JPH08258387A - インクリボンカセット - Google Patents
インクリボンカセットInfo
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- JPH08258387A JPH08258387A JP6043295A JP6043295A JPH08258387A JP H08258387 A JPH08258387 A JP H08258387A JP 6043295 A JP6043295 A JP 6043295A JP 6043295 A JP6043295 A JP 6043295A JP H08258387 A JPH08258387 A JP H08258387A
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リボン引き出し通路側の通路内壁面に出角状
に交差する収納部内壁面とインクリボンとの接触を規制
する突条の配置構造を工夫することにより、インクリボ
ンの損傷発生を抑制しながらインクリボンの巡回走行途
中での急激な走行抵抗の増大を効果的に抑制することが
できる。 【構成】 リボン収納部5からインクリボンRを引き出
し案内するリボン引出し通路6を構成するリボン厚み方
向の通路内壁面6Aと、それに連なるリボン収納部5を
構成するリボン厚み方向の収納部内壁面5Aとの交差面
12を出角状に構成してあり、リボン収納部5内のリボ
ン幅方向で相対向する両内壁面1a,2aに、インクリ
ボンRのリボン幅方向両側縁部分に各別に接当する一対
の突条13,14を、リボン駆動部側ほど収納部内壁面
5Aから離間する状態で、かつ、交差面12の接線方向
に略沿う傾斜姿勢で設けてある。
に交差する収納部内壁面とインクリボンとの接触を規制
する突条の配置構造を工夫することにより、インクリボ
ンの損傷発生を抑制しながらインクリボンの巡回走行途
中での急激な走行抵抗の増大を効果的に抑制することが
できる。 【構成】 リボン収納部5からインクリボンRを引き出
し案内するリボン引出し通路6を構成するリボン厚み方
向の通路内壁面6Aと、それに連なるリボン収納部5を
構成するリボン厚み方向の収納部内壁面5Aとの交差面
12を出角状に構成してあり、リボン収納部5内のリボ
ン幅方向で相対向する両内壁面1a,2aに、インクリ
ボンRのリボン幅方向両側縁部分に各別に接当する一対
の突条13,14を、リボン駆動部側ほど収納部内壁面
5Aから離間する状態で、かつ、交差面12の接線方向
に略沿う傾斜姿勢で設けてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カセットケース内のエ
ンドレスインクリボンの走行経路に沿って、当該インク
リボンを折り畳み状態で収納するリボン収納部と、イン
クリボンを前記リボン収納部内に押し込みながら、印字
部と前記リボン収納部とに渡って巡回走行させるリボン
駆動部とを設けてあるとともに、前記リボン収納部から
インクリボンを引き出し案内するリボン引出し通路を構
成するリボン厚み方向の通路内壁面と、それに連なるリ
ボン収納部を構成するリボン厚み方向の収納部内壁面と
の交差面を出角状に構成してあるインクリボンカセット
に関する。
ンドレスインクリボンの走行経路に沿って、当該インク
リボンを折り畳み状態で収納するリボン収納部と、イン
クリボンを前記リボン収納部内に押し込みながら、印字
部と前記リボン収納部とに渡って巡回走行させるリボン
駆動部とを設けてあるとともに、前記リボン収納部から
インクリボンを引き出し案内するリボン引出し通路を構
成するリボン厚み方向の通路内壁面と、それに連なるリ
ボン収納部を構成するリボン厚み方向の収納部内壁面と
の交差面を出角状に構成してあるインクリボンカセット
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のインクリボンカセットは、図9
に示すように、リボン収納部05内に折り畳み状態で収
納されたインクリボンRのうち、リボン引出し通路06
の近傍に位置するインクリボン部分R1は、リボン駆動
部によるリボン押し込み力を受けて収納部内壁面05A
側に圧接された状態にあるため、特に、リボン引出し通
路06側の通路内壁面06Aと出角状に交差する収納部
内壁面05Aに圧接されているインクリボン部分R1
が、リボン引出し通路06側に引き出されるとき、その
引き出されるインクリボン部分R1にリボン走行方向へ
の張力が作用して、当該インクリボン部分R1が収納部
内壁面05A、及び、収納部内壁面05Aと通路内壁面
06Aとの交差面012に面接触状態で圧接されること
になり、その結果、インクリボンRの巡回走行時にイン
クリボンRの走行抵抗が急激に大きくなり、スリップ等
の走行の不安定化によって印字不良等を招来する原因と
なっていた。そこで、従来、例えば、実開平5−286
61号公報に開示されている技術を利用して、図9に破
線で示すように、リボン収納部05のリボン幅方向で相
対向する両内壁面01a,02aに、前記収納部内壁面
05Aとの間に略均一な補助収納空間015を持たせた
状態で、この収納部内壁面05Aと略平行な突条01
3,014を設けることが考えられる。
に示すように、リボン収納部05内に折り畳み状態で収
納されたインクリボンRのうち、リボン引出し通路06
の近傍に位置するインクリボン部分R1は、リボン駆動
部によるリボン押し込み力を受けて収納部内壁面05A
側に圧接された状態にあるため、特に、リボン引出し通
路06側の通路内壁面06Aと出角状に交差する収納部
内壁面05Aに圧接されているインクリボン部分R1
が、リボン引出し通路06側に引き出されるとき、その
引き出されるインクリボン部分R1にリボン走行方向へ
の張力が作用して、当該インクリボン部分R1が収納部
内壁面05A、及び、収納部内壁面05Aと通路内壁面
06Aとの交差面012に面接触状態で圧接されること
になり、その結果、インクリボンRの巡回走行時にイン
クリボンRの走行抵抗が急激に大きくなり、スリップ等
の走行の不安定化によって印字不良等を招来する原因と
なっていた。そこで、従来、例えば、実開平5−286
