JPH08256104A - オーディオ信号送信装置およびオーディオ信号受信装置 - Google Patents

オーディオ信号送信装置およびオーディオ信号受信装置

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JPH08256104A
JPH08256104A JP7057669A JP5766995A JPH08256104A JP H08256104 A JPH08256104 A JP H08256104A JP 7057669 A JP7057669 A JP 7057669A JP 5766995 A JP5766995 A JP 5766995A JP H08256104 A JPH08256104 A JP H08256104A
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audio
audio signal
digital
transmission
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JP7057669A
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Yoshihide Niifuku
吉秀 新福
Yasuyuki Chagi
康行 茶木
Norito Mihoda
憲人 三保田
Takatsuna Sasaki
隆綱 佐々木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オーディオ信号と、その音質制御等に用いら
れる制御信号を同じ伝送信号に含めて伝送可能とする。 【構成】 ディジタルオーディオ機器10から再生され
たディジタルオーディオ信号および利用者の操作に対応
する制御信号は、送信装置20において符号化および多
重化処理等を受けて光学的な伝送信号となり、受信装置
30に対して空間的に伝送される。受信装置30は、伝
送信号を受信し、ディジタルオーディオ信号および制御
信号を再生してスピーカシステム42a,42bに対し
て出力する。スピーカシステム42a,42bは、ディ
ジタルオーディオ信号に対して制御信号等に基づいて音
質調整および音量調整等を行って出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルオーディオ
信号、および、オーディオ機器の制御に用いられるディ
ジタル制御信号の伝送に用いられるオーディオ信号送信
装置、オーディオ信号送信装置およびオーディオ信号伝
送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からアナログオーディオ信号により
赤外線を周波数変調して伝送信号を生成し、空間的に伝
送するアナログ式のオーディオ信号伝送方式が用いられ
ている。アナログ式のオーディオ信号伝送方式は、例え
ばCDプレーヤとスピーカの間のオーディオ信号の伝送
に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したアナ
ログ式のオーディオ信号伝送方式においては、赤外線を
アナログオーディオ信号で周波数変調するので、伝送中
に音質が劣化しやすい等の問題がある。また、上述した
アナログ式のオーディオ信号伝送方式においては、アナ
ログ形式のオーディオ信号と、オーディオ機器の間で音
質調節等を行うためのディジタル形式の制御信号とを同
じ伝送信号に含めることが難しいために、制御信号をオ
ーディオ信号とは別に伝送する必要がある。
【0004】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、伝送路における音質の劣化が少
ないディジタル形式のオーディオ信号を光伝送すること
ができるオーディオ信号送信装置、オーディオ信号受信
装置およびオーディオ信号伝送装置を提供することを目
的とする。また、オーディオ信号と、その音質制御等に
用いられる制御信号を同じ伝送信号に含めて伝送可能な
オーディオ信号送信装置、オーディオ信号送信装置およ
びオーディオ信号伝送装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るオーディオ信号送信装置は、ディジタル
オーディオ信号に対して誤り訂正信号を付加し、符号化
し、インターリーブしてオーディオ伝送信号を生成する
オーディオ伝送信号生成手段と、前記ディジタルオーデ
ィオ伝送信号の再生処理に用いられるディジタル制御信
号を所定の回数繰り返して連送信号を生成する連送信号
生成手段と、前記オーディオ伝送信号と前記連送信号と
