JPH08258721A - ステアリングホイール - Google Patents

ステアリングホイール

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JPH08258721A
JPH08258721A JP7062778A JP6277895A JPH08258721A JP H08258721 A JPH08258721 A JP H08258721A JP 7062778 A JP7062778 A JP 7062778A JP 6277895 A JP6277895 A JP 6277895A JP H08258721 A JPH08258721 A JP H08258721A
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pad
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Motoi Isomura
基 磯村
Yoshiyuki Fujita
佳幸 藤田
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホーンパッド中央に作用する衝撃力に対して
ホーンスイッチ体やその支持部材の干渉を極力抑えるこ
とができるステアリングホイールの提供。 【構成】 支持ブラケット31は、底壁部32と、底壁
部32から延びてステアリングホイール本体21に取付
固定される取付片部33と、底壁部32から斜め外方の
各スポーク部被覆層21b側に延びる腕部34と、各腕
部34の上端34aに連結され、上端34aを境に、外
側部位35eを被覆層21bに支持させ、かつ、内側部
位35fを本体21から浮かせる支持台部35と、を備
える。各ホーンスイッチ体23は、接点25d・26d
を外側部位35eに配置させて、各支持台部35の内側
部位35fに取付固定される。ホーンパッド22は、各
ホーンスイッチ体23の接点25dを押圧可能な突片2
2aと、各支持台部35の外側部位35eに上下動可能
に係止される係止脚22cと、を備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のステアリングホ
イールに関し、さらに詳しくは、ステアリングホイール
本体と、ステアリングホイール本体の中央上方に配置さ
れるホーンパッドと、の間に、複数のホーンスイッチ体
が配置されるステアリングホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ステアリングホイール本体と、ス
テアリングホイール本体の中央上方に配置されるホーン
パッドと、の間に、複数のホーンスイッチ体が配置され
るステアリングホイールとしては、図1に示すものが知
られていた(特開平5−139318号公報等参照)。
【0003】このステアリングホイールW0では、ステ
アリングホイール本体1とホーンパッド2との間のホー
ンスイッチ体3が、ホーンスプリング4、絶縁スペーサ
5・6、リベット7、及び、ベースプレート8から構成
されていた。
【0004】ホーンスプリング4は、絶縁スペーサ5・
6を介在させて、リベット7により、ベースプレート8
に取り付けられるとともに、ホーンパッド2を上方へ付
勢し、また、既述のリベット7を介してホーン作動回路
の正極側に電気的に接続されるものであった。ベースプ
レート8は、板金製の衝撃エネルギー吸収体Eの上部を
構成するものであり、また、ステアリングホイール本体
1側の芯金1aを介して、ホーン作動回路の負極側に電
気的に接続されていた。
【0005】9は、ベースプレート8の下方からビス1
0によって、ホーンパッド2の下面側に取り付けられる
案内スペーサであり、この案内スペーサ9は、ホーンパ
ッド2のホーン作動時における下方への移動を案内し、
また、ホーンパッド2のベースプレート8からの外れを
防止する。
【0006】11は、ベースプレート8の下面にビス1
2で取り付けられる取付ピースであり、この取付ピース
11は、ステアリングホイール本体1に設けられた係止
孔1bに挿入係止されて、ベースプレート8に取り付け
られたホーンスイッチ体3を、ホーンパッド2ととも
に、ステアリングホイール本体1側に取り付けるもので
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のステア
リングホイールW0では、ホーンスイッチ体3が衝撃エ
ネルギー吸収体Eの上面に配置される構成であることか
ら、低い荷重値の衝撃力でも、衝撃エネルギー吸収体E
が塑性変形して、そのエネルギーを吸収できるように、
衝撃エネルギー吸収体Eの板金を薄肉等にして強度を低
下させて構成する場合には、通常のホーン操作時のホー
ンパッド2を押し下げる際に、衝撃エネルギー吸収体E
が変形して、ホーンスイッチ体3を常鳴りや不鳴りの状
態にしてしまい、好ましくない。
【0008】この問題に対処すべく、ホーンスイッチ体
を衝撃エネルギー吸収体の上方から変位させて配置させ
ることが考えられるが、このようにした場合、ホーンス
イッチ体を支持する部材やホーンスイッチ体自体が、衝
撃力の作用時にその衝撃力と干渉し、効果的に衝撃力の
エネルギーを吸収できなくなってしまう。
【0009】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、ホーンパッド中央に作用する衝撃力に対して、ホー
ンスイッチ体やその支持部材の干渉を極力抑えることが
できるステアリングホイールを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るステアリン
グホイールは、ステアリングホイール本体と、該ステア
リングホイール本体の中央上方に配置されて前記ステア
リングホイール本体側における複数のスポーク部の被覆
層の上方を覆うように延設されるホーンパッドと、の間
に、板金製の支持ブラケットに支持されて前記スポーク
部の数と対応したホーンスイッチ体が配置されるステア
リングホイールであって、前記支持ブラケットが、底壁
部と、該底壁部から延びて前記ステアリングホイール本
体に取付固定される取付片部と、前記底壁部から斜め外
方の前記各スポーク部被覆層側に延びる腕部と、該各腕
部の上端に連結されて、該上端を境に、外側部位を前記
スポーク部被覆層に支持させ、かつ内側部位を前記ステ
アリングホイール本体から浮かせる支持台部と、を備
え、前記各ホーンスイッチ体が、接点を前記外側部位に
配置させて、前記各支持台部の前記内側部位に取付固定
され、前記ホーンパッドが、下面に前記各ホーンスイッ
チ体の接点を押圧可能な突片を備えるとともに、前記各
支持台部における外側部位若しくは前記各スポーク部被
覆層に上下動可能に係止される係止脚を備えて構成され
ていることを特徴とする。
【0011】前記支持ブラケットの底壁部には、衝撃エ
ネルギー吸収体を取り付けるための取付孔を形成すると
ともに、肉盗み孔を形成することが望ましい。
【0012】
【発明の作用・効果】本発明に係るステアリングホイー
ルでは、各ホーンスイッチ体が、各スポーク部被覆層に
外側部位を支持させる支持台部の内側部位に取付固定さ
れており、各ホーンスイッチ体の配置部位が、ホーンパ
ッドの外周縁における延出された部位の裏面側部位とし
て、ホーンパッドの中央部位から遠く離れているため、
ホーンパッド中央に衝撃力が作用しても、各ホーンスイ
ッチ体が衝撃力に対して干渉し難い。
【0013】また、各ホーンスイッチ体を支持している
板金製の支持ブラケットも、各腕部間の底壁部が、下方
に凹んだ態様として配置されるため、ホーンパッド中央
に衝撃力が作用しても、干渉し難い。
【0014】そして、ホーンパッド中央に衝撃力が作用
した際に、仮に、各ホーンスイッチ体と干渉しても、各
ホーンスイッチ体を取付固定している支持ブラケットの
各支持台部における内側部位が、ステアリングホイール
本体から浮いて、支持ブラケットの各腕部上端で支持さ
れる片持ち梁状としており、下方へ撓み易いことから、
各ホーンスイッチ体が各支持台部の内側部位とともに、
下方へ撓んで、ホーンスイッチ体や支持ブラケットの干
渉を極力防止することができる。
【0015】なお、ホーンパッドを押し下げるホーン操
作時には、ホーンパッドの突片が各各ホーンスイッチ体
の接点を押圧することとなるが、各ホーンスイッチ体の
接点は、スポーク部被覆層に支持させた支持台部の外側
部位に配置されているため、安定支持されており、ホー
ン操作に支障を生ずるような変形を防止することが可能
となる。
【0016】したがって、本発明に係るステアリングホ
イールでは、ホーンパッド中央に作用する衝撃力に対し
て、ホーンスイッチ体やその支持部材の干渉を極力抑え
ることができ、また、ホーン操作時のホーンパッドの押
し下げ操作にも支障が生じない。
【0017】そして、支持ブラケットの底壁部に、衝撃
エネルギー吸収体を取り付けるための取付孔を形成する
とともに、肉盗み孔を形成した場合には、その底壁部に
対して、取付孔を利用して、衝撃エネルギー吸収体を取
り付ければ、衝撃力の作用時、底壁部自体が肉盗み孔を
有して変形し易いことから、衝撃エネルギー吸収体自体
の変形により衝撃力のエネルギーを吸収することが可能
となって、広い範囲の荷重値の衝撃力が作用することと
なっても、対処し易くなる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0019】実施例のステアリングホイールW1は、図
2・3に示すように、円環状のリング部R、リング部R
の中央に配置されるボス部B、ボス部Bとリング部Rと
を連結する3本のスポーク部Sと、を備えて構成される
とともに、ステアリングホイール本体21と、ステアリ
ングホイール本体21の中央におけるボス部Bの上部に
配置されるホーンパッド22と、の間に、3本のスポー
ク部Sの数に対応した3つのホーンスイッチ体23が配
置されて構成されている。
【0020】なお、ステアリングホイール本体21は、
ステアリングホイールW1において、ホーンパッド2
2、ホーンスイッチ体23、支持ブラケット31、及
び、衝撃エネルギー吸収体38以外の部位をいう。そし
て、実施例の場合には、リング部R・ボス部B・各スポ
ーク部Sに配置される芯金21a、芯金21aの一部を
被覆してウレタン等の軟質合成樹脂から形成される被覆
層21b、ボス部Bの下面側を覆うロアカバー21e、
を備えて構成されている。また、ステアリングホイール
本体21には、各スポーク部Sの被覆層21bに、後述
する支持ブラケット31の各支持台部35における外側
部位35eを支持する水平方向(ステアリングホイール
W1が装着されるステアリングシャフトの軸方向と直交
する方向をいう)の支持面21cが形成され、各支持面
21cには、内部空間を大きくする係止孔21dが形成
されている。
【0021】ホーンパッド22は、各スポーク部Sの被
覆層21bの上方を覆うように延設されて構成され、ポ
リオレフィン系の熱可塑性エラストマー等から形成さ
れ、各被覆層21bの上方部位に、各ホーンスイッチ体
23の後述するホーンスプリング25の接点25dを押
圧可能な突片22aを、下方へ突設させている。また、
各突片22aの外周縁側には、後述する段付ビス27を
螺着させるボス22bが形成されている。なお、実施例
の場合には、各ボス22bと各ボス22bに螺着される
段付ビス27とによって、後述するスペーサ24を介在
させて、ホーンパッド22を支持ブラケット31の外側
部位35eに係止させる係止脚22cを構成することと
なる。
【0022】各ホーンスイッチ体23を支持する支持ブ
ラケット31は、図2〜5に示すように、板金製とし
て、底壁部32、取付片部33、腕部34、及び、支持
台部35を備えて構成されている。
【0023】底壁部32は、実施例の場合、所定位置
に、衝撃エネルギー吸収体38をねじ40止めするため
の取付孔32aが形成され、さらに、底壁部32自体が
塑性変形し易いように、中央に、肉盗み孔32bが形成
されて三角枠状としている。
【0024】取付片部33は、底壁部32の後部側から
延びて、支持ブラケット31をステアリングホイール本
体21に取付固定する部位となり、ねじ孔33aが形成
されている。なお、この取付片部33は、後部側の腕部
34の下部側を切り起こして形成されており、ねじ孔3
3aに螺合されるボルト36を利用して、ステアリング
ホイール本体21の芯金21aに固定されることとな
る。
【0025】腕部34は、底壁部32における三角枠状
の頂部付近から、斜め外方の各スポーク部Sの被覆層2
1b側に延びるように、3本形成されている。
【0026】支持台部35は、各腕部34の上端34a
と連結される部位を境に、外側部位35eと内側部位3
5fとを備えて構成され、各腕部34の上部側の部位を
水平方向に切り起こして形成されている。そして、取付
片部33をステアリングホイール本体21の芯金21a
にボルト36止めした際に、外側部位35eが、各スポ
ーク部Sの被覆層21bの支持面21cに当接し、内側
部位35fが、ステアリングホイール本体21の芯金2
1aや支持面21cから浮いた状態となるように構成さ
れている。さらに、各支持台部35の内側部位35fに
は、ホーンスイッチ体23を取付固定するためのリベッ
ト30を挿通させる貫通孔35aと、後述するスペーサ
24の係止脚24eを係止させてスペーサ24をベース
プレート31に仮止めする係止孔35bと、スペーサ2
4の組付筒24iを挿通させる挿通孔35dと、が形成
されている。一方、各外側部位35eには、スペーサ2
4の筒部24bを挿通させる開口35cが形成されてい
る。
【0027】そして、各ホーンスイッチ体23は、図2
・3・6・7に示すように、絶縁性を有したスペーサ2
4、ホーン作動回路の正極側に電気的に接続されるホー
ンスプリング25、ホーン作動回路の負極側に電気的に
接続されるアース用の舌片26、及び、段付ビス27、
を備えて構成されている。
【0028】スペーサ24は、ポリアセタール等の合成
樹脂から形成され、水平方向に延びる基板24aと、基
板24aの一端側に配置されて内部に上下方向に貫通し
た挿通孔24cを有して下端外周に凸部24dを有した
円筒状の筒部24bと、基板24aの他端側に配置され
て下方に延びる係止脚24eと、を備えている。さら
に、筒部24bの近傍には、段差面24gを備えた組付
突起24fが上方へ突設され、組付突起24f近傍の左
右両側には、規制突起24hが上方へ突設されている。
さらにまた、係止脚24eの近傍には、内部に上下方向
に貫通する挿通孔24jを有した四角筒形状の組付筒2
4iが下方へ突設されている。挿通孔24jの中間部位
には、段差面24kが形成されている。また、基板24
aの中央位置には、上下方向に貫通する貫通孔24lが
穿設されている。
【0029】なお、スペーサ24の組付突起24fは、
その上方にホーンスイッチ体23の接点25d・26d
が配置される部位となることから、組付突起24fの配
置位置は、スペーサ24がリベット30により支持台部
35の内側部位35fに取付固定された際、外側部位3
5eに配置されるように、設定されている。
【0030】ホーンスプリング25は、ばね鋼から形成
され、水平方向に延びる基部25bと、基部25bの先
端から斜め上方へ延びる接点部25cと、から構成され
るU字形状の本体25aを備え、本体25aには、下方
へ延びる組付片25eが突設されている。接点部25c
の上端には、屈曲されて形成される接点25dが形成さ
れ、組付片25eには、上下方向の中間部位に、爪部2
5fが形成されている。
【0031】このホーンスプリング25は、スペーサ2
4の組付筒24iの挿通孔24jに、組付片25eを挿
入させて、段差面24kに爪部25fを係止させること
により、スペーサ24の基板24a上に組み付けられ
る。そしてさらに、ホーンスプリング25は、組付片2
5eの下端に、リード線28を結線させたターミナル2
9が結合されることにより、ホーン作動回路の正極側に
電気的に接続されることとなる。
【0032】舌片26は、ばね鋼から形成されて、上下
2段の水平方向に延びる下板部26a、及び、ホーンス
プリング25の接点25dに対応する接点としての上板
部26d、を備え、さらに、上下板部26a・26dを
連結する縦板部26eを備えて構成されている。下板部
26aには、中央付近に、上下方向に貫通する貫通孔2
6bが形成されるとともに、縦板部26eの近傍の左右
両縁付近に上下方向に貫通する貫通孔26cが形成さ
れ、縦板部26eには、爪部26fが形成されている。
【0033】この舌片26は、下板部26aの貫通孔2
6c・26cに、スペーサ基板24aの規制突起24h
・24hを挿入させて、縦板部26eの爪部26fを組
付突起24fの段差面24gに係止させることにより、
スペーサ24の基板24a上に組み付けられることとな
る。そして、舌片26は、実施例の場合、貫通孔26b
とスペーサ24の貫通孔24lとを一致させて支持台部
35にリベット30止めされることにより、リベット3
0、支持ブラケット31、及び、支持ブラケット31が
ボルト36止めされる芯金21aを介して、ホーン作動
回路の負極側に電気的に接続されることとなる。
【0034】段付ビス27は、スペーサ24の筒部24
bを挿通可能で筒部24bより長い軸部27aと、軸部
27aの上部側に配置されてホーンパッド22のボス2
2aに螺着される雄ねじ部27bと、軸部27aの下部
側に配置されて筒部24bの挿通孔24cの内径より大
きくかつ凸部24dの外径より小さな頭部27cと、を
備えて構成されている。なお、軸部27aの筒部24b
より長くなる距離(軸部27aと筒部24bとの差)
は、ホーン操作時のホーンパッド22を押し下げてホー
ンスプリング25の接点25dを舌片26の接点26d
に接触させる距離、すなわち、ホーンストロークより長
く設定されている。
【0035】衝撃エネルギー吸収体38は、実施例の場
合、断面逆略U字形の板金から形成され、上板部38a
と、下板部38bと、上板部38aと下板部38bとを
連結して衝撃エネルギーを座屈変形して吸収する変形部
38dと、から構成されている。下板部38bには、支
持ブラケット31の底壁部32にねじ40止めするため
のねじ孔38cが、底壁部32の取付孔32aに対応し
て形成されている。また、変形部38cは、低い荷重値
の衝撃力や高い荷重値の衝撃力が作用しても、有効にそ
のエネルギーを吸収できるように、上部と下部とで肉厚
を変えてなる塑性変形し易い上部変形部38dと、上部
変形部38dより若干塑性変形し難い下部変形部38e
と、から構成されている。なお、変形部38d・38e
の肉厚を変えないようにする場合には、上部変形部38
dに対して、下部変形部38eより大きな開口の肉盗み
孔を設けて、上部変形部38dが変形し易いようにして
も良い。
【0036】この実施例のステアリングホイールW1の
組み立てについて説明すると、まず、支持ブラケット3
1の底壁部32に衝撃エネルギー吸収体38をねじ40
止めしておく。
【0037】そして、各ホーンスイッチ体23のホーン
スプリング25と舌片26とを、既述のように、それぞ
れ爪部25f・26fを利用して、各スペーサ24に組
み付け、その後、各スペーサ24の組付筒24iを挿通
孔35dに挿入させるとともに、係止脚24eを係止孔
35bに係止させて、各スペーサ24を支持ブラケット
31の各支持台部35の内側部位35fに仮止めする。
【0038】ついで、リベット30を利用して各支持台
部35の内側部位35fに各スペーサ24を取り付ける
とともに、各ホーンスプリング25の組付片25eにタ
ーミナル29を介在させてリード線28を結線する。
【0039】その後、各スペーサ24の筒部24bの下
方から、挿通孔24cを経て、段付ビス27の雄ねじ部
27bをホーンパッド22の所定のボス22bに螺着さ
せれば、3つのホーンスイッチ体23と1つの衝撃エネ
ルギー吸収体38とを支持ブラケット31ごと、ホーン
パッド22に取り付けることができる。
【0040】その後、リード線28をステアリングホイ
ール本体21の図示しないスリップリングに結線すると
ともに、各スペーサ24の筒部24bをステアリングホ
イール本体21側の係止孔21dに挿入係止させ、支持
ブラケット31の取付片部33を芯金21aにボルト3
6止めすれば、ステアリングホイール本体21にホーン
パッド22・ホーンスイッチ体23・支持ブラケット3
1・衝撃エネルギー吸収体38を取り付けることがで
き、ステアリングホイールW1の組み立てが完了する。
なお、ステアリングホイール本体21は、予め、図示し
ないステアリングシャフトに取り付けられて、車両側に
装着されている。
【0041】車両への装着後には、ホーンパッド22を
押し下げれば、段付ビス27の軸部27aがスペーサ筒
部24bの挿通孔24c内を案内されて、頭部27cが
ステアリングホイール本体21の係止孔21d内を下降
し、ホーンスイッチ体23のホーンスプリング25の接
点25dが、ホーンパッド22の突片22aに押され
て、ホーンスプリング25の本体25aを撓ませつつ、
対応する舌片23の接点26dに接触し、ホーンを作動
させることとなる。
【0042】その後、ホーンパッド22から手を離して
押圧動作を止めれば、ホーンスプリング25の本体25
aの弾性力により、ホーンパッド22が上昇して、段付
ビス27の頭部27cが、スペーサ筒部24bの凸部2
4d周縁に当接することから、ホーンパッド22の上昇
が規制されて、ホーンパッド22が復帰することとな
る。
【0043】この実施例のステアリングホイールW1で
は、ホーン操作時、強い押圧力でホーンパッド22を押
し下げても、各ホーンスイッチ体23の接点25d・2
6dを上方に配置させている各支持台部35の外側部位
35eが、各スポーク部Sの被覆層21bにおける支持
面21cに支持させて安定しているため、ホーン操作に
支障を生ずるような支持台部35の変形を防止すること
が可能となる。
【0044】そして、実施例のステアリングホイールW
1において、ホーンパッド22の中央に衝撃力が作用す
る場合には、各ホーンスイッチ体23が、各スポーク部
Sにおける被覆層21bの支持面21cに外側部位35
eを支持させる支持台部35の内側部位35fに取付固
定されており、各ホーンスイッチ体23の配置部位が、
ホーンパッド22の外周縁における延出された部位の裏
面側部位として、ホーンパッド22の中央部位から遠く
離れているため、ホーンパッド22中央に衝撃力が作用
しても、各ホーンスイッチ体23が衝撃力に対して干渉
し難い。
【0045】また、各ホーンスイッチ体23を支持して
いる板金製の支持ブラケット31も、各腕部34間の底
壁部32が、下方に凹んだ態様として配置されるため、
ホーンパッド22中央に衝撃力が作用しても、干渉し難
い。
【0046】そして、ホーンパッド22中央に衝撃力F
が作用した際に、仮に、各ホーンスイッチ体23と干渉
しても、図8に示すように、各ホーンスイッチ体23を
取付固定している支持ブラケット31の各支持台部35
における内側部位35fが、ステアリングホイール本体
21の芯金21aや支持面21cから浮いて、支持ブラ
ケット31の各腕部上端34aで支持される片持ち梁状
としており、下方へ撓み易いことから、各ホーンスイッ
チ体23が各支持台部35の内側部位35fとともに、
下方へ撓んで、ホーンスイッチ体23や支持ブラケット
31の干渉を極力防止することができ、既述の発明の作
用・効果の欄で述べたと同様な効果を得ることができ
る。なお、支持台部35が下方へ撓む際には、スペーサ
24は、合成樹脂製であって、容易に曲がったり破断す
ることとなる。
【0047】さらに、実施例のステアリングホイールW
1では、底壁部32に対して、取付孔32aを利用し
て、衝撃エネルギー吸収体38が取り付けられており、
衝撃力Fの作用時、底壁部32自体が肉盗み孔32bを
有して変形し易いことから、衝撃エネルギー吸収体38
自体の変形により衝撃力Fのエネルギーを吸収すること
が可能となる。そして、低い荷重値の衝撃力の場合に
は、衝撃エネルギー吸収体38の上部変形部38eが変
形し、高い荷重値の衝撃力の場合には、上部変形部38
eの変形に加えて下部変形部38fが変形し、広い範囲
の荷重値の衝撃力に対して、有効にそのエネルギーを吸
収することができる。
【0048】なお、実施例では、衝撃エネルギー吸収体
として板金製のものを示したが、他に発泡ウレタン等の
合成樹脂で形成したものを利用しても良い。
【0049】また、実施例のステアリングホイールW1
では、ホーンスイッチ体23として、1つのスペーサ2
4に対して、ホーンスプリング25と舌片26とを組み
付けるとともに、ホーンパッド22を保持しかつホーン
パッド22の下降移動を案内する段付ビス27を挿通さ
せて、ホーンスイッチ体23の機能を集約させているた
め、ホーンスイッチ体23をコンパクトにすることがで
きる。
【0050】そのため、実施例のステアリングホイール
W1では、ホーンスイッチ体23の構成部品点数の種類
を低減することができ、また、ホーンスイッチ体23を
コンパクトに配置することができて、ホーンパッド22
の下方のスペースを有効に利用することができる。さら
に、実施例の場合には、ホーンパッド22を上方へ付勢
させるホーンスプリング25の本体25aを、横置きの
U字形としているため、従来のホーンスプリング4と相
違して、ホーンスプリング25の平面視の形状を小さく
できて、ホーンスプリング25を組付保持するスペーサ
24の平面視の形状も小さくなり、一層、ホーンスイッ
チ体23をコンパクトにすることができ、衝撃力作用時
の干渉防止を図ることができる。
【0051】ちなみに、実施例では、スペーサ24にホ
ーンスプリング25や舌片26を組み付ける構造とし
て、爪部25f・26fを利用して係止する態様を示し
たが、他に、スペーサ24の基板24aに組付用の突起