61号公報に開示されている技術を利用して、図9に破
線で示すように、リボン収納部05のリボン幅方向で相
対向する両内壁面01a,02aに、前記収納部内壁面
05Aとの間に略均一な補助収納空間015を持たせた
状態で、この収納部内壁面05Aと略平行な突条01
3,014を設けることが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来のインクリ
ボンカセットでは、リボン収納部05内に折り畳み状態
で収納されたインクリボンRのうち、リボン引出し通路
06側の通路内壁面06Aと出角状に交差する収納部内
壁面05Aに位置するインクリボン部分R1のリボン幅
方向両側縁が、リボン幅方向で相対向する一対の突条0
13,014にて受け止められるから、一部のインクリ
ボンRが一対の突条013,014を乗り越えて補助収
納空間015側に入り込むことがあっても、全体として
は、インクリボン部分R1と収納部内壁面05Aとの面
接触を抑制して、走行抵抗の軽減を図ることができる。
しかしながら、前記収納部内壁面05Aと突条013,
014とは略平行姿勢にあるため、突条013,014
のリボン接当面からリボン引出し通路内壁面06Aに亘
るインクリボン部分R1全体の巻き掛け角度は、この様
な突条013,014が設けられていないインクリボン
カセットの収納部内壁面05Aからリボン引出し通路内
壁面06Aに亘るインクリボン部分R1全体の巻き掛け
角度Qと略同角度であり、インクリボンRの走行抵抗の
増加の一因になっていた。更に、前記インクリボン部分
R1のうち、突条013,014のリボン引出し通路0
6側端部tと接当している部位は屈曲姿勢にあるため、
リボン幅方向で撓み変形し難い腰の強い状態となり、大
きな張力が作用しても、当該インクリボン部分R1は突
条013,014を乗り越えて補助収納空間015側に
逃げ移動し難い。それ故に、突条013,014の端部
tと接触する接触面積の小さなインクリボン部分R1の
屈曲部位のリボン幅方向両側縁に応力が集中するため、
このリボン幅方向両側縁がインクリボンRの走行方向に
沿って波打つ状態に引き伸ばされるといったインクリボ
ンRの損傷を招来する原因となる虞れがある。
ボンカセットでは、リボン収納部05内に折り畳み状態
で収納されたインクリボンRのうち、リボン引出し通路
06側の通路内壁面06Aと出角状に交差する収納部内
壁面05Aに位置するインクリボン部分R1のリボン幅
方向両側縁が、リボン幅方向で相対向する一対の突条0
13,014にて受け止められるから、一部のインクリ
ボンRが一対の突条013,014を乗り越えて補助収
納空間015側に入り込むことがあっても、全体として
は、インクリボン部分R1と収納部内壁面05Aとの面
接触を抑制して、走行抵抗の軽減を図ることができる。
しかしながら、前記収納部内壁面05Aと突条013,
014とは略平行姿勢にあるため、突条013,014
のリボン接当面からリボン引出し通路内壁面06Aに亘
るインクリボン部分R1全体の巻き掛け角度は、この様
な突条013,014が設けられていないインクリボン
カセットの収納部内壁面05Aからリボン引出し通路内
壁面06Aに亘るインクリボン部分R1全体の巻き掛け
角度Qと略同角度であり、インクリボンRの走行抵抗の
増加の一因になっていた。更に、前記インクリボン部分
R1のうち、突条013,014のリボン引出し通路0
6側端部tと接当している部位は屈曲姿勢にあるため、
リボン幅方向で撓み変形し難い腰の強い状態となり、大
きな張力が作用しても、当該インクリボン部分R1は突
条013,014を乗り越えて補助収納空間015側に
逃げ移動し難い。それ故に、突条013,014の端部
tと接触する接触面積の小さなインクリボン部分R1の
屈曲部位のリボン幅方向両側縁に応力が集中するため、
このリボン幅方向両側縁がインクリボンRの走行方向に
沿って波打つ状態に引き伸ばされるといったインクリボ
ンRの損傷を招来する原因となる虞れがある。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、リボン引き出し通路側の通路内
壁面に出角状に交差する収納部内壁面とインクリボンと
の接触を規制する突条の配置構造を工夫することによ
り、インクリボンの損傷発生を抑制しながらインクリボ
ンの巡回走行途中での急激な走行抵抗の増大を効果的に
抑制することができるインクリボンカセットを提供する
点にある。
であって、その目的は、リボン引き出し通路側の通路内
壁面に出角状に交差する収納部内壁面とインクリボンと
の接触を規制する突条の配置構造を工夫することによ
り、インクリボンの損傷発生を抑制しながらインクリボ
ンの巡回走行途中での急激な走行抵抗の増大を効果的に
抑制することができるインクリボンカセットを提供する
点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明による特徴構成は、カセットケース内のエンド
レスインクリボンの走行経路に沿って、当該インクリボ
ンを折り畳み状態で収納するリボン収納部と、インクリ
ボンを前記リボン収納部内に押し込みながら、印字部と
前記リボン収納部とに渡って巡回走行させるリボン駆動
部とを設けてあるとともに、前記リボン収納部からイン
クリボンを引き出し案内するリボン引出し通路を構成す
るリボン厚み方向の通路内壁面と、それに連なるリボン
収納部を構成するリボン厚み方向の収納部内壁面との交
差面を出角状に構成してある点にある。
の本発明による特徴構成は、カセットケース内のエンド
レスインクリボンの走行経路に沿って、当該インクリボ
ンを折り畳み状態で収納するリボン収納部と、インクリ
ボンを前記リボン収納部内に押し込みながら、印字部と
前記リボン収納部とに渡って巡回走行させるリボン駆動
部とを設けてあるとともに、前記リボン収納部からイン
クリボンを引き出し案内するリボン引出し通路を構成す
るリボン厚み方向の通路内壁面と、それに連なるリボン
収納部を構成するリボン厚み方向の収納部内壁面との交
差面を出角状に構成してある点にある。
【0006】前記突条のリボン幅方向に沿うリボン接当