を多重化して多重化信号を生成する多重化手段と、前記
多重化信号を所定のディジタル変調方法で変調して所定
の周波数帯域内の変調信号を生成する変調信号生成手段
と、前記変調信号を光学的な伝送信号に変換して送出す
る光信号送出手段とを有する。好適には、前記変調信号
生成手段は、ロールオフ率50%以下の差動型QPSK
変調方法により前記多重化信号を変調して前記変調信号
を生成する。
【0006】また、本発明に係るオーディオ信号受信装
置は、上記いずれかの本発明に係るオーディオ信号送信
装置により生成された前記光学的な伝送信号から前記デ
ィジタルオーディオ信号および前記ディジタル制御信号
を再生するオーディオ信号受信装置であって、前記光学
的な伝送信号を電気的な受信信号に変換する受信手段
と、前記受信信号を前記所定のディジタル変調方法に対
応するディジタル復調方法で復調し、前記多重化信号を
再生する多重化信号再生手段と、前記多重化信号から前
記オーディオ伝送信号および前記連送信号を分離する分
離手段と、前記分離手段により分離された前記オーディ
オ伝送信号をデインターリーブし、復号し、前記付加さ
れた誤り訂正信号に基づいて誤り訂正して前記ディジタ
ルオーディオ信号を再生するディジタルオーディオ信号
再生手段と、前記連送信号を多数決により判断して前記
ディジタル制御信号を再生するディジタル制御信号再生
手段とを有する。
【0007】好適には、再生された前記ディジタル制御
信号に基づいて、前記ディジタルオーディオ信号に対し
て所定の信号処理を行う信号処理手段をさらに有する。
好適には、前記前記ディジタルオーディオ信号は2チャ
ンネル分のオーディオ信号を含み、前記前記ディジタル
オーディオ信号から前記2チャンネル分のオーディオ信
号を分離して、これら2チャンネル分のオーディオ信号
の両方、または、これらのいずれかを出力する信号出力
手段をさらに有する。また、本発明に係るオーディオ信
号伝送装置は、上記本発明に係るオーディオ信号送信装
置のいずれかと、上記本発明に係るオーディオ信号受信
装置のいずれかとを有する。
【0008】
【作用】本発明に係るオーディオ信号伝送装置におい
て、オーディオ伝送信号生成手段は、例えばCDプレー
ヤがCDから読み出したディジタル形式のオーディオ信
号に対して誤り訂正信号を付加し、例えばリードソロモ
ン符号化し、さらに、インターリーブしてオーディオ伝
送信号を生成する。
【0009】連送信号生成手段は、例えば受信側のオー
ディオ信号再生の際の音質・音量制御等に用いられる比
較的信号速度が遅いディジタル形式の制御信号を、誤り
訂正のために所定の回数繰り返す連送信号を生成する。
この連送信号の誤り訂正は、受信側において多数決をと
ることにより、容易に可能である。
【0010】多重化手段は、オーディオ伝送信号と連送
信号とを多重化して多重化信号を生成する。いずれの信
号もディジタル形式なので、多重化は容易である。変調
信号生成手段は、例えば、ロールオフ率50%以下の差
動型QPSK変調方法により多重化信号を変調し、日本
電子機械工業界の規格CP−1205に適合する周波数
帯域3MHz以内の変調信号を生成する。光信号送出手
段は、例えばLEDにより変調信号を光学的な伝送信号
に変換して送出する。
【0011】
【実施例1】以下、本発明の第1の実施例を説明する。オーディオ信号伝送装置1の構成 図1は、本発明に係るオーディオ信号伝送装置1の構成
を示す図である。図2は、図1に示したオーディオ信号
伝送装置1の使用態様を示す図である。図1および図2
に示すように、オーディオ信号伝送装置1は、ディジタ
ルオーディオ機器(DAE)10、送信装置20、受信
装置30、および、スピーカシステム(SP)42a,
42bまたはヘッドホンシステム(HP)44から構成
されており、送信装置20は、送信回路(TX)22お
よびLED24から構成され、受信装置30はフォトダ
イオード32および受信回路34から構成される。
【0012】ディジタルオーディオ機器10は、例えば
ミニコンポ等の形態をとり、コンパクトディスク(C
D)等から再生したディジタルオーディオ信号(S10
a)、および、スピーカシステム42a,42bにおけ
るディジタルオーディオ信号からアナログ形式のオーデ
ィオ信号を再生する処理において、オーディオ信号の音
質・音量調整等の処理に用いられるディジタル形式の制
御信号(S10b)を送信装置20に対して出力する。
なお、ディジタルオーディオ機器10から送信装置20
に対して出力されるディジタルオーディオ信号S10a
は、標本化周波数44.1KHz、16ビットであっ
て、CDに記録されている信号と同形式である。
