JPH0825823B2 - ガラス粉体を原料に用いた施釉焼成体 - Google Patents
ガラス粉体を原料に用いた施釉焼成体Info
- Publication number
- JPH0825823B2 JPH0825823B2 JP22416593A JP22416593A JPH0825823B2 JP H0825823 B2 JPH0825823 B2 JP H0825823B2 JP 22416593 A JP22416593 A JP 22416593A JP 22416593 A JP22416593 A JP 22416593A JP H0825823 B2 JPH0825823 B2 JP H0825823B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass powder
- raw material
- glass
- fired body
- glazed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 title claims description 68
- 239000000843 powder Substances 0.000 title claims description 42
- 239000002994 raw material Substances 0.000 title claims description 33
- 239000004927 clay Substances 0.000 claims description 25
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 18
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 18
- 238000010304 firing Methods 0.000 claims description 15
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 14
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 13
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 6
- 239000010922 glass waste Substances 0.000 claims description 3
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 claims description 3
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 claims description 3
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 11
- 239000000047 product Substances 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 8
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 7
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 5
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 5
- HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M Sodium hydroxide Chemical compound [OH-].[Na+] HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N Hydrochloric acid Chemical compound Cl VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- UQSXHKLRYXJYBZ-UHFFFAOYSA-N Iron oxide Chemical compound [Fe]=O UQSXHKLRYXJYBZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000005388 borosilicate glass Substances 0.000 description 2
- 239000004566 building material Substances 0.000 description 2
- 239000006227 byproduct Substances 0.000 description 2
- 238000004898 kneading Methods 0.000 description 2
- 239000005355 lead glass Substances 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000005361 soda-lime glass Substances 0.000 description 2
