JPH08257841A - 放電表面改質方法及びその装置 - Google Patents
放電表面改質方法及びその装置Info
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- JPH08257841A JPH08257841A JP6377095A JP6377095A JPH08257841A JP H08257841 A JPH08257841 A JP H08257841A JP 6377095 A JP6377095 A JP 6377095A JP 6377095 A JP6377095 A JP 6377095A JP H08257841 A JPH08257841 A JP H08257841A
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Abstract
一装置で行うとともに、複雑な形状の加工においても均
一かつ良質な放電表面処理層を形成し、工作物の耐磨耗
性、耐食性を大幅に向上させる。 【構成】 製品形状の転写加工を行う総型電極2と、タ
ングステンカーバイト、TiN 、TiC 等の表面処理材料を
円柱、角柱電極等の単純形状に成形した単純形状電極3
と、前記単純形状電極3が工作物1の加工部分の表面を
なぞりながら加工を行うよう制御する軌跡移動制御手段
12を備え、表面処理材料からなる単純形状電極3によ
り工作物1の加工部分に表面処理を行い、次に、製品形
状の転写加工を行う総型電極2によって単純形状電極3
で形成した表面処理層Aの再溶融加工を行うことによ
り、工作物1に改質層を形成する。
Description
を利用可能とした放電加工による表面改質方法及びその
装置に関するものであり、特に、総型電極による型彫加
工と表面処理を同一機械上で行うことができる放電表面
改質方法及びその装置に関するものである。
(1993)38.』(増井ほか「放電加工による表面の合金化
処理」の項参照)に掲載されている従来の放電表面改質
方法及びその装置を示した説明図である。図5におい
て、21は表面改質を行う工作物、22は電極、23は
電極22を保持する主軸であり、電極22は主軸23に
よって図示されない駆動装置により上下方向に可動とさ
れる。24は加工槽、30は改質材料粉末を混入した加
工液、31は加工用電源である。また、32は攪拌スク
リューで、加工槽24に収容した改質材料粉末が混入さ
れた加工液30を攪拌し、加工液30中の改質材料粉末
の濃度を均一化する。
る。工作物21と電極22の間には、加工用電源31か
らパルス電圧が印加され、工作物21と電極22の間に
放電が発生する。電極22は主軸23とともに図示され
ない駆動装置により上下方向(Z軸方向)にサーボ駆動
され、放電加工が進行する。加工液30にはタングステ
ンの微粉末が混入されているため、工作物21の表面に
おいては放電により工作物21の母材が溶融されるとと
もに、そこに加工液30中のタングステン粉末が混入
し、工作物21の表面に改質層、即ち、タングステン合
金層が形成される。前記文献によれば、正極性放電(電
極側−、工作物側+)において、特に、均一な改質層が
得られることが記載されている。また、その他、シリコ
ン、クロム等の粉末を加工液30に混入して放電加工を
行うことにより、金属表面に同様な改質層が形成され、
高い耐食性や耐摩耗性が得られることも記載されてい
る。
法として、『電気加工学会全国大会講演論文集(1993)
79. 』(齋藤ほか「液中放電の表面加工への展開」の項
参照)に掲載の技術がある。この方法は、タングステン
カーバイト等の粉体を圧縮することにより形成した圧粉
体電極によって、工作物21の表面に表面処理層を形成
した後、銅電極により2次加工を行って、緻密な表面処
理層を形成する方法であり、先の文献に開示されている
技術と比較してより緻密な表面処理層が得られる。
法及びその装置は、上記のように構成されており、単純
な形状の表面処理は可能であるが、複雑な形状の表面処
理を行うことができなかった。即ち、図5に示す従来の
放電表面改質方法の場合、加工液30に表面処理用の粉
末を混入して加工を行う方法であるから、総型電極を使
用すれば原理的には複雑形状の表面処理も可能である。
しかし、実際には、複雑な形状の電極や面積の大きな電
極による表面処理の場合には、工作物21と電極22の
間における粉末の濃度を均一に維持することが困難であ
るから、表面処理にムラが発生しやすく、均一な処理面
が得られない。
方法では、改質材料粉末の供給が対応できないから厚い
表面処理層が得られ難い。また、処理面の純度が低く、
所望の表面特性が得られ難い。このような粉末を混入す
る装置では粉末混入加工液用に専用の加工液タンクが必
要となり、大量の粉末を加工液に混入する必要があるこ
とから、コストが大幅に増大するとともに、メンテナン
ス性、操作性が大幅に悪化する。
ト等の粉体を圧縮することにより形成した圧粉体電極を
用いる場合、圧粉体電極によって複雑形状の電極を製作
することが困難であるから、複雑形状の処理ができな
い。
のの課題を解消するためになされたもので、総型による
型彫放電加工と表面処理を同一機械で行うことを可能と
し、複雑な形状の加工においても均一かつ良質な放電表
面処理層を形成し、工作物の対磨耗性、耐食性を大幅に
向上させることの可能な放電表面改質方法及びその装置
を課題としている。
面改質方法は、工作物の金属表面に改質層を形成する表
面処理材料を単純形状に成形した単純形状電極によって