面が、前記交差面から連続形成されていてもよい。
面が、前記交差面から連続形成されていてもよい。
【0007】前記突条のリボン幅方向に沿うリボン接当
面のうち、前記交差面側に位置する端部と当該交差面と
の間に、インクリボンが通過可能な隙間が形成されてい
てもよい。
面のうち、前記交差面側に位置する端部と当該交差面と
の間に、インクリボンが通過可能な隙間が形成されてい
てもよい。
【0008】前記リボン駆動部がインクリボンを挾持す
る一対のフィードロールから構成されているとともに、
前記突条のうち、前記交差面から離間する側の端部が、
前記両フィードロールのリボン挾持位置と、前記リボン
収納部の収納部内壁面との間に配置されていてもよい。
る一対のフィードロールから構成されているとともに、
前記突条のうち、前記交差面から離間する側の端部が、
前記両フィードロールのリボン挾持位置と、前記リボン
収納部の収納部内壁面との間に配置されていてもよい。
【0009】
【作用】請求項1記載の構成による場合は、リボン収納
部内に折り畳み状態で収納されたインクリボンのうち、
リボン引出し通路の近傍に位置するインクリボン部分
が、リボン駆動部によるリボン押し込み力を受けてリボ
ン引出し通路側の通路内壁面に出角状に交差する状態で
連なる収納部内壁面側に押し付けられても、インクリボ
ン部分のリボン幅方向両側縁は突条と接当して収納部内
壁面との接触が規制されるので、インクリボン部分がリ
ボン幅方向で収納部内壁面に対して面接触状態で圧接さ
れる場合に比して接触面積の減少を図ることができる。
しかも、前記突条がリボン駆動部側ほど収納部内壁面か
ら離間する状態で交差面の接線方向に略沿って設けられ
ているから、突条のリボン接当面からリボン引出し通路
内壁面に亘るインクリボン部分の巻き掛け角度も従来に
比べて小さくすることができ、接触面積の減少と巻き掛
け角度の減少とにより、インクリボンの走行抵抗の増大
を抑制することができるとともに、突条に接当している
インクリボン部分をリボン引出し通路の出口側の出角状
交差面に向かって接線方向から略一直線状に移動案内す
ることができるから、従来のように、突条の端部との接
触に伴うインクリボン部分の屈曲に起因するリボン幅方
向両側縁での応力集中の発生を抑制することができる。
更に、突条のインクリボン接当面に押し付けられたイン
クリボン部分が、その押し付け力によって、リボン厚み
方向に撓み変形しながら突条を乗り越えて突条と収納部
内壁面との間の補助収納空間に入り込んでも、後から押
し込まれたインクリボンの大部分は突条に接当して収納
部内壁面側への移動が規制されるので、インクリボン部
分に作用していた押し付け力の大部分は突条により受け
止められることとなり、従って、この状態では巻き掛け
角度が大きくなるものの、押し付け力の軽減によってイ
ンクリボンの走行抵抗が大きくなることを抑制できる。
部内に折り畳み状態で収納されたインクリボンのうち、
リボン引出し通路の近傍に位置するインクリボン部分
が、リボン駆動部によるリボン押し込み力を受けてリボ
ン引出し通路側の通路内壁面に出角状に交差する状態で
連なる収納部内壁面側に押し付けられても、インクリボ
ン部分のリボン幅方向両側縁は突条と接当して収納部内
壁面との接触が規制されるので、インクリボン部分がリ
ボン幅方向で収納部内壁面に対して面接触状態で圧接さ
れる場合に比して接触面積の減少を図ることができる。
しかも、前記突条がリボン駆動部側ほど収納部内壁面か
ら離間する状態で交差面の接線方向に略沿って設けられ
ているから、突条のリボン接当面からリボン引出し通路
内壁面に亘るインクリボン部分の巻き掛け角度も従来に
比べて小さくすることができ、接触面積の減少と巻き掛
け角度の減少とにより、インクリボンの走行抵抗の増大
を抑制することができるとともに、突条に接当している
インクリボン部分をリボン引出し通路の出口側の出角状
交差面に向かって接線方向から略一直線状に移動案内す
ることができるから、従来のように、突条の端部との接
触に伴うインクリボン部分の屈曲に起因するリボン幅方
向両側縁での応力集中の発生を抑制することができる。
更に、突条のインクリボン接当面に押し付けられたイン
クリボン部分が、その押し付け力によって、リボン厚み
方向に撓み変形しながら突条を乗り越えて突条と収納部
内壁面との間の補助収納空間に入り込んでも、後から押
し込まれたインクリボンの大部分は突条に接当して収納
部内壁面側への移動が規制されるので、インクリボン部
分に作用していた押し付け力の大部分は突条により受け
止められることとなり、従って、この状態では巻き掛け
角度が大きくなるものの、押し付け力の軽減によってイ
ンクリボンの走行抵抗が大きくなることを抑制できる。
【0010】請求項2記載の構成による場合は、突条の
リボン接当面と交差面とが連続しているため、当該突条
に接当しているインクリボンをリボン引出し通路の出口
側の出角状交差面に向かってスムーズに移動案内するこ
とができる。
リボン接当面と交差面とが連続しているため、当該突条
に接当しているインクリボンをリボン引出し通路の出口
側の出角状交差面に向かってスムーズに移動案内するこ
とができる。
【0011】請求項3記載の構成による場合は、押し付
け力によって、リボン厚み方向に撓み変形しながら突条
を乗り越えて突条と収納部内壁面との間の補助収納空間
に入り込んだインクリボンを、突条と交差面との間の隙
間を通してリボン引き出し通路に走行案内することがで
きるので、補助収納空間に移動したインクリボンが、再
び、突条を乗り越えることが少なくなる。
け力によって、リボン厚み方向に撓み変形しながら突条
を乗り越えて突条と収納部内壁面との間の補助収納空間
に入り込んだインクリボンを、突条と交差面との間の隙
間を通してリボン引き出し通路に走行案内することがで
きるので、補助収納空間に移動したインクリボンが、再
び、突条を乗り越えることが少なくなる。
【0012】請求項4記載の構成による場合は、例え
ば、突条の交差面から離間する側の端部が、両フィード
ロールのリボン挾持位置よりもリボン収納部の収納部内
壁面から遠ざかる側に配置されている場合のように、両