- 229910018072 Al 2 O 3 Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- BRPQOXSCLDDYGP-UHFFFAOYSA-N calcium oxide Chemical compound [O-2].[Ca+2] BRPQOXSCLDDYGP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000292 calcium oxide Substances 0.000 description 1
- ODINCKMPIJJUCX-UHFFFAOYSA-N calcium oxide Inorganic materials [Ca]=O ODINCKMPIJJUCX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
- 238000005816 glass manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000156 glass melt Substances 0.000 description 1
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N iron Substances [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 239000000049 pigment Substances 0.000 description 1
- 238000004064 recycling Methods 0.000 description 1
- -1 silicate compound Chemical class 0.000 description 1
- KKCBUQHMOMHUOY-UHFFFAOYSA-N sodium oxide Chemical compound [O-2].[Na+].[Na+] KKCBUQHMOMHUOY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910001948 sodium oxide Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラス粉体を原料に用い
た施釉焼成体に関する。
た施釉焼成体に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラスの製造工程ではガラス粉体が副次
的に生じたり、また使用済みのガラス瓶でリサイクル限
界を超えたものは廃棄ガラスとして大量に得られるが、
近年、資源を有効活用する目的からこれらの不要なガラ
スの利用法が積極的に検討されるようになってきた。ガ
ラス製品に使用されるガラスは用途によっていろいろな
化学組成のものが従来用いられており、たとえばソーダ
石灰ガラス、鉛ガラス、ホウケイ酸ガラス等がある。こ
れらガラス材料の成分組成で主要部を占めるのはシリカ
であって、ソーダ石灰ガラスでは70%程度、ホウケイ
酸ガラスでは70〜80%程度、鉛ガラスでは60%程
度シリカ分を含んでいる。
的に生じたり、また使用済みのガラス瓶でリサイクル限
界を超えたものは廃棄ガラスとして大量に得られるが、
近年、資源を有効活用する目的からこれらの不要なガラ
スの利用法が積極的に検討されるようになってきた。ガ
ラス製品に使用されるガラスは用途によっていろいろな
化学組成のものが従来用いられており、たとえばソーダ
石灰ガラス、鉛ガラス、ホウケイ酸ガラス等がある。こ
れらガラス材料の成分組成で主要部を占めるのはシリカ
であって、ソーダ石灰ガラスでは70%程度、ホウケイ
酸ガラスでは70〜80%程度、鉛ガラスでは60%程
度シリカ分を含んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】タイル等の焼き物は粘
土を主原料とし、これに陶土、骨材を加えて製造する。
タイル等の焼き物で用いる粘土の組成を示すと以下のよ
うになる。 酸化鉄(Fe2O3) 1%以下、 アルミナ(Al2O3)
15%以下、シリカ(SiO2) 70%以下、
酸化ナトリウム 0.5%以下、酸化カルシウム
0.5%以下、 (その他) このように粘土材料はシリカを主成分としており、シリ
カ成分のみを見ればシリカを主成分とするガラス材料を
タイル等の焼成体の原材料として利用する可能性はある
程度想定される。しかしながら、ガラスは焼き物にくら
べて融点がかなり低く、強度面からみると粘土材料を焼
成してなる焼成体よりもはるかに低い。このためガラス
を従来のタイルのような建築用構造材として用いること
はほとんど現実的でなく、このような構造材の原料とし
てガラス粉体を使用することは従来ほとんどなされてい
ない。
土を主原料とし、これに陶土、骨材を加えて製造する。
タイル等の焼き物で用いる粘土の組成を示すと以下のよ
うになる。 酸化鉄(Fe2O3) 1%以下、 アルミナ(Al2O3)
15%以下、シリカ(SiO2) 70%以下、
酸化ナトリウム 0.5%以下、酸化カルシウム
0.5%以下、 (その他) このように粘土材料はシリカを主成分としており、シリ
カ成分のみを見ればシリカを主成分とするガラス材料を