【0013】送信装置20の構成 送信装置20において、送信回路22は、ディジタルオ
ーディオ信号S10aに誤り訂正符号を付加し、例えば
リードソロモン符号化により符号化し、さらにインター
リーブしてオーディオ伝送信号を生成し、また、制御信
号を所定の回数繰り返して連送信号し、これらの信号を
多重化し、変調して変調信号を生成し、LED24に対
して出力する。なお、送信回路22の構成および動作
は、図3を参照して後述する。LED24は、例えば赤
外領域の発光ダイオードであって、送信回路22から入
力された変調信号を光学的な伝送信号(S24)に変換
して受信装置30に対して送出する。
【0014】受信装置30の構成 受信装置30において、フォトダイオード32は、LE
D24から空間的に伝送されてきた伝送信号S24を電
気的な受信信号に変換して受信回路34に対して出力す
る。受信回路34は、受信信号S32を復調し、デイン
ターリーブし、リードソロモン復号により復号し、誤り
訂正を行って元のディジタルオーディオ信号を再生し、
また、制御信号に対して多数決により誤り訂正を行って
スピーカシステム42a,42bに対して出力する。な
お、受信回路34の構成および動作は、図6を参照して
後述する。
【0015】送信回路22の構成およびその構成要素の
動作 図3は、図1に示した送信回路22の構成を示す図であ
る。送信回路22は、誤り訂正符号付加回路(ECC
E)220、符号化回路222、インターリーブ回路2
24、多重化回路226、変調回路230、くり返し回
路228、変調回路230および増幅回路232から構
成される。誤り訂正符号付加回路220は、ディジタル
オーディオ信号S10aに基づいて誤り訂正符号を生成
し、ディジタルオーディオ信号S10aの所定の位置に
挿入して符号化回路222に対して出力する。
【0016】符号化回路222は、誤り訂正符号付加回
路220から入力された信号を、例えばリードソロモン
符号化により符号化してインターリーブ回路224に対
して出力する。インターリーブ回路224は、インター
リーブ回路224から入力された信号をインターリーブ
してオーディオ伝送信号を生成し、多重化回路226に
対して出力する。
【0017】くり返し回路228は、ディジタルオーデ
ィオ機器10から入力された制御信号を、所定の回数、
例えば8回繰り返して連送信号を生成し、多重化回路2
26に対して出力する。多重化回路226は、オーディ
オ伝送信号と連送信号とを多重化して多重化信号を生成
し、変調回路230に対して出力する。変調回路230
は、日本電子機械工業会の規格CP−1205に適合す
るように、例えばロールオフ率50%以下の差動型QP
SK変調方法により多重化信号を変調して周波数帯域3
MHz以内の変調信号を生成して増幅回路232に対し
て出力する。なお、日本電子機械工業会の規格CP−1
205および変調回路230における変調方法は、図4
および図5を参照してさらに説明する。変調回路230
は、変調信号を増幅してLED24に対して出力する。
【0018】図4は、オーディオ信号等を光学的に伝送
する際に用いられる日本電子機械工業会の規格CP−1
205を説明する図である。図5は、変調回路230に
おける変調方法を説明する図である。図4に示すよう
に、変調信号に含まれるディジタルオーディオ信号は、
高音質音声伝送帯域の内の3MHz〜6MHzの帯域を
利用して伝送され、連送信号は0.33〜0.4MHz
の帯域を利用して伝送される。ちなみに、高音質音声伝
送帯域の2.3MHzおよび2.8MHzを中心とする
帯域H1,H2は、アナログオーディオ信号伝送用の帯
域として用いられる。ディジタルオーディオ信号を3M
Hzの帯域内に収めるためには、図5に示すように、ロ
ールオフ率50%以下の差動型QPSK変調(DQPS
K変調)方法が用いられる。化信号を変調して周波数帯
域3MHz以内の前記変調信号を生成する。データ伝送
速度がfs (bps)である場合、図5に示すようにフ
ィルタで帯域制限により幅fW を生じるため、使用帯域
幅fn およびロールオフ率は、次式に示すように求めら
れる。
【0019】
【数1】 ロールオフ率(b) = d/c = (fW /2)/(fs /4) = 2fW /fs 使用周波数帯域(fn )= fs /4+fs /4+fW /2+fW /2 = fs /2+fW ただし、変調回路230のDQPSK変調方法におい
て、ZRZIのデータ2ビットが1セットであり、ZR
ZIのパルス間隔は、2×T(μ秒)であり、データの
パルスの周波数帯域はfs /2(MHz)である。した
がって、最大データ速度が4Mbpsの場合は、データ
のパルスの周波数帯域(fs )は4MHz、fW は1.
