JPH08257032A - 腹腔鏡器具 - Google Patents

腹腔鏡器具

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JPH08257032A
JPH08257032A JP7053864A JP5386495A JPH08257032A JP H08257032 A JPH08257032 A JP H08257032A JP 7053864 A JP7053864 A JP 7053864A JP 5386495 A JP5386495 A JP 5386495A JP H08257032 A JPH08257032 A JP H08257032A
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trigger
rod
treatment
handle
shaft
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JP7053864A
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Silady John
サイレディー ジョン
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PRECISION ENDOSCOPY INSTR Pty Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 片手による挟持操作が可能であり、異なる状
態の障害物のある箇所にも処理のための挿入が可能とな
る、挟持用鉗子の提供。 【構成】 外科的措置に用いる図5の腹腔鏡器具は、ア
ーム11,12から成るシザー型ハンドルを有してい
る。アーム11は動きが固定されており、アーム12
は、固定アーム11に対し回転可能である。組織挟持手
段は、ハンドル11,12に連結され、挟持機能は手段
22,23,31,33およびトリガー13により制御
される。ハンドル11,12との相互機能によってトリ
ガー13に指圧力を加えて挟持手段を操作し、挟持手段
を操作するトリガー13とハンドル11,12の相互機
能は、ドラム16aと爪14aの配置によって可能にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微細挿入外科手術等の
手術に用いる器具に関し、これをさらに詳細に述べる
と、挟持用または切開用鉗子型の腹腔鏡器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の挟持用鉗子は、熟練者以外の人が
用いた場合や、迅速な動作を要求される箇所において、
使用上および保存上の困難につながる数多くの不利益を
もたらしている。
【0003】例えば、従来の挟持用鉗子は、手術後に血
痕または組織を洗浄できるように容易に取外しを行なう
ことができない。
【0004】これまで、取外しは、鉗子のシザーズ型ハ
ンドルの取外しを伴うことから、煩わしく時間がかかる
作業であった。
【0005】第二に、従来の挟持用鉗子のロック機構で
は、一般に、ラチェット機構により、鉗子のジョー部を
所望の挟持位置に固定していた。このラチェットは露出
しており、外科医の指の設置箇所にあるシザーズ型ハン
ドルの隣接部に位置しているが、このことは、手術の最
中に、ラチェット歯部に外科医の手袋が挟まれる好まし
くない原因につながる。
【0006】さらに、上記ラチェットは、ラチェット歯
部をかみ合わせる必要上、完全に絶縁することが不可能
であることから、外科医が動脈にコ−ドをかけている最
中に、電流が患者の他の組織や外科医にまで流れること
がある。
【0007】第三に、最もよく知られた挟持用鉗子の軸
部は、軸線の周りに回転させることが不可能であり、固
定した状態に保持されるか、または所望の回転位置に固
定される。その場合、この特徴により、軸部の回転や固
定を行なう際に外科医による両手の操作が必要になる
が、このことは、手術中に片手を挟持用鉗子から自由に
しておく必要のある場合には不都合である。
【0008】さらに、従来の挟持用鉗子は、鉗子のジョ
ー部が軸と同じ照準線に維持されるような直線の変形不
可能な軸部を有している。この軸の線形性により、手術