タイル等の焼成体の原材料として利用する可能性はある
程度想定される。しかしながら、ガラスは焼き物にくら
べて融点がかなり低く、強度面からみると粘土材料を焼
成してなる焼成体よりもはるかに低い。このためガラス
を従来のタイルのような建築用構造材として用いること
はほとんど現実的でなく、このような構造材の原料とし
てガラス粉体を使用することは従来ほとんどなされてい
ない。
【0004】また、一般にガラス粉体は粒子の表面が滑
らかでなく複雑な形状をしており、多くの鋭利部分を有
している。したがって、ガラス粉体を焼成体の原料とし
て用いる場合、平均粒径が大きいガラス粉体を使用する
と焼成体の表面が均一の表面状態にならず、ざらつきが
生じ、ガラス粉体粒子の鋭利な表面が焼成体の表面にあ
らわれて痛感が感じられたり、ガラスの凝集が生じて外
観上の問題が生じたりする。本発明はこれら問題点を解
消すべくなされたものであり、廃棄処分されるガラス材
を有効に活用して資源の有効利用を図るとともに、平均
粒径が比較的大きなガラス粉体を有効活用して建築用構
造材等として好適に利用できる施釉焼成体を提供するこ
とを目的とする。
らかでなく複雑な形状をしており、多くの鋭利部分を有
している。したがって、ガラス粉体を焼成体の原料とし
て用いる場合、平均粒径が大きいガラス粉体を使用する
と焼成体の表面が均一の表面状態にならず、ざらつきが
生じ、ガラス粉体粒子の鋭利な表面が焼成体の表面にあ
らわれて痛感が感じられたり、ガラスの凝集が生じて外
観上の問題が生じたりする。本発明はこれら問題点を解
消すべくなされたものであり、廃棄処分されるガラス材
を有効に活用して資源の有効利用を図るとともに、平均
粒径が比較的大きなガラス粉体を有効活用して建築用構
造材等として好適に利用できる施釉焼成体を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、平均粒径が10
メッシュよりも大きな粒径のガラス粉体と窯業用粘土と
を前記ガラス粉体の分量比を上限で80重量%として混
合し、水分調整して混練することにより作製した成形用
原料を用いて成形体を成形し、この成形体に施釉して、
焼成温度1000℃〜1300℃で焼成して成ることを
特徴とする。また、前記成形用原料を湿式押し出し成形
あるいは乾式プレス成形によって成形し、酸化焼成ある
いは還元焼成によって焼成したことを特徴とする。ま
た、前記ガラス粉体としてガラス廃棄材を破砕したもの
を使用したことを特徴とする。
するため次の構成を備える。すなわち、平均粒径が10
メッシュよりも大きな粒径のガラス粉体と窯業用粘土と
を前記ガラス粉体の分量比を上限で80重量%として混
合し、水分調整して混練することにより作製した成形用
原料を用いて成形体を成形し、この成形体に施釉して、
焼成温度1000℃〜1300℃で焼成して成ることを
特徴とする。また、前記成形用原料を湿式押し出し成形
あるいは乾式プレス成形によって成形し、酸化焼成ある
いは還元焼成によって焼成したことを特徴とする。ま
た、前記ガラス粉体としてガラス廃棄材を破砕したもの
を使用したことを特徴とする。
【0006】
【発明の概要】本発明に係るガラス粉体を原料に用いた
施釉焼成体はガラスの加工工程等で生じるガラス粉体、
あるいは廃棄ガラスを破砕して得られるガラス粉体で平
均粒径が10メッシュよりも大きな粒径の粉体を原料と
して使用することを特徴とし、窯業用粘土とこのガラス
粉体とを混合し、水分調整して混練することにより成形
用原料とし、成形した後、施釉し、焼成して焼成体を得
ることを特徴とする。
施釉焼成体はガラスの加工工程等で生じるガラス粉体、
あるいは廃棄ガラスを破砕して得られるガラス粉体で平
均粒径が10メッシュよりも大きな粒径の粉体を原料と
して使用することを特徴とし、窯業用粘土とこのガラス
粉体とを混合し、水分調整して混練することにより成形
用原料とし、成形した後、施釉し、焼成して焼成体を得
ることを特徴とする。
【0007】ガラス粉体と混合して用いる窯業用粘土は
緻密な焼成体を得るために加えるものである。焼成体の
原料に用いるガラス粉体は窯業用粘土との混合物でその
分量比が大きいほどガラス廃棄材の有効活用が可能であ
るが、緻密で品質のよい焼成体を得るにはガラス粉体の
分量比は上限で80%程度までが好適である。また、窯
業用粘土としては従来使用されている窯業用粘土が用い
られる。
緻密な焼成体を得るために加えるものである。焼成体の
原料に用いるガラス粉体は窯業用粘土との混合物でその
分量比が大きいほどガラス廃棄材の有効活用が可能であ
るが、緻密で品質のよい焼成体を得るにはガラス粉体の
分量比は上限で80%程度までが好適である。また、窯
業用粘土としては従来使用されている窯業用粘土が用い
られる。
【0008】ガラス粉体と窯業用粘土からなる成形用原
料はタイル等の所定形状に合わせて成形する。成形方法
としては湿式押し出し成形法、乾式プレス成形法のどち
らの方法も利用できる。成形後は表面に釉薬を施して焼
成炉に入れて焼成する。釉薬は珪酸塩化合物であるガラ
ス質のものを焼成発色顔料と共に混合してコロイド状に
したものを成形体に塗布し、焼成を行って表面を滑らか
にする作用をする。焼成は酸化焼成でも還元焼成でもど
ちらも可能である。焼成温度としては1000℃〜13
00℃の温度範囲が好適である。ガラス単味のものの溶
