JPH08257995A - スチール・ルール・ダイ - Google Patents
スチール・ルール・ダイInfo
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- JPH08257995A JPH08257995A JP7102935A JP10293595A JPH08257995A JP H08257995 A JPH08257995 A JP H08257995A JP 7102935 A JP7102935 A JP 7102935A JP 10293595 A JP10293595 A JP 10293595A JP H08257995 A JPH08257995 A JP H08257995A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は高精度で高強度で刃の脱落を防止可能
にしたスチール・ルール・ダイを提供することである。
また耐熱性のあるスチール・ルール・ダイを提供するこ
とにある。また高精度と耐久性のあるメス型を提供する
ことにある。 【構成】刃の脱落を防止するための手段として、刃の側
壁と上部鋼板をゴムブロックで固定する。または刃の一
部を切り、それを刃を上部鋼板に挿入後に鋼板下面でひ
ねることにより、脱落を防ぐ。また2枚の銅板を金属性
のスペーサーにより連結して、その中空の中にヒータを
挿入することにより熱効率良く加熱できる。レーザで切
断したステンレス鋼板を別のプレートに張り付けて正確
で耐久性のあるメス型を提供する。
にしたスチール・ルール・ダイを提供することである。
また耐熱性のあるスチール・ルール・ダイを提供するこ
とにある。また高精度と耐久性のあるメス型を提供する
ことにある。 【構成】刃の脱落を防止するための手段として、刃の側
壁と上部鋼板をゴムブロックで固定する。または刃の一
部を切り、それを刃を上部鋼板に挿入後に鋼板下面でひ
ねることにより、脱落を防ぐ。また2枚の銅板を金属性
のスペーサーにより連結して、その中空の中にヒータを
挿入することにより熱効率良く加熱できる。レーザで切
断したステンレス鋼板を別のプレートに張り付けて正確
で耐久性のあるメス型を提供する。
Description
【0001】[産業上の利用分野]本発明は紙器または
プラスティック箱の製造において平盤打抜機において使
用する抜型およびメス型に関するものである。特に金属
板をレーザ光線で切削した2枚の金属板に埋め込んだス
チール・ルール・ダイと、やはり金属板をレーザ光線で
切削したメス型に関するものである。
プラスティック箱の製造において平盤打抜機において使
用する抜型およびメス型に関するものである。特に金属
板をレーザ光線で切削した2枚の金属板に埋め込んだス
チール・ルール・ダイと、やはり金属板をレーザ光線で
切削したメス型に関するものである。
【0002】[従来の技術]従来、平盤打抜機に使用す
るスチール・ルール・ダイとは18ミリの合板に炭酸ガ
スレーザ光線付きNC装置で切削した0.7ミリ幅の溝
に0.7ミリの厚みの刃を曲げたもの、また罫線刃を挿
入したものであった。例えばUSP3036478があ
る。しかし精度、耐久性などの問題から合板の代わりに
上下に2枚の金属板で構成したスチール・ルール・ダイ
が提供されている。例えばUSP3863550,US
P4052886,USP5029505である。US
P3863550は2枚の上下の1ミリ厚の鋼板に腐食
の技術でもって0.7ミリの溝を切削したものである。
1ミリの鋼板に0.7ミリ幅で正確に溝を切削するには
鋼板の両面にフォト・レジスターを塗布し、パターンの
ネガフイルムを載せ露光し、腐食槽で腐食させ溝を切削
する方法である。これはブラウン管のシャドウマスクの
ように大量生産品に適した技術である。抜型のような一
品生産品には不向きである。また高価な設備投資を必要
とする。USP4052886、USP5029505
は鋼板をレーザ・ビームまたはミーリングで溝を切削す
る方法が提案されている。しかし生産性なら考えるとミ
ーリングは板厚1ミリに対して0.7ミリの溝を切削す
るので正確ではあるがレーザに比較して格段に遅い。レ
ーザ・ビームは最適である。しかしこれら3者の問題点
は刃、特に直線刃が抜け易い点にある。そこでUSP3
863550,USP3863550はSEMI−RI
GID(半硬)の材料、例えばエポキシ樹脂などを注ぎ