を設け、これらの突起をホーンスプリング25や舌片2
6に別途設けた組付孔に挿入して突出させ、その突出し
た突起先端を熱により広げて、結合させる、所謂、熱か
しめを利用して、組み付けるようにしても良く、さら
に、スペーサ24の成形時に、ホーンスプリング25や
舌片26をインサートとして成形して、これらのホーン
スプリング25等をスペーサ24に組み付けるようにし
ても良い。
【0052】さらに、実施例の場合には、ホーンパッド
22のボス22bにビス27を螺着させて、ボス22b
とビス27とで、ホーンパッド22の支持台部35(ス
ペーサ24の筒部24bを介在させた支持台部35)に
おける外側部位35eへの係止脚を形成したものを示し
たが、別途、ステアリングホイール本体21の被覆層2
1bに上下動可能に係止される係止脚をホーンパッド2
2に設ければ、ホーンパッド22のボス22b・スペー
サ24の筒部24b・ビス27・支持台部35の開口3
5c周縁は不要となる。
【0053】さらにまた、実施例では、ホーンスイッチ
体23を、リベット30を利用して、各支持台部35の
内側部位35fに取付固定した場合を示したが、他に、
ねじやクリップ等の固着手段を利用して、ホーンスイッ
チ体23を内側部位35fに取付固定しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のステアリングホイールを示す断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を示すステアリングホイール
の平面図である。
【図3】同実施例の断面図である。
【図4】同実施例の支持ブラケットの平面図である。
【図5】同実施例の支持ブラケットの正面図である。
【図6】同実施例のホーンスイッチ体の分解斜視図であ
る。
【図7】同実施例のホーンスイッチ体の拡大断面図であ
る。
【図8】同実施例のホーンパッド中央に衝撃力が作用し
た際の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1・21…ステアリングホイール本体、 2・22…ホーンパッド、 3・23…ホーンスイッチ体、 21b…被覆層、 22a…突片、 22c…係止脚、 25d・26d…接点、 31…支持ブラケット、 32…底壁部、 32a…取付孔、 32b…肉盗み孔、 33…取付片部、 34…腕部、 34a…上端、 35…支持台部、 35e…外側部位、 35f…内側部位、 E・38…衝撃エネルギー吸収体、 W0・W1…ステアリングホイール。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイール本体と、該ステア
    リングホイール本体の中央上方に配置されて前記ステア
    リングホイール本体側における複数のスポーク部の被覆
    層の上方を覆うように延設されるホーンパッドと、の間
    に、板金製の支持ブラケットに支持されて前記スポーク
    部の数と対応したホーンスイッチ体が配置されるステア
    リングホイールであって、 前記支持ブラケットが、底壁部と、該底壁部から延びて
    前記ステアリングホイール本体に取付固定される取付片
    部と、前記底壁部から斜め外方の前記各スポーク部被覆
    層側に延びる腕部と、該各腕部の上端に連結されて、該
    上端を境に、外側部位を前記スポーク部被覆層に支持さ
    せ、かつ、内側部位を前記ステアリングホイール本体か
    ら浮かせる支持台部と、を備え、 前記各ホーンスイッチ体が、接点を前記外側部位に配置
    させて、前記各支持台部の前記内側部位に取付固定さ
    れ、 前記ホーンパッドが、下面に前記各ホーンスイッチ体の
    接点を押圧可能な突片を備えるとともに、前記各支持台
    部における外側部位若しくは前記各スポーク部被覆層に
    上下動可能に係止される係止脚を備えて構成されている
    ことを特徴とするステアリングホイール。
  2. 【請求項2】 前記支持ブラケットの底壁部に、衝撃エ
    ネルギー吸収体を取り付けるための取付孔が形成される
    とともに、肉盗み孔が形成されていることを特徴とする
    請求項1記載のステアリングホイール。
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