融温度はふつう800℃〜900℃であるが、本願発明
のようにガラス粉体と窯業用粘土を混合した成形用原料
を使用して焼成する場合はガラス単味のものよりも若干
高温で良好に焼成される。1300℃以上になるとガラ
スが溶融し、焼成体がガラス状になるため不適である。
料はタイル等の所定形状に合わせて成形する。成形方法
としては湿式押し出し成形法、乾式プレス成形法のどち
らの方法も利用できる。成形後は表面に釉薬を施して焼
成炉に入れて焼成する。釉薬は珪酸塩化合物であるガラ
ス質のものを焼成発色顔料と共に混合してコロイド状に
したものを成形体に塗布し、焼成を行って表面を滑らか
にする作用をする。焼成は酸化焼成でも還元焼成でもど
ちらも可能である。焼成温度としては1000℃〜13
00℃の温度範囲が好適である。ガラス単味のものの溶
融温度はふつう800℃〜900℃であるが、本願発明
のようにガラス粉体と窯業用粘土を混合した成形用原料
を使用して焼成する場合はガラス単味のものよりも若干
高温で良好に焼成される。1300℃以上になるとガラ
スが溶融し、焼成体がガラス状になるため不適である。
【0009】
【実施例】以下、ガラス粉体を原料に用いて得た施釉焼
成体の製造例について説明する。 (実施例1)ガラス加工副産ガラス粉体(平均粒径5メ
ッシュ)と窯業用粘土を以下の分量比で混合して原材料
とした。 5メッシュガラス粉体 80重量% 窯業用粘土 13重量% 水 7重量% この混合物を混練して成形用原料を作製し、乾式プレス
成形法によってブロック体を成形し、施釉して1000
℃で酸化焼成した。得られた製品は表面にざらつきがな
く均一表面の焼成体として得られ、ガラスの凝集物がな
い緻密な焼成体として得られた。
成体の製造例について説明する。 (実施例1)ガラス加工副産ガラス粉体(平均粒径5メ
ッシュ)と窯業用粘土を以下の分量比で混合して原材料
とした。 5メッシュガラス粉体 80重量% 窯業用粘土 13重量% 水 7重量% この混合物を混練して成形用原料を作製し、乾式プレス
成形法によってブロック体を成形し、施釉して1000
℃で酸化焼成した。得られた製品は表面にざらつきがな
く均一表面の焼成体として得られ、ガラスの凝集物がな
い緻密な焼成体として得られた。
【0010】(実施例2)ガラス加工副産ガラス粉体
(平均粒径4メッシュ)と窯業用粘土を以下の分量比で
混合して原材料とした。 4メッシュガラス粉体 30重量% 窯業用粘土 55重量% 水 15重量% この混合物を混練して成形用原料を作製し、湿式押し出
し成形法によってブロック体を成形し、施釉した後、1
250℃で還元焼成した。得られた製品は表面にざらつ
きがなく均一表面の焼成体として得られ、ガラスの凝集
物がなく緻密な焼成体として得られた。なお、還元焼成
の場合、炎の当たり方で窯変様色調が発現する。
(平均粒径4メッシュ)と窯業用粘土を以下の分量比で
混合して原材料とした。 4メッシュガラス粉体 30重量% 窯業用粘土 55重量% 水 15重量% この混合物を混練して成形用原料を作製し、湿式押し出
し成形法によってブロック体を成形し、施釉した後、1
250℃で還元焼成した。得られた製品は表面にざらつ
きがなく均一表面の焼成体として得られ、ガラスの凝集
物がなく緻密な焼成体として得られた。なお、還元焼成
の場合、炎の当たり方で窯変様色調が発現する。
【0011】(実施例3)ガラス廃棄材を破砕して得た
平均粒径10メッシュのガラス粉体と窯業用粘土を以下
の分量比で混合して原材料とした。 10メッシュガラス粉体 5重量% 窯業用粘土 81重量% 水 14重量% この混合物を混練して成形用原料を作製し、湿式押し出
し成形法によってブロック体を成形し、1300℃で還
元焼成した。得られた焼成体に釉薬を施し、焼成した。
施釉焼成体は表面にざらつきがなく、ガラスの凝集物が
ない緻密な焼成体として得られ、窯変様色彩を呈した。
平均粒径10メッシュのガラス粉体と窯業用粘土を以下
の分量比で混合して原材料とした。 10メッシュガラス粉体 5重量% 窯業用粘土 81重量% 水 14重量% この混合物を混練して成形用原料を作製し、湿式押し出
し成形法によってブロック体を成形し、1300℃で還
元焼成した。得られた焼成体に釉薬を施し、焼成した。
施釉焼成体は表面にざらつきがなく、ガラスの凝集物が
ない緻密な焼成体として得られ、窯変様色彩を呈した。
【0012】(実施例4)ガラス廃棄材を破砕して得た
平均粒径2mmのガラス粉体と窯業用粘土を以下の分量
比で混合して原材料とした。 2mmのガラス粉体 45重量% 窯業用粘土 39重量% 水 16重量% この混合物を混練して成形用原料を作製し、湿式押し出
し成形法によってブロック体を成形し、1200℃で酸
化焼成した。得られた焼成体に釉薬を施し、焼成した。
施釉焼成体は表面にざらつきがなく、ガラスの凝集物が
ない緻密な焼成体として得られた。
平均粒径2mmのガラス粉体と窯業用粘土を以下の分量
比で混合して原材料とした。 2mmのガラス粉体 45重量% 窯業用粘土 39重量% 水 16重量% この混合物を混練して成形用原料を作製し、湿式押し出
し成形法によってブロック体を成形し、1200℃で酸
化焼成した。得られた焼成体に釉薬を施し、焼成した。
施釉焼成体は表面にざらつきがなく、ガラスの凝集物が
ない緻密な焼成体として得られた。
