JPH08260524A - 油圧ショベルの油圧回路 - Google Patents

油圧ショベルの油圧回路

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JPH08260524A
JPH08260524A JP8862695A JP8862695A JPH08260524A JP H08260524 A JPH08260524 A JP H08260524A JP 8862695 A JP8862695 A JP 8862695A JP 8862695 A JP8862695 A JP 8862695A JP H08260524 A JPH08260524 A JP H08260524A
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turning
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Kenzo Kimoto
健蔵 木元
Isao Nagaoka
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧ショベルの旋回と作業機の同時操作時に
旋回を優先させて駆動すると共に、旋回と作業機の同時
操作性を向上する。 【構成】 油圧ポンプ2と作業機用方向切換弁16とを
繋ぐ第1の管路5上に設けたチェック弁5aおよび第2
の管路4上に絞り4aとチェック弁4bとを設け、旋回
用油圧パイロット弁28Aと、作業機用油圧パイロット
弁25Aとを同時に操作したときの操作信号をうけて第
1管路5上に設けたチェック弁5aを閉動作させる指令
を出力する制御装置41を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本発明は油圧ショベル
等の建設機械に用いられる旋回優先回路に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず、油圧ショベルについて図3により
説明する。油圧ショベル50の下部走行体51は図示し
ない走行モータの駆動により走行自在となっている。こ
の下部走行体51の上部に図示しない旋回モータの駆動
により旋回可能な上部旋回体52が設けられている。こ
の上部旋回体52に作業機60が装着されており、この
作業機60のブーム53が図示しない上部旋回体52上
のブラケットに取着されている。ブーム53はブームシ
リンダ54の駆動により上下揺動自在となっている。こ
のブーム53の先端にはアーム55が取着されており、
このアーム55はアームシリンダ56の駆動により上下
揺動自在となっている。また、このアーム55の先端に
はバケット57が取着されており、バケットシリンダ5
8の一端とチルトレバー59aの一端およびリンク59
bの一端を共に連結し、このチルトレバー59aの他端
はアーム55と連結し、リンク59bの他端はバケット
57に連結されている。作業機60はブーム53,アー
ム55,バケット57,複数の油圧シリンダ54,5
6,58,チルトレバー59a,リンク59bから構成
され、土砂の掘削作業を行うようになっている。
【0003】次に、従来の油圧ショベルの油圧回路につ
いて図4により説明する。尚、各操作弁70,80の操
作パイロット回路は省略する。エンジン1により可変容
量型油圧ポンプ47,48,49(以下油圧ポンプと言
う。)を駆動している。この油圧ポンプ47は、4連操
作弁70と接続している。油圧ポンプ48は、4連操作
弁80と接続している。右走行弁60は右走行モータ8
1と接続している。左走行弁68は左走行モータ82と
接続している。第1ブーム弁61と第2ブーム弁65は
ブームシリンダ54と接続している。第1バケット弁6
2と第2バケット弁67はバケットシリンダ58に接続
している。第1アーム弁63と第2アーム弁66はアー
ムシリンダ56に接続している。油圧ポンプ49は独立
して旋回弁64を介して旋回モータ83と接続してい
る。
【0004】図4に示すように油圧ショベル50は、旋
回モータ83とブームシリンダ54あるいは旋回モータ
83とアームシリンダ56等の旋回と他のシリンダとの