中に障害物の周囲に前記ジョーを挿入するのが困難にな
ることが多い。このため、手術を要する異なる状態の障
害物のある箇所にも挿入できるよう、軸部に障害物に合
ったカーブまたは角度のある鉗子を外科医が使用できて
いれば、挟持用鉗子は外科医にとって有効であったと考
えられる。
【0009】従来の切断用鉗子または別のタイプの組織
処置機能に用いられる鉗子にも、同じような限界が見ら
れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、従来技術の不利益を克服し、あるいは実質的に
改善することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明により、外科的措
置に使用する腹腔鏡器具を提供し、前記器具は、ハンド
ル手段と、手術中に組織を挟持または切断する組織処置
手段と、前記処置手段の操作を制御する手段とから成
り、前記制御手段はトリガー手段に加わる使用者の指の
圧力によって前記処置手段を操作する前記トリガー手段
を具備し、さらに、手術中に異なる状態の障害物がある
組織に前記処置手段が処置を行なうため挿入可能なよう
に前記ハンドル手段に対して前記処置手段の位置を調節
する手段を具備している。
【0012】前記処置手段の位置を調節する前記手段が
調節可能な中空ロッドを具備し、かつ前記処置手段が前
記ロッドの自由端に連結されていることを特徴とするこ
とが好ましい。
【0013】前記中空ロッドは、傾斜したカーブまたは
変形あるいは回転によって、ほぼ非線形型に調節可能で
ある。
【0014】好ましくは、前記ハンドル手段がシザー型
のハンドルから成り、かつ前記制御手段が、前記シザー
型ハンドルと共に前記トリガー手段によって前記処置手
段を操作可能にする相互機能手段をさらに具備してい
る。
【0015】また、好ましくは、前記シザー型ハンドル
が、回転動作を固定されている基準アームと前記基準ア
ームに対して回転式に可動な制御アーム、前記トリガー
手段および前記相互機能手段によって作動する制御アー
ムに加わる別々の指圧力によって操作可能な処置手段と
から成る。
【0016】さらに、好ましくは、前記相互機能手段
が、前記制御アームによって動かすことができかつ前記
基準アームに回転式に連結されている歯部を有するドラ
ムと、前記トリガー手段に指圧力が全く加わっていない
ときに前記ドラムの前記歯部にかみ合っている前記トリ
ガー手段上の爪部とから成り、前記トリガー手段に加わ
る指圧力によって前記爪部が前記歯部とのかみ合いから
解除され、かつ前記制御アームに加わる指圧力によって
前記基準アームに対して前記制御アームが回転式に可動
となり、これによって、前記処置手段の操作が可能にな
ることを特徴としている。
【0017】また、前記トリガー手段は、前記トリガー
手段に加わる圧力に抗するスプリング手段を具備し、前
記トリガー手段に加わる圧力が解除されたとき、前記爪
部が前記ドラムの前記歯部にかみ合うことにより、前記
基準アームに対する前記制御アームの動きを制限し、か
つ前記処置手段を所望の開位置または閉位置に保持し、
前記の位置が、前記基準アームに対して前記制御アーム
が回転式に動いた度合いによって決まることを特徴とす
ることが好ましい。
【0018】さらに好ましくは、前記処置手段が前記挟
持用ジョーから成り、かつ前記腹腔鏡器具が前記挟持用
ジョーの挟持圧力を維持する手段を具備する器具におい
て、前記圧力により、前記挟持用ジョーを閉じた状態に
する第1の位置と前記挟持用ジョーを完全に開けた状態
にする第2の位置との間にある前記中空ロッド内で滑動
可能な軸部を具備する手段を保持し、前記ロッドがほぼ
非線形型に合わせて作られた場合に前記ロッドによって
前記軸部を滑動しながら挿入および取外しできるように
前記軸部の一部がコイル型または螺旋型形状を有してい
る。
【0019】本発明の別の態様により、外科的措置に用
いる腹腔鏡器具を提供し、前記器具は、ハンドル手段
と、外科的処置により組織を挟持する手段と、前記挟持
手段の挟持圧力を保持する手段とから成り、前記圧力保
持手段において、前記圧力により、前記挟持用手段を閉
じた状態にする第1の位置と前記挟持用手段を完全に開
けた状態にする第2の位置との間にある中空ロッド内で
滑動可能な軸部を有する手段を保持し、前記ロッドがほ
ぼ非線形型に合わせて作られた場合に前記ロッドによっ
て前記軸部を滑動しながら挿入および取外しできるよう
に前記軸部の一部がコイル型または螺旋型形状を有して
いることを特徴としている。
【0020】好ましくは、前記軸部の滑動が、前記ハン
ドル手段との相互機能手段を制御することによって調節
される。
【0021】さらに好ましくは、前記ハンドル手段がシ
ザー型のハンドルであり、前記制御手段は、トリガー手
段と、前記シザー型ハンドルとの相互機能によって前記
挟持用ジョーの操作を前記トリガー手段が行なえるよう
にする相互機能手段とを具備している。
【0022】本発明のさらに別の態様により、外科的措
置に用いる腹腔鏡器具を提供し、前記器具は、ハンドル
手段と、手術中に組織を処置する手段と、前記ハンドル
手段の保持に使用するのと同じ手の指の動きによって前
記処置手段を回転させる手段とから成り、かつ、手術中
に別の状態の障害物がある組織に前記処置手段を挿入さ
せて処置できるように、前記ハンドル手段に対する前記
処置手段の位置を調節する手段を具備することを特徴と
している。
【0023】好ましくは、前記回転手段が、指の動きに
合わせて伸張する少なくとも1のプロングを有する回転
スピンドルを具備している。
【0024】また、好ましくは、前記回転手段が、前記
回転スピンドルの回転によって中空ロッドを回転させる
ように前記回転スピンドルに連結された前記中空ロッド
をさらに具備しており、前記ロッド内に軸が配置され、
かつその片端が前記処置手段に、別の片端が前記処置手
段の制御手段に連結され、前記軸部が前記軸部と前記ロ
ッドの回転によって前記処置手段が回転するように前記
ロッドと共に回転可能であることを特徴としている。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0026】図1、2、4、5、および6に示された腹
腔鏡器具には、すべて、基準アーム11および制御アー
ム12から成るシザー型のハンドル手段を有している。
この基準アーム11は、回転方向に固定され、制御アー
ム12は、基準アーム11に対し旋回軸18を軸にして
回転させながら動かすことができる。
【0027】トリガー13の旋回軸15の周囲に形成さ
れた爪部14を有するトリガー13があり、この爪部1
4がドラム17の歯部16にかみ合っている状態が示さ
れている。
【0028】ドラム17は、連動可能なように制御アー
ム12に固く連結され、軸18の周囲の延長部において
基準アーム11に回転式に連結されている。
【0029】歯部16は、制御アーム12に力が下方に
加わったときに爪部14に沿って歯部16が回転する
が、制御アーム12に力が上方に加わったときに爪部1
4に沿って歯部16が回転できなくなるような形状を有
している。このため、爪部14がドラム17の歯部16
にかみ合っているときは、制御アーム12が基準アーム
11に対して軸18を中心に上方向に回転できなくなる
が、下方向に回転することはできる。
【0030】図6の器具の歯部16のピッチおよび深さ
は、図2の器具のものよりも大きい。これに応じて、図
6の器具の爪部14aの長さも拡大サイズの歯部16a
に効果的にかみ合うように大きくなっている。このよう
な輪郭が持つ利点は、爪にかみ合って歯が回転している
間の面接触度を減らすことにより、歯と爪のエッジの摩
耗が大幅に減少することである。また、これによって回
転動作のストロークが長くなる。
【0031】ドラム17および爪14は、シザー型ハン
ドル手段の制御アーム12との相互機能により挟持用ジ
ョー19の操作をトリガー13が制御できるようにする
手段を構成しており、この詳細については、後に説明す
る。
【0032】ドラム17の歯部と爪部14は、通常、カ
バーがかけられており、さらに、トリガー13とハンド
ル手段からは、手術中にドラム17の歯部に外科医の手
袋が挟まれない程度の充分な距離が設けられている。ド
ラム17と爪14のカバーは、器具の絶縁にも役立つ。
【0033】爪14がドラム17の歯部16とのかみ合
いから解除されると、制御アーム12は、基準アーム1
1に対し軸18を中心にしていずれの方向にも回転させ
ることができる。
【0034】かみ合いの解除は、トリガー13に指圧力
を加えることによって可能である。トリガー13は、こ
れと一体型に形成されたスプリング部材20を有してお
り、その自由端は、トリガー13が加えられた圧力に抗
するように基準アーム11の面部に対して圧迫された状
態になっている。このように、トリガー13に指の圧力
が加わらないときは、爪14が一方に偏ってドラム17
の歯部16にかみ合い、これにより、制御アーム12が
軸18を中心にして上方向に回転式に動かすことができ
なくなる。
【0035】スプリング部材20aの長さは、スプリン
グ動作を一層滑らかにするために、図1および2の器具
に比べて図4、5、および6の器具の方が長くなってい
る。
【0036】制御アーム12は、その上部に形成された
ポケット22を有しており、ポケット22は、軸部の片
端に形成されたボール23を受けている。軸部には、軸
部24(図1参照)と軸部50(図4および図5)の2
種類がある。ポケット22には開口部25があるが、制
御アーム12が図示された位置にある間は、ボール23
をポケット22から動かすことはできない。
【0037】図1および図2について説明すると、軸部
24のボール23の隣に、軸部24の近接部26があ
る。この近接部26は、軸中間部27に一体型に連結さ
れており、これによって、さらに軸部24の遠隔部28
に連結されている。ボール23および軸近接部26の隣
接部のみが露出しており、軸近接部26の残りの部分、
軸中間部27、および軸遠隔部28は、すべてバレル2
9、ロッド30、およびUリンク30aによって包囲さ
れている。
【0038】バレル29は、回転式セレーション継ぎ輪
31、バレル主要部32、およびプロング付き回転スピ
ンドル33により構成されている。バレル主要部32
は、基準アーム11の上部34に緊密に固定されてい
る。スピンドル33は、円周方向の間隔が均等に設けら
れた位置から伸びている3つのプロングを有している
(プロング35およびプロング36のみが図示されてい
る)。
【0039】軸遠隔部28は、軸ピン42によって(図
3にも示されている)関節式結合アセンブリー37に連
結された(不図示の)平坦部を有しており、このアセン
ブリー37は、第1の結合部材38および第2の結合部
材39の各部材と第1のジョー部材40および第2のジ
ョー部材41の各部材により構成されている。軸ピン4
2は、第1結合部材38および第2結合部材39とその
間に配置された軸遠隔部28の平坦部の各々に形成され
た重複孔を通る。
【0040】第1結合部材38は、軸ピン43により第
1ジョー部材40の伸張部にも連結され、第2結合部材
39もまた、軸ピン44によって第2ジョー部材41の
伸張部に連結されている。第1ジョー部材40および第
2ジョー部材41は、Uリンク30aの(不図示の)孔
をびったりと合った状態で通過する軸ピン45によって
互いに連結されている。軸遠隔部28を第1結合部材3
8および第2結合部材39と連結する軸ピン42は、U
リンク30aによって保持されていないことから、軸部
24のいずれか一方向に力が加わったとき、その位置か
ら滑動可能である。結合部材38および39をそれぞれ
ジョー部材40および41に連結する軸ピン43および
44は、前後に動かすこともでき、また、同じような力
が軸部24に加わったとき、互いに離したり近付けたり
することもできる。ピン43および44が互いに離れて
前方に動くために、ピン43および44によって保持さ
れた結合部材37の一部が通過可能なUリンク30a上
に(不図示の)上部および下部開口部がある。上記の通
り、結合部材37を通過した力が軸部24のいずれか一
方向に加わったとき、軸ピン45によって、ジョー部材
40とジョー部材41は自由に往復開閉できるが、軸ピ
ン45はUリンク30aに対して不動の状態でのまま持
される。
【0041】軸部24に対して制御アーム12から離れ
る方向(以下、外側方向とする)に力が加わったとき、
ジョー部材40および41は、互いに離れた状態に移動
し、ジョー歯部46が露出する。また、軸部24に対し
て制御アーム12に向かう方向(以下、内側方向とす
る)に力が加わったとき、ジョー部材40および41が
互いに近付く方向に移動する。上記のジョー部は挟持を
行なう目的で使用されるが、切断用ジョー等も適用可能
なことは理解されるであろう。
【0042】制御アーム12を軸ピン18を軸にして上
方向に回転させると、制御アーム12の上部に形成され
たポケット22内の軸部用ボール23がバレル29に向
かう(図1および2に関して)左から右への方向に移動
し、これによって軸部24がロッド30内を外部方向に
滑動できるように軸部24に力が加わり、ジョー部材4
0および41が開く。
【0043】同様に、制御アーム12を下方向に回転さ
せると、軸部用ボール23が、バレル29から離れる右
から左への方向に移動し、これにより軸部24がロッド
30内を内側方向に滑動し、ジョー部材40および41
が閉じる。
【0044】制御アーム12の回転動作中は、ボール2
3をポケット22から動かすことはできず、ボール2
3、したがって軸部24がどの程度動くかは、主に、制
御アーム12が基準アーム11に対して回転可能な度合
いと、結合アセンブリー37の滑動軸ピン42と固定軸
ピン45の間の距離によって決まる。
【0045】したがって、制御アーム12の歯付きドラ
ム17がスプリング式トリガー13の爪14とかみ合う
ことにより、軸部24の内側方向への滑動が阻止されて
ジョー部材40および41が開かなくなり、これによっ
てジョー部材40および41が、処置を行なっている最
中に組織を固く挟持している状態を確実に保つことがで
きる。トリガー13に指圧力を加えることによってドラ
ム17を爪14からのかみ合わせから外した場合に限
り、ジョー部材40および41は、挟持された組織から
外れる。かみ合いが解除されたとき、所望のジョー開位
置または閉位置に達するまで、制御アーム12の回転動
作によって軸部24が内側または外側方向のいずれの方
向にも自由に滑動することができる。
【0046】軸中間部27は、軸近接部26と軸遠隔部
28のいずれと比較しても幅の狭い波形形状をしてい
る。この波形形状は、軸近接部26および遠隔部28の
間の力吸収用スプリングとして作用し、ジョー部材40
および41の挟持圧力を確実に維持する手段を提供す
る。加えられた挟持圧力によって軸部24の両端が各受
け部材に押しつけられると、上記波形形状は軸線に対し
てわずかに歪み、これによって軸は緊張状態に保持され
る。これにより、精巧な結合アセンブリー37に過度の
力が加えられたり突然力が加えられたりした場合でも、
その力の一部が波形の軸中間部27の歪みによって吸収
されることから、結合アセンブリー37がそうした力か
ら保護されるという利点もある。
【0047】バレル29の回転式セレーション継ぎ輪3
1とプロング付き回転スピンドル33は、回転動作を不
動のバレル主要部32を基準にしたとき、ロッド30、
軸部24、および結合アセンブリー37と同時に回転す
るように作られている。
【0048】図示されていないが、継ぎ輪31は内部に
ねじが切ってあり、軸部24のねじ山のある伸張部がね
じ込まれている。この軸伸張部は、バレル主要部32内
を所望の位置まで滑動することができ、継ぎ輪31がバ
レル主要部32に対してねじで調節できるように、その
周囲とバレル主要部32の隣にゴム製Oリングが取り付
けられている。継ぎ輪31がバレル主要部32にきつく
ねじ止めされているときは、回転式に動かせないバレル
主要部32に対して接合部が堅く締まっているため、継
ぎ輪31は回転できなくなる。これにより、継ぎ輪31
がねじ止めされている上記伸張部は回転できなくなり、
さらに、この伸張部が軸部24と連動可能なことから、
軸部24、スピンドル33、ロッド30、Uリンク30
a、および結合アセンブリー37も回転不可能になる。
したがって、1本の指によるスピンドル33の操作によ
って前記結合アセンブリーを回転させることはできなく
なる。
【0049】しかし、実際は、バレル主要部32に対し
てOリングをきつく圧迫する程度に継ぎ輪31がねじ止
めされるが、器具を保持している外科医の手の指による
操作によってスピンドルを回転させるのが不可能な程に
はバレル主要部32に対してきつく固定されない。前記
Oリングは、軸部24、スピンドル33、継ぎ輪31、
ロッド30、および結合アセンブリー37の同時に行な
われる回転に対して適度の抵抗を与える。
【0050】継ぎ輪31は、軸部24の前記伸張部から
外すこともできる。
【0051】洗浄、修理、または構成部品の交換のため