込み固定してする。USP5029505はボールベヤ
リングで固定する方法である。この方式は短い直線刃に
は不可能である。USP3036478は釘を裏に開設
した穴から固定する方法なので刃取り替えに不向きであ
る。またこれらの先行公知技術はプラスチックシート、
例えばPP(ポリプロピレン)シートのVCRカセット
ケースなどには不向きである。これらの打ら抜きにはス
チール・ルール・ダイ自身を裏面からの熱板により加熱
して打ち抜くとよいことは分かっているが、合板が炭化
して型の寿命が短い。そこでこれらプラスティックシー
トを打ら抜くには外形だけを通常のスチール・ルール・
ダイで打ち抜きシャープな折線を形成するためには高周
波ウエルダー型プレス機で罫線を加熱成形している。
るスチール・ルール・ダイとは18ミリの合板に炭酸ガ
スレーザ光線付きNC装置で切削した0.7ミリ幅の溝
に0.7ミリの厚みの刃を曲げたもの、また罫線刃を挿
入したものであった。例えばUSP3036478があ
る。しかし精度、耐久性などの問題から合板の代わりに
上下に2枚の金属板で構成したスチール・ルール・ダイ
が提供されている。例えばUSP3863550,US
P4052886,USP5029505である。US
P3863550は2枚の上下の1ミリ厚の鋼板に腐食
の技術でもって0.7ミリの溝を切削したものである。
1ミリの鋼板に0.7ミリ幅で正確に溝を切削するには
鋼板の両面にフォト・レジスターを塗布し、パターンの
ネガフイルムを載せ露光し、腐食槽で腐食させ溝を切削
する方法である。これはブラウン管のシャドウマスクの
ように大量生産品に適した技術である。抜型のような一
品生産品には不向きである。また高価な設備投資を必要
とする。USP4052886、USP5029505
は鋼板をレーザ・ビームまたはミーリングで溝を切削す
る方法が提案されている。しかし生産性なら考えるとミ
ーリングは板厚1ミリに対して0.7ミリの溝を切削す
るので正確ではあるがレーザに比較して格段に遅い。レ
ーザ・ビームは最適である。しかしこれら3者の問題点
は刃、特に直線刃が抜け易い点にある。そこでUSP3
863550,USP3863550はSEMI−RI
GID(半硬)の材料、例えばエポキシ樹脂などを注ぎ
込み固定してする。USP5029505はボールベヤ
リングで固定する方法である。この方式は短い直線刃に
は不可能である。USP3036478は釘を裏に開設
した穴から固定する方法なので刃取り替えに不向きであ
る。またこれらの先行公知技術はプラスチックシート、
例えばPP(ポリプロピレン)シートのVCRカセット
ケースなどには不向きである。これらの打ら抜きにはス
チール・ルール・ダイ自身を裏面からの熱板により加熱
して打ち抜くとよいことは分かっているが、合板が炭化
して型の寿命が短い。そこでこれらプラスティックシー
トを打ら抜くには外形だけを通常のスチール・ルール・
ダイで打ち抜きシャープな折線を形成するためには高周
波ウエルダー型プレス機で罫線を加熱成形している。
【0003】[発明が解決しようとする課題]本発明は
高精度で高強度で刃の脱落を防止可能にしたスチール・
ルール・ダイを提供することである。また耐熱性のある
スチール・ルール・ダイを提供することにある。また高
精度と耐久性のあるメス型を提供することにある。
高精度で高強度で刃の脱落を防止可能にしたスチール・
ルール・ダイを提供することである。また耐熱性のある
スチール・ルール・ダイを提供することにある。また高
精度と耐久性のあるメス型を提供することにある。
【0004】[課題を解決するための手段]刃の脱落を
防止するための手段として、刃の側壁と上部鋼板をゴム
ブロックで固定する。または刃の一部を切り、それを刃
を上部鋼板に挿入後に鋼板下面でひねることにより、脱
落を防ぐ。また2枚の鋼板を金属性のスペーサーにより
連結して、その中空の中にヒータを挿入することにより
熱効率良く加熱できる。レーザで切断したステンレス鋼
板を別のプレートに張り付けて正確で耐久性のあるメス
型を提供する。
防止するための手段として、刃の側壁と上部鋼板をゴム
ブロックで固定する。または刃の一部を切り、それを刃
を上部鋼板に挿入後に鋼板下面でひねることにより、脱
落を防ぐ。また2枚の鋼板を金属性のスペーサーにより
連結して、その中空の中にヒータを挿入することにより
熱効率良く加熱できる。レーザで切断したステンレス鋼