同時操作時にブーム(アーム)駆動の影響を受けずに旋
回モータを独立して駆動して同時操作性を向上すること
が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
図4に示すような油圧回路であると、旋回モータ83へ
独立した旋回ポンプ49から圧油を供給するためコスト
高となる問題がある。一方コスト低減のために旋回モー
タ駆動用と作業機(ブーム、アーム、バケット)シリン
ダ駆動用の油圧ポンプを共用とすることが考えられてい
る。ところが、旋回モータと作業機シリンダを同時操作
したときの負荷圧の差が大きいと、負荷圧の低い方に油
が流れるので同時操作性が悪いとの問題がある。
【0006】例えば、油圧ショベルが掘削した土砂をダ
ンプシラツクへ積み込みする時は旋回とブーム上げの同
時操作を行うが、このときに旋回速度が遅いとブームが
早く上昇するのでオペレータはブーム上げ速度を遅くす
るようにレバー操作を行っており操作が繁雑となるとの
問題がある。
【0007】本発明は上記従来の問題点に着目してなさ
れたもので、油圧ショベルの旋回とブーム等の同時操作
時に旋回を優先させて駆動すると共に、旋回とブーム等
との同時操作性も併せて向上する油圧ショベルの油圧回
路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る第1の油圧ショベルの油圧回路は、エ
ンジン1により駆動される油圧ポンプ2と、パイロット
ポンプ29,36,39,44と、旋回用アクチュエー
タ20および作業機用アクチュエータ21,22,23
に供給する圧油を油圧ポンプ2から並列に受ける旋回用
方向切換弁15および作業機用方向切換弁16,17,
18と、この各方向切換弁15,16,17,18を切
換える旋回用油圧パイロット弁28Aと作業機用油圧パ
イロット弁25A,26A,27Aとを備えた油圧ショ
ベルの油圧回路であって、前記油圧ポンプ2と作業機用
方向切換弁16,17,18とを繋ぐ、第1の管路3
c,5,8,11上に設けたパイロット式チェック弁5
a,8a,11a,45aと、この第1の管路3c,
5,8,11と並列に設けた第2の管路3b,4,7,
10上に絞り4a,7a,10a,45bとチェック弁
4b,7b,10b,45cと、旋回用油圧パイロット
弁28Aおよび作業機用油圧パイロット弁25A,26
A,27Aとを同時に操作したときの操作信号をうけて
前記第1管路3c,5,8,11上に設けたパイロット
式チェック弁5a,8a,11a,45aを閉動作させ
る指令信号を出力する制御装置41を備えたものであ
る。
【0009】本発明に係る第2の油圧ショベルの油圧回
路は、エンジン1により駆動される油圧ポンプ2と、パ
イロットポンプ29,36,39,44と、各アクチュ
エータ20,21に供給する圧油を油圧ポンプ2から並
列に受ける旋回用方向切換弁15およびブーム用方向切
換弁16と、この方向切換弁15,16を切換える油圧
パイロット弁27A,28Aとを備えた油圧ショベルの
油圧回路であって、前記油圧ポンプ2とブーム用方向切
換弁16とを繋ぐ、第1の管路3c,5上に設けたパイ
ロット式チェック弁5a,45aと、この第1の管路3
c,5と並列に設けた第2の管路3b,4上に絞り4
a,45bとチェック弁4b,45cとを設け、旋回優
先を選択する切換手段42からのON信号をうけて前記
第1管路3c,5上に設けたパイロット式チェック弁5
a,45aを閉動作させる指令信号を出力する制御装置
(41)を備えたものである。
【0010】上記構成において、前記旋回用油圧パイロ
ット弁28Aと、作業機用油圧パイロット弁25A,2
6A,27Aとを同時に操作したときの信号をうけて電
磁式切換弁34,37,43に指令信号を出力し、この
電磁式切換弁34,37,43を開動作し、かつ、前記
パイロットポンプ36,39,44からのパイロット圧
を電磁式切換弁34,37,43を介して前記第1管路
3c,5,8,11上に設けたパイロット式チェック弁
5a,8a,11a,45aに加えて閉動作させる指令
信号を出力する制御装置41を備えたものである。
【0011】
【作用】上記の構成によれば、旋回モータと作業機(ブ
