JPH08259939A - 電子輸送材料 - Google Patents

電子輸送材料

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JPH08259939A
JPH08259939A JP7251695A JP25169595A JPH08259939A JP H08259939 A JPH08259939 A JP H08259939A JP 7251695 A JP7251695 A JP 7251695A JP 25169595 A JP25169595 A JP 25169595A JP H08259939 A JPH08259939 A JP H08259939A
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JP
Japan
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electron
polymer
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monomer
derivative
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Withdrawn
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JP7251695A
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English (en)
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Timothy M Miller
マーク ミラー ティモスィ
Strakel Marco
ストラケル マルコ
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AT&T Inc
Original Assignee
AT&T Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発光装置に用いる電子輸送材料の性能及び寿
命を改良する。 【構成】 電子欠乏単位を有する重合性材料及び電子輸
送材料を用いる。これらの材料はLEDのような発光装
置上にスピンコーティングができるような分子量及びガ
ラス転移点を有する。これらの材料はこのような装置の
電子輸送材料として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、発光ダイオード(LE
Ds)のようなエレクトロルミネッセント装置に有用な
電子輸送材料に関する。
【0002】
【従来の技術】活性ポリマー層を有するエレクトロルミ
ネッセント装置は既知である。このようなLEDの一例
を図1に示す。このような装置は陽極20と陰極30と
の間に挟まれた発光ポリマー10を有するのが典型的で
ある。代表的には、インジゥム−錫−酸化物(ITO)
が陽極として使用され、カルシゥム、Mg/Ag、又は
アルミニウムのような小さな仕事関数の金属が陰極とし
て使用される。
【0003】基体40の上に多層構造がつくられる。K
ido,J.,et al.の「有機エレクトロルミネ
ッセント装置における電子輸送層としての1,2,4−
トリアゾール誘導体」Jpn.J.Appl.Phy
s.32(2;7A)pp.917−920(199
3)の報告にあるように、電子輸送層が発光材料と組み
合わせて用いられる。典型的には、発光ポリマー10は
電子輸送層50と正孔輸送層60との間に挟まれる。こ
の構造の装置に電流を与えると、発光ポリマーの伝導帯
への電子の注入及び発光ポリマーの価電子帯への正孔の
注入に続いて、正孔と電子とが再結合して励起子を生成
する。放射的に滅衰するシングレットの励起子は光を発
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ポリ(フェニレンビニ
リデン)(PPV)及びPPV誘導体は、正孔も輸送す
る発光ポリマーとして知られている。従って、PPV及
びその誘導体が電子輸送装置に用いられる場合には有機
層の数は二つに減少する。PPV含有発光装置の効率
は、少なくとも部分的には、電子輸送層として選択され
た材料に依存する。Asachi,S.,et a
l.,Appl.Phys.Lett.,57p.53
1(1990)は、図2に示した2−(4−ビフェニル
イル)−5−(4−tert−ブチルフェニル)−1,
3,4−オキサジアゾール)(PBD)を発光装置の電
子輸送材料として提案している。Kido,et a
l.は、図3に示した3−(4−ビフェニルイル)−4
−フェニル−5−(4−tert−ブチルフェニル)−
1,2,4−トリアゾール)(TAZ)を発光装置の電
子輸送材料として提案している。しかしながら、これら
の材料の性質から、これらで安定な膜をつくることは困
難である。例えば、PBD単独では蒸発後、薄膜(約5
00Å)として再結晶する。使用可能なPBD膜をつく
るには、PBDを不活性なポリマーマトリックスの中に
入れるのが典型的である。しかしながら、このポリマー
マトリックスはできた膜の中でPBDを希釈する。PB
Dの電子輸送能力は、不活性ポリマーマトリックス中で
のPBDの希釈により減少する。PBDをポリマーマト
リックスの中に入れると、ポリマーマトリックスも可塑
化し、時間とともに装置の安定性を損ない、また出来る
ホスト−マトリックスシステムのガラス転移点(Tg)
も低下する。TAZを用いて電子輸送膜をつくる場合に
も同様な問題が予想される。即ち、PBD含有膜および
TAZ含有膜を有するLEDsの性能および寿命は所望
のものより小さい。上記の材料のこのような欠点のため
に、発光装置に用いる改良された電子輸送材料が望まれ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、発光装置に用
いる電子輸送材料に関する。これらの材料は電子欠乏単
位を含有する。これらの電子欠乏単位の例としては、チ
アジアゾール、チアゾール、オキサジアゾール、オキサ
ゾール、トリアゾール、又はキノキサリンのような材料
をn−型半導体として機能することができ従って電子輸
送能力を有するヘテロ環が挙げられる。ヘテロ環に少な
くとも二つの芳香族置換基が結合していれば有利であ
る。代表的には、これらの電子欠乏単位はカロメル電極
に対して約−1V乃至約−2.4Vの還元電位を有す
る。本発明の電子欠乏単位は、一般式Ar−R−Arの
構造を有する。この式で、Rは
【0006】
【化4】
【0007】であり、R’はH、アルキル、アリール、
トリフルオロメチル(CF3)、シアノ(CN)、又は
ハロ(例えば、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨー
ド)より成る群から選択されたものであり、且つ、Ar
は置換若しくは未置換のフェニル基、置換若しくは未置
換のピリジル基、又は置換若しくは未置換のナフチル基
である。もしアリール基が置換されていれば、そのアリ
ール基は、ヒドロキシ、アルキル、ハロ、CF3、C
N、及びアリールの一つ以上で置換されていてもよい。
【0008】電子欠乏単位はポリマーに組み入れられ
る。本発明の一つの具体化においては、電子欠乏単位は
ポリマー鎖の主鎖に組み入れられる。電子欠乏単位は、
電子欠乏単位を有するモノマー(本明細書では電子欠乏
モノマーと称する)を少なくとも一つの他のモノマーと
共重合させることによって組み入れられる。適当なコモ
ノマーの例としては求核置換を受け易いハロゲンを含有
するモノマーが挙げられる。この具体化では、電子欠乏
モノマーは一般式HO−Ar−R−Ar−OHの構造を
有する。この式で、R及びArは上に定義したものと同
じである。このモノマーを、その他の慣用のホルマー
ル、アリールエーテル、又はアリールエステルポリマー
合成に用いられるモノマーと共重合させる。このような
モノマーの例としては、次式のものが挙げられる。
【0009】
【化5】 ここでXはハロ基である。Xが塩素、臭素又は弗素であ
れば有利である。
【0010】本発明のもう一つの具体化においては、電
子欠乏単位はポリマーの主鎖に結合される。この具体化
ではポリマーは、これらのポリマーのアクリレート類、
メタクリレート類、アクリルアミド類、メタクリルアミ
ド類、スチレン類、若しくは、メチルスチレン類又はこ
れらのポリマーの誘導体のいずれかである。スチレン
類、メチルスチレン類及びこれらの誘導体の場合には、
スチレンモノマーのフェニレン基は電子欠乏単位のフェ
ニル基の一つである。電子欠乏単位は、エステル結合を
経てアクリレート及びメタクリレートモノマーに結合
し、アミド結合を経てアクリルアミド及びメタクリルア
ミドモノマーに結合し、フェニレン結合を経てスチレン
及びメチルスチレンモノマーに結合する。
【0011】本発明において上述のモノマーは、電子欠
乏単位を有しない他のモノマーと共重合することもでき
る。本発明の電子輸送材料を共重合によりつくる上のモ
ノマーの例としては、アクリレートモノマー、メタクリ
レートモノマー、アクリルアミドモノマー、メタクリル
アミドモノマー、スチレンモノマー、及びメチルスチレ
ンモノマーが挙げられる。これらのモノマーの誘導体も
用いることができる。
【0012】上述の電子欠乏単位を有する生成ポリマー
は膜に成形されるので、ポリマーが少なくとも約500
0の分子量を有すると有利である。ポリマーが少なくと
も約100℃のTgを有すると有利である。またポリマ
ーが、スピンコーティングにより膜に成形するスピニン
グ溶媒の標準的なものの少なくとも一つに充分な溶解度
を有すると有利である。標準的なスピニング溶媒の例と
しては、シクロヘキサン、クロロベンゼン、キシレン、
及びジメチルアセトアミドが挙げられる。このような性
質を持つポリマー及び重合性材料は、スピンコーティン
グにより容易に基体上に適用ことができる。生成する電
子輸送膜はLEDsのような発光装置に有用である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、LEDsのようなエレ
クトロルミネッセント装置の電子輸送材料として有用な
新規の材料群に関するものである。これらの材料は電子
欠乏単位を有する。これらの単位は、例えば、ポリ(ア
リールアクリレート)類、ポリ(アリールメタクリレー
ト)類、ポリ(ホルマール)類、及びポリ(アリールエ
ーテル)類のようなポリマーに組み入れることができ
る。ポリマーはエレクトロルミネッセント装置上の膜に
成形される。
【0014】電子欠乏単位は、オキサジアゾール、オキ
サゾール、トリアゾール、又はキノキサリン及びそれら
の誘導体のようなヘテロ環である。本発明の一つの具体
化では、電子欠乏単位は一般式HO−Ar−R−Ar−
OHの構造を有するモノマーに組み入れられる。この式
で、R及びArは上に定義したものと同じである。上述
の構造を有するモノマーの合成法を後述の実施例1及び
実施例2に示す。本願発明は、本明細書に開示する個別
の材料合成法に限定さるものではない。
【0015】上のモノマーを、前述のモノマーと重合す
ることができる少なくとも一つのモノマーと共重合させ
る。このようなモノマーとしては、求核置換を受け易い
ハロゲンを含有するモノマーが挙げられる。慣用のホル
マール、アリールエーテル、又はアリールエステルポリ
マー合成に用いられるモノマーが適当である。電子欠乏
単位を有するモノマーと共重合することができるモノマ
ーとしては次のものが挙げられる。
【0016】
【化6】 ここでXはハロ基である。Xが塩素、臭素又は弗素であ
れば有利である。この共重合により生成するポリマーの
例としては、一般式
【0017】
【化7】 のジフェニルオキサジアゾール含有ポリマーが挙げられ
る。上式でRは、
【0018】
【化8】 のいずれかである。生成するポリマーの他の一例として
は、一般式
【0019】
【化9】 のトリアゾール含有ポリマーが挙げられる。上式でR
は、
【0020】
【化10】 のいずれかである。上述の構造を有するコポリマーの代
表的な合成法を後述の実施例3及び実施例4に示す。
【0021】本発明のもう一つの具体化では、単位はポ
リマーの主鎖に結合する。この具体化では、ポリマーを
生成することができる重合性材料は、アクリレート、メ
タクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド、ス
チレン、及びメチルスチレンのいずれかである。これら
のモノマーの誘導体も用いることができる。電子欠乏単
位は、エステル結合を経てアクリレートモノマー及びメ
タクリレートモノマーに結合し、アミド結合を経てアク
リルアミド及びメタクリルアミドモノマーに結合し、フ
ェニレン結合を経てスチレン及びメチルスチレンモノマ
ーに結合する。スチレン及びメチルスチレンモノマーの
場合は、電子欠乏単位のAr基の一つがフェニレン結合
である。これらのモノマーの重合により生成するポリマ
ーの例としては、
【0022】
【化11】 のようなジフェニルオキサジアゾール含有ポリマーが挙
げられる。また他の一例としては、
【0023】
【化12】 のようなジフェニルオキサジアゾール含有アクリルアミ
ドが挙げられる。上述のポリアクリレート及びその前駆
体の代表的な合成法を後述の実施例5乃至実施例10に
示す。
【0024】もう一つの具体化では、上述のモノマーを
電子欠乏単位を有しない他のモノマーと共重合させるこ
とができる。上述のモノマーが他のモノマーと共重合す
ることができれば、このコモノマーが上述のモノマーと
重合することができるものであることが有利である。こ
れに関しては、電子欠乏単位を有する上述のアクリレー
トモノマー、メタクリレートモノマー、及びこれらのモ
ノマーの誘導体を、他のアクリレートモノマーと共重合
させることができる。続いて、電子欠乏単位を有する上
述のアクリルアミドモノマーを、他のアクリルアミドモ
ノマー類及びその誘導体と共重合させ、上述の電子欠乏
単位を有するスチレンモノマー類をスチレンモノマー類
及びその誘導体と共重合させる。
【0025】上述の材料は、LEDのようなルミネッセ
ント装置の電子輸送材料として用いられる。このような
装置の一般的構造を図11に示す。この装置では、電子
輸送材料120及び発光層100が二つの電極130及
び140の間に挟まれている。電極130はITOでつ
くられた陽極であるのが典型的であり、電極140はカ
ルシゥム、Mg/Ag、又はアルミニウムのような材料
でつくられた陰極であるのが典型的である。この装置は
ガラス基体150の上に形成されるのが典型的である。
【0026】このような装置は、従来法により形成され
る。種々の層を形成する方法は、当業者に周知である。
発光ポリマーの一例は、カリフォルニア州サンタバーバ
ラのユニアックスコーポレーションから市販されている
ポリフェニレンビニレン(PPV)のようなポリマーで
ある。しかしながら、本発明の電子輸送材料と共に任意
の発光ポリマー及び正孔輸送ポリマーを用いることがで
きる。PPV層は従来法によりITO層の上に形成され
る。PPV層上に本発明の電子輸送材料は、電子輸送材
料をシクロヘキサン、クロロベンゼン、キシレン、又は
ジメチルアセトアミドのような慣用のスピニング溶媒と
組み合わせることにより形成される。溶媒中の材料の濃
度は、設計での選択に大きく左右され、且つ、所望の膜
厚による。本発明電子輸送材料膜は約100Å乃至約5
00Åであるのが典型的である。所望の膜厚の電子輸送
材料を得るには、電子輸送材料の単一層であるのが典型
的である。
【0027】
【実施例1】m−塩化アニソイル(24g:0.144
mol:アルドリッチケミカル社から入手)及びN,N
−ジメチルアセトアミド(以後DMAcと記す)(10
0mL:アルドリッチケミカル社から入手)を温度計、
滴下ろ斗、及び窒素吹き込み口付きの1リットル三ツ口
フラスコに加えた。この溶液をドライアイスを用いて−
10℃まで冷却した。m−アニシックヒドラジッド(2
4.6g:0.144mol:アルドリッチケミカル社
から入手)をDMAc(100mL)に溶解させた混合
物を35分かけてこのフラスコに滴状添加した。次いで
その滴下フラスコを乾燥DMAcで(1mL;5回)洗
浄した。得られた混合物を攪拌しながら少しずつ水(3
L)に加えた。生成した白色沈殿物をろ過し、水、次い
で石油エーテルで洗浄し、一夜放置乾燥させて灰白色の
固形物(38.92g)を得た。トルエンとDMAcと
の混合物(50:1)からの再結晶物は融点184℃乃
至190℃で、1,2−ビス(3’−メトキシベンゾイ
ル)ヒドラジッドであると同定された。
【0028】この1,2−ビス(3’−メトキシベンゾ
イル)ヒドラジッド(18.4g:61.3mmol)
を250mLのフラスコに入れ、乾燥を確実にするため
に減圧にしながら、温度75℃の油浴に4時間浸した。
次にこの化合物を約40℃まで冷却した。オキシ塩化燐
(60mL:アルドリッチケミカル社から入手)を徐々
にこの化合物に加え、その混合物を還流するまで加熱し
た。30分後この混合物は均一であることが観察され
た。薄層クロマトグラフィー(TLC)(石油エーテル
と酢酸エチル(EtOAc)との1:1混合物を使用)
によって30分後には反応の完結していることが示され
た。TLCはシリカゲルF−254(厚さ0.25m
m)を塗布した市販のキーゼルゲル(Kiesel g
el)板を用いて実施した。この混合物を氷水(1L)
に攪拌しながら少しずつ加えた。KOHペレットを添加
して、この水との混合物のpHを中和した。生成沈降物
をろ過、洗浄後白色の固形物(16.8g)を得た。エ
タノールからの再結晶により2,5−ビス(3’−メト
キシフェニル)−1,3,4−オキサジアゾールの針状
結晶が得られた。
【0029】2,5−ビス(3’−メトキシフェニル)
−1,3,4−オキサジアゾール(14g)を500m
Lの丸底フラスコにとり−78℃まで冷却した。このフ
ラスコに注射器を用いてジクロロメタン中BBr3 (1
M:150mL)を攪拌しながら添加した。混合物を数
分後に固化した後、室温まで加温した。TLCにより両
方のメチル保護グループが開裂していることが分かっ
た。この溶液を2Lビーカー中の水(1.4L)に攪拌
しながら2mLずつ添加した。得られた白色沈降物はろ
過、水洗後一晩乾燥した。白色の固形物(11.66
g)が得られた。活性炭を用いたエタノール再結晶によ
り2,5−ビス(3’−ヒドロキシフェニル)−1,
3,4−オキサジアゾールの針状結晶(7.72g)が
得られた。本合成法の態様を図4に示す。
【0030】
【実施例2】トリエチルアミン(60.9g;0.60
2mol)を、テトラヒドロフラン(THF)(300
mL;アルドリッチ社から入手)中のm−アニシックク
ロライド(100g;0.602mol)を加えた1L
丸底フラスコに、0℃で10分かけて添加した。3−ア
ミノベンゾトリフルオライド(90g;0.602mo
l)をTHF(100mL)に溶解させたものを、この
トリエチルアミン溶液に50分かけて滴状添加した。こ
うして得られた溶液を減圧下で約250mLまで濃縮し
た。水(150mL)をこの混合物に加え、残留THF
を減圧下に除去した。ジエチルエーテル(150mL;
3回)を用いてこの水から有機化合物を抽出した。抽出
物は一緒にして、水(350ml;2回)で洗浄し、無
水硫酸マグネシウム上で乾燥し、ろ過した後、減圧下で
濃縮した。シクロヘキサン(約1.5L)からの再結晶
によりN−(3’−メトキシベンゾイル)−3−トリフ
ルオロメチルアニリンの長い白色結晶(146.6g)
を得た。
【0031】塩化チオニル(320mL)にN−(3’
−メトキシベンゾイル)−3−トリフルオロメチルアニ
リン(70g;0.241mol)を1L丸底フラスコ
に加え、この混合物を還流するまで加熱した。3時間後
この塩化チオニルを減圧下で除去して、明褐色の液体を
得た。減圧下において温度140−145℃で蒸留しN
−(3−トリフルオロメチル)−3−メトキシベンズイ
ミジルクロライド(40.8g)を含む透明黄色の液体
を得た。
【0032】N−(3−トリフルオロメチル)−3−メ
トキシベンズイミジルクロライド(33.05g;0.
107mol)、トルエン(50mL)、m−アニシッ
クヒドラジッド(17.76g;0.107mol)、
及びドライDMAc(64mL)を温度計、ディーン−
スタークトラップ(Dean−Stark tra
p)、及び窒素導入口付きの500mL三ツ口丸底フラ
スコに加えた。この混合物を30分間加温し135℃と
した。2時間後に、この混合物を冷却し減圧下で濃縮し
た。得られた暗黄色の固体を攪拌下で、水(800m
L)に加えた。次いでこの混合物をろ過乾燥した。白色
の粉末(3,5−ビス(3’−メトキシフェニル)−4
−(3’−トリフルオロメチルフェニル)−1,2,4
−トリアゾール)が得られた。
【0033】BBr3(CH2Cl2中の1M溶液165
mL)を5−ビス(3’−メトキシフェニル)−4−
(3’−トリフルオロメチルフェニル)−1,2,4−
トリアゾール(23g;54.5mmol)を加えた5
00mLフラスコに−78℃で注射器を用いて添加し
た。透明な暗褐色溶液が生成した。ドライアイスアセト
ン浴を取り外し、混合物を23℃に加温した。1時間後
に、この溶液を徐々に水(1L)に加えた。この混合物
にKOHペレットを徐々に加えてpHが約10になるよ
うに調整した。次いでこの混合物に、そのpHが約5に
なるまで氷酢酸を添加した。得られた白色沈殿物をろ過
し、まず水で次に石油エーテルで洗浄し、乾燥させ、灰
白色の生成物(23.68g)を得た。イソプロパノー
ル:DMAc(約900mL:30mL)から再結晶さ
せ、3,5−ビス(3’−ヒドロキシフェニル)−4−
(3’−トリフルオロメチルフェニル)−1,2,4−
トリアゾール(14.49g)を得た。この合成法を図
5に示す。
【0034】
【実施例3】本発明におけるポリマーのポリ(ホルマー
ル)合成経路を、この実施例により説明する。3,5−
ビス(3’−ヒドロキシフェニル)−4−(3’−トリ
フルオロメチルフェニル)−1,2,4−トリアゾール
(1g:2.52mmol)を含む15mL丸底フラス
コに、N−メチル(ピロリドン)(2mL)及びCH2
Cl2 (1.33mL)を添加した。この溶液を5分間
攪拌した。この混合物にKOHペレット(0.5g:
8.9mmol)及び3,5−ジ−tert−ブチルフ
ェノール(0.012g:0.025mmol)を添加
し、この混合物を70℃に加熱した。4.5時間後に、
この溶液をDMAc(約4mL)で希釈しワーリングブ
レンダー(Waring blender)中で急速に
攪拌しながら、イソプロパノール:水:AcOH(80
mL:80mL:40mL)の200mL混合物に滴下
しながら添加した。白色繊維状ポリマーをろ過して回収
しイソプロパノール、水及びイソプロパノールで交互に
洗浄し、次いで乾燥させた。この合成法を図6に示す。
【0035】
【実施例4】本発明におけるポリマーのポリ(アリール
エーテル)合成経路を、この実施例により説明する。デ
ィーンスタークトラップ、冷水コンデンサー、温度計及
び窒素吹き込み口を備えた15mL三ツ口丸底フラスコ
に、2,5−ビス(3’−ヒドロキシフェニル)−1,
3,4−オキサジアゾール(0.8g:3.147mm
ol);4,4’−ジフルオロジフェニルスルフォン
(0.8g:3.147mmol);無水炭酸カリウム
(0.522g;3.78mmol);トルエン(6m
L);及びDMSO(8mL)を加えた。この混合物を
還流するまで加熱し下記の反応温度となよう段階的にト
ルエンを除いた:137℃(0.5h)及び142−1
45℃(4h)。この混合物をDMAc(6mL)で希
釈し、ろ過し、ワーリングブレンダーを用いて急速に攪
拌しながら、イソプロパノール/水/AcOH(150
mL:150mL:75mL)の混合物に滴下しながら
添加した。沈殿物をろ過し、順次イソプロパノール/水
及びイソプロパノールで洗浄し、乾燥し、白色繊維状の
沈殿物(1.34g)を得た。この合成法を図7に示
す。
【0036】
【実施例5】20mLのドライDMAc中の塩化ベンゾ
イル(21.65g;0.154mol)をm−アニシ
ックヒドラジッド(25.6g;0.154mol)及
びドライDMAc(180mL)を、0℃で1L丸底フ
ラスコに加えた。この透明褐色溶液を1時間攪拌した。
氷水浴を取り除き、この混合物を23℃まで暖め、さら
に2時間攪拌した。実施例1で述べたTLCにより反応
の完結を確認した。この混合物を、徐々に水(2.5
L)へ攪拌しながら添加した。この液体をろ過し、乾燥
し、灰白色の固体(38.63g)を得た。トルエン/
DMAcからの再結晶で白色粉末(33.3g)を得
た。
【0037】白色粉末、1−ベンゾイル−2−(3’−
メトキシベンゾイル)ヒドラジッド(33g)を加えた
500mLフラスコにオキシ塩化燐(150mL)を添
加した。攪拌しながらこの混合物をその還流温度まで加
熱した。この混合物は約15分内に均一になったが、反
応は約45分間続けた。この溶液を約50℃まで冷却
し、攪拌した氷水(1.5L)に徐々に2mLづつ添加
した。pHを中性にすべく、この溶液を冷却しながら、
この混合物に水酸化カリウム(KOH)ペレット添加し
た。この溶液をワーリングブレンダー内で急速に攪拌し
て、生成した沈殿物を微細な粉末状に粉砕した。ろ過、
乾燥により黄褐色の固体(26.05g)が得られた。
トルエン中で還流して白色固形物(22.4g)を得
た。
【0038】2−(3’−メトキシフェニル)−5−フ
ェニル−1,3,4−オキサジアゾール(14.5g)
を加えた500mL丸底フラスコに、温度−78℃で、
注射器を用いて三臭化ホウ素(ジクロロエタン溶液中で
1M;86.2mL)を加えた。この混合物は10分後
に、灰白色の固体に固化した。フラスコを浴から取り出
し、約30分かけてこの溶液を室温まで暖め、透明な褐
色液体とした。実施例1で述べたTLC法によって、反
応は1.5時間後に完結していたことが分かった。この
反応混合物を水(1.5L)に、攪拌しながら2mLづ
つ添加した。得られた白色固形物をろ過し、ろ液のpH
が約7になるまで水で洗浄した。この固形物を約1時間
吸引しながら乾燥し、次いで水(約400mL)に加え
た。生成物をワーニングブレンダーにかけて粉末状に砕
いた。ろ過、乾燥して灰白色の固体(13.12g)を
得た。活性炭の存在下、メタノール(MeOH)水溶液
(水1部にMeOH3部;2回)から再結晶して2−
(3’−ヒドロキシフェニル)−5−フェニル−1,
3,4−オキサジアゾール(11.73g)の白色針状
結晶を得た。この合成法を図8に示す。
【0039】
【実施例6】2,5−ジフェニル−1,3−オキサゾー
ル(10g;アルドリッチ社から入手)を、40mLの
発煙硝酸を加えた250mL丸底フラスコに徐々に、0
℃で10分かけて添加した。得られた混合物を2mLづ
つ水(1L)に加えた。この混合物をろ過し、明黄色の
固体(12g)を得た。氷酢酸からの再結晶で5−
(4’−ニトロフェニル)−2−フェニル−1,3−オ
キサゾール(10.35g)の明黄色針状結晶が得られ
た。
【0040】濃塩酸(HCl)(18mL)を、塩化第
二スズ(11.7g)を加えた250mLフラスコに加
え、透明な溶液をつくった。直ちに5−(4’−ニトロ
フェニル)−2−フェニル−1,3−オキサゾール(5
g)を加え、滴下ろ斗は氷酢酸(40mL)で洗浄し
た。得られた混合物を75℃に加熱し約2時間攪拌し
た。溶液の色は薄い褐色から淡黄色に変化した。TLC
によって反応の完結を確認した。得られた混合物を、激
しく攪拌しながら水酸化カリウム水溶液(600mL;
40%)に徐々に添加した。沈殿物をろ過し、ろ液が中
性になるまで水で洗浄し、乾燥し、暗黄色の固体(1
5.51g)を得た。活性炭上のMeOH(100m
L、2回)から再結晶して5−(4’−アミノフェニ
ル)−2−フェニル−1,3−オキサゾール(3.5
g)の長い淡黄色針状結晶が得られた。この合成法を図
9に示す。
【0041】
【実施例7】5−(3’−ヒドロキシフェニル)−2−
フェニル−1,3,4−オキサジアゾール(3.106
g;13mmol)(実施例5と同じ方法で調製)、ト
リエチルアミン(1.455g;14.4mmol)、
トリクロロメタン(CHCl3)(25mL)及びジメ
チルアセトアミド(10mL)を電磁攪拌棒、滴下ろ斗
及び乾燥管を備えた100mL丸底フラスコに加えた。
塩化メチルアクリロイル(1.49g;14.3mmo
l)のCHCl3(10mL)中の溶液を0℃で約15
分かけて添加した。この反応混合物を温度が室温に上昇
するまで放置し、数時間攪拌し、次いで減圧蒸発により
濃縮した。この混合物を水/エーテル混合物(100m
L/50mL)に注ぎ、分離させ、エーテル相をHCl
(1N)、次にNaOH(1N)、さらにブラインで洗
浄した。このエーテル相をMgSO4 で乾燥し、ろ過
し、濃縮し、シクロヘキサンから再結晶することにより
5−(3’−メタクリロイルオキシフェニル)−2−フ
ェニル−1,3,4−オキサジアゾールの白色固体
(3.32g)を得た。この合成法を図10に示す。
【0042】
【実施例8】以下は、本発明のメタアクリルポリマーの
合成の例示である。5−(3’−メタクリロイルオキシ
フェニル)−2−フェニル−1,3,4−オキサジアゾ
ール(1g;3.29mmol)(実施例7と同じ方法
で製造)を塩基性アルミナのプラグを通過させたTHF
(9mL;無水)に溶解した。アゾビスイソブチロニト
リル(アルファケミカル社から入手したAIBN)
(8.5mg;52mmol)をこの溶液に添加し、こ
の混合物をアルゴン気流を通じて脱気した。53℃で2
1.5時間アルゴン雰囲気下に重合を行った。この反応
混合物を20mLに希釈し、200mLのMeOH中で
沈殿させ、ろ過し、回収した。この粗ポリマーをTHF
に再溶解し、セリットでろ過し、MeOH中で沈殿させ
た。ポリ(5−(3’−メタクリロイルオキシフェニ
ル)−2−フェニル−1,3,4−オキサジアゾール
(0.726g)の白色固体が得られた。図10にこの
合成を示す。
【0043】
【実施例9】5−(4’−アミノフェニル)−2−フェ
ニル−1,3−オキサゾール(2.373g;10mm
ol)(実施例6と同じ方法で製造)、トリエチルアミ
ン(1.106g;10.9mmol)、CHCl
3(6mL)及びジメチルアセトアミド(19mL)を
電磁攪拌棒、添加ろ斗及び乾燥管を備えた100mL丸
底フラスコに加えた。塩化メチルアクリロイル(1.4
9g;14.3mmol)のCHCl3(10mL)溶
液を0℃で約15分かけて添加した。この反応生成物を
室温まで暖め、次いで数時間攪拌し、ロータリーエバポ
レーションで濃縮した。この混合物を水の入ったフラス
コに注ぎ、この溶液をろ過し、真空下で乾燥した。この
固体をEtOAcに溶解し、EtOAcを用いてシリカ
ゲルのパッドを通過させた。この固体をトルエンから再
結晶して5−(4’−メタクリルアミドフェニル)−2
−フェニル−1,3−オキサゾール(2.58g)を得
た。図10にこの合成を示す。
【0044】
【実施例10】以下は、本発明のメタアクリルミドポリ
マーの合成の例示である。5−(4’−メタクリルアミ
ドフェニル)−2−フェニル−1,3−オキサゾール
(0.506g;1.66mmol)をTHF(2.5
mL;無水;アルドリッチ社から入手)に溶解し、塩基
性アルミナプラグを通過させた。AIBN(3.5m
g;21mmol)をこの溶液に加え、この混合物をア
ルゴン気流を用いて脱気した。55℃で57時間アルゴ
ン雰囲気下で重合反応を行わせた。この反応混合物を5
0mLのMeOH中で沈殿させた。この粗ポリマーをT
HFに再溶解し0.45ミクロンの注射器中のフィルタ
ーを通過さ、MeOH中で沈殿させた。ポリ(5−
(4’−メタクリルアミドフェニル)−2−フェニル−
1,3−オキサゾール)の白色固体が得られた。図10
にこの合成を示す。
【0045】
【実施例11】LEDsを、カリフォルニア州のバルゼ
ールオブフレモントから得たITOでコーティングした
ガラス基体の上につくった。ITO層上にPPVの11
00Å厚の層をつくった。PPVはスルフォニゥム前駆
体ポリマーを15%水素雰囲気下200℃で加熱転換し
てつくった。この合成は、Papadimitrako
poulos et al.,「The Role o
f CarbonylGroups in Photo
luminescence of Poly(P−Ph
enylenevinylene)」 Chem.Ma
t.,6(9),pp.1563−1568(199
4)に記載されており、引用により本明細書中に援用す
る。この合成は慣用のものであり、当業者に周知であ
る。PPVは二つの連続する550Å層として形成し
た。種々の材料を用いてこのPPV層上に電子輸送材料
を成形した。これらの材料は次のものである。
【0046】
【表1】 材料番号 内 容 1 実施例8のポリマー 2 実施例10のポリアリールアクリレート 3 実施例4に一般的に記載したように調製した Rがオクタフルオロビフェニルである トリフェニルトリアゾール含有ポリマー 4 実施例4に一般的に記載したように調製した Rがベンジルである トリフェニルトリアゾール含有ポリマー
【0047】これらの材料をPPV上に適用するため
に、各材料をクロロベンゼン、ジメチルアセトアミド、
又はシクロヘキサンのようなスピニング溶媒に溶解し
た。材料はスピニング溶媒中2%であった。これらの材
料を2000rpmで2分間基体上にスピンコーティン
グして、これらの材料層を形成した。これらの電子輸送
層は約500Å乃至約600Åの厚さであった。またP
BD/PMMAの膜をITO上にスピニングして装置を
調製した。この膜の厚さは約250Åであった。次にこ
れらの電子輸送層の上にアルミニウム電極を形成した。
【0048】この LEDsは面積1mm2 であり、
5A/cm2 までの直流で作動し約10乃至約60V
のバイアスを要した。これらの装置の内部量子効率は補
正した珪素光ダイオードを用いて計算した。表2はこれ
らの種々の装置の性能を比較したものである。表2か
ら、ポリマー電子輸送層を有する装置は、電子輸送層が
ポリマー材料でない装置より作動電圧が低く安定性が大
きいことが分かる。
【0049】
【表2】 材料 Tg(℃)1 Imax 作動電圧 安定性 (A/cm2 ) (V) C/cm2 PBD/ 59℃ PMMA で結晶化 0.1±0.01 18−23 〜1 1 153 0.2±0.03 28−31 〜1 2 176 0.2±0.03 22−30 〜1 3 186 3.0±0.05 6−10 >>20 4 168 0.5±0.05 17−19 >101 DSC;加熱速度=10℃/分
【0050】
【発明の効果】表2は、本発明の電子輸送ポリマーを用
いてつくったLEDsの性質を、ポリメチルメタクリレ
ート(PMMA)に分散したPBDの電子輸送層を有す
るLEDと比較したものである。本発明の電子輸送ポリ
マーを用いてつくったLEDsは1−4で示しており、
1−4は表1の番号に対応する。LEDs1−4はすべ
て破損前に、PBD/PMMA電子輸送材料を用いた装
置よりも大きな電流(Imax)を流すことができた。
装置3及び4では各々、PBD/PMMA装備の装置の
Imaxよりも著しく大きなImaxであった。また装
置3及び4の安定性は、PBD/PMMA装備の装置の
安定性よりも驚くべき優れたものであった。安定性は、
LEDに0から250μmの繰り返しパルスを与えて測
定した。また装置3及び4は破損前に、PBD/PMM
A装備の装置よりも著しく大きな総合電流(integ
rated current)(C/cm2 )であっ
た。従って、装置3及び4は、PBD装備の装置よりも
寿命が長いことが期待される。ポリマー(1−4)は2
ケ月保存後も性能に変化が無かったが、PBD/PMM
A膜は曇っており製作からの日数により安定性に劣っ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】発光装置の側面図である。
【図2】PBDの分子構造を示す。
【図3】TAZの分子構造を示す。
【図4】本発明のポリマーの前駆体である一つの電子欠
乏単位化合物の合成を示す。
【図5】本発明のポリマーの前駆体である一つの電子欠
乏単位化合物の合成を示す。
【図6】本発明の一つのポリマーの合成を示す。
【図7】本発明の一つのポリマーの合成を示す。
【図8】本発明のポリマーの前駆体である一つの電子欠
乏単位化合物の合成を示す。
【図9】本発明のポリマーの前駆体である一つの電子欠
乏単位化合物の合成を示す。
【図10】本発明の一つのポリマーの合成を示す。
【図11】本発明の一つのLEDを示す。
【符号の説明】
10 発光ポリマー 20 陽極 30 陰極 40 基体 50 電子輸送層 60 正孔輸送層 100 発光層 120 電子輸送材料 130 電極 140 電極 150 基体
フロントページの続き (72)発明者 マルコ ストラケル アメリカ合衆国 19805 デラウェアー ウィルミントン,スクイレル ラン コン ドミニウムズ ナンバー104,ノース フ ォード アヴェニュー 600

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体の上に第一の電極を形成し、該第一
    電極の上に発光ポリマー層を形成し、一般式Ar−R−
    Ar(ここでRは、 【化1】 より成る群から選択されたものであり、R’は、H、ア
    ルキル、アリール、トリフルオロメチル、シアノ、及び
    ハロより成る群から選択されたものであり、且つ、Ar
    はこの電子放射ポリマー上の置換フェニル、未置換フェ
    ニル、置換ピリジル、未置換ピリジル、置換ナフチル、
    未置換ナフチルより成る群から選択されたものである)
    の構造を有する電子欠乏単位を含むポリマーよりなる電
    子輸送材料の膜を形成し、且つ、該電子輸送材料の上に
    第二の電極を形成することを含む発光装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の方法において、該電子輸送材
    料が少なくとも約5000の分子量を有するものである
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項2の方法において、該電子輸送材
    料が少なくとも約100℃のガラス転移点を有するもの
    である方法。
  4. 【請求項4】 請求項3の方法において、該電子輸送材
    料が該装置にスピニングにより適用される適用される方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項4の方法において、該電子輸送材
    料がスピニング溶媒と結合されている方法。
  6. 【請求項6】 請求項1の方法において、該電子欠乏単
    位がカロメル電極に対して約−1V乃至約−2.4Vの
    還元電位を有するものである方法。
  7. 【請求項7】 請求項6の方法において、該電子欠乏単
    位が一般式HO−Ar−R−Ar−OHの構造を有する
    モノマーを他のモノマーと共重合させることにより該ポ
    リマーに組み入れられる方法。
  8. 【請求項8】 請求項6の方法において、該電子欠乏単
    位が該ポリマーに結合し、且つ該ポリマーがアクリレー
    ト類、メタクリレート類、及びこれらの誘導体、アクリ
    ルアミド類、メタクリルアミド類、及びこれらの誘導
    体、並びにスチレン類、メチルスチレン類及びこれらの
    誘導体より成る群から選択された少なくとも一つのモノ