【0013】実施例3の方法によって得られた焼結焼成
体(200×250×200mm)について品質試験を
行った結果を以下に示す。 吸水率 3.5% 摩耗減量 0.03g 曲げ強度 165N/cm 耐凍害性 10サイクルで異常なし 耐薬品性 3%塩酸溶液及び3%水酸化ナトリ
ウム溶液で異常なし なお、吸水率は(吸水時質量−乾燥時質量)÷(乾燥時
質量)によって得た値である。吸水率が5.0%以下の
場合はせっ器質、1.0%以下の場合は磁器質という。
床、モザイクタイル用建材の摩耗減量のJIS規格は
0.1g以下であるが、上記例はこの規格を満たしてい
る。また、JIS規格による曲げ強さの規格は、内装壁
用12N/cm以上、内装床用60N/cm以上、外装
(160mm以下) 80N/cm以上、外装(160mm超) 100
N/cm以上、床用120N/cm以上である。上記例
の製品はこれらの基準を満足する。
体(200×250×200mm)について品質試験を
行った結果を以下に示す。 吸水率 3.5% 摩耗減量 0.03g 曲げ強度 165N/cm 耐凍害性 10サイクルで異常なし 耐薬品性 3%塩酸溶液及び3%水酸化ナトリ
ウム溶液で異常なし なお、吸水率は(吸水時質量−乾燥時質量)÷(乾燥時
質量)によって得た値である。吸水率が5.0%以下の
場合はせっ器質、1.0%以下の場合は磁器質という。
床、モザイクタイル用建材の摩耗減量のJIS規格は
0.1g以下であるが、上記例はこの規格を満たしてい
る。また、JIS規格による曲げ強さの規格は、内装壁
用12N/cm以上、内装床用60N/cm以上、外装
(160mm以下) 80N/cm以上、外装(160mm超) 100
N/cm以上、床用120N/cm以上である。上記例
の製品はこれらの基準を満足する。
【0014】以上のように、本発明に係るガラス粉体を
原料に用いた施釉焼成体はすぐれた物性的特性を有する
ものであり、建築用構造建材等として十分に利用するこ
とが可能である。また、施釉焼成体は外観的にも見栄え
のよい製品として提供することができ、従来の窯業用粘
土単味のものによって得られる焼成体とは異なる特徴の
ある製品として提供することができる。また、上記実施
例に示すように、本発明に係る施釉焼成体はガラス粉体
を有効に活用して利用価値の高い焼成体製品として提供
することが可能になる。
原料に用いた施釉焼成体はすぐれた物性的特性を有する
ものであり、建築用構造建材等として十分に利用するこ
とが可能である。また、施釉焼成体は外観的にも見栄え
のよい製品として提供することができ、従来の窯業用粘
土単味のものによって得られる焼成体とは異なる特徴の
ある製品として提供することができる。また、上記実施
例に示すように、本発明に係る施釉焼成体はガラス粉体
を有効に活用して利用価値の高い焼成体製品として提供
することが可能になる。
【0015】とくに、廃棄ガラスから得られるガラス粉
体は安価に得ることができるから、焼成体の原料として
容易に利用することが可能であり、また、焼成体の原料
として使用することから量的にも大量消費が見込め、ガ
ラス廃棄材の有効活用が可能になって資源の再利用を効
果的に図ることができるとともに、環境保全にも有効に
役立つ等の効果がある。
体は安価に得ることができるから、焼成体の原料として
容易に利用することが可能であり、また、焼成体の原料
として使用することから量的にも大量消費が見込め、ガ
ラス廃棄材の有効活用が可能になって資源の再利用を効
果的に図ることができるとともに、環境保全にも有効に
役立つ等の効果がある。
【0016】
【発明の効果】本発明に係るガラス粉体を原料に用いた
施釉焼成体は、廃棄ガラス等から得られるガラス粉体を
有効に活用することができ、これによって資源の再利用
を可能にし、環境保全に有効に資することができる。ま
た、施釉焼成体は比較的粒径の大きなガラス粉体を原料
に使用して、表面でのざらつきを抑えた製品として得ら
れ、強度面等の品質にも優れた焼成体として提供するこ
とができる等の著効を奏する。
施釉焼成体は、廃棄ガラス等から得られるガラス粉体を
有効に活用することができ、これによって資源の再利用
を可能にし、環境保全に有効に資することができる。ま
た、施釉焼成体は比較的粒径の大きなガラス粉体を原料
に使用して、表面でのざらつきを抑えた製品として得ら
れ、強度面等の品質にも優れた焼成体として提供するこ
とができる等の著効を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋木 計男 岐阜県土岐市肥田町浅野734番地 株式会 社日本アートエイド内 審査官 板橋 一隆
Claims (3)
- 【請求項1】 平均粒径が10メッシュよりも大きな粒
径のガラス粉体と窯業用粘土とを前記ガラス粉体の分量
比を上限で80重量%として混合し、水分調整して混練
することにより作製した成形用原料を用いて成形体を成
形し、 この成形体に施釉して、焼成温度1000℃〜1300
℃で焼成して成ることを特徴とするガラス粉体を原料に
用いた施釉焼成体。 - 【請求項2】 成形用原料を湿式押し出し成形あるいは
乾式プレス成形によって成形し、酸化焼成あるいは還元
焼成によって焼成したことを特徴とする請求項1記載の
ガラス粉体を原料に用いた施釉焼成体。 - 【請求項3】 ガラス粉体としてガラス廃棄材を破砕し