ーム、アーム、バケット)シリンダの同時操作時は旋回
モータへの圧油を優先的に供給し、作業機(ブーム、ア
ーム、バケット)シリンダへの圧油の供給を絞るように
したので旋回モータと作業機シリンダの同時操作性が向
上する。この場合、作業機側のシリンダへの圧油を供給
する第2管路の絞り径は旋回モータ側への圧油の供給量
とマツチングするように設定されている。また、この絞
りを可変絞りにして作業機操作レバーの操作量に応じて
開口量を変えて作業機側のシリンダへの圧油の供給をす
るようにしても良い。
【0012】更に、旋回優先切換手段をON動作したと
きは、旋回とブーム上げの同時操作時は旋回モータへの
圧油を優先的に供給し、ブームシリンダへの圧油の供給
を絞るようにしても良い。
【0013】ところで、油圧ショベルは多種の作業を行
っている。例えば、掘削作業の場合はブームとアームあ
るいはアームとバケツト等の同時操作を行い、掘削した
土砂をダンプシラツクへ積み込みする時は旋回とブーム
上げの同時操作を行うが、このときに旋回速度が遅いと
ブームが早く上昇するのでオペレータはブーム上げ速度
を遅くするようにレバー操作を行っており操作が繁雑と
なるので、本発明の油圧回路によれば、旋回と作業機を
同時操作するときは旋回を優先して圧油を供給し、作業
機への圧油の供給を絞るようにしたので同時操作性が向
上する。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る第1の油圧ショベルの油
圧回路の一実施例を図1により詳細に説明する。エンジ
ン1により駆動される可変容量型油圧ポンプ(以下油圧
ポンプと言う)2と、パイロットポンプ29,36,3
9,40を備えている。この油圧ポンプ2の吐出管路3
と第1方向切換弁(旋回用)15と接続している。この
吐出管路3から分岐する管路3aから更に分岐する管路
4と管路5を接続し、この管路4と管路5は管路6に接
続している。この管路6と第2方向切換弁(ブーム用)
と接続している。この分岐管路3aから更に分岐する管
路7と管路8を接続し、この管路7と管路8は管路9に
接続している。この管路9と第3方向切換弁(アーム
用)と接続している。また、分岐管路3aから更に分岐
する管路10と管路11と接続し、この管路10と管路
11は管路12と接続している。この管路12と第4方
向切換弁(バケット用)と接続している。
【0015】前記分岐管路4上に絞り4aとチェック弁
4bを設け、分岐管路5上にパイロット圧で閉動作する
パイロット式チェック弁5aを設けている。前記分岐管
路7上に絞り7aとチェック弁7bを設け、分岐管路8
上にパイロット圧で閉動作するパイロット式チェック弁
8aを設けている。前記分岐管路10上に絞り10aと
チェック弁10bを設け、分岐管路11上にパイロット
圧で閉動作するチェック弁11aを設けている。
【0016】前記第1方向切換弁15は管路20a,2
0bを介して旋回モータ20と接続している。前記第2
方向切換弁16は管路21a,21bを介してブームシ
リンダ21と接続している。前記第3方向切換弁17は
管路22a,22bを介してアームシリンダ22と接続
している。前記第4方向切換弁18は管路23a,23
bを介してバケットシリンダ23と接続している。
【0017】次に、パイロットポンプ29は油圧パイロ
ット弁25A,26A,27A,28Aと接続してい
る。この油圧パイロット弁25A,26A,27A,2
8Aと操作レバー25,26,27,28は連動するよ
うに取着されており、この操作レバーの操作量に応じて
油圧パイロット弁からパイロット圧を出力するようにな
っている。前記油圧パイロット弁28Aはパイロット管
路28a,28bを介して第1方向切換弁15の操作部
15a,15bと接続している。前記油圧パイロット弁
27Aはパイロット管路27a,27bを介して第2方
向切換弁16の操作部16a,16bと接続している。
前記油圧パイロット弁26Aはパイロット管路26a,
26bを介して第3方向切換弁17の操作部17a,1
7bと接続している。前記油圧パイロット弁25Aはパ
イロット管路25a,25bを介して第4方向切換弁1
8の操作部18a,18bと接続している。