MHz(=b×fs /2)、使用周波数帯域fn は3M
Hzの条件から、最大4MHzのデータ伝送速度を使用
周波数帯域3MHzに抑えるためにはロールオフ率bが
50%以下となることを要する。
【0020】受信回路34の構成およびその構成要素の
動作 図6は、図1に示した受信回路34の構成を示す図であ
る。受信回路34は、増幅回路340、復調回路34
2、搬送波再生回路344、分離回路346、デインタ
ーリーブ回路348、復号回路350、誤り訂正回路
(ECCD)352および多数決回路354から構成さ
れており、実際には図2に示すように、スピーカシステ
ム42a,42bそれぞれに対応して1個ずつ用いら
れ、フォトダイオード32から入力される受信信号S3
2から元のディジタルオーディオ信号を再生してスピー
カシステム42a,42bに対して出力する。
【0021】増幅回路340は、受信信号S32を増幅
して復調回路342および搬送波再生回路344に対し
て出力する。搬送波再生回路344は、PLL回路等か
ら構成され、受信信号から搬送波を再生して復調回路3
42等に対して出力する。復調回路342は、搬送波再
生回路344が再生した搬送波を用いて受信信号に対し
て、変調回路230(図3)に対応する方法により復調
を行い、多重化信号を再生して分離回路346に対して
出力する。
【0022】分離回路346は、多重化信号からオーデ
ィオ伝送信号および連送信号を分離し、それぞれデイン
ターリーブ回路348と多数決回路354とに対して出
力する。デインターリーブ回路348は、オーディオ伝
送信号をデインターリーブして復号回路350に対して
出力する。復号回路350は、デインターリーブ回路3
48から入力された信号を符号化回路222(図3)に
対応する方法により復号して誤り訂正回路352に対し
て出力する。
【0023】誤り訂正回路352は、誤り訂正符号付加
回路220(図3)により付加された誤り訂正符号を用
いて誤り訂正を行い、ディジタルオーディオ信号S34
aとしてスピーカシステム42a,42bに対して出力
する。多数決回路354は、連送信号を多数決により判
断し、8回繰り返される制御信号のうち、5回以上一致
する信号をディジタルオーディオ機器10から送信装置
20に入力された制御信号S10bに対応する制御信号
34bとしてスピーカシステム42a,42bに対して
出力する。制御信号S10bは数百bps以下の信号速
度なので、多数決による誤り訂正により充分な信頼性を
確保することができる。
【0024】スピーカシステム42a,42bの構成お
よび動作 図7は、図1に示したスピーカシステム42a,42b
の構成を示す図である。スピーカシステム42a,42
bは、インターフェース回路420、音声処理回路(D
SP)422、音量制御回路(DVC)424、制御信
号デコーダ(SCD)426、ディジタル/アナログ変
換回路(D/A変換回路)428、電力増幅回路(AM
P)430、ネットワーク回路(NW)432、スピー
カ434および電源回路(PS)436から構成されて
おり、実際には図2に示すように左右ステレオ音声にそ
れぞれ対応して2台用いられ、受信装置30から入力さ
れたディジタルオーディオ信号S34aおよび制御信号
S34bを用いてディジタルオーディオ信号に対して音
量調節および音質調節を行い、アナログオーディオ信号
を再生して出力する。
【0025】インターフェース回路420は、ディジタ
ルオーディオ信号S34aから、左右2つのオーディオ
信号の内、そのスピーカシステムが再生する信号のみ、
例えばスピーカシステム42aのインターフェース回路
420は右側のオーディオ信号、スピーカシステム42
bのインターフェース回路420は左側のオーディオ信
号を抽出して音声処理回路422に対して出力し、ま
た、音量制御に関する制御信号を抽出して音量制御回路
424に対して出力する。制御信号デコーダ426は、
制御信号S34bをデコードしてネットワーク回路43
2に対して出力する。
【0026】音声処理回路422は、制御信号デコーダ
426から入力された音質調整に関する信号に基づい
て、インターフェース回路420から入力されたディジ
タルオーディオ信号に対して音質調整処理を行ってD/
A変換回路428に対して出力する。音量制御回路42
4は、インターフェース回路420から入力された制御
信号に基づいて、D/A変換回路428の出力信号の振
幅を変更することにより音量調節を行う。D/A変換回
路428は、音量制御回路424の制御に従って、音声
処理回路422から入力された音質調整処理済のディジ
タルオーディオ信号をアナログ形式のオーディオ信号に
変換して電力増幅回路430に対して出力する。
【0027】電力増幅回路430は、D/A変換回路4
28から入力されたアナログオーディオ信号を電力増幅
し、音声処理回路422に対して出力する。ネットワー
ク回路432は、電力増幅回路430において増幅され
た信号を、それぞれ所定の周波数で高域、中域および低
域の3つの帯域の信号に分割し、これらの信号を、それ
ぞれスピーカ434のツイータ(SP−H)、スコーカ
(SP−M)およびウーハ(SP−L)を介して出力す
る。
【0028】オーディオ信号伝送装置1の動作 以下、オーディオ信号伝送装置1の動作を説明する。デ
ィジタルオーディオ機器10の利用者は、例えばディジ
タルオーディオ機器10においてCDを再生するととも
に、ディジタルオーディオ機器10を操作して音量調節
および音質調節を行う。
【0029】ディジタルオーディオ機器10から再生さ
れたディジタルオーディオ信号、および、ディジタルオ
ーディオ機器10の利用者の操作に対応する制御信号
は、それぞれディジタルオーディオ信号S10aおよび
制御信号S10bとして送信装置20に対して出力され
る。送信装置20は、入力されたディジタルオーディオ
信号S10aから生成されたオーディオ伝送信号と、制
御信号S10bから生成された連送信号とを多重化し、
変調して変調信号を生成し、変調信号をスピーカシステ
ム42a,42bそれぞれに対応する受信装置30に対
して光学的な伝送信号S24として空間的に伝送する。
【0030】伝送信号S24は、受信装置30により受
信され、ディジタルオーディオ信号S10aおよび制御
信号S10bにそれぞれ対応するディジタルオーディオ
信号S34aおよび制御信号S34bが再生され、スピ
ーカシステム42a,42bに対して出力される。スピ
ーカシステム42a,42bは、ディジタルオーディオ
信号S34aと制御信号S34bとを用いてディジタル
処理によりディジタルオーディオ信号に対して音質調整
および音量調整等を行い、スピーカ434から出力す
る。
【0031】以上述べたようにオーディオ信号伝送装置
1を構成することにより、ディジタルオーディオ機器1
0とスピーカシステム42a,42bとの間のスピーカ
ケーブルが不要になるので、ディジタルオーディオ機器
10とスピーカシステム42a,42bの設置が容易に
なり、部屋内における配置の自由度が増す。また、ディ
ジタルオーディオ信号と制御信号とを多重化して伝送で
きるので、これらの信号を同じ装置で取り扱うことがで
きるようになる。また、ディジタル形式でオーディオ信
号を伝送するので、アナログ形式のオーディオ信号を伝
送する場合のような音質劣化が生じにくい。
【0032】なお、オーディオ信号伝送装置1の送信装
置20および受信装置30を、例えはパーソナルコンピ
ュータとプリンタ間のデータ伝送に転用することができ
る。つまり、送信装置20と受信装置30との間で伝送
されるデータは、ディジタルオーディオ信号および制御
信号とに限られない。また、送信装置20と受信装置3
0との間で伝送される制御信号は、音質調整および音量
調整に係るものに限らず、例えば機器の切替えに用いら
れる制御信号であってもよい。
【0033】また、電力増幅回路430をスピーカ43
4の各スピーカ対応に設けて、音声処理回路422を、
高域信号、中域信号および低域信号の分割、および、こ
れらのスピーカそれぞれの周波数特性および位相の補正
を行うように構成してもよい。上述した第1の実施例に
示した他、例えばここで述べた変形例に示したように、
本発明に係るオーディオ信号送信装置、オーディオ信号
受信装置およびオーディオ信号伝送装置は、種々の構成
を採ることができる。
【0034】
【実施例2】以下、図8を参照して本発明の第2の実施
例を説明する。図8は、ヘッドホンシステム(HP)4
4の構成示す図である。ヘッドホンシステム44は、図
1に点線で示すように、スピーカシステム42a,42