たものを使用したことを特徴とする請求項1記載のガラ
ス粉体を原料に用いた施釉焼成体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22416593A JPH0825823B2 (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | ガラス粉体を原料に用いた施釉焼成体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22416593A JPH0825823B2 (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | ガラス粉体を原料に用いた施釉焼成体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0782056A JPH0782056A (ja) | 1995-03-28 |
| JPH0825823B2 true JPH0825823B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=16809552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22416593A Expired - Fee Related JPH0825823B2 (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | ガラス粉体を原料に用いた施釉焼成体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0825823B2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-09 JP JP22416593A patent/JPH0825823B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0782056A (ja) | 1995-03-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5583079A (en) | Ceramic products, of glass, fly ash and clay and methods of making the same | |
| JPH04124059A (ja) | 陶磁器質タイル | |
| US6743383B2 (en) | Process for the production of ceramic tiles | |
| US5284712A (en) | Cement-containing ceramic articles and method for production thereof | |
| KR101071575B1 (ko) | 황토 타일 조성물, 저온 소성 고강도 황토 타일 및 이의 제조방법 | |
| KR20040026744A (ko) | 고령토(백토·점토), 장석 및 블랙그래눌을 활용한 도자기질 점토 벽돌 및 점토 바닥벽돌과 그 제조방법 | |
| JP2509451B2 (ja) | ガラス粉体を原料に用いた焼結焼成体 | |
| JPH0825823B2 (ja) | ガラス粉体を原料に用いた施釉焼成体 | |
| KR100429854B1 (ko) | 황토와 송이를 포함하는 경량 모르타르 | |
| US6251814B1 (en) | Light-weight pottery article | |
| KR0157720B1 (ko) | 유리를 주원료로 하는 소결소성체 및 그 제조방법 | |
| JP3411242B2 (ja) | 軽量陶磁器製品及びその製造方法 | |
| JP3930752B2 (ja) | 建材用大型陶板およびその製造方法 | |
| KR100242593B1 (ko) | 경질 세라믹체 | |
| AU2002249548B2 (en) | Process for the production of ceramic tiles | |
| JP2679013B2 (ja) | 構造体用バインダー及びそれを用いた焼結体並びに焼結体の製造方法 | |
| JP2001206763A (ja) | 陶磁器 | |
| JPS6120511B2 (ja) | ||
| WO2003080534A1 (en) | Process for the production of ceramic tiles | |
| JPH0751456B2 (ja) | 廃棄ガラスを主原料とした構造体用建材の製造方法 | |
| KR20010019223A (ko) | 인조석재 및 이의 제조방법 | |
| JP2607214B2 (ja) | 浴室用の発泡セラミック製品及びその製造方法 | |
| JPH10287481A (ja) | セメント系陶磁器製品の製造方法 | |
| JPS63185849A (ja) | セツ器質タイルの製造法 | |
| JPH10226561A (ja) | 低温焼成坏土及びその磁器の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |