接続されたコンデンサと、 前記レーザ光の走査に同期して前記電流増幅手段の出力
信号を対応する画像情報に変換して出力する画像変換手
段と、 前記画像情報に応じた画像を出力する画像出力手段とを
備える、走査型光誘起電流解析装置。 - 【請求項13】 前記被測定試料からの反射光を結像さ
せ、結像情報を前記画像変換手段に出力する結像手段を
さらに備え、 前記画像変換手段は、 第2の制御信号に応じて、前記画像出力手段に前記画像
情報を出力する第1の状態と、前記結像情報を出力する
第2の状態とを切換える第3の切換手段を含み、 前記制御手段は、さらに、前記第2の制御信号を出力し
て、前記光束走査手段と前記第3の切換手段の動作を制
御する、請求項11または12記載の走査型光誘起電流
解析装置。 - 【請求項14】 少なくとも前記レーザ光源、前記光束
走査手段、前記光集束手段および前記被測定試料を覆う
電磁遮蔽体をさらに備える、請求項13記載の走査型光
誘起電流解析装置。 - 【請求項15】 前記光束走査手段は、前記レーザ光の
走査速度を可変とする手段をさらに含む、請求項13記
載の走査型光誘起電流解析装置。 - 【請求項16】 前記被測定試料を冷却し、環境温度以
下とする冷却手段をさらに備える、請求項13記載の走
査型光誘起電流解析装置。 - 【請求項17】 前記被測定試料が半導体を含む場合に
おいて、前記レーザ光源の発生するレーザ光が前記半導
体のバンドギャップエネルギに相当する波長より長い波
長を有する、請求項13記載の走査型光誘起電流解析装
置。 - 【請求項18】 前記制御手段は、指定された前記結像
情報の一部に相当する領域で、前記レーザ光を走査する
前記第1の制御信号を発生する手段をさらに含む、請求
項13記載の走査型光誘起電流解析装置。 - 【請求項19】 前記制御手段は、前記結像情報の一部
に相当する領域を指定する領域指定信号を出力する手段
をさらに含み、 前記画像変換手段は、前記領域指定信号に応じた領域に
相当する前記画像情報を出力する手段をさらに含む、請
求項13記載の走査型光誘起電流解析装置。
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