板を別のプレートに張り付けて正確で耐久性のあるメス
型を提供する。
【0005】[作用]本発明の抜型およびメス型は平盤
打抜機にセットして打ち抜く。板紙を打ち抜く場合は通
常の使用方法でよい。プラスティック シートを打ち抜
く場合は中空部21にヒーターを挿入し使用する。抜型
と本発明のメス型をセットで使用する場合は罫線刃12
刃11は同じ高さである。
打抜機にセットして打ち抜く。板紙を打ち抜く場合は通
常の使用方法でよい。プラスティック シートを打ち抜
く場合は中空部21にヒーターを挿入し使用する。抜型
と本発明のメス型をセットで使用する場合は罫線刃12
刃11は同じ高さである。
【0006】[実施例]以下図面により、より詳しく本
発明を実施例1より説明する。図1はVCRのカセット
のケースを打ち抜くための抜型のデザインの展開平面図
である。一般的に18ミリの合板1をレーザ光線付きの
NC装置により切削する。刃の部分は実線11であり、
罫線刃12の部分は破線である。レーザ光線で合板1を
切断した時バラバラにならないようにブリッジ13によ
り接続している。しかしながら打抜機で板紙またはプラ
スティックを打ち抜くと刃先が摩耗する。日本のように
古紙を打ち抜く場合は10万から20万ショット、欧米
のようにバージンパルプの板紙を打ち抜く場合は100
万ショットで刃取り替えをしなければならない。刃取り
替えを数回するとレーザで切削した溝が緩くなり使用不
可になる。そこで前記UPS3863550はアトラス
ダイ社が「ボンディド・ダイ」として,USP405
2886,またUSP5029505はサウスイースタ
ン ダイ社が「ネバー・ダイ・ダイ」として金属板で補
強し、溝に刃の脱落を防ぐようにSEMI−RIGID
(半硬)のプラスティックとかボールベアリングにより
刃取り替えに十分耐えるスチール・ルール・ダイが提案
されている。図2は本発明の1実施例であり、図1のA
の丸で囲まれた部分の断面図である。15ミリの合板1
をレーザ光線で切削し、同様に2枚の1.5ミリのステ
ンレスチティール(SUS304)をレーザ光線で切削
する。上部鋼板14と下部鋼板15には両者を連結固定
するために上部鋼板14にはタップ穴171と下部鋼板
15にはサグリ穴172が回設され、4ミリ直径のネジ
17で固定されている。上部鋼板14の上面には刃11
と罫線刃12の脱落を防止するためにゴムブロック16
がゴム系の接着剤で刃11、罫線刃12の側壁と鋼板1
4の上面が接着固定されている。一般に長い刃とか曲げ
られた刃は脱落することは少ないが、直線の短い刃とか
罫線刃は脱落し易い。刃に接着するゴムブロック161
は打ち抜いた素材を排出するために刃11より3ミリ程
度高くなってもよい。脱落防止の効果と材料排出の効果
を兼ねることができる。刃11の脱落に刃11と上部鋼
板14を溶接する方法も考えられるが、それをすると
「ムラトリ(PATCH UP)」作業ができない。
「ムラトリ」とは刃の高さの「ムラ」をとる作業であ
る。図3は他の実施例である。打ち抜く材料がプラステ
ィック シートの場合、通常の抜型では罫線刃でシャー
プな罫線を成形することは不可能である。そこで図1で
は刃11の部分のみ打ち抜き罫線刃12の部分について
は別加工の高周波溶断機にて加熱成形でシャープな罫線
を形成する。また最近PET樹脂のシートがクリアーパ
ッケージなどに多用されている。その場合は刃11の部
分においても加熱することにより刃の寿命が極端に長く
なることが分かっている。そこで打抜機の抜型の背部に
加熱板を設備することがある。約200度Cの温度を加
熱しなければならない。200度Cを加熱しなければ刃
先は50度Cにならない。なぜ200度Cにしなければ
ならないかというと、合板が断熱材の役割をし効率的に
刃先に熱が伝わらないのである。その結果、合板が炭化
し抜型の寿命が短い。レーザ光線で切削された上部鋼板
14には4ミリ直径のネジ17で15ミリの高さの外形
10ミリのパイプ状のスペーサー2を固定する。これに
よりヒーターを収納できる中空部21を形成できる。刃
11及び罫線は12にヒーターを通す場合、例えば8ミ
リの直径のヒーターを通すためニックを開設することに
より熱気が中空部で往来し、加熱が平均化する。短い直
線の刃11および罫線刃12は図4の刃11の右端のよ
うに切り込み3をつくる。刃11、罫線刃12にブリッ