前記工作物の加工部分に表面処理層を形成する表面処理
を行う表面処理加工工程と、前記工作物に製品形状の転
写加工を行う総型電極によって前記単純形状電極で形成
した表面処理層の再溶融加工を行う再溶融加工工程とを
具備するものである。
型電極により荒加工を行う荒加工工程と、工作物の金属
表面に改質層を形成する表面処理材料を単純形状に成形
した単純形状電極によって前記工作物の加工部分に表面
処理層を形成する表面処理を行う表面処理加工工程と、
前記荒加工工程で使用した総型電極または前記総型電極
と略同一形状の総型電極により、前記単純形状電極で形
成した表面処理層の再溶融加工を行う再溶融加工工程と
を具備するものである。
求項1または請求項2に記載の前記再溶融加工工程で使
用した総型電極と同一電極で加工面の仕上加工を行うも
のである。
求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の前記表面処理
材料を単純形状に成形した単純形状電極は、タングステ
ンカーバイト、TiN 、TiC の何れか1つ以上の金属から
なる粉体を固化した圧粉体電極としたものである。
求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の前記単純形状
電極は、表面処理材料を円柱または角柱に成形してなる
ものである。
作物に製品形状の転写加工を行う総型電極と、表面処理
材料を単純形状に成形した単純形状電極と、前記単純形
状電極が前記工作物の加工部分の表面をなぞりながら加
工を行うよう制御する軌跡移動制御手段とを具備し、前
記単純形状電極によって前記工作物の加工部分の全面ま
たは一部の面に表面処理層を形成する表面処理を行い、
その後、前記総型電極により前記単純形状電極で形成し
た表面処理層の再溶融加工を行うことにより、加工液中
で前記工作物に改質層を形成するものである。
作物に製品形状を転写する荒加工を行う総型電極と、表
面処理材料を単純形状に成形した単純形状電極と、前記
単純形状電極が前記工作物の加工部分の表面をなぞりな
がら加工を行うよう制御する軌跡移動制御手段とを具備
し、前記総型電極により荒加工を行った後、前記単純形
状電極によって前記工作物の前記荒加工後の加工部分の
全面または一部の面に表面処理層を形成する表面処理を
行い、その後、前記総型電極により前記単純形状電極で
形成した表面処理層の再溶融加工を行うことにより、加
工液中で前記工作物に改質層を形成するものである。
求項6または請求項7に記載の前記表面処理材料を単純
形状に成形した単純形状電極は、タングステンカーバイ
ト、TiN 、TiC の何れか1つ以上の金属からなる粉体を
固化した圧粉体電極としたものである。
求項6乃至請求項8の何れか1つに記載の前記単純形状
電極は、表面処理材料を円柱または角柱に成形してなる
ものである。
純形状電極により工作物の加工部分に表面処理を行い、
次に、製品形状の転写加工を行う総型電極によって前記
単純形状電極で形成した表面処理層の再溶融加工を行う
ことにより、工作物に改質層を形成するものである。
工を行った後、表面処理材料からなる単純形状電極によ
り表面処理層を形成する表面処理を行い、その後、前記
荒加工で使用した総型電極またはその総型電極と略同一
形状の総型電極により、前記表面処理層の再溶融加工を
行うことにより、工作物に改質層を形成する。
項2に記載の前記再溶融加工工程で使用した総型電極と
同一電極で加工面の仕上加工を行う。
3の何れか1つに記載の前記表面処理材料を単純形状に
成形した単純形状電極は、タングステンカーバイト、Ti
N 、TiC の何れか1つ以上の金属粉体とし、それを固化
した圧粉体電極とする。
4の何れか1つに記載の前記単純形状電極は、表面処理
材料を円柱または角柱に成形した。
形状に成形した単純形状電極により工作物の加工部分の
全面または一部の面に表面処理層を形成する表面処理を
行い、その後、総型電極により前記単純形状電極で形成
した表面処理層の再溶融加工を行うことにより工作物に
改質層を形成する。
工を行った後、表面処理材料からなる単純形状電極によ
って、荒加工後の工作物の表面をなぞりながら加工を行
うよう制御して表面処理層を形成する表面処理を行い、
その後、前記荒加工で用いた総型電極と略同一形状の総
型電極により前記表面処理層の再溶融加工を行うことに
より、工作物に改質層を形成する。
項7に記載の前記表面処理材料を単純形状に成形した単
純形状電極は、タングステンカーバイト、TiN 、TiC の
何れか1つ以上の金属粉体とし、それを固化した圧粉体
電極とする。
8の何れか1つに記載の前記単純形状電極は、表面処理
材料を円柱または角柱に成形した。
る。 実施例1.図1は本発明の一実施例における放電表面改
質装置を示した説明図である。図1において、1は加工
液30中の放電によって加工及び表面処理を行う工作
物、2は再溶融処理用の総型電極で、通常は銅、グラフ
ァイト等の材料が用いられる。3は表面処理材料からな
るタングステンカーバイト(超硬)の粉末を圧力成形し
た表面処理用の圧粉体電極からなる単純形状電極、4は
前記総型電極2及び表面処理用の単純形状電極3を交換
する電極交換手段、5は単純形状電極3の垂直方向の駆
動を行うZ軸駆動手段、6は工作物1の水平方向(X方
向)への駆動を行うためのXテーブル、7は工作物1の
水平方向(Y方向)への駆動を行うためのYテーブル、
8はXテーブル6を移動させる図示されない駆動モータ
を制御するX軸サーボアンプ、9はYテーブル7を移動