【0018】前記油圧パイロット弁25Aのパイロット
管路25aとパイロット管路25bから分岐する管路2
5cに油圧センサ30と接続し、この油圧センサ30か
らの信号を制御装置41に入力している。前記油圧パイ
ロット弁26Aのパイロット管路26aとパイロット管
路26bから分岐する管路26cに油圧センサ31と接
続し、この油圧センサ31からの信号を制御装置41に
入力している。前記油圧パイロット弁27Aのパイロッ
ト管路27aとパイロット管路27bから分岐する管路
27cに油圧センサ32と接続し、この油圧センサ32
からの信号を制御装置41に入力している。前記油圧パ
イロット弁28Aのパイロット管路28aとパイロット
管路28bから分岐する管路28cに油圧センサ33と
接続し、この油圧センサ33からの信号を制御装置41
に入力している。旋回優先切換スイッチ42は制御装置
41に接続している。
【0019】前記制御装置41は電磁式切換弁34と接
続し、この電磁式切換弁34はパイロットポンプ36と
接続すると共に、管路34aを介して油圧式切換弁35
と接続している。この油圧式切換弁35はパイロットポ
ンプ40と接続している。油圧式切換弁35は、管路3
5aを介して前記パイロット式チェック弁11aと接続
すると共に、管路35bを介して前記パイロット式チェ
ック弁8aと接続している。制御装置41は電磁式切換
弁37と接続し、この電磁式切換弁37はパイロットポ
ンプ39と接続すると共に、管路37aを介して油圧式
切換弁38と接続している。この油圧式切換弁38はパ
イロットポンプ40と接続すると共に、管路38aを介
して前記パイロット式チェック弁5aと接続している。
【0020】次に作動について説明する。先ず、旋回と
アーム掘削の同時操作について説明する。旋回用操作レ
バー28を前方向に操作すると油圧パイロット弁28A
から出力するパイロット圧は管路28aを介して第1方
向切換弁15の操作部15aに作用し、この第1方向切
換弁15をb位置に切換える。一方、アーム用操作レバ
ー26を前方向に操作すると油圧パイロット弁26Aか
ら出力するパイロット圧は管路26aを介して第3方向
切換弁17の操作部17aに作用し、この第1方向切換
弁17をb位置に切換える。
【0021】このとき油圧パイロット弁26Aから出力
するパイロット圧は管路26cを通って油圧センサ31
を介して信号を制御装置41に入力すると共に、前記油
圧パイロット弁28Aから出力するパイロット圧は管路
28cを通って油圧センサ33を介して信号を制御装置
41に入力する。これにより制御装置41は旋回とアー
ムの同時操作と判断し、電磁式切換弁34に指令信号を
送る。このため電磁式切換弁34はa位置に切換わり、
パイロットポンプ36から吐出するパイロット圧は管路
34aを介して油圧式切換弁35に作用する。この油圧
式切換弁35はa位置に切換わり、パイロットポンプ4
0から吐出するパイロット圧は管路35aから分岐する
管路35bを介して前記チェック弁11aに作用し、こ
のチェック弁8aを閉動作する。
【0022】このため油圧ポンプ2から吐出する圧油は
第1方向切換弁17のb位置を通って管路20aから旋
回モータ20に優先的に流入して右回転する。これと同
時に油圧ポンプ2から吐出する圧油は吐出管路3から分
岐管路3aを通って、更に分岐する管路7から絞り7a
に流入する。この絞り7aを通った圧油はチェック弁7
bから管路9を介して第3方向切換弁17のb位置を通
って管路22aからアームシリンダ22のボトム室に流
入し、アームシリンダ22は伸長する。これにより旋回
とアーム掘削の同時操作時は、旋回を優先的に駆動して
回転速度を安定させて、アーム掘削速度は早くならない
ように絞ってあるので旋回とアーム掘削の同時操作性が
向上する。
【0023】また、旋回用操作レバー28を後方向に操
作すると油圧パイロット弁28Aから出力するパイロッ
ト圧は管路28bを介して第1方向切換弁15の操作部
15bに作用し、この第1方向切換弁15をa位置に切
換える。これにより油圧ポンプ2から吐出する圧油は管
路20bから旋回モータ20に流入して左回転するよう
になっており、アームレバーを同時に後方に操作すると
前記と同様にチェツク弁8aを閉動作し、第3方向切換
弁17をa位置に切換え、油圧ポンプ2からの圧油は吐
出管路3から分岐管路3aを通って、更に分岐する管路
7から絞り7aに流入する。この絞り7aを通った圧油
はチェック弁7bから管路9を介して第3方向切換弁1
7のa位置を通って管路22bからアームシリンダ22
のヘッド室に流入し、アームシリンダ22は短縮するよ
うになっている。この場合も旋回を優先的に駆動して回
転速度を安定させて、アームダンプ速度は早くならない
ように絞ってあるので旋回とアームダンプの同時操作性
が向上する。
【0024】また、旋回とバケットの同時操作時も前記
の旋回とアームの同時操作時と同様であるので詳細の説
明は省略するが、前記と同じように旋回とバケットの同
時操作したときは油圧ポンプ2と第4方向切換弁18と
を接続する管路11に設けたチェック弁11aを閉動作
し、油圧ポンプ2から吐出する圧油は管路10から絞り
10aを通った圧油はチェック弁10bから管路12を
介して第4方向切換弁18を通って管路23a,23b
からバケットシリンダ23に流入し、バケットシリンダ
23を伸縮させる。この場合も旋回を優先的に駆動して
回転速度を安定させて、バケット速度は早くならないよ
うに絞ってあるので旋回とバケットの同時操作性が向上
する。
【0025】次に、旋回とブーム同時操作について説明
する。先ず、旋回優先スイッチ42をON動作し、信号
を制御装置41に入力する。旋回レバー28Aを前方向
に操作すると前記と同様に第1方向切換弁15の操作部
15aに作用し、この第1方向切換弁15をb位置に切
換える。一方、ブーム用操作レバー27を前方向に操作
すると油圧パイロット弁27Aから出力するパイロット
圧は管路27aを介して第2方向切換弁16の操作部1
6aに作用し、この第2方向切換弁16をb位置に切換
える。
【0026】このとき油圧パイロット弁27Aから出力
するパイロット圧は管路27cを通って油圧センサ32
を介して信号を制御装置41に入力すると共に、前記油
圧パイロット弁28Aから出力するパイロット圧は管路
28cを通って油圧センサ33を介して信号を制御装置
41に入力する。これにより制御装置41は旋回とブー
ムの同時操作を判断し、電磁式切換弁37に指令信号を
送る。このため電磁式切換弁37はa位置に切換わり、
パイロットポンプ39から吐出するパイロット圧は管路
37aを介して油圧式切換弁38に作用する。この油圧
式切換弁38はa位置に切換わり、パイロットポンプ4
0から吐出するパイロット圧は管路38aを介して前記
チェツク弁5aに作用し、このチェツク弁5aを閉動作
する。
【0027】このため油圧ポンプ2から吐出する圧油は
第1方向切換弁17のb位置を通って管路20aから旋
回モータ20に優先的に流入して右回転する。これと同
時に油圧ポンプ2から吐出する圧油は吐出管路3から分
岐管路3aを通って、更に分岐する管路4から絞り4a
に流入する。この絞り4aを通った圧油はチェック弁4
bから管路6を介して第2方向切換弁16のb位置を通
って管路21aからブームシリンダ21のボトム室に流
入し、ブームシリンダ22は伸長する。これにより旋回
とブーム上げの同時操作時は、旋回を優先的に駆動して
回転速度を安定させて、ブーム上げ速度は早くならない
ように絞ってあるので旋回とブーム上げの同時操作性が
向上する。
【0028】旋回用操作レバー28を後方向に操作する
場合は前記と同様に旋回モータ20を左回転する。ここ
では詳細説明は省略する。ブーム用操作レバー27を後
方向に操作すると油圧パイロット弁27Aから出力する
パイロット圧は管路27bを介して第2方向切換弁16
の操作部16bに作用し、この第2方向切換弁16をa
位置に切換え、油圧ポンプ2から吐出する圧油は管路3
から分岐管路3aを通って、更に分岐する管路4から絞
り4aに流入する。この絞り4aを通った圧油はチェッ
ク弁4bから管路6を介して第2方向切換弁16のa位
置を通って管路21bからブームシリンダ21のヘツド
室に流入し、ブームシリンダ22は短縮する。このよう
に旋回とブーム下げの同時操作性が行うことができる。
【0029】次に、本発明に係る第2の油圧ショベルの
油圧回路を図2により詳細に説明する。尚、図1と同一
符号を付したものは同一機能を有するので説明は省略す
る。油圧ポンプ2の吐出管路3と第1方向切換弁(旋回
用)15と接続している。この吐出管路3から分岐する
管路3aと接続し、この管路3aから更に分岐する管路
3bと管路3cと接続している。この分岐管路3b上に
可変絞り45bを設けている。この可変絞り45bの下
流側にチェック弁45cを設けている。この管路3bか
ら管路3eを通って管路3fと第2方向切換弁(ブーム
用)16と接続している。この管路3eから管路3hを
通って管路3iと第3方向切換弁(アーム用)17と接
続している。更に管路3hから管路3kを通って管路3
lと第4方向切換弁(バケット用)18と接続してい
る。
【0030】前記分岐管路3aから管路3c上にパイロ
ット式チェック弁45aを設けている。このパイロット
式チェック弁45aの下流側の管路3dは、前記管路3
fを介して、第2方向切換弁(ブーム用)16と接続し
ている。この管路3dから管路3gを通って管路3iと
第3方向切換弁(アーム用)17と接続している。この
管路3gから管路3jを通って管路3lを介して第4方
向切換弁(バケット用)18と接続している。
【0031】制御装置41は電磁式切換弁43と接続し
ている。この電磁式切換弁43はパイロットポンプ44
と接続すると共に、パイロット管路43aを介して前記
パイロット式チェック弁45aと接続している。
【0032】次に作動について説明する。先ず、旋回と
ブームを同時操作する場合は、旋回優先スイッチ42を
ON動作し、信号を制御装置41に入力する。旋回レバ
ー28を前方向に操作すると油圧パイロット弁28Aか
ら出力するパイロット圧は第1方向切換弁15の操作部
15aに作用し、この第1方向切換弁15をb位置に切
換える。一方、ブーム用操作レバー27を前方向に操作
すると油圧パイロット弁27Aから出力するパイロット
圧は第2方向切換弁16の操作部16aに作用し、この
第2方向切換弁16をb位置に切換える。
【0033】このとき油圧パイロット弁27Aから出力
するパイロット圧は管路27cを通って油圧センサ32
を介して信号を制御装置41に入力すると共に、前記油
圧パイロット弁28Aから出力するパイロット圧は管路
28cを通って油圧センサ33を介して信号を制御装置
41に入力する。これにより制御装置41は旋回とブー
ムの同時操作を判断し、電磁式切換弁43に指令信号を
送る。このため電磁式切換弁43はa位置に切換わり、
パイロットポンプ44から吐出するパイロット圧は管路
43aを介してパイロット式チェック弁45aに作用
し、このパイロット式チェック弁45aを閉動作する。
【0034】このため油圧ポンプ2から吐出する圧油は
第1方向切換弁15のb位置を通って管路20aから旋
回モータ20に優先的に流入して右回転する。これと同
時に油圧ポンプ2から吐出する圧油は吐出管路3から分
岐管路3aを通って、更に分岐する管路3bから可変絞
り45bに流入する。この可変絞り45bは作業機レバ
ー25,26,27の操作量に応じて開閉するようにな
っている。この可変絞り45bを通った圧油はチェック
弁45cから管路3eを通って管路3fを介して第2方
向切換弁16のb位置から管路21aを通ってブームシ
リンダ21のボトム室に流入し、ブームシリンダ22は
伸長する。これにより旋回とブーム上げの同時操作時
は、旋回を優先的に駆動して回転速度を安定させて、ブ
ーム上げ速度は早くならないように絞ってあるので旋回
とブーム上げの同時操作性が向上する。
【0035】次に、旋回用操作レバー28およびブーム
用操作レバー27を後方向に操作する場合は前記と逆に
第1方向切換弁15およびを第2方向切換弁16はa位
置に切換わり、油圧パイロット弁27A,28Aから出
力するパイロット圧は油センサ32,33を介して制御
装置41に入力する。これにより制御装置41は旋回と
ブームの同時操作を判断し、電磁式切換弁43に指令信
号を送る。このため電磁式切換弁43はa位置に切換わ
り、パイロットポンプ44から吐出するパイロット圧は
管路43aを介してパイロット式チェック弁45aに作
用し、このパイロット式チェック弁45aを閉動作す
る。油圧ポンプ2から吐出する圧油は管路3から分岐管
路3aを通って、更に分岐する管路3bから可変絞り4
5bに流入する。この可変絞り45bを通った圧油はチ
ェック弁45cから管路3eを通って管路3fを介して
第2方向切換弁16のa位置を通って管路21bからブ
ームシリンダ21のヘツド室に流入し、ブームシリンダ
22は短縮すると共に、油圧ポンプ2から吐出する圧油
は管路3から第1方向切換弁15のa位置を通って管路
20bから旋回モータ20に流入し、左回転する。これ
により旋回とブーム下げの同時操作時は、旋回を優先的
に駆動して回転速度を安定させて、ブーム下げ速度は早
くならないように絞ってあるので旋回とブーム下げの同
時操作性が向上する。
【0036】以上説明したように本発明の第1および第
2の油圧回路によれば、旋回とブームの同時操作、ある
いは旋回とアームの同時操作等の各種の同時操作におい
ても旋回を優先して駆動すると共に、ブームやアーム等
の異なるアクチュェータへの圧油の供給は絞りを介して
行うようにした。上記の第1の油圧回路においては、ブ
ームやアーム等の圧油供給管路毎に固定絞りを設けてい
るが、この固定絞り径はブームやアーム等に最適な径に
設定されている。
【0037】また、第2の油圧回路においては、ブーム
やアーム等の共用して連通する圧油供給管路に可変絞り
を設け、この可変絞りはブームやアーム等の操作レバー
の操作量に応じて絞り径を可変にできるので各種の作業
に応じてブームやアーム等の作業速度を調整可能となっ
ている。このようであるから旋回を優先的に駆動しつ
つ、旋回とブームあるいはアーム等の同時操作性を向上
することができる。
【0038】上記の旋回優先スイッチのON信号と操作
レバーの操作信号(油圧センサから出力する信号)とを
制御装置に入力して旋回と作業機の同時操作を判断する
ようにしたが、旋回優先スイッチのみのON動作で旋回
と作業機の同時操作を判断するようにしても良い。ま
た、旋回優先スイッチを用いないで、旋回と作業機の操
作レバーの操作信号が制御装置に入力されたとき同時操
作を判断するようにしても良い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る油圧
ショベルの油圧回路によれば、旋回モータと作業機(ブ
ーム、アーム、バケット)シリンダの同時操作時は旋回
モータへの圧油を優先的に供給し、作業機(ブーム、ア
ーム、バケット)シリンダへの圧油の供給を絞るように
したので旋回モータと作業機シリンダの同時操作性が良
くなり作業性が向上する。
【0040】また、旋回とブームの同時操作のときは旋
回優先切換スイッチをON動作することにより旋回モー
タへの圧油を優先的に供給し、ブームシリンダへの圧油
の供給を絞るようにしたからオペレータは任意に旋回優
先を選択することが可能となる。
【0041】更に、旋回モータと作業機シリンダの同時
操作時には、旋回モータを優先して駆動すると共に、作
業機シリンダへの圧油は可変絞りを介して供給するよう
にし、この可変絞りは作業機操作レバーの操作量に応じ
て絞り径を可変にできるので各種の作業に応じてブーム
やアーム等の作業速度を調整可能となり作業性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の油圧ショベルの油圧回路図であ
る。
【図2】本発明の第2の油圧ショベルの油圧回路図であ
る。
【図3】油圧ショベルの側面図である。
【図4】従来の油圧ショベルの油圧回路である。
【符号の説明】
2…油圧ポンプ、4a,7a,10a…絞り、4b,7
b,10b,45c…チェック弁、5a,8a,11
a,45a…パイロット式チェック弁、15,16,1
7,18…方向切換弁、20…旋回モータ、21…ブー
ムシリンダ、22…アームシリンダ、23…バケットシ
リンダ、25,26,27,28…操作レバー、25
A,26A,27A,28A…油圧パイロット弁、3
0,31,32,33…油圧センサ、36,39…電磁
式切換弁、35,38…油圧式切換弁、29,36,3
9,40…パイロットポンプ、41…制御装置、42…
旋回優先切換スイッチ、45b…可変絞り。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(1) により駆動される油圧ポン
    プ(2) と、パイロットポンプ(29,36,39,44) と、旋回用
    アクチュエータ(20)および作業機用アクチュエータ(21,
    22,23)に供給する圧油を油圧ポンプ(2) から並列に受け
    る旋回用方向切換弁(15)および作業機用方向切換弁(16,
    17,18)と、この各方向切換弁(15,16,17,18) を切換える
    旋回用油圧パイロット弁(28A) と作業機用油圧パイロッ
    ト弁(25A,26A,27A) とを備えた油圧ショベルの油圧回路
    において、前記油圧ポンプ(2)と作業機用方向切換弁(1
    6,17,18)とを繋ぐ、第1の管路(3c,5,8,11) 上に設けた
    パイロット式チェック弁(5a,8a,11a,45a) と、この第1
    の管路(3c,5,8,11) と並列に設けた第2の管路(3b,4,7,
    10) 上に絞り(4a,7a,10a,45b) とチェック弁(4b,7b,10
    b,45c) と、旋回用油圧パイロット弁(28A) および作業
    機用油圧パイロット弁(25A,26A,27A) とを同時に操作し
    たときの操作信号をうけて前記第1管路(3c,5,8,11) 上
    に設けたパイロット式チェック弁(5a,8a,11a,45a) を閉
    動作させる指令信号を出力する制御装置(41)とを備えた
    ことを特徴とする油圧ショベルの油圧回路。
  2. 【請求項2】 エンジン(1) により駆動される油圧ポン
    プ(2) と、パイロットポンプ(29,39,40)と、各アクチュ
    エータ(20,21) に供給する圧油を油圧ポンプ(2) から並
    列に受ける旋回用方向切換弁(15)およびブーム用方向切
    換弁(16)と、この方向切換弁(15,16) を切換える油圧パ
    イロット弁(27A,28A) とを備えた油圧ショベルの油圧回
    路において、前記油圧ポンプ(2) とブーム用方向切換弁
    (16)とを繋ぐ、第1の管路(3c,5)上に設けたパイロット
    式チェック弁(5a,45a)と、この第1の管路(3c,5)と並列
    に設けた第2の管路(3b,4)上に絞り(4a,45b)とチェック
    弁(4b,45c)とを設け、旋回優先を選択する切換手段(42)
    からのON信号をうけて前記第1管路(3c,5)上に設けた
    パイロット式チェック弁(5a,45a)を閉動作させる指令信
    号を出力する制御装置(41)を備えたことを特徴とする油
    圧ショベルの油圧回路。
  3. 【請求項3】 前記旋回用油圧パイロット弁(28A) と、
    作業機用油圧パイロット弁(25A,26A,27A) とを同時に操
    作したときの信号をうけて電磁式切換弁(34,37,43)に指
    令信号を出力し、この電磁式切換弁(34,37,43)を開動作
    し、かつ、前記パイロットポンプ (36,39,44) からのパ
    イロット圧を電磁式切換弁(34,37,44)を介して前記第1
    管路(3c,5,8,11) 上に設けたパイロット式チェック弁(5
    a,8a,11a,45a) に加えて閉動作させる指令信号を出力す
    る制御装置(41)を備えたことを特徴とする請求項1また
    は2記載の油圧ショベルの油圧回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106106030A (zh) * 2016-08-17 2016-11-16 恒天九五重工有限公司 一种液压先导控制的挖树机
JP2017089168A (ja) * 2015-11-06 2017-05-25 コベルコ建機株式会社 旋回式油圧作業機械
JP2020122270A (ja) * 2019-01-29 2020-08-13 コベルコ建機株式会社 建設機械

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