JPH08260251A - ケイ酸カルシウム廃材の再利用法 - Google Patents
ケイ酸カルシウム廃材の再利用法Info
- Publication number
- JPH08260251A JPH08260251A JP7065556A JP6555695A JPH08260251A JP H08260251 A JPH08260251 A JP H08260251A JP 7065556 A JP7065556 A JP 7065556A JP 6555695 A JP6555695 A JP 6555695A JP H08260251 A JPH08260251 A JP H08260251A
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- JP
- Japan
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- calcium silicate
- waste material
- silicate waste
- melting furnace
- heat insulating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ケイ酸カルシウム廃材を工業的な利用価値の
ある保温材や吸音材として再利用することができるケイ
酸カルシウム廃材の再利用法を提供する。 【構成】 ケイ酸カルシウム廃材を破砕し、好ましくは
5〜30mmの粒径に造粒したうえ、サブマージアーク炉等
の溶融炉6にて溶融する。溶融物は繊維化装置により繊
維化され、保温材や吸音材となる。
ある保温材や吸音材として再利用することができるケイ
酸カルシウム廃材の再利用法を提供する。 【構成】 ケイ酸カルシウム廃材を破砕し、好ましくは
5〜30mmの粒径に造粒したうえ、サブマージアーク炉等
の溶融炉6にて溶融する。溶融物は繊維化装置により繊
維化され、保温材や吸音材となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火力発電所等から発生
するケイ酸カルシウム廃材の再利用法に関するものであ
る。
するケイ酸カルシウム廃材の再利用法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】火力発電所、化学プラント、製油所等に
おいては大量のケイ酸カルシウム保温材が使用されてお
り、点検や補修工事の際には撤去されたケイ酸カルシウ
ム廃材が大量に発生する。従来、このようなケイ酸カル
シウム廃材はビニール袋に入れたうえ、産業廃棄物とし
て埋め立て処分されている。
おいては大量のケイ酸カルシウム保温材が使用されてお
り、点検や補修工事の際には撤去されたケイ酸カルシウ
ム廃材が大量に発生する。従来、このようなケイ酸カル
シウム廃材はビニール袋に入れたうえ、産業廃棄物とし
て埋め立て処分されている。
【0003】ところが、ケイ酸カルシウム廃材はかさ容
積が大きく軽比重であるため、埋め立て処分場までの運
搬と処分には多大な費用が必要とされている。また埋め
立て処分には広い場所を必要とするが、最終処分場は近
年用地確保が困難となっており、大きな社会問題となっ
ている。
積が大きく軽比重であるため、埋め立て処分場までの運
搬と処分には多大な費用が必要とされている。また埋め
立て処分には広い場所を必要とするが、最終処分場は近
年用地確保が困難となっており、大きな社会問題となっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、ケイ酸カルシウム廃材を埋め立て処
分することなく価値ある工業資源として再利用すること
ができるケイ酸カルシウム廃材の再利用法に関するもの
である。
の問題点を解決し、ケイ酸カルシウム廃材を埋め立て処
分することなく価値ある工業資源として再利用すること
ができるケイ酸カルシウム廃材の再利用法に関するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明のケイ酸カルシウム廃材の再利用法
は、ケイ酸カルシウム廃材を破砕し、溶融炉にて溶融し
た後、繊維化することを特徴とするものである。なお、
破砕されたケイ酸カルシウム廃材を5〜30mmの粒径に造
粒して溶融炉に投入することが好ましい。
めになされた本発明のケイ酸カルシウム廃材の再利用法
は、ケイ酸カルシウム廃材を破砕し、溶融炉にて溶融し
た後、繊維化することを特徴とするものである。なお、
破砕されたケイ酸カルシウム廃材を5〜30mmの粒径に造
粒して溶融炉に投入することが好ましい。
【0006】
【作用】本発明によれば、ケイ酸カルシウム廃材を溶融
し、再び繊維化して保温材や吸音材として再利用するこ
とができるので、廃棄されたケイ酸カルシウム廃材を埋
め立て処分することなく工業資源として活用することが
できる。このため、埋め立て処分場までの運搬と処分に
要する費用を必要とせず、また埋め立て処分場の不足の
問題を解決することができる。なお、破砕されたケイ酸
カルシウム廃材を5〜30mmの粒径に造粒して溶融炉に投
入するようにすれば、粉塵が飛散しにくい等の利点があ
る。
し、再び繊維化して保温材や吸音材として再利用するこ
とができるので、廃棄されたケイ酸カルシウム廃材を埋
め立て処分することなく工業資源として活用することが
できる。このため、埋め立て処分場までの運搬と処分に
要する費用を必要とせず、また埋め立て処分場の不足の
問題を解決することができる。なお、破砕されたケイ酸
カルシウム廃材を5〜30mmの粒径に造粒して溶融炉に投
入するようにすれば、粉塵が飛散しにくい等の利点があ
る。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例とともに更に詳
細に説明する。図1に示すように、ケイ酸カルシウム廃
材はまず破砕機1により破砕され、更に造粒機2に送ら
れる。実施例の造粒機2はブリケッティングマシンと呼
ばれるもので、テーパ状のスクリュー羽根3によってケ
イ酸カルシウム廃材を圧縮しつつ下方へ送り、一対の高
圧ロール4、4の間で加圧して造粒する装置である。造
粒されたケイ酸カルシウムの粒径は5〜30mm程度とする
ことが好ましい。
細に説明する。図1に示すように、ケイ酸カルシウム廃
材はまず破砕機1により破砕され、更に造粒機2に送ら
れる。実施例の造粒機2はブリケッティングマシンと呼
ばれるもので、テーパ状のスクリュー羽根3によってケ
イ酸カルシウム廃材を圧縮しつつ下方へ送り、一対の高
圧ロール4、4の間で加圧して造粒する装置である。造
粒されたケイ酸カルシウムの粒径は5〜30mm程度とする
ことが好ましい。
【0008】次に、造粒されたケイ酸カルシウムは分配
器5を介して溶融炉6へ投入される。実施例の溶融炉6
は、電極7、7を液面下に挿入したサブマージアーク炉
と呼ばれる形式の電気溶融炉であり、電極7、7間に通
電してそのジュール熱によりケイ酸カルシウムを1400〜
1700℃の高温で溶融する。このとき、造粒されたケイ酸
カルシウムを液面上に均一に分散させて熱の放散を防ぐ
ことが好ましく、前記したように粒径を5〜30mmとして
おけばその取扱いが容易となる。なお、溶融炉の種類は
サブマージアーク炉に限定されるものではなく、例えば
キュポラ等の他の種類の炉を使用することもできる。
器5を介して溶融炉6へ投入される。実施例の溶融炉6
は、電極7、7を液面下に挿入したサブマージアーク炉
と呼ばれる形式の電気溶融炉であり、電極7、7間に通
電してそのジュール熱によりケイ酸カルシウムを1400〜
1700℃の高温で溶融する。このとき、造粒されたケイ酸
カルシウムを液面上に均一に分散させて熱の放散を防ぐ
ことが好ましく、前記したように粒径を5〜30mmとして
おけばその取扱いが容易となる。なお、溶融炉の種類は
サブマージアーク炉に限定されるものではなく、例えば
キュポラ等の他の種類の炉を使用することもできる。
【0009】溶融されたケイ酸カルシウムは、図2に示
すように溶融炉6の出湯口8から細流として炉外に導か
れ、繊維化装置9により繊維化される。実施例の繊維化
装置9は7000〜8500rpm の高速で回転する円盤状又は円
筒状の回転体10、10上に溶融物を流下させ、遠心力で繊
維化する遠心法を利用した装置である。このほか、繊維
化装置9としては特殊な形状のノズルから噴出させた圧
縮空気により溶融物を吹き飛ばし、繊維化するブローイ
ング法を利用した装置を用いることもできる。なお、こ
れらの繊維化装置9自体は、従来からロックウールやセ
ラミックウールの製造に使用されているものをそのまま
使用することができる。
すように溶融炉6の出湯口8から細流として炉外に導か
れ、繊維化装置9により繊維化される。実施例の繊維化
装置9は7000〜8500rpm の高速で回転する円盤状又は円
筒状の回転体10、10上に溶融物を流下させ、遠心力で繊
維化する遠心法を利用した装置である。このほか、繊維
化装置9としては特殊な形状のノズルから噴出させた圧
縮空気により溶融物を吹き飛ばし、繊維化するブローイ
ング法を利用した装置を用いることもできる。なお、こ
れらの繊維化装置9自体は、従来からロックウールやセ
ラミックウールの製造に使用されているものをそのまま
使用することができる。
【0010】11は繊維化装置9の出口側に配置された集
綿装置であり、製造されたケイ酸カルシウム繊維のみを
排風器12で吸引して回収する。回収された繊維は公知の
ボード化装置などの成形装置 (図示せず) により成形さ
れて焼き固められ、再び保温材としたり吸音材として再
利用される。
綿装置であり、製造されたケイ酸カルシウム繊維のみを
排風器12で吸引して回収する。回収された繊維は公知の
ボード化装置などの成形装置 (図示せず) により成形さ
れて焼き固められ、再び保温材としたり吸音材として再
利用される。
【0011】得られた繊維は例えば繊維径が1〜10μm
(平均4μm )、直径が500 μm 以上のショット(粒)
の含有率は2%であり、その70℃における熱伝導率は0.
034kcal/mh℃、密度は90kg/m3 であった。これらの値
は、工業的に広く利用されているロックウールの規格値
であるショット含有率が4%以下、熱伝導率が0.039kca
l/mh℃以下、密度が150 kg/m3 以下を満足しており、工
業的な利用価値のあることが明らかである。
(平均4μm )、直径が500 μm 以上のショット(粒)
の含有率は2%であり、その70℃における熱伝導率は0.
034kcal/mh℃、密度は90kg/m3 であった。これらの値
は、工業的に広く利用されているロックウールの規格値
であるショット含有率が4%以下、熱伝導率が0.039kca
l/mh℃以下、密度が150 kg/m3 以下を満足しており、工
業的な利用価値のあることが明らかである。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のケイ酸カルシウム廃材の再利用法によれば、ケイ酸カ
ルシウム廃材をそのまま埋め立て処分していた従来法と
は異なり、埋め立て処分コストを削減できるとともに、
埋め立て処分場を確保する必要がない。しかもケイ酸カ
ルシウム廃材を工業的な利用価値の大きい保温材や吸音
材として再利用することができ、経済的なメリットは非
常に大きいものである。
のケイ酸カルシウム廃材の再利用法によれば、ケイ酸カ
ルシウム廃材をそのまま埋め立て処分していた従来法と
は異なり、埋め立て処分コストを削減できるとともに、
埋め立て処分場を確保する必要がない。しかもケイ酸カ
ルシウム廃材を工業的な利用価値の大きい保温材や吸音
材として再利用することができ、経済的なメリットは非
常に大きいものである。
【図1】本発明の実施例を示す前半の工程図である。
【図2】本発明の実施例を示す後半の工程図である。
1 破砕機、2 造粒機、3 テーパ状のスクリュー羽
根、4 高圧ロール、5 分配器、6 溶融炉、7 電
極、8 出湯口、9 繊維化装置、10 回転体、11 集
綿装置、12 排風器
根、4 高圧ロール、5 分配器、6 溶融炉、7 電
極、8 出湯口、9 繊維化装置、10 回転体、11 集
綿装置、12 排風器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 恭史 東京都調布市西つつじヶ丘2丁目4番1号 東京電力株式会社技術研究所内 (72)発明者 柳瀬 哲也 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 (72)発明者 冨山 裕 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 ケイ酸カルシウム廃材を破砕し、溶融炉
にて溶融した後、繊維化することを特徴とするケイ酸カ
ルシウム廃材の再利用法。 - 【請求項2】 破砕されたケイ酸カルシウム廃材を5〜
30mmの粒径に造粒して溶融炉に投入する請求項1に記載
のケイ酸カルシウム廃材の再利用法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7065556A JPH08260251A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | ケイ酸カルシウム廃材の再利用法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7065556A JPH08260251A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | ケイ酸カルシウム廃材の再利用法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08260251A true JPH08260251A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13290401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7065556A Pending JPH08260251A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | ケイ酸カルシウム廃材の再利用法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08260251A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102434779B1 (ko) * | 2021-11-15 | 2022-08-23 | (주)동인엔지니어링 | 원자력 발전소에서의 경질의 단열재의 폐기방법 |
-
1995
- 1995-03-24 JP JP7065556A patent/JPH08260251A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102434779B1 (ko) * | 2021-11-15 | 2022-08-23 | (주)동인엔지니어링 | 원자력 발전소에서의 경질의 단열재의 폐기방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030530 |