させる図示されない駆動モータを制御するY軸サーボア
ンプ、10は加工槽、11はCNC(Computerized Num
erical Control)制御装置、12はCNC制御装置11
内部に設けられ、表面処理用の単純形状電極3による加
工時における電極の動きを制御する軌跡移動制御手段、
13は表面処理用の単純形状電極3による加工のための
電極パスプログラム(NCプログラム)を軌跡移動制御
手段12に供給する電極軌跡生成用CAMである。
ける放電表面改質方法及びその装置について説明する。
図2は本発明の一実施例における放電表面改質方法及び
その装置の加工工程の概略を示した説明図で、(a)が
工作物1を機械的に切削する前加工工程、(b)が単純
形状電極3による表面処理加工工程、(c)が総型電極
2による再溶融加工工程の説明図である。
前に行うフライス盤またはボール盤等の機械的切削を行
う前加工工程(a)で、機械的な切削加工にて荒取りが
なされ、概略の形状は既に形成されている。この状態の
工作物1を加工槽10にセットする。そして、工作物1
のセッティングを行った後、電極交換手段4によって表
面処理用の単純形状電極3をZ軸駆動手段5に取付け、
そして、表面処理加工工程(b)を開始する。表面処理
加工工程(b)においては、単純形状電極3によって荒
加工工程等の前加工工程(a)による横方向に加工表面
をなぞるように加工を行うため、単純形状電極3の軌跡
移動を前加工工程(a)によって形成された加工表面に
従って制御する必要がある。CNC制御装置11の内部
に設けられた軌跡移動制御手段12は、予め、電極軌跡
生成用CAM13によって作成された電極パス情報(N
Cプログラム)に基づき、表面処理用の単純形状電極3
の横方向の移動、即ち、Xテーブル6、Yテーブル7の
駆動制御を行う。このようにして、再溶融加工工程
(c)で機械的切削による前加工工程(a)で形成され
た加工表面の全部または一部の面について表面処理用の
単純形状電極3により、表面処理層Aを形成する表面処
理が行われる。
工程(b)は、厚い被膜を加工面に形成できるが、工作
物1と処理用粉体自体との溶融が不十分であるため、表
面処理層Aが均一でなく、かつ、その密度が低いため、
表面処理による所望の耐磨耗性、耐食性の向上等の特性
が得られない。また、処理後の面あらさ及び母材との密
着度が悪い等の問題がある。このため、通常、このまま
では表面処理層Aとしては使用できない場合が多い。そ
こで、表面処理加工工程(b)で形成した表面処理層A
に対して、総型電極2による再溶融加工工程(c)によ
る再溶融加工を行い、表面処理層Aを緻密にし、所望の
耐磨耗性、耐食性とし、また、面あらさ及び母材との密
着度を良くする必要がある。
了後、電極交換手段4は表面処理用の単純形状電極3を
Z軸駆動手段5から取外し、再溶融処理用の総型電極2
をZ軸駆動手段5にセットし、総型電極2による再溶融
加工工程(c)を開始する。再溶融加工は表面処理用の
単純形状電極3による横加工とは異なり、揺動動作を伴
ったZ軸サーボによる加工が主体となる。この再溶融加
工工程(c)により前加工工程(a)で形成された表面
処理層Aの再溶融加工が行われ、緻密で強固な表面処理
層Aを形成することができる。即ち、所望の耐磨耗性、
耐食性を得て、かつ、面あらさ及び母材との密着度が良
くなる。
型電極2と同一電極によって、微細なエネルギーのパル
スによる仕上加工を施すことにより、より良質な表面処
理面が得られる。その際、再溶融処理が完了した時点で
加工エネルギーを下げ、加工面の微細仕上げを行うよう
にしても良い。
は、工作物1に製品形状の転写加工を行う総型電極2
と、表面処理材料を単純形状に成形した単純形状電極3
と、単純形状電極3が工作物1の加工部分の表面をなぞ
りながら加工を行うよう制御する軌跡移動制御手段12
とを具備し、単純形状電極3によって工作物1の加工部
分の全面または一部の面に表面処理層Aを形成する表面
処理を行い、その後、総型電極2により単純形状電極3
で形成した表面処理層Aの再溶融加工を行うことによ
り、加工液30中で工作物1の加工面に改質層を形成す
るものであり、これを請求項に対応する実施例とするこ
とができる。したがって、表面処理材料を単純形状に成
形した単純形状電極3により工作物1の加工部分に表面
処理層Aを形成する表面処理を行い、序で、製品形状の
転写加工を行う総型電極2によって単純形状電極3で形
成した表面処理層Aの再溶融加工を行うことにより、工
作物1の加工面に改質層を形成するものであるから、機
械加工または放電加工等で任意の複雑形状に加工された
金型等の表面の一部または全部に機械的特性に優れた均
一、かつ、緻密な表面処理層Aが極めて効率よく短時間
で形成でき、結果的に、金型の寿命が大幅に改善でき
る。
工液30中の放電により、電極に対向する工作物1の加
工面に改質層を形成する放電表面改質方法において、工
作物1の金属表面に改質層を形成する表面処理材料を単
純形状に成形した単純形状電極3によって工作物1の加
工部分に表面処理層Aを形成する表面処理を行う表面処
理加工工程(b)と、工作物1に製品形状の転写加工を
行う総型電極2によって単純形状電極3で形成した表面
処理層Aの再溶融加工を行う再溶融加工工程(c)とを
具備するものであり、これを請求項に対応する実施例と
することができる。したがって、表面処理材料を単純形
状に成形した単純形状電極3により工作物1の加工部分
に表面処理層Aを形成する表面処理を行い、序で、製品
形状の転写加工を行う総型電極2によって単純形状電極
3で形成した表面処理層Aの再溶融加工を行い、工作物
1の加工面に改質層を形成するものであるから、機械加
工または放電加工等で任意の複雑形状に加工された金型
等の表面の一部または全部に機械的特性に優れた均一、
かつ、緻密な表面処理層Aが極めて効率よく短時間で形
成でき、結果的に、所望の耐磨耗性、耐食性を得て、か
つ、面あらさ及び母材との密着度が良くなり、金型の寿
命が大幅に改善できる。
た総型電極2と同一電極で加工面の仕上加工を行うもの
であり、これを請求項に対応する実施例とすることがで
きる。この種の実施例によれば、複雑な総型電極2を複
数種類製造する必要がなくなり、それだけ金型の製造コ
ストが廉価となる。また、再溶融加工工程と同一工程に
て加工面の仕上加工を行うようにしたため、極めて面あ
らさの細かい表面処理層を得ることができ、適用できる
金型の特性領域(要求)が大幅に拡大できる効果があ
る。
た単純形状電極3は、タングステンカーバイト、TiN 、
TiC の何れか1つ以上の金属粉体を圧力成形により固化
して圧粉体電極としたものであり、これを請求項に対応
する実施例とすることができる。この種の単純形状電極
3は、タングステンカーバイト、TiN 、TiC の何れか1
つ以上の金属粉体を圧力成形により固化した圧粉体電極
であるから、製造が簡単であり、しかも、タングステン
カーバイト、TiN 、TiC の何れか1つ以上の金属の融合
により、機械的特性に優れた均一かつ緻密な表面処理層
Aが極めて効率よく短時間で形成でき、結果として、金
型の寿命を大幅に改善する等の効果がある。
円柱または角柱に成形したものであり、これを請求項に
対応する実施例とすることができる。したがって、表面
処理材料を円柱または角柱に成形するものであるから、
電極形成が容易であり、特に、金属粉体を圧力成形によ
り固化した圧粉体電極においては、圧縮圧力が効率良く
金属粉体に伝わり成形が容易であり、堅固な電極が得ら
れる。
ける放電表面改質装置を示した説明図である。図3にお
いて、1は加工及び表面処理を行う工作物、2aは工作
物1の形状型彫加工を行う荒加工用の総型電極、2bは
再溶融処理用の総型電極で、通常の総型電極2bは銅、
グラファイト等の材料が用いられる。3は表面処理材料
からなるタングステンカーバイト(超硬)の粉末を圧力
成形した表面処理用の圧粉体電極からなる単純形状電
極、4は総型電極2aまたは総型電極2b及び表面処理
用の単純形状電極3を交換し、何れか1つを選択する電
極交換手段、5は電極交換手段4で選択された電極の垂
直方向の駆動を行うZ軸駆動手段、6は工作物1の水平
方向(X方向)の駆動を行うためのXテーブル、7は工
作物1の水平方向(Y方向)の駆動を行うためのYテー
ブル、8はXテーブル6を移動させる図示されない駆動
モータを制御するX軸サーボアンプ、9はYテーブル7
を移動させる図示されない駆動モータを制御するY軸サ
ーボアンプ、10は加工槽、11はCNC制御装置、1
2はCNC制御装置11の内部に設けられ、表面処理用
の単純形状電極3による加工時における電極の動きを制
御する軌跡移動制御手段、13は表面処理用の単純形状
電極3による加工のための電極パスプログラム(NCプ
ログラム)を軌跡移動制御手段12に供給する電極軌跡
生成用CAMである。
おける放電表面改質方法及びその装置について説明す
る。図4は本発明の他の実施例における放電表面改質方
法及びその装置の加工工程の概略を示した説明図で、
(a)が総型電極2aによる荒加工工程、(b)が単純
形状電極3による表面処理加工工程、(c)が総型電極
2bによる再溶融加工工程の説明図である。
ングを行った後、電極交換手段4によってZ軸駆動手段
5に荒加工用の総型電極2aを取付けて型彫加工を行
う。即ち、図4に示す総型電極2aによる荒加工工程
(a)を行う。加工中はZ軸駆動手段5によるZ軸サー
ボの制御が主体であり、X軸方向及びY軸方向の駆動は
揺動運動、ピッチ送り移動以外は基本的に行われない。
なお、通常の荒加工工程(a)においては、荒加工とと
もに中仕上げ加工も施し、表面処理前の加工面をある程
度の面あらさまで細かくしておく必要がある。通常、こ
の工程後の面あらさの目安としては10〜20ミクロン
程度である。
交換手段4は、荒加工用の総型電極2aをZ軸駆動手段
5から取外し、替りに表面処理用の単純形状電極3をZ
軸駆動手段5に取付け、表面処理加工工程(b)を開始
する。表面処理加工工程(b)においては、図4に示す
ように、単純形状電極3によって荒加工工程(a)によ
る横方向に加工表面をなぞるように加工を行うため、単
純形状電極3の軌跡移動を制御する必要がある。CNC
制御装置11に設けられた軌跡移動制御手段12は予め
電極軌跡生成用CAM13によって作成された電極パス
情報(NCプログラム)に基づき、表面処理用の単純形
状電極3の横方向の移動、即ち、Xテーブル6、Yテー
ブル7の駆動制御を行う。このようにして、総型電極2
aによる荒加工工程(a)で形成された加工表面の全部
または一部の面について、表面処理加工工程(b)によ
り表面処理用の単純形状電極3による表面処理層Aを形
成する表面処理が行われる。
形成された表面処理層Aは、厚い被膜を加工面に形成で
きるが、処理用粉体自体の溶融が不十分であるため、処
理層が均一でなく、密度が低いため、表面処理による所
望の耐磨耗性、耐食性等の特性の向上が得られない。ま
た、面あらさ及び母材との密着度が悪い等の問題を有し
ているため、通常、このままでは表面処理層Aとしては
使用できない場合が多い。そこで、表面処理加工工程