ジ13に対応するニック31がある場合はいったん切り
込み3を金床とハンマーでまっすぐにし、上から挿入後
ペンチで捻るとよい。この切り込み3を形成するには刃
11にジッパーを形成する道具で簡単に形成できる。図
4の刃11の左端は切り込み3の代わりにグラインダー
で開設された切り込み3がある。その切り込み3にスト
ッパー32を挿入することにより刃11の脱落を防ぐこ
とができる。本発明では上下鋼板14、15にはステン
レス スティールの1.5ミリ厚の実施例で示している
が、金属板であればなんでもよい。また厚さも1.5ミ
リに限定されるものではない。図5はニック31が特殊
な形状をしている。刃底の切幅は3ミリであり、上部は
7ミリになっている。上部鋼板14には前記刃底に対応
して3ミリのブリッジ13がある。刃11を挿入した後
ストッパー32を上部鋼板14の裏面から前記ニック3
1の上端に挿入する。これにより上部鋼板14から刃1
1は抜けない。またVCRのポリプロプレンのカセット
ケースは罫線は別行程で加熱溶融して形成している。本
発明の抜型はヒーターを中空部21に収納して加熱でき
るので、外形の刃11の打ち抜きと罫線12の加熱溶融
が同時に可能なので生産性が上がる。図6は従来の前記
「ボンディド・ダイ」の抜型とメス型の関係を示したも
のである。従来、USP4256026にあるように刃
11は罫線12より材料5の厚み分だけ低くなってい
て、材料5にヒンジを形成する。しかし前記「ボンディ
ド・ダイ」は刃11と罫線刃12は同じ高さになってい
る。USP4256026のメス型のように面板上に貼
る場合は端部に傾斜をつくらなければならないが、「ボ
ンディド ダイ」は不要である。そして面板4に直接、
罫線刃12に対応する溝41が切削されている。しかし
このメス型の溝41を形成することがたいへん困難であ
る。なぜなら打ち抜きの時、ショワー硬度70度の刃1
1の当たる面板4は傷つかないように硬度がショワー8
0度である。この硬度をミーリングで切削するのは大変
なので図6のように面板4を直接腐食により切削してい
る。面板4の上に薄い、約1ミリのステンレス スティ
ールのSUS304を使用して、それに溝41を切削す
る場合がある。SUS304はショワー硬度30度であ
るが、粘性があるためショワー70度の刃先に耐えるこ
とができる。その場合でもミーリングでの切削は何度も
ミーリングドリルを交換して切削しなければならない。
本発明のメス型はSUS304のステンレススティール
を使用し、溝41の加工生産性の高いレーザ光線による
切断を採用することにある。しかしレーザ光線で図6の
ように底を残して切削することはできない。そこで本発
明は図7のように両面接着剤44を裏面に接着した板紙
と同じ厚みのSUS304のステンレス スティール4
3を罫線刃12に対応した溝41を切断する。そして別
の鋼板45に接着固定する。ミーリングで切削するよ
り、また腐食で製作するより安価で早く製作できる。レ
ーザ光線は硬度に関係なく切断できるのでコストさえあ
えばショワー80度の鋼板でもよい。図8は本発明のメ
ス型を鋼板45に固定する1つの方法である。USP4
5256026と同様の方法である。鋼板45は打抜機
の下部定磐42にネジで面板4とともに固定されてい
る。この状態で打抜機の上部の抜型にピン6でセットさ
れた本発明のメス型43を転写する。この場合鋼板45
を省略して直接面板4に転写することも可能である。図
9は他の実施例である。抜型の合板1に切削された切刃
11の溝の底にドリル穴111を開設する。深さは5ミ
リ程度でよい。刃11の切り込み3はブリッジがない場
合は裏面から挿入可能である。ブリッジがある場合は切
り込み3は元の状態に戻し表面から挿入する。
発明を実施例1より説明する。図1はVCRのカセット
のケースを打ち抜くための抜型のデザインの展開平面図
である。一般的に18ミリの合板1をレーザ光線付きの
NC装置により切削する。刃の部分は実線11であり、
罫線刃12の部分は破線である。レーザ光線で合板1を
切断した時バラバラにならないようにブリッジ13によ
り接続している。しかしながら打抜機で板紙またはプラ
スティックを打ち抜くと刃先が摩耗する。日本のように
古紙を打ち抜く場合は10万から20万ショット、欧米
のようにバージンパルプの板紙を打ち抜く場合は100
万ショットで刃取り替えをしなければならない。刃取り
替えを数回するとレーザで切削した溝が緩くなり使用不
可になる。そこで前記UPS3863550はアトラス
ダイ社が「ボンディド・ダイ」として,USP405
2886,またUSP5029505はサウスイースタ
ン ダイ社が「ネバー・ダイ・ダイ」として金属板で補
強し、溝に刃の脱落を防ぐようにSEMI−RIGID
(半硬)のプラスティックとかボールベアリングにより
刃取り替えに十分耐えるスチール・ルール・ダイが提案
されている。図2は本発明の1実施例であり、図1のA
の丸で囲まれた部分の断面図である。15ミリの合板1
をレーザ光線で切削し、同様に2枚の1.5ミリのステ
ンレスチティール(SUS304)をレーザ光線で切削
する。上部鋼板14と下部鋼板15には両者を連結固定
するために上部鋼板14にはタップ穴171と下部鋼板
15にはサグリ穴172が回設され、4ミリ直径のネジ
17で固定されている。上部鋼板14の上面には刃11
と罫線刃12の脱落を防止するためにゴムブロック16
がゴム系の接着剤で刃11、罫線刃12の側壁と鋼板1
4の上面が接着固定されている。一般に長い刃とか曲げ
られた刃は脱落することは少ないが、直線の短い刃とか
罫線刃は脱落し易い。刃に接着するゴムブロック161
は打ち抜いた素材を排出するために刃11より3ミリ程
度高くなってもよい。脱落防止の効果と材料排出の効果
を兼ねることができる。刃11の脱落に刃11と上部鋼
板14を溶接する方法も考えられるが、それをすると
「ムラトリ(PATCH UP)」作業ができない。
「ムラトリ」とは刃の高さの「ムラ」をとる作業であ
る。図3は他の実施例である。打ち抜く材料がプラステ
ィック シートの場合、通常の抜型では罫線刃でシャー
プな罫線を成形することは不可能である。そこで図1で
は刃11の部分のみ打ち抜き罫線刃12の部分について
は別加工の高周波溶断機にて加熱成形でシャープな罫線
を形成する。また最近PET樹脂のシートがクリアーパ
ッケージなどに多用されている。その場合は刃11の部
分においても加熱することにより刃の寿命が極端に長く
なることが分かっている。そこで打抜機の抜型の背部に
加熱板を設備することがある。約200度Cの温度を加
熱しなければならない。200度Cを加熱しなければ刃
先は50度Cにならない。なぜ200度Cにしなければ
ならないかというと、合板が断熱材の役割をし効率的に
刃先に熱が伝わらないのである。その結果、合板が炭化
し抜型の寿命が短い。レーザ光線で切削された上部鋼板
14には4ミリ直径のネジ17で15ミリの高さの外形
10ミリのパイプ状のスペーサー2を固定する。これに
よりヒーターを収納できる中空部21を形成できる。刃
11及び罫線は12にヒーターを通す場合、例えば8ミ
リの直径のヒーターを通すためニックを開設することに
より熱気が中空部で往来し、加熱が平均化する。短い直
線の刃11および罫線刃12は図4の刃11の右端のよ
うに切り込み3をつくる。刃11、罫線刃12にブリッ
ジ13に対応するニック31がある場合はいったん切り
込み3を金床とハンマーでまっすぐにし、上から挿入後
ペンチで捻るとよい。この切り込み3を形成するには刃
11にジッパーを形成する道具で簡単に形成できる。図
4の刃11の左端は切り込み3の代わりにグラインダー
で開設された切り込み3がある。その切り込み3にスト
ッパー32を挿入することにより刃11の脱落を防ぐこ
とができる。本発明では上下鋼板14、15にはステン
レス スティールの1.5ミリ厚の実施例で示している
が、金属板であればなんでもよい。また厚さも1.5ミ
リに限定されるものではない。図5はニック31が特殊
な形状をしている。刃底の切幅は3ミリであり、上部は
7ミリになっている。上部鋼板14には前記刃底に対応
して3ミリのブリッジ13がある。刃11を挿入した後
ストッパー32を上部鋼板14の裏面から前記ニック3
1の上端に挿入する。これにより上部鋼板14から刃1
1は抜けない。またVCRのポリプロプレンのカセット
ケースは罫線は別行程で加熱溶融して形成している。本
発明の抜型はヒーターを中空部21に収納して加熱でき
るので、外形の刃11の打ち抜きと罫線12の加熱溶融
が同時に可能なので生産性が上がる。図6は従来の前記
「ボンディド・ダイ」の抜型とメス型の関係を示したも
のである。従来、USP4256026にあるように刃
11は罫線12より材料5の厚み分だけ低くなってい
て、材料5にヒンジを形成する。しかし前記「ボンディ