フィードロールから送り出されたインクリボンの総てが
一旦補助収納空間に収納されることがない。
ば、突条の交差面から離間する側の端部が、両フィード
ロールのリボン挾持位置よりもリボン収納部の収納部内
壁面から遠ざかる側に配置されている場合のように、両
フィードロールから送り出されたインクリボンの総てが
一旦補助収納空間に収納されることがない。
【0013】
【発明の効果】請求項1記載のインクリボンカセット
は、リボン引出し通路側の通路内壁面と出角状に交差す
る収納部内壁面とインクリボン部分との接触を規制する
突条の配置を上述の如く工夫するだけでの簡単な改造で
ありながら、巡回走行するインクリボンの走行抵抗の急
激な増大を抑制して、インクリボンの走行の安定化によ
って、印字不良等の発生を抑制することができ、しか
も、突条に案内されながらリボン引出し通路側に引き出
されるインクリボン部分の屈曲部位での応力集中に起因
する損傷発生も抑制することができた。
は、リボン引出し通路側の通路内壁面と出角状に交差す
る収納部内壁面とインクリボン部分との接触を規制する
突条の配置を上述の如く工夫するだけでの簡単な改造で
ありながら、巡回走行するインクリボンの走行抵抗の急
激な増大を抑制して、インクリボンの走行の安定化によ
って、印字不良等の発生を抑制することができ、しか
も、突条に案内されながらリボン引出し通路側に引き出
されるインクリボン部分の屈曲部位での応力集中に起因
する損傷発生も抑制することができた。
【0014】請求項2記載のインクリボンカセットは、
突条によるリボン引出し通路側へのインクリボンの移動
案内作用の向上を図ることができる。
突条によるリボン引出し通路側へのインクリボンの移動
案内作用の向上を図ることができる。
【0015】請求項3記載のインクリボンカセットは、
突条と収納部内壁面との間の補助収納空間に入り込んだ
インクリボンが、再度、突条を乗り越えて復帰移動する
ことなく突条と交差面との隙間を通してリボン引出し通
路に引き出される。この状態では、復帰移動による走行
抵抗がないので、その分、インクリボンが補助収納空間
から突条を乗り越えて復帰移動する場合に比べて走行抵
抗の増大を抑制することができる。
突条と収納部内壁面との間の補助収納空間に入り込んだ
インクリボンが、再度、突条を乗り越えて復帰移動する
ことなく突条と交差面との隙間を通してリボン引出し通
路に引き出される。この状態では、復帰移動による走行
抵抗がないので、その分、インクリボンが補助収納空間
から突条を乗り越えて復帰移動する場合に比べて走行抵
抗の増大を抑制することができる。
【0016】請求項4記載のインクリボンカセットは、
両フィードロールから送り出されるインクリボンの総て
又は多くが、突条を一旦乗り越えて移動する必要がな
く、その分だけインクリボンの走行抵抗の軽減を図るこ
とができる。
両フィードロールから送り出されるインクリボンの総て
又は多くが、突条を一旦乗り越えて移動する必要がな
く、その分だけインクリボンの走行抵抗の軽減を図るこ
とができる。
【0017】
〔第1実施例〕図5はインクリボンカセットを示し、左
右一対のリボンガイド用腕部1A,1Bを一体形成して
ある合成樹脂製の本体ケース1と、この本体ケース1の
上方開口部を閉止する合成樹脂製の蓋体2とを主要構成
とするカセットケースCからなり、前記一対の腕部1
A,1B間には、これら両者に亘るエンドレスインクリ
ボンRをインパクトドットヘッド3により印字するため
の印字部4が形成されている。前記インクリボンRの走
行経路途中の前記本体ケース1内には、インクリボンR
を折り畳み状態で収納するリボン収納部5が形成され、
このリボン収納部5の入口側には、インクリボンRをリ
ボン収納部5に折り畳み状態で押し込むことにより、リ
ボン収納部5内の出口側から引き出されたインクリボン
Rを案内するリボン引出し通路6、一方の腕部1A、印
字部4、他方の腕部1B及びリボン収納部5に渡って巡
回走行させるリボン駆動部7が設けられている。前記リ
ボン駆動部7は、一対のフィードロール7a,7bから
構成されていて、駆動側のフィードロール7aの回転に
伴って従動側のフィードロール7bが回転して、この両
フィードロール7a,7b間に挾持されるインクリボン
Rがリボン収納部5内に押し込まれるように構成されて
いる。前記本体ケース1内の前記駆動フィードロール7
a近傍にはインク補給体収納部8が形成されていて、当
該インク補給体収納部8内には、液状インクを吸蔵して
いるインク吸蔵体9と、このインク吸蔵体9との接触で
当該インク吸蔵体9に吸蔵されているインクが浸透供給
されるインク含浸体10とが収納されている。前記イン
ク含浸体10に浸透供給された液状インクは、駆動フィ
ードロール7aの回転駆動により、当該駆動フィードロ
ール7aの外周面に転写され、更に、駆動フィードロー
ル7aの外周面に転写された液状インクは、インクリボ
ンRに転写塗布されて、液状インクが転写塗布されたイ
ンクリボンRは両フィードロール7a,7bの回転に伴
ってリボン収納部5内に押し込まれて収納され、もっ
て、印字に伴うインクリボンRのインクの消費を、イン
クリボンRの巡回走行途中で補給できるように構成され
ている。
右一対のリボンガイド用腕部1A,1Bを一体形成して
ある合成樹脂製の本体ケース1と、この本体ケース1の
上方開口部を閉止する合成樹脂製の蓋体2とを主要構成
とするカセットケースCからなり、前記一対の腕部1
A,1B間には、これら両者に亘るエンドレスインクリ
ボンRをインパクトドットヘッド3により印字するため
の印字部4が形成されている。前記インクリボンRの走
行経路途中の前記本体ケース1内には、インクリボンR
を折り畳み状態で収納するリボン収納部5が形成され、
このリボン収納部5の入口側には、インクリボンRをリ
ボン収納部5に折り畳み状態で押し込むことにより、リ
ボン収納部5内の出口側から引き出されたインクリボン
Rを案内するリボン引出し通路6、一方の腕部1A、印
字部4、他方の腕部1B及びリボン収納部5に渡って巡
回走行させるリボン駆動部7が設けられている。前記リ
ボン駆動部7は、一対のフィードロール7a,7bから