bの代わりに受信装置30に接続され、ヘッドホンから
音声を出力する。ヘッドホンシステム44は、スピーカ
システム42a,42bに類似する構成をとり、インタ
ーフェース回路440、音声処理回路442、音量制御
回路444,446、制御信号デコーダ460、D/A
変換回路448,450、電力増幅回路452,454
およびヘッドホンの左右のスピーカ456,458およ
び電源回路462から構成されており、受信装置30か
ら入力されたディジタルオーディオ信号S34aおよび
制御信号S34bを用いてディジタルオーディオ信号に
対して音量調節および音質調節を行い、アナログオーデ
ィオ信号を再生して出力する。
【0035】インターフェース回路440は、ディジタ
ルオーディオ信号S34aを受け入れて音声処理回路4
42に対して出力し、音量制御に関する制御信号を抽出
して音量制御回路444,446に対して出力する。制
御信号デコーダ460は、制御信号S34bをデコード
して音声処理回路442に対して出力する。音声処理回
路442は、制御信号デコーダ460から入力された音
質調整に関する信号に基づいて、インターフェース回路
440から入力されたディジタルオーディオ信号に対し
て音質調整処理を行って、左右(R,L)のディジタル
オーディオ信号を、それぞれD/A変換回路448,4
50に対して出力する。
【0036】音量制御回路444は、それぞれインター
フェース回路440から入力された制御信号に基づい
て、D/A変換回路448,450の出力信号の振幅を
変更することにより音量調節を行う。D/A変換回路4
48,450は、それぞれ音量制御回路444,446
の制御に従って、音声処理回路442から入力された音
質調整処理済の左右のディジタルオーディオ信号をアナ
ログ形式のオーディオ信号に変換して電力増幅回路45
2,454に対して出力する。
【0037】電力増幅回路452,454は、それぞれ
D/A変換回路448,450から入力されたアナログ
オーディオ信号を電力増幅し、左右のスピーカ(SP−
R,SP−L)456,458に対して出力する。スピ
ーカ456,458は、それぞれ左右のアナログオーデ
ィオ信号を出力する。
【0038】以上述べた各構成要素により、ヘッドホン
システム44は、ディジタルオーディオ信号S34aと
制御信号S34bとを用いてディジタル処理によりディ
ジタルオーディオ信号に対して音質調整および音量調整
等を行い、スピーカ456,458から出力する。ヘッ
ドホンシステム44を用いる場合、第1の実施例に示し
たスピーカシステム42a,42bを用いる場合と異な
り、受信装置30は1台で済む。ヘッドホンシステム4
4を用いたオーディオ信号伝送装置1は、例えばミニデ
ィスク(MD)等を用いたポータブルディジタルオーデ
ィオ機器とヘッドホンとの間のディジタルオーディオ信
号の伝送および再生等に好適である。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るオーデ
ィオ信号送信装置、オーディオ信号受信装置およびオー
ディオ信号伝送装置によれば、伝送路における音質の劣
化が少ないディジタル形式のオーディオ信号を光伝送す
ることができる。また、本発明に係るオーディオ信号送
信装置、オーディオ信号受信装置およびオーディオ信号
伝送装置によれば、オーディオ信号と、その音質制御等
に用いられる制御信号を同じ伝送信号に含めて伝送可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオーディオ信号伝送装置の構成を
示す図である。
【図2】図1に示したオーディオ信号伝送装置の使用態
様を示す図である。
【図3】図1に示した送信回路の構成を示す図である。
【図4】オーディオ信号等を光学的に伝送する際に用い
られる日本電子機械工業会の規格CP−1205を説明
する図である。
【図5】変調回路における変調方法を説明する図であ
る。
【図6】図1に示した受信回路の構成を示す図である。
【図7】図1に示したスピーカシステムの構成を示す図
である。
【図8】ヘッドホンシステムの構成示す図である。
【符号の説明】
1…オーディオ信号伝送装置、10…ディジタルオーデ
ィオ機器、20…送信装置、22…送信回路、220…
誤り訂正符号付加回路、222…符号化回路、224…