器具を取り外す場合は、トリガー13を押したまま、バ
レル部32またはスピンドル33を動かさずに、Uリン
ク30aをロッド30から取り外す。この操作中は、制
御アーム12を握ってはならない。Uリンク30aが軸
ピン45によって軸部24に連結されていることから、
ロッド30からUリンク30aを外した場合も、軸部2
4はロッド30から外側の方向に移動する。ポケット2
2内にボール23が埋め込まれていることによって、軸
部24はロッド30から移動しながら回転することがで
き、これによってこの操作中に制御アーム12が徐々に
旋回しながら基準アーム11から離れる。ロッド30を
通して軸部24を外側方向に引っ張ると、制御アーム1
2は、充分な旋回によってボール23をポケット22か
ら引き出すことができる。このため、軸部24、Uリン
ク30a、および結合アセンブリー37は、他の構成部
品と一緒に洗浄可能である。
【0052】したがって、以上説明した構成によれば、
軸部24のボール23をポケット22から取り外した
り、前記器具の構成部品を洗浄するために、ねじを緩め
る等の方法によって制御アーム12を基準アーム11か
ら取り外す必要がなくなる。
【0053】前記器具は、良質のステンレス鋼製である
ことが好ましい。
【0054】図4および5の軸部54および50は、ロ
ッドに囲まれた軸部50および54の領域の点において
図1の軸部とは異なっている。
【0055】図5に示すように、ロッド51は、挟持用
ジョー52を異なる状態の障害物のある手術箇所に挿入
できるように予め定められた角度だけカーブを描いてい
る。ロッド51は、軽量の変形可能な金属または他の合
成材料により作成できる。図4の器具のロッド53は、
カーブを描いておらず、直線形である。ロッド53内の
軸部54は、他の点に関して曲線ロッド51内の軸部5
0と同じである。
【0056】軸部50および54は、共に、それぞれ対
応するロッド51および53の大半にわたって伸びてい
るコイル状または螺旋状の部分を有している。図5の器
具について詳細に説明すると、ロッド51内に収容され
ている軸部50の両端に、非コイル状の小さい直線部分
55および56がある。
【0057】直線部56の長さが短いことにより、軸部
50は、ロッド51内にスライド式およびねじ込み式に
挿入し、かつ取り出すことができる。このため、図5の
器具の完全な取外しが容易になり、かつ軸部50が前記
の方法によりジョー52を効果的に操作する機能も保持
している。軸部50のコイル部が長いためにジョー52
の精密な制御が損なわれることはない。
【0058】ロッド51およびその内部の軸部50が、
障害物のある手術箇所に挿入できるように、広範囲にわ
たる所望の角度によって調節可能であることは言うまで
もない。例えば、ロッド51は、図5に示すように下向
きではなく、上向きにカーブを描く形状となるように、
ハンドルに最も近い軸線に沿って360度および角度増
分に関して無限に回転させることができる。必要に応じ
て、ジョー52に近い方のロッド51の端部をわずかに
曲げてもよい。また、ロッド51の曲がる箇所は変えて
もよく、例えば、スピンドル33に近い方でもよい。
【0059】また、曲線ロッド51では、同様に曲線を
描くコイル型軸部を通ってジョーに加わる一定圧力の強
度および持続性が損なわれることはない。実際に、コイ
ル型スプリング50の伸張性により、加わる圧力が変化
した場合でも、ジョー52を不動の状態に保つことがで
きる。
【0060】軸部50のコイル型または螺旋型スプリン
グ部があることにより、ジョー52の挟持圧力が確実に
維持され、かつ挟持中に曲線軸部50が確実に緊張状態
に保持される。
【0061】図5の器具の曲線ロッド51および軸部5
0は、挟持用ジョーのみならず、切断用ジョーの操作を
制御する場合にも使用できる。
【0062】器具を使用する場合、外科医は、親指と中
指をそれぞれ制御アーム12と基準アーム11の指穴に
通して本発明による器具を保持し、人差し指をトリガー
13およびプロング付き回転スピンドル33を操作する
ために自由にしておく。挟持対象となる組織の位置を確
認した後、外科医は、トリガー13を押し、適正なジョ
ー開口位置に相当する高さまで制御アーム12を上方に