構成されていて、駆動側のフィードロール7aの回転に
伴って従動側のフィードロール7bが回転して、この両
フィードロール7a,7b間に挾持されるインクリボン
Rがリボン収納部5内に押し込まれるように構成されて
いる。前記本体ケース1内の前記駆動フィードロール7
a近傍にはインク補給体収納部8が形成されていて、当
該インク補給体収納部8内には、液状インクを吸蔵して
いるインク吸蔵体9と、このインク吸蔵体9との接触で
当該インク吸蔵体9に吸蔵されているインクが浸透供給
されるインク含浸体10とが収納されている。前記イン
ク含浸体10に浸透供給された液状インクは、駆動フィ
ードロール7aの回転駆動により、当該駆動フィードロ
ール7aの外周面に転写され、更に、駆動フィードロー
ル7aの外周面に転写された液状インクは、インクリボ
ンRに転写塗布されて、液状インクが転写塗布されたイ
ンクリボンRは両フィードロール7a,7bの回転に伴
ってリボン収納部5内に押し込まれて収納され、もっ
て、印字に伴うインクリボンRのインクの消費を、イン
クリボンRの巡回走行途中で補給できるように構成され
ている。
【0018】図1と図5に示すように、前記リボン引出
し通路6を構成するリボン厚み方向の通路内壁面のう
ち、両腕部1A,1B間に挟まれたヘッド3の装填空間
側に位置する通路内壁面6Aと、それに連なる状態でリ
ボン収納部5の一部を構成するリボン厚み方向の収納部
内壁面5Aとは、約90度の角度範囲で連続する滑らか
な弧状面からなる出角状の交差面12をもって連続形成
されている。図1〜図4に示すように、前記リボン収納
部5のリボン幅方向で相対向する内底面1aと天井面2
aには、インクリボンRのリボン幅よりも少し狭い間隔
を隔てた状態で、リボン収納部5内のインクリボンRの
リボン幅方向両側縁部分に各別に接当して、インクリボ
ンRの収納部内壁面5A側との接触を規制する横断面矩
形状の一対の突条13,14が一体形成されている。こ
の一対の両突条13,14は、リボン駆動部7側ほど収
納部内壁面5Aから離間する状態で、かつ、この交差面
12の接線方向に沿う又は略沿う傾斜姿勢で一直線状に
設けられている。詳しくは、これら両突条13,14の
うち、交差面12側の端部のリボン幅方向に沿うリボン
接当面13a,14aは交差面12から連続形成され、
かつ、当該両突条13,14のうち、交差面12から離
間する側の端部は、両フィードロール7a,7bのリボ
ン挾持位置と、リボン収納部5の収納部内壁面5Aとの
間に位置する収納部仕切壁に接当する状態で配置されて
いる。従って、前記収納部5内のインクリボンRは両突
条13,14に接当して、収納部内壁面5Aと接触する
ことが規制されるため、図2、図3に示すように、リボ
ン収納部5内に折り畳み状態で収納されたインクリボン
Rのうち、リボン引出し通路6の近傍に位置するインク
リボン部分R1が、リボン駆動部7によるリボン押し込
み力を受けて収納部内壁面5A側に押し付けられても、
インクリボン部分R1のリボン幅方向両側縁は突条1
3,14と接当して収納部内壁面5Aとの接触が規制さ
れる。しかも、インクリボン部分R1のリボン幅方向両
側縁と突条13,14との接当状態における接触面積
は、インクリボン部分R1がリボン幅方向で収納部内壁
面5Aに対して面接触状態で圧接している場合に比して
非常に小さい。従って、インクリボン部分R1が、リボ
ン駆動部7によるリボン押し込み力を受けて両突条1
3,14のリボン接当面13a,14aに圧接され、そ
の状態から、このインクリボン部分R1がリボン引出し
通路6側に引き出されると、その引き出されるインクリ
ボン部分R1にリボン走行方向への張力が作用して、当
該インクリボン部分R1が両リボン接当面13a,14
a及び交差面12に面接触状態で圧接されることになる
が、その接触面積が小さいため、この接触に起因して発
生する走行抵抗は、インクリボン部分R1がリボン幅方
向で収納部内壁面5Aに対して面接触状態で圧接してい
る場合に比して非常に小さく、インクリボンRの走行抵
抗が急激に大きくなることがない。しかも、図1に示す
ように、突条13,14のリボン接当面13a,14a
が交差面12の接線方向に沿う又は略沿う、上述の様な
傾斜姿勢に構成されているから、当該両リボン接当面1
3A,14Aからリボン引出し通路6の内壁面6Aに亘
るインクリボン部分R1全体の巻き掛け角度Pが、図9
に示す従来例の収納部内壁面5Aからリボン引出し通路
6の内壁面6Aに亘る巻き掛け角度Qよりも小さな角度
となり、巻き掛け角度の減少によるインクリボン部分R
1の走行抵抗の軽減を図ることができる。
し通路6を構成するリボン厚み方向の通路内壁面のう
ち、両腕部1A,1B間に挟まれたヘッド3の装填空間
側に位置する通路内壁面6Aと、それに連なる状態でリ
ボン収納部5の一部を構成するリボン厚み方向の収納部
内壁面5Aとは、約90度の角度範囲で連続する滑らか
な弧状面からなる出角状の交差面12をもって連続形成
されている。図1〜図4に示すように、前記リボン収納
部5のリボン幅方向で相対向する内底面1aと天井面2
aには、インクリボンRのリボン幅よりも少し狭い間隔
を隔てた状態で、リボン収納部5内のインクリボンRの
リボン幅方向両側縁部分に各別に接当して、インクリボ
ンRの収納部内壁面5A側との接触を規制する横断面矩
形状の一対の突条13,14が一体形成されている。こ
の一対の両突条13,14は、リボン駆動部7側ほど収
納部内壁面5Aから離間する状態で、かつ、この交差面
12の接線方向に沿う又は略沿う傾斜姿勢で一直線状に
設けられている。詳しくは、これら両突条13,14の
うち、交差面12側の端部のリボン幅方向に沿うリボン
接当面13a,14aは交差面12から連続形成され、
かつ、当該両突条13,14のうち、交差面12から離
間する側の端部は、両フィードロール7a,7bのリボ
ン挾持位置と、リボン収納部5の収納部内壁面5Aとの
間に位置する収納部仕切壁に接当する状態で配置されて
いる。従って、前記収納部5内のインクリボンRは両突
条13,14に接当して、収納部内壁面5Aと接触する
ことが規制されるため、図2、図3に示すように、リボ
ン収納部5内に折り畳み状態で収納されたインクリボン
Rのうち、リボン引出し通路6の近傍に位置するインク
リボン部分R1が、リボン駆動部7によるリボン押し込
み力を受けて収納部内壁面5A側に押し付けられても、
インクリボン部分R1のリボン幅方向両側縁は突条1
3,14と接当して収納部内壁面5Aとの接触が規制さ
れる。しかも、インクリボン部分R1のリボン幅方向両
側縁と突条13,14との接当状態における接触面積
は、インクリボン部分R1がリボン幅方向で収納部内壁
面5Aに対して面接触状態で圧接している場合に比して
非常に小さい。従って、インクリボン部分R1が、リボ
ン駆動部7によるリボン押し込み力を受けて両突条1
3,14のリボン接当面13a,14aに圧接され、そ
の状態から、このインクリボン部分R1がリボン引出し
通路6側に引き出されると、その引き出されるインクリ
ボン部分R1にリボン走行方向への張力が作用して、当
該インクリボン部分R1が両リボン接当面13a,14
a及び交差面12に面接触状態で圧接されることになる
が、その接触面積が小さいため、この接触に起因して発
生する走行抵抗は、インクリボン部分R1がリボン幅方
向で収納部内壁面5Aに対して面接触状態で圧接してい
る場合に比して非常に小さく、インクリボンRの走行抵
抗が急激に大きくなることがない。しかも、図1に示す
ように、突条13,14のリボン接当面13a,14a
が交差面12の接線方向に沿う又は略沿う、上述の様な
傾斜姿勢に構成されているから、当該両リボン接当面1
3A,14Aからリボン引出し通路6の内壁面6Aに亘
るインクリボン部分R1全体の巻き掛け角度Pが、図9
に示す従来例の収納部内壁面5Aからリボン引出し通路
6の内壁面6Aに亘る巻き掛け角度Qよりも小さな角度
となり、巻き掛け角度の減少によるインクリボン部分R
1の走行抵抗の軽減を図ることができる。
【0019】尚、図1〜図4に示すように、前記突条1
3,14と収納部内壁面5Aとの間には、インクリボン
Rの入り込みを許容する補助収納空間15が構成されて
いて、折り畳み状態で収納された前記インクリボン部分
R1が後から押し込まれたインクリボンRに押し付けら
れて両突条13,14に接当し、この押し付け力が所定
以上になると、前記インクリボン部分R1は、図2に二
点鎖線で示すように、リボン厚み方向に撓み変形しなが
ら補助収納空間15側に押し出されて逃げ移動するよう
に構成されている。従って、図4に示すように、押し出
されたインクリボン部分R1に付与されていた押し付け
力は、突条13,14に受け止られるので、当該押し出
されたインクリボン部分R1は補助収納空間15内で押
し付け力を受けることなく、あるいは、両突条13,1
4に押し付けられているときの押し付け力よりも非常に
小さな押し付け力しか受けず、突条13,14のインク
リボン接当面13a,14aに押し付けられたインクリ
ボン部分R1が、その押し付け力によって、リボン厚み
方向に撓み変形しながら突条13,14を乗り越えて補
助収納空間15に入り込んでも、後から押し込まれたイ
ンクリボンRの大部分は突条13,14に接当して収納
部内壁面5A側への移動が規制されるので、インクリボ
ン部分R1に作用していた押し付け力の大部分は突条1
3,14により受け止められることとなり、従って、こ
の状態では巻き掛け角度Pが大きくなるものの、押し付
け力の軽減によってインクリボンRの走行抵抗が大きく
なることを抑制できる。
3,14と収納部内壁面5Aとの間には、インクリボン
Rの入り込みを許容する補助収納空間15が構成されて
いて、折り畳み状態で収納された前記インクリボン部分
R1が後から押し込まれたインクリボンRに押し付けら
れて両突条13,14に接当し、この押し付け力が所定
以上になると、前記インクリボン部分R1は、図2に二
点鎖線で示すように、リボン厚み方向に撓み変形しなが
ら補助収納空間15側に押し出されて逃げ移動するよう
に構成されている。従って、図4に示すように、押し出
されたインクリボン部分R1に付与されていた押し付け
力は、突条13,14に受け止られるので、当該押し出
されたインクリボン部分R1は補助収納空間15内で押
し付け力を受けることなく、あるいは、両突条13,1
4に押し付けられているときの押し付け力よりも非常に
小さな押し付け力しか受けず、突条13,14のインク
リボン接当面13a,14aに押し付けられたインクリ
ボン部分R1が、その押し付け力によって、リボン厚み
方向に撓み変形しながら突条13,14を乗り越えて補
助収納空間15に入り込んでも、後から押し込まれたイ
ンクリボンRの大部分は突条13,14に接当して収納
部内壁面5A側への移動が規制されるので、インクリボ
ン部分R1に作用していた押し付け力の大部分は突条1
3,14により受け止められることとなり、従って、こ
の状態では巻き掛け角度Pが大きくなるものの、押し付
け力の軽減によってインクリボンRの走行抵抗が大きく
なることを抑制できる。
【0020】尚、当該実施例においては、前記両突条1
3,14を交差面12の接線方向に沿う又は略沿う傾斜
姿勢で一直線状に設けたが、図10の(イ)に示すよう
に、両突条13,14の長手方向中間部分を収納部内壁
面5A側に向かって緩やかに弯曲させて実施してもよ
く、また、図10の(ロ)に示すように、両突条13,
14の長手方向中間部分を収納部内壁面5A側とは反対
側に向かって緩やかに弯曲させて実施してもよい。しか
しながら、両突条13,14の長手方向両端部の形成位
置が略同一となる条件下において、前記の図10の
(イ)に示す形状では、前記インクリボン部分R1が突
条13,14のインクリボン接当面13a,14aに押
し付けられながらリボン引出し通路6に引き出し走行さ
れるとき、第1実施例の一直線形状に比べて巻き掛け角
度が大きくなり、インクリボン部分R1の走行抵抗の軽
減という面で不利である。また、前記の図10の(ロ)
に示す形状では、前記インクリボン部分R1が突条1
3,14のインクリボン接当面13a,14aに押し付
けられながらリボン引出し通路6に引き出し走行される
とき、インクリボン部分R1には引出しに伴って一直線
状に引き伸ばされる方向の引張力が作用するため、イン
クリボン部分R1と突条13,14のインクリボン接当
面13a,14aとの面圧が大きくなって、第1実施例
の一直線形状に比べてインクリボン部分R1が突条1
3,14を乗り越え易くなる。その結果、突条13,1
4を乗り越えたインクリボン部分R1がリボン引出し通
路6近くで再び突条13,14を乗り越える関係上、走
行抵抗の軽減という面では不利である。従って、インク
リボン部分R1の走行抵抗の軽減という面では、前記両
突条13,14を交差面12の接線方向に沿う又は略沿
う傾斜姿勢で一直線状に設けた第1実施例の形状が最も
望ましい形状である。
3,14を交差面12の接線方向に沿う又は略沿う傾斜
姿勢で一直線状に設けたが、図10の(イ)に示すよう
に、両突条13,14の長手方向中間部分を収納部内壁
面5A側に向かって緩やかに弯曲させて実施してもよ
く、また、図10の(ロ)に示すように、両突条13,
14の長手方向中間部分を収納部内壁面5A側とは反対
側に向かって緩やかに弯曲させて実施してもよい。しか
しながら、両突条13,14の長手方向両端部の形成位
置が略同一となる条件下において、前記の図10の
(イ)に示す形状では、前記インクリボン部分R1が突
条13,14のインクリボン接当面13a,14aに押
し付けられながらリボン引出し通路6に引き出し走行さ
れるとき、第1実施例の一直線形状に比べて巻き掛け角
度が大きくなり、インクリボン部分R1の走行抵抗の軽
減という面で不利である。また、前記の図10の(ロ)
に示す形状では、前記インクリボン部分R1が突条1
3,14のインクリボン接当面13a,14aに押し付
けられながらリボン引出し通路6に引き出し走行される
とき、インクリボン部分R1には引出しに伴って一直線
状に引き伸ばされる方向の引張力が作用するため、イン
クリボン部分R1と突条13,14のインクリボン接当
面13a,14aとの面圧が大きくなって、第1実施例
の一直線形状に比べてインクリボン部分R1が突条1
3,14を乗り越え易くなる。その結果、突条13,1
4を乗り越えたインクリボン部分R1がリボン引出し通
路6近くで再び突条13,14を乗り越える関係上、走
行抵抗の軽減という面では不利である。従って、インク
リボン部分R1の走行抵抗の軽減という面では、前記両
突条13,14を交差面12の接線方向に沿う又は略沿
う傾斜姿勢で一直線状に設けた第1実施例の形状が最も
望ましい形状である。
【0021】〔第2実施例〕上記の実施例では、前記両
突条13,14のリボン幅方向に沿うリボン接当面13
a,14bが、交差面12から連続形成されているが、
図6に示すように、両突条13,14のリボン幅方向に
沿うリボン接当面13a,14bのうち、交差面12側
に位置する端部と当該交差面12との間に、インクリボ
ンRが通過可能な隙間16を形成して実施してもよい。
その他の構成は第1実施例と同様である。
突条13,14のリボン幅方向に沿うリボン接当面13
a,14bが、交差面12から連続形成されているが、
図6に示すように、両突条13,14のリボン幅方向に
沿うリボン接当面13a,14bのうち、交差面12側
に位置する端部と当該交差面12との間に、インクリボ
ンRが通過可能な隙間16を形成して実施してもよい。
その他の構成は第1実施例と同様である。
【0022】〔第3実施例〕前記各実施例では、前記リ
ボン引出し通路6の通路内壁面6Aと、それに連なるリ
ボン収納部5の収納部内壁面5Aとの交差面12が、約
90度の角度範囲で連続する滑らかな弧状面からなる出
角状の交差面12をもって連続形成されているが、この
交差面の角度範囲は約90度に限定されるものではな
い。しかも、図7に示すように、リボン引出し通路6の
通路内壁面6Aとリボン収納部5の収納部内壁面5Aと
の交差面12がリボン引出し通路6側に突出する状態の
弧状面に形成されていてもよい。その他の構成は第1実
施例と同様である。
ボン引出し通路6の通路内壁面6Aと、それに連なるリ
ボン収納部5の収納部内壁面5Aとの交差面12が、約
90度の角度範囲で連続する滑らかな弧状面からなる出
角状の交差面12をもって連続形成されているが、この
交差面の角度範囲は約90度に限定されるものではな
い。しかも、図7に示すように、リボン引出し通路6の
通路内壁面6Aとリボン収納部5の収納部内壁面5Aと
の交差面12がリボン引出し通路6側に突出する状態の
弧状面に形成されていてもよい。その他の構成は第1実
施例と同様である。
【0023】〔第4実施例〕図8は、前記第2実施例の
構成を備えたインクリボンカセットの別実施例を示し、
エンドレスインクリボンRが、例えば、リボン幅方向に
おいて天井面2a側の上半部分が赤色インクに、内底面
1a側の下半部分が黒色インクに塗り分けられている2
色対応インクリボンRであって、本体ケース1内には、
インクリボンRの上半部分に、この上半部分に対応する
インクを補給する、第1実施例と同様に構成されたイン
ク吸蔵体9Aとインク含浸体10Aとが収納される第1
インク補給体収納部8A、及び、インクリボンRの下半
部分に、この下半部分に対応するインクを補給する、第
1実施例と同様に構成されたインク吸蔵体9Bとインク
含浸体10Bとが収納される第2インク補給体収納部8
Bが形成されている。前記第1インク補給体収納部8A
内のインク含浸体10Aに浸透供給された液状インク
は、駆動フィードロール7aを介してインクリボンRの
上半部分に転写塗布され、第2インク補給体収納部8B
内のインク含浸体10Bに浸透供給された液状インク
は、従動フィードロール7bを介してインクリボンRの
下半部分に転写塗布される。その他の構成は第2実施例
と同様である。
構成を備えたインクリボンカセットの別実施例を示し、
エンドレスインクリボンRが、例えば、リボン幅方向に
おいて天井面2a側の上半部分が赤色インクに、内底面
1a側の下半部分が黒色インクに塗り分けられている2
色対応インクリボンRであって、本体ケース1内には、
インクリボンRの上半部分に、この上半部分に対応する
インクを補給する、第1実施例と同様に構成されたイン
ク吸蔵体9Aとインク含浸体10Aとが収納される第1
インク補給体収納部8A、及び、インクリボンRの下半
部分に、この下半部分に対応するインクを補給する、第
1実施例と同様に構成されたインク吸蔵体9Bとインク
含浸体10Bとが収納される第2インク補給体収納部8
Bが形成されている。前記第1インク補給体収納部8A
内のインク含浸体10Aに浸透供給された液状インク
は、駆動フィードロール7aを介してインクリボンRの
上半部分に転写塗布され、第2インク補給体収納部8B
内のインク含浸体10Bに浸透供給された液状インク
は、従動フィードロール7bを介してインクリボンRの
下半部分に転写塗布される。その他の構成は第2実施例
と同様である。
【0024】〔その他の実施例〕 前記突条13,14の横断面形状は矩形状に限定さ
れることはなく、台形状又は半円状に形成してもよい。 前記突条13,14の収納部内壁面5Aに対する傾
斜角度は、前記各実施例の角度に限定されるものではな
く、リボン収納部5におけるインクリボンRの収納面積
を考慮することにより適宜変更可能である。
れることはなく、台形状又は半円状に形成してもよい。 前記突条13,14の収納部内壁面5Aに対する傾
斜角度は、前記各実施例の角度に限定されるものではな
く、リボン収納部5におけるインクリボンRの収納面積
を考慮することにより適宜変更可能である。
【0025】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】要部の水平断面図
【図2】図1の拡大断面図
【図3】図2のIII−III断面図
【図4】インクリボンの押し出し状態を示す断面図
【図5】インクリボンカセットの一部切り欠き水平断面
図
図
【図6】第2実施例の要部の水平断面図
【図7】第3実施例の要部の水平断面図
【図8】第4実施例のインクリボンカセットの一部切り
欠き水平断面図
欠き水平断面図
【図9】従来技術を示す要部の水平断面図
【図10】(イ),(ロ)は第1実施例の突条の形状に対
する比較形状を示す水平断面図
する比較形状を示す水平断面図
1a 内壁面 2a 内壁面 4 印字部 5 リボン収納部 5A 収納部内壁面 6 リボン引出し通路 6A 通路内壁面 7 リボン駆動部 7a フィードロール 7b フィードロール 12 交差面 13 突条 13a リボン接当面 14 突条 14a リボン接当面 16 隙間 C カセットケース R インクリボン
Claims (4)
- 【請求項1】 カセットケース(C)内のエンドレスイ
ンクリボン(R)の走行経路に沿って、当該インクリボ
ン(R)を折り畳み状態で収納するリボン収納部(5)
と、インクリボン(R)を前記リボン収納部(5)内に
押し込みながら、印字部(4)と前記リボン収納部
(5)とに渡って巡回走行させるリボン駆動部(7)と
を設けてあるとともに、前記リボン収納部(5)からイ
ンクリボン(R)を引き出し案内するリボン引出し通路
(6)を構成するリボン厚み方向の通路内壁面(6A)
と、それに連なるリボン収納部(5)を構成するリボン
厚み方向の収納部内壁面(5A)との交差面(12)を
出角状に構成してあるインクリボンカセットにおいて、 前記リボン収納部(5)内のリボン幅方向で相対向する
両内壁面(1a),(2a)に、前記インクリボン(R)
のリボン幅方向両側縁部分に各別に接当する一対の突条
(13),(14)を、前記リボン駆動部(7)側ほど前
記収納部内壁面(5A)から離間する状態で、かつ、前
記交差面(12)の接線方向に略沿う傾斜姿勢で設けて
あるインクリボンカセット。 - 【請求項2】 前記突条(13),(14)のリボン幅方
向に沿うリボン接当面(13a),(14a)が、前記交
差面(12)から連続形成されている請求項1記載のイ
ンクリボンカセット。 - 【請求項3】 前記突条(13),(14)のリボン幅方
向に沿うリボン接当面(13a),(14a)のうち、前
記交差面(12)側に位置する端部と当該交差面(1
2)との間に、インクリボン(R)が通過可能な隙間
(16)が形成されている請求項1記載のインクリボン
カセット。 - 【請求項4】 前記リボン駆動部(7)がインクリボン
(R)を挾持する一対のフィードロール(7a),(7
b)から構成されているとともに、前記突条(13),
(14)のうち、前記交差面(12)から離間する側の
端部が、前記両フィードロール(7a),(7b)のリボ
ン挾持位置と、前記リボン収納部(5)の収納部内壁面
(5A)との間に配置されている請求項1、2又は3記
載のインクリボンカセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6043295A JPH08258387A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | インクリボンカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6043295A JPH08258387A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | インクリボンカセット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08258387A true JPH08258387A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13142091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6043295A Pending JPH08258387A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | インクリボンカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08258387A (ja) |
-
1995
- 1995-03-20 JP JP6043295A patent/JPH08258387A/ja active Pending
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