(b)で形成した処理面に対して、再溶融加工を行い、
表面処理層Aを緻密にする必要がある。
換手段4は表面処理用の単純形状電極3をZ軸駆動手段
5から取外し、仕上用の総型電極2bをZ軸駆動手段5
にセットする。この総型電極2bは荒加工工程(a)で
使用した総型電極2aをそのまま使用する場合もある
が、特に、加工精度が重要な場合は、荒加工で用いた総
型電極2aと同一形状の仕上用の総型電極2bを用意し
ておき、総型電極2bにより再溶融加工工程(c)の加
工を行う。加工は荒加工工程(a)と同様、揺動動作を
伴ったZ軸サーボによる加工が主体となる。
処理加工工程(b)で形成された表面処理層Aの再溶融
加工が行われ、緻密で強固な表面処理層Aを形成するこ
とができる。したがって、金型等の表面の一部または全
部に機械的特性に優れた均一、かつ、緻密な表面処理層
Aが極めて効率よく短時間で形成でき、結果的に、所望
の耐磨耗性、耐食性を得て、かつ、面あらさ及び母材と
の密着度が良くなり、金型の寿命が大幅に改善できる。
型電極2aと再溶融加工用の総型電極2bとして別個の
ものを用いる例を示したが、精度の要求がそれほど高く
ない場合は、両者を同一の総型電極で兼用してもよい。
また、上記再溶融加工工程(c)の再溶融加工と同一電
極にてより微細なエネルギーのパルスによる仕上加工を
施すことにより、より良質な表面処理面が得られる。そ
の際、再溶融処理が完了した時点で加工エネルギーを下
げ、加工面の微細仕上げを行うようにしても良い。
は、工作物1に製品形状を転写する荒加工を行う総型電
極2a及び仕上用の総型電極2bと、表面処理材料を単
純形状に成形した単純形状電極3と、単純形状電極3が
工作物1の加工部分の表面をなぞりながら加工を行うよ
う制御する軌跡移動制御手段12とを具備し、総型電極
2aにより荒加工を行った後、単純形状電極3によって
工作物1の荒加工後の加工部分の全面または一部の面に
表面処理層Aを形成する表面処理を行い、その後、総型
電極2bにより単純形状電極3で形成した表面処理層A
の再溶融加工を行うことにより、加工液30中で工作物
1の表面処理層Aの面に改質層を形成するものである。
仕上用の総型電極2bと、例えば、タングステンカーバ
イト、TiN 、TiC 等の表面処理材料を円柱、角柱電極等
の単純形状に成形した単純形状電極3と、単純形状電極
3が荒加工後の工作物1の表面をなぞりながら加工を行
うよう制御する軌跡移動制御手段12を備え、荒加工用
の総型電極2aにより荒加工を行った後に、表面処理材
料からなる単純形状電極3が荒加工後の工作物1の表面
をなぞりながら加工を行うよう制御することにより表面
処理層Aを形成する表面処理を行い、そして、再度、荒
加工用の総型電極2aまたは荒加工用の総型電極2aと
略同一形状の仕上用の総型電極2bにより前記処理面の
再溶融加工を行うことにより、工作物1の加工面に改質
層を形成できる。しかも、金型等の表面の一部または全
部に機械的特性に優れた均一、かつ、緻密な表面処理層
Aが極めて効率よく短時間で形成でき、結果として、金
型の寿命が大幅に改善する等の効果がある。更に、同一
機械上にて荒取りから、仕上、表面処理まで行うことが
可能となるため、段取り時間が大幅に削減できる等の効
果がある。特に、荒加工用の総型電極2a及び仕上用の
総型電極2bを用意するものでは、その表面処理層Aと
してより良質な表面処理面が得られる。しかし、本発明
を実施する場合には、荒加工用の総型電極2aと仕上用
の総型電極2bを別々に用意しておかなくても実施でき
る。
工液30中の放電により、電極に対向する工作物1の加
工面に改質層を形成する放電表面改質方法において、総
型電極2aにより荒加工を行う荒加工工程(a)と、工
作物1の金属表面に改質層を形成する表面処理材料を単
純形状に成形した単純形状電極3によって工作物1の加
工部分に表面処理層Aを形成する表面処理を行う表面処
理加工工程(b)と、荒加工工程(a)で使用した総型
電極2aまたは総型電極2aと略同一形状の総型電極2
bにより、単純形状電極3で形成した表面処理層Aの再
溶融加工を行う再溶融加工工程(c)とを具備するもの
である。したがって、総型電極2aにより荒加工を行っ
た後、例えば、タングステンカーバイト、TiN 、TiC 等
の表面処理材料を円柱、角柱電極等の単純形状に成形し
た単純形状電極3により表面処理を行い、序で、荒加工
用の総型電極2aまたは荒加工用の総型電極2aと略同
一形状の総型電極によって単純形状電極3で形成した表
面処理層Aの再溶融加工を行うことにより、工作物1の
加工面に改質層を形成するようにしたため、金型等の表
面の一部または全部に機械的特性に優れた均一、かつ、
緻密な表面処理層が極めて効率よく短時間で形成でき、
結果的には、金型の寿命が大幅に改善できる。更に、同
一機械上にて荒取りから、仕上、表面処理まで行うこと
が可能となるため、段取り時間が大幅に削減できる。
た総型電極2bと同一電極で加工面の仕上加工を行うも
のであり、これを請求項に対応する実施例とすることが
できる。この種の実施例によれば、複雑な総型電極2を
複数種類製造する必要がなくなり、それだけ金型の製造
コストが廉価となる。また、再溶融加工工程と同一工程
にて加工面の仕上加工を行うようにしたため、極めて面
あらさの細かい表面処理層を得ることができ、適用でき
る金型の特性領域(要求)が大幅に拡大できる効果があ
る。
た単純形状電極3は、タングステンカーバイト、TiN 、
TiC の何れか1つ以上の金属粉体を圧力成形により固化