上げてから、トリガー13を解除して所望の挟持圧力が
得られるまで制御アーム12を下方に下げることによ
り、位置が確認された組織を把む。この後、外科医は、
握っていたアーム11および12から手を離すことがで
き、組織は所望の圧力で挟持された状態に保持されてい
る。
【0063】また、外科医は、回転スピンドル33のプ
ロングのいずれか1つを人差し指で操作することによ
り、ジョー部材40および41を回転させて所望の向き
にすることもできる。
【0064】本発明の範囲を逸脱しない限り、設計およ
び構造上の細部については、種々の変更が可能である。
【0065】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0066】本発明の腹腔鏡器具では、制御手段に指圧
力によって処置手段を操作するトリガー手段を設け、ハ
ンドル手段に処置手段の位置を調節する手段を設けたの
で、片手による挟持操作が可能になり、かつ異なる状態
の障害物のある箇所にも処置のための挿入が可能とな
り、挟持用鉗子の有効性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例による腹腔鏡器具の側面
図である。
【図2】 図1の器具に用いる挟持手段用制御手段の拡
大図である。
【図3】 図1の器具の挟持手段に関する側面図であ
る。
【図4】 本発明の第2実施例による腹腔鏡器具の側面
図である。
【図5】 本発明の第3実施例による腹腔鏡器具の側面
図である。
【図6】 図4および図5の器具に用いる挟持手段用制
御手段の拡大図である。
【符号の説明】
11 基準アーム 12 制御アーム 13 トリガー 14 爪部 15 旋回軸 16 歯部 17 ドラム 18 旋回軸 19 挟持用ジョー 20 スプリング 22 ポケット 23 ボール 24 軸部 25 開口部 26 軸近接部 27 軸中間部 28 軸遠隔部 29 バレル 30 ロッド 30a Uリンク 31 回転式セレーション継ぎ輪 32 バレル主要部 33 プロング付き回転スピンドル 34 基準アーム上部 35 プロング 36 プロング 37 結合アセンブリー

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外科的措置に用いる腹腔鏡器具におい
    て、ハンドル手段と、手術中に組織を挟持または切断す
    る組織処置手段と、前記処置手段の操作を制御する手段
    とから成り、前記制御手段は、トリガー手段に加わる使
    用者の指の圧力によって前記処置手段を操作する前記ト
    リガー手段を具備し、さらに、手術中に別の状態の障害
    物のある組織に前記処置手段が処置を行なうため侵入可
    能なように前記ハンドル手段に対して前記処置手段の位
    置を調節する手段を具備することを特徴とする腹腔鏡器
    具。
  2. 【請求項2】 前記処置手段の位置を調節する前記手段
    が調節可能な中空ロッドを具備し、かつ前記処置手段が
    前記ロッドの自由端に連結されていることを特徴とする
    請求項1に記載の腹腔鏡器具。
  3. 【請求項3】 前記ハンドル手段がシザー型のハンドル
    から成り、かつ前記制御手段が、前記シザー型ハンドル
    と共に前記トリガー手段によって前記処置手段を操作可
    能にする相互機能手段を具備していることを特徴とする
    請求項1に記載の腹腔鏡器具。
  4. 【請求項4】 前記シザー型ハンドルが、回転動作を固
    定されている基準アームと前記基準アームに対して回転
    式に可動な制御アーム、前記トリガー手段および前記相
    互機能手段によって作動する制御アームに加わる別々の
    指圧力によって操作可能な処置手段とから成ることを特
    徴とする請求項3に記載の腹腔鏡器具。
  5. 【請求項5】 前記相互機能手段が、前記制御アームに
    よって動かすことができ、かつ前記基準アームに回転式
    に連結されている歯部を有するドラムと、前記トリガー
    手段に指圧力が全く加わっていないときに前記ドラムの
    前記歯部にかみ合っている前記トリガー手段上の爪部と
    から成り、前記トリガー手段に加わる指圧力によって前
    記爪部が前記歯部とのかみ合いから解除され、かつ前記