インターリーブ回路、226…多重化回路、228…く
り返し回路、230…変調回路、232…増幅回路、2
4…LED、30…受信装置、32…フォトダイオー
ド、34…受信回路、340…増幅回路、342…復調
回路、344…搬送波再生回路、346…分離回路、3
48…デインターリーブ回路、350…復号回路、35
2…誤り訂正回路、354…多数決回路、42a,42
b…スピーカシステム、44…ヘッドホンシステム、4
20,440…インターフェース回路、422,442
…音声処理回路、424,444,446…音量制御回
路、426,460…制御信号デコーダ、428,44
8,450…D/A変換回路、430,452,454
…電力増幅回路、432…ネットワーク回路、434,
456,458…スピーカ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/28 10/26 10/14 10/04 10/06 H04L 27/18 (72)発明者 佐々木 隆綱 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタルオーディオ信号に対して誤り訂
    正信号を付加し、符号化し、インターリーブしてオーデ
    ィオ伝送信号を生成するオーディオ伝送信号生成手段
    と、 前記ディジタルオーディオ伝送信号の再生処理に用いら
    れるディジタル制御信号を所定の回数繰り返して連送信
    号を生成する連送信号生成手段と、 前記オーディオ伝送信号と前記連送信号とを多重化して
    多重化信号を生成する多重化手段と、 前記多重化信号を所定のディジタル変調方法で変調して
    所定の周波数帯域内の変調信号を生成する変調信号生成
    手段と、 前記変調信号を光学的な伝送信号に変換して送出する光
    信号送出手段とを有するオーディオ信号送信装置。
  2. 【請求項2】前記変調信号生成手段は、ロールオフ率5
    0%以下の差動型QPSK変調方法により前記多重化信
    号を変調して前記変調信号を生成する請求項1に記載の
    オーディオ信号送信装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のオーディオ信号
    送信装置により生成された前記光学的な伝送信号から前
    記ディジタルオーディオ信号および前記ディジタル制御
    信号を再生するオーディオ信号受信装置であって、 前記光学的な伝送信号を電気的な受信信号に変換する受
    信手段と、 前記受信信号を前記所定のディジタル変調方法に対応す
    るディジタル復調方法で復調し、前記多重化信号を再生
    する多重化信号再生手段と、 前記多重化信号から前記オーディオ伝送信号および前記
    連送信号を分離する分離手段と、 前記分離手段により分離された前記オーディオ伝送信号
    をデインターリーブし、復号し、前記付加された誤り訂
    正信号に基づいて誤り訂正して前記ディジタルオーディ
    オ信号を再生するディジタルオーディオ信号再生手段
    と、 前記連送信号を多数決により判断して前記ディジタル制
    御信号を再生するディジタル制御信号再生手段とを有す
    るオーディオ信号受信装置。
  4. 【請求項4】再生された前記ディジタル制御信号に基づ
    いて、前記ディジタルオーディオ信号に対して所定の信
    号処理を行う信号処理手段をさらに有する請求項3に記
    載のオーディオ信号受信装置。
  5. 【請求項5】前記前記ディジタルオーディオ信号は2チ
    ャンネル分のオーディオ信号を含み、 前記前記ディジタルオーディオ信号から前記2チャンネ
    ル分のオーディオ信号を分離して、これら2チャンネル
    分のオーディオ信号の両方、または、これらのいずれか
    を出力する信号出力手段をさらに有する請求項3または
    4に記載のオーディオ信号受信装置。
  6. 【請求項6】請求項1または2に記載のオーディオ信号
    送信装置と、 請求項3〜5のいずれかに記載のオーディオ信号受信装
    置とを有するオーディオ信号伝送装置。
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