して圧粉体電極としたものであり、これを請求項に対応
する実施例とすることができる。この種の単純形状電極
3は、タングステンカーバイト、TiN 、TiC の何れか1
つ以上の金属粉体を圧力成形により固化した圧粉体電極
であるから、製造が簡単であり、しかも、タングステン
カーバイト、TiN 、TiC の何れか1つ以上の金属の融合
により、機械的特性に優れた均一かつ緻密な表面処理層
Aが極めて効率よく短時間で形成でき、結果として、金
型の寿命を大幅に改善する等の効果がある。そして、本
発明を実施する場合の金属は、タングステンカーバイ
ト、TiN 、TiC に限定されるものではなく、その用途に
応じて金属を選択すればよい。
円柱または角柱に成形したものであり、これを請求項に
対応する実施例とすることができる。したがって、表面
処理材料を円柱または角柱に成形するものであるから、
電極形成が容易であり、特に、金属粉体を圧力成形によ
り固化した圧粉体電極においては、圧縮圧力が効率良く
金属粉体に伝わり成形が容易であり、堅固な電極が得ら
れる。
の転写加工を行う総型電極は、荒加工を行う総型電極2
aと仕上げ加工を行う総型電極2bとを用意し、両者を
使用することによって、仕上げを良好にすることができ
る。しかし、本発明を実施する場合には、荒加工を行う
総型電極2aまたは仕上げ加工を行う総型電極2bを工
作物に製品形状の転写加工を行う総型電極2とすること
ができる。また、専用に工作物に製品形状の転写加工を
行う総型電極を用意しても実施できる。
状に成形した単純形状電極3は、タングステンカーバイ
ト、TiN 、TiC の何れか1つ以上の金属からなる粉体を
固化した圧粉体電極としたものを前提に使用したが、本
発明を実施する場合には、タングステンカーバイト、Ti
N 、TiC 自体の金属棒を電極としてもよい。勿論、金属
からなる粉体を固化した圧粉体電極としたものの方が、
容易に金属粒子が融合し易くなり、その効率が良くな
る。
作物1の加工部分の表面をなぞりながら加工を行うよう
制御する軌跡移動制御手段12は、CNC制御装置11
に内蔵されている実施例で説明したが、本発明を実施す
る場合には、工作物1の加工部分の表面の軌跡を記憶し
ており、その記憶している記憶に従って単純形状電極3
を移動できるものであればよい。したがって、NC装
置、或いは他の制御装置の利用が可能である。しかし、
放電加工機の記憶してい情報が直接使用できるので、放
電加工機を制御する制御装置を、単純形状電極3が工作
物1の加工部分の表面をなぞりながら加工を行うよう制
御する軌跡移動制御手段12として使用するのが好適で
ある。
方法においては、表面処理材料からなる単純形状電極に
より工作物の加工部分に表面処理を行い、次に、製品形
状の転写加工を行う総型電極によって前記単純形状電極
で形成した表面処理層の再溶融加工を行うことにより、
工作物に改質層を形成するものである。したがって、機
械加工或いは放電加工等で任意の複雑形状に加工された
金型等の表面の一部または全部に機械的特性に優れた均
一、かつ、緻密な表面処理層が極めて効率よく短時間で
形成でき、結果として、金型の寿命が大幅に改善する等
の効果がある。
総型電極により荒加工を行った後、表面処理材料からな
る単純形状電極により表面処理層を形成する表面処理を
行い、その後、前記荒加工で使用した総型電極またはそ
の総型電極と略同一形状の総型電極により、前記表面処
理層の再溶融加工を行うことにより、工作物に改質層を
形成するものである。したがって、金型等の表面の一部
または全部に機械的特性に優れた均一、かつ、緻密な表
面処理層が極めて効率よく短時間で形成でき、結果とし
て、金型の寿命が大幅に改善する等の効果がある。更
に、同一機械上にて荒取りから、仕上げ、表面処理まで
行うことができるから、段取り時間が大幅に削減できる
等の効果がある。
請求項1または請求項2に記載の前記再溶融加工工程で
使用した総型電極と同一電極で加工面の仕上加工を行う
ものである。したがって、請求項1または請求項2の効
果に加えて、複雑な総型電極を複数種類製造する必要が
なくなり、それだけ金型の製造コストが廉価となる。ま
た、再溶融加工工程と同一工程にて加工面の仕上加工を
行うようにしたため、極めて面あらさの細かい表面処理
層を得ることができ、適用できる金型の特性領域(要
求)が大幅に拡大できる効果がある。
請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の前記表面処
理材料を単純形状に成形した単純形状電極は、タングス
テンカーバイト、TiN 、TiC の何れか1つ以上の金属粉
体とし、それを固化した圧粉体電極とするものである。
したがって、請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載
の効果に加えて、単純形状電極を金属粉体を圧力成形に
より固化した圧粉体電極とするとき、その製造が簡単で
あり、しかも、タングステンカーバイト、TiN 、TiC の
何れか1つ以上の金属の融合により、機械的特性に優れ
た均一かつ緻密な表面処理層が極めて効率よく短時間で
形成でき、結果として、金型の寿命を大幅に改善する等
の効果がある。
請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の前記単純形
状電極は、表面処理材料を円柱または角柱に成形したも
のである。したがって、請求項1乃至請求項4の何れか
1つに記載の効果に加えて、表面処理材料を円柱または
角柱に成形するものであるから、電極形成が容易であ
り、特に、金属粉体を圧力成形により固化した圧粉体電
極においては、圧縮圧力が効率良く金属粉体に伝わり成
形が容易であり、堅固な電極が得られる。
表面処理材料を単純形状に成形した単純形状電極により
工作物の加工部分の全面または一部の面に表面処理層を
形成する表面処理を行い、その後、総型電極により前記
単純形状電極で形成した表面処理層の再溶融加工を行う
ことにより工作物に改質層を形成するものである。した
がって、機械加工或いは放電加工等で任意の複雑形状に
加工された金型等の表面の一部または全部に機械的特性
に優れた均一、かつ、緻密な表面処理層が極めて効率よ
く短時間で形成でき、結果的に、金型の寿命が大幅に改
善する等の効果がある。
総型電極により荒加工を行った後、表面処理材料からな
る単純形状電極によって、荒加工後の工作物の表面をな
ぞりながら加工を行うよう制御して表面処理層を形成す
る表面処理を行い、その後、前記荒加工で用いた総型電
極と略同一形状の総型電極により前記表面処理層の再溶
融加工を行うことにより、工作物に改質層を形成するも
のである。したがって、金型等の表面の一部または全部
に機械的特性に優れた均一、かつ、緻密な表面処理層が
極めて効率よく短時間で形成でき、結果的には、金型の
寿命が大幅に改善する効果がある。更に、同一機械上に
て荒取りから、仕上げ、表面処理まで行うことが可能と
なるため、段取り時間が大幅に削減できる等の効果があ
る。
請求項6または請求項7に記載の前記表面処理材料を単
純形状に成形した単純形状電極は、タングステンカーバ
イト、TiN 、TiC の何れか1つ以上の金属粉体とし、そ
れを固化した圧粉体電極とするものである。したがっ
て、請求項6または請求項7に記載の効果に加えて、単
純形状電極を金属粉体を圧力成形により固化した圧粉体
電極とするとき、その製造が簡単であり、しかも、タン
グステンカーバイト、TiN 、TiC の何れか1つ以上の金
属の融合により、機械的特性に優れた均一かつ緻密な表
面処理層が極めて効率よく短時間で形成でき、結果とし
て、金型の寿命を大幅に改善する等の効果がある。
請求項6乃至請求項8の何れか1つに記載の前記単純形
状電極は、表面処理材料を円柱または角柱に成形したも
のである。したがって、請求項6乃至請求項8の何れか
1つに記載の効果に加えて、表面処理材料を円柱または
角柱に成形するものであるから、電極形成が容易であ
り、特に、金属粉体を圧力成形により固化した圧粉体電
極においては、圧縮圧力が効率良く金属粉体に伝わり成
形が容易であり、堅固な電極が得られる。
質装置を示した説明図である。
質方法及びその装置の加工工程の概略を示した説明図で
ある。
改質装置を示した説明図である。
改質方法及びその装置の加工工程の概略を示した説明図
である。
を示した説明図である。
処理用の総型電極、3単純形状電極、4 電極交換手
段、10 加工槽、11 CNC制御装置、12 軌跡
移動制御手段、13 電極軌跡生成用CAM、A 表面
処理層、なお、図中、同一符号及び記号は同一または相
当する構成部分を示すものである。
Claims (9)
- 【請求項1】 加工液中の放電により、電極に対向する
工作物の加工面に改質層を形成する放電表面改質方法に
おいて、 前記工作物の金属表面に改質層を形成する表面処理材料
を単純形状に成形した単純形状電極によって前記工作物
の加工部分に1次表面処理層を形成する表面処理を行う
表面処理加工工程と、 前記工作物に製品形状の転写加工を行う総型電極によっ
て前記単純形状電極で形成した表面処理層の再溶融加工
を行う再溶融加工工程とを具備することを特徴とする放
電表面改質方法。 - 【請求項2】 加工液中の放電により、電極に対向する
工作物の加工面に改質層を形成する放電表面改質方法に
おいて、 総型電極により荒加工を行う荒加工工程と、 前記工作物の金属表面に改質層を形成する表面処理材料
を単純形状に成形した単純形状電極によって前記工作物
の加工部分に表面処理層を形成する表面処理を行う表面
処理加工工程と、 前記荒加工工程で使用した総型電極または前記総型電極
と略同一形状の総型電極により、前記単純形状電極で形
成した表面処理層の再溶融加工を行う再溶融加工工程と
を具備することを特徴とする放電表面改質方法。 - 【請求項3】 前記再溶融加工工程で使用した総型電極
と同一電極で加工面の仕上加工を行うことを特徴とする
請求項1または請求項2に記載の放電表面改質方法。 - 【請求項4】 前記表面処理材料を単純形状に成形した
単純形状電極は、タングステンカーバイト、TiN 、TiC
の何れか1つ以上の金属からなる粉体を固化した圧粉体
電極としたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何
れか1つに記載の放電表面改質方法。 - 【請求項5】 前記単純形状電極は、表面処理材料を円
柱または角柱に成形してなることを特徴とする請求項1
乃至請求項4の何れか1つに記載の放電表面改質方法。 - 【請求項6】 工作物に製品形状の転写加工を行う総型
電極と、 表面処理材料を単純形状に成形した単純形状電極と、 前記単純形状電極が前記工作物の加工部分の表面をなぞ
りながら加工を行うよう制御する軌跡移動制御手段とを
具備し、 前記単純形状電極によって前記工作物の加工部分の全面
または一部の面に表面処理層を形成する表面処理を行
い、その後、前記総型電極により前記単純形状電極で形
成した表面処理層の再溶融加工を行うことにより、加工