ド・ダイ」は刃11と罫線刃12は同じ高さになってい
る。USP4256026のメス型のように面板上に貼
る場合は端部に傾斜をつくらなければならないが、「ボ
ンディド ダイ」は不要である。そして面板4に直接、
罫線刃12に対応する溝41が切削されている。しかし
このメス型の溝41を形成することがたいへん困難であ
る。なぜなら打ち抜きの時、ショワー硬度70度の刃1
1の当たる面板4は傷つかないように硬度がショワー8
0度である。この硬度をミーリングで切削するのは大変
なので図6のように面板4を直接腐食により切削してい
る。面板4の上に薄い、約1ミリのステンレス スティ
ールのSUS304を使用して、それに溝41を切削す
る場合がある。SUS304はショワー硬度30度であ
るが、粘性があるためショワー70度の刃先に耐えるこ
とができる。その場合でもミーリングでの切削は何度も
ミーリングドリルを交換して切削しなければならない。
本発明のメス型はSUS304のステンレススティール
を使用し、溝41の加工生産性の高いレーザ光線による
切断を採用することにある。しかしレーザ光線で図6の
ように底を残して切削することはできない。そこで本発
明は図7のように両面接着剤44を裏面に接着した板紙
と同じ厚みのSUS304のステンレス スティール4
3を罫線刃12に対応した溝41を切断する。そして別
の鋼板45に接着固定する。ミーリングで切削するよ
り、また腐食で製作するより安価で早く製作できる。レ
ーザ光線は硬度に関係なく切断できるのでコストさえあ
えばショワー80度の鋼板でもよい。図8は本発明のメ
ス型を鋼板45に固定する1つの方法である。USP4
5256026と同様の方法である。鋼板45は打抜機
の下部定磐42にネジで面板4とともに固定されてい
る。この状態で打抜機の上部の抜型にピン6でセットさ
れた本発明のメス型43を転写する。この場合鋼板45
を省略して直接面板4に転写することも可能である。図
9は他の実施例である。抜型の合板1に切削された切刃
11の溝の底にドリル穴111を開設する。深さは5ミ
リ程度でよい。刃11の切り込み3はブリッジがない場
合は裏面から挿入可能である。ブリッジがある場合は切
り込み3は元の状態に戻し表面から挿入する。
【0007】[発明の効果]本発明は以上のような構成
をなしているので (A)ゴムブロック16は刃11罫線刃12の抜型から
の脱落を防ぐ。ゴムブロック16は柔軟性を持っている
ので刃11の「ムラトリ」作業になんら影響を与えるこ
とはない。 (B)ゴムブロック161は刃11の抜型からの脱落を
防ぐだけでなく、打ち抜かれた素材の排出することも可
能である。 (C)2枚の上下鋼板14、15をスペサー2により固
定することにより形成された中空部21にヒーターを挿
入することにより刃1と罫線刃12を加熱することによ
りプラスティックのシートを打ち抜くときに刃11の寿
命を伸ばすだけでなく、シャープな折線を1回の打ち抜
きで得ることができる。 (D)刃11、罫線刃12の側壁の切り込み3は刃1
1、罫線刃12の脱落を防ぐ。 (E)レーザ光線によりステンレス スティールを切断
することにより、高硬度のメス型を安価に早く生産でき
る。
をなしているので (A)ゴムブロック16は刃11罫線刃12の抜型から
の脱落を防ぐ。ゴムブロック16は柔軟性を持っている
ので刃11の「ムラトリ」作業になんら影響を与えるこ
とはない。 (B)ゴムブロック161は刃11の抜型からの脱落を
防ぐだけでなく、打ち抜かれた素材の排出することも可
能である。 (C)2枚の上下鋼板14、15をスペサー2により固
定することにより形成された中空部21にヒーターを挿
入することにより刃1と罫線刃12を加熱することによ
りプラスティックのシートを打ち抜くときに刃11の寿
命を伸ばすだけでなく、シャープな折線を1回の打ち抜
きで得ることができる。 (D)刃11、罫線刃12の側壁の切り込み3は刃1
1、罫線刃12の脱落を防ぐ。 (E)レーザ光線によりステンレス スティールを切断
することにより、高硬度のメス型を安価に早く生産でき
る。
【図1】従来の抜型の平面図。
【図2】図1のAの丸の部分の断面図。
【図3】図1のAの丸の部分の断面図。
【図4】本発明の1実施例の斜視図。
【図5】本発明の1実施例の斜視図。
【図6】従来の「ボンディド・ダイ」の抜型、メス型の
断面図。
断面図。
【図7】本発明の1実施例のメス型の断面図。
【図8】本発明の1実施例のメス型のセット方法を示し
た断面図。
た断面図。
【図9】本発明の1実施例の抜型の斜視図。
1;合板、11:刃,111:穴,12:罫線刃,1
3;ブリッジ,14:上部鋼板,15:下部鋼板,1
6:ゴムブロック,161;突起ゴムブロック,17;
ネジ,171;タップ穴,172:ザグリ穴,2;スペ
ーサー,3:切り込み,31:ニック,32:ストッパ
ー,4:面板,41:溝,42:下定磐,44;両面接
着剤,45;鋼板,5;材料,
3;ブリッジ,14:上部鋼板,15:下部鋼板,1
6:ゴムブロック,161;突起ゴムブロック,17;
ネジ,171;タップ穴,172:ザグリ穴,2;スペ
ーサー,3:切り込み,31:ニック,32:ストッパ
ー,4:面板,41:溝,42:下定磐,44;両面接
着剤,45;鋼板,5;材料,
Claims (4)
- 【請求項1】ゴムブロック16の下面を上部鋼板14
に、側面を刃11または罫線は12の側面に接着したこ
とを特徴とする抜型。 - 【請求項2】上下鋼板14、15をスペーサー2で固定
しヒーターを収納可能にする中空部21を備えることを
特徴とする抜型。 - 【請求項3】刃11または罫線刃12の側壁に切り込み
3を備えた請求項2の抜型。 - 【請求項4】ステンレス スティール43に罫線刃12
に対応する溝41を備え裏面に両面接着材44で鋼板4
5に固定したメス型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7102935A JPH08257995A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | スチール・ルール・ダイ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7102935A JPH08257995A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | スチール・ルール・ダイ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08257995A true JPH08257995A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=14340705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7102935A Pending JPH08257995A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | スチール・ルール・ダイ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08257995A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010194674A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Make A Box:Kk | 打抜機の受け型 |
| CN102059841A (zh) * | 2010-11-08 | 2011-05-18 | 昆山上艺电子有限公司 | 去孔治具 |
| JP2013018070A (ja) * | 2011-07-11 | 2013-01-31 | Daiso Kk | 打抜き加工用受け板 |
| JP2013188855A (ja) * | 2012-03-15 | 2013-09-26 | Nippon Api Corp | 打ち抜き刃具及びこれを用いた打ち抜き装置 |
| CN105415433A (zh) * | 2015-11-28 | 2016-03-23 | 无锡飞环包装器材有限公司 | 一种包装纸盒开圆孔单柱工装 |
| CN107160485A (zh) * | 2017-07-08 | 2017-09-15 | 安徽机电职业技术学院 | 一种用于教学的工业设计模型制作用纸板打孔装置 |
-
1995
- 1995-03-23 JP JP7102935A patent/JPH08257995A/ja active Pending
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