    マーの重合物である方法。
  9. 【請求項9】 請求項8の方法において、該モノマーが
    電子輸送ポリマーを形成する他のモノマーと共重合され
    たものであり、且つ、該他のモノマーがアクリレート類
    及びその誘導体、メタクリレート類及びその誘導体、ア
    クリルアミド類及びその誘導体、メタクリルアミド類及
    びその誘導体、スチレン類及びその誘導体、並びにメチ
    ルスチレン類及びその誘導体より成る群から選択された
    モノマーである方法。
  10. 【請求項10】 基体の上に形成された第一の電極、該
    第一電極の上に形成された発光ポリマー層、及び一般式
    Ar−R−Ar(ここでRは、 【化2】 より成る群から選択されたものであり、R’はH、アル
    キル、アリール、トリフルオロメチル、シアノ、及びハ
    ロより成る群から選択されたものであり、且つ、Arは
    この電子放射ポリマー上の置換フェニル、未置換フェニ
    ル、置換ピリジル、未置換ピリジル、置換ナフチル、未
    置換ナフチルより成る群から選択されたものである)の
    構造を有する電子欠乏単位を含むポリマーを有する電子
    輸送材料、且つ、該電子輸送材料の上に形成された第二
    の電極を含む発光装置。
  11. 【請求項11】 請求項10の装置において、該電子輸
    送材料が少なくとも約5000の分子量を有するもので
    ある装置。
  12. 【請求項12】 請求項11の装置において、該電子輸
    送材料が少なくとも約100℃のガラス転移点を有する
    ものである装置。
  13. 【請求項13】 請求項10の装置において、該電子欠
    乏単位がカロメル電極に対して約−1V乃至約−2.4
    Vの還元電位を有するものである方法。
  14. 【請求項14】 請求項13の装置において、該電子欠
    乏単位が一般式HO−Ar−R−Ar−OHの構造を有
    するモノマーを他のモノマーと共重合させることにより
    該ポリマーに組み入れられている装置。
  15. 【請求項15】 請求項13の装置において、該電子欠
    乏単位が該ポリマーに結合し、且つ該ポリマーがメタク
    リレート類及びその誘導体、アクリルアミド類及びその
    誘導体、メタクリルアミド類及びその誘導体、スチレン
    類及びその誘導体、並びにメチルスチレン類及びその誘
    導体から選択された少なくとも一つのモノマーの重合物
    で少なくとも一つの電子欠乏単位が結合しているもので
    ある装置。
  16. 【請求項16】 請求項15の装置において、該モノマ
    ーが電子輸送ポリマーを形成する他のモノマーと共重合
    されたものであり、且つ、該他のモノマーがアクリレー
    ト類及びその誘導体、メタクリレート類及びその誘導
    体、アクリルアミド類及びその誘導体、メタクリルアミ
    ド類及びその誘導体、スチレン類及びその誘導体、並び
    にメチルスチレン類及びその誘導体より成る群から選択
    されたモノマーである装置。
  17. 【請求項17】 一般式Ar−R−Ar(ここでArは
    置換フェニル、未置換フェニル、置換ピリジル、未置換
    ピリジル、置換ナフチル、未置換ナフチルより成る群か
    ら選択されたものである)の構造を有する電子欠乏単位
    を含むポリマーを有する電子輸送材料で、且つ、該電子
    欠乏単位がカロメル電極に対して約−1V乃至約−2.
    4Vの還元電位を有する電子輸送材料。
  18. 【請求項18】 請求項17の電子輸送材料で、Rが 【化3】 より成る群から選択されたものであり、R’がH、アル
    キル、アリール、トリフルオロメチル、シアノ、及びハ
    ロより成る群から選択されたものである電子輸送材料。
  19. 【請求項19】 請求項18の材料において、分子量が
    少なくとも約5000である材料。
  20. 【請求項20】 請求項19の材料において、ガラス転
    移温度が少なくとも約100℃である材料。
  21. 【請求項21】 請求項18の材料において、該電子欠
    乏単位が一般式HO−Ar−R−Ar−OHのモノマー
    を他のモノマーと共重合させることにより該ポリマーに
    組み入れられている材料。
  22. 【請求項22】 請求項18の材料において、該電子欠
    乏単位が該ポリマーに結合し、且つ該ポリマーがアクリ
    レート類及びその誘導体、メタクリレート類及びその誘
    導体、アクリルアミド類及びその誘導体、メタクリルア
    ミド類及びその誘導体、スチレン類及びその誘導体、並
    びにメチルスチレン類及びその誘導体より成る群から選
    択された少なくとも一つのモノマーの重合物で少なくと
    も一つの電子欠乏単位が結合しているものである材料。
  23. 【請求項23】 請求項22の方法において、該モノマ
    ーが重合して電子輸送ポリマーを形成する方法。
  24. 【請求項24】 請求項22の方法において、該モノマ
    ーが他のモノマーと共重合して電子輸送ポリマーを形成
    し、且つ、該他のモノマーがアクリレート類及びその誘
    導体、メタクリレート類及びその誘導体、アクリルアミ
    ド類及びその誘導体、メタクリルアミド類及びその誘導
    体、スチレン類及びその誘導体、並びにメチルスチレン
    及びその誘導体より成る群から選択されたモノマーであ
    る方法。
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