液中で前記工作物に改質層を形成することを特徴とする
放電表面改質装置。 - 【請求項7】 工作物に製品形状を転写する荒加工を行
う総型電極と、 表面処理材料を単純形状に成形した単純形状電極と、 前記単純形状電極が前記工作物の加工部分の表面をなぞ
りながら加工を行うよう制御する軌跡移動制御手段とを
具備し、 前記総型電極により荒加工を行った後、前記単純形状電
極によって前記工作物の前記荒加工後の加工部分の全面
または一部の面に表面処理層を形成する表面処理を行
い、その後、前記総型電極により前記単純形状電極で形
成した表面処理層の再溶融加工を行うことにより、加工
液中で前記工作物に改質層を形成することを特徴とする
放電表面改質装置。 - 【請求項8】 前記表面処理材料を単純形状に成形した
単純形状電極は、タングステンカーバイト、TiN 、TiC
の何れか1つ以上の金属からなる粉体を固化した圧粉体
電極としたことを特徴とする請求項6または請求項7に
記載の放電表面改質装置。 - 【請求項9】 前記単純形状電極は、表面処理材料を円
柱または角柱に成形してなることを特徴とする請求項6
乃至請求項8の何れか1つに記載の放電表面改質装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06377095A JP3525143B2 (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 放電表面改質方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06377095A JP3525143B2 (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 放電表面改質方法及びその装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08257841A true JPH08257841A (ja) | 1996-10-08 |
| JP3525143B2 JP3525143B2 (ja) | 2004-05-10 |
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ID=13238946
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06377095A Expired - Fee Related JP3525143B2 (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 放電表面改質方法及びその装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3525143B2 (ja) |
Cited By (9)
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|---|---|---|---|---|
| WO1999047290A1 (en) * | 1998-03-18 | 1999-09-23 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Rolling die and method of treating surface of rolling die |
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| US7723636B2 (en) | 2003-06-11 | 2010-05-25 | Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. | Method for repairing machine part, method for forming restored machine part, method for manufacturing machine part, gas turbine engine, electric discharge machine, method for repairing turbine component, and method for forming restored turbine component |
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| CN115125476A (zh) * | 2022-08-29 | 2022-09-30 | 山东理工大学 | 一种钛合金表面原位生成氮化钛耐磨抗蚀层的制备方法 |
-
1995
- 1995-03-23 JP JP06377095A patent/JP3525143B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN107931753A (zh) * | 2017-11-14 | 2018-04-20 | 深圳大学 | 加工微回转体结构的方法 |
| CN107931753B (zh) * | 2017-11-14 | 2019-03-08 | 深圳大学 | 加工微回转体结构的方法 |
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| JP3525143B2 (ja) | 2004-05-10 |
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