    制御アームに加わる指圧力によって前記基準アームに対
    して前記制御アームが回転方向に可動となり、これによ
    って前記処置手段の操作が可能になることを特徴として
    いる請求項4に記載の腹腔鏡器具。
  6. 【請求項6】 前記トリガー手段が、前記トリガー手段
    に加わる圧力に抗するスプリング手段を具備し、前記ト
    リガー手段に加わる圧力が解除されたとき、前記爪部が
    前記ドラムの前記歯部にかみ合うことにより、前記基準
    アームに対する前記制御アームの動きを制限し、かつ前
    記処置手段を所望の開位置または閉位置に保持し、前記
    の位置が、前記基準アームに対して前記制御アームが回
    転式に動いた度合いによって決まることを特徴とする請
    求項5に記載の腹腔鏡器具。
  7. 【請求項7】 前記処置手段が前記挟持用ジョーから成
    り、かつ前記挟持用ジョーの挟持圧力を維持する手段を
    具備し、前記圧力により、前記挟持用ジョーを閉じた状
    態にする第1の位置と前記挟持用ジョーを完全に開けた
    状態にする第2の位置との間にある前記中空ロッド内で
    滑動可能な軸部を具備する手段を保持し、前記ロッドが
    非線形型に合わせて作られた場合に前記ロッドによって
    前記軸部を滑動しながら挿入および取外しできるように
    前記軸部の一部がコイル型または螺旋型形状を有してい
    ることを特徴とする請求項2に記載の腹腔鏡器具。
  8. 【請求項8】 外科的措置に用いる腹腔鏡器具におい
    て、ハンドル手段と外科的処置により組織を挟持する手
    段と、前記挟持手段の挟持圧力を保持する手段とから成
    り、前記圧力保持手段において、前記圧力により、前記
    挟持用手段を閉じた状態にする第1の位置と前記挟持用
    手段を完全に開けた状態にする第2の位置との間にある
    中空ロッド内で滑動可能な軸部を有する手段を保持し、
    前記ロッドがほぼ非線形型に合わせて作られた場合に前
    記ロッドによって前記軸部を滑動しながら挿入および取
    り外しできるように前記軸部の一部がコイル型または螺
    旋型形状を有していることを特徴とする腹腔鏡器具。
  9. 【請求項9】 前記軸部の滑動が、前記ハンドル手段と
    の相互機能手段を制御することによって調節されること
    を特徴とする請求項8に記載の腹腔鏡器具。
  10. 【請求項10】 前記ハンドル手段がシザー型のハンド
    ルであり、前記制御手段が、トリガー手段と、前記シザ
    ー型ハンドルとの相互機能によって前記挟持用ジョーの
    操作を前記トリガー手段が行なえるようにする相互機能
    手段とを具備することを特徴とする請求項9に記載の腹
    腔鏡器具。
  11. 【請求項11】 外科的措置に用いる腹腔鏡器具におい
    て、ハンドル手段と、手段中に組織を処置する手段と、
    前記ハンドル手段の保持に使用するのと同じ手の指の動
    きによって前記処置手段を回転させる手段とから成り、
    かつ、手術中に別の状態の障害物がある組織に前記処置
    手段を侵入させて処置できるように、前記ハンドル手段
    に対する前記処置手段の位置を調節する手段を具備する
    ことを特徴とする腹腔鏡器具。
  12. 【請求項12】 前記回転手段が指の動きに合わせて伸
    張する少なくとも1のプロングを有する回転スピンドル
    を具備することを特徴とする請求項11に記載の腹腔鏡
    器具。
  13. 【請求項13】 前記回転手段が前記回転スピンドルの
    回転によって中空ロッドを回転させるように前記回転ス
    ピンドルに連結された前記中空ロッドを具備し、前記ロ
    ッド内に軸が配置され、かつその片端が前記処置手段
    に、別の片端が前記処置手段の制御手段に連結され、前
    記軸部が前記軸部と前記ロッドの回転によって前記処置
    手段が回転するように前記ロッドと共に回転可能である
    ことを特徴とする請求項12に記載の腹腔